JPH01293586A - 半導体レーザ素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体レーザ素子およびその製造方法

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JPH01293586A
JPH01293586A JP12381588A JP12381588A JPH01293586A JP H01293586 A JPH01293586 A JP H01293586A JP 12381588 A JP12381588 A JP 12381588A JP 12381588 A JP12381588 A JP 12381588A JP H01293586 A JPH01293586 A JP H01293586A
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JP12381588A
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Akemi Yamanaka
山中 明実
Hidetaka Karita
秀孝 苅田
Kenichi Uejima
研一 上島
Uichiro Kobayashi
小林 宇一郎
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Hitachi Ltd
Renesas Eastern Japan Semiconductor Inc
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Hitachi Ltd
Hitachi Tohbu Semiconductor Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は半導体レーザ素子およびその製造方法、特に、
内部狭窄型半導体レーザ素子のチャネル形成に適用して
有効な技術に関する。
〔従来の技術〕
半導体レーザ(レーザダイオード:LD)は、光フアイ
バ通信を中心にした通信分野、あるいは光デイスクファ
イル、ディジタルオーディオディスク、ビデオディスク
、レーザビームプリンタ等を中心とする情報端末分野等
に使用されている。
前者は、発振波長が1.3μm、1.5μmの長波長帯
レーザダイオードであり、後者は発振波長が0.78μ
m、0.83μmの可視・赤外帯レーザダイオードであ
る。
ところで、コパクトディスク(CD)やビデオディスク
(VD)、特にVDにおいては、組み込む半導体レーザ
における低雑音化は重賞である。
レーザダイオードの戻り光ノイズによるS/Nが劣化す
ると、ビデオディスクにあっては画質が劣化する。
レーザ光の戻り光による雑音を許容値以下に抑えた半導
体レーザとしては、たとえば、日経マグロウヒル社発行
「日経エレクトロニクス」1983年10月10日号、
P173〜P193に記載されたものがある。
この文献には、屈折率導波型の単一モードで発振する半
導体レーザの駆動電流(直流バイアス電流)に、IGH
z@後の高周波電流を重畳して、多モード発振させるこ
とによって、戻り光による雑音を許容値に抑える技術が
開示されている。また、この文献には、共振周波数付近
で自助発振(パルセーション)を起こさせることができ
る旨記載されている。また、このパルセーションを生じ
ている素子では、上記の高周波重畳方式のレーザと同じ
く、比較的低雑音で戻り光に対して安定な特性が得られ
ていることも記載されている。
一方、オーム社発行「エレクトロニクス」1985年1
0月号、昭和60年10月1日発行、P56〜P61に
は、チャネルストライプ型の半導体レーザ素子にあって
、横モードの不安定性や非点格差を改善した屈折率導波
型構造として、埋め込み型や内部電流狭窄型(内部狭窄
型)の半導体レーザ素子が開発されている旨記載されて
いる。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のように、チャネルストライプ型の半導体レーザ素
子として内部狭窄型(内部電流狭窄型)の半導体レーザ
素子が知られている。
この内部狭窄型の半導体レーザ素子は、たとえば、第7
図に示されるような構造となっている。
すなわち、この内部狭窄型半導体レーザ素子は、p形G
aAs基板1の主面にストライプ状のチャネル2を隔て
てn形G a A sからなる一対の内部狭窄層3を有
している。また、このp形GaAs基板1の主面には、
多層成長層4が設けられている。この多層成長層4は、
エピタキシャル成長によって、p形のGaAlAs層か
らなるクラッド[5,GaAJILAsからなる活性層
6.n形GaAuAs層からなるクランド層7.n形G
aAS1からなるキャップ層8と順次積層されることに
よって形成されている。また、前記p形GaAs基板1
の裏面にはアノード1掻9が設けられ、キャップ層8上
にはカソード1iThloが設けられている。また、前
記チャネル2はp形caAs基板lの表層部に亘って設
けられている。
このような内部狭窄型半導体レーザ素子は、使用サイド
のπ7として、レーザ光のビーム広がり角度のうち、接
合と平行となる水平方向法がり角θIが、たとえば、コ
ンパクトディスクに対する光学系との結合から、9度〜
12度が要求されている。このような要求を満たすため
には、前記チャスル2の幅Wcは、4μm〜6μmにす
る必要がある。
ところで、前記チャネル2は、p形GaAsJJ仮1の
主面にn形GaAs層を形成した後、ホhレジストをマ
スクとしてストライプ状にエツチングを行うことによっ
て形成される。このエッチングは、メサエッチング(異
方性エツチング)であるため、チャネル2の幅W、を広
(すると、当然にして一対の内部狭窄層間の間隔、すな
わち、電流狭窄幅W、も広くなってしまう。この結果、
チャネル幅Weを4〜6μm程度にすると、電流狭窄幅
W、は2.0μmを大幅に越えてしまう。たとえば、前
記チャネル幅Wcが3.4μmの場合、電流狭窄幅W、
は1.9μmとなる。
一方、内部狭窄型半導体レーザ素子のパルセーション化
においては、前記クラ、ド層5や活性層6の厚さ、さら
には各層の組成等もあるが、それらを一定の条件のもと
においた場合、前記電流狭窄幅Wbを、たとえば、2.
