JPH0129010B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0129010B2 JPH0129010B2 JP13990481A JP13990481A JPH0129010B2 JP H0129010 B2 JPH0129010 B2 JP H0129010B2 JP 13990481 A JP13990481 A JP 13990481A JP 13990481 A JP13990481 A JP 13990481A JP H0129010 B2 JPH0129010 B2 JP H0129010B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lead
- chuck
- forming
- inner lead
- positioning jig
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 26
- 239000011521 glass Substances 0.000 claims description 13
- 238000000465 moulding Methods 0.000 claims description 13
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 244000089486 Phragmites australis subsp australis Species 0.000 description 1
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01J—ELECTRIC DISCHARGE TUBES OR DISCHARGE LAMPS
- H01J9/00—Apparatus or processes specially adapted for the manufacture, installation, removal, maintenance of electric discharge tubes, discharge lamps, or parts thereof; Recovery of material from discharge tubes or lamps
- H01J9/24—Manufacture or joining of vessels, leading-in conductors or bases
- H01J9/28—Manufacture of leading-in conductors
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ブラウン管電子銃のステム部のよ
うなガラス部に植立されたリードを押圧して変形
させる成形機構をもつたリード成形装置に関する
ものである。
うなガラス部に植立されたリードを押圧して変形
させる成形機構をもつたリード成形装置に関する
ものである。
第1図および第2図に示されるように、一般に
真空管のステム部1は、円板状のガラス製フラン
ジ2の内面側に、このフランジ2の外周に対する
同心仮想円周上で複数のフイレツト部3を一体に
形成している。そして、その形成時に、あらかじ
め接続されているインナーリード4とアウターリ
ード5が、上記フランジ2ないしフイレツト部3
にシール状に埋込まれる。
真空管のステム部1は、円板状のガラス製フラン
ジ2の内面側に、このフランジ2の外周に対する
同心仮想円周上で複数のフイレツト部3を一体に
形成している。そして、その形成時に、あらかじ
め接続されているインナーリード4とアウターリ
ード5が、上記フランジ2ないしフイレツト部3
にシール状に埋込まれる。
上記インナーリード4は必要に応じて折曲げ状
に成形されるが、そのために従来より使用されて
いたリード成形装置として、第3図および第4図
に示すものがあつた。すなわち、図中、6は、上
記したステム部1を位置決めするための位置決め
治具であり、この位置決め治具6は、複数のアウ
ターリード挿入孔7を共通の仮想円周上に有し、
この仮想円周と同心状に形成されたスライド孔8
に、膨径頭部9aを備えたチヤツク棒9を設け、
このチヤツク棒9の出退動に応じて増減径される
チヤツクリング10を、上記複数のアウターリー
ド挿入孔7とスライド孔8とに亘つて配設する一
方、この位置決め治具6の前面部に一対の成形歯
11a,11bを対向状態で各別に出退可能に設
