JPH01290037A - パターンプログラミングにおけるオウンコーディング誘導方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はプログラムの生産性向上のために従来から実施
されているプログラムパターンをカストマイズ（特殊化
）することによりプログラムソー　。

スを半自動生成するパターンプログラミングに関し、特
にカストマイズ後のプログラムソース（以下、カストマ
イズトソースという）中の目的とするプログラムソース
固存部分（以下、オウンコーディング部という）を利用
者に明示することによりオウンコーディング作業の生産
性向上およびミス防止を図るパターンプログラミングに
おけるオウンコーディング誘導方式に関する。

〔従来の技術〕

従来から、プログラムパターンに対してプログラムソー
スを適合させるためのカストマイズパラメータを入力す
ることによりプログラムパターンをカストマイズして所
望とするプログラムソースを半自動生成するパターンプ
ログラム技術があり、プログラム開発の生産性向上に有
効であることが知られている。

しかし、カストマイズドソースは目的とするフ。

ログラムソース（以下、目的プログラムソースという）
にはなっていないので、従来のこの種のプログラム開発
方式では、カストマイズドソースのオウンコーディング
部へのオウンコーディングの追加をテキストエディタで
行うのが通常であった。

〔発明が解決しようとする課題〕 上述した従来のテキストエディタによるオウンコーディ
ング方式では、利用者がカストマイズソース全体を参照
および更新できることになるので、カストマイズソース
中のどこにどんなオウンコーディングをすべきかが明確
でなく、以下に挙げる欠点がある。

■　利用者は半自動生成されたカストマイズソースを理
解しなければならない。

■　利用者がカストマイズソース中のオウンコーディン
グ部を検出しなければならない。

■　誤ってオウンコーディング部以外の変更を行ってし
まい所望の仕様とは異なる目的プログラムソースを作成
してしまうおそれがある。

上述の欠点は、プログラムパターンを注意深く作成シ、
テキストエディタによるオウンコーディングを注意深く
行えば一部回避可能であるが、このようにした場合には
パターンプログラミングによる生産性向上の効果を逆に
減少せしめることになっていた。

本発明の目的は、上述の点に鑑み、カストマイズドソー
ス中のオウンコーディング部を利用者に明示することに
よりオウンコーディング作業の生産性向上およびミス防
止を図るようにしたパターンプログラミングにおけるオ
ウンコーディング誘導方式を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のパターンプログラミングにおけるオウンコーデ
ィング誘導方式は、プログラムパターンのカストマイズ
を利用したプログラム開発支援装置において、前記プロ
グラムパターン中に設けられ開始記号、オウンコーディ
ング仕様および終了記号を含むオウンコーディング部識
別域と、カストマイズ後のプログラムソースであるカス
トマイズドソース中から前記オウンコーディング部識別
域を判別するオウンコーディング部識別域判別手段と、
このオウンコーディング部識別域判別手段により判別さ
れた前記オウンコーディング部識別域のオウンコーディ
ング仕様を表示させるオウンコーディング仕様表示手段
と、このオウンコーディング仕様表示手段により表示さ
れたオウンコーディング仕様に従ったオウンコーディン
グソースを入力するオウンコーディング入力手段と、こ
のオウンコーディング入力手段により入力されたオウン
コーディングソースと前記カストマイズドソースとを併
合するオウンコーディング併合手段と、このオウンコー
ディング併合手段による併合結果として得られる目的プ
ログラムソースを出力する目的プログラムソース出力手
段とを有する。

