JPH01295755A - 非金属材料の曲面加工方法 - Google Patents

非金属材料の曲面加工方法

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JPH01295755A
JPH01295755A JP12206188A JP12206188A JPH01295755A JP H01295755 A JPH01295755 A JP H01295755A JP 12206188 A JP12206188 A JP 12206188A JP 12206188 A JP12206188 A JP 12206188A JP H01295755 A JPH01295755 A JP H01295755A
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JP
Japan
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workpiece
head
wheel
shaft
grinding
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JP12206188A
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Masao Otani
大谷 正雄
Takashi Kondo
隆 近藤
Michio Numao
道夫 沼尾
Masahiro Okada
全博 岡田
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Kyoritsu Seiki Corp
Original Assignee
Kyoritsu Seiki Corp
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、非金属材料の曲面加工方法に係わり、更に
詳しくはガラスレンズやプラスチックレンズ等のワーク
の凸面及び凹面を、人手を介することなくワークの交換
を自動的に行って効率良く加工することが出来る非金属
材料の曲面加工方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、レンズ等の球面を研摩する装置としては、例えば
−軸で加工を行う特公昭44−3756号公報や、多軸
で加工を行う特公昭44−23277号公報等が知られ
ている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
然しなから、このような従来の研摩装置にあっては、レ
ンズを装着するワーク軸を研摩工具を取付けたホイール
軸に対して進退させながら切り込む方式であり、180
” (半球)以上の球面の研削加工を行うのが難しく、
また特に多頭球面研削盤の場合には、ホイールヘットが
二軸あるため、軸同志が干渉しないようにするためには
、ホイールヘットの旋回角度を40°以下にすることが
出来ず、従って上記とは逆に漫画の球面の研削加工を行
うことが出来ないと言う問題があった。
また、従来の装置にあっては、被加工物であるレンズの
交換は、作業員が一々ワーク軸にレイズを取付けたり、
取外し作業を行っていたため、作業能率が掻めて悪いと
言う問題もあった。
この発明は、かかる従来の問題点に着目して案出された
もので、180”以上(半球)の球面加工及び多軸で加
工を行う場合であっても、漫画の凹凸した球面加工を行
うことが出来ると共に、ワークの交換を人手を介するこ
となく自動的に行うことが出来るようにした非金属材料
の曲面加工方法を提供することを目的とするものである
〔課題を解決するための手段〕
この発明は上記目的を達成するため、ベツド上に、ワー
ク取付は軸を備えた上下及び前後方向に位置調整可能な
ワークヘットと、このワークヘットのワーク取付は軸に
対面し、かつベツド上を所定角度水平旋回可能に配設さ
れた少なくとも一台以上のホイールヘットとを設置し、
前記ホイールヘットは、ワークヘットに対して接近離反
可能に構成すると共に、回転駆動可能なホイール軸を備
え、前記ワークヘットの近傍にワークストック装置を設
置し、このワークストック装置とワーク取付は軸との間
に、ワーク交換アームを設け、ワーク取付は軸に装着さ
れたワークに対して、工具を取付けたホイール軸を進退
かつ旋回作動させることにより、半球面、即ち180°
以上の凹状の球面また凸状の球面及び旋回角度を制御装
