JPH0129213Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129213Y2 JPH0129213Y2 JP12378586U JP12378586U JPH0129213Y2 JP H0129213 Y2 JPH0129213 Y2 JP H0129213Y2 JP 12378586 U JP12378586 U JP 12378586U JP 12378586 U JP12378586 U JP 12378586U JP H0129213 Y2 JPH0129213 Y2 JP H0129213Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shock absorbing
- absorbing liner
- cap body
- helmet
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 11
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 11
- 239000011162 core material Substances 0.000 claims description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 6
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 3
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 2
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Landscapes
- Helmets And Other Head Coverings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、オートバイ用等のヘルメツトに関す
る。
る。
(従来の技術)
従来はヘルメツトは、第5図に示すように、金
属又は硬質の合成樹脂等で形成された帽体30の
内側に発泡性樹脂等より成る衝撃吸収ライナー3
1が添設され、この衝撃吸収ライナー31の縁部
32側には内装カバーとしてのサイドクツシヨン
33が周設され、このサイドクツシヨン33のヘ
ルメツト開口部34側の縁部は衝撃吸収ライナー
31の縁部32に固着されている。
属又は硬質の合成樹脂等で形成された帽体30の
内側に発泡性樹脂等より成る衝撃吸収ライナー3
1が添設され、この衝撃吸収ライナー31の縁部
32側には内装カバーとしてのサイドクツシヨン
33が周設され、このサイドクツシヨン33のヘ
ルメツト開口部34側の縁部は衝撃吸収ライナー
31の縁部32に固着されている。
(考案が解決しようとする問題点)
前記従来においては、サイドクツシヨンの縁部
は衝撃吸収ライナーの縁部に固着されているの
で、ヘルメツトを被つた際に、着用者の頭部に付
着した埃、汗又は整髪料等によりサイドクツシヨ
ンが汚れても、サイドクツシヨンを取外して洗浄
又は交換をすることで困難であり、そのため、不
潔であり、また、不快なものでもある。そこで、
単にサイドクツシヨンを面フアスナーなどで衝撃
吸収ライナーに対して着脱自在にすることが考え
られるが、その場合、サイドクツシヨンのヘルメ
ツト開口部側の縁部の保形性が悪く、しかも、そ
のサイドクツシヨンの縁部の衝撃吸収ライナーの
縁部に対する位置合せを目視により行うので、サ
イドクツシヨンの縁部を衝撃吸収ライナーの縁部
形状に沿わせて装着するのに手間がかかり面倒で
あり、また、サイドクツシヨンを単に面フアスナ
ーなどで着装しただけではヘルメツトの着脱の際
にサイドクツシヨンの縁部がめくれたりする等の
問題がある。
は衝撃吸収ライナーの縁部に固着されているの
で、ヘルメツトを被つた際に、着用者の頭部に付
着した埃、汗又は整髪料等によりサイドクツシヨ
ンが汚れても、サイドクツシヨンを取外して洗浄
又は交換をすることで困難であり、そのため、不
潔であり、また、不快なものでもある。そこで、
単にサイドクツシヨンを面フアスナーなどで衝撃
