JPH01294522A - 超伝導薄膜の形成方法 - Google Patents

超伝導薄膜の形成方法

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JPH01294522A
JPH01294522A JP63100617A JP10061788A JPH01294522A JP H01294522 A JPH01294522 A JP H01294522A JP 63100617 A JP63100617 A JP 63100617A JP 10061788 A JP10061788 A JP 10061788A JP H01294522 A JPH01294522 A JP H01294522A
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JP
Japan
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thin film
group
mol
propoxide
superconducting
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Application number
JP63100617A
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English (en)
Inventor
Toshinaka Nonaka
敏央 野中
Hiroyuki Igaki
井垣 浩侑
Michiyoshi Matsuki
松木 理悌
Keisuke Kobayashi
小林 啓佑
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
  • Superconductor Devices And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
  • Superconductors And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、超伝導転移開始温度が高く、しかも超伝導
転移温度幅が狭く、核融合炉、電磁流体発電機、加速器
、回転電気は器、磁気分離機、磁気浮上列車、核磁気共
鳴装置、磁気推進船、各種実験装置等の磁場を利用する
用途に適し、また、送電線、エネルギー貯蔵器、変圧器
、整流器、調相機等の電力損失が問題になる用途に適し
、さらに、ジョセフソン素子、スキッド素子等の各種素
子として適し、ざらにまた、磁気センサ、赤外線センサ
等の各種センサとして適した超伝導薄膜を耐熱性基体上
に形成する方法に関する。
従来の技術 近1年、優れた超伝導特性を示すセラミックス系超伝導
材の薄膜化の要求がおり、酸化物粉末を出発原料とする
酸化物法や、懸濁液を出発原料とするゾル・ゲル法や、
成分元素を含む化合物の気体を出発原料とする気相合成
法等、いろいろな方法が検討されている。しかしながら
、酸化物法やゾル・ゲル法は、いずれも、一つひとつの
粒子の組成以上の均一組成は得られず、また、気相合成
法は、成分元素が2つ以上のとき、目的とする組成をも
つ単一相の化合物を得るのが難しく、そのため、均一で
超伝導特性に優れた薄膜を得にくいという問題がある。
発明が解決しようとする課題 この発明の目的は、従来の方法の上述した問題点を解決
し、耐熱性基体上に、均一性に優れ、しかも、超伝導転
移開始温度や超伝導転移温度幅等の超伝導特性に優れた
薄膜を形成する方法を提供するにある。
課題を解決するための手段 上述した目的を達成するために、この発明においては、 (イ) 下記A群から選ばれた化合物aモルと、下記B
群から選ばれた化合物bモルと、下記C群から選ばれた
化合物Cモルと、下記り群から選ばれた化合物dモルと
、下記E群から選ばれた化合物eリットルとを含み、か
つ、式、 Q、iX (a+b+c)≦d≦3x (a十す十C) 0.01≦[(a+b十c)/e]≦3を満足する混合
溶液を調製する工程と、A群二Laの、メトキシド、エ
トキシド、プロボキシド、ブトキシド、メトキシエトキ
シドまたはエトキシエトキシド 8群:Ba、3r、 Caの、メトキシド、エトキシド
、プロポキシド、ブトキシド、メトキシエトキシドまた
はエトキシエトキシド 0群:Cuの、メトキシド、エトキシド、プロポキシド
、ブトキシド、メトキシエトキシドまたは工1〜キシエ
1〜キシド D群:モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、ト
リエタノールアミン、モノ2−プロバノールアミン、ジ