置によって制御することにより、多軸球面研削盤の漫画
の加工を容易に行うことが出来るようにしたことを要旨
とするものである。
〔発明の作用〕
この発明は、上記のように構成された非金属材料の曲面
加工方法であって、ワークの凸面加工の場合には、予め
加工装置の制御装置に、ワークヘットの前進位置及びワ
ークの回転速度を設定するとともに、研摩工具を取付け
たホイールヘットの制御装置に遠進位置切込量と、切込
速度を設定し、このような状態で、凸面を有する複数個
のワークを収容しているワークストック装置からワーク
交換アームを介してワークを取出し、このワークをワー
ク取付は軸に自動的に装着し、そしてワークヘットをホ
イールヘットの近傍まで前進させた状態で、ワークを所
定の回転速度で回転させ、またホイールヘットを、前記
ワーク取付は軸に装着されているワークに前進させて、
所定の切込量に対応した速度により前進させながら所定
時間ワークの凸面の荒研削、中研削、仕上げ研削等を行
い、加工終了後、ワークヘット及びホイールヘットを原
点位置まで後退させ、この状態で、加工されたワークを
ワーク取付は軸から開放すると共に、該ワークをワーク
交換アームを介してワークストック装置に収容させるー
・方、未加工状態のワークをワーク取付は軸に自動的に
装着することを特徴とするとするものである。
また、この発明では、ワークの凹面加工を行う場合には
、予め加工装置の制御装置に、ワークヘットの前進速度
及びワークの回転速度を設定するとともに、研摩工具を
取付けたホイールヘットの制御装置に遠進位置切込量と
、切込速度を設定し、このような状態で、凹面を有する
複数個のワークを収容しているワークストック装置から
ワーク交換アームを介してワークを取出し、このワーク
をワーク取付は軸に自動的に装着し、そしてホイールヘ
ットをワークの研削加工開始位置の手前まで前進させた
状態で、ワークヘットをホイールヘットの近傍まで前進
させ、この状態でワークを所定の回転速度で回転させる
と共にホイールヘットを、前記ワークに前進させて、所
定の切込量に対応した速度により前進させながら所定時
間ワークの凹面の荒研削、中研削、仕上げ研削等を行い
、加工終了後、ワークヘット及びホイールヘットを原点
位置まで後退させ、この状態で、加工されたワークをワ
ーク取付は軸から開放すると共に、該ワークをワーク交
換アームを介してワークストック装置に収容させる一方
、未加工状態のワークをワーク取付は軸に自動的に装着
することを特徴としている。
〔発明の実施例〕
以下添付図面に基いて、この発明の詳細な説明する。
第1図は、この発明を実施した球面研削盤の正面図、第
2図は側面図、第3図は平面図であって、この球面研削
盤は、ベツド1上に、ワーク取付は軸2を備えた進退自
在で、かつ昇降可能なワークヘット3と、前記ワーク取
付は軸2に対面して水平方向に旋回自在に設置されたホ
イール軸4を備えた二台のホイールヘット5a。
5bとが設置が設置され、またワークヘット3の上部に
は、ワークストック装置6が設置されている。
前記、ワークヘット3は、第1図〜第3図に示すように
ベット1上に設置されたガイド部材7に、支持台8を介
して摺動可能に載置され、そして第4図に示すような移
動機構9により前後方向に移動可能に構成されている。
移動機構9は、第4図に示すように、ネジ軸10と、こ
れに螺嵌するナツト11と、ネジ軸lOを回転させるハ
ンドル12とで構成され、ナツト11は、ベット1に固
定されている。
従って、ネジ軸10をハンドル12により回転させると
、ワークヘット3は、ナツト11を介してガイド部材7
に沿って前後に摺動する。
なお、移動機構9を自動化させるために、例えば移動機
構を、ボールスクリューと、このボールスクリューに螺
嵌するナツトと、ボールスクリューを回転駆動するパル
スモータとで構成し、このナツトは、ベット1に固定す
るようにしても良い。
また、ワークヘット3は、支持台8に設けられた昇降手
段14を介して、上下方向に移動調整可能に支持され、
この昇降手段工4としては支持台8上に植設された回転
駆動可能な調整ナツト15に、ワークヘット3に設けら
れたネジ16が螺嵌し、調整ナツト15を回転操作する
ことで、ワークヘット3が上下方向に移動し、ワーク取
付は軸2の軸芯を調整し得るように構成されている。
なお、17はワークヘット3の軸芯の位置を常に検出す
るために設置したマイクロメータ等の検出器であって、
加工時には、芯出し等に利用するものである。