けたものであつた。
に成形されるが、そのために従来より使用されて
いたリード成形装置として、第3図および第4図
に示すものがあつた。すなわち、図中、6は、上
記したステム部1を位置決めするための位置決め
治具であり、この位置決め治具6は、複数のアウ
ターリード挿入孔7を共通の仮想円周上に有し、
この仮想円周と同心状に形成されたスライド孔8
に、膨径頭部9aを備えたチヤツク棒9を設け、
このチヤツク棒9の出退動に応じて増減径される
チヤツクリング10を、上記複数のアウターリー
ド挿入孔7とスライド孔8とに亘つて配設する一
方、この位置決め治具6の前面部に一対の成形歯
11a,11bを対向状態で各別に出退可能に設
けたものであつた。
このようなリード成形装置を用いてインナーリ
ード4を折曲げ成形する場合は、まず、上記ステ
ム部1のアウターリード5を位置決め治具6のア
ウターリード挿入孔7に挿入し、この状態からチ
ヤツク棒9を引込んでチヤツクリング10を増径
させることにより、アウターリード5をチヤツク
する。これによつてステム部1が、第5図のよう
に、位置決め治具6に固定されるから、つぎに、
一方の成形歯11aをインナーリード4の隙間を
通して前進させ、その先端を成形すべきインナー
リード4に当接させて停止させる。つづいて、他
方の成形歯11bを前進させて成形すべきインナ
ーリード4を、上記一方の成形歯11aの対向側
から押圧して曲げ変形を与える。インナーリード
4の折曲げ成形後は、一対の成形歯11a,11
bが後退され、他のインナーリード4の成形に備
えられる。このような折曲げ成形の終了後には、
チヤツク棒9が押出されてチヤツクリング10に
よるアウターリード5のチヤツク状態が解除さ
れ、ステム部1は装置外へ取出される。
ード4を折曲げ成形する場合は、まず、上記ステ
ム部1のアウターリード5を位置決め治具6のア
ウターリード挿入孔7に挿入し、この状態からチ
ヤツク棒9を引込んでチヤツクリング10を増径
させることにより、アウターリード5をチヤツク
する。これによつてステム部1が、第5図のよう
に、位置決め治具6に固定されるから、つぎに、
一方の成形歯11aをインナーリード4の隙間を
通して前進させ、その先端を成形すべきインナー
リード4に当接させて停止させる。つづいて、他
方の成形歯11bを前進させて成形すべきインナ
ーリード4を、上記一方の成形歯11aの対向側
から押圧して曲げ変形を与える。インナーリード
4の折曲げ成形後は、一対の成形歯11a,11
bが後退され、他のインナーリード4の成形に備
えられる。このような折曲げ成形の終了後には、
チヤツク棒9が押出されてチヤツクリング10に
よるアウターリード5のチヤツク状態が解除さ
れ、ステム部1は装置外へ取出される。
以上のようなリード成形装置にあつては、イン
ナーリード4の折曲げ成形がインナーリード4の
中間部を一方の成形歯11aの端面で支持してお
き、他方の成形歯11bでインナーリード4の先
端部をその対向側から押圧することによつて行な
われるため、インナーリード4の変形途中におい
てはこのインナーリード4の基部を支持するガラ
ス製のフイレツト部3に幾分かの力がかかること
になる。一般の真空管のステム部1においては、
インナーリード4の線径が小さく、その折曲げに
要する力も小さいので、フイレツト部3にかかる
力は小さい。したがつてガラス製のフイレツト部
3が破損することはない。
ナーリード4の折曲げ成形がインナーリード4の
中間部を一方の成形歯11aの端面で支持してお
き、他方の成形歯11bでインナーリード4の先
端部をその対向側から押圧することによつて行な
われるため、インナーリード4の変形途中におい
てはこのインナーリード4の基部を支持するガラ
ス製のフイレツト部3に幾分かの力がかかること
になる。一般の真空管のステム部1においては、
インナーリード4の線径が小さく、その折曲げに
要する力も小さいので、フイレツト部3にかかる
力は小さい。したがつてガラス製のフイレツト部
3が破損することはない。
しかし、ブラウン管電子銃におけるステム部の
ように、線径の大きなリードを有するもののリー
ド成形に上記した従来のリード成形装置を用いる
と、リードの変形に大きな力を要するので、その
変形途中にフイレツト部に大きな力が加わつて破
損してしまう。そのため、ブラウン管電子銃にお
けるステム部のリードを成形する場合は、簡単な
治具を用い、人手によつて作業することを余儀な
くされていた。
