JPH0441128Y2 - - Google Patents

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JPH0441128Y2
JPH0441128Y2 JP7256588U JP7256588U JPH0441128Y2 JP H0441128 Y2 JPH0441128 Y2 JP H0441128Y2 JP 7256588 U JP7256588 U JP 7256588U JP 7256588 U JP7256588 U JP 7256588U JP H0441128 Y2 JPH0441128 Y2 JP H0441128Y2
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cap body
helmet
ear
chin strap
ear cover
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、オートバイのライダー等が着用する
ヘルメツトに関する。
(従来の技術) 一般にヘルメツトは帽体の内面にその内面形状
に従つて衝撃吸収ライナーが添設され、帽体の左
右側部に顎紐が設けられており、ジエツト型ヘル
メツト、セミジエツト型ヘルメツト及びハーフ型
ヘルメツトと呼称されるものがある。
セミジエツト型ヘルメツトは帽体の左右側下部
に着用者の耳を覆う一対の耳カバーが一体形成又
は別体で形成されてリベツトで固着されている。
ジエツト型ヘルメツトは着用者の耳及び後頭下
部を覆うように帽体の下部が形成されたものであ
る。
ハーフ型ヘルメツトは帽体に前記セミジエツト
型ヘルメツトにおける耳カバーが形成されていな
いものである。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来のジエツト型及びセミジエツト型ヘル
メツトにあつては、着用者の頭部ばかりでなく耳
をも覆うので、夏場においては暑く頭がムレて着
用者に不快感を与えることがある。
また、ハーフ型ヘルメツトにあつては、夏場は
涼しくて良いが、冬場は寒いという問題がある。
そこで本考案は、季節に応じて使い分けし得る
ヘルメツトを提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案が前記目的を達成するために講じた技術
的手段は、帽体5の内面にその内面形状に従つて
衝撃吸収ライナー6を添設すると共に、帽体5の
左右側部に顎紐4を設け、且つ帽体5の左右側部
下方に着用者の耳を保護する耳カバー3を設けた
ヘルメツトにおいて、 前記耳カバー3を別体で形成すると共に、その
上縁部に帽体5と衝撃吸収ライナー6との間に抜
差自在に差込み保持される差込部16を設け、こ
の差込部16に顎紐4を挿通して耳カバー3が帽
体5内面に沿つて動くのを規制する規制手段を設
け、前記顎紐4を規制手段に挿通し且つ差込部1
6を帽体5と衝撃吸収ライナー6との間に差込ん
だ状態で耳カバー3と顎紐4とを着脱自在に固定
する固定手段を両者の間に設けた点にある。
(作用) 耳カバー3を取付けるには、耳カバー3の上縁
部の差込部16に形成した挿通口17に顎紐4を
着脱口18から挿入する。次に、顎紐4を引張つ
た状態で差込部16を帽体5と衝撃吸収ライナー
6との間に差込んでその間に保持させる。そし
て、固定手段によつて顎紐4と耳カバー3とを固
定する。耳カバー3を取外すには、前記と逆の動
作を行えばよい。前記のようにして、耳カバー3
は帽体5に対して着脱自在とされ、季節に応じて
ヘルメツト1は使い分け可能とされる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
第1図乃至第11図は本考案の第1実施例を示
し、第1図及び第2図において、1はオートバイ
のライダー等が頭に被るヘルメツトで、ヘルメツ
ト本体2、耳カバー3および顎紐4等から構成さ
れている。
ヘルメツト本体2は硬質の樹脂材等で形成され
た帽体5を有し、この帽体5の内面にはその内面
形状に従つて発砲スチロール等から成る衝撃吸収
ライナー6が添設されている。衝撃吸収ライナー
6の内面にはスポンジ等から成るクツシヨン材7
が設けられている。
顎紐4は帯状体から成り、左右一対の取付紐8
