JPH01296065A - 冷凍装置 - Google Patents

冷凍装置

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JPH01296065A
JPH01296065A JP12670388A JP12670388A JPH01296065A JP H01296065 A JPH01296065 A JP H01296065A JP 12670388 A JP12670388 A JP 12670388A JP 12670388 A JP12670388 A JP 12670388A JP H01296065 A JPH01296065 A JP H01296065A
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measuring
valve
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は冷凍装置、詳しくは、ホットガスバイパス路と
ホットガス弁とを備え、圧縮機と前記ホットガスバイパ
ス路及び蒸発器との間に形成するデフロスト回路に所定
の冷媒量を循環させてデフロスト運転を行なうようにし
た冷凍装置に関する。
(従来の技術) 従来、ホットガスバイパス路とホットガス弁とを用い、
所定の冷媒量でデフロスト運転を可能にした冷凍装置は
、特開昭59−197764号公報に示されているよう
に、デフロスト運転時、一定の冷媒を計量し、計量した
冷媒を循環するようにしたものが知られている。
この冷凍装置は、第8図に示した通り、圧縮機(CP)
から吐出されるホットガスを凝縮器(CD)と側路して
蒸発器(E)にバイパスさせるホットガスバイパス路(
H)と、蒸発器(E)へのホットガスをバイパスするホ
ットガス量を制御して能力制御を行うホットガス弁(H
V)を備えると共に、前記凝縮器(CD)の下流側に、
1対の電磁弁(SVI)(SV、)とこれら電磁弁(S
Vs)(Sva)間に介装される計量器(T)とで構成
する冷媒計量部(A)を設け、デフロスト運転時この計
量部(A)で計量する一定の冷媒量を、前記ホットガス
バイパス路(H)と蒸発器(E)及び圧縮機(CP)と
で形成するデフロスト回路に流出させ、一定の冷媒量で
デフロストを行なうようにしたものである。
尚、第21図において、(EX)は膨張弁、(D)は分
流器である。
しかして、以上の如く構成する冷凍装置において、前記
計量部(A)による冷媒の計量は、下流側の電磁弁(S
 V t)を閉じた状態でポンプダウン運転を行い、ポ
ンプダウン終了後、前記計量部(A)の上流側電磁弁(
SV2)を閉じることにより行なうものであり、この計
量部(A)で計量した冷媒を前記デフロスト回路に流出
するのは、前記したポンプダウン運転終了後、待機タイ
マーにより一定時間(約20秒)の後に上流側の前記電
磁弁(S V 、)を開き、高低圧のバランスで行なっ
ている。つまり、高圧の計量部(A)と低圧となってい
る蒸発器(E)側のデフロスト回路との圧力差で計量部
(A)の冷媒を前記デフロスト回路に流出するようにし
ている。
(発明が解決しようとする課題) 所が、以上の如く一定の冷媒を計量してデフロスト運転
を行なう場合、前記計量部(A)で計量する冷媒の全量
がデフロスト回路を循環すれば、何ら問題はないのであ
るが、低外気時(例えば−30℃)、高外気時に比較し
てデフロスト時間が長くなる問題がある。
即ち、低外気時には、圧縮機や室外配管など庫外に配設
される庫外冷媒配管系統からの熱ロスが大きいし、また
、低外気時において、前記計量部(A)で計量しても高
圧圧力が低くなっているから、計量部(A)で計量した
冷媒の全量がデフロスト回路に流出しないし、また、デ
フロスト運転時、前記電磁弁(SV、)は開状態とし、
また、膨張弁(EX)は通常感温膨張弁が用いられてい
るため、デフロスト運転時には全開若しくは全開に近い
状態となっていることから、デフロスト回路を循環する