ように、線径の大きなリードを有するもののリー
ド成形に上記した従来のリード成形装置を用いる
と、リードの変形に大きな力を要するので、その
変形途中にフイレツト部に大きな力が加わつて破
損してしまう。そのため、ブラウン管電子銃にお
けるステム部のリードを成形する場合は、簡単な
治具を用い、人手によつて作業することを余儀な
くされていた。
この発明は、このような事情にかんがみてなさ
れたものであり、その目的は、ステム部のような
ガラス部に植立されたリードが、線径が大きくそ
の折曲げ成形に大きな力を要するようなものであ
つても、リードの根元部を挾持してリード成形時
におけるその根元部の変形を阻止するチヤツク機
構を設けることによつてガラス部の破損を防止す
ると同時に、このようなリード成形の自動化を容
易に可能にすることを目的とする。
れたものであり、その目的は、ステム部のような
ガラス部に植立されたリードが、線径が大きくそ
の折曲げ成形に大きな力を要するようなものであ
つても、リードの根元部を挾持してリード成形時
におけるその根元部の変形を阻止するチヤツク機
構を設けることによつてガラス部の破損を防止す
ると同時に、このようなリード成形の自動化を容
易に可能にすることを目的とする。
第6図および第7図はブラウン管電子銃のステ
ム部12を示す平面図および断面側面図であり、
13はチツプ管、14はチツプ管13の端部に形
成されたフランジ、15はフランジ14の一面に
形成されたガラス部としてのフイレツト部であ
り、これらはガラス製である。フランジ14にア
ウターリード16が植立され、またフイレツト部
15にインナーリード17が植立される。そし
て、アウターリード16とインナーリード17と
の接合部がフランジ14でシールされる。上記フ
イレツト部15は、フランジ部14ないしチツプ
管13に対する仮想同心円上に多数のものが形成
され、そのうちの特定のものにインナーリード1
7が植立される。具体的には、インナーリード1
7とアウターリード16とは、フランジ14ない
しフイレツト部15への植立前にあらかじめ接合
されており、これがガラス部に植込まれる。これ
らのインナーリード17は比較的大きな線径を有
する。
ム部12を示す平面図および断面側面図であり、
13はチツプ管、14はチツプ管13の端部に形
成されたフランジ、15はフランジ14の一面に
形成されたガラス部としてのフイレツト部であ
り、これらはガラス製である。フランジ14にア
ウターリード16が植立され、またフイレツト部
15にインナーリード17が植立される。そし
て、アウターリード16とインナーリード17と
の接合部がフランジ14でシールされる。上記フ
イレツト部15は、フランジ部14ないしチツプ
管13に対する仮想同心円上に多数のものが形成
され、そのうちの特定のものにインナーリード1
7が植立される。具体的には、インナーリード1
7とアウターリード16とは、フランジ14ない
しフイレツト部15への植立前にあらかじめ接合
されており、これがガラス部に植込まれる。これ
らのインナーリード17は比較的大きな線径を有
する。
つぎに、上記インナーリード17を成形するた
めに採用されたこの発明の実施例を第8図および
第9図にしたがつて説明する。
めに採用されたこの発明の実施例を第8図および
第9図にしたがつて説明する。
18は位置決め用治具である。この位置決め治
具18は、上記ステム部12における円環状に並
設された多数のフイレツト部15の高さよりもや
や肉薄の板体からなり、かつこれらのフイレツト
部15が挿入される透孔19を有する。第9図に
良く示されるように、この透孔19は、上記した
多数のフイレツト部15の中心を結ぶ仮想円Xよ
りもやや大径の円孔20の外周に、上記フイレツ
ト部15の外周Yよりもやや大径の半円孔21を
フイレツト部15と同数だけ並列させてなる。そ
して、このような波形境界22を有する透孔19
にフイレツト部15を上部から挿入した場合に
は、フランジ部14がこの透孔19の周縁部に載
架され、かつこの状態ではフイレツト部15の外
周Yと波形境界22との間に隙間Zが生じるの
で、この隙間Z分だけ、フランジ14が位置決め
治具18の上面18a上で全方位微少移動可能と
なる。23はチヤツク機構を示し、このチヤツク
機構23は、上記位置決め治具18の上面18a
に沿つて相反する方向に対向状態で出退する一対
のチヤツク板23a,23bを備える。このチヤ
ツク板23a,23bの出退経路は、上記位置決