と、一本の連結紐9等とを有する。各取付紐8は
V字状に折曲されてヘルメツト本体2の左右両側
に夫々配置されると共に、取付紐8の両端部は帽
体5の下部内面にリベツト10で固着されてい
る。また、一方の取付紐8の折曲部分には連結具
の受体11が取付けられ、他方の取付紐8の折曲
部分には前記受体11に着脱自在に嵌着される連
結具の嵌込み体12が設けられている。
耳カバー3は左右一対あり、外殻13、取付部
材14及びクツシヨン部材15等を有し、帽体5
の左右両側下方に夫々配置されている。
第3図、第5図及び第6図に示すように、外殻
13は硬質の樹脂材等で形成され、ヘルメツト着
用者の耳を覆うように外方に湾曲した碗状とされ
ている。なお、中央部分は平坦状とされている。
外殻13の上縁部には帽体5と衝撃吸収ライナー
6との間に抜差自在に差込まれるプレート状の差
込部16が一体形成され、この差込部16を帽体
5と衝撃吸収ライナー6との間にやや圧入気味に
差込むことで耳カバー3は保持される。前記差込
部16の前後両側には顎紐4の取付紐8の両端部
分が挿通される一対の挿通口17が前後方向に長
く形成されていると共に、各挿通口17の前後方
向外端部には挿通口17と外部とを連通状として
取付紐8を挿通口17に対して挿脱自在とする着
脱口18が上方に向けて切欠形成されている。こ
れら挿通口17と着脱口18とで規制手段が構成
されている。なお、規制手段は挿通口及び着脱口
を形成した別部材を差込部16に固着して構成し
てもよく、その他顎紐4を挿通するものであれば
如何なる構成であつてもよい。また、外殻13の
平坦状とされた中央部分のさらに中央部には左右
方向内側に向けて突出状とされた係合突部19が
一体形成されている。この係合突部19は円形頭
部20と、この頭部20より巾狭の脚部21とか
ら成る。また、この係合突部19を中心とした同
一円周上に通気用及び聴音用の多数の孔22が形
成されている。
クツシヨン部材15はスポンジ等のクツシヨン
材を布等で被覆して成り、外殻13の内側の下部
側縁部に前縁から後縁に亘つて設けられている。
取付部材14は、第7図に示すように、可撓性
を有する樹脂等の基板23の内側にスポンジ等か
ら成るクツシヨン材24が重合されると共に、こ
れらを貫通して前後一対のホツクの雌側25aが
設けられて成る。なお、ホツクの雄側25bは取
付紐8の両端部側に夫々設けられ、このホツクの
雄側25b、雌側25aで固定手段を構成してい
る。前記ホツクに代えて面フアスナーで固定手段
を構成しても良い。基板23の中央部には鍵穴状
の係合孔26が形成され、係合孔26の周囲はU
字状に切欠かれている。係合孔26の上部の円形
部分27は外殻13の係合突部19の頭部20よ
り若干径大とされ、下部の巾狭部分28は係合突
部19の脚部21に嵌まる大きさとされている。
第8図に示すように、係合孔26の円形部分27
を係合突部19の頭部20に対応させて外殻13
内側に取付部材14を押し付け、そのまま取付部
材14を上方にスライドさせる。すると、第4図
に示すように、係合孔26の巾狭部分28が係合
突部19の脚部21に嵌合する。このとき、外殻
13が碗状とされていることから、第3図に示す
ように、取付部材14の基板23中央のU字状切
欠部分29が弾性変形をし、その復元力により係
合孔26の巾狭部分28の両側が係合突部19の
頭部20の裏側に押し付けられる。以上のように
して、取付部材14は外殻13に着脱自在に取付
けられて、耳カバー3が構成されている。
前記構成において、耳カバー3をヘルメツト本
体2に取付けるには、第9図に示すように、取付
紐8の両端部分(リベツト10とホツクの雄側2
5bの間)を耳カバー3の挿通口17に着脱口1
8から外側から内側へ挿入する。次に、取付紐8
を下方に引つ張りながら耳カバー3の差込部16
を帽体5と衝撃吸収ライナー6との間に差込んで
第11図に示すようにホツクの雄側25bと雌側
25aとを嵌合させると耳カバー3が取付けられ
る。そして、前記構成におけるヘルメツト1をヘ
ルメツト着用者が頭に被り顎紐4を装着すると、
顎紐4によつて耳カバー3が内側に引き寄せられ
て着用者の耳に適合する。また、耳カバー3を取
外すには、前記と逆の動作を行えばよい。
第12図及び第13図は本考案の第2実施例を
