JPH0129064B2 - - Google Patents

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JPH0129064B2
JPH0129064B2 JP59080049A JP8004984A JPH0129064B2 JP H0129064 B2 JPH0129064 B2 JP H0129064B2 JP 59080049 A JP59080049 A JP 59080049A JP 8004984 A JP8004984 A JP 8004984A JP H0129064 B2 JPH0129064 B2 JP H0129064B2
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JP
Japan
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layer
plating
solder
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plating layer
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Norio Totsuka
Yasumitsu Sugawara
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
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  • Power Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) この発明は、バンプ電極を有する半導体装置の
製造方法に関する。
(従来技術) 従来、半導体フリツプ・チツプ素子のハンダ電
極を形成する方法としては、選択蒸着法、電気メ
ツキ法およびハンダボール法、ハンダデイツプ法
があり、たとえば、特公昭43−28735号公報ある
いはPhilip Tech、Rev Vol 34′、74などにより
知られている。
前者の選択蒸着法は、蒸着時間が非常に長いこ
と、蒸着膜厚の制御が困難であること、および製
造装置の投資が非常に掛るなどの理由で、一般に
は行われていない。
従来の電気メツキ法による半導体フリツプ・チ
ツプ素子のバンプ電極形成法の一例を第1図a〜
第1図hに示す。まず第1図aに示すように、半
導体基板1上に形成されたフイールド酸化膜2の
上のバンプを形成すべき個所に、Al電極パツド
3を形成し、さらにCVD法にてパシベーシヨン
膜4を成長させた後、Al電極パツド3上にスル
ーホールを開孔する。
次に、第1図bに示すように、Al―Ni合金層
5、Ni層6を順次蒸着する。
次に、第1図cに示すようにレジストなどにて
マスキングを行つて、バンプ電極が形成される個
所以外のNi層6をエツチングしてAl―Ni合金層
5の一部を露出させる。
次に、第1図dに示すように、Al―Ni合金層
5が露出された個所において、通常のホトリソ工
程によりレジスト7にてバンプ電極が形成される
個所以外を覆う。
次に第1図eに示すように、Al―Ni合金層5
を電流の導通層として、電気メツキ法により銅メ
ツキ層8をメツキする。この銅メツキ層8は、通
常10μm程度の厚さである。
その後、第1図fに示すように、ハンダメツキ
を行ないハンダメツキ層9のバンプ電極を形成す
る。このハンダの厚さは、40〜60μm程度であ
る。
次に、第1図gに示すように、メツキ用のレジ
スト7を通常の溶剤およびAl―Ni合金層5を、
エツチヤントにてそれぞれ除去する。
最後に、第1図hに示すように、通常340〜350
℃の温度でハンダメツキ層9を溶解させて、円板
状のバンプ電極を半球状にさせる。
ここで、中間金属層Al―Ni合金層5はフイー
ルド酸化膜2およびAl電極パツド3への密着金
属で、中間金属層Ni6および銅メツキ層8は、
Al電極パツド3とハンダ層9との相互拡散を防
止する拡散バリヤ層である。ここでは銅メツキ層
8を拡散バリヤメツキ層と呼ぶことにする。
第1図の製造方法では、二つの欠点がある。そ
の一つは拡散バリヤメツキ層8を形成する際、下
地がNi層6であるためにNiの表面の酸化物を除
去する活性剤で処理を行う必要がある。この活性
