JPH01292022A - 放射線硬化性フェノキシ樹脂 - Google Patents

放射線硬化性フェノキシ樹脂

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JPH01292022A
JPH01292022A JP63328782A JP32878288A JPH01292022A JP H01292022 A JPH01292022 A JP H01292022A JP 63328782 A JP63328782 A JP 63328782A JP 32878288 A JP32878288 A JP 32878288A JP H01292022 A JPH01292022 A JP H01292022A
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phenoxy resin
alcohol
diisocianate
reacted
diisocyanate
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JP63328782A
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Kevin P Murray
ケビン ピー・マレイ
William E Hoffman
ウィリアム イー・ホフマン
Robert E Ansel
ロバート イー.アンセル
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DeSoto Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は放射線硬化性フェノキシ樹脂、同樹脂の製造、
および磁気媒体として特に有用な、これらの樹脂を含有
する電子線硬化性組成物に関する。
支未夏韮I 磁気媒体は通常磁化性顔料が混入された合成樹脂の層か
ら成り、前記顔料は非磁性支持体、代表的にはエチレン
グリコールテレフタレートポリエステル(例えば、商品
名Ml/larで市販されているもの)の層により担持
されている。製′?i速度及び所望の特性の達成のため
には、放射線硬化性組成物を使用することが望まれてい
る。そして特に好ましい放射線は電子線である。電子線
硬化性ポリマーとして硬くて強靭なもの、特に現在入手
可能である一般に比較的軟質の放射線硬化性エチレン不
飽和ポリウレタンとブレンドすることのできるものの提
供が要望されている。
現在、これらの一般に比較的軟質の放射線硬化性エチレ
ン不飽和ポリウレタンは、硬化された組成物の硬さを増
加させるために、ポリエチレン不飽和架橋モノマー、例
えば、トリメチロールプロパントリアクリレートとブレ
ンドされる。不幸なことに、ポリエチレン架橋上ツマ−
の使用により達成される硬度の改善は同時に必要とされ
る強靭さとそれに付随する伸びの犠牲においてしか得ら
れない。したがって、要求される硬さと強靭さを与える
エチレン不飽和ポリマーを開発することおよび実際にそ
のようなポリマーを製造する方法を見いだすことが望ま
れている。
発明の開示 本発明によれば、エヂレン不飽和−価アルコールを有機
ジイソシアネートに付加させる。前記有機ジイソシアネ
ートの2つのイソシアネート基の1つは他の1つよりも
強い反応性を有し、また前記アルコールは少なくとも約
3モル%過剰に使用する。これは著しい割合の未反応ジ
イソシアネートを確実に無くすためであって、これは所
望の最終製品のゲル化は極めて僅かなジイソシアネート
でも存在すれば起ることによる。
過剰の不飽和アルコールは多最に(約30%まで)存在
していても差し支えない。好ましい態様においては、過
剰の不飽和アルコールは5%−′−y20%の吊で使用
され、そして最も好ましくは5%〜10%の醋で使用さ
れる。
モノエチレン不飽和モノインシアネートと未反応エチレ
ン不飽和−価アルコールとは、その反応生成物が著しい
割合の未反応ジイソシアネートを実質上含まなくなるま
で、好ましくは痕跡程亀になるまで、反応させる。これ
を確実にするためには、過剰のアルコールとの反応は、
実質上すべての過剰なアルコールが反応してしまうまで
継続することが好ましい。これは残存NGO含量を滴定
または赤外スペクトル分析により追跡することにより都
合よく確かめることができる。
常に反応条件が一方のイソシアネート基の反応に非常に
