JP2022170123A - ヘルメット - Google Patents

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仁志 澁谷
Hitoshi Shibuya
友美 上辻
Tomomi Kamitsuji
由朗 小山
Yoshiro Koyama
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Abstract

【課題】簡単な構造で且つ取り扱い性に優れたヘルメットを提供する。【解決手段】ヘルメットは、ユーザの頭部を覆うヘルメット本体と、前記ヘルメット本体の側縁に取り付けられる耳カバーと、前記ヘルメット本体の側縁に取り付けられ、ユーザの顎に掛けることにより前記ヘルメット本体を前記頭部に固定する顎紐と、を備えている。前記耳カバーには、前記顎紐を挿通可能な貫通孔が形成されている。前記顎紐は、前記耳カバーの外面側から内面側に向かって前記貫通孔に挿通されている。【選択図】図1

Description

本開示は、ヘルメットに関する。
従来、特許文献1に記載されているように、ヘルメットの顎紐に左右一対の耳当てが装着されたものが知られている。この耳当てを設けることにより、例えば転倒時などにおいても、ユーザの耳を保護することができる。
特許文献1には、ヘルメット本体と、当該ヘルメット本体の左右側壁からV字状に突出する顎紐と、当該顎紐に装着された耳当てと、を備えたヘルメットが記載されている。この耳当ては、縫着により互いに連結された第1耳当て体と第2耳当て体とを含み、当該第1耳当て体と当該第2耳当て体との間に挿通孔が形成されている。この挿通孔に、顎紐が上下に挿通されている。
実用新案登録第3171649号公報
特許文献1に記載されたヘルメットでは、第1耳当て体と第2耳当て体とによって挟み込むことにより顎紐の動きが規制されるため、取り扱い性に優れたものとなっている。しかし、この従来のヘルメットでは、顎紐の挿通孔を形成するために耳当てにおいて複雑な縫着が必要となるため、耳当ての構成の簡素化という点において改善の余地がある。
本開示の目的は、簡単な構造で且つ取り扱い性に優れたヘルメットを提供することである。
本開示に従ったヘルメットは、ユーザの頭部を覆うヘルメット本体と、前記ヘルメット本体の側縁に取り付けられる耳カバーと、前記ヘルメット本体の側縁に取り付けられ、ユーザの顎に掛けることにより前記ヘルメット本体を前記頭部に固定する顎紐と、を備えている。前記耳カバーには、前記顎紐を挿通可能な貫通孔が形成されている。前記顎紐は、前記耳カバーの外面側から内面側に向かって前記貫通孔に挿通されている。
本開示によれば、簡単な構造で且つ取り扱い性に優れたヘルメットを提供することができる。
実施形態1に係るヘルメットの構成を示す左側面図である。 実施形態1に係るヘルメットの分解斜視図である。 図2中の線分III-IIIに沿ったヘルメット本体の断面図である。 実施形態1に係るヘルメットの構成を示す右側面図である。 ハードシェルの内面に取り付けられた係止部の構成を示す模式図である。 その他実施形態における耳カバーの構成を示す図である。 その他実施形態における耳カバーの構成を示す図である。
[実施形態の概要]
本開示に従ったヘルメットは、ユーザの頭部を覆うヘルメット本体と、前記ヘルメット本体の側縁に取り付けられる耳カバーと、前記ヘルメット本体の側縁に取り付けられ、ユーザの顎に掛けることにより前記ヘルメット本体を前記頭部に固定する顎紐と、を備えている。前記耳カバーには、前記顎紐を挿通可能な貫通孔が形成されている。前記顎紐は、前記耳カバーの外面側から内面側に向かって前記貫通孔に挿通されている。
上記ヘルメットでは、耳カバーの外面側から内面側に向かって顎紐が貫通孔に挿通されているため、顎紐の外側への動きを耳カバーの内面により規制することができる。このため、耳カバーに貫通孔を形成するという簡単な構成により、顎紐が外側へ広がるのを抑制することができる。したがって、本開示によれば、簡単な構造で且つ取り扱い性に優れたヘルメットを提供することができる。
上記ヘルメットにおいて、前記顎紐は、平紐であってもよい。前記顎紐のうち前記外側耳カバー側を向く内面には、取付部および前記取付部が取り付けられる被取付部のうち一方が設けられていてもよい。前記外側耳カバーの前記外面には、前記取付部および前記被取付部のうち他方が設けられていてもよい。
この構成によれば、顎紐を外側耳カバーの外面に確実に固定することができる。