2−プロパツールアミン、アセチルアセトン、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール 1群:メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノ
ール、メトキシエタノール、エトキシエタノール (ロ) 耐熱性基体上に上記混合溶液の薄膜を形成する
工程と、 (ハ) 上記薄膜を乾燥する工程と、 (ニ) 乾燥した上記薄膜を酸化性雰囲気中にて350
〜1150℃で焼成し、超伝導薄膜とする工程と、 を含む、超伝導薄膜の形成方法が提供される。以下にお
いては、便宜上これを第1発明ということにする。しか
して、この第1発明によれば、次の一般式で表わされる
超伝導薄膜を得ることができる。結晶構造は、斜方晶で
あるものと推定される。
La2−x (Ba1−u−v ”u Cav )xC
u、04−7 ただし、O≦U≦1 0≦■≦1 0≦(u + V )≦1 0≦X≦0.3 0.9≦y≦1.1 0≦Z≦0.1 また、この発明においては、上述した目的を達成するた
めに、 (イ) 下記A群から選ばれた化合物aモルと、下記B
群から選ばれた化合物bモルと、下記C群から選ばれた
化合物Cモルと、下記り群から選ばれた化合物dモルと
、下記E群から選ばれた化合物eリットルとを含み、か
つ、式、 0、lx (a+b+c)≦d≦3x (a+b十C) 0.01≦[(a+b+c)/e]≦3を満足する混合
溶液を調製する工程と、A群:YSLaSNd、Sm、
Eu、Gd。
Dy、Ho、Er、Tm、Yb、Luの、メトキシド、
エトキシド、プロポキシド、ブトキシド、メトキシエト
キシドまたはエトキシエトキシド 8群:Ba、、5rの、メトキシド、エトキシド、プロ
ポキシド、ブトキシド、メトキシエトキシドまたはエト
キシエトキシド C群:Cuの、メトキシド、エトキシド、プロポキシド
、ブトキシド、メトキシエトキシドまたはエトキシエト
キシド 0群:モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、ト
リエタノールアミン、モノ2−プロパツールアミン、ジ
2−プロパツールアミン、アセチルアセトン、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール 1群:メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノ
ール、メトキシエタノール、エトキシエタノール (ロ) 耐熱性基体上に上記混合溶液の薄膜を形成する
工程と、 (ハ) 上記薄膜を乾燥する工程と、 (ニ) 乾燥した上記薄膜を酸化性雰囲気中にて350
〜1100℃で焼成し、超伝導薄膜とする工程と、 を含む、超伝導薄膜の形成方法が提供される。以下にお
いては、便宜上これを第2発明ということにする。しか
して、この第2発明によれば、次の一般式で表わされる
超伝導薄膜を得ることができる。結晶構造は、酸素欠損
ペロブスカイト構造であるものと推定される。
rx (Ba1−uSr、 )xCu、 08−zただ
し、(2:Y、La、Nd、Sm、EU、Gd、Dy、
Ho5Er、丁m1 Ybまたはlu O≦U≦1 1.9≦X≦2.1 2.9≦y≦3.1 0.8≦2≦1.8 以下、まず第1発明を工程別にざらに詳しく説明する。
混合溶液の調製工程: 第1発明においては、まず、下記A、B、C1D、E各
群から選ばれた化合物を含む混合溶液を調製する。
A群=[aの、メトキシド、エトキシド、プロポキシド
、ブトキシド、メトキシエトキシドまたはエトキシエト
キシド B群:Ba、Sr%Caの、メトキシド、エトキシド、
プロポキシド、ブトキシド、メトキシエトキシドまたは
エトキシエトキシド 0群:Cuの、メトキシド、エトキシド、プロポキシド
、ブトキシド、メトキシエトキシドまたはエトキシエト
キシド 0群:モノエタノールアミン、ジェタノールアミン、ト
リエタノールアミン、七)2−プロバノールアミン、ジ
2−プロパツールアミン、アセチルアセトン、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコ
ール、ジプロピレングリコール E群:メタノール、エタノール、プロパツール、ブタノ
ール、メトキシエタノール、工l〜キシエタノール 上記、A、B、C各群におけるメトキシエトキシドはメ
トキシエタノールとも呼ばれるものでおる。また、エト
キシエトキシドはエトキシエトキシドとも呼ばれるもの
である。
上記A、8.C各群におけるプロポキシドは、1−プロ
ポキシド、2−プロポキシドのいずれであってもよい。
また、ブトキシドは、1−ブトキシド、2−ブトキシド
、インブトキシド、t−ブトキシドのいずれでおっても
よい。さらに、E群のプロパツールは、1−プロパツー
ル、2−プロパツールのいずれであってもよい。ざらに