ホットガスが前記計量部(A)に逆流し、この計量部(
A)で凝縮して溜り込むことになるのであって、デフロ
スト回路を循環する冷媒量が不足するのであって、前記
した熱ロスと冷媒量不足とによりそれだけデフロスト時
間が長くなるのである。
尚、デフロスト時間が長くなれば、それだけ圧縮機入力
が増大するし、また、庫内又は室内の温度が変化するこ
とになるのである。
本発明の目的は、低外気時のデフロスト運転における冷
媒量不足によるデフロスト時間が長くなる問題を解決し
、外気温度が低くとも、所定の冷媒量でデフロスト運転
が行なえ、デフロスト時間を短縮できるようにする点に
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、前記した問題点を解決するため、圧縮機(1
)から吐出されるホットガスを凝縮器(2,3)を側路
して蒸発器(4)に導入するホットガスバイパス路(2
0) と、iバイパス路(20)にホットガスをバイパ
スさせるホットガス弁(21)とを備え、前記圧縮機(
1)とホットガスバイパス路(20)及び蒸発器(4)
との間にデフロスト回路を形成し、デフロスト運転可能
とした冷凍装置において、前記凝縮11(2゜3)の下
流側に、前記凝縮器(2,3)を含む液溜め部の冷媒を
計量する1対の開閉片をもった計量部を設けると共に、
外気温度に応じて前記計量部で計量する冷媒量を指示す
る冷媒量指示手段と、該指示手段からの指示に応じて前
記計量部で計量する冷媒量を低外気時に高外気時より多
量に調整する計量制御手段とを設けてなることを特徴と
するものである。
所で、前記計量制御手段は、計量部(33)を構成する
開閉弁(30)(32)による計量回数を低外気時に高
外気時より多くする計量回数制御手段を備え、計量回数
により計量する冷媒量を増大させるものと、複数の計量
部(45)(46)を設け、これら計量部(45)(4
6)の個数を低外気時に高外気時より多く選択する個数
選択手段を備え、前記計量部(45)(48)の個数を
増やすことにより計量する冷媒量を増大させるものとこ
れらを組合わせたものとがある。
しかして計量回数を制御する場合、計量部(33)は一
つで足りるから、付属部品の増加は最小にでき、それだ
けコスト高になるのを抑えられる点で有利であり、また
、計量部(45)(46)の個数を選択する場合、計量
部を複数個設ける必要があるが、計量回数の制御に比較
して計量時間が短かくなり、短時間でデフロスト運転に
移行できる利点がある。
また、組合わせによる場合、計量部(55)(56)の
個数を選択すると同時に少なくとも一つの計量部(56
)での計量回数を制御する場合には、計量部(55)(
56)の個数を最小にしながら計量時間を短かくできる
と共によりきめ細かな冷媒量の計量を行なえるようにで
きるのである。
(作用) 低外気時においてデフロスト運転を行なう場合、冷媒量
指示手段からのt旨示に応じて計量制御手段を作動させ
、計量部で計量する冷媒量を、高外気時より多量に調整
してデフロスト回路に供給するのであって、高外気時に
比較して多量の冷媒量を循環させてデフロスト運転が行
なえるから、低外気時でのデフロスト時間を短縮できる
のである。
また、前記計量制御手段として計量部(33)での計量
回数を制御する計量回数制御手段を用いる場合、一つの
計量部(33)で計量する冷媒量の調整が可能となるし
、計量部を複数個設けて、これら計量部(45)(48
)の個数を選択する個数制御手段を用いる場合には、前
記各計量部(45)(48)での計量をは糧同時に行な
えるから、個数の選択による冷媒量の調整は迅速に行な
えるのであって、デフロスト運転への移行をそれだけ短
時間にできるのである。
更に、複数個の計量部(55)(56)を設けて、その
個数を選択する個数選択手段と少なとも一つの計量部(
56)の計量回数を制御する計量回数制御手段とを用い
る場合、よりきめ細かな冷媒の調整を短時間で行なえる
のである。
尚、前記計量部(33)及び複数の計量部(45)(4
