JPH01292727A - 電子放出装置 - Google Patents

電子放出装置

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Publication number
JPH01292727A
JPH01292727A JP63121865A JP12186588A JPH01292727A JP H01292727 A JPH01292727 A JP H01292727A JP 63121865 A JP63121865 A JP 63121865A JP 12186588 A JP12186588 A JP 12186588A JP H01292727 A JPH01292727 A JP H01292727A
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JP
Japan
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electron
emitting
elliptical cross
conduction type
line
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Pending
Application number
JP63121865A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshikazu Sakano
坂野 嘉和
Tetsuya Kaneko
哲也 金子
Ichiro Nomura
一郎 野村
Toshihiko Takeda
俊彦 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH01292727A publication Critical patent/JPH01292727A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01JELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
    • H01J2201/00Electrodes common to discharge tubes
    • H01J2201/30Cold cathodes
    • H01J2201/316Cold cathodes having an electric field parallel to the surface thereof, e.g. thin film cathodes
    • H01J2201/3165Surface conduction emission type cathodes

Landscapes

  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Cold Cathode And The Manufacture (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、表面伝導形放出素子を使用してマルチに電子
放出を行わせる電子放出装置に関する。
[開示の概要] 本明細書及び図面は、長軸及び短軸を有する楕円断面状
に電子を放出する表面伝導形放出素子を使用し、マルチ
に電子放出を行わせる電子放出装置において、楕円断面
の長軸が平行な向きで表面伝導形放出素子の電子放出部
を配置することにより、ライン方向に均一な点電子源を
高密度に配置可能にする技術を開示するものである。
[従来の技術] 従来より、簡単な構造で電子の放出が得られる素子とし
ては、例えば「ラジオ・エンジニアリング・エレクトロ
ン・フィジイックス(Radio Eng。
Electron、 Phtg、)J 1985年刊、
第10巻1290〜1298頁に記載されたエリンソン
(M、 1.EIinson)等による冷陰極素子が知
られている。
これは、基板上に形成された小面積の薄膜に、膜面に平
行に電流を流すことにより、電子放出が生ずる現象を利
用するもので、一般には表面伝導形放出素子と呼ばれて
いる。
この表面伝導形放出素子としては、前記エリンソン等に
より開発された5nOz (Sb)薄膜を用いたものや
、「スイン・ソリッド・フィルムス(丁hinSoli
d Films)41972年刊第9巻317頁にディ
ト−F −(G、 Dittser)により発表された
Au薄膜によるものや、「アイ・イー・イー・イー接摺
(IEEETran+、ED Conf、) J 19
75年版518頁でハートウェル(M、 Hartwe
ll)及びフォンスタッド(C,G。
Fonstad)共著になる1丁0薄膜によるものや、
「真空J 1983年刊第28巻第1号22頁に荒木久
他で発表されたカーボン薄膜によるものなどが報告され
ている。
これらの表面伝導形放出素子の典型的な素子構成を第9
図に示す、第9図において、l及び2は電気的接続を得
る為の電極、3は電子放出材料で形成される薄膜、4は
基板、5は電子放出部を示す。
従来、これらの表面伝導形放出素子に於ては、電子放出
を行なう前にあらかじめフォーミングと呼ばれる通電加
熱処理によって電子放出部を形成する。即ち、前記電極
lと電極2の間に電圧を印加する事により、薄膜3に通
電し、これにより発生するジュール熱で薄膜3を局所的
に破壊、変形もしくは変質せしめ、電気的に高抵抗な状
態にした電子放出部5を形成することにより電子放出機
能を得ている。
さらに、上記素子の電子放出の放射特性、すなわち放出
された電子の広がる面積を目視で測定できる様に上記素
子上に、蛍光体の塗布された基板を用いており、図中6