剤処理が不充分であると、酸化物が残り、密度強
度に悪影響を与える。また処理時間が長すぎる
と、Niがエツチングされ過ぎて、拡散バリヤー
層の効果を示さなくなる。
したがつて、この活性剤処理は、コントロール
が非常に困難で、製造工程の簡略化の意味でも、
行わないのが望ましい。なお、ハンダメツキ層9
は、拡散バリヤメツキ層8の後、連続的に行える
ので、活性剤処理を必要としない。
もう一つの欠点は、第1図gに示すAl―Ni合
金層5を除去する工程においてハンダメツキ層9
が一緒にエツチングされてしまう点である。ハン
ダメツキ層9がエツチングされると、第1図hに
示すハンダ・バンプの球状化処理がうまく行え
ず、フリツプ・チツプのボンデイング性に悪影響
を与える。
また、ハンダメツキ層9のエツチング防止策と
して、レジストをバンプ電極に覆う方法がある
が、バンプ電極の高さが40μm程度あるため、ホ
トリソがうまく行えない。
以上は、第1図に示したように、ハンダ・バン
プ電極の形成法として、Al―Ni―Cu―Pb/Snの
金属構成を例示したが、その他の代表的金属構成
として、Ti―Cu―Ni―Pb/Sn、Cr―Cu―Ni―
Pb/Snがある。
これらの例の場合にも下地の蒸着膜Cu上にNi
メツキを施すが銅表面の活性剤の処理工程が必要
となり、また、Ti、Cu、Crをエツチングする際
に、ハンダメツキ層Pb/Snも同時にエツチング
され、ボンデイングの信頼性に悪影響を与える。
また、ハンダボール法あるいはハンダデイツプ
法の場合にも、拡散バリヤメツキ層は必要とな
り、活性処理を行う必要がある(ただし、これら
の方法では、メツキの電流導通層を除去する際
に、ハンダがエツチングされる心配はない)。加
えて、ボンデイングの信頼性に悪影響を与える。
(発明の目的) この発明の目的は、拡散バリヤメツキ層の銅あ
るいはNiメツキを行う際、Ptの活性剤処理を必
要とせず、製造工程の簡略化と高信頼性のバリヤ
効果を示すとともに、高歩留りで球状化処理を行
うことができ、基板へのフリツプチツプボンデイ
ングの信頼性を高めることのできる半導体装置の
製造方法を得ることにある。
(発明の概要) この発明の要点は、バンプ電極の拡散のバリヤ
層にPt層を設けるとともに、バンプ電極の外側
にスズメツキ層を設けたことにある。
(実施例) 以下、この発明の半導体装置の製造方法の実施
例について図面に基づき説明する。第2図a〜第
2図hはその一実施例の工程説明図であり、これ
らの第2図a〜第2図hにおいて、第1図a〜第
1図hと同一部分には同一符号を付して述べるこ
とにする。
まず、第2図aに示すように半導体基板1上に
形成されたフイールド酸化膜2の上のバンプを形
成すべき個所に、Al電極パツド3を形成し、さ
らにCVD法にてパシベーシヨン膜4を成長させ
た後、Al電極パツド3上にスルー・ホールを開
孔する。
次に、第2図bに示すように、半導体基板1全
面にメツキの電流導通層としてAl層10を蒸着
する。
次に、第2図cに示すように、レジストにてパ
ターニングを行つてからTi11−Pt12の蒸着
を行ない、その後アセトンのような溶剤でレジス
トを溶解させて、バンプ電極が形成される個所に
Ti11−Pt12のパターニングを行う。
次に、第2図dに示すように通常のホトリソ工
程によりレジスト7にてバンプ電極が形成される
個所以外を覆う。
次に第2図eに示すように、Al層10を電流
の導通層として、電気メツキ法により、拡散バリ
ヤメツキ層8aをメツキする。この拡散バリヤメ
ツキ層8aは、銅あるいは、ニツケルでもよい。
この拡散バリヤメツキ層8aの厚みとしては、通
常10μm程度の厚さである。
次に、第2図fに示すように、全面に鉛メツキ
13を行ない連続してスズメツキ14を行う。鉛
メツキ13とスズメツキ14の厚さの比は、要求
されるハンダ組成から決定される。一般にはハン
ダの組成としては、Pb/Sn=90/10のものが使
われる。
次に、第2図gに示すように、メツキ用のレジ
スト7を通常の溶剤、たとえばアセトンにて徐去
した後、電流導通層の純Al層10を半導体工業
に使われている通常のAlのエツチヤント、すな
わちりん酸、硝酸、氷酢酸、水の混合液にて、エ
ツチングを行う。バンプ電極の表面は、スズメツ
キ14で覆われており、スズメツキ14は、りん