8)、(55)(56)を設ける場合の基準となる一つ
の計量部(45)(55)の容量は、高外気時デフロス
ト運転を行なう際高圧スイッチや圧縮機の過電流継電器
などの保護装置が作動しない保護領域でのデフロスト運
転が行なえる容量に選択するのであって、高外気時には
、計量回数は1回とするか、又は前記基準となる一つの
計量部(45)(55)を選択するのであって、高外気
時のデフロスト運転も支障なく、っまり前記保護領域内
で行なうことができるのである。
(実施例) 第1図に示したものは海上コンテナ用冷凍装置であって
、圧縮機(1)、空冷凝縮器(2)、水冷凝縮器(3)
、蒸発器(4)、感温部(5a)をもつ感温膨張弁(5
)を備え、これら各機器を冷媒配管(θ)で連結し、前
記蒸発器(4)で庫内空気を冷却するようにしたもので
ある。
尚、第1図において(7)はドライヤ、(8)はリキッ
ドインジケータ、(8)はアキュムレータ、(10)は
前記蒸発器(3)に付設するファン、(11)は前記空
冷凝縮II (2)に付設するファンである。
そして、以上の如く構成する冷凍装置において、高圧ガ
ス管(6a)に、前記圧縮機(1)から吐出されるホッ
トガスを、前記各凝縮器(2)(3)、感温膨張弁(5
)を側路して前記蒸発器(4)にバイパスするホットガ
スバイパス路(2O)を接続し、その出口側を前記蒸発
器(4)の入口側に設ける分流器(12)に接続し、そ
してこのホットガスバイパス路(20)の前記高圧ガス
管(6a)への接続部位に、比例制御弁から成るホット
ガス弁(21)を介装すると共に、前記水冷凝縮器(3
)の下流側、第1図では、前記リキッドインジケータ(
8)下流側で、前記膨張弁(5)の上流側に、冷凍又は
冷蔵運転の停止指令及びデフロスト運転の開始指令で閉
じる電磁弁から成る第1開閉弁(30)を設け、かつ、
この第1開閉弁(30)の上流側に計量タンク(31)
を設けて、前記開閉弁(30)の閉動作により、ポンプ
ダウン運転を可能とし、前記計量タンク(31)及び前
記凝縮器(2)(3)を含む液溜め部に冷媒を閉じ込め
るようにする一方、前記計量タンク(31)の上流側、
第1図では前記リキッドインジケータ(8)と計量タン
ク(31)との間に、前記液溜め部に閉じ込めた冷媒の
うち、デフロストに使用する一定量の冷媒を計量する計
量部(33)を形成する電磁弁から成る第2開閉弁(3
2)を設け、そして、外気湿度を検出する外気温度検出
器(To)を設けると共に、外気温度に応じて前記計量
[(33)で計量する冷媒量を指示する冷媒量指示手段
と該指示手段からの指示に応じて前記計量部(33)で
計量する冷媒量を低外気時に高外気時より多量に調整す
る計量制御手段とを設けるのである。
しかして、以上の構成において、前記デフロスト回路は
、前記圧縮機(1)からのホットガスが全量ホットガス
バイパス路(20)に流れるように切換えることにより
形成するのであって、前記圧縮機(1)、ホットガス弁
(21) 、ホットガスバイパス路(20)、蒸発器(
4)、アキュムレータ(9)により形成される。
又、第1図に示したものは、前記ホットガスバイパスi
ll (20)にドレンパンヒ−9(37)を接続して
おり、このドレンパンヒータ(37)も前記デフロスト
回路の一部を形成している。
又、前記ホットガス弁(21)は、電圧に比例して前記
ホットガスバイパス路(20)への弁開度を0〜100
%に制御可能とし、前記蒸発器(4)へのホットガスバ
イパス路を制御することにより能力調整を行い、冷凍運
転及び冷蔵運転を可能にすると共に、デフロスト運転時
にはホットガスの全量がホットガスバイパス路(20)
に流れるようにするのであって、コンビエータを内蔵す
るコントローラ(40)によりPID制御が行なわれる
ようになっている。
又、前記計量部(33)は、その容量を高外気時(例え
ば30℃〜50℃)を基準に、この高外気時のデフロス
ト運転時、高圧スイッチや圧縮機の過電流継電器などの
保護装置が作動しない保護領域内でデフロスト運転が行
なえる容量に選定するのであって、通常は300ccに