は蛍光体基板、7は放出電子により発光した発光部であ
る。
上記素子の電子放出の放射特性は、上記素子から数膳履
程度離れた空間に、蛍光体基板6を配置し、数百■から
数千Vの電圧を印加し、前記電極lと電極2の間に駆動
電圧を印加し、電子放出させると、発光部7は蛍光体基
板6上に第9図に示す如く、W(幅)よりL(長さ)の
方が細長い形の広がりを示す。
前記放射特性は上記素子を含む表面伝導形放出素子の固
有の特性である。
従来、上記素子をライン状にマルチに配置した例では、
上記素子の電子放出部が直線的にライン状に規則正しく
配置されていて、ライン状に並んだ点発光の発光部7を
得るには、第10図に示す如く、発光部7の間隔が非常
に広い電子放出が点発光のライン電子源を構成している
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上記従来例では、表面伝導形放出素子の
電子放出が図中左右に細長く放射し、かつ上記素子の配
置が素子の電子放出部がライン状で直線的になるように
構成されているため、複数個の素子をライン状に、規則
正しくマルチに配置した場合、発光部の間隔の広い、す
なわち電子源の間隔の非常に広い1点発光の電子源しか
得られず、高密度に構成されたライン状の電子源が得ら
れないという欠点があるので1表面伝導形放出素子は、
素子構造が簡単でかつ、2つ以上の複数の素子をライン
状に配置することが容易であるにもかかわらず、産業分
野として積極的に応用されるには至っていなかった。
また、上記従来の欠点を改善する為に素子形状を検討し
、発光部りを小さくする為に薄膜3のWの小さい素子を
作成したが、薄膜3のWを小さくするとフォーミング工
程時に電子放出部に著しく欠陥が生じた。
本発明は、このような課題に鑑みて創案されたもので、
ライン方向に均一な点電子源を高密度に配置可能な電子
放出装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明において、上記の課題を解決するために講じられ
た手段は、長軸及び短軸を有する楕円断面状に電子を放
出する表面伝導形放出素子を規則正しいライン状かつマ
ルチに構成した電子放出装置であって、楕円断面の長軸
が平行な向きで表面伝導形放出素子の電子放出部を配置
した電子放出装置とするものである。
[作 用] 本発明では、表面伝導形放出素子を用い、規則正しくマ
ルチに上記素子をライン状に配置した電子放出装置にお
いて、上記素子を配置する場合上記素子の電子放出部が
直線的でなく、平行に配置するように構成することによ
りライン方向に均一な点電子源を高密度に得ることの出
来るライン状の電子放出源を可能にしたものである。
[実施例] 以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は、本発明に用いた表面伝導形放出素子を示す平
面図である。同図に於いて、l及び2は電気的接続を得
るための電極、3は電子放出材料で形成される薄膜、4
は絶縁性を有する基板、5は電子放出部である0本実施
例に用いた放出素子は、同図に示す如く、絶縁性基板4
として石英基板を用い、洗浄された石英基板4上に、電
子放出材料としてIn2O3を用いた膜厚1000Aの
薄r!J3を成膜し、(他の電子放出材料として5n0
2. PbO等の金属酸化物、Au、 Ag等の金属、
カーボン、その他の各種半導体などがある)次いで、フ
ォトリソグラフィー技術により電子放出部5が形成され
る部分として文= 0.3+s■ 、 w = 0.1
mmのネック部分を有する電子放出材料の薄膜3を形成
する。
次いで、前記薄膜3に形成される電子放出部5と電気的
接続を得る電極l及び2に旧を用いてマスク蒸着により
、膜厚1500Aを形成する。(電極1.2となる導電
性材料としては、他にPt、 Au。
Cu、^pなどの通常の金属材料がある。)前記電極1
と電極2の間に、30V程度の電圧を印加することによ
り薄膜3に通電し、これにより発生するジュール熱で薄
膜3を局所的に破壊、変形もしくは変質させ、電気的に
高抵抗な状態にした、電子放出部5を形成する。
第2図は、上記素子の電子放出の放射特性を示す説明図
である。同図に於いて6は蛍光体基板、7は発光部であ
る。蛍光体基板6は、透明なガラス基板に、青板ガラス
を用い、洗浄した後、透明電極ITO(111203:
 5n02= 95 : 5 )を蒸着により1000
A形成し、電子により発光する蛍光体を塗布して形成し
たものである。
前記、第1図で説明した表面伝導形放出素子と蛍光体基
板6を用い、L記素子の電子放出領域を測定する。蛍光
体基板6を上記素子上の空間に配置し、100OVの電
圧を印加し、上記素子に駆動電圧16Vを印加し、電子
放出させ、電子放出領域を蛍光体基板6の蛍光体の発光
した発光部7の面積を測定したところ、第2図に示す如
く、W(幅)が約2.0mm 、 L (長さ)が約4
.0mmの発光部7を得ることができた。
第3図は上記素子を用い、ライン状に規則正しくマルチ
に配置された表面伝導形放出素子を示した説明図で、第
4図は蛍光体基板6上にマルチの点発光部7を配置した
状態を示した説明図である。第3図に於いて、電極1を
共通電極、電極2を個別電極としく電極1が個別電極、
電極2が共通電極でもかまわない)、上記素子の発光部
7のWが約2.0gmであるから素子間隔を2.5層重
とし、発光部7が重なり合わないように上記素子と同じ
構成の素子を8素子、電子放出部5が平行になるよう、
ライン状に規則正しく配置・構成した。
上記の通り配置した結果、上記l素子の駆動条件と同じ
条件で8素子を同時に電子放出させ蛍光体を発光させた
ところ、第4図に示す如く、発光部7がW=約2.0膳