め治具18上に支持された上記ステム部12のイ
ンナーリード17の根元部と交叉するように設定
されており、しかも各チヤツク板23a,23b
は各別に出退可能な構成とされる。また、このチ
ヤツク機構23の下部に成形機構24が設けられ
る。この成形機構24も、上記チヤツク機構23
におけるのと同様に、上記位置決め治具18の上
面18aに沿つて相反する方向に対向状態で出退
する一対の成形歯24a,24bを備え、かつこ
れらの成形歯24a,24bが各別に出退可能な
構成とされるが、その出退方向は、上記チヤツク
板23a,23bの出退方向に沿うように設定さ
れる。
具18は、上記ステム部12における円環状に並
設された多数のフイレツト部15の高さよりもや
や肉薄の板体からなり、かつこれらのフイレツト
部15が挿入される透孔19を有する。第9図に
良く示されるように、この透孔19は、上記した
多数のフイレツト部15の中心を結ぶ仮想円Xよ
りもやや大径の円孔20の外周に、上記フイレツ
ト部15の外周Yよりもやや大径の半円孔21を
フイレツト部15と同数だけ並列させてなる。そ
して、このような波形境界22を有する透孔19
にフイレツト部15を上部から挿入した場合に
は、フランジ部14がこの透孔19の周縁部に載
架され、かつこの状態ではフイレツト部15の外
周Yと波形境界22との間に隙間Zが生じるの
で、この隙間Z分だけ、フランジ14が位置決め
治具18の上面18a上で全方位微少移動可能と
なる。23はチヤツク機構を示し、このチヤツク
機構23は、上記位置決め治具18の上面18a
に沿つて相反する方向に対向状態で出退する一対
のチヤツク板23a,23bを備える。このチヤ
ツク板23a,23bの出退経路は、上記位置決
め治具18上に支持された上記ステム部12のイ
ンナーリード17の根元部と交叉するように設定
されており、しかも各チヤツク板23a,23b
は各別に出退可能な構成とされる。また、このチ
ヤツク機構23の下部に成形機構24が設けられ
る。この成形機構24も、上記チヤツク機構23
におけるのと同様に、上記位置決め治具18の上
面18aに沿つて相反する方向に対向状態で出退
する一対の成形歯24a,24bを備え、かつこ
れらの成形歯24a,24bが各別に出退可能な
構成とされるが、その出退方向は、上記チヤツク
板23a,23bの出退方向に沿うように設定さ
れる。
つぎにこのリード成形装置による成形手順を第
10図にしたがつて説明する。
10図にしたがつて説明する。
まず、位置決め治具18をその上面18aが水
平になるように配置し、その透孔19にステム部
12のフイレツト部15を挿入するとともに、そ
のフランジ14を位置決め治具18の上面18a
上に載架させる。つぎに、第10図a矢印のよう
に、一方のチヤツク板23aを突出させてその先
端を成形すべきインナーリード17の根元部に位
置させ、この後同図b矢印のように、他方のチヤ
ツク板23bを突出させてインナーリード17の
根元部を上記した一方のチヤツク板23aとの間
で挾持させる。このとき、一定の挾持力を作用さ
せておく。このように、チヤツク板23a,23
bによつて成形すべきインナーリード17の根元
部を一定の挾持力をかけて挾持させるにあたつて
は、インナーリード17に一方のチヤツク板23
aが当接したときあるいは他方のチヤツク板23
bで挾持させたときに、インナーリード17の当
初の設定位置とチヤツク板23a,23bの停止
位置とを完全に合致させることが困難である。し
かし、この位置ずれの問題は、ステム部12のフ
ランジ14が位置決め治具18の上面18a上で
上記隙間Zによつて許容される範囲で微少移動す
るために解消される。すなわち、上記位置ずれ
は、フランジ14が微少移動することで吸収さ
れ、フイレツト部15に無理な力が加わることは
ない。つぎに、同図C矢印のように、一方の成形
歯24aを突出させてその先端をインナーリード
17に対する成形位置に位置させ、つづいて同図
d矢印のように、他方の成形歯24bを突出さ
せ、その先端と上記した一方の成形歯24aの先
端との間でインナーリード17の先端部を押圧挾
持して、これを変形させる。インナーリード17
が他方の成形歯24bによつて押圧されていると
き、このインナーリード17の根元部はチヤツク
機構23により一定の力で挾持されているため、
この押圧変形に伴なつてインナーリード17の根
元部に力が加わることはなく、フイレツト部15
が破損することはない。この後、上記と逆の手段