設定している。
また、前記計量部(33)での計量は、デフロスト運転
の開始指令により前記第1開閉弁(3O)を閉じ、先ず
ポンプダウン運転を行ない、その終了後、前記ホットガ
ス弁(20)をホットガスバイパス路(20)に切換え
ると共に前記第2開閉弁(32)を閉じることにより行
なうのであり、また、斯く計量した冷媒を前記デフロス
ト回路に供給するには計量後一定時間(約20秒)の後
、前記第1開閉弁(30)を開くことにより行なうので
ある。
又、前記計量部(33)は、計量タンク(31)を用い
て形成しているが、この計量タンク(31)は必らずし
も必要でないし、また、高圧液管(8b)に形成したが
、低圧液管(θC)に形成してもよいのであって、計量
タンク(31)を用いない場合は液管を利用し、一定量
の冷媒が計量できるようにすればよい。
また、デフロスト運転の開始指令は、主としてエアープ
レッシャスイッチ(APS) とデフロストタイマーに
より行ない、デフロスト運転の終了は、主として前記蒸
発器(4)の出口側における吸入ガス温度を検出するデ
フロスト完了サーモスタット(TH)により行ない、ま
た、デフロスト運転の開始指令により行なうポンプダウ
ン運転の終了は、低圧スイッチ(LPS)を用いて行な
うのである。
尚、第1図において(HPS)は高圧スイッチ、(HF
O2)は高圧制御スイッチ、(OPS)は油圧保護スイ
ッチ、(WPS)は水圧スイッチである。
しかして、第1,2図に示した第1実施例では、前記計
量制御手段として前記計量部(33)を形成する開閉弁
(30)(32)による計量回数を、低外気時に高外気
時より多(制御する計量回数制御手段を用いている。
即ち、デフロスト運転時、その開始指令が出力されたと
きの外気温度が一定温度(α)(例えば0℃)以上のと
きには、前記計量部(33)での計量を1回としてデフ
ロスト運転を行なうのであり、また、外気温度が一定温
度(α)より低いときには、その外気温度に応じて前記
した計量を2回又はそれ以上行ない、その計量回数に応
じた冷媒量をデフロスト回路に供給できるようにするの
である。
尚、前記計量部(33)での計量回数を2回以上に制御
するには、前記した如く計量部(33)での計量を行な
い前記第1開閉弁(30)の開動作でデフロスト回路に
計量した冷媒をデフロスト回路に供給した後、即ち、前
記第1開閉弁(30)の開動作後一定時間(約20秒)
後に、再び前記第1開閉弁(30)を閉じ、第2開閉弁
(32)を開くことにより前記計量タンク(31)に前
記液溜め部の冷媒を流入させて2回目の計量を行い、計
量終了後に、即ち前記第2開閉弁(32)の開動作後一
定時間(約20秒)後に前記第2開閉弁(32)を閉じ
、前記第1開閉弁(30)を開いて、計量した2回目の
冷媒をデフロスト回路に供給するのである。
この計量部(33)での計量回数は、一定の外気温度(
例えば0℃)を基準としてこの基準温度以上のときには
1回とし、基準温度より低いときには2回としてもよい
が、外気温度に応じて計量回数を設定しでもよい。
しかして、以上の構成において冷凍又は冷蔵運転を行な
う場合、コントローラ(40)のセットポイントセレク
ター(SPS)により設定温度を設定して行なうのであ
って、設定温度が一5℃より低い冷凍運転においては、
蒸発器(4)の吸込側に設けるリターンセンサー(R8
)をモトに圧縮機(1)の発停制御により設定温度に調
整し、また、−5℃以上の冷蔵運転においては、吹出側
に設けるサプライセンサー(S S)をもとに、前記ホ
ットガス弁(21)を0〜100%の開度に制御し、こ
の開度に応じた流量でホットガスを蒸発it (4)に
バイパスすることにより設定温度に調整するのである。
そして、以上の如く冷凍又は冷蔵運転を行なっている際
、前記蒸発器(4)がフロストして前記エアープレフシ
ャスイッチ(APS)が作動するか、又はデフロストタ
イマーが動作してデフロスト指令が出ると次の如くデフ
ロスト運転が行なわれる。
このデフロスト運転を第3図に示したフローチャートに
