JPH01289635A - 工具構造 - Google Patents

工具構造

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Publication number
JPH01289635A
JPH01289635A JP11671288A JP11671288A JPH01289635A JP H01289635 A JPH01289635 A JP H01289635A JP 11671288 A JP11671288 A JP 11671288A JP 11671288 A JP11671288 A JP 11671288A JP H01289635 A JPH01289635 A JP H01289635A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tool
tool body
cutting edge
main body
base
Prior art date
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Pending
Application number
JP11671288A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Sato
進一 佐藤
Shigeyuki Sugano
菅野 成行
Yasuo Saito
斉藤 保夫
Hiroshi Baba
比路志 馬場
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tungaloy Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Tungaloy Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba Tungaloy Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP11671288A priority Critical patent/JPH01289635A/ja
Publication of JPH01289635A publication Critical patent/JPH01289635A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23QDETAILS, COMPONENTS, OR ACCESSORIES FOR MACHINE TOOLS, e.g. ARRANGEMENTS FOR COPYING OR CONTROLLING; MACHINE TOOLS IN GENERAL CHARACTERISED BY THE CONSTRUCTION OF PARTICULAR DETAILS OR COMPONENTS; COMBINATIONS OR ASSOCIATIONS OF METAL-WORKING MACHINES, NOT DIRECTED TO A PARTICULAR RESULT
    • B23Q3/00Devices holding, supporting, or positioning work or tools, of a kind normally removable from the machine
    • B23Q3/155Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling
    • B23Q3/1552Arrangements for automatic insertion or removal of tools, e.g. combined with manual handling parts of devices for automatically inserting or removing tools
    • B23Q3/15553Tensioning devices or tool holders, e.g. grippers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Automatic Tool Replacement In Machine Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は例えばマシニングセンタ等の工作機械に着脱
可能に取付ける工具構造に関する。