吸収ライナーに対して着脱自在にすることが考え
られるが、その場合、サイドクツシヨンのヘルメ
ツト開口部側の縁部の保形性が悪く、しかも、そ
のサイドクツシヨンの縁部の衝撃吸収ライナーの
縁部に対する位置合せを目視により行うので、サ
イドクツシヨンの縁部を衝撃吸収ライナーの縁部
形状に沿わせて装着するのに手間がかかり面倒で
あり、また、サイドクツシヨンを単に面フアスナ
ーなどで着装しただけではヘルメツトの着脱の際
にサイドクツシヨンの縁部がめくれたりする等の
問題がある。
そこで本考案は、前記問題点を解決することを
目的とするヘルメツトを提供するものである。
目的とするヘルメツトを提供するものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案が前記目的を達成するために講じた具体
的手段の特徴とする処は、頭に被るための開口部
2が形成された帽体3の内側に衝撃吸収ライナー
4が添設され、この衝撃吸収ライナー4の内側の
少なくとも縁部側に内装カバー8が周設されたヘ
ルメツトにおいて、 前記内装カバー8の前記開口部2側の周縁に可
撓性を有する板状の差込部材12が立上り状に設
けられ、この芯材12は帽体3と衝撃吸収ライナ
ー4との間の開口部2側に挿脱自在に挿入可能と
され、且つ帽体3と衝撃吸収ライナー4との間で
保持可能とされた点である。
的手段の特徴とする処は、頭に被るための開口部
2が形成された帽体3の内側に衝撃吸収ライナー
4が添設され、この衝撃吸収ライナー4の内側の
少なくとも縁部側に内装カバー8が周設されたヘ
ルメツトにおいて、 前記内装カバー8の前記開口部2側の周縁に可
撓性を有する板状の差込部材12が立上り状に設
けられ、この芯材12は帽体3と衝撃吸収ライナ
ー4との間の開口部2側に挿脱自在に挿入可能と
され、且つ帽体3と衝撃吸収ライナー4との間で
保持可能とされた点である。
(作用)
内装カバー8をヘルメツト1に装着する際、帽
体3と衝撃吸収ライナー4との間の開口部2側に
差込部材12を挿入する。すると、差込部材12
は帽体3と衝撃吸収ライナー4との間で保持さ
れ、内装カバー8のヘルメツト開口部2側の縁部
11が帽体3の縁部から食み出すことなく容易に
装着される。
体3と衝撃吸収ライナー4との間の開口部2側に
差込部材12を挿入する。すると、差込部材12
は帽体3と衝撃吸収ライナー4との間で保持さ
れ、内装カバー8のヘルメツト開口部2側の縁部
11が帽体3の縁部から食み出すことなく容易に
装着される。
また、内装カバー8が埃や汗を吸着して汚れた
際、内装カバー8を引つ張ると差込部材12が帽
体3と衝撃吸収ライナー4との間から離脱して外
れる。
際、内装カバー8を引つ張ると差込部材12が帽
体3と衝撃吸収ライナー4との間から離脱して外
れる。
(実施例)
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示
し、1はオートバイ運転者が頭部に被るヘルメツ
トで、被るための開口部2が下部に形成され、金
属又は硬質の樹脂等で形成された半球状の帽体3
を有し、この帽体3の内側形状に従つて発泡合成
樹脂等の材料で形成された衝撃吸収ライナー4が
添設されている。この帽体3と衝撃吸収ライナー
4との間のヘルメツト開口部2側は装着されてお
らず、後記する差込部材12が挿入可能となる挿
入部5が形成されている。また、6はヘルメツト
1の左右側部に設けられた耳覆いで、7は顎紐で
ある。
し、1はオートバイ運転者が頭部に被るヘルメツ
トで、被るための開口部2が下部に形成され、金
属又は硬質の樹脂等で形成された半球状の帽体3
を有し、この帽体3の内側形状に従つて発泡合成
樹脂等の材料で形成された衝撃吸収ライナー4が
添設されている。この帽体3と衝撃吸収ライナー
4との間のヘルメツト開口部2側は装着されてお
らず、後記する差込部材12が挿入可能となる挿
入部5が形成されている。また、6はヘルメツト
1の左右側部に設けられた耳覆いで、7は顎紐で
ある。
8は内装カバーとしてのサイドクツシヨンで、
衝撃吸収ライナー4の下部側内面形状に従う筒状
に形成されており、スポンジ等のクツシヨン材9
の内側を布カバー10で被覆して積層状に構成さ