また、ブタノールは、1−ブタノール、2−ブタノール
、イソブタノール、t−ブタノールのいずれでおっても
よい。
0群の化合物は、侵述する焼成に至るまでの各工程で、
加水分解によってA、BXC各群の化合物を構成してい
る金属原子が、微粒子状の水酸化物や酸化物などとして
析出するのを抑制するものである。また、E群の化合物
は溶媒として作用するものでおる。これらは、あらかじ
めモレキュラシーブズ等で脱水処理しておくのが望まし
い。
A、C,D、E8群からは、通常1種を選択、使用する
。2種以上を選択、使用することも可能ではあるが、そ
うしても(与られる超伝導薄膜にほとんと有意差はなく
、工程の複雑化によるコストの上昇など、不都合の方が
大きい。しかして、いずれを選択、採用しても、以下の
工程を変える必要はない。また、いずれを選択、使用し
ても得られる超伝導薄膜の特性に有意差は認められない
B群からは、1種または2種以上を選択、使用すること
ができる。2種以上を選択、使用する場合には、金属元
素の異なるものとする。すなわち、アルコキシ基ヤアル
コキシアルコキシ基の相違によって、得られる超伝導薄
膜の特性に有意差を生ずることはほとんどない。
A、B、C,D、E各群の化合物の混合割合は、それら
の種類によって多少は異なるものの、A、B、C,D各
群の化合物をそれぞれaモル、bモル、Cモル、dモル
とし、E群の化合物をeリットルとしたとき、式、 0.1x (a十り+c)≦d≦3x (a+b+C) 0.0’l≦[(a+b+c)/e]≦3を同時に満足
する範囲でなければならない。’?+−なわち、d<0
.1x (a十す十c)の範囲では加水分解を十分に抑
制づることができず、また、d>3x (a十り+c)
の範囲では混合溶液の粘度が高くなりすぎ、いずれの場
合も後述する製膜ができなくなる。また、[(a+b+
、c)/e] <0.01では、溶媒があまりにも多す
ぎて実用的でない。さらに、[(a+b+c)/e] 
>3では、A、B、C各群の化合物が溶は残る。好まし
いのは、 0.5X (a+b十〇>≦d≦2X (a+b十C) 0.1≦[(a十り+c)/e]≦1 の範囲である。さらに好ましいのは、上記条件に加えて
、さらに、式、 a:b:c=(2−x):X:y たたし、0≦X≦0.3 0.9≦y≦1.1 を満足する範囲にすることでおる。
混合操作は、D、E各群の化合物の混合溶液にA、B、
C各群の化合物を同時に加えて混合してもよく、また、
D、E各群の化合物の混合溶液に、ASB、C各群の化
合物をそれぞれ加えてなる混合溶液から所定量を採取し
てさらに混合するようにしてもよい。なお、混合操作が
終了するまでは、ASB、C各群の化合物を極力湿気に
晒さないようにするのがよく、乾燥窒素などで置換した
グラブボックス内などで行なうのが好ましい。しかしな
がら、それ以後の操作は大気中で行なうことができる。
薄膜形成工程: 第1発明においては、次に、上記混合溶液の薄膜を耐熱
性基体上に形成する。つまり製膜する。
基体は、後述する焼成温度に耐えるものであればよく、
金、銀、白金等の金属や、これら金属の少なくとも1種
を主成分とする合金や、ガラス、炭素、ケイ素、シリカ
、アルミナ、マグネシア、ジルコニア、チタニア、チタ
ン酸ストロンチウム、窒化ホウ素、窒化ケイ素、炭化ホ
ウ素、炭化ケイ素等のセラミックスなどを使用すること
ができる。
形状は、w4¥/L状、フィルム状、板状、バルク状な
ど、いずれであってもよい。これらの基体は、その表面
を研磨して”平滑にし、さらに洗浄して油分などによる
汚染を除去しておくのが好ましい。
薄膜の形式は、刷毛、ローラーなどによる塗布や、スプ
レーによる塗布や、混合物に基体を浸漬した後に引き上
げるデイツプコーティング法等によることができる。な
かでも、デイツプコーティング法は簡便であり、また、
基体の引上速度を変えることによって膜厚の調整が容易
に行なえるので好ましい。
乾燥工程: 第1発明においては、次に、基体上に形成した混合溶液
の薄膜を乾燥し、1群の化合物を蒸発させて、Δ、B、
C,C各群の化合物からなる薄膜とする。この工程は、
常温で行ってもよく、50〜100℃程度の範囲の恒温
で行ってもよい。さらに、湿度が1%以下に制御された
雰囲気下で行ってもよい。
焼成工程: 第1発明においては、次に、上記乾燥薄膜を基体ごと焼
成する。すると、上述した式で表わされる超伝導薄膜が
得られる。この焼成は、次のようにして行う。
すなわち、乾燥薄膜を基体ごと加熱炉に入れ、酸化性雰
囲気下で、焼成温度まで昇温し、その温度に一定時間保
持した侵、室温まで降温する。雰囲気は、空気でもよく
、また、20〜100%の濃度の酸素でもよい。昇温速
度は、1〜1000℃/分程度で、焼成温度は350〜
1150℃、焼成時間は5〜30分程度、降温速度は1