有利であって他の方の基に不利であるとしても、この未
反応−価アルコールの若干が比較的低い反応性のイソシ
アネート基と反応することは、あり得ることである。し
かし、これは許容される。本発明において重要な点はジ
イソシアネートが実質上完全に除去されねばならないこ
とである。未反応のモノエチレン不飽和アルコールとジ
エチレン不飽和ジウレタンは、比較的少量存在するので
あれば、有害ではない。特定の最大比率の不飽和アルコ
ールを使用することにより過剰比率のこれらの成分の存
在を防止できる。
次いで上記のモノエチレン不飽和モノイソシアネート反
応生成物をフェノキシ樹脂と反応させる。
フェノキシ樹脂は高分子量のとドロキシ官能ポリエーテ
ルであって、一般に約10,000の、好ましくは20
.000〜60,000の範囲内の、数平均分子量を有
する。これは本質的にエポキシ樹脂であって、そのエポ
キシ官能価がもはや無視できるほどの高分子量を有する
ように追加のビスフェノール物質と反応させたものであ
る。ビスフェノール反応物を許容される範囲内で過剰に
使用するとき、確かに、残留エポキシ官能価は存在しな
くなる。分子鎖に加えられる各ビスフェノール基は1つ
のヒドロキシ基を生成するので、フェノキシ樹脂のヒド
ロキシ官能価は約20〜約300の範囲になり、そして
通常は約100である。
上述の如きフェノキシ樹脂は通常ビスフェノールAから
製造され、その場合には下記の式を有するすべてのビス
フェノールが使用できる。
上式中Xは2価の基を表わし、−〇−1−S−またはア
ルキレン基であってもよい。Xが中央の炭素原子に2つ
の原子価を有するプロピレンで2つのフェノールOHM
がパラの位置にあるとき、そのビスフェノールはビスフ
ェノール八として知られている。
2つのイソシアネート基のうちの1つが他のものより強
い反応性を有する有機ジイソシアネートは周知である。
これらの例を挙げれば、イソホロンジイソシアネートと
トルエンジイソシアネートである。したがって、適当な
ジイソシアネートの選択はそれ自身は慣用手段である。
使用されるエチレン不飽和−価アルコールの例としては
ヒドロキシアルキルアクリレートおよびメタクリレート
が挙げられる。例えば、2−ヒドロキシブチルアクリレ
ートと2−ヒドロキシエチルメタクリレートである。相
当するヒドロキシプロピルとヒドロキシブチルアクリレ
ートおよびメタクリレートもまた十分に有用である。ア
リルまたはメタアリルアルコールも有用であるが、それ
らは比較的遅い硬化速度のためにあまり好ましいとは云
えない。
上記のモノエチレン不飽和モノイソシアネート生成物は
、フェノキシ樹脂の1分子当り約1.5〜約20個、好
ましくは2〜10個の、エチレン不飽和基を導入できる
割合でフェノキシ樹脂と反応させる。
モノソシアネートとの反応は周知の反応であって、約2
0℃から約75℃までのおだやかな温度で容易に進行す
る反応であり、この反応は既知の特性を有する触媒(普
通はジブデルスズジラウレート)により促進される。ジ
イソシアネートの第1′の(より反応性の強い)イソシ
アネート基との反応においては、第2の(より反応性の
低い)イソシアネート基の反応を実質上避けるために約
30℃以下の比較的低い反応温度が好まれる。この方法
により殆ど総てのより反応性の高いイソシアネート基は
消費され、そしてより反応性の低いイソシアネートが消
費される割合は殆ど問題にならない程麿となる。
フェノキシ樹脂との反応は、フェノキシ樹脂を溶解する
ことのできる比較的強力な有機溶媒(例えば、テトラヒ
ドロフランまたはメチルエチルケトン)の中で行われる
。不飽和モノイソシアネートをほぼ室温でフェノキシ樹
脂の溶液中に徐々に加え、次いでその反応混合物を室温
に約1時間保つ。次に温度を50−60℃に上げ、この
高い温度において2〜3時間維持して存在するすべての
イソシアネート官能価を消費させる。残存するイソシア
ネートは、上記方法を継続することにより確実に消費す
ることができる。
2.0以上約10までの、最も好ましくは3〜5の官能
価を与えるために十分な不飽和モノイソシアネートを使
用することが好ましい。
前記の過剰の不飽和−価アルコールの存在は不可欠であ
る。さもないとフェノキシ樹脂の中へ望みの割合でモノ
エチレン不飽和モノイソシアネートを導入することがで
きないからである。即ち、もし、等モル割合のイソホロ
ンジイソシアネートと2−ヒト0キシエヂルメタクリレ
