JPH01296584A - 高周波加熱装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、加熱室を有する高周波加熱装置に関するもの
である。

従来の技術 従来の高周波加熱装置では、第４図に示すように、被加
熱物を収納して加熱調理を行なう加熱室６を構成する加
熱室本体１と加熱室裏板２と加熱室底板３と本体外殻を
構成する加熱室前板７の各々の接合部を電気抵抗溶接し
た後、本体外殻を構成する本体裏板４を加熱室本体１に
取り付はビス２ベーノ １０でビス締めを行なっていた。また、第５図に示すよ
うに被加熱物を収納して加熱調理を行なう加熱室６を構
成する加熱室本体１と加熱室裏板２と加熱室底板３と本
体外殻を構成する加熱室裏板４との接合部を３枚ごと電
気抵抗溶接を行なったり、第６図に示すように被加熱物
を収納して加熱調理を行なう加熱室６を構成する加熱室
本体１と加熱室裏板２と加熱室底板３と本体外殻を構成
する本体裏板４とをリベット１３を使用して接合しとこ
ろが、第５図に示すような電気抵抗溶接の場合、加熱室
６を構成する加熱室本体１と加熱室底板３と加熱室裏板
２の接合部には、第７図に示すような電気抵抗溶接用突
起１１を設けなければならないうえに、この電気抵抗溶
接用突起１１は、加熱室本体１、加熱室底板３、加熱室
裏板２のプレス加工時に設けられるか、摩滅により、電
気抵抗溶接用突起１１が変形してしまい、電気抵抗溶接
時に、完全な電気抵抗溶接ができな（なり、不３へ−・ 完全な電気抵抗溶接部より電波が漏洩した。また、電気
抵抗溶接は、第８図に示すように、電気抵抗溶接用電極
１２．１ｚを使用して、電気抵抗溶接を行なうのだが、
その溶接時に流す電流の設定や、摩滅により、電気抵抗
溶接が不完全になったり、また、第５図に示すように、
３枚のものを同時に電気抵抗溶接した時も電気抵抗溶接
が不完全になり、その部分から電波が漏洩して法規制を
満足できなかったり、電気抵抗溶接不完全による溶接パ
リで使用者が負傷したりしていた。そのうえ、第４図に
示すように、ビス１０により加熱室本体１に本体裏板２
を取り付けているため、ビス１０の１本あたりにかかる
荷重が大きくなり、ビス１０の脱落を生したりしていた
。また、第８図に示すようにリベット１３で接合した場
合、接合面に絶縁層が形成されたり、リベット１３の接
合不良により電波漏洩が大きくなり法規制を満足できな
かったりしていた。

本発明は、このような従来の課題を解消するものであり
、充分な接合強度を得たうえ、電波ンール性能が確保で
き、また、使用者の安全性を確保本発明は、被加熱物を
収納する加熱室を構成する加熱室本体と加熱室底板と加
熱室裏板と本体外殻を構成する本体裏板を切断絞り出し
加工を行なって接合したものである。

作　　　用 本発明は、被加熱物を収納する加熱室を構成する加熱室
本体と加熱室裏板と加熱室底板と本体外殻を構成する本
体裏板とを切断絞り出し加工を行なうことにより、溶接
不良による電波漏洩の防止ならびに溶接不良による溶接
ハリをなくし使用者の負（ｉを防止するものである。

実施例 以下、本発明の一実施例である高周波加熱装置を図面を
参照して説明する。

第１図（ａ）は、本実施例の高周波加熱装置の斜視図で
あり、第１図（ｂ）は本実施例の部分げ１面図であり、
第２図ｔａ＋は切断絞り出し加工部の斜視図てあ５ベー
ノ リ、第２図（ｂ）（ｃ）はその断面図であり、第３図は
本実施例の部分詳細斜視図である。