〔作用〕

本発明のパターンプログラミングにおけるオウンコーデ
ィング誘導方式では、オウンコーディング部識別域がプ
ログラムパターン中に設けられ開始記号、オウンコーデ
ィング仕様および終了記号を含み、オウンコーディング
部識別域判別手段がカストマイズ後のプログラムソース
であるカストマイズドソース中からオウンコーディング
部識別域を判別し、オウンコーディング仕様表示手段が
オウンコーディング部識別域判別手段により判別された
オウンコーディング部識別域のオウンコーディング仕様
を表示させ、オウンコーディング入力手段がオウンコー
ディング仕様表示手段により表示されたオウンコーディ
ング仕様に従ったオウンコーディングソースを入力し、
オウンコーディング併合手段がオウンコーディング入力
手段により入力されたオウンコーディングソースとカス
トマイズドソースとを併合し、目的プログラムソース出
力手段がオウンコーディング併合手段による併合結果と
して得られる目的プログラムソースを出力する。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。

第３図は、本発明の内容を含むパターンプログラミング
を応用したプログラミング開発支援装置を示すブロソク
ロである。このプログラミング開発支援装置は、プログ
ラムパターン１と、対話式パターンカストマイズ制御部
２と、カストマイズパラメータ入出力部３と、カストマ
イズパラメータ蓄積部４と、カストマイズドソース生成
部５と、カストマイズドソース６と、カストマイズドソ
ース編集部７と、オウンコーディング入力部８と、目的
プログラムソース９とから構成されている。

プログラムパターン１は、対話式パターンカストマイズ
制御部２によって読み取られ解析されてカストマイズパ
ラメータを要求している部分に出会うと、カストマイズ
パラメータ入出力部３によりカス１〜マイズパラメータ
が利用者から入力される。カストマイズパラメータは、
カストマイズパラメータ蓄積部４により蓄積され、カス
トマイズドソース生成部５によって読み取られてカスト
マイズドソース６に変換される。カストマイズドソース
６は、カストマイズドソース編集部７によって解析され
、オウンコーディング入力部８から利用者の指示により
入力されるオウンコーディングがカストマイズドソース
編集部７により併合されて目的プログラムソース９に変
換される。以上がプログラミング開発支援装置における
パターンプログラミングによるデータの概略的な流れで
ある。

第１図は、第３図に示したパターンプログラミングを応
用したプログラミング開発支援装置のブロック図のうち
のカストマイズドソース線集部７をさらに詳細に示した
ものである。カストマイズドソース編集部７は、カスト
マイズドソース６を入力するカストマイズソース入力手
段１１と、カストマイズソース６中からオウンコーディ
ング部識別域２２（第２図参照）を判別するオウンコー
ディング部識別域判別手段１２と、オウンコーディング
部識別域２２中のオウンコーディング仕様２５（第２図
参照）を入出力装置１０に表示させるオウンコーディン
グ仕様表示手段１３と、入出力装置１０からオウンコー
ディング入力部８を介して入力されたオウンコーディン
グとカストマイズドソース６のオウンコーディング部識
別域２２以外の部分とを併合するオウンコーディング併
合手段１４と、併合結果として得られる目的プログラム
ソース９を出力する目的プログラムソース出力手段１５
とを含んで構成されている。

第２図は、プログラムパターン１に含まれる本発明の構
成部分であるオウンコーディング部識別域２２を概念的
に示す図である。オウンコーディング部識別域２２ば、
プログラムパターン１中に任意個数存在し、１つのオウ
ンコーディングｅ［ｔｌｉ別域２２ば、オウンコーディ
ング部開始記号２３と、オウンコーディング部終了記号
２４とに囲まれた部分にオウンコーディングが必要であ
ることを示し、そのオウンコーディングの内容をプログ
ラム作成者に伝えるための情報（以下、オウンコーディ
ング仕様２５という。表現形式は問わない）が含まれて
いる。オウンコーディング部識別域２２は、プログラム
パターン１のカストマイズにおいてプログラムソースと
同等に扱われてカストマイズを受ける。

次に、このように構成された本実施例のパターンプログ
ラミングにおけるオウンコーディング誘導方式の動作に
ついて説明する。

カストマイズソース６には、オウンコーディング識別域
２２が含まれている。カストマイズソース６は、カスト
マイズソース入力手段１１により人力され、オウンコー
ディング部識別域判別手段１２によりオウンコーディン
グ部識別域２２を判別され、オウンコーディング仕様２
５が仕様の記述形式に従って順番にオウンコーディング
仕様表示手段１３によって入出力装置１０に自動的に表
示される。