次に、ワーク取付は軸2は、第4図〜第6図に示すよう
に、ワークヘット3の中心部に軸受18を介して水平方
向に回転自在に収容され、ワーク取付は軸2の先端には
、ワークWをクランプするチャック19が取付けられ、
また後端側には、チャック19を開閉する開閉手段20
と、ワーク取付は軸2を所定の回転速度で回転させる回
転駆動装置21が設けられている。
前記、開閉手段20は、チャック19と連結された作動
ロッド22の後端側に、該作動ロッド22を前後に移動
させるエアーシリンダー23が連結され、このエアーシ
リンダー23を伸縮作動させることによってチャック1
9を開閉させることによりワークWをチャッキングした
り、開放させるように構成されている。
また、エアーチャックを使用してワークWをチャッキン
グすることも可能である。
回転駆動装置21は、前記作動ロッド22を覆うワーク
取付は軸2の一端に、前記チャック19が取付けられ、
また他端側にブーIJ 25が取付けられている。この
プーリ25は、駆動モータ26の出力軸に設けられたプ
ーリ27とベルト28を介して連結され、駆動モータ2
6は、ワークヘット3の支持台8の後端側に取付けられ
ている。
従って、駆動モータ26が回転駆動するとプーリ27→
ベルト28→プーリ25を介してワーク取付は軸2が回
転駆動され、これと同時にチャック19に保持されたワ
ークWが回転駆動するものである。
次に、ワーク取付は軸2に対面して水平方向に旋回自在
に設置された二台のホイールヘット5a、5bは、第7
図及び第8図に示すようにベツド1上に設置された旋回
軸21を中心にして旋回するアンギュラ−ヘッド30に
係合する夫々の支持テーブル31を介して、夫々旋回可
能に載置されている。また、各支持テーブル31に載置
されているホイールヘラ)5a、5bは、支持テーブル
31内に組み込まれたボールネジ32とナツト33を介
して連結され、このボールネジ32は、パルスモータ3
4により回転駆動されるようになっている。
従って、ボールネジ32がパルスモータ34により回転
駆動されると、ナツト33を介してホイールヘット5a
、5bがワークヘット3側に所定距離進退移動するもの
である。
前記、ホイールへット5a、5bに設けられたホイール
軸4は、先端に研摩工具Qが着脱自在に取付けられ、後
端には多段状のプーリ36が取付けられている。また、
ホイールヘット5a、5b上には、回転駆動モータ37
が設置され、この回転駆動モータ37の出力軸38には
前記多段状のプーリ36とベルト39を介して連結する
多段状のブーIJ40が取付けられている。
従って、回転駆動モータ37が回転駆動すると多段状の
プーリ40−ベルト39−多段状のブーU 36を介し
てホイール軸4が所定の速度で回転し、その先端に取付
けられている研摩工具Qを回転駆動するのである。
なお、41はホイールへット5a、5bの支持テーブル
31をアンギャラーヘッド30に固定するハンドルであ
り、また42はアンギャラーヘッド30をベツド1に対
して回転させる駆動手段でけある。
次に、またワークヘット3の上部に設置されたワークス
トック装置6は、第9図〜第12図に示すように、駆動
スプロケット51と従動スプロケット52とが所定の間
隔を隔てて水平に配設され、この駆動スプロケット51
と従動スプロケット52とは、複数のワークホルダー5
3を備えたエンドレス状のチェーン54が掛は廻されて
いる。
前記、駆動スプロケット51の駆動軸55の下端部には
、第9図及び第10図に示すように、アーム56を介し
てエアーシリンダー57のロッド58が連結され、エア
ーシリンダー57の1ストロークで駆動スプロケット5
1が1ピッチ回転し、これによりワークホルダー53を
備えたエンドレス状のチェーン54も所定方向に1ピッ
チ回転するようになっている。
また、59は従動スプロケット52に係合するストッパ
装置であり、エアーシリンダー等の駆動装置によりスト
ッパロッド60が突出して従動スプロケット52に係合
し、ワーク交換時の位置決めを行っている。
前記、ワークストック装置6と、ワークヘット3のワー
ク取付は軸2との間には、ワーク交換アーム70が配設
されている。
このワーク交換アーム70は、第1図、第11図、第1
2図に示すように、ワークヘット3上に設置された支持
装置71に、軸受72を介して旋回軸73が水平に保持
され、この旋回軸73の後端側は、駆動シリンダー(図
示せず)と歯車機構を介して接続され、また先端側には
、保持部材74を介してワークチャック部材75の中央