第１図（ａ）に示すように、被加熱物を収納する加熱室
６を構成する加熱室本体１と加熱室裏底２と加熱室底板
３と本体外殻を構成する本体裏板４とに切断絞り出し加
工を施して、接合するものである。このようにすると、
第２図（ａ）ｆｂ）（ｃ）に示すように、接合面に絶縁
層や塗料があっても、第２図（ｂｌ（ｃ）で示すように
各々切断面が接触しているため導通状態になり、加熱室
６内部の電波が外部へ漏洩しない、そのうえ、被加熱物
を収納する加熱室６を構成している加熱室本体１と加熱
室裏板２と加熱室底板３と本体を構成する本体裏板４と
が剛体になり従来例の第　図に示すようなビスで固定す
る方法ではビスの本数で吸収していた外部からの衝撃や
自重は、切断切り出し加工では、切断切り出し加工の点
数で吸収することになり、−点あたりの吸収する割合が
軽減され、製品の信頼性が高くなるうえ、電気抵抗溶接
不良による溶接パリがなくなって使用者がふれて負傷す
ることがなくな６ベー／ す、安全性が確保できる。そのうえ第１図（ｂｌに示す
ように加熱室裏板２と本体裏板４との間に空間を設ける
ことができるためその空間が空気断熱層の役目をはだす
ので加熱室６の内部温度が、直接本体裏板４に伝導する
ことがなくなるため使用者が本体裏板４に接触しても火
傷なとを負うことがなくなる。さらに、電気抵抗溶接と
違って溶接電流量と電流を流す時間を管理することがな
くなって品質向上が可能となる。そして、第３図に示す
ように、加熱室本体１と加熱室裏板２と本体裏板４と加
熱室底板３とを切断絞り出し加工を行なったうえ、加熱
室裏板２に加熱室内の熱風を排出する加熱室排気孔７を
設は本体裏板４には加熱室裏板２に設けである加熱塞板
排気孔７を通ってきた加熱室内の熱風を本体外へ排出す
る排気孔を加熱室裏板排気孔８とは位置をずらしておく
と、加熱室内で被加熱物が燃焼しても、加熱室裏板排気
孔７と本体裏板排気孔８との間には距離があるため、そ
の炎が本体外へ出ないので安全性がさらに高くなる。

７ヘー／ 発明の効果 以−１−のように本発明の高周波加熱装置は、加熱室本
体と加熱室裏板と本体裏板を切断絞り出し加工を行なっ
て接合することで、電気抵抗溶接不良による溶接パリで
使用者が負傷することがなくなって使用者の安全性が確
保できるうえに、加熱室内の電波を漏洩させることなく
さらに外部の衝撃や自重を切断絞り出し加工した一点一
点へ細分して本体自体の品質を向」−さぜることもてき
る。そして、加熱室裏板と本体裏板との間に隙間が設け
ると、その隙間が空気断熱層の役「１を果たし、加熱室
内の熱を遮断して、本体裏板の温度を下げて、使用者が
触れても火傷の危険性がなくなる。また、本体裏板と加
熱室裏板に各々排気孔を位置をずらして設ければ、異常
時に加熱室内の炎が本体外へ出ることがなくなり、火炎
の危険性がなくなり安全性を確保することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）は、本発明の実施例における高周波加熱装
置の斜視図、第１図（ｂ）は本発明の実施例の部分の断
面図、第２図（ａ）は切断絞り出し加工部の斜視図、第
２図（ｂ）（ｃ）はその部分の断面図、第３図は本発明
の実施例における要部分解斜視図、第４図は第１の従来
例を示す高周波加熱装置の斜視図、断面図、第７図は電
気抵抗溶接用突起の断面図、第８図は電気抵抗溶接用電
極を示す断面図である。 １・・・・・加熱室本体、２・・・・・・加熱室裏板、
３・・・・加熱室底板、４・・・本体裏板、５・・切断
絞り出し加工部、６　・・加熱室、７・・加熱室前板、
８・・・・・本体裏板の排気孔、９　・・加熱室裏板の
排気孔、１０・・・・取り付はビス、１１・・・・電気
抵抗溶接用突起、１２．１２′・・・電気抵抗溶接用電
極、１３　・・・リベット。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名区 ■へ 烟

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被加熱物を収納して加熱調理を行う加熱室を有し、その
   加熱室を構成する加熱室本体と加熱室裏板と加熱室底板
   と、本体外殻を構成する本体裏板とを切断絞り出し加工
   によって接合したことを特徴とする高周波加熱装置。