従って説明する。
先ず、デフロスト運転の開始指令が出ると(ステップ1
01)、前記第1開閉弁(30)が閉じる(ステップ1
02)と共に、前記ホットガス弁(21)のホットガス
バイパス路(20)への開度がある場合には0%に制御
されてポンプダウン運転が始まる。
このポンプダウン運転で液冷媒は凝縮器(2)(3)か
ら第1開閉弁(30)に至る部分に閉じ込められるので
あって、液冷媒の閉じ込みの進行と共に低圧圧力が低下
し、この低圧圧力が前記低圧スイッチ(LPS)の設定
値より低くなると、前記低圧スイッチ(LPS)がオフ
動作し、ポンプダウン運転の終了が検出される(ステッ
プ103)。
そして、前記低圧スイッチ(LPS)によるポンプダウ
ン運転の終了が検出されると、圧縮機(1)の運転を継
続したま\前記ホットガス弁(21)が、ホットガスバ
イパス路(20)に対し100%開度に切換えられると
共に、前記蒸発器(4)に付設のファン(10)が停止
し、同時に第2開閉弁(32)が閉じ、前記計量部(3
3)での計量が行なわれる(ステップ104)。
又、このとき、外気温度検出器(To)で検出する外気
温度と予め設定した一定温度(α℃)七が比較され(ス
テップ105)、外気温度が一定温度(α℃)以上のと
きは1回計量ルーチンで1回の計量のみでデフロスト運
転が行なわれる。
即ち、ポンプダウン運転の終了と同時に前記第2開閉弁
(32)が閉じられ、前記計量部(33)において一定
量の冷媒が計量されているのであって、この状態で1回
の計量指令により前記第1開閉弁(30)が開動作して
計量した一定量の冷媒が1回のみデフロスト回路に供給
されるのである(ステップ106)。
また、外気温度が一定温度(α℃)より低い低外気時に
は、2回又はそれ以上の複数計量ルーチンで2回又はそ
れ以上の計量が行なわれる。
即ち、複数の計量指令により前記第2開閉弁(32)が
閉じられ計量している状態において、第1開閉弁(30
)が開き、1回目の計量流出が行なわれるのである(ス
テップ107)。
そして、このときタイマーがカウントを開始しくステッ
プ10B)、計量流出が完了する一定時間(約20秒)
後、即ちタイマーカウントアツプ時(ステップ109)
、前記第1開閉弁(30)が閉じ、第2開閉弁(32)
が開いて2回目の計量が開始される(ステップ110)
そして、このときタイマーがカウントを開始しくステッ
プ111)、一定時間(約20秒)後、即ちタイマーカ
ウントアツプ時(ステップ112)、前記第2開閉弁(
32)が閉じ、第1開閉弁(30)が開いて2回目の流
出が行なわれるのである(ステップ113)。
尚、外気温度がより低い場合には、更に3回目又はそれ
以上の計量が行なわれるが、その動作は2回計量と同様
に行なわれる。
また、以上の如く所定量の冷媒がデフロスト回路に供給
されてデフロスト運転が行なわれた後は、デフロスト完
了サーモ(TH)の動作で、(ステップ114)でデフ
ロストが終了する(ステップ115)。
以上のように低外気時のデフロスト運転とは計量回数が
多くなり、計量部(33)で計量する一定量の冷媒より
多くの冷媒がアフロスト回路に供給されることになるか
ら、1回の計量流出で計量された冷媒が完全に流出され
なかったり、またデフロスト運転時ホットガスが逆流し
て前記計量部(33)に溜め込まれることがあっても、
適正冷媒量を補償できることになり、デフロスト運転時
間をそれだけ短縮することができるのである。
以上説明した第1実施例は、前記計量部(33)を一つ
として、その計量回数を制御することによりデフロスト
回路に供給する冷媒量を制御するようにしたが、計量部
を複数設け、これら計量部の個数を外気温度に応じて選
択する個数選択手段を設けて、低外気時に、選択個数を
増してデフロスト回路に供給する冷媒量を制御するよう
にしてもよい。
第4図に示した第2実施例は、第1乃至第3開閉弁(4
0)〜(42)と二つの計量タンク(43)(44)と
により二つの第1及び第21f量部(45)(48)を