上記ヘルメットは、前記耳カバーを前記ヘルメット本体の前記側縁に取り付けるための部材であって、前記耳カバーが挿入される被挿入部を含むベース部材をさらに備えていてもよい。前記耳カバーは、前記被挿入部に対して挿抜可能な挿入部を含んでいてもよい。
この構成によれば、使用場面などに応じて耳カバーを簡単に付け替えることができる。
上記ヘルメットにおいて、前記耳カバーは、ユーザの耳を覆う内側耳カバーと、前記内側耳カバーの外側において前記内側耳カバーと重ねて設けられ、前記内側耳カバーよりも硬い材料からなる外側耳カバーと、を含んでいてもよい。前記顎紐は、前記外側耳カバーの外面に沿って延びていてもよい。
この構成によれば、2層構造の耳カバーを採用し、耳へのソフトな当たりによってユーザの使用感を向上させつつ衝撃を吸収し、硬質な外側耳カバーによってユーザの耳の怪我を防ぐことが可能になる。
上記ヘルメットにおいて、前記貫通孔は、前記内側耳カバーに形成されていてもよい。
この構成によれば、硬質な外側耳カバーに貫通孔を形成する場合と異なり、顎紐が貫通孔に挿通された状態でも当該顎紐を貫通孔内で動かし易いため、顎紐の位置を微調整し易くなる。
上記ヘルメットにおいて、前記外側耳カバーの前記外面は、前記顎紐が沿う領域である第1外面領域と、前記第1外面領域よりも外側に張り出した第2外面領域と、を含んでいてもよい。
この構成によれば、第1外面領域と第2外面領域との間の段差に顎紐を沿わせることができる。
上記ヘルメットにおいて、前記内側耳カバーと前記外側耳カバーとは、一体化されていてもよい。
この構成によれば、内側耳カバーと外側耳カバーとが分離するのを防ぐことができる。
上記ヘルメットにおいて、前記貫通孔は、前記ヘルメット本体の前後方向に延びるように形成されたスリットであってもよい。
この構成によれば、ユーザがヘルメットを着用した状態において、顎紐をスリット内で移動させて当該顎紐の前後の位置を微調整することができる。
[実施形態の具体例]
次に、本開示のヘルメットの具体的な実施形態の一例を、図面を参照しつつ説明する。以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰り返さない。
(実施形態1)
まず、実施形態1に係るヘルメット1の構成を、図1~図5に基づいて説明する。本明細書では、ヘルメット1を着用したユーザを基準として、前後方向、上下方向および左右方向がそれぞれ規定される。
本実施形態に係るヘルメット1は、子供用の多目的ヘルメットであり、例えば自転車、スキー、スノーボード、スケート、ウォータースポーツ(例えば、ラフティング、カヌー又は水場での遊び等)、登山、釣り、走行遊具(例えば、スケートボード、ローラースケート又はストライダー)又は乗馬などの様々な場面において、子供の頭部を保護するために用いられる。ヘルメット1は、耐久性に優れると共に、丸洗い可能なものとなっている。ヘルメット1は、ヘルメット本体10と、一対の耳カバー20と、顎紐30とを主に備えている。以下、これらの構成要素についてそれぞれ説明する。
ヘルメット本体10は、子供(ユーザ)の頭部を覆う部分であり、当該頭部の形状に沿って湾曲した形状に形成されている。図3に示すように、ヘルメット本体10は、インナーライナー11と、アンダーシェル12と、アウターシェル13とを含む。
インナーライナー11は、転倒時などにおける衝撃を吸収する部分であり、例えば発泡性ポリスチレンビーズ(EPS:Expanded Poly Styrene)などの発泡スチロールからなる。図3に示すように、インナーライナー11は、ユーザの頭部側を向く内面11Aと、当該内面11Aと反対側を向く外面11Bとを含む。図3の断面視において、内面11Aおよび外面11Bは、ヘルメットの頂部1Aに向かって円弧状に膨らむ曲面となっている。インナーライナー11には、複数の通気孔14が、前端15から後端16に向かって互いに間隔を空けて形成されている。各通気孔14は、内面11Aから外面11Bまで至るようにインナーライナー11を厚み方向に貫通しており、ヘルメット本体10の内側と外側とを連通させる。この通気孔14を通じて、ヘルメット本体10内の湿気や熱を外に逃がすことができる。
アンダーシェル12は、ヘルメット本体10の耐久性および意匠性を向上させるためのものであり、例えば真空成形により形成されている。図3に示すように、アンダーシェル12は、インナーライナー11よりも薄く形成されており、インナーライナー11の内面11A全体に対してインサート成形により接着されている。