0μm以下と小さくすれば、パルセーション化するとい
う事実を実験的に得ている。前記電流狭窄幅W、が小さ
いほどパルセーション効果は大きく、各スペクトルの幅
も広くなり、雑音(ノイズ)特性も向上する。
そこで、前記電流狭窄幅Wkを2.0μm以下、チャネ
ル幅Wcを4μm〜6μmとするチャネル構造を達成す
る方法の一つとして、チャネル2の広がり角度(拡開角
度)を大きくする方法が考えられる。
しかし、このようにチャネル2の拡開角度を大きくする
と、チャネルの深さに対するチャネル幅の変化が大きく
、制御性が悪くなり、歩留りが低くなる。
本発明の目的は所望のビーム広がり角度を有しかつ雑音
特性の良好な半導体レーザ素子およびその製造方法を提
供することにある。
本発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は、
本明細書の記述および添付図面からあきらかになるであ
ろう。
(課題を解決するための手段) 本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記のとおりである。
本発明の内部狭窄型半導体レーザ素子は、その製造にお
いて、p形GaAs基板の主面にn形GaAs層を形成
した後、このn形GaAs1i上にホトレジストによっ
てマスクを形成し、このマスクを利用して前記n形Ga
As1をストライプ状にエツチングして、下層のp形G
aAs基+ffの表層部に達するチャネルを形成する。
この際、最初に異方性エツチング液を用いてn形GaA
sJ5に幅が狭いチャネルを形成し、その後等方性エツ
チング液を用いてエツチングを行い、電流狭窄部を構成
する幅の狭い下部狭小チャネルと、幅の広い上部幅広チ
ャネルからなるチャネルを形成する。
その後、活性層を含む多層成長層を形成することによっ
て、電流狭窄幅W、が1.2μmとなり、チャネル幅W
。が5μmとなる内部ILif型半導体レーザ素子を製
造する。
〔作用〕
上記した手段によれば、本発明の内部狭窄型半導体レー
ザ素子は、その製造におけるチャネルの形成にあっては
、異方性エッチング液を用いる第1のエツチングの後に
、等方性エツチング液を用いる第2のエツチングを行う
ことによって、最初は幅の狭いチャネルを形成し、その
後前記チャネルををさらにエツチングしかつ等方性エッ
チング効果を利用して、チャネル幅W、を5μmと広く
、電流狭窄幅W、を1.2μmと小さく形成している。
この結果、チャネル幅Wcと電流狭窄幅W。
は独立制御のちとに形成されるため、電流狭窄幅W、は
パルセーション化に必要な1.2μmが得られるととも
に、チャネル幅W、はレーザ光の水平方向拡がり角θ〃
を11”とすることができる571 mなる幅が得られ
る。
〔実施例] 以下、本発明の一実施例について説明する。
第1図は来光・明の一実施例による内部狭窄型半導体レ
ーザ素子の要部を示す断面図、第2図〜第6図は本発明
の内部狭窄型半導体レーザ素子を製造する方法を示す図
であって、第2図は半導体レーザ素子の製造に使用にさ
れるウェハを示す断面図、第3図はチャネル形成のため
の第1エッチングが行われたウェハの断面図、第4図は
チャネル形成のための第2エッチングが行われたウェハ
の断面図、第5図は多層成長層が形成された状態を示す
ウェハの断面図、第6図は1掻が形成された状態を示す
ウェハの断面図である。
この実施例の内部狭窄型半導体レーザ素子は、第1図に
示されるような構造となっている。すなわち、この内部
狭窄型半導体レーザ素子は、80μm程度の厚さのP形
GaAs基板1の主面にストライプ状のチャネル2を隔
てて、厚さ1μm程度のn形G a A sからなる内
部狭窄層3を一対有している。前記チャネル2はpY3
GaAsll板1の表層部分にも達している。また、こ
のチャネル2は二段状構造となり、下部チャネル部11
は幅が狭く、かつその拡開角度も小さくなっている。
前記下部チャネル部11には、後述する多層成長層4が
形成され、これにより、一対の内部狭5iN3間に電流
狭窄部12が形成される。この電流狭窄部12の幅、す
なわち、電流狭窄幅W、は、この実施例では1゜2μm
となっている。また、上部チャネル部13は、拡開角度
が下部チャネル部11に比較して大幅に大きくなり、そ
の上端の幅、すなわち、チャネル幅W、は最大となり、
この実施例では5μmとなっている。
一方、前記チャネル2および前記内部狭窄層3上には、
多層成長層4が設けられている。この多層成長1i4は
