JPS5915762B2 - 機力式中空チヤツク - Google Patents
機力式中空チヤツクInfo
- Publication number
- JPS5915762B2 JPS5915762B2 JP55166131A JP16613180A JPS5915762B2 JP S5915762 B2 JPS5915762 B2 JP S5915762B2 JP 55166131 A JP55166131 A JP 55166131A JP 16613180 A JP16613180 A JP 16613180A JP S5915762 B2 JPS5915762 B2 JP S5915762B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- chuck
- hollow
- cylinder
- piston
- proximity switch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/24—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means
- B23B31/30—Chucks characterised by features relating primarily to remote control of the gripping means using fluid-pressure means in the chuck
- B23B31/302—Hydraulic equipment, e.g. pistons, valves, rotary joints
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23B—TURNING; BORING
- B23B31/00—Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
- B23B31/02—Chucks
- B23B31/10—Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
- B23B31/12—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable
- B23B31/16—Chucks with simultaneously-acting jaws, whether or not also individually adjustable moving radially
- B23B31/16045—Jaws movement actuated by screws and nuts or oblique racks
- B23B31/1605—Details of the jaws
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/12—Chucks or sockets with fluid-pressure actuator
- Y10T279/1208—Chucks or sockets with fluid-pressure actuator with measuring, indicating or control means
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T279/00—Chucks or sockets
- Y10T279/19—Radially reciprocating jaws
- Y10T279/1986—Jaws
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Gripping On Spindles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、工作機械のスピンドルの貫通孔を最大限有効
に利用する為にチャックとこのチャックの爪を駆動する
為の空圧又は油圧シリンダーと一体化してチャック本体
にシリンダーを備えて成る機力式中空チャックに関する
ものである。
に利用する為にチャックとこのチャックの爪を駆動する
為の空圧又は油圧シリンダーと一体化してチャック本体
にシリンダーを備えて成る機力式中空チャックに関する
ものである。
最近工作機械の分野において数値制御工作機械が幅広く
使用されるようになって来たが、この数値制御工作機械
においては作業の信頼性を高める為にチャックの爪の動
きを電気的に検出して被加工物の把握、開放の確認を行