部が取付けられている。
ワークチャック部材75は、ワークWを保持する凹状の
保持部材76と、保持部材76に対して出没可能なロン
ド状の固定部材77とから構成され、この固定部材77
は、シリンダー78を介して出没するように構成されて
いる。
前記、旋回軸73は、180″または90゜等の任意な
角度に旋回出来るようになっており、この発明の実施例
では、ワーク交換アーム70にストックされているワー
クWと、ワーク取付は軸2に取付けられたワークWとを
交換するために、180’及び90”に旋回するように
構成されている。
なお、第1図〜第3図において、80はこの装置の制御
装置を示している。
また、第13図は、ワークヘット3のワーク取付は軸2
の軸芯と、ホイール軸4の軸芯とが加工時や、温度変化
等でずれた場合に、自動的に補正する装置の他の実施例
である。
この実施例は、ワークヘット3に、パルスモータ等の駆
動装置90を介してワーク取付は軸2の昇降機構91を
設け、またベット1上に、ベット上面からワーク取付は
軸2の軸芯までの距離と、ホイールヘット5a、5bの
ホール軸4の軸芯までの距離とを検出する検出手段92
a、92bを各々配設し、この検出手段92a。
92bと前記駆動装置90とを制御装置93を介して接
続し、前記検出手段92a、92bにより検出したベツ
ド1からの距離を制御装置93で比較演算し、制御信号
を駆動装置90に出力する。そして、昇降機構91を介
してワーク取付は軸2の軸芯とホイール軸4の軸芯とを
一致させるように補正制御するようにしたのである。
昇降機構91としては、上記実施例と同様にボールスク
リュー91aと、ナンド91bとで構成され、ボールス
クリュー91aは駆動装置90により回転駆動されるも
のである。
以上のように構成することで、ワーク取付は軸2の軸芯
とホイール軸4の軸芯とがずれた場合、人手を介するこ
となく自動的に補正して、加工精度の向上を図ることが
出来ると共に、作業性、生産性の向上を図ることが出来
るのである。
次に、ワークWの曲面加工方法を、凸面加工する場合と
、凹面を加工する場合について説明する。但し、ワーク
ヘット前後移動機構9及びホイールヘット旋回用は、パ
ルスモータがついているものとして説明する。
(alワークWの凸面を加工する方法。
まず、ホイールヘット5a、5bのホイール4A、4B
の旋回角度を設定し、制御装置80に記憶させる。即ち
、ホイール4Bを、ホイール4Aに干渉しない位置に、
ホイールヘット5bを旋回させ、ホイール4Aは、加工
位置に旋回させる。また、ホイール4Aとホイール4B
とが干渉しない加工の場合には、ホイール4A。
ホイール4Bは、共に加工位置に旋回させる。
次に、制御装置90に、ワークヘット3の前進位置及び
ワークWの回転速度を設定するとともに、研摩工具Qを
取付けたホイールヘット5a、5bの制御装置80に遠
進位置切込量と、切込速度を設定する。
このような状態で、ワーク取付は軸2のチャック19を
開閉手段20により開状態にし、凸面を有する複数個の
ワークWを収容しているワークストック装置6からワー
ク交換アーム70を介してワークWを取出し、このワー
クWをワーク取付は軸2に自動的に装着してチャック1
9を閉操作してクランプさせる。
次に、ワークへット3を移動機構9を介して加工位置ま
で前進させた状態で、ワークWを回転駆動装置21を介
して所定の回転速度で回転させる。一方、ホイールヘラ
)5aを、パルスモータ34及びボールネジ32を介し
て前記ワーク取付は軸2に装着されているワークW側に
前進させ、更に回転駆動モータ37によりホイール軸4
Aに取付けられている研削工具Qの回転駆動を開始させ
る。このような状態で加工動作を開始し、所定の切込量
に対応した速度により前進させながら、所定時間ワーク
の凸面の荒研削、中研削、仕上げ研削等を行う。
このようにして、ホイール軸4Aによる加工終了後、ホ
イールへッ)5aを原点位置まで後退させ、ホイール軸
4Aを旋回させて、ホイール軸4Bと干渉しない位置に
移動させ、1次に、ホイールヘット5bを加工位置まで
旋回させて(ホイール軸4Aとホイール軸4Bとが干渉
しない加工の場合には、旋回させる必要はない。)ホイ
ール軸4Bに取付けられている研削工具Qにより、上記
と同様な作動によりワークWの凸面加工を行う。
そして、ホイールヘラ)5aを原点位置まで後退させ、
ホイール軸4Bをホイール軸4Aに干渉しない位置にホ
イールヘット5bを介して旋回させ(ホイール軸4Aと