(従来の技術) 一般に、例えばマシニングセンタ等の工作機械に取付け
る切削工具として先端部側に切削刃部が配設された刃先
部分と一定規格のプルスタッド付ベース部分とを一体化
した大形の一体形工具が従来から多く採用されている。
しかしながら、この一体形の大形工具の場合には工具収
納効率が悪いうえ、工具コストが比較的高くなる等の不
具合があった。
そこで、一体形大形工具の刃先部分とプルスタッド付ベ
ース部分とを2分割させるとともに、2分割させた刃先
工具本体部分とプルスタッド付ベース工具本体部分とを
組立て可能にして共通のプルスタッド付ベース工具本体
部分に対して複数種類の刃先工具本体部分を適宜交換可
能に装着させることにより、一体形大形工具に比べて工
具収納効率の向上および工具コストの低下を図るように
した組立°C形の工具が開発されている。この場合、刃
先工具本体部分とプルスタッド付ベース工具本体部分と
を組立てる作業を手作業で行なう場合には作業能率が悪
い問題がある。
また、刃先工具本体部分とプルスタッド付ベー。
ス工具本体部分とを組立てる作業を機械化させた自動組
立て形の工具構造として例えば特開昭61−25773
7号公報に開示されている。第6図はこの工具の概略構
成を示すもので、1はマザー工具本体(ベース工具本体
)、2はこのマザー工具本体1の先端部に形成されたテ
ーパ状の嵌合穴、3はこの嵌合穴2に着脱自在に嵌合さ
れる小径工具(刃先工具本体)である。この場合、マザ
ー工具本体1の嵌合穴2の周壁にはロック用ボール4を
出没させる複数の透孔5が穿設されている。また、マザ
ー工具本体1には先端部分を覆うカバー体6が固着され
ており、このカバ一体6とマザー工具本体1の先端部と
の間の空間内には筒状ピストン7が摺動自在に嵌装され
ている。さらに、この筒状ピストン7の内周面にはロッ
ク用ボール4を収容する四部8が形成されている。また
、この筒状ピストン7はばね9によって常時基端側に向
けて付勢されており、この筒状ピストン7とマザー工具
本体1との間には圧力室10が形成されている。さらに
、マザー工具本体1にはこの圧力室10と嵌合穴2に個
別的に連通する流体通路11゜12が形成されている。
また、小径工具3には後端側の嵌合部13にロック用係
合凹部14が形成されている。そして、小径工具3の後
端側嵌合部13をマザー工具本体1の嵌合穴2内に嵌合
させた場合にはロック用ボール4が小径工具3のロック
用係合四部14内に係合され、この小径工具3がマザー
工具本体1側にロックされた状態で取付けられるととも
に、小径工具3をマザー工具本体1側から取外す場合に
はマザー工具本体1の流体通路11.12内に高圧空気
が供給され、この高圧空気が筒状ピストン7とマザー工
具本体1との間の圧力室10および嵌合穴2に供給され
るようになっており、圧力室10内に供給された高圧空
気によって筒状ピストン7がばね9に抗して先端側に向
けて押し出され、ロック用ボール4が小径工具3のコッ
ク用係合凹部14内から筒状ピストン7のロック用ボー
ル収容凹部8内に移動して小径工具3のロックが解除さ
れるようにな一λている。
しかしながら、上記構成のものにあっては小径工具3の
後端側嵌合部13とマザー工具本体1の嵌合穴2との間
の接合部分は長いテーパ状の接合面によって形成されて
いたので、マザー工具本体1の嵌合穴2内への小径工具
3の後端側嵌合部13の挿入量を正確に調整することが
難しく、小径工具3の後端側嵌合部13とマザヘ工具本
体1の嵌合穴2との間の組立て精度が悪い問題があった
。さらに、小径工具3をマザー工具本体1側から取外す
場合にはマザー工具本体1−の流体通路11.12内に
高圧空気を供給する必要があるので、小径工具3とマザ
ー工具本体1とを自動的に組立てる外部の自動組立て装
置の構成が複雑化する問題があった。
また、刃先工具本体部分とプルスタッド付べ一ス工具本
体部分とを組立てる作業を機械化させた自動組立て形の
工具構造の別の従来例として特開昭61−188041
号公報に開示されている。しかしながら、この場合にも
特開昭61−257737号公報に開示されている技術
の場合と同様に刃先工具本体部分と対応する子ツールシ
ャンクとベース工具本体部分と対応する親ツールシャン
クとの間の接合部分は長いテーパ状の接合面によって形
成されていたので、親ツールシャンクの子テーバポット
内への子ツールシャンクの挿入量を正確に調整すること
が難しく、親ツールシャンクと子ツールシャンクとの間
の組立て精度が悪い問題があった。さらに、子ツールシ
ャンクと親ツールシャンクとの間の長いテーパ状の接合