設け、前記第1及び第2開閉弁(40)(41)の開閉
制御により前記計量部(45)(46)の個数を選択す
るようにしたものである。
又、第4図に示した前記計量部(45)(46)は、何
れも第1実施例の計量部(33)と同じ容量としている
。また、過剰冷媒量がデフロスト回路に供給された場合
の冷媒量修正を行なうために、高圧圧力検出器(PS)
を吐出ガス管(8a)に設けている。
即ち、外気温度が予め設定する一定温度(α℃)(例え
ば0℃)よりや\低い場合で、二つの計量部(45)(
46)を選択した場合、冷媒量が多過ぎる場合には、高
圧圧力が高くなるので、保護領域でのデフロスト運転が
行なえなくなることもあるので、高圧圧力(HP)を検
出し、この高圧圧力(HP)が一定圧力(Pi)(例え
ば10 kg )より高いときには、再計量し、一つの
計量部(45)で計量した冷媒量のみで運転するように
修正可能としている。
以上の如く構成する第2実施例によりデフロスト運転を
行なう場合、第5図に示したフローチャートの通りに行
なわれるのである。
このフローチャートは第3図に示したフローチャートの
前半部、つまりステップ105までは同じであるのでそ
の説明で後半部のみについて説明すると、外気温度が一
定温度(α℃)以上のときは、第1計量部(45)で計
量した冷媒のみをデフロスト回路に供給するのである。
即ち、前記第1開閉弁(40)を閉じ、第2及び第3開
閉弁(41)(42)を開いて計量を行ない、かつ、前
記第2開閉弁(41)及び第3開閉弁(42)を閉じて
計量を完了している状態で前記第1開閉弁(40)のみ
を開動作させ、前記第1計量部(45)で計量した冷媒
のみをデフロスト回路に供給するのである(ステップ1
06)。
また、外気温度が一定温度(α℃)より低い低外気時に
は、二つの計量部(45)(4θ)を選択する複数個数
選択ルーチンで制御される。
即ち、二つの計量部(45)(48)を選択する指令が
冷媒量指令手段から出力されると、前記第3開閉弁(4
2)が閉じた状態で前記第1開閉弁(40)のみならず
、第2開閉弁(41)も開くのであって、二つの計量部
(45)(48)で計量された冷媒量がデフロスト回路
に供給される(ステップ107)。
そして、デフロスト運転時、高圧圧力(HP)が検出さ
れ、この高圧圧力(HP)が予め設定した一定圧力″(
P1)より低い場合(ステップ108)には、デフロス
ト運転が継続され、また高い場合には冷媒再計量モード
となる(ステップ109)。即ち、ホブトガス弁(21
)を切換えると共に第1開閉弁(40)を閉じてポンプ
ダウン運転を行ない、ポンプダウン運転終了後第2及び
第3開閉弁(41)(42)を閉じて、前記第1及び第
2計量部(45)(46)で再計量するのである。この
ときデフロスト運転は一時中断されるが、保護装置が働
いて圧縮機(1)が停止することはない。
そして、以上の如く再計量が終了した後は、前記第2開
閉弁(41)を閉じたま\第1開閉弁(40)のみ開き
、第1計量部(45)で計量した冷媒のみをデフロスト
回路に供給するのである(ステップ110)。
尚、デフロスト運転によりデフロスト完了サーモ(TH
)が動作すれば(ステップ111)、デフロスト運転が
終了する(ステップ112)ことは第1実施例と同じで
ある。
以上の如く、計量回数を制御することなく複数計量部(
45)(48)の個数を選択して冷媒量を制御するので
あるから、適正冷媒量でのデフロスト運転を直ちに行な
え、デフロスト運転への移行を短時間で行なえると共に
、適正冷媒量でデフロスト運転を行なえるから、低外気
時でもその時間を短縮できるのである。
又、以上説明した実施例は計量回数を制御するか又は、
複数の計量部(45)(48)の個数を選択して冷媒量
を制御したが、第8図の如く複数の計量部を設けて、こ
れら計量部の個数を選択する個数選択手段を設けると共
に、一つの計量部の計量回数を制御する計量回数制御手
段を設けてもよい。
即ち、第6図に示した第3実施例は第1乃至第3開閉弁
(50)〜(52)と、第1計量タンク(53)とこの