で成形歯24a,24bおよびチヤツク板23
a,23bを後退させ、他のインナーリード17
の成形に備える。インナーリード17の成形が完
了すれば、ステム部12を位置決め治具18から
上方へ引抜き、装置外へ取出す。
平になるように配置し、その透孔19にステム部
12のフイレツト部15を挿入するとともに、そ
のフランジ14を位置決め治具18の上面18a
上に載架させる。つぎに、第10図a矢印のよう
に、一方のチヤツク板23aを突出させてその先
端を成形すべきインナーリード17の根元部に位
置させ、この後同図b矢印のように、他方のチヤ
ツク板23bを突出させてインナーリード17の
根元部を上記した一方のチヤツク板23aとの間
で挾持させる。このとき、一定の挾持力を作用さ
せておく。このように、チヤツク板23a,23
bによつて成形すべきインナーリード17の根元
部を一定の挾持力をかけて挾持させるにあたつて
は、インナーリード17に一方のチヤツク板23
aが当接したときあるいは他方のチヤツク板23
bで挾持させたときに、インナーリード17の当
初の設定位置とチヤツク板23a,23bの停止
位置とを完全に合致させることが困難である。し
かし、この位置ずれの問題は、ステム部12のフ
ランジ14が位置決め治具18の上面18a上で
上記隙間Zによつて許容される範囲で微少移動す
るために解消される。すなわち、上記位置ずれ
は、フランジ14が微少移動することで吸収さ
れ、フイレツト部15に無理な力が加わることは
ない。つぎに、同図C矢印のように、一方の成形
歯24aを突出させてその先端をインナーリード
17に対する成形位置に位置させ、つづいて同図
d矢印のように、他方の成形歯24bを突出さ
せ、その先端と上記した一方の成形歯24aの先
端との間でインナーリード17の先端部を押圧挾
持して、これを変形させる。インナーリード17
が他方の成形歯24bによつて押圧されていると
き、このインナーリード17の根元部はチヤツク
機構23により一定の力で挾持されているため、
この押圧変形に伴なつてインナーリード17の根
元部に力が加わることはなく、フイレツト部15
が破損することはない。この後、上記と逆の手段
で成形歯24a,24bおよびチヤツク板23
a,23bを後退させ、他のインナーリード17
の成形に備える。インナーリード17の成形が完
了すれば、ステム部12を位置決め治具18から
上方へ引抜き、装置外へ取出す。
この実施例において、一対のチヤツク板23
a,23b相互の出退動作、一対の成形歯24
a,24b相互の出退動作、およびチヤツク機構
23と成形機構24の動作はそれぞれ適当な連動
機構によつて連動されているものとする。また、
この実施例では、成形機構24が一対の成形歯2
4a,24bを備えている場合を説明したが、こ
れは、第10図dで示されるように、インナーリ
ード17の二箇所を折曲げ成形するのに必要なた
めであり、折曲げ箇所が一箇所でよい場合は、成
形機構24は単一の成形歯を備えるのみでよい。
a,23b相互の出退動作、一対の成形歯24
a,24b相互の出退動作、およびチヤツク機構
23と成形機構24の動作はそれぞれ適当な連動
機構によつて連動されているものとする。また、
この実施例では、成形機構24が一対の成形歯2
4a,24bを備えている場合を説明したが、こ
れは、第10図dで示されるように、インナーリ
ード17の二箇所を折曲げ成形するのに必要なた
めであり、折曲げ箇所が一箇所でよい場合は、成
形機構24は単一の成形歯を備えるのみでよい。
以上のように、この発明によれば、成形機構に
よつてリード先端部を押圧して変形させる場合
に、その押圧中にリードの根元部がチヤツク機構
によつて挾持され、これによつて上記押圧に伴な
うリード根元部の変形が阻止されるので、このリ
ードが植立されているガラス部に無理な力が加わ
ることはない。そのためガラス部が破損すること
はない。また、成形機構とチヤツク機構とは、公
知の構成簡単な連動機構によつて容易にタイミン
グよく連動することができるので、リード成形の
自動化が容易に達成される。
よつてリード先端部を押圧して変形させる場合
に、その押圧中にリードの根元部がチヤツク機構
によつて挾持され、これによつて上記押圧に伴な
うリード根元部の変形が阻止されるので、このリ
ードが植立されているガラス部に無理な力が加わ
ることはない。そのためガラス部が破損すること
はない。また、成形機構とチヤツク機構とは、公
知の構成簡単な連動機構によつて容易にタイミン