うことが要求される場合が多い。
使用されるようになって来たが、この数値制御工作機械
においては作業の信頼性を高める為にチャックの爪の動
きを電気的に検出して被加工物の把握、開放の確認を行
うことが要求される場合が多い。
この場合チャンクと爪作動用のシリンダーとを分離しで
ある普通タイプの機力式チャックにおいては、スピンド
ルの後端に取付けられたシリンダーの後方へピストンロ
ンドを突出させ、このピストンロンドの先端の位置をシ
リンダーの後方位置でリミットスイッチや近接スイッチ
により検出することによって爪の動きを検出するように
している。
ある普通タイプの機力式チャックにおいては、スピンド
ルの後端に取付けられたシリンダーの後方へピストンロ
ンドを突出させ、このピストンロンドの先端の位置をシ
リンダーの後方位置でリミットスイッチや近接スイッチ
により検出することによって爪の動きを検出するように
している。
これに対してチャックと爪作動用のシリンダーとを一体
化しである機力式中空チャックにおいてはこのチャック
の本来の機能からみてスピンドルの貫通孔内に中空ピス
トンの動きをスピンドルの後方へ伝える為のパイプやロ
ンドを位置させることが許されず、その為普通タイプの
上記チャックのようにスピンドルの後方で爪の動きを検
出することができず、ど5してもスピンドルの前方で検
出せざるを得なかった。
化しである機力式中空チャックにおいてはこのチャック
の本来の機能からみてスピンドルの貫通孔内に中空ピス
トンの動きをスピンドルの後方へ伝える為のパイプやロ
ンドを位置させることが許されず、その為普通タイプの
上記チャックのようにスピンドルの後方で爪の動きを検
出することができず、ど5してもスピンドルの前方で検
出せざるを得なかった。
ところが従来のこの種の機力式中空チャックにあっては
、特公昭53−34354号公報の第5図に示され℃い
るように内側にシリンダー室を形成したチャック本体の
後面に裏蓋を取付け℃この裏蓋なスピンドルニ取付ける
ようにし、またチャック本体と裏蓋の中央孔に案内スリ
ーブを嵌合させてチャンク本体に固定し、この案内スリ
ーブの外周に中空ピストンを摺動自在に嵌合させた構造
になっているので、上記中空ピストンの後側にピストン
スリーブを設け、このピストンスリーブを裏蓋の後方へ
突出させてこのピストンスリーブの位置をスイッチで検
出りようと試みても、このピストンスリーブが裏蓋とス
ピンドルとの取付位置より内側に位置されることになっ
てこのピストンスリーブを検出することは事実上不可能
であり、また中空ピストンに複数のピンを植設L1これ
らのピンの動きをチャック本体の外周側に取出して検出
することも考えられるが、このようなものでは構造が複
雑となって実用化が困難であり、その為爪の動きを電気
的に検出し得るようにしたものは今だ実用に供されてい
ないのが実状であった。
、特公昭53−34354号公報の第5図に示され℃い
るように内側にシリンダー室を形成したチャック本体の
後面に裏蓋を取付け℃この裏蓋なスピンドルニ取付ける
ようにし、またチャック本体と裏蓋の中央孔に案内スリ
ーブを嵌合させてチャンク本体に固定し、この案内スリ
ーブの外周に中空ピストンを摺動自在に嵌合させた構造
になっているので、上記中空ピストンの後側にピストン
スリーブを設け、このピストンスリーブを裏蓋の後方へ
突出させてこのピストンスリーブの位置をスイッチで検
出りようと試みても、このピストンスリーブが裏蓋とス
ピンドルとの取付位置より内側に位置されることになっ
てこのピストンスリーブを検出することは事実上不可能
であり、また中空ピストンに複数のピンを植設L1これ
らのピンの動きをチャック本体の外周側に取出して検出
することも考えられるが、このようなものでは構造が複
雑となって実用化が困難であり、その為爪の動きを電気
的に検出し得るようにしたものは今だ実用に供されてい
ないのが実状であった。
また上記のような従来の機力式中空チャックにあっては
、比較的厚みの薄い裏蓋を介してチャック本体をスピン
ドルに取付けるようになっているので、チャック全体の
重量が大きくなるにもかかわらずそのチャックの剛性を
高めることができず、一般に重切削用に使用することは
困難であった。
、比較的厚みの薄い裏蓋を介してチャック本体をスピン
ドルに取付けるようになっているので、チャック全体の
重量が大きくなるにもかかわらずそのチャックの剛性を
高めることができず、一般に重切削用に使用することは
困難であった。
そこで本発明は上記従来の機力式中空チャックの欠点を
除去することを目的とし、スピンドルの前方において爪
の動きを電気的に確実に検出することができてしかもチ