第1計量タンク(53)より小容量の第2計量タンク(
64)とにより二つの第1及び第2計量部(55)(5
6)を設け、前記第1乃至第3開閉弁(50)〜(52
)の開閉制御で、前記計量部(55)(56)の個数を
選択すると共に、前記第2計量部(56)での計量回数
を制御するようにしたものである。
尚、第3実施例においても高圧圧力検出器(PS)を設
け、デフロスト運転時の高圧圧力(HP)を検出し、こ
の高圧圧力(HP)が一定圧力(Pi)(例えば15k
g)より高いときには再計量し、第1計量部(55)で
計量した冷媒量のみでデフロスト運転を行ない、また、
高圧圧力(HP)が一定圧力(P2)(例えば8kg)
より低いときには、前記第2計量部(56)での計量回
数を制御するようにしている。
この第3実施例により行なうデフロスト運転は、第7図
に示したフローチャートの通り行なわれるのである。こ
のフローチャートも、第3図に示した第1実施例のフロ
ーチャートとその前半部即ちステップ105までは同じ
であるのでその説明を省略すると共に、外気温度が一定
温度(α℃)(例えば0℃)。
以上の場合は、第1計量部(55)で計量した冷媒のみ
をデフロスト回路に供給する高外気時の第1計量部選択
ルーチンと、一定温度(α℃)より低い低外気時に二つ
の第1及び第、2計量部(55)(56)を選択し、か
つ、高圧圧力(HP)の検出で再計量してデフ0スト回
路の冷媒量を修正する複数個数選択ルーチンとは第5図
に示した第2実施例のフローチャートと同じであるので
その説明を省略する。
この第3実施例は、前記複数個数選択ルーチンにおいて
、前記第1及び第2計量部(55)(56)を選択すべ
く前記第1及び第2開閉弁(50)(51)を開いた後
、タイマーのカウントを開始しくステップ108)、計
量部(55)(56)から冷媒が流出を完了して一定時
間後(約  抄機)、即ち、タイマーカウントアツプ後
(ステップ109)、高圧圧力(HP)を予め設定する
一定圧力(P2)(例えば8 kg )とを比較しくス
テップ110)、前記高圧圧力が一定圧力(P2)より
高い場合には、前記した再計量モードをもつ複数個選択
ルーチンに移行し、また、一定圧力(P2)より低い場
合には、前記第1開閉弁(50)を開状態のま1第2開
閉弁(61)を閉じ、第3開閉弁(52)を開いて前記
第2計量部(56)で計量しくステップ111)、この
計量後前記第3開閉弁(52)を閉じ、第2開閉弁(5
1)を開いて、前記第2計量部(56)で計量した2回
目の計量冷媒を検出するのである(ステップ112)。
以後は前記高圧圧力(HP)が一定圧力(P2)より高
くなるまで前記計量が繰返される。
尚、デフロスト運転によりデフロスト完了サーモ(TH
)が動作すれば(ステップ116)、デフロスト運転が
終了する(ステップ117)ことは、第1.2実施例と
同じである。
以上の如く計量部(55)(56)の個数選択と一つの
計量部(56)の計量回数の制御とを組合わせることに
より、外気温度に応じよりきめ細かな冷媒量制御ができ
る。
又以上説明した第2.3実施例における計量部(45)
(46)、(55)(56)は2個としたが3個でもよ
いし、第2実施例において二つの計量部(45)(46
)のうち一方の計量部(46)の容量を小さくしてもよ
い。
また、計量回数の制御及び個数の選択は、何れも外気温
度検出器(To)を用い、外気温度により直接制御する
ようにしたが、外気温度の変化で変化するデフロスト運
転時の吸入ガス温度又は高圧圧力を検出して制御しても
よい。
また、第2実施例における再計量モードの選択は吸入ガ
ス温度を検出して行なってもよいし、また第3実施例に
おける第2計量部(56)の計量回数制御は外気温度又
は吸入ガス温度を検出して制御してもよい。
(発明の効果) 本発明は以上のように外気温度に応じて計量部で計量し
てデフロスト回路に供給する冷媒量を、低外気時には高
外気時より多くなるように制御するようにし、たから、
低外気時でのデフロスト運転時でも、冷媒量が不足する