利用者は、入出力装置１０に表示されたオウンコーディ
ング仕様２５を参照しながら、そのオウンコーディング
仕様２５に合致するオウンコーディングを入出力装置１
０から入力する。入出力装置１０から入力されたオウン
コーディングは、オウンコーディング入力部８を介して
カストマイズソース編集部７のオウンコーディング併合
手段１４に入力される。

オウンコーディング併合手段１４は、カストマイズソー
ス６中のオウンコーディング部識別域２２を入力された
オウンコーディングで置き換えることにより、カストマ
イズソース６にオウンコーディングを併合して目的プロ
グラムソース９を生成する。生成された目的プログラム
ソース９は、目的プログラムソース出力手段１５により
出力される。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明は、プログラムパターン中に
オウンコーディング部識別域を設け、このオウンコーデ
ィング部識別域を判別してオウンコーディング仕様を表
示させることにより、■　利用者は半自動生成されたカ
ストマイズソースを理解しなくて済む、 ■　利用者がカストマイズソース中のオウンコーディン
グ部を検出しな（でよい、 ■　誤ってオウンコーディング部以外の部分を変更して
所望の仕様とは異なる目的プログラムソースを作成して
しまうおそれが少ない、などの効果があり、よって利用
者にオウンコーディングをしやすい環境を作り出すこと
ができ、パターンプログラミングにおけるオウンコーデ
ィング作業の生産性向上を図ることができる効果がある
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のパターンプログラミングに
おけるオウンコーディング誘導方式の構成を示すブロッ
ク図、 第２図は第１図中のプログラムパターンに含まれるオウ
ンコーディング部識別域を概念的に示す図、 第３図はパターンプログラミングを応用したプログラム
開発支援装置の構成を示すブロック図である。 図において、 １・・・プログラムパターン、 ２・・・対話式パターンカストマイズ制御部、３・・・
カストマイズパラメータ入出力部、４・・・カストマイ
ズパラメータ蓄積部、５・・・カストマイズソース生成
部、 ６・・・カストマイズソース、 ７・・・カストマイズソース編集部、 ８・・・オウンコーディング入力部、 ９・・・目的プログラムソース、 １０・・・入出力装置、 １１・・・カストマイズドソース入力手段、１２・・・
オウンコーディング部識別域判別手段、１３・・・オウ
ンコーディング仕様表示手段、１４・・・オウンコーデ
ィング併合手段、１５・・・目的プログラムソース出力
手段、２２・・・オウンコーディング部識別域、２３・
・・オウンコーディング部開始記号、２４・・・オウン
コーディング部終了記号、２５・・・オウンコーディン
グ仕様である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 プログラムパターンのカストマイズを利用したプログラ
   ム開発支援装置において、 前記プログラムパターン中に設けられ開始記号、オウン
   コーディング仕様および終了記号を含むオウンコーディ
   ング部識別域と、 カストマイズ後のプログラムソースであるカストマイズ
   ドソース中から前記オウンコーディング部識別域を判別
   するオウンコーディング部識別域判別手段と、 このオウンコーディング部識別域判別手段により判別さ
   れた前記オウンコーディング部識別域のオウンコーディ
   ング仕様を表示させるオウンコーディング仕様表示手段
   と、 このオウンコーディング仕様表示手段により表示された
   オウンコーディング仕様に従ったオウンコーディングソ
   ースを入力するオウンコーディング入力手段と、 このオウンコーディング入力手段により入力されたオウ
   ンコーディングソースと前記カストマイズドソースとを
   併合するオウンコーディング併合手段と、 このオウンコーディング併合手段による併合結果として
   得られる目的プログラムソースを出力する目的プログラ
   ムソース出力手段と、 を有することを特徴とするパターンプログラミングにお
   けるオウンコーディング誘導方式。