酸、硝酸、氷酢酸、水の混合エツチヤントでは、
侵されない。
次に、第2図hに示すように、通常340〜350℃
の温度で、それぞれ鉛メツキ層13およびスズメ
ツキ層14を溶解させてハンダの合金化処理を行
う。
この発明では、Al層10がメツキの電流導通
層、Ti層11がフイールド酸化膜2およびAl電
極パツド3への密着金属、Pt層12がAl電極パ
ツド3とハンダメツキ層9との拡散バリヤメツキ
層、および銅メツキあるいは、Niメツキが拡散
バリヤメツキ層の役割を果たす。
(発明の効果) この発明は、以上説明したように、拡散バリヤ
メツキ層にPt層を設けたので、拡散バリヤメツ
キ層の銅あるいは、Niメツキを行う際、Ptの活
性剤処理を必要としない。
また、バンプ電極のメツキに合金ハンダメツキ
を使わないで、鉛メツキを施した後、連続的にス
ズメツキを行ない、バンプ電極の外側をスズで覆
うため、Al電流導通層をエツチングする際に、
通常のりん酸を主体とするエツチヤントでもバン
プ電極を侵されることなく、Al電流導通層をエ
ツチングできる。したがつて、活性剤処理が不要
になることで製造工程の簡略化、高信頼性のバリ
ヤ効果を示すことが可能となるとともに、Al電
流導通層をエツチングする際にバンプ電極が侵さ
れないため、高歩留りで球状化処理が行なえ、基
板へのフリツプチツプボンデイングの信頼性を高
められる。
【図面の簡単な説明】
第1図aないし第1図hはそれぞれ従来のバン
プ電極形成法の工程説明図、第2図aないし第2
図hはそれぞれこの発明の半導体装置の製造方法
の一実施例の工程説明図である。 1……半導体基板、2……フイールド酸化膜、
3……アルミ電極パツド、4……パシベーシヨン
膜、7……レジスト、8a……拡散バリアメツキ
層、9……ハンダメツキ層、10……アルミ層、
11……Ti層、12……Pt層、13……鉛メツ
キ層、14……スズメツキ層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 半導体基板上の突起電極が形成される個所以
    外を絶縁膜で覆う工程と、上記半導体基板上の全
    面にメツキの電流導通層をAlで蒸着により形成
    する工程と、上記突起電極が形成される個所に
    TiおよびPtを順次蒸着により被着させる工程と、
    上記Al電流導通層に通電して上記Pt上に銅ある
    いはニツケルの拡散バリヤメツキ層を形成する工
    程と、この拡散バリヤメツキ層上に鉛メツキを行
    う工程と、上記鉛メツキ上にスズメツキを行う工
    程と、上記TiおよびPt形成部分以外のAl電流導
    通層をリン酸、硝酸、氷酢酸、水の混合エツチヤ
    ントを用いて除去する工程と、前記メツキされた
    鉛とスズをハンダ合金化処理する工程とよりなる
    半導体装置の製造方法。
JP59080049A 1984-04-23 1984-04-23 半導体装置の製造方法 Granted JPS60224248A (ja)

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JPS60224248A JPS60224248A (ja) 1985-11-08
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WO1997003465A1 (en) * 1995-07-12 1997-01-30 Hitachi, Ltd. Semiconductor pellet, method of its packaging, and bump electrode

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JPS4847273A (ja) * 1971-10-15 1973-07-05
JPS51117574A (en) * 1975-04-08 1976-10-15 Seiko Epson Corp Semiconductor equipment
JPS5524414A (en) * 1978-08-09 1980-02-21 Hitachi Ltd Electrode forming process

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