ことなく行なえ、従ってデフロストを短縮できるのであ
る。
そして、冷媒量を制御する計量制御手段として、計量部
(33)での計量回数を制御する場合には、一つの計量
部(33)のみで計量する冷媒量の制御が行なえるから
、それだけ構造を簡単にできる利点があるし、また、複
数の計量部(45)(46)を設け、これら計量部(4
5)(46)の個数を選択して冷媒量を制御する場合に
は、計量した所定の冷媒量を短時間にデフロスト回路に
移行させられ、それだけデフロスト時間をより短縮でき
るのである。
また、複数計量部(55)(56)の個数選択と少なく
とも一つの計量部(56)の計量回数制御とを組合わせ
ることにより、よりきめ細かな冷媒量の制御が可能とな
り、保I!装置が作動することのない保護領域内でのデ
フロスト運転を補償しながら、外気温度に応じデフロス
ト時間の短縮をよりきめ細かく制御できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す冷媒配管系統図、第
2図は制御ブロフク図、第3図は第1実施例のデフロス
ト運転時のフローチャート図、第4図は第2実施例を示
す概略の冷媒配管系統図、第5図は第2実施例のデフロ
スト運転時のフローチャート図、第6図は第3実施例を
示す概略の冷媒配管系統図、第7図は第3実施例のデフ
ロスト運転時のフローチャート図、第8図は従来例を示
す概略冷媒配管系統図である。 (1)・・・・・・圧縮機 (2,3)・・・・・・凝縮器 (4) ・軸・・・蒸発器 (20)・・・・・・ホットガスバイパス路(21)・
・・・・・ホットガス弁 (30)・・・・・・第1開閉弁 (31)・・・・・・計量タンク (32)・・・・・・第2開閉弁 (33)・・・・・・計量部

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)圧縮機(1)から吐出されるホットガスを凝縮器(
    2、3)を側路して蒸発器(4)に導入するホットガス
    バイパス路(20)と、該バイパス路(20)にホット
    ガスをバイパスさせるホットガス弁(21)とを備え、
    前記圧縮機(1)とホットガスバイパス路(20)及び
    蒸発器(4)との間にデフロスト回路を形成し、デフロ
    スト運転可能とした冷凍装置において、前記凝縮器(2
    、3)の下流側に、前記凝縮器(2、3)を含む液溜め
    部の冷媒を計量する1対の開閉片をもった計量部を設け
    ると共に、外気温度に応じて前記計量部で計量する冷媒
    量を指示する冷媒量指示手段と、該指示手段からの指示
    に応じて前記計量部で計量する冷媒量を低外気時に高外
    気時より多量に調整する計量制御手段とを設けてなるこ
    とを特徴とする冷凍装置。 2)計量制御手段が、計量部(33)を形成する開閉弁
    (30)(32)による計量回数を、低外気時に高外気
    時より多く制御する計量回数制御手段を備えている請求
    項1記載の冷凍装置。 3)複数の計量部(45)(48)を備え、計量制御手
    段が、前記計量部(45)(48)の個数を、低外気時
    に高外気時より多く選択する個数選択手段を備えている
    請求項1記載の冷凍装置。 4)複数の計量部(55)(56)を備え、計量制御手
    段が、前記計量部(55)(56)の個数を低外気時に
    高外気時より多く選択する個数選択手段と、前記計量部
    (55)(56)のうち、少なくとも一つの計量部(5
    6)を形成する開閉弁(51)(52)による計量回数
    を、低外気時に高外気時より多く制御する計量回数制御
    手段とを備えている請求項1記載の冷凍装置。
JP12670388A 1988-05-23 1988-05-23 冷凍装置 Granted JPH01296065A (ja)

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