れている。布カバー10としては特に限定しない
が、吸湿性の高い洗濯可能な布帛であるのが好ま
しい。また、内装カバー8のヘルメツト開口部2
側の縁部11には略全周に亘り差込部材12が設
けられている。
衝撃吸収ライナー4の下部側内面形状に従う筒状
に形成されており、スポンジ等のクツシヨン材9
の内側を布カバー10で被覆して積層状に構成さ
れている。布カバー10としては特に限定しない
が、吸湿性の高い洗濯可能な布帛であるのが好ま
しい。また、内装カバー8のヘルメツト開口部2
側の縁部11には略全周に亘り差込部材12が設
けられている。
この差込材料12は比較的硬い可撓性を有する
プラスチツク材料で帯板状に形成され、その板厚
は帽体3と衝撃吸収ライナー4との間の挿入部5
に挿脱自在に挿入可能で、且つ帽体3と衝撃吸収
ライナー4との間で保持可能な厚さとされ、ま
た、芯材12は上方に突出した爪部13が形成さ
れ、前記挿入部5に挿入容易とされている。さら
に差込部材12は湾曲させて環状にした際、内装
カバー8の下端外側に配置され、差込部材12の
爪部13の下方側が内装カバー8の下端縁部側で
被覆されている。したがつて、差込部材12を帽
体3と衝撃吸収ライナー4の間の挿入部5に挿入
すると、内装カバー8のヘルメツト開口部2側縁
部が差込部材12と共に帽体3と衝撃吸収ライナ
ー4との間で保持され、内装カバー8はそのヘル
メツト開口部2側の縁部11側が帽体3の縁部形
状に沿うように容易に装着される。
プラスチツク材料で帯板状に形成され、その板厚
は帽体3と衝撃吸収ライナー4との間の挿入部5
に挿脱自在に挿入可能で、且つ帽体3と衝撃吸収
ライナー4との間で保持可能な厚さとされ、ま
た、芯材12は上方に突出した爪部13が形成さ
れ、前記挿入部5に挿入容易とされている。さら
に差込部材12は湾曲させて環状にした際、内装
カバー8の下端外側に配置され、差込部材12の
爪部13の下方側が内装カバー8の下端縁部側で
被覆されている。したがつて、差込部材12を帽
体3と衝撃吸収ライナー4の間の挿入部5に挿入
すると、内装カバー8のヘルメツト開口部2側縁
部が差込部材12と共に帽体3と衝撃吸収ライナ
ー4との間で保持され、内装カバー8はそのヘル
メツト開口部2側の縁部11側が帽体3の縁部形
状に沿うように容易に装着される。
14はヘツドクツシヨンで、スポンジ等の材料
で形成され、面フアスナー15により衝撃吸収ラ
イナー4の内面頂部側に着脱自在に取付けられて
いる。ヘツドクツシヨン14は着脱自在とされて
いるので汚れた際に洗浄又は交換が可能である。
で形成され、面フアスナー15により衝撃吸収ラ
イナー4の内面頂部側に着脱自在に取付けられて
いる。ヘツドクツシヨン14は着脱自在とされて
いるので汚れた際に洗浄又は交換が可能である。
第5図は本考案の第2実施例を示し、第1実施
例における内装カバー8を衝撃吸収ライナー4の
内側形状に従つて半球状に縫製してあり、その頂
部にヘツドクツシヨン14が接着されている。
例における内装カバー8を衝撃吸収ライナー4の
内側形状に従つて半球状に縫製してあり、その頂
部にヘツドクツシヨン14が接着されている。
なお、前記実施例ではハーフ形ヘルメツトの場
合を示したが、他の形、すなわち、セミジエツト
形、ジエツト形及びフルフエース形のヘルメツト
においても同様である。
合を示したが、他の形、すなわち、セミジエツト
形、ジエツト形及びフルフエース形のヘルメツト
においても同様である。
(考案の効果)
本考案によれば、内装カバー8は差込部材12
を介してヘルメツト1に対して着脱自在とされて
いるので、内装カバー8が汚れた際に、取外して
洗浄又は交換が可能である。また、内装カバー8
のヘルメツト開口部2側の周縁に差込部材12を
設けたことにより、内装カバー8のヘルメツト開
口部2側の縁部11側の保形性が良くなると共
に、差込部材12を帽体3と衝撃吸収ライナー4
との間の開口部2側に挿脱自在に挿入可能とし、
且つ帽体3と衝撃吸収ライナー4との間で保持可
能としたことにより、差込部材12と帽体3と衝
撃吸収ライナー4との間に挿入するだけで、内装
カバー8の縁部11を帽体3の縁部形状に沿わせ
た位置合わせが容易にでき、これによつて、内装
カバー8の装着が容易となる。さらに、内装カバ