〜bでは、昇温に時間がかかりすぎて実用的ではなく、
また、1000℃/分を超えると薄膜に亀裂を生じるこ
とがある。焼成温度が350℃未満では、膜内の有機物
を完全に取り除くことかできず、また、1150℃を超
えると薄膜が一部溶解し・たり、蒸発してしまう。降温
速度が1℃/分未満では、降温に時間がかかりずぎて実
用的ではなく、また、1000℃/分を超えると薄膜に
亀裂を生じることがある。
以上においては、第1発明について説明したが、第2発
明も、基本的には第1発明と変わらない。
すなわち、混合溶液の調製工程に関しては、第2発明は
、第1発明におけるA、B、C,D、E各群の化合物の
うち、A、B各群の化合物として次の化合物を用いる点
が異なる。
A群:Y、La、Nd53m、Eu、Gd、Dy、Ho
、ErSTm5Yb、Luの、メトキシド、エトキシド
、プロポキシド、ブトキシド、メトキシエトキシドまた
はエトキシエトキシド 8群:Ba、3rの、メトキシド、エトキシド、プロポ
キシド、ブトキシド、メトキシエトキシドまたは工1〜
キシエトキシド A、B、C,D、E各群の化合物の混合割合もまた、第
1発明と同じである。ただ、第1発明においては、好ま
しくは、 a:b:c=(2−x):x:’y’ ただし、0≦X≦0.3 0.9≦y≦1.1 としだが、第2発明では、 a:b:c=(1±X”): (2±y):3ただし、
O≦X≦0.1 0≦y≦O91 とするのが好ましい。
第2発明における薄膜形成工程と乾燥工程は、第1発明
におけるそれらの工程と全く同じである。
第2発明の焼成工程は、第1発明のそれとはやや異なる
すなわち、第2発明においては、昇温速度を1〜b 00℃、焼成時間を5〜30分程度とし、降温は、1〜
b で降温し、その後に0.1〜2℃程度の速度で室温まで
降温するようにする。また、第2発明においては、1〜
1000’C/分程度の速度で室温まで降温した後、酸
化性雰囲気中にて300へ一700℃で11間以上の熱
処理を行い、超伝導av!とすることも可能である。
実施例 実施例1 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Laのメト
キシドを0.018モル、Baのメトキシドを0.00
2モル、Cuのメトキシドを0゜01モル計り取り、こ
れにモノエタノールアミンを0.03モル添加し、ざら
にメタノールを100m1加え、スタークを用いて30
分撹拌し、混合溶液を得た。
一方、厚みが1mmのジルコニア板を、トリクロルエチ
レン、アセトン、エタノール、純水を順次用いてそれぞ
れ3分づつ超音波洗浄した後、高純度乾燥窒素を吹きつ
【プて乾燥させた。
次に、上記混合溶液に上記ジルコニア板を浸漬し、1分
後、垂直に10Cm/分の速度で引き上げ、ジルコニア
板上に混合溶液の薄膜を形成した。
次に、上記薄膜を50°Cの恒温炉中で30分保持し、
乾燥させた。
次に、上記乾燥薄膜を、ジルコニア板ごと電気炉に入れ
、10℃/分の速度で1130℃まで昇温し、その温度
に10分保持した後、50°C/分の速度で室温まで降
温し、ジルコニア板上に、単−相のLa   (Ba1
 )0.2 CLll 04なる超1.8 伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は黒色で、光沢があり
、600倍の光学顕微鏡でi察しても、異物や亀裂は認
められなかった。また、厚みは2Qnmで、超伝導転移
開始温度は42に、超伝導転移終了温度は38K、臨界
電流密度は2X106A/Cm2であった。
実施例2 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、1、aのエ
トキシドを0.018モル、Baのエトキシドを0.0
02モル、CLIのエトキシドを0゜01モル計り取り
、これにジェタノールアミンを0.03モル添加し、ざ
らにエタノールを100m1加え、スタークを用いて3
0分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のLa   (Ba)   CuOな1.8   1 
0.2  1 4 る超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例1と同
様、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移
開始温度は39K、超伝導転移終了温度は36にであっ
た。
実施例3 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、1−aの2
−プロポキシドを0.018モル、Baの2−プロポキ
シドを0.002モル、Cuの2−プロポキシドを0.
01モル計り取り、これにトリエタノールアミンを0.