ホイール軸4Bとが干渉しない加工の場合には、旋回さ
せる必要はない。)、このようにして、ホイール軸4A
4Bによる加工が全て終了した段階で、加工されたワー
クWをワーク取付は軸2のチャック19から開放すると
共に、該ワークWをワーク交換アーム70を介してワー
クストック装置6に収容させる一方、次の未加工状態の
ワークWをワーク取付は軸2に自動的に装着して、上記
の加工作動を繰返し行うことにより、ワークWの凸面加
工を行うのである。
(b)ワークWの凹面を加工する場合。
まず、ホイールヘット5a、5bのホイール4A、4B
の旋回角度を設定し、制御装置80に記憶させる。即ち
、ホイール4Bを、ホイール4Aに干渉しない位置に、
ホイールヘット5bを旋回させ、ホイール4Aは、加工
位置に旋回させる。また、ホイール4A、4Bとが干渉
しない加工の場合には、ホイール4A、4B共に、加工
位置に旋回させる。
次に、制御装置90に、ワークヘット3の前進位置及び
ワークWの回転速度を設定するとともに、研摩工具Qを
取付けたホイールヘット5a、5bの制御装置80に遠
進位置切込量と、切込速度を設定する。
このような状態で、ワーク取付は軸2のチャック19を
開閉手段20により開状態にし、凹面を有する複数個の
ワークWを収容しているワークストック装置6からワー
ク交換アーム70を介してワークWを取出し、このワー
クWをワ一り取付は軸2に自動的に装着してチャック1
9を閉操作してクランプさせる。
次に、ホイールヘラ1−5aを、駆動装置34を介して
ワークWの研削加工開始位置近傍、約311手前位置ま
で前進させた状態で、ワークへット3を加工位置まで前
進させ、ワークWを回転駆動装置21を介して所定の回
転速度で回転させる。そしてホイールヘット5aを、パ
ルスモータ34及びボールネジ32を介して前記ワーク
取付は軸2に装着されているワークW側に前進させ、更
に回転駆動モータ37によりホイール軸4Aに取付けら
れている研削工具Qの回転駆動を開始させる。このよう
な状態で加工動作を開始し、所定の切込量に対応した速
度により前進させながら、所定時間ワークの凹面の荒研
削、中研削、仕上げ研削等を行う。
このようにして、ホイール軸4Aによる加工終了後、ホ
イールヘラl−5aを3w程度後退させた後、ワークヘ
ット3.ホイールヘット5aの順で原点位置まで後退さ
せ、ホイール軸4Aを旋回させて、ホイール軸4Bと干
渉しない位置に移動させ、次に、ホイールヘット5bを
加工位置まで旋回させて(ホイール軸4Aとホイール軸
4Bとが干渉しない加工の場合には、旋回させる必要は
ない。)、ホイール軸4Bに取付けられている研削工具
Qにより、上記と同様な作動によりワークWの凹面加工
を行う。
そして、ホイールヘット5bを31m程度後退させた後
、ワークヘット3.ホイールヘット5aの順で原点位置
まで後退させ、ホイール軸4Bをホイール軸4Aに干渉
しない位置にホイールへ・ノド5bを介して旋回させ(
ホイール軸4Aとホイール軸4Bとが干渉しない加工の
場合には、旋回させる必要はない。)、このようにして
、ホイール軸4A、4Bによる加工が全て終了した段階
で、加工されたワークWをワーク取付は軸2のチャック
19から開放すると共に、該ワークWをワーク交換アー
ム70を介してワークストック装置6に収容させる一方
、次の未加工状態のワークWをワーク取付は軸2に自動
的に装着して、上記の加工作動を繰返し行うことにより
、ワークWの凹面加工を行うのである。
以上のような操作を繰返し行うことで、ワークWの18
0’以上の球面加工及び桟面の球面加工を容易に行うこ
とが出来るのである。
〔発明の効果〕
この発明は、上記のように構成されているため、ワーク
を多軸で加工を行う場合であっても、180°以上及び
桟面の凹凸した球面加工を容易に行うことが出来ると共
に、ワークの交換を人手を介することなく自動的に行う
ことが出来、従ってワークの曲面加工の作業効率を著し
く向上させることが出来ると共に、生産性の向上を図る
ことが出来る効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を実施した球面研削盤の正面図、第
2図は側面図、第3図は平面図、第4図はワー・クヘッ
トの一部拡大断面図、第5図は第4図のワークヘットの
左側面図、第6図はワーク取付は軸の一部拡大断面図、
第7図はホイールヘットの拡大縦断正面図、第8図はホ
イールヘットの側面図、第9図はワークストック装置の