アンダーシェル12を取り付けることにより、インナーライナー11の内面11Aが剥き出しになるのを防ぎ、当該インナーライナー11の発泡スチロールが紫外線により劣化するのを抑制することができる。なお、図示は省略するが、アンダーシェル12の内側には、ユーザの頭部を包んでヘルメット本体10のぐらつきを防ぐアジャスターが取り付けられている。またアンダーシェル12は、当該アンダーシェル12が破損した場合でもユーザの怪我を回避できるように、例えばオレフィン系シートなどの軟質な材料からなることが好ましい。
またアンダーシェル12は、摩擦係数が小さい材料からなることが好ましい。これにより、ユーザが転倒したときに、アンダーシェル12がインナーライナー11に対してずれるため、ユーザの頭部および頸椎部へのダメージを低減することができる。
アウターシェル13は、ヘルメット本体10の耐久性を向上させるためのものであり、例えば射出成形や真空成形により形成されている。図3に示すように、アウターシェル13は、インナーライナー11の外面11Bの略全体を覆うように、当該外面11Bに接着あるいはインサート成形されている。アウターシェル13は、例えばABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂やPC(Poly Carbonate)樹脂からなり、例えばウレタン塗装が表面に施されている。
耳カバー20は、ユーザの耳を保護するためのものであり、ヘルメット本体10の側縁17(左側縁18および右側縁19)にそれぞれ取り付けられる(図1および図4)。耳カバー20は、金属材料以外の材料からなる。図2に示すように、本実施形態における耳カバー20は、内側耳カバー21と、外側耳カバー22とを含む。本実施形態においては、内側耳カバー21と外側耳カバー22とは、例えばカシメ、接着、ネジ固定又は面ファスナー等により一体化されている。内側耳カバー21は、ユーザの耳を覆うものであり、例えばEVA(Ethylene-vinyl Acetate)樹脂、ポリエチレン、熱可塑性エラストマー又はポリウレタンなどの発泡素材や合成ゴム等からなる。
外側耳カバー22は、内側耳カバー21の左右方向外側において当該内側耳カバー21と重ねて設けられている。外側耳カバー22は、ユーザの耳を保護するために、内側耳カバー21よりも硬い材料、例えば硬質な樹脂材料からなる。
図1に示すように、外側耳カバー22と内側耳カバー21とが互いに重ね合わされた状態において、内側耳カバー21の下部70は、外側耳カバー22の最下部よりも下側に突き出ている。この下部70に、顎紐30を挿通可能な幅のスリット33(貫通孔)が形成されている。図1に示すように、スリット33は、ヘルメット本体10の前後方向に延びる円弧状に形成されている。なお、本発明における貫通孔は、スリット33には限定されず、他の形状の孔にも適用することができる。
外側耳カバー22の外面は、顎紐30が沿う領域である第1外面領域23と、第1外面領域23よりも左右方向外側に張り出した第2外面領域24と、を含む。すなわち、外側耳カバー22の外面のうち第1外面領域23と第2外面領域24との境界には、段差が形成されている。図1に示すように、第2外面領域24は、下向きの略三角形状を有しており、その周囲が第1外面領域23により取り囲まれている。第1外面領域23は、左側面視においてU字状の領域となっている。
ヘルメット1は、耳カバー20をヘルメット本体10の側縁17に取り付けるための一対のベース部材40をさらに備えている(図2)。図2に示すように、ベース部材40は、インナーライナー11の右側縁および左側縁18にそれぞれ取り付けられている。各ベース部材40は、耳カバー20が挿入される差込口(被挿入部)が設けられた第1ベース部40Aと、当該第1ベース部40Aの上部(差込口と反対側の部分)に沿って設けられた格子状の第2ベース部40Bと、を含む。一方、外側耳カバー22は、当該差込口に対して挿抜可能な矩形板状の上端部27(挿入部)を含む。当該差込口に外側耳カバー22の上端部27を差し込むことにより、耳カバー20がベース部材40を介してヘルメット本体10の側縁17に取り付けられる。また当該上端部27をベース部材40の差込口から引き抜くことにより、耳カバー20をヘルメット本体10から簡単に取り外すことができる。上端部27の先端には、ベース部材40の差込口からの抜けを防止するための折り返し部(爪部)が設けられている。