ャック本体の剛性を高め得るようにした実用新な機力式
中空チャックを提供しようとするもので、チャンク本体
の中央部に形成した貫通孔の周辺部にチャック本体を中
空スピンドルに取付は得るようにしたチャック取付部を
設け、このチャック取付部を囲むように環状のシリンダ
一本体を配すると共にこのシリンダ一本体の前端部をチ
ャック本体に固着してチャック取付部の外周側に環状の
シリンダー室を形成し1このシリンダー室内に中空ピス
トンを回転軸線方向へ摺動自在に嵌合させ、この中空ピ
ストンの後側に突設したピストンスリーブをチャック本
体とシリンダ一本体間の環状空間に摺動自在に嵌合させ
、上記チャック本体に回転軸線方向の挿通孔を設け、こ
の挿通孔に摺動自在に嵌合させたドローパーを中空ピス
トンに連結させ、このドローパーを自体の回転軸線方向
への摺動により爪を作動させるように爪に関係させ、更
に上記ピストンスリーブの位置を検出する近接スイッチ
をシリンダ一本体の後方に配設して成ることを特徴とし
ている。
除去することを目的とし、スピンドルの前方において爪
の動きを電気的に確実に検出することができてしかもチ
ャック本体の剛性を高め得るようにした実用新な機力式
中空チャックを提供しようとするもので、チャンク本体
の中央部に形成した貫通孔の周辺部にチャック本体を中
空スピンドルに取付は得るようにしたチャック取付部を
設け、このチャック取付部を囲むように環状のシリンダ
一本体を配すると共にこのシリンダ一本体の前端部をチ
ャック本体に固着してチャック取付部の外周側に環状の
シリンダー室を形成し1このシリンダー室内に中空ピス
トンを回転軸線方向へ摺動自在に嵌合させ、この中空ピ
ストンの後側に突設したピストンスリーブをチャック本
体とシリンダ一本体間の環状空間に摺動自在に嵌合させ
、上記チャック本体に回転軸線方向の挿通孔を設け、こ
の挿通孔に摺動自在に嵌合させたドローパーを中空ピス
トンに連結させ、このドローパーを自体の回転軸線方向
への摺動により爪を作動させるように爪に関係させ、更
に上記ピストンスリーブの位置を検出する近接スイッチ
をシリンダ一本体の後方に配設して成ることを特徴とし
ている。
次に本発明の実施例を図面に基いて詳しく説明する。
第1図〜第7図は本願の第1実施例の機力式中空チャッ
ク1を示している。
ク1を示している。
この機力式中空チャック1において、2は中央部に貫通
孔3を有する中空のチャック本体で、外周には前側(第
2において右側)に大径部2aが、後側(第2図におい
て左側)に小径部2bが夫々形成されている。
孔3を有する中空のチャック本体で、外周には前側(第
2において右側)に大径部2aが、後側(第2図におい
て左側)に小径部2bが夫々形成されている。
このチャック本体2の前面には断面丁字形の3本の型装
着溝4が等角度間隔で半径方向へ放射状に夫々削設され
、またこのチャック本体2の前面には型装着溝4の一方
側の側方位置に軸線方向の挿通孔5が上記大径部2aの
後面に開口するように貫通状に夫々削設されている。
着溝4が等角度間隔で半径方向へ放射状に夫々削設され
、またこのチャック本体2の前面には型装着溝4の一方
側の側方位置に軸線方向の挿通孔5が上記大径部2aの
後面に開口するように貫通状に夫々削設されている。
この型装着溝4と挿通孔5とは型装着溝4の側面に対し
て直交する方向の摺動面6a、6aを有する軸線方向の
摺動溝6によって連通されている。
て直交する方向の摺動面6a、6aを有する軸線方向の
摺動溝6によって連通されている。
またチャック本体2の前面には上記挿通孔5と摺動溝6
を囲む浅い履板取付孔1が設けられている。
を囲む浅い履板取付孔1が設けられている。
更にまたチャック本体2の前面には上記型装着溝4を避
けた位置でかつ貫通孔3に近い位置にはチャック本体2
のチャック取付部を構成する複数本(図面では9本)の
チャンク取付ボルト孔8がチャック本体2の後面に開口
するように貫通状に夫々設けられている。
けた位置でかつ貫通孔3に近い位置にはチャック本体2
のチャック取付部を構成する複数本(図面では9本)の
チャンク取付ボルト孔8がチャック本体2の後面に開口
するように貫通状に夫々設けられている。
これらのチャック取付ボルト孔8のピンチ円9の径は当
然のことながら工作機械のスピンドル10に設けられて
いる取付ねじ孔11のピンチ円の径と同じ大きさになる
ように設定されている。
然のことながら工作機械のスピンドル10に設けられて
いる取付ねじ孔11のピンチ円の径と同じ大きさになる
ように設定されている。
上記チャツク本体20大径部2aの後面周縁部には後述
のシリンダ一本体を取付ける為のシリンダー取付部12