示し、前記第1実施例におけるホツクに代えて、
固定手段としてのストツパー部材30で取付紐8
と耳カバー3とを固定したものである。ストツパ
ー部材30は取付紐8に摺動自在に套嵌された直
方体状のもので、ストツパー部材30を上方に摺
動して差込部16の挿通口17に押し付けること
で耳カバー3が取付紐8に固定される。なお、ス
トツパー部材30と取付紐8との間にはストツパ
ー部材30が容易にずれない程度の摩擦抵抗があ
るものとする。
(考案の効果) 本考案によれば、耳カバー3を別体で形成し帽
体5に対して着脱自在としたので、季節に応じて
ヘルメツトを使い分けることができ実益大であ
る。
また、前記耳カバー3の着脱に際して、特に本
考案では、耳カバー3の差込部16を帽体5と衝
撃吸収ライナー6との間に抜差自在に差込み保持
し、且つ固定手段で耳カバー3と顎紐4とを固定
したので、帽体5には耳カバー3を取付けるため
の手段を必要とすることがなく、従つて、従来の
ハーフ型ヘルメツトを使用することができ、且つ
帽体5に何等加工をすることがないので帽体5の
強度低下を招くことがない。さらに顎紐4を装着
することにより耳カバー3が引き寄せられて着用
者の耳に適合する。
また、規制手段に顎紐4を挿通するようにした
ので、差込部16が帽体5と衝撃吸収ライナー6
との間でその間に沿つてずれ動くのが顎紐4によ
つて規制されて、耳カバー3が安定して取付けら
れる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図乃至第1
1図は第1実施例を示し、第1図は全体の斜視
図、第2図は要部の拡大側面図、第3図は第2図
の−線矢視断面図、第4図は第2図の−
線矢視断面図、第5図は耳カバーの外殻の正面
図、第6図は第5図の−線矢視断面図、第7
図は取付部材の一部切欠斜視図、第8図は要部の
拡大図、第9図は説明図、第10図は斜視図、第
11図は説明図、第12図及び第13図は第2実
施例を示し、第12図は要部の断面図、第13図
は斜視図である。 1……ヘルメツト、2……ヘルメツト本体、3
……耳カバー、4……顎紐、5……帽体、6……
衝撃吸収ライナー、8……取付紐、16……差込
部、17……挿通口、18……着脱口、25a…
…フツクの雌側、25b……フツクの雄側、30
……ストツパー部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 帽体5の内面にその内面形状に従つて衝撃吸収
    ライナー6を添設すると共に、帽体5の左右側部
    に顎紐4を設け、且つ帽体5の左右側部下方に着
    用者の耳を保護する耳カバー3を設けたヘルメツ
    トにおいて、 前記耳カバー3を別体で形成すると共に、その
    上縁部に帽体5と衝撃吸収ライナー6との間に抜
    差自在に差込み保持される差込部16を設け、こ
    の差込部16に顎紐4を挿通して耳カバー3が帽
    体5内面に沿つて動くのを規制する規制手段を設
    け、前記顎紐4を規制手段に挿通し且つ差込部1
    6を帽体5と衝撃吸収ライナー6との間に差込ん
    だ状態で耳カバー3と顎紐4とを着脱自在に固定
    する固定手段を両者の間に設けたことを特徴とす
    るヘルメツト。
JP7256588U 1988-05-30 1988-05-30 Expired JPH0441128Y2 (ja)

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JP7256588U JPH0441128Y2 (ja) 1988-05-30 1988-05-30

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DE102007038290A1 (de) * 2007-08-14 2009-02-19 Head Germany Gmbh Schutzhelm
EP2425729A1 (en) * 2010-09-03 2012-03-07 Lazer Sport NV Helmet with magnetic fixing means for eyewear

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