顎紐30は、ユーザの顎に掛けることによりヘルメット本体10をユーザの頭部に固定するためのものであり、ヘルメット本体10の側縁17(左側縁18および右側縁19)にそれぞれ取り付けられている(図1および図4)。図1に示すように、顎紐30は、前紐部31と後紐部32とに分岐したY字形状の端部を有しており、外側耳カバー22の外面に沿って延びている。より具体的には、前紐部31は、第1外面領域23のうち第2外面領域24よりも前側の領域に沿って上下に延びており、後紐部32は、第1外面領域23のうち第2外面領域24よりも後側の領域に沿って上下に延びている。顎紐30には、顎紐アジャスター60が取り付けられると共に、ワンタッチで脱着可能なマグネット式のバックルが採用されているが、これに限定されない。
顎紐30としては、平紐が採用されている。顎紐30のうち外側耳カバー22側を向く内面には、取付部および当該取付部が取り付けられる被取付部のうち一方が設けられている。本実施形態では、当該内面には、互いに篏合可能な凸部および凹部のうち凹部が設けられている。一方、外側耳カバー22の外面には、当該取付部および当該被取付部のうち他方が設けられている。本実施形態では、当該外面には、上記凸部および上記凹部のうち凸部が設けられている。この凸部は雄側のホックであり、凹部は雌側のホックである。図1に示すように、本実施形態においては、第1外面領域23のうち第2外面領域24よりも前側の領域に前側雄ホック25(凸部)が設けられると共に、第1外面領域23のうち第2外面領域24よりも後側の領域に後側雄ホック26(凸部)が設けられている。
前紐部31の内面には、前側雄ホック25と篏合する前側雌ホック(凹部)が設けられている。一方、後紐部32の内面には、後側雄ホック26と篏合する後側雌ホック(凹部)が設けられている。これにより、前紐部31および後紐部32を、外側耳カバー22の外面に対してそれぞれ留め付けることができる。なお、顎紐30は、ホックにより耳カバー20の外面に留め付けられる場合に限定されず、例えば面ファスナー等により耳カバー20の外面に留め付けられていてもよい。
顎紐30は、耳カバー20の外面側から内面側に向かってスリット33に挿通されている。より具体的には、前紐部31および後紐部32のそれぞれが、左右方向の外側から内側に向かってスリット33に挿通されている(図1)。そして、当該前紐部31および当該後紐部32の外面が、内側耳カバー21の下部70に対して内面26A側から当接している(図4)。
図5は、顎紐30をアウターシェル13に取り付けるための係止部50の構成を示している。図5に示すように、アウターシェル13の内面のうち側縁に沿った領域には、複数の係止部50が前後方向に間隔を空けて取り付けられている。係止部50は、アウターシェル13の内面から内側に突出する係止部材51と、当該係止部材51に対応して設けられた門型の規制部材53とを含む。係止部材51は、下向きに開口する円弧状に湾曲した凸状部材である。
一方、顎紐30の端部(前紐部31および後紐部32の各端部)には、規制部材53に挿入可能な係止片52が取り付けられている。この係止片52の先端側には、係止部材51が嵌り込む孔部が形成されている。この孔部は係止部材51よりも大きいため、顎紐30はアウターシェル13に取り付けられた状態でも僅かに動かすことができる。
以上の通り、本実施形態に係るヘルメット1では、耳カバー20の外面側から内面側に向かって顎紐30がスリット33に挿通されているため、顎紐30の左右方向外側への動きを耳カバー20の内面(内側耳カバー21の下部70の内面26A)により規制することができる。このため、耳カバー20にスリット33を形成するという簡単な構成により、顎紐30が左右方向外側へ広がるのを抑制することができる。したがって、本実施形態によれば、簡単な構造でヘルメット1の取り扱い性を向上させることができる。
(その他実施形態)
ここで、本発明のその他実施形態について説明する。
上記実施形態1では、ユーザの耳のみを保護する耳カバー20をヘルメット本体10に取り付ける場合を説明したが、これに限定されない。例えば、図6に示すように、ユーザの顎を保護するチンガード28が設けられた耳カバー20Aを、上記実施形態1の耳カバー20に差し替えてもよい。この耳カバー20Aには、スリット状ではない孔27A(貫通孔)が形成されている。また図7に示すように、ボア29が内面に取り付けられた防寒用の耳カバー20Bを、上記実施形態1の耳カバー20に差し替えてもよい。