面は密着し易いので、子ツールシャンクを親ツールシャ
ンク側から取外す場合には子ツールシャンクを抜き方向
に叩くリリーフハンマ等のけり出し機構が必要になり、
親ツールシャンクの構成が複雑になる問題もあった。
(発明が解決しようとする課題) 特開昭61−257737号公報に開示され−Cいる技
術の場合は小径工具3の後端側嵌合部13とマザー工具
本体1の嵌合穴2との間の接合部分は長いテーバ状の接
合面によって形成されていたので、マザー工具本体1の
嵌合穴2内への小径工具3の後端側嵌合部13の挿入量
を正確に調整することが難しく、小径工具3の後端側嵌
合部13とマザー工具本体1の嵌合穴2との間の組立−
ご精度が悪い問題があるとともに、小径工具3とマザー
工具本体1とを自動的に組立てる外部の自動組立て装置
の構成が複雑化する問題があり、同様に特開昭61−1
88041号公報に開示されている技術の場合にもベー
スに具本体部分と対応する親ツールシャンク内への刃先
工具本体部分と対応する子ツールシャンクの挿入量を正
確に調整することが難しく、親ツールシャンクと子ツー
ルシャンクとの間の組立て精度が悪い問題があるうえ、
子ツールシャンクと親ツールシャンクとの間の長いテー
バ状の接合部は密着し、易いので、子ツールシャンクを
親ツールシャンク側から取外す場合には子ツールシャン
クを抜き方向に叩くリリーフハンマ等のけり出し機構が
・必要になる問題もあった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、ベース
工具本体部分への刃先工具本体部分の挿入量を正確に調
整することができ、両者間の組立て精度の向上を図るこ
とができるとともに、ベース工具本体と刃先工具本体と
を自動的に組立てる外部の自動組立て装置の構成を簡略
化することができる工具構造を提供することを目的とす
るものである。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) この発明は刃先工具本体の挿入部とベース工具本体の挿
入穴との接合部に刃先工具本体の挿入方向と略直交する
方向に沿う位置決め用の接合面を形成するとともに、ベ
ース工具本体に刃先工具本体の挿入部に対して係脱自在
に係合する係合部材と、この係合部材を係合方向に押圧
するクランプ位置と押圧を解除するクランプ解除位置と
の間で移動可能な操作部材をそれぞれ設けたものである
(作用) 操作部材をクランプ解除位置に移動させた状態で刃先工
具本体の挿入部をベース工具本体の挿入穴内に挿入し、
刃先工具本体の挿入部とベース工具本体の挿入穴との接
合部におりる刃先工具本体の挿入方向と略直交する方向
に沿う位置決め用の接合面間で両9者が接合された状態
で操作部材をクランプ位置に移動させることにより、ベ
ース工具本体部分へのメJ先工具本体部分の挿入口を正
確に調整して両者間の組立て精度の向−Lを図るととも
に、位置決め用の接合面の形成にともない位置決め用の
接合面以外の接合部分の接合面積を縮小させることによ
り、ベース工具本体部分から刃先工具本体部分を引抜く
際の抵抗を低減して操作部材をクランプ位置からクラン
プ解除位置に移動させた状態で外部の自動組立て装置に
よって簡単に刃先工具本体部分を引抜くことができるよ
うにして刃先工具本体の構成を簡略化するようにしたも
のである。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を第1図乃至第5図を参照し
て説明する。第1図は例えばマシニングセンタ等の工作
機械に装着されるモジュラ−工具の要部の概略構成を示
すもので、21は基端部側が工作機械本体側に連結され
るベースモジュール本体(ベース工具本体)、22はこ
のベースモジュール本体21に着脱可能に装着される刃
先モジュール本体(刃先工具本体)である。
また、第2図はベースモジュール本体21全体の外観を
示すものである。この場合、ベースモジュール本体21
の外周面にはマシニングセンタ等の工作機械の標準シャ
ンク形状に合せて略円錐台形状のテーパ而23が形成さ
れている。さらに、このベースモジュール本体21の基
端部側(工作機械本体の主軸との連結部側)には標準形
状のプルスタット24が取付けられている。また、この
ベースモジュール本体21の先端部伸1外周面にはVフ
ランジ部25およびキー溝26がそれぞれ形成されてい
るとともに、後述するカムリング(操作部材)27が回
動自在に取付けられている。
さらに、ベースモジュール本体21の先端面には挿入穴