ートを反応させて、次いでその生成物を代表的なフェノ
キシ樹脂と、単にフェノキシ樹脂の1分子当り1.0の
アクリレート基を与えるために十分haで使用して、反
応させたならば必然的に存在する程の少量の未反応イソ
シアネート官能価でさえもゲル化を起させるからである
。ゲル化した製品は電子線硬化性組成物の製造、または
その組成物の支持体へコーティングあるいは液体として
所望の態様による使用のいずれの使用においても適さな
い。
ここで指摘したいことは、本発明のポリエチレン不飽和
フェノキシ樹脂は、放射線による露光硬化により約80
℃を超える非常に高いガラス転移温度(Tlを有するこ
ととなることである。
各梯用途において比較的軟質の硬化製品を得ることが望
まれるので、その場合には低To添加剤を加えることが
普通である。それらの添加剤はモノエチレン系剤(例え
ば、フェノキシアクリレートまたはエトキシエトキシエ
チルアクリレート)、ポリエチレン系剤(例えば、ポリ
エーテルまたはポリエステルに基づくアクリレートを末
端とするポリウレタン)であってもよい。
興味あることには、普通のアクリレート化ポリウレタン
は硬化前は比較的低いTg(30°〜50’)を有して
いる。また、液体のポリアクリレートは硬化前は可塑剤
であり、したがって改質されるオリゴマーのTgを低下
させる。より低いTgはより低い強さを意味する。本発
明においては、不飽和フェノキシ樹脂は硬化性でも比較
的高いTgを有する。このことは通常のことではなく、
そしてより有効に取り扱うことのできる未硬化フィルム
の提供を可能にする。これは磁気媒体の製造により例証
される。即ち、電子線硬化の前にフイルムをカレンダー
にかけることがしばしば必要となるが、この場合には硬
化前のフィルムががなり良好な特性を有することが要求
される。本発明のフィルムを硬化前に取扱うのに際して
発揮されるこのすぐれた性能は、このフェノキシ樹脂を
単独に使用する場合、ならびにこのフェノキシ樹脂を以
前に使用されていたアクリレート化ポリウレタンと共に
ブレンドして使用する場合にも発揮される。
本発明の不飽和フェノキシポリウレタンは20%から8
0%までを低下g添加剤との混合剤で構成することが好
ましく、その残りは前節に記載された添加剤の1種また
はそれ以上を使用する。
添加剤はしばしば液体の特性を有するが、しかしこれら
添加剤が存在する唯一の液体成分である場合には、これ
らは十分な流動性を与えることは殆どできない。したが
って、本発明の不飽和フェノキシポリウレタンは有用な
流体製品を提供するためには揮発性の不活性有機溶媒を
通常必要とする。本発明の硬化性液体製品は通常反応性
物質と溶媒の総重量に基づき少なくとも約10重M%の
溶媒、通常の場合に少なくとも約25%の溶媒、を含む
有機溶媒の溶液の形で提供される。そしてこの溶媒は最
終の塗料組成物中にb含まれることとなる。したがって
、その塗料組成物は、通常使用される顔料の倒を無視し
た場合に、少なくとも約10%の、好ましくは約25%
の、揮発性の不活性有機溶媒、を含有することになる。
ここで通常必要とされかつ使用されるのは、大きな溶媒
和力を有する高度に極性の溶媒であるが、アセトン、ブ
チルアセテートまたはイソプロパツールのようなその他
の溶媒も、普通少量、存在していてもよい。ここで最も
関心のある顔料混入系においては、顔料は顔料対結合剤
の重信比で少なくとも0.5:1、好ましくは1:1以
上の割合で存在することになり、溶媒はその顔料着色塗
料の全固形分を25%から60%までの範囲に減少させ
る階で存在する。顔料の存在は通常紫外光による硬化を
妨げるので、したがって電子線硬化がより好まれる。磁
化性粒子をかなりの割合で存在させることは磁気媒体の
製造を可能にするためには不可欠である。
磁性酸化物粒子は特に望ましい。特に顔料対結合剤の重
は比で2:1以上に使用される場合に、磁気記録構造の
提供を可能にするからである。これらの顔料は樹脂溶液
中で均一に粉砕される。また顔料湿潤助剤も、R,E、
AnSelとに、p、Hurrayの出M(出願番号用
938.458号、出願口1986年12月5日、現米
国特許第4,754,056号)に記載のように、存在
させてもよい。
本明細書において用1rアクリレート」および「メタク
リレート」は、多数のアクリル酸またはメタクリル酸エ
ステル基を意味し、そしてこれはこれらの用語の1つの
容認された使用方法でもある。