03モル添加し、さらに2−プロパツールを100m1
加え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のL−al、8  (Ba1 ) 0.2 Cu1 o
4なる超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例1
と同様、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導
転移開始温度は39に5超伝導転移終了塩度は38にで
めった。
実施例4 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、1−aの1
−ブトキシドを0.018モル、Baの1−ブトキシド
を0.002モル、CLJの1−ブトキシドを0.01
モル計り取り、これにモノ2−プロバノールアミンを0
.03モル添加し、ざらに1−ブタノールを100m1
加え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のLa14  (Ba1 )0.2 Cu1o4なる超
伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例1と同様、
異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始
温度は42に1超伝導転移終了部度は40にであった。
実施例5 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、しaのメト
キシエトキシドを0.018モル、Baのメトキシエト
キシドを0.002モル、CLIのメトキシエトキシド
を0.01モル計り取り、これにジ2−プロパツールア
ミンを0.03モル添加し、ざらにメトキシエタノール
を100m1加え、スタークを用いて30分撹拌し、混
合溶液を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
の1−al、8  (aal)o、2 Cu1o4なる
超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例1と同様
、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開
始温度は41K、超伝導転移終了温度は39にであった
実施例6 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、laのエト
キシエトキシドを0.018モル、Baのエトキシエト
キシドを0.002モル、Cuのエトキシエトキシドを
0.01モル計り取り、これにアセチルアセトンを0.
03モル添加し、さらにエトキシエタノールを100m
1加え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得
た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のLa14  (Ba1 )0.2 Cu1 o4なる
超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例1と同様
、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開
始温度は38K、超伝導転移終了温度は35にであった
実施例7 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Laの2−
プロポキシドを0.018モル、3rの2−プロポキシ
ドを0.002モル、CUのエトキシエトキシドを0.
01モル計り取り、これにエチレングリコールを0.0
3モル添加し、ざらにメタノールを100m1加え、ス
タークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のLa14  (Sr1 )0.2 Cu1 o4なる
超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例1と同様
、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開
始温度は40に、超伝導転移終了温度は38にであった
実施例8 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、[aの2−
プロポキシドを0.018モル、Caの2−プロポキシ
ドを0.002モル、Cuのエトキシエトキシドを0.
01モル計り取り、これにジエチレングリコールを0.
03モル添加し、ざらにエタノールを100m1加え、
スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のLa14  (Ca1 )o、2 CLJI o4な
る超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例1と同
様、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移
開始温度は39に1超伝導転移終了部度は37にであっ
た。
実施例9 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Laの2−
プロポキシドを0.018モル、3aの2−プロポキシ
ドを0.001モル、3rの2−プロポキシドを0.0
01モル、CUのエトキシエトキシドを0.01モル計
り取り、これにプロピレングリコールを0.03モル添
加し、さらに2−プロパツールを100m1加え、スタ
ークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上1単一相
(7)La14  (Bao、5 s’0.5 )o、
2Cu104なる超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は
、実施例1と同様、異物や亀裂は認められなかった。ま
た、超伝導転移開始温度は42に1超伝導転移終了部度
は39にであった。
実施例10 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、1−aの2
−プロポキシドを0.018モル、Baの2−プロポキ
シドを0.001モル、Caの2−プロポキシドを0.
001モル、CLJのエトキシエトキシドをo、oiモ
ル計り取り、これにジプロピレングリコールを0.03
モル添加し、さらに1−ブタノールを100m1加え、
スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板とに単一相
の1−al、8  (Ba(35c”0.5 >0.2
Cu104なる超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、
実施例1と同様、異物や亀裂は認められなかった。また
、超伝導転移開始温度は38K、超伝導転移終了温度は
36にであった。
実施例11 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Laの2−
プロポキシドを0.018モル、3rの2−プロポキシ
ドを0.001モル、Caの2−プロポキシドを0.0
01モル、Cuのエトキシエトキシドを0.01モル計
り取り、これにモノエタノールアミンを0.03モル添
加し、さらにメトキシメタノールを100m1加え、ス
タークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のL al4  (S r 0.5 Ca(35> o
、2Cu104なる超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜
は、実施例1と同様、異物や亀裂は認められなかった。