が全周に亘って形成されている。
のシリンダ一本体を取付ける為のシリンダー取付部12
が全周に亘って形成されている。
次に、14は上記チャック本体2の型装着溝4に装着さ
れている爪で次のように構成されている。
れている爪で次のように構成されている。
即ち、型装着溝4内に親爪15が摺動可能に嵌合され℃
いる。
いる。
この親爪15の前面中央部には断面丁字形のナンド溝1
6が削設され、前面両側部には鋸刃状の噛合歯15aが
形成されている。
6が削設され、前面両側部には鋸刃状の噛合歯15aが
形成されている。
また親爪15の一方の側面には親爪15の摺動方向に対
して傾斜しかつその傾斜方向が後方に行くにつれてチャ
ンク本体2の外周側へ向かうようになっている楔セレー
ション15bが形成されている。
して傾斜しかつその傾斜方向が後方に行くにつれてチャ
ンク本体2の外周側へ向かうようになっている楔セレー
ション15bが形成されている。
上記親爪15のナンド溝16には爪ナンド11が移動自
在に嵌め込まれ、噛合歯15aには把握爪18の噛合歯
18aが噛合され、この爪ナツト17に螺合された2本
の歯付ボルト19によって親爪15に把握爪18が固定
されている。
在に嵌め込まれ、噛合歯15aには把握爪18の噛合歯
18aが噛合され、この爪ナツト17に螺合された2本
の歯付ボルト19によって親爪15に把握爪18が固定
されている。
上記親爪15の内側端面15eはチャック本体20貫通
孔3に露出され、この内側端面15cに爪取付ねじ孔2
0が設けられており、この爪取付ねじ孔20に取付ボル
ト21を螺着することによって第6図、第1図に示すよ
うに内側端面15eに副把握爪22を必要に応じて取付
は得るようになっている。
孔3に露出され、この内側端面15cに爪取付ねじ孔2
0が設けられており、この爪取付ねじ孔20に取付ボル
ト21を螺着することによって第6図、第1図に示すよ
うに内側端面15eに副把握爪22を必要に応じて取付
は得るようになっている。
23は上記チャック本体2の摺動溝6に軸線方向へ摺動
可能に嵌合された楔ブロックで、第5図に示すように爪
14側に楔セレーション23aが形成され、この楔セレ
ーション23aが上記親爪15の僕セレーション15b
に噛合されている。
可能に嵌合された楔ブロックで、第5図に示すように爪
14側に楔セレーション23aが形成され、この楔セレ
ーション23aが上記親爪15の僕セレーション15b
に噛合されている。
また楔ブロック23には爪14側とは反対側に係合凸部
23bが形成されている。
23bが形成されている。
24はチャンク本体2の挿通孔5に気密に摺動可能に嵌
合されたドローバーで、後端は後述の中空ピストンに連
結され、前端部側面には係合凹部24aが形成され、こ
の係合凹部24aが上記楔ブロック23の係合凸部23
bに係合されている。
合されたドローバーで、後端は後述の中空ピストンに連
結され、前端部側面には係合凹部24aが形成され、こ
の係合凹部24aが上記楔ブロック23の係合凸部23
bに係合されている。
25はチャック本体2の覆板取付孔7に嵌合されて取付
ねじ26によって取付けられた覆板で、摺動溝6内への
切屑や切削油の侵入を防止している。
ねじ26によって取付けられた覆板で、摺動溝6内への
切屑や切削油の侵入を防止している。
27はチャンク本体2のチャンク取付ボルト孔8に嵌挿
されたチャック取付ボルトで、このチャック取付ボルト
27をスピンドル10の取付孔11に螺合させることに
よってチャック本体2をスピンドル10の前面に直接取
付は得るようになっている。
されたチャック取付ボルトで、このチャック取付ボルト
27をスピンドル10の取付孔11に螺合させることに
よってチャック本体2をスピンドル10の前面に直接取
付は得るようになっている。
次に、28はチャック本体2のシリンダー取付部12に
多数の取付ねじ29Aによって気密に取付けられた環状
のシリンダ一本体で、小径部2bの周囲に配置されてい
る。
多数の取付ねじ29Aによって気密に取付けられた環状
のシリンダ一本体で、小径部2bの周囲に配置されてい
る。
このシリンダ一本体28の内周には前側の比較的大きな
径のシリンダ一孔28aが、後側に比較的小さな(小径
部2bの径よりは僅かに大きい)径のスリーブ摺動孔2
8bが夫々形成され、このシリンダ一孔28a内周面と
小径部2b外周面間に環状のシリンダー室29を構成し
、またスリーブ摺動孔28b内周面と小径部2b外周面
間に環状のスリーブ嵌挿間隙30を構成している。
径のシリンダ一孔28aが、後側に比較的小さな(小径
部2bの径よりは僅かに大きい)径のスリーブ摺動孔2