本発明を以下の実施例により説明するが、すべての部と
比率は、特に指定がなければ、44tfftによるもの
である。ずべての分子量は計算によるものであり、した
がって数平均分子間である。
実施例1 清潔な11のフラスコに乾燥空気拡散装置、攪拌機、外
部乾燥管および添加漏斗を取り付けて、これに417g
のイソホロンジイソシアネートを2.6gのフェノチア
ジンと1.3gのジブチルスズジラウレート触媒と共に
入れる。240gの2−ヒドロキシエチルアクリレート
を添加漏斗に入れて、前記フラスコへ攪拌しながら6時
間にわたって徐々に加える。すべての反応物は室温で出
発し、フラスコを20℃以下の温度に保つため冷却を用
いる。生成物を滴定してイソシアネート含はを測定した
とき、その水準が10.8±0.5重量%となるまで保
持する。
実施例2 清潔な11のフラスコに上記と同様な装置を取り付け、
これに288.59の2.4−トルエン  ′ジイソシ
アネートと2.1gのフェノデアジンを入れる。添加漏
斗へ211.5gの2−ヒドロキシエチルアクリレ−ト
を入れて、前記フラスコへ攪拌しながら8時間にわたっ
て徐々に加える。再び温度を20℃以下に保つ。生成物
を滴定してイソシアネート含量を測定したとき、その水
準が12.5±0.5重量%となるまで保持する。
実施例3 清潔な11のフラスコに上記と同様な設備をして、これ
に274.3gの2.4−トルエンジイソシアネートと
2.1gのフェノチアジンを入れる。添加漏斗へ225
.7gの2−ヒドロキシエチルメタクリレートを入れて
、前記フラスコへ攪拌しながら6時間にわたって徐々に
加える。今回はフラスコを25℃以下に保つ。終点にお
けるイソシアネート含量は12.0±0.5ffl吊%
である。
ポリマーの調製 これらの合成において使用されるフェノキシ樹脂は、ビ
スフェノールAとの多重エポキシ−フェノールOH反応
の結果として得られる約30,000の数平均分子量の
市販製品である。これは約100のヒドロキシル官能価
になる。これらを実施例1−3において合成したくメタ
)アクリレートモノイソシアネートと付加させて、多数
のアクリレートまたはメタクリレート基を含有するポリ
ウレタンを形成さぼることができる。
実施例4 800gのく約30000 g/111018.W、)
 フェノキシ樹脂のメチルエチルケトン中溶液(NVM
=35%)に10.0gの実施例1の付加物を加える。
その溶液を25℃でイソシアネート含量が0.1重量%
以下になるまで攪拌する。この樹脂は次の硬化(10メ
ガラド)機械特性を有する:引張強さ一7000psi
、伸び=5%、およびモジュラス(2,5%歪みで)=
220.000psi 、硬化したフィルムのTgはD
SCにより測定すると87℃である。
実施例5 実施例4において使用されたフェノキシ樹脂溶液200
gに実施例1の付加物16gを加える。その°溶液を4
0℃でイソシアネートの水準が0.1重量%以下になる
まで攪拌する。この樹脂は次の硬化(10メガラド)機
械特性を有する:引張強さ=7500psi、伸び=4
%、モジュラス(2,5%歪みで)=240.0OOD
Si 、硬化したフィルムのT9はDSCにより測定す
ると83℃である。
実施例6 実施例4において使用されたフェノキシ樹脂溶液202
gに実施例2の生成物3.0gを加えて、0.1重量%
のイソシアネート終点まで攪拌する。
この生成物は次の硬化(10メガラド)R械特性を有す
る:引張強さ=8000psi 、4%伸び、およびモ
ジュラス(2,5%歪みで)=260゜000psi0
硬化したフィルムのTgはDSCにより測定すると80
℃である。
イソシアネートに関してモル過剰ヒドロキシ(メタ)ア
クリレートを使用する重要性は生成物の遊離のジイソシ
アネートの濃度を統計学的分布において最小にするため
である。実施例1−3を繰返す際に1=1に近いモル比
を用いるならば、過剰の遊離ジイソシアネート濃度とな
る。このようにして調製した付加物を、実施例4−6に
おけるフェノキシ樹脂に上記の実施例に記載のものの代
りに導入すると共有結合により架橋されたゲルを生成す
る。このゲルは液体塗料として使用するためには、溶解
しないので使用できない。
実施例7 実施例4−6の操作を30%のフェノキシエチルアクリ
レートを添加して繰返して行なった。実施例4−6にお
けるような電子線硬化は、比較的伸展性は良いが強さで
は劣る硬化した被膜を生成した。
実施例8 実施例4−7の操作を、樹脂の中で十分な量の磁化性酸