拡大平面図、第10図は第9図の正面図、第11図はワ
ーク交換アームの一部縦断拡大側面図、第12図はワー
ク交換アームの正面図、第13図はワーク取付は軸の軸
芯と、ホイール軸の軸芯とを自動的に調整する他の実施
例を示す概略構成図である。 ■・・・ベツド、2・・・ワーク取付は軸、3・・・ワ
ークヘット、4・・・ホイール軸、5a、5b・・・ホ
イールヘット、6・・・ワークストック装置、70・・
・ワーク交換アーム、W・・・ワーク、Q・・・研削工
具。 代理人 弁理士 小 川 信 −

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、予め加工装置の制御装置に、ワークヘットの前進位
    置及びワークの回転速度を設定するとともに、研摩工具
    を取付けたホィールヘットの制御装置に遠進位置切込量
    と、切込速度を設定し、このような状態で、凸面を有す
    る複数個のワークを収容しているワークストック装置か
    らワーク交換アームを介してワークを取出し、このワー
    クをワーク取付け軸に自動的に装着し、そしてワークヘ
    ットをホィールヘットの近傍まで前進させた状態で、ワ
    ークを所定の回転速度で回転させ、またホィールヘット
    を、前記ワーク取付け軸に装着されているワークに前進
    させて、所定の切込量に対応した速度により前進させな
    がら所定時間ワークの凸面の荒研削、中研削、仕上げ研
    削等を行い、加工終了後、ワークヘット及びホィールヘ
    ットを原点位置まで後退させ、この状態で、加工された
    ワークをワーク取付け軸から開放すると共に、該ワーク
    をワーク交換アームを介してワークストック装置に収容
    させる一方、未加工状態のワークをワーク取付け軸に自
    動的に装着することを特徴とする非金属材料の曲面加工
    方法。 2、予め加工装置の制御装置に、ワークヘットの前進位
    置及びワークの回転速度を設定するとともに、研摩工具
    を取付けたホィールヘットの制御装置に遠進位置切込量
    と、切込速度を設定し、このような状態で、凹面を有す
    る複数個のワークを収容しているワークストック装置か
    らワーク交換アームを介してワークを取出し、このワー
    クをワーク取付け軸に自動的に装着し、そしてホィール
    ヘットをワークの研削加工開始位置の手前まで前進させ
    た状態で、ワークヘットをホィールヘットの近傍まで前
    進させ、この状態でワークを所定の回転速度で回転させ
    ると共にホィールヘットを、前記ワークに前進させて、
    所定の切込量に対応した速度により前進させながら所定
    時間ワークの凹面の荒研削、中研削、仕上げ研削等を行
    い、加工終了後、ワークヘット及びホィールヘットを原
    点位置まで後退させ、この状態で、加工されたワークを
    ワーク取付け軸から開放すると共に、該ワークをワーク
    交換アームを介してワークストック装置に収容させる一
    方、未加工状態のワークをワーク取付け軸に自動的に装
    着することを特徴とする非金属材料の曲面加工方法。
JP12206188A 1988-05-20 1988-05-20 非金属材料の曲面加工方法 Pending JPH01295755A (ja)

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JP12206188A Pending JPH01295755A (ja) 1988-05-20 1988-05-20 非金属材料の曲面加工方法

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JP (1) JPH01295755A (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57127662A (en) * 1981-01-29 1982-08-07 Ricoh Co Ltd Lens processing machine
JPS5959334A (ja) * 1982-09-27 1984-04-05 Matsuura Kikai Seisakusho:Kk 自動ワ−ク交換装置

Patent Citations (2)

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