8bが夫々形成され、このシリンダ一孔28a内周面と
小径部2b外周面間に環状のシリンダー室29を構成し
、またスリーブ摺動孔28b内周面と小径部2b外周面
間に環状のスリーブ嵌挿間隙30を構成している。
また上記シリンダ一本体28の後面には後述の作動流体
供給環を位置させる為の凹部31が形成され、この凹部
31内の後面には第4図に示すように作動流体供給用の
2本の環状溝32.33がチャック本体の軸線を中心と
して同心となるように環状の突条32a、32b及び3
3a 、33bによって形成されている。
供給環を位置させる為の凹部31が形成され、この凹部
31内の後面には第4図に示すように作動流体供給用の
2本の環状溝32.33がチャック本体の軸線を中心と
して同心となるように環状の突条32a、32b及び3
3a 、33bによって形成されている。
なお上記シリンダ一本体28はスピンドル10に直接取
付は得るチャック本体2の外側に取付けられ、機能的に
チャック本体2から分離されているので、チャック本体
2の剛性を低下させることなくシリンダ一本体28を軽
合金によって構成して軽量化を図ることができ、こうす
ることによって慣性モーメントを著しく減少させること
ができる。
付は得るチャック本体2の外側に取付けられ、機能的に
チャック本体2から分離されているので、チャック本体
2の剛性を低下させることなくシリンダ一本体28を軽
合金によって構成して軽量化を図ることができ、こうす
ることによって慣性モーメントを著しく減少させること
ができる。
34は上記シリンダー室29内に摺動可能に嵌合された
中空ピストンで、前側には上記各ドローバ−240後端
が取付ポル)34aにより一体的に連結され、後側には
ピストンスリーブ35が一体に形成されている。
中空ピストンで、前側には上記各ドローバ−240後端
が取付ポル)34aにより一体的に連結され、後側には
ピストンスリーブ35が一体に形成されている。
このピストンスリーブ35は上記スリーブ嵌挿間隙30
に気密に摺動可能に嵌挿され、その先端部がシリンダ一
本体28の後方へ突出されている。
に気密に摺動可能に嵌挿され、その先端部がシリンダ一
本体28の後方へ突出されている。
上記中空ピストン34には内周中央部に作動流体流通用
の環状凹部34bが形成され、この環状凹部34bと後
側シリンダー室29aとがピストンスリーブ35に設け
られている複数の連通孔36によって連通されている。
の環状凹部34bが形成され、この環状凹部34bと後
側シリンダー室29aとがピストンスリーブ35に設け
られている複数の連通孔36によって連通されている。
37は上記シリンダ一本体28の後方に配置された作動
流体供給環(以下供給環37と記す)で、後面周縁部に
は環状の取付部37aが形成され、この取付部37aに
よって前端部をシリンダ一本体28の凹部31内に位置
させた状態で工作機械の機台38に固定し得るようにな
っている。
流体供給環(以下供給環37と記す)で、後面周縁部に
は環状の取付部37aが形成され、この取付部37aに
よって前端部をシリンダ一本体28の凹部31内に位置
させた状態で工作機械の機台38に固定し得るようにな
っている。
この供給環37の内周部とlド径部2bの外周面との間
にはピストンスリーブ35の摺動を許すに充分な大きさ
の検出用間隙37bが構成されている。
にはピストンスリーブ35の摺動を許すに充分な大きさ
の検出用間隙37bが構成されている。
この供給環37の前面にはシリンダ一本体28の上記突
条32a 、32b及び33a、33bと対向する部分
に特公昭53−34354号公報に開示されているよう
な断面丁字形の環状パツキン溝39.40が形成され(
第4図参照)、更にこれらの環状パツキン溝39.40
の底には環状溝32.33と対向する位置に環状溝41
.42が形成されている。
条32a 、32b及び33a、33bと対向する部分
に特公昭53−34354号公報に開示されているよう
な断面丁字形の環状パツキン溝39.40が形成され(
第4図参照)、更にこれらの環状パツキン溝39.40
の底には環状溝32.33と対向する位置に環状溝41
.42が形成されている。
これらの環状パツキン溝39゜40内には環状溝41.
42と対向する位置に多数の透孔43a、44aを有す
る環状パツキン43.44が嵌め込まれ、環状溝41.
42に作動流体(例えばエアー)が供給されるとこの環
状パンキン43,44が突条32a 、32b及び33
a、33bに夫々圧着され、透孔43a。
42と対向する位置に多数の透孔43a、44aを有す
る環状パツキン43.44が嵌め込まれ、環状溝41.