また、超伝導転移開始温度は41K、超伝導転移終了温
度は36にであった。
実施例12 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、[aの2−
プロポキシドを0.018モル、Baの2−プロポキシ
ドを0.00067モル、3rの2−プロポキシドを0
.00067モル、Caの2−プロポキシドを0.00
067モル、CLJのエトキシエトキシドを0.01モ
ル計り取り、これにジェタノールアミンを0.03モル
添加し、さらにエトキシエタノールを100m1加え、
スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のLa1.8  (BaO,34S’0.33CaO,
33> 0.2 Cul o4なる超伝導薄膜を得た。
この超伝導薄膜は、実施例1と同様、異物や亀裂は認め
られなかった。また、超伝導転移開始温度は39に1超
伝導転移終了部度は37にであった。
実施例13 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、1−aの2
−プロポキシドを0.02モル、CLIのエトキシエト
キシドを0.01モル計り取り、これにトリエタノール
アミンを0.03モル添加し、ざらにメタノールを10
0m1加え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液
を得た。
以下、実施例1と同様にして、ジルコニア板上に単一相
のし82Cu1o4なる超伝導薄膜を1qだ。この超伝
導薄膜は、実施例1と同様、異物や亀裂は認められなか
った。また、超伝導転移開始温度は38K、超伝導転移
終了温度は37にであつた。
実施例14 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Yのメトキ
シドを0.01モル、Baのメトキシドを0.02モル
、CUのメトキシドを0.03モル計り取り、これにモ
ノエタノールアミンを0゜06モル添加し、さらにメタ
ノールを100m1加え、スタークを用いて30分撹拌
し、混合溶液を得た。
一方、厚みが1mmのジルコニア板をトリクロルエチレ
ン、アセトン、エタノール、純水を順次用いてそれぞれ
3分づつ超音波洗浄した侵、高純度乾燥窒素を吹き付け
て乾燥させた。
次に、上記混合溶液に上記ジルコニア板を浸漬し、1分
後、垂直に10cm/分の速度で引き上げ、ジルコニア
板上に混合溶液の薄膜を形成した。
次に、上記薄膜を50℃の恒温炉中で30分保持し、乾
燥させた。
次に、上記乾燥薄膜を、ジルコニア板ごと電気炉に入れ
、10℃/分の速度で930℃まで昇温し、その温度に
10分保持した俊、50℃/分の速度で500℃まで降
温し、ざらに1℃/分の速度で室温まで降温し、単一相
のY(Ba1)2Cu306゜9なる超伝導薄膜を得た
。この超伝導薄膜は600倍の光学顕微鏡で観察しても
、異物や亀裂は認められなかった。また、厚みは45n
mで、超伝導転移開始温度は98に1超伝導転移終了塩
度は96に1臨界型流密度は5X106A/Cm2であ
った。
実施例15 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Yのエトキ
シドを0.01モル、3aのエトキシドを0.02モル
、CUのエトキシドを0.03モル計り取り、これにジ
ェタノールアミンを0.06モル添加し、ざらにエタノ
ールを100m1加え、スタークを用いて30分撹拌し
、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のY (Ba1 )2 Cu3o6.9なる超伝導薄
膜を1qだ。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異
物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温
度は96K、超伝導転移終了温度は93にであった。
実施例16 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Yの2−プ
ロポキシドを0.01モル、Baの2−プロポキシドを
0.02モル、Cuの2−プロポキシドを0.03モル
計り取り、これにトリエタノールアミンを0.06モル
添加し、ざらに2−プロパツールを100m1加え、ス
タークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のY (Ba1 >2Cu3o6.9なる超伝導薄膜
を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異物や
亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温度は
95K、超伝導転移終了温度は93にであった。
実施例17 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Yの1−ブ
トキシドをo、oiモル、Baの1−ブトキシドを0.
02モル、Quの1−ブト・キシドを0.03モル計り
取り、これに七)2−プロパツールアミンを0.06モ
ル添加し、ざらに1−ブタノールを100m1加え、ス
タークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のY (Ba1 )2 Cu3 o6.9なる超伝導
薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異
物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温
度は98に1超伝導転移終了塩度は95にであった。
実施例18 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Yのメトキ
シエトキシドを0.01モル、3aのメトキシエトキシ
ドを0.02モル、CUのメトキシエトキシドを0.0
3モル計り取り、これにジ2−プロパツールアミンを0
.06モル添加し、ざらにメトキシエタノールを100
m1加え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を
得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のY (Ba1 ) 2 CL730B、gなる超伝
導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、
異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始
温度は99K、超伝導転移終了温度は94にであった。
実施例19 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Yのエトキ
シエトキシドをo、oiモル、Baのエトキシエトキシ
ドを0.02モル、Cuのエトキシエトキシドを(10
3モル計り取り、これにアセチルアセトンを0.06モ
ル添加し、さらにエトキシエタノールを100m1加え
、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のY (Ba1 )2 Cu3 o6.9なる超伝導
薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異
物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温
度は96K、超伝導転移終了温度は93にであった。
実施例20 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、1−aの2
−プロポキシドを0.01モル、leaの2−プロポキ
シドを0.02モル、Cuのエトキシエトキシドを0.