ー8のヘルメツト開口部2側の縁部11は差込部
材12と共に帽体3と衝撃吸収ライナー4との間
に位置されるので、ヘルメツト1の着脱の際に前
記内装カバー8の縁部11がめくれることがな
い。
を介してヘルメツト1に対して着脱自在とされて
いるので、内装カバー8が汚れた際に、取外して
洗浄又は交換が可能である。また、内装カバー8
のヘルメツト開口部2側の周縁に差込部材12を
設けたことにより、内装カバー8のヘルメツト開
口部2側の縁部11側の保形性が良くなると共
に、差込部材12を帽体3と衝撃吸収ライナー4
との間の開口部2側に挿脱自在に挿入可能とし、
且つ帽体3と衝撃吸収ライナー4との間で保持可
能としたことにより、差込部材12と帽体3と衝
撃吸収ライナー4との間に挿入するだけで、内装
カバー8の縁部11を帽体3の縁部形状に沿わせ
た位置合わせが容易にでき、これによつて、内装
カバー8の装着が容易となる。さらに、内装カバ
ー8のヘルメツト開口部2側の縁部11は差込部
材12と共に帽体3と衝撃吸収ライナー4との間
に位置されるので、ヘルメツト1の着脱の際に前
記内装カバー8の縁部11がめくれることがな
い。
第1図乃至第4図は本考案の第1実施例を示
し、第1図は縦断側面図、第2図は内装カバーの
外観図、第3図は要部の拡大断面図、第4図は差
込部材の側面図、第5図は本考案の第2実施例を
示す内装カバーの外観図、第6図は従来例を示す
要部の断面図である。 1……ヘルメツト、2……開口部、3……帽
体、4……衝撃吸収ライナー、5……挿入部、8
……内装カバー、12……差込部材。
し、第1図は縦断側面図、第2図は内装カバーの
外観図、第3図は要部の拡大断面図、第4図は差
込部材の側面図、第5図は本考案の第2実施例を
示す内装カバーの外観図、第6図は従来例を示す
要部の断面図である。 1……ヘルメツト、2……開口部、3……帽
体、4……衝撃吸収ライナー、5……挿入部、8
……内装カバー、12……差込部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 頭に被るための開口部2が形成された帽体3の
内側に衝撃吸収ライナー4が添設され、この衝撃
吸収ライナー4の内側の少なくとも縁部側に内装
カバー8が周設されたヘルメツトにおいて、 前記内装カバー8の前記開口部2側の周縁に可
撓性を有する板状の差込部材12が立上り状に設
けられ、この芯材12は帽体3と衝撃吸収ライナ
ー4との間の開口部2側に挿脱自在に挿入可能と
され、且つ帽体3と衝撃吸収ライナー4との間で
保持可能とされたことを特徴とするヘルメツト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12378586U JPH0129213Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12378586U JPH0129213Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6330317U JPS6330317U (ja) | 1988-02-27 |
JPH0129213Y2 true JPH0129213Y2 (ja) | 1989-09-06 |
Family
ID=31015207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12378586U Expired JPH0129213Y2 (ja) | 1986-08-11 | 1986-08-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0129213Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-08-11 JP JP12378586U patent/JPH0129213Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6330317U (ja) | 1988-02-27 |
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