JPH01296878A - 文字多重放送受信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、文字多重放送を受信表示するに際し、その表
示画面を例えば約４等に縮少し、単一画面又は４画面等
向時に表示するようにした文字多重放送受信装置に関す
る。

従来の技術 近年、ニューメディアと呼ばれ実用化された文字多重放
送も、普及段階に来ておシ、さらに普及拡大を企る為、
種々の付加機能が検討されている。

第６図は文字多重放送受信装置（以下、デコーダ）の概
略ブロックを示すものである。図中１はデコーダの各種
処理の為の中央処理ユニッ）　（ｃ　ｐｕ）である。２
はその処理手順を行なう為のプログラムを格納している
ＲＯＭであり、３はｃｐｕｌのワークＲＡＭであるｃ４
はビデオ信号から文字信号を抜取って０ｐｕ１に供給す
る抜き取り部である。５は各ブロックを制御する為に必
要な各種信号を発生するシステム制御部であり、６は表
示制御部で、受信した文字信号に従ってビデオＲＡＭ７
に格納、読み出し、出力を行うものである。８は漢字Ｒ
ＯＭであり、文字信号内に符号化（コード化）されて指
定されている文字のフォント（バタン）を格納しており
、Ｃｔｐｕｌが定められた符号体系（ｊｌｓ）にのっと
ってコード符号を漢字ＲＯＭＢにアドレスとして加え、
そのコードに相当するパターン出力を読み出しビデオＲ
ＡＭＴ上に書くことにより画面に文字を映出することに
なる。

第７図は第６図の表示制御部６における垂直表示アドレ
ヌ発生部のブロック図を示したものである。

図中９は水平パルスＨを計数し、垂直方向の物理的位置
を示すカウンタである。１０，１１゜１２はカウンタ９
の出力より第８図ム、Ｂ、Ｃの制御信号を発生するゲー
ト発生回路、１３．１４はヘッダ部、テキスト部のそれ
ぞれビデオＲＡＭ７の表示開始アドレスを格納するレジ
スタである。

１６はヘッダ部とテキスト部の表示アドレスを切換える
セレクタである。１６は表示アドレス発生用カウンタで
水平パルスＨを計数している。

ここで第８図ムは垂直表示嘔（２ｏ４ライン）を示す信
号、Ｂはヘッダ部かテキスト部かを区別する為の信号、
Ｃはヘッダ部及びテキスト部の表示開始アドレスをカウ
ンタ１６にロードする為のロードパルスである。

以下動作について説明する。

ヘッダアドレスレジスタ１３、及びテキストアドレスレ
ジスタ１４にはＣｐｕｌによりそれぞれ、先頭データが
格納されているメモリアドレス（表示開始アドレス）が
セットされる。この２つのアドレスをゲート発生回路１
１で発生したヘッダ部／テキスト部切換信号Ｂでセレク
タ１６により切換える。セレクタ１６で切換えられた表
示開始アドレスは表示アドレス発生用カウンタ１６に入
力される。ゲート発生回路１２で発生したロードパルス
Ｃはそれぞれヘッダ部先頭ア、テキスト部先頭イの位置
にあり、この位置で表示開始アドレスがカウンタ１６に
ロードされ、この値からカウントアツプすることになる
。従ってヘッダアドレスはア〜イの手前迄、テキストア
ドレスはイから画面最下端迄発生する事になる。

以上の様に構成されたデコーダについて、以下その動作
を簡単に説明する。

文字信号抜取部４によってビデオ信号から抜取られた文
字信号がｃｐｕｌの処理によって図形情報は圧縮等が施
されていればそれらの伸張作業をしたのち、又符号化さ
れた文字情報はそのコードに従って漢字ＲＯＭＢをアク
セスし、読み出したパターンを表示制御部６に入力し、
表示制御部６は入力に従ってビデオＲＡＭ７に格納する
。

表示制御部６は同時にビデオＲＡＭ７から表示データを
読み出し、Ｒ，Ｇ、Ｂ信号として出力する。

これらが通常の動作である。ここで付加機能として、文
字画面を縮小して、通常のテレビ画面上に合成して表示
する、いわゆるピクチャ・インピクチャが考えられてい
る。例えば普通の文字画面横２４８ドツト、縦２０４ラ
インの画面を７のそれぞれ１２４ドツ）Ｘ１０２ライン
と通常画面の７の画面に縮小して映出するものであり、
通常テレビ画面をメインとして文字画面を７の大きさで
テレビ画面の隅に表示しておけば両方同時に見ることが
でき又、くわしく見たい画面がきたときにはすぐに入れ
替えも出来、さらに４画面向時に表示も出来るので情報
も増え便利である。尚、表示を縮小するには、図形等は
ソフトウェアにより決められたアルゴリズムで、又文字
等は読み易くした縮小文字をＲＯＭ化し、それを利用す
ることにより実現できる。

発明が解決しようとする課題 文字多重放送の受信画面は一般的にテレビ画面上、上記
したヘッダ部とテキスト部で構成されている。ヘッダ部
は垂直方向１２ライン、水平方向２４８ドツトのエリア
を有し、その画面の見出し、番組番号等を表示する。

テキスト部は同様に１９２ライン×２４８ドツトのエリ
アを有し、文字・図形情報の本文を表示する。

通常、ヘッダ部は、番組の選択を行なう場合、ＩＪ　モ
：Ｉ７からのキー人力確認用のキーモニタエリアにもな
っており、背景色もヘッダラスタ色とテキストラスタ色
と別々に指定でき、重要なエリアとなっている。