28が形成されているとともに、キー29が埋設されて
いる。この場合、挿入穴28には先端開口部側に配置さ
れた大径なテーバ穴30と内底部側に配置された小径な
小径穴31がそれぞれ形成されている。また、テーパ穴
30の内周面には内部側1.こ向かうにしたがって内径
寸法が徐々に小さくなるテーバ面が形成されている。さ
らに、テーパ穴30と小径穴31との間には挿入穴28
の中心線方向に対して略直交する方向に沿う平面状の位
置決め用の受部32が形成されている。
また、第3図は刃先モジュール本体22全体の外観を示
すものである。この場合、刃先モジュール本体22には
先端部側に切削刃部33が取付けられている。さらに、
この刃先モジュール本体22の基端部にはベースモジュ
ール本体21の挿入穴28内に着脱可能に装着される挿
入部34が設けられている。この挿入部34には挿入穴
28のテーパ穴30と嵌合するテーバ部35が形成され
ているとともに、標準形状のプルスタット36が取付け
られている。この場合、プルスタット36には丸棒状の
軸部36aとこの軸部36aの先端の大径部36bとが
それぞれ形成されている、。
また、テーバ部35の先端にはベースモジュール本体2
1の受部32と対応する平面状の接合部37が形成され
ている。さらに、刃先モジュール本体22の外周面には
マシニングセンタ等の工作機械の標準形状のVフランジ
部38が形成されているとともに、ベースモジュール本
体21のキー29と嵌合するキー溝39が形成されてい
る。
一方、ベースモジュール本体2]のカムリング27は挿
入穴28の小径穴31と対応する位置に配置されている
。さらに、このカムリング27には第4図に示すように
外周面側に複数の係合溝部40・・・が形成されている
。これらの係合溝部40・・・には外部の自動組立て装
置の操作アーム(図示せず)が係合されるようになって
おり、この操作アームによってカムリング27が回動操
作されるようになっている。また、このカムリング27
の一端面(刃先モジュール本体22との接合部側の端面
)には複数の位相決め穴41が形成されている。さらに
、このカムリング27の内周面には複数の凹部42と凸
部43とが並設状態で形成されており、これらの凹部4
2と凸部43とによってカム面が形成されている。
また、ベースモジュール本体21の内部には刃先モジュ
ール本体22の挿入部34のプルスタット36に対して
係脱自在に係合する複数のクランパ(係合部材)44・
・・が配設されている。この場合、各クランパ44には
第5図に示すように略円筒形状のクランパ本体44aの
内部にボールプランジャ45が装着されている。このボ
ールプランジャ45はクランパ本体44aの内面に形成
されたねじ穴に螺着された有底円筒状の保持体46、こ
の保持体46の開口面に装着されたボール47および保
持体46内に装着されたばね部材48によって形成され
ている。また、各クランパ44のクランパ本体44aは
ベースモジュール本体21の内部に半径方向に沿って形
成された複数の貫通孔49・・・内にそれぞれ摺動自在
に装着されている。
そして、カムリング27の回動操作にともないカムリン
グ27の凸部43がクランパ44に対向配置されている
状!!3(クランプ位置)では各クランパ44が凸部4
3によって内方向に向けて押圧されており、この状態で
ボールプランジャ45のボール47が刃先モジュール本
体22の挿入部34のプルスタット36との係合方向に
押圧された状態で保持されるようになっている。さらに
、カムリング27の凹部42がクランパ44に対向配置
されている状態(クランプ解除位置)では各クランパ4
4を内方向に向けて押圧する押圧力が除去されるように
なっている。なお、ベースモジュール本体21のカムリ
ング27との対向壁面にはカムリング27をクランプ解
除位置でロックするロック用のボールプランジャ50が
装着されている。
このボールプランジャ50はカムリング27の位相決め
穴41に対して突没自在なボール51とこのボール51
をカムリング27の位相決め穴41内方向に向けて押圧
する図示しないばね部材とによって形成されている。
次に、上記構成の作用について説明する。まず、モジュ
ラ−工具の装着時にはベースモジュール本体21のプル
スタット24およびテーパ面23をマシニングセンタ等
の工作機械の主軸または組立て用ポットの装着部側に装
着させると同時に、ベースモジュール本体2】8のキー
溝26内に機械主軸または組立て用ポット側のキーを嵌
着させてベースモジュール本体21を機械主軸または組
立て用ポット側に強固に固定する。そして、この状態で