化鉄を摩砕して、顔料対結合剤比が3.5:1になるよ
うにした後繰返して行なった。
この組成物をマイラーフィルム上に塗布してから、実施
例4−7にお(プると同様に、電子線で硬化させて有用
な磁気媒体構造を得た。
本発明の製品は、他のエチレン不飽和オリゴマー、特に
アクリレート末端のポリウレタン、とブレンドするとき
特に有用である。
ここで、本発明者らによる米国特許第4.607.06
8号(1986年8月19日発行)にき及する。この特
許の実施例2のポリウレタンはトリス(2−とドロキシ
エチル)イソシアヌレートトリアクリレートとが重量比
(固形分に基づく)60:40でブレンドされている。
この組合せは硬化の侵良好な特性を有するが、溶媒を蒸
発させて未硬化フィルムを得るとき、その未硬化フィル
ムは0℃以下のToを有するので室温においては軟らか
い。その結果、未硬化フィルムは破れ易くて、’l’l
Aで取り扱うことができない。
それとは対照的に、本発明の製品をアクリレート官能性
液体と、好ましくは80 : 20〜40:60の重量
比(固形分に基づく)で、組合せて使用すると、揮発性
溶媒の蒸発の後に形成される未硬化フィルムは室温以上
のTOを有しているので容易に取り扱いできる。実際に
、その「qは通常30℃以上であり、そのフィルムは硬
化の前に適度の強さを有するので、カレンダーにかける
ことができる。
すべてのアクリレート末端のポリウレタンは、本発明に
より提供されるアクリレート官能フェノキシ樹脂と共に
使用できるが、前記特許第4,607.068号に記載
の型のアクリレート末端ポリウレタンを使用することが
好まれ、またそのような組成物に含まれるため知られて
いるすべての反応性エチレン不飽和液体を使用すること
が好まれる。さらにこれらの例をあげればトリメチロー
ルプロパントリアクリレートまたはヘキサンジオールジ
アクリレートである。本発明の高TQアクリレート化製
品はアクリート化ポリウレタンと一般に相容性があり、
そして有機溶媒の蒸発後に生成する未硬化フィルムの強
さと取り扱い易さを向上する作用がある。
実例を挙げて説明すると、前記特許第4,607.06
8号の実施例2によって製造される固体アクリレート末
端ポリウレタンの60部を含む前述の混合物を、本発明
のポリウレタンとアクリレート官能フェノキシ樹脂との
混合物の60部で置き換えることもできる。後者の混合
物は80:20〜40 : 60.好ましくは75 :
 25〜50:50、の固形分に基づく重量比を有する
。例えば、重量比60 : 40の混合物60部と、ト
リス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリア
クリレート40部との組合せの場合には、アクリレート
末端ポリウレタンのみを含有するものよりもはるかに高
いTgを有するフィルムを(有機溶媒の除去の後に)与
える。この比較的高いToのフィルムはカレンダーにか
けうるに十分な靭性と結合性を有する。硬化後は、本発
明の組成物は前述の特許のものと同一またはより秀れた
硬さと靭性を有する。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (A)エチレン性不飽和一価アルコールと2つのイソシ
    アネート基のうち1つが他の1つよりも強い反応性を有
    する有機ジイソシアネートとの付加物で、前記アルコー
    ルを未反応のジイソシアネートが著しい割合で残存する
    ことを確実に無くする為に約3モル%以上30%モル%
    の範囲内で過剰に使用し反応させたものと、(B)少な
    くとも約10,000の数平均分子量と約20から約3
    00までの範囲内のヒドロキシ官能価を有する高分子ヒ
    ドロキシ官能ポリエーテルとの反応生成物において、前
    記付加物(A)を前記ポリエーテル(B)の1分子当り
    約1.5から約20のエチレン不飽和基を導入する量で
    使用し、反応を継続させることにより実質上未反応イソ
    シアネート官能価が無くなつていることを特徴とする上
    記反応生成物。
JP63328782A 1988-04-25 1988-12-26 放射線硬化性フェノキシ樹脂 Pending JPH01292022A (ja)

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