この様なエリアをもつ受信画面を縮小し４面間時に表示
しようとした場合、ヘッダ部をどう扱うかが課題となる
。又着色単位が４ライン×４ドツトの為、ヘッダを縦横
÷して４分割した際６ライン×１２４ドツトとなり、縦
方向（垂直）の着色単位が２ライン余ってしまい、他の
縮小したヘッダへ影響を及ぼすという問題もあった。

課題を解決するだめの手段 上記課題を解決するために、本発明の文字多重放送受信
装置は、ヘッダ部、テキスト部の目的、性格を考慮し、
各々のエリア内で分割縮小表示をするようにし、さらに
ヘッダ部内を分割することにより生じた着色単位の不具
合も、記憶回路の読み出し開始位置をもう一ケ所増すこ
とにより、−方が他方へ影響を及ぼさない様にしたこと
を特徴としている。

作用 本発明は上記した構成によって、文字多重放送の受信画
面を縮小し、複数画面同時表示した時、キーモニタ表示
した時でも、テキスト部への影響を与えることなく、異
和感なしに見る事が出来る。

実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。

第１図ａは通常の受信表示画面、同図すが本発明に於け
る４画面間時表示の例である。

第２図は本発明の一実施例に於けるヘッダ部の分割回路
を含む文字多重放送受信装置の一部である垂直表示アド
レス発生部のブロック図である。

図中９〜１６迄は第６図の構成と同様である。

１７はヘッダ部を分割する為のゲート信号を発生する回
路であり、この例ではヘッダ１２ラインのｉの６ライン
になる様なりを発生する。又ヘッダの７ライン目で発生
するロードパルス＠をもゲート発生回路１７で発生させ
ＯＲゲートでロードパルスＣと論理和をとりＣ′のパル
スを得ている。

１８は、分割される第２のヘッダの表示開始アドレスを
格納するレジスタである。

１９はヘッダアドレスレジスタ１３．１８の出力をゲー
ト信号りによって切換えるセレクタである。

以上の様に構成された文字多重放送受信装置について以
下、その動作について説明する。

受信画面を縮小して、複数画面同時に表示（以下マルチ
表示）する時、ヘッダ部はヘッダ部内でマルチ表示する
ことにしたが、ハードの辿加なしでは着色単位の問題は
クリアできない。そこでヘッダの分割位置を増設し、さ
らにメモリのアドレスも次のように切換えられる様にし
てこの問題を解決した。

ゲート発生回路１７．ヘッダアドレスレジスタ１８゜ヘ
ッダアドレスセレクタ１９を新設し、ヘッタトテキスト
のトップアドレスは従来通りセレクタ１５で切換えられ
たアドレスをロードパルスＣのア、イでロードするが、
さらにヘッダアドレス切換え用ゲート信号りによって選
択し、ロードパルス◎をＯＲゲート２０でＣと論理和を
とっているのでヘッダの７ライン目で新しい表示アドレ
スがカウンタ１６にロード、され、ヘッダ部に於いて変
化点が２つ得られ、着色単位の不具合が解決される。

又、ヘッダアドレスレジスタ１３．１８に格納されるア
ドレスは第４図ａの如くアドレスが近い為、共用部分が
多い事が分かる。従ってここに着目し、第６図の様にヘ
ッダアドレスレジスタ１３の大部分を共用し一部を反転
等することによりヘッダアドレスレジスタ１８に相当す
る回路を簡略化でき、ゲート数の削減が可能と遂る。

尚、この一実施例は垂直方向についての実施例を述べた
が、水平方向も周波数が高くなるだけで同様に行なうこ
とが可能であることは言うまでもない。

発明の効果 以上の様な本発明によれば、縮小し複数同時に表示した
際のヘッダ部の表示に違和感を与えず、ソフトウェアの
負担軽減と回路のゲート数削減が図れる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によって得られる画面の分割例すを従来
例ａとして比較して示す正面図、第２図は本発明の一実
施例における文字多重放送装置の垂直表示アドレス発生
回路のブロック図、第３図はそのタイミングチャート図
、第４図は本発明に於けるヘッダ部の詳細図、第５図は
本発明の他の実施例を示すブロック図、第６図は従来例
の文字多重放送受信装置のブロック図、第７図は第６図
の表示制御部の一部である垂直表示アドレス発生回路の
ブロック図、第８図はそのタイミングチャート図である
。 ９・・・・・・ラインカウンタ、１０，１１．１２゜１
７・・・・・・ゲート発生回路、１３．１８・・・・・
・ヘッダ表示開始アドレスレジスタ、１４・・・・・・
テキスト表示開始アドレスレジスタ、１５．１９・・・
・・・アドレスデータセレクタ、１６・・・・・・垂直
表示アドレス発生用カウンタ；２０・・・・・・ＯＲゲ
ート。 第１図 （α〕 表示面 第２図 第３図 ；ゆ 信号 第４図 第５図 １ｑ 第７図 Ｍ８図 ■■

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）テレビジョン信号の垂直帰線期間に重畳された文
   字信号を受信し、記憶し、読み出して表示部上に表示す
   る手段を備え、受信、表示するべき画面を縮少して複数
   画面同時に表示するときに画面の見出しに相当するヘッ
   ダ部も縮少し、通常のヘッダ表示位置に複数ヘッダ表示
   するようにしたことを特徴とする文字多重放送受信装置
   。
2. （２）分割したヘッダにおいてその着色単位を、分割し
   たヘッダの着色が互いに影響しあわない様に設定した請
   求項１記載の文字多重放送受信装置。
3. （３）分割したヘッダ部の表示開始位置を互いに関連さ
   せて決定するようにしたことを特徴とする請求項１また
   は２記載の文字多重放送受信装置。