外部の自動組立て装置の操作アームによってカムリング
27を一定の位相だけ回動操作させる。
この場合、カムリング27がクランプ解除位置まで回動
するとボールプランジャ50のボール51がカムリング
270位相決め穴41内に挿入され、カムリング27が
このクランプ解除位置でロックされる。このクランプ解
除位置ではカムリング27の凹部42がクランパ44に
対向配置されている状態で保持されるので、クランパ4
4は内方向に向けて押圧する押圧力が除去されたフリー
状態で保持される。
さらに、カムリング27がクランプ解除位置でロックさ
れている状態で、次に例えば図示しない自動工具交換装
置(ATC)の操作アーム等により刃先モジュール本体
22のVフランジ部38を利用してこの刃先モジュール
本体22の挿入部34をベースモジュール本体21の挿
入穴28内に挿入させる。このとき、クランパ44はフ
リー状態で保持されているので、刃先モジュール本体2
2のプルスタット36の挿入にともないこのプルスタッ
ト36の大径部36bによってクランパ44を外方向に
押し上げ、プルスタット36の大径部36bを挿入穴2
8における小径穴31の内底部位置まで挿入させること
ができる。
また、刃先モジュール本体22の挿入部34をベースモ
ジュール本体21の挿入穴28内に挿入させた状態で続
いて外部の自動組立て装置の操作アームによってカムリ
ング27をクランプ位置まで回動させる。このクランプ
位置ではカムリング27の凸部43がクランパ44に対
向配置されるので、カムリング27の凸部43によって
各クランパ44が内方向に向けて押圧され、各クランパ
44のボールプランジャ45のボール47が刃先モジュ
ール本体22の挿入部34のプルスタット36との係合
方向に押圧される。そのため、この状態ではボールプラ
ンジャ45のボール47を挿入穴28における小径穴3
1内に突出させた状態で保持させることができるので、
プルスタット36の大径部36bが小径穴31の内底部
位置から外方向に向けて引き出されることを防止するこ
とができ、刃先モジュール本体22の挿入部34をベー
スモジュール本体21の挿入穴28内に挿入させた状態
でクランプすることができる。さらに、このようにボー
ルプランジャ45のボール47が挿入穴28における小
径穴31内に突出され、刃先モジュール本体22の挿入
部34がベースモジュール本体21の挿入穴28内にク
ランプされた状態では刃先モジュール本体22のテーパ
部35とベースモジュール本体21のテーバ穴30との
間および刃先モジュール本体22の平面状の接合面37
とベースモジュール本体21の受部32との間を同時に
接合させることができるので、刃先モジュール本体22
とベースモジュール本体21との間の組立て精度を向上
させることができる。
また、刃先モジュール本体22をベースモジュール本体
21から引き抜く場合には外部の自動組立て装置の操作
アームによってカムリング27をクランプ解除位置まで
回動させてクランパ44をフリー状態に移動させたのち
、自動工具交換装置(ATC)の操作アーム等により刃
先モジュール本体22の■フランジ部38を利用してこ
の刃先モジュール本体22の挿入部34をベースモジュ
ール本体21の挿入穴28から引き抜く。この場合、ク
ランパ44をフリー状態に戻すことにより、刃先モジュ
ール本体22のプルスタット36の大径部36bを小径
穴31の内底部位置から外方向に引き抜く動作にともな
いこのプルスタット36の大径部36bによってクラン
パ44を外方向に押し上げることができるので、自動工
具交換装置(ATC)の操作アーム等により刃先モジュ
ール本体22の挿入部34をベースモジュール本体21
の挿入穴28から引き抜く方向に引張るだけの比較的簡
単な操作で刃先モジュール本体22をベースモジュール
本体21から引き抜くことができる。
そこで、上記構成のものにあっては刃先モジュール本体
22の挿入部34をベースモジュール本体21の挿入穴
28内にクランプさせた状態で刃先モジュール本体22
のテーパ部35とベースモジュール本体21のテーバ穴
30との間および刃先モジュール本体22の平面状の接
合面37とベースモジュール本体21の受部32との間
を同時に接合させるようにしたので、刃先モジュール本
体22の平面状の接合面37とベースモジュール本体2
1の受部32との間の接合面(刃先モジュール本体22
の挿入方向と略直交する方向に沿う位置決め用の接合面
)によってベースモジュール本体21への刃先モジュー
ル本体22の挿入量を正確に調整することができ、両者