03モル計り取り、これにエチレングリコールを0.0
6モル添加し、さらにメタノールを100m1加え、ス
タークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のLa (E3al )2 Cu3 o6.9なる超
伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様
、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開
始温度は98に1超伝導転移終了温度は93にであった
実施例21 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Ndの2−
プロポキシドを0.01モル、3aの2−プロポキシド
を0.02モル、Cuのエトキシエトキシドを0.03
モル計り取り、これにジエチレングリコールを0.06
モル添加し、ざらにエタノールを100m1加え、スタ
ークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のNd(Ba1 )2 Cu3o6.9なる超伝導薄
膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異物
や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温度
は99K、超伝導転移終了温度は95にであった。
実施例22 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Smの2−
プロポキシドを0.01モル、3aの2−プロポキシド
’20.02モル、Cuのエトキシエトキシドを0.0
3モル計り取り、これにプロピレングリコールを0.0
6モル添加し、さらに2−プロパツールを100m1加
え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のSm(Ba1)2Cu306.9なる超伝導薄膜を
得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異物や亀
裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温度は9
7K、超伝導転移終了温度は92にであった。
実施例23 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、ELJの2
−プロポキシドを0.01モル、Baの2−プロポキシ
ドを0.02モル、Cuのエトキシエトキシドを0.0
3モル計り取り、これにジプロピレングリコールを0.
06モル添加し、ざらに1−ブタノールを100m1加
え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のEu (Ba1 )2 Cu3 o6.9なる超伝
導薄膜を)qだ。この超伝導薄膜は、実施例14と同様
、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開
始温度は98K、超伝導転移終了温度は93にであった
実施例24 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Gdの2−
プロポキシドを0.01モル、Baの2−プロポキシド
を0.02モル、Cuのエトキシエトキシドを0.03
モル計り取り、これにモノエタノールアミンを0.06
モル添加し、ざらにメトキシエタノールを100m1加
え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のGd (E3a1>2Cu3061gなる超伝導薄
膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異物
や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温度
は95に1超伝導転移終了部度は92にであった。
実施例25 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、oyの2−
プロポキシドを0.01モル、Baの2−プロポキシド
を0.02モル、Cuのエトキシエトキシドを0.03
モル計り取り、これにジェタノールアミンを0.06モ
ル添加し、ざらにエトキシエタノールを100m1加え
、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のD’y’ (Ba1 )2 Cu3o6.9なる超
伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様
、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開
始温度は99に1超伝導転移終了部度は95にであった
実施例26 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Hoの2−
プロポキシドを0.01モル、Baの2−プロポキシド
を0.02モル、Quのエトキシエトキシドを0.03
モル計り取り、これにトリエタノールアミンを0.06
モル添加し、ざらにメタノールを100m1加え、スタ
ークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相の1−1o (Ba1 >2CLJ3060gなる超
伝導薄膜を)qだ。この超伝導薄膜は、実施例14と同
様、異物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移
開始温度は96に1超伝導転移終了部度は92にであっ
た。
実施例27 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Tmの2−
プロポキシドを0.01モル、Baの2−プロポキシド
を0.02モル、CLJのエトキシエトキシドを0.0
3モル計り取り、これにジ2−プロパツールアミンを0
.06モル添加し、さらに2−プロパツールを100m
1加え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得
た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のTm (Ba1 )2 Cu3o6.9なる超伝導
薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異
物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温
度は96K、超伝導転移終了温度は93にであった。
実施例29 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Ybの2−
プロポキシドを0.01モル、[3aの2−プロポキシ
ドを0.02モル、CLIのエトキシエトキシドを0.