■、L=約4.0mm 、発光部7の間隔が約2.5m
mの、発光間隔の狭い2点発光の可能な、点電子源を直
線上に配置したライン状の電子源を得ることが出来た。
第5図は、本発明の別な一実施例を示す表面伝導形放出
素子の平面図である。
第5図に於いて、絶縁性の基板4に、石英基板を用い、
電極1.2に膜厚1000AのXiをEB蒸着により成
膜しフォトリソグラフィー技術により、電子放出部5と
なるu=30H,w=5pmの形状を有する電極部を形
成する0次いで、電極1.2の間へ、電子放出材料とな
る微粒子8に、1次粒径80〜200Aの5n02分散
液(Sn02: 1 g 、溶剤MIEK/シクロヘキ
サノン=3/1  : 1000cc、ブチラール:1
g)を用い、スピンコード法により塗布し、250℃で
加熱処理し、形成する。
上記のごとく形成された表面伝導形放出素子と蛍光体基
板6を用い、蛍光体基板6を上記素子上の空間に配置し
、100OVの電圧を印加し2上記素子に駆動電圧14
Vを印加し、電子放出させ、電子放出領域を蛍光体基板
6の蛍光体の発光した発光部7の面積を測定したところ
、第6図に示す如く、W=約0.5mm 、 L==約
0.8層−の発光部7を得ることができた。
第7図に於いて電極lを共通電極、電極2を個別電極と
しく電極lが個別電極、電極2が共通電極でもかまわな
い、)、上記素子の発光部7のWが約0.5■であるか
ら素子間隔を0.81−とし1発光部7がかさなり合わ
ないように上記素子と同じ構成の素子を10素子、電子
放出部5が平行になるよう、ライン状に規則正しく配置
、構成した。
上記の通り配置した結果、上記l素子の駆動条件と同じ
条件で10素子を同時に電子放出させ、蛍光体を発光さ
せたところ、第8図に示す如く、発光部7がW;約0.
5鳳1.L=約0.8mm 、発光部7の間隔が約0.
81層の前記実施例よりもさらに発光間隔の狭い点発光
の可能な点電子源を直線上に配置したライン状の電子源
を得ることが出来た。
尚、さらに、電子放出部5の文を短かくwを狭くするこ
とにより、発光部7のW、Lを小さくすることが可能と
なり、より高密度な点電子源を直線上に配置したライン
状の電子源を得ることが出来る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、表面伝導形放出
素子の配置を上記素子の電子放出部の長軸を平行に配置
するように構成することにより点電子源を直線上に配置
したライン状の電子源を高密度に構成可能な電子放出装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の平面図、第2図はその電子
放出特性図、第3図及び第4図は実施例による装置構成
の説明図、第5図は本発明の別な一実施例の平面図、第
6図はその電子放出特性図、第7図及び第8図は別な実
施例による構成図、第9図及び第10図は従来例の平面
図及び電子放出特性図である。 1.2・・・電極、 3・・・薄膜、 4・・・基板。 5・・・電子放出部、6・・・蛍光体基板、7・・・発
光部、  8・・・微粒子

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)長軸及び短軸を有する楕円断面状に電子を放出す
    る表面伝導形放出素子を規則正しいライン状かつマルチ
    に構成した電子放出装置であって、楕円断面の長軸が平
    行な向きで表面伝導形放出素子の電子放出部を配置する
    ことを特徴とする電子放出装置。
JP63121865A 1988-05-20 1988-05-20 電子放出装置 Pending JPH01292727A (ja)

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JP63121865A JPH01292727A (ja) 1988-05-20 1988-05-20 電子放出装置

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JP63121865A JPH01292727A (ja) 1988-05-20 1988-05-20 電子放出装置

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JPH01292727A true JPH01292727A (ja) 1989-11-27

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ID=14821843

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JP63121865A Pending JPH01292727A (ja) 1988-05-20 1988-05-20 電子放出装置

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JP (1) JPH01292727A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100739148B1 (ko) * 2005-11-22 2007-07-13 엘지전자 주식회사 표면 전도형 전자방출 표시소자 및 그 제조 방법

Cited By (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100739148B1 (ko) * 2005-11-22 2007-07-13 엘지전자 주식회사 표면 전도형 전자방출 표시소자 및 그 제조 방법

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