JPH01290141A - 光記録原盤の製造方法 - Google Patents

光記録原盤の製造方法

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JPH01290141A
JPH01290141A JP12094888A JP12094888A JPH01290141A JP H01290141 A JPH01290141 A JP H01290141A JP 12094888 A JP12094888 A JP 12094888A JP 12094888 A JP12094888 A JP 12094888A JP H01290141 A JPH01290141 A JP H01290141A
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淳夫 吉川
Yoshiki Tanaka
善喜 田中
Koichi Saito
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は光ビームを用いて情報の記録や再生を行う光カ
ードおよび光ディスク等の光記録媒体の製造に供される
、通常ガラス基板上にフォトレジストが被覆され、適当
な手段により案内溝や情報信号部などが刻設された光記
録原盤の製造方法に関する。
[従来の技術] 集光ビームにより情報を記録し、また再生する光記録媒
体には、光ビーム照射による発熱によって(1)金属膜
や有機膜等に穴をあける方法、(2)相変化させて屈折
率等の光学定数を変化せしめる方法等種々の方法が提案
されている。
これらの光記録媒体1こは、記録時の光ビームを効率良
く吸収し、尚且つ記録した信号をコントラスト良く再生
する特性が要求される。この条件を満足する光記録・媒
体としては、少なくとも記録膜の片面に微細な凹凸構造
を設けることが有効である。特に、微細な凹凸構造の凹
部と凹部の間または凸部と凸部の間の距m<以下微細な
凹凸構造の大きさという)を記録、再生に用いる光ビー
ムの大きさ以下に設定すれば、記D!!の光ビームの吸
収率も大幅に増大させ、かつ、再生時のノイズを低減さ
せることが可能である。なお上記微細な凹凸構造のパタ
ーンは直線状、曲線状、島状等のいずれでも良く、また
配列は周期性であっても非周期性であっても良い。
上述の微細な凹凸構造は例えば以下の方法で形成される
。(1)「レーザ応用技術ハンドブックJ(レーザ協会
編集)に記載されているようにガラス基板にフォトレジ
ストを塗布し、^r°レーザ又はHe−Cdレーザ等か
ら出射されるレーザビームをすりガラス等の拡散板に照
射して得られるスペックルパターンの潜像を形成した後
、現像処理を行う方法、(2)平行レーザビームを2方
向から照射する所謂、レーザ干f)g先決によりグレー
ティング状の潜像を形成した後、現像処理を行う方法、
(3)無機物微細粒子を吹きつける方法、(4)化学的
手段によりまたはプラズマ等による物理的手段によって
表面をエツチングする方法等により形成される。
原盤の微細な凹凸構造の形状は、この原盤から製造され
た光記録媒体における表面反射率や吸収率に大きく影響
するので、厳密に制御して形成されなければならない。
特に凹部と凸部の段差(以下深さという)は、案内溝及
び/又は情報信号の深さと相まってトラッキング差動信
号、情報出力信号、記録信号等の特性に大きく影響する
ことから極めて重要となる。
上述の微細な凹凸構造と案内溝及び/又は情報信号部を
刻設した光記録原盤の製造に際し、微細な凹凸構造の潜
像と案内溝及び/又は情報信号部−括して現像を行i″
1ii4”66mを刻設する方法が一般に行われている
[発明が解決しようとする課題] 上記従来の方法では、微細な凹凸構造の深さを最適化す
べく現像を実施すると、案内溝及び/又は情報信号部の
深さの制御が困難である。この結果、この光記録原盤か
ら製造された光記録媒体のトラッキング差動信号、情報
出力信号、記録信号等の緒特性が不良になる問題点があ
った。
本発明は上記問題点を鑑みてなされたものであって、そ
の目的は、微細な凹凸構造と案内溝及び/又は情報信号
部を表面に刻設した光記録原盤を、制御性良く、又、再
現性良く製造する方法を提供するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る光記録原盤の製造方法は、(イ)ガラス等
の基板上に設けた感光性材料層に微細な凹凸構造のパタ
ーンを露光し、連続して上記感光性材料を現像すること
により微細な凹凸構造を形成する工程と、((1)上記
感光性材料層に案内溝および/または情報信号部のパタ
ーンを露光し、連続して上記感光性材料層2 および/または情報信号部を形成する工程、とを含んで
いることを特徴とするので、各工程毎に微細な凹凸構造
の深さと案内溝及び/又は情報信号部の深さを各々独立
に制御できる。
上記(イ)および((1)の工程はどちらを先に実施し
ても良い。しかし感光性材料層に案内溝及び/又は情報
信号部である凹凸が先に存在すると、微細な凹凸構造を
、たとえばレーザ干渉露光法により形成する場合、案内
溝及び/又は情報信号部とその他の部分で干渉縞のコン
トラストが異なり、微細な凹凸構造の深さが互いに大き
く異なることがある。したがって、本発明に係る光記録
原盤の製造方法においては、微細な凹凸構造の形成工程
(イ)を案内溝及び/又は情報信号部の形成工程([+
)よりも先に実施することが好適である。
以下に実施例をもって本発明をより詳細に説明する。