間の組立て精度の向上を図ることができる。
また、刃先モジュール本体22の平面状の接合面37と
ベースモジュール本体21の受部32との間の位置決め
用の接合面の形成にともない位置決め用の接合面以外の
接合部分の接合面積を縮小させることができるので、ベ
ースモジュール本体21から刃先モジュール本体22を
引抜く際の抵抗を従来に比べて低減させることができる
。そのため、カムリング27をクランプ位置からクラン
プ解除位置に移動させて状態で外部の自動組立て装置に
よって簡単に刃先モジュール本体22を引抜くことがで
きるので、刃先モジュール本体22の着脱操作を簡略化
することができ、外部の自動組立て装置の構成を簡略化
することができる。
さらに、ベースモジュール本体21および刃先モジュー
ル本体22の各部の寸法形状を既設のマシニングセンタ
等の工作機械用の工具と同一に設定することができるの
で、既設の自動工具交換装置やマガジンポット等を使用
することができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。例えば、上記実施例ではカムリング27をクランプ解
除位置で保持させた場合にクランパ44が内方向に向け
て押圧する押圧力が除去されたフリー状態で保持される
構成にしたが、ベースモジュール本体21内にクランパ
44をクランプ解除方向に逃がすばね部材を設け、カム
リング27をクランプ解除位置で保持させた場合にこの
ばね部材によってクランパ44をクランプ解除方向に強
制的に逃がす構成にしてもよい。また、カムリング27
の駆動はカムリング27に対して偶力を作用させる一対
のアクチュエータ(図示せず)で行なえば動作の信頼性
を向上させることができる。さらに、その他この発明の
要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施できることは勿論
である。
[発明の効果〕 この発明によれば刃先工具本体の挿入部とベース工具本
体の挿入穴との接合部に刃先工具本体の挿入方向と略直
交する方向に沿う位置決め用の接合面を形成するととも
に、ベース工具本体に刃先工具本体の挿入部に対して係
脱自在に係合する係合部材と、この係合部材を係合方向
に押圧するクランプ位置と押圧を解除するクランプ解除
位置との間で移動可能な操作部材をそれぞれ設けたので
、ベース工具本体部分への刃先工具本体部分の挿入量を
正確に調整することができ、両者間の組立て精度の向上
を図ることができるとともに、ベース工具本体と刃先工
具本体とを自動的に組1γてる外部の自動組立て装置の
構成を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図はこの発明の一実施例を示すもので、
第1図は工具の要部構成を示す縦断面図、第2図はモジ
ュラ−工具のベースモジュール本体の外観を示す側面図
、第3図は刃先モジュール本体の外観を示す側面図、第
4図はカムリングを示す平面図、第5図はクランパの概
略構成を示す縦断面図、第6図は従来例を示す要部の縦
断面図である。 21・・・ベースモジュール本体(ベース工具本体)、
22・・・刃先モジュール本体(刃先工具本体)、27
・・・カムリング(操作部材)、28・・・挿入穴、3
2・・・受部、34・・・挿入部、37・・・接合面、
44・・・クランパ(係合部材)。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  基端部側が工作機械本体側に連結されるベース工具本
    体の先端面側に挿入穴が形成され、先端部側に切削刃部
    が配設された刃先工具本体の基端部に形成された挿入部
    がこの挿入穴内に着脱可能に装着される工具構造におい
    て、前記刃先工具本体の挿入部とベース工具本体の挿入
    穴との接合部に前記刃先工具本体の挿入方向と略直交す
    る方向に沿う位置決め用の接合面を形成するとともに、
    前記ベース工具本体に前記刃先工具本体の挿入部に対し
    て係脱自在に係合する係合部材と、この係合部材を係合
    方向に押圧するクランプ位置と押圧を解除するクランプ
    解除位置との間で移動可能な操作部材をそれぞれ設けた
    ことを特徴とする工具構造。
JP11671288A 1988-05-13 1988-05-13 工具構造 Pending JPH01289635A (ja)

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