、エピタキシャル成長によって形成され、p形のGaA
旦As[からなる厚さ0. 35μmのクラッド層5、
GaAELAsからなる厚さ数百人の活性層6、n形G
aA[AsNからなる厚さ2μmのクラッド層7、n形
GaAs層からなる厚さ10μm程度のキャップ118
で構成されている。そして、前述のように、前記下部チ
ャネル部11における一対の内部狭窄層3間には、電流
狭窄部12が形成されることになる。また、前記p形G
 a A s基板lの裏面にはアノード電極9が設けら
れ、キャンプ層8上にはカソード電極10が設けられて
いる。
このような内部狭窄型半導体レーザ素子にあっては、前
記アノード電極9およびカソード電極10に所定の電圧
を印加することによって、前記チャネル2に対応する活
性層6領域からレーザ光を発光する。また、前記チャネ
ル2における下部チャネル部11は、12μmと狭い電
流狭窄幅W、を構成していることから、パルセーション
発振し、ノイズ特性が良好となる。このノイズ特性は、
コンパクトディスクにあっては、相対雑音強度(RIN
)は、f=750KH2、Δf=30KH2の場合、1
0−” /H,以下となり、ビデオディスクにあっては
、RINは、f=8MH2、Δf=100K)jzの場
合、10−” /H2以下となる。
また、前記チャネル2の上部チャネル部13の幅、換言
するならば、チャネル幅Wcは5μmと広いことから、
接合に平行なビーム広がり角度、すなわち、水平方向拡
がり角りは11度となり、コンパクトディスク用光源と
しての要求を充分果たすことになる。
つぎに、このような内部狭窄型半導体レーザ素子の製造
方法について、第2図〜第6図を参照しながら説明する
最初に、第2図に示されるように、数百μmの厚さのウ
ェハ(半導体薄板)14が用意される。
このウェハ14は、p形(第1導電型)のGaAS基板
1からなっている。このウェハ14はその主面(上面)
が結晶的には、(100)となっている、そして、この
主面にLPEまたは、MOCVD法により厚さ1μm程
度のn形(第2導電型)のGaAsNからなる内部狭窄
層形成層15が形成される。
つぎに、前記ウェハ14の主面には、常用のホトエツチ
ングによってマスク16が形成される。
このマスク16はウェハ14の主面をストライブ状にエ
ツチングできるようなパターンとなっている。その後、
第3図に示されるように、このマスク16をマスクとし
てエツチングが行われる。そして、これが本発明の特徴
的なことであるが、このエツチングは第1のエツチング
と第2のエツチングと2回に亘って行われる。第1のエ
ッチングは、サイドエツチング速度の遅い異方性エツチ
ング液、たとえば、1:2;7=HzSO4:HzO,
: C,H,(OH)、なる硫酸系エッチャントが用い
られる。この異方性エツチングによって、幅が1μm以
下の狭いチャネル17が内部狭窄層形成J115に設け
られる。このエツチングにおいては、最終的に必要とす
るp形CaAs基扱1と内部狭窄層形成層15の界面で
のチャネル幅、すなわち、電流狭窄幅W、を次の第2の
エツチングで決めることから、たとえば、内部狭窄層形
成層15内にエツチング底が位置するように設けられる
。しかし、チャネル17を極めて狭く形成できるならば
、この限りではない。また、このエツチングは異方性エ
ツチングによるため、前記チャネル17の側壁面は結晶
的に(111)となり、その傾斜角度も54°と2、峻
となっている。
つぎに、第4図に示されるように、前記マスク16を用
いて第2のエッチングが行われる。この第2のエツチン
グは、サイドエツチング速度の早い等方性エツチング液
、たとえば、1:6;20=HF:H20□ ;H!0
なるふっ化水素系エッチセントが用いられる。この第2
のエツチングによって、チャネル2はp形GaAs基板
1の表層部に達し、かつこのチャネル2の両側にそれぞ
れ内部狭窄層3を形成することになる。また、このチャ
ネル2は、あらかじめチャネル17が設けられていたこ
とから、“チャネル2は下部が狭く上部が広い二段状構
造となる。下部チャネル部11は、幅が狭くかつその拡
開角度も小さいことから、下部チャネル部11によって
分断された一対の内部狭窄層3の間隔、すなわち、電流
狭窄幅W、も、たとえば、1.2μmと狭くなる。また
、上部チャネル部13はサイドエツチング速度の速い等
方性エツチングによるため、拡開角度も太き(、チャネ
ル幅Wゎも5μmと広(形成されることになる。
つぎに、前記マスク16が除去される。その後、第5図