グよく連動することができるので、リード成形の
自動化が容易に達成される。
第1図は一般の真空管のステム部を示す平面
図、第2図は同側面図、第3図は従来のリード成
形装置を示す正面図、第4図は同断面側面図、第
5図は従来のリード成形装置の使用状態を示す側
面図、第6図はブラウン管電子銃のステム部を示
す平面図、第7図は同断面側面図、第8図はこの
発明の実施例によるリード成形装置の使用状態を
示す一部切欠した側面図、第9図は位置決め治具
の平面図、第10図a〜dはリード成形手順を示
す説明図である。 12…ステム部、14…フランジ、15…フイ
レツト部、17…インナーリード、18…位置決
め治具、19…透孔、22…波形境界、23…チ
ヤツク機構、23a,23b…チヤツク板、24
…成形機構、24a,24b…成形歯。なお、図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
図、第2図は同側面図、第3図は従来のリード成
形装置を示す正面図、第4図は同断面側面図、第
5図は従来のリード成形装置の使用状態を示す側
面図、第6図はブラウン管電子銃のステム部を示
す平面図、第7図は同断面側面図、第8図はこの
発明の実施例によるリード成形装置の使用状態を
示す一部切欠した側面図、第9図は位置決め治具
の平面図、第10図a〜dはリード成形手順を示
す説明図である。 12…ステム部、14…フランジ、15…フイ
レツト部、17…インナーリード、18…位置決
め治具、19…透孔、22…波形境界、23…チ
ヤツク機構、23a,23b…チヤツク板、24
…成形機構、24a,24b…成形歯。なお、図
中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 リードを植立したガラス部を位置決めする位
置決め用治具と、リードの先端部を押圧して変形
させる成形機構と、上記押圧中にリードの根元部
を挾持してその変形を阻止するチヤツク機構とか
らなるリード成形装置。 2 チヤツク機構が、相反する方向に対向状態で
出退する一対のチヤツク板を備え、位置決め治具
が、チヤツク板の出退方向に沿う仮想平面内での
ガラス部の微少移動を許容するように構成された
特許請求の範囲第1項記載のリード成形装置。 3 成形機構が、チヤツク板の出退方向に沿つて
出退する成形歯を備えた特許請求の範囲第2項記
載のリード成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13990481A JPS5840736A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | リ−ド成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13990481A JPS5840736A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | リ−ド成形装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5840736A JPS5840736A (ja) | 1983-03-09 |
JPH0129010B2 true JPH0129010B2 (ja) | 1989-06-07 |
Family
ID=15256325
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13990481A Granted JPS5840736A (ja) | 1981-09-03 | 1981-09-03 | リ−ド成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5840736A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2621142B2 (ja) * | 1986-08-25 | 1997-06-18 | 富士ゼロックス株式会社 | 熱定着用トナー |
-
1981
- 1981-09-03 JP JP13990481A patent/JPS5840736A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5840736A (ja) | 1983-03-09 |
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