上記実施形態1では、ヘルメット本体10がアンダーシェル12およびアウターシェル13を含む場合を説明したが、これに限定されない。アンダーシェル12およびアウターシェル13がそれぞれ省略され、インナーライナー11の内面11Aおよび外面11Bにそれぞれ塗装が施されていてもよい。
上記実施形態1では、耳カバー20が内側耳カバー21と外側耳カバー22とを含む2層構造である場合を説明したがこれに限定されず、1つの部材で構成されていてもよい。
上記実施形態1では、内側耳カバー21にスリット33が形成される場合を説明したが、外側耳カバー22にスリット33が形成されてもよい。
上記実施形態1では、外側耳カバー22の外面に凸部(前側雄ホック25および後側雄ホック26)が形成されると共に、顎紐30の内面に凹部(前側雌ホックおよび後側雌ホック)が形成される場合を説明したが、これに限定されない。外側耳カバー22の外面に凹部(雌ホック)が形成されると共に、顎紐30の内面に凸部(雄ホック)が形成されてもよい。
ヘルメット1は、ヘルメット本体10に対して着脱可能に取り付けられるフェイスガード(図示しない)をさらに備えていてもよい。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと解されるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなくて特許請求の範囲により示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
1 ヘルメット
10 ヘルメット本体
11 インナーライナー
11A 内面
11B 外面
12 アンダーシェル
13 アウターシェル
14 通気孔
15 前端
16 後端
17 側縁
18 左側縁
19 右側縁
20,20A,20B 耳カバー
21 内側耳カバー
22 外側耳カバー
23 第1外面領域
24 第2外面領域
25 前側雄ホック(凸部)
26 後側雄ホック(凸部)
27 上端部
27A 孔
28 チンガード
29 ボア
30 顎紐
31 前紐部
32 後紐部
33 スリット
40 ベース部材
40A 第1ベース部
40B 第2ベース部

Claims (8)

  1. ユーザの頭部を覆うヘルメット本体と、
    前記ヘルメット本体の側縁に取り付けられる耳カバーと、
    前記ヘルメット本体の側縁に取り付けられ、ユーザの顎に掛けることにより前記ヘルメット本体を前記頭部に固定する顎紐と、を備え、
    前記耳カバーには、前記顎紐を挿通可能な貫通孔が形成されており、
    前記顎紐は、前記耳カバーの外面側から内面側に向かって前記貫通孔に挿通されている、ヘルメット。
  2. 前記顎紐は、平紐であり、
    前記顎紐のうち前記外側耳カバー側を向く内面には、取付部および前記取付部が取り付けられる被取付部のうち一方が設けられており、
    前記外側耳カバーの前記外面には、前記取付部および前記被取付部のうち他方が設けられている、請求項1に記載のヘルメット。
  3. 前記耳カバーを前記ヘルメット本体の前記側縁に取り付けるための部材であって、前記耳カバーが挿入される被挿入部を含むベース部材をさらに備え、
    前記耳カバーは、前記被挿入部に対して挿抜可能な挿入部を含む、請求項1または2に記載のヘルメット。
  4. 前記耳カバーは、
    ユーザの耳を覆う内側耳カバーと、
    前記内側耳カバーの外側において前記内側耳カバーと重ねて設けられ、前記内側耳カバーよりも硬い材料からなる外側耳カバーと、を含み、
    前記顎紐は、前記外側耳カバーの外面に沿って延びている、請求項1~3のいずれか1項に記載のヘルメット。
  5. 前記貫通孔は、前記内側耳カバーに形成されている、請求項4に記載のヘルメット。
  6. 前記外側耳カバーの前記外面は、
    前記顎紐が沿う領域である第1外面領域と、
    前記第1外面領域よりも外側に張り出した第2外面領域と、を含む、請求項4または5に記載のヘルメット。
  7. 前記内側耳カバーと前記外側耳カバーとは、一体化されている、請求項4~6のうちいずれか1項に記載のヘルメット。
  8. 前記貫通孔は、前記ヘルメット本体の前後方向に延びるように形成されたスリットである、請求項1~7のいずれか1項に記載のヘルメット。
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