に示されるように、エピタキシャル成長法によって、ウ
ェハ14上にはp形のGaA1As層からなるクランド
層5.GaAuAsからなる活性N6.n形のGaAl
As1iからなるクラッドFJ7.n形のGaAsNか
らなるキャップ層8が順次積層成長され、多層成長層4
が形成される。
前記クラッド層5は平坦な内部狭窄層3上では、厚さ0
.35μmとなっている。また、活性層6は厚さ数百人
、クラッド層7は厚さ2μm、キャップ層8は厚さ10
μmとなっている。前記クラッド層5をチャネル2に埋
め込むことによって、一対の内部狭窄層3間には電流狭
窄部12が形成される。このii流狭窄部120幅、す
なわち、電流狭窄幅W1は1.2μmとなり、前述のよ
うな高特性のノイズ特性を示すようになる。また、クラ
ッド層5の埋め込みによって、レーザ光の水平方向拡が
り角山に関与するチャネル幅Wcは5μmとなり、発光
されるレーザ光の水平方向拡がり角りは11°とするこ
とができるようになる。
つぎに、前記ウェハ14はその裏面がバラクエンチされ
、p形GaAs基板1を80μm程度の厚さにする。そ
の後、第6図に示されるように、ウェハ14の主面およ
び下面には、それぞれ全系電極からなるカソード1掻1
0およびアノード1掻9が形成される。
つぎに、このウェハ14は縦横に分断される。
この結果、第1図に示されるような内部狭窄型半導体レ
ーザ素子が多数製造される。
このような実施例によれば、つぎのような効果が得られ
る。
(1)本発明の内部狭窄型半導体レーザ素子は、その製
造において、チャネル形成時、二段階に亘ってエツチン
グが行われるが、2回目のエツチングにあっては、サイ
ドエツチング速度が速い等方性エツチングによって最終
的なチャネルが形成さnるため、チャネル幅Wcを5μ
mと広くすることができ、レーザ光の水平方向拡がり角
θ〃を11°と大きくできるという効果が得られる。し
たがって、本発明の内部狭窄型半導体レーザ素子は、コ
ンパクトディスク用発光源としても充分使用に耐えるこ
とになる。
(2)本発明の内部狭窄型半導体レーザ素子は、その製
造において、チャネル形成時、二段階に亘ってエッチン
グが行われるが、1回目のエツチングにあっては、サイ
ドエツチング速度が遅い異方性エツチングによって予備
的なチャネルが形成される。この予備的なチャネルは、
サイドエツチング量が少なくかつその幅が1μmにも及
ばない狭い幅に形成される。この結果、その後に行われ
る第2回目のエツチングによって形成された最終的なチ
ャネルにお、いて、電流狭窄幅W、をl 2μmと狭く
でき、パルセーション化が達成できることからノイズ特
性の優れた内部狭窄型半導体レーザ素子を提供すること
ができるという効果が得られる。
(3)上記(1)および(2)により、本発明によれば
、水平方向拡がり角θ〃が大きくかつノイズ特性の優れ
た内部狭窄型半導体レーザ素子を提供することができる
という効果が得られる。
(4)本発明の内部狭窄型半導体レーザ素子の製造方法
によれば、チャネル形成は、異方性エツチングによる第
1のエツチングと、等方性エッチングによる第2のエツ
チングにより、前記第1のエッチングで電流狭窄部Wb
を狭くする手立てができ、第2のエツチングで水平方向
拡がり角θ〃を大きくする手立てができる。したがって
、本発明では電流狭窄幅W、とチャネル幅W、は独立し
て制御できることになり、チャネルを再現性良く形成で
きるという効果が得られる。
(5)上記(4)により、本発明の内部狭窄型半導体レ
ーザ素子の製造方法によれば、再現性良くチャネルを形
成できることから、半導体レーザ素子の歩留りを向上さ
せることができるという効果が得られる。
(6)上記(1)〜(5)により、本発明によれば、所
望の水平方向拡がり角山を有しかつノイズ特性の優れた
内部狭窄型半導体レーザ素子を安価に提供することがで
きるという相乗効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない、たとえば、実施例では水
平方向拡がり角θ〃を11″壱得るためにチャネル幅W
cを5(tmとし、所望のノイズ特性を得るために電流
狭窄幅W、を1.2μmとしたが、これらの数イ直は、
エツチング条件等を選択することによって変更可能であ
る。
以上の説明では主として本発明者によってなされた発明
をその背景となった利用分野である内部電流狭窄型の半
導体レーザ素子の製造技術に適用した場合について説明
したが、それに限定されるものではなく、他の半導体レ
ーザ素子の製造技術などに通用できる。