03モル計り取り、これにアセチルアセトンを0.06
モル添加し、さらに1−ブタノールを100m1加え、
スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のYb (Ba1 )2 Cu3o6.9なる超伝導
薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異
物や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温
度は95に1超伝導転移終了部度は93にであった。
実施例30 乾燥窒素を流しているグラブボックス内で、Yの2−プ
ロポキシドを0.01モル、3rの2−プロポキシドを
0.02モル、Cuのエトキシエトキシドを0.03モ
ル計り取り、これにジエチレングリコールを0.06モ
ル添加し、ざらにメトキシエタノールを’tooml加
え、スタークを用いて30分撹拌し、混合溶液を1qだ
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に単一
相のY (Sr1 )2 Cu30B、9なる超伝導薄
膜を得た。この超伝導薄膜は、実施例14と同様、異物
や亀裂は認められなかった。また、超伝導転移開始温度
は95K、超伝導転移終了温度は92にであった。
実施例31 屹燥窒素を流しているグラブボックス内で、Yの2−プ
ロポキシドを0.01モル、[3aの2−プロポキシド
を0.01モル、3rの2−プロポキシドを0.01モ
ル、CUのエトキシエトキシドを0.03モル計り取り
、これにジプロピレングリコールを0.06モル添加し
、ざらにエトキシエタノールを100m1加え、スター
クを用いて30分撹拌し、混合溶液を得た。
以下、実施例14と同様にして、ジルコニア板上に1単
一相のY (Ba□、5 s’0.5 >2 Cu30
61.なる超伝導薄膜を得た。この超伝導薄膜は、実施
例14と同様、異物や亀裂は認められなかった。また、
超伝導転移開始温度は97K、超伝導転移終了温度は9
5にであった。
発明の効果 この発明の方法は、従来の酸化物法やゾル・ゲル法のよ
うに焼成以前の段階で薄膜中に微粒子が存在することが
なく、溶液から加水分解を抑制しつつ一気に薄膜を形成
することができ、また、気相合成法のように薄膜の組成
や結晶構造がばらつくことが少ないので、実施例にも示
したように、均質性に優れ、しかも超伝導転移温度が高
く、超伝導転移温度幅が狭い超伝導薄膜を得ることがで
きるようになる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)下記A群から選ばれた化合物aモルと、下記B群
    から選ばれた化合物bモルと、下記C群から選ばれた化
    合物cモルと、下記D群から選ばれた化合物dモルと、
    下記E群から選ばれた化合物eリットルとを含み、かつ
    、式、 0.l×(a+b+c)≦d≦3×(a+b+c) 0.01≦[(a+b+c)/e]≦3 を満足する混合溶液を調製する工程と、 A群:Laの、メトキシド、エトキシド、プロポキシド
    、ブトキシド、メトキシエトキ シドまたはエトキシエトキシド B群:Ba、Sr、Caの、メトキシド、エトキシド、
    プロポキシド、ブトキシド、メ トキシエトキシドまたはエトキシエトキ シド C群:Cuの、メトキシド、エトキシド、プロポキシド
    、ブトキシド、メトキシエトキ シドまたはエトキシエトキシド D群:モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
    リエタノールアミン、モノ2− プロパノールアミン、ジ2−プロパノー ルアミン、アセチルアセトン、エチレン グリコール、ジエチレングリコール、プ ロピレングリコール、ジプロピレングリ コール E群:メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
    ール、メトキシエタノール、エト キシエタノール 耐熱性基体上に前記混合溶液の薄膜を形成する工程と、 前記薄膜を乾燥する工程と、 乾燥した前記薄膜を酸化性雰囲気中にて350〜115
    0℃で焼成し、超伝導薄膜とする工程と、を含む、超伝
    導薄膜の形成方法。 (2)下記A群から選ばれた化合物aモルと、下記B群
    から選ばれた化合物bモルと、下記C群から選ばれた化
    合物cモルと、下記D群から選ばれた化合物dモルと、
    下記E群から選ばれた化合物eリットルとを含み、かつ
    、式、 0.1×(a+b+c)≦d≦3×(a+b+c) 0.01≦[(a+b+c)/e]≦3 を満足する混合溶液を調製する工程と、 A群:Y、La、Nd、Sm、Eu、Gd、Dy、Ho
    、Er、Tm、Yb、Luの、 メトキシド、エトキシド、プロポキシド、 ブトキシド、メトキシエトキシドまたは エトキシエトキシド B群:Ba、Srの、メトキシド、エトキシド、プロポ
    キシド、ブトキシド、メトキシエ トキシドまたはエトキシエトキシド C群:Cuの、メトキシド、エトキシド、プロポキシド
    、ブトキシド、メトキシエトキ シドまたはエトキシエトキシド D群:モノエタノールアミン、ジエタノールアミン、ト
    リエタノールアミン、モノ2− プロパノールアミン、ジ2−プロパノー ルアミン、アセチルアセトン、エチレン グリコール、ジエチレングリコール、プ ロピレングリコール、ジプロピレングリ コール E群:メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノ
    ール、メトキシエタノール、エト キシエタノール 耐熱性基体上に前記混合溶液の薄膜を形成する工程と、 前記薄膜を乾燥する工程と、 乾燥した前記薄膜を酸化性雰囲気中にて350〜110
    0℃で焼成し、超伝導薄膜とする工程と、を含む、超伝
    導薄膜の形成方法。
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