[実施例] 第1図および第2図はそれぞれこの発明に係る光記録原
盤の1つの実施例を示す断面斜視図および部分断面図で
ある。本発明に係る光記録原盤は第1図に示すように表
面全面に微細な凹凸を有するフォトレジスト等の感光性
材料Illに、案内溝13及び/又は情報信号部14が
形成されている。15は案内溝および情報信号部の形成
されていない部分である。第2図は第1図の光記録原盤
の部分断面図であり、案内溝13及び情報信号部14が
刻設されていない部分15の微細な凹凸構造の深さを2
0、案内溝13及び/又は情報信号部14の深さを21
、案内溝13又は情報信号部14が刻設された部分の微
細な凹凸構造の深さを22で表す。
上記光記録原盤の製造方法の1つの実施例を以下に説明
する。
ガラス基板10上にポジ型フォトレジスト11を500
nmの厚さでスピンコード法により均一に塗布した。フ
ォトレジスト11の塗布膜厚は、最終的に所望する微細
な凹凸構造の深さ20と、案内溝及び/又は情報信号部
の深さ21との合計値に2回の現像によるフォトレジス
トの膜減り量を加えた値以上に設定する。
次にHe−Cdレーザを光源とする波長325nmの平
行レーザビームを拡散板を通して該フォトレジスト11
に照射することにより微細な凹凸構造の潜像を形成した
。その後、現像処理を行い、フォトレジスト11上に深
さIonsの微細な凹凸構造を形成した。該第1回目の
現像深さは、後述の第2回目の現像による更なる膜減り
を考慮して、最終的に所望する深さよりも浅く設定する
。尚、現像の過程は、フォトレジストが感光しない波長
633n園のHe−Meレーザビームを該フォトレジス
トに照射し、その反射光強度をモニターすることにより
監視した。
引き続き、該ガラス基板IOを回転させながら記録ヘッ
ドを半径方向に移動させて、He −Cdレーザビーム
で案内溝13及び情報信号部14の潜像を1.6μ■ピ
ツチのスパイラル状に形成した。該露光に際しては、基
板の内外周域での露光エネルギーか−、定になるように
、レーザパワーを線速に応じて変えた。
該露光後、上述の方法でモニターしながら現像処理を行
い、案内溝13及び/又は情報信号部14の深さ21が
8Qnmq該部位内の微細な凹凸構造の深さ22が40
n−1更に、部位15における微細な凹凸構造の深さ2
0が20nmである目的の光記録原盤を精度良く得るこ
とができた。
本実施例においては(イ)微細な凹凸構造の形成工程を
([り案内溝及び/又は情報信号部の形成工程より先に
行ったが、上記(α)を先に(イ)を後に実施してもよ
い。
また上記実施例では感光材料層としてポジ型フォトレジ
ストを用いたが、本発明にはパターニングの可能な任意
の感光性材料を用いることができる。また微細な凹凸構
造のパターンの露光方法としては、先に述べたいずれの
方法であってもよい。
微細な凹凸構造のパターンは直線状、曲線状、島状等の
いずれでもよい。この配列は周期性でも非周期性でもよ
い。案内溝および/または情報信号部のパターンの露光
は、上記実施例に示したレーザビームによる他にマスク
露光性等任意の方法によって行える。案内溝および/ま
たは情報信号部のパターンは曲線状、直線等いずれでも
よい。感光性材料の現像方法は現像液を用いたウェット
現像に限られず、現像液を用いないいわゆるドライ現像
でもよい。
なお本発明に係る光記録原盤は、光カード用、光デイス
ク用など任意の光記録媒体の製造に用いられることは言
うまでもない。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、第1回目の露光
及び現像工程と第2回目の露光及び現像工程を有してい
るので、微細な凹凸構造の深さと案内溝及び/又は情報
信号部の深さを独立して制御でき、それぞれの最適値が
ともに精度良く、また再現性良く得られる光記録原盤が
提供できる。
したがってこの光記録原盤から製造された光記録媒体は
高品質である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る光記録原盤の製造方法により製
造される光記録原盤の一例を部分的に示す断面斜視図、
第2図は上記光記録原盤の一例を示す部分断面図である
。 1O二基  板、   !l:感光材料層、13:案内
溝、   14;情報信号部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)表面に微細な凹凸構造を有し、かつ、案内溝およ
    び/または情報信号部を有する光記録原盤の製造方法に
    おいて、 (イ)基板上に設けた感光性材料層に微細な凹凸構造の
    パターンを露光し、連続して上記感光性材料を現像する
    ことにより微細な凹凸構造を形成する工程と、 (ロ)上記感光性材料層に案内溝および/または情報信
    号部のパターンを露光し、連続して上記感光性材料を現
    像することにより案内溝および/または情報信号部を形
    成する工程、とを含んでいることを特徴とする光記録原
    盤の製造方法。
  2. (2)上記(イ)の工程の後に、上記(ロ)の工程を行
    うことを特徴とする請求項1記載の光記録原盤の製造方
    法。
JP12094888A 1988-05-17 1988-05-17 光記録原盤の製造方法 Expired - Lifetime JP2653670B2 (ja)

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