本発明は少なくともチャネルを有する構造の半導体レー
ザ素子の製造技術には適用できる。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記のとおりであ
る。
本発明の内部狭窄型半導体レーザ素子は、その製造にお
いて異方性エツチング液を用いて第1のエツチングを行
って狭くかつ側壁が急峻なチャネルを形成した後、再び
等方性エツチング液を行うことによって、チャネル幅W
cを5μmと小さくできることから、コンパクトディス
クの光源として使用できる水平方向拡がり角りを11°
とすることができるとともに、iai狭窄幅W、を1,
2μmと小さくすることができることから、パルセーシ
ョン化によりノイズ特性の優れた内部狭窄型半導体レー
ザ素子を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による内部狭窄型半導体レー
ザ素子の要部を示す断面図、 第2図は同じく内部狭窄型半導体レーザ素子の製造に使
用にされるウェハを示す断面図、第3図は同じくチャネ
ル形成のための第1エツチングが行われたウェハの断面
図、 第4図は同じくチャネル形成のための第2エツチングが
行われたウェハの断面図、 第5図は同じく多層成長層が形成された状態を示すウェ
ハの断面図、 第6図は同じく電極が形成された状態を示すウェハの断
面図、 第7図は従来の内部狭窄型半導体レーザ素子の要部を示
す断面図である。 1・・・p形GaAs1板、2・・・チャネル、3・・
・内部狭窄層、4・・・多層成長層、5・・・クラッド
層、6・・・活性層、7・・・クラッド層、8・・ キ
ャップ層、9 ・ アノード電極、10 ・・カソード
電極、11・・ 下部チャネル部、12・・・電流狭窄
部、13・上部チャネル部、14・・・ウェハ、15・
 ・内部狭窄層形成層、16・・・マスク、17・・第
7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、第1導電型の半導体基板と、この半導体基板の主面
    にチャネルを隔てて設けられた一対の第2導電型からな
    る内部狭窄層と、このチャネルおよび前記内部狭窄層を
    被いかつ活性層を含む多層成長層とを有する内部狭窄型
    半導体レーザ素子であって、前記チャネルは電流狭窄部
    を構成する幅の狭い下部狭小チャネルと幅の広い上部幅
    広チャネルとによって形成されていることを特徴とする
    半導体レーザ素子。 2、前記下部狭小チャネル部分で形成される電流狭窄幅
    は、パルセーションが起きるように2. 0μm程度以下となっていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の半導体レーザ素子。 3、第1導電型の半導体基板の主面に第2導電型層を形
    成する工程と、前記第2導電型層をストライプ状にエッ
    チングしてチャネルの両側にそれぞれ内部狭窄層を形成
    する工程と、前記半導体基板および内部狭窄層上に順次
    エピタキシャル成長層を形成して活性層を含む多層成長
    層を形成する工程とを有する内部狭窄型半導体レーザ素
    子の製造方法であって、前記エッチングによる内部狭窄
    層形成時、最初に異方性エッチングによって幅が狭いチ
    ャネルを前記内部狭窄層に形成した後、同じマスクを用
    いる等方性エッチングを行って幅の狭い下部狭小チャネ
    ルおよび幅の広い上部幅広チャネルを形成し、前記下部
    狭小チャネル部分に電流狭窄部を形成することを特徴と
    する半導体レーザ素子の製造方法。
JP12381588A 1988-05-23 1988-05-23 半導体レーザ素子およびその製造方法 Pending JPH01293586A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2001244572A (ja) * 2000-03-02 2001-09-07 Sony Corp 半導体レーザ発光装置の製造方法

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JP4696332B2 (ja) * 2000-03-02 2011-06-08 ソニー株式会社 半導体レーザ発光装置の製造方法

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