42に作動流体(例えばエアー)が供給されるとこの環
状パンキン43,44が突条32a 、32b及び33
a、33bに夫々圧着され、透孔43a。
44aから作動流体を外部へは洩れることな(環状溝3
2.33へ供給し得るようになっている。
2.33へ供給し得るようになっている。
上記供給環37の外周には作動流体の供給ポート45a
、45bが夫々設けられ、この一方の供給ポート45a
は供給環31内の通路46、環状溝41.32、シリン
ダ一本体28とチャンク本体2内の通路4γ、パイロッ
トチェックバルブ48、チャック本体2内の通路49、
環状凹部34b1連通孔36を順次弁して後側シリンダ
ー室29aに連通可能に構成され、他方の供給ポート4
5bは供給環37内の通路50、環状溝42.33、シ
リンダ一本体28とチャック本体2内の通路51、パイ
ロットチェックバルブ48、チャック本体2内の通路5
2を介して前側シリンダー室29bに連通可能に構成さ
れている。
、45bが夫々設けられ、この一方の供給ポート45a
は供給環31内の通路46、環状溝41.32、シリン
ダ一本体28とチャンク本体2内の通路4γ、パイロッ
トチェックバルブ48、チャック本体2内の通路49、
環状凹部34b1連通孔36を順次弁して後側シリンダ
ー室29aに連通可能に構成され、他方の供給ポート4
5bは供給環37内の通路50、環状溝42.33、シ
リンダ一本体28とチャック本体2内の通路51、パイ
ロットチェックバルブ48、チャック本体2内の通路5
2を介して前側シリンダー室29bに連通可能に構成さ
れている。
−上記パイロットチェックバルブ48は前、後側シリン
ダー室29b、29aに供給された作動流体の逆流を防
止すると共にこれらの前、後側シリンダー室29b。
ダー室29b、29aに供給された作動流体の逆流を防
止すると共にこれらの前、後側シリンダー室29b。
29aの一方へ作動流体を供給することによって他方の
作動流体を排出するように構成されているが、このパイ
ロットチェックバルブ48については特公昭55−35
564号公報に詳しく開示されているので詳しい説明を
省略する。
作動流体を排出するように構成されているが、このパイ
ロットチェックバルブ48については特公昭55−35
564号公報に詳しく開示されているので詳しい説明を
省略する。
なお上記供給環31はシリンダ一本体28の後面内周縁
部にベアリング支持筒を一体に設け、このベアリング支
持筒の外周に嵌着したベアリングを介してシリンダ一本
体に取付けて抜止めしても良い。
部にベアリング支持筒を一体に設け、このベアリング支
持筒の外周に嵌着したベアリングを介してシリンダ一本
体に取付けて抜止めしても良い。
次に、53.54は上記ピストンスリーブ35の先端部
の位置を検出する為の近接スイッチで、供給環37に半
径方向に貫通状に設けられている収納孔55.56にそ
の検出部53a、54aが検出用間隙37bに露出する
ように嵌挿され、固定ねじ57と保護ピース58(他方
のものは図示省略)によって固定されている。
の位置を検出する為の近接スイッチで、供給環37に半
径方向に貫通状に設けられている収納孔55.56にそ
の検出部53a、54aが検出用間隙37bに露出する
ように嵌挿され、固定ねじ57と保護ピース58(他方
のものは図示省略)によって固定されている。
これらの近接スイッチ53.54のリード線59,60
は工作機械の制御装置(図示省略)に接続されるように
なっている。
は工作機械の制御装置(図示省略)に接続されるように
なっている。
上記一方の近接スイッチ53は前進端位置におけるピス
トンスリーブ35の先端より僅か後方に位置され、中空
ピストン34が前進端に摺動されるとピストンスリーブ
35の先端が近接スイッチ53の検出部53aの対向位
置から外れて近接スイッチ53がONからOFF状態と
なり、これにより中空ピストン34が前進端にあること
即ち爪14が把握開放位置にあることを検出するように
なっている。
トンスリーブ35の先端より僅か後方に位置され、中空
ピストン34が前進端に摺動されるとピストンスリーブ
35の先端が近接スイッチ53の検出部53aの対向位
置から外れて近接スイッチ53がONからOFF状態と
なり、これにより中空ピストン34が前進端にあること
即ち爪14が把握開放位置にあることを検出するように
なっている。
また他方の近接スイッチ54は後進端位置におけるピス
トンスリーブ35の先端より僅か前方に位置され、中空
ピストン34が後進端に摺動されるとピストンスリーブ
35の先端が近接スイッチ54の検出部54aの対向位
置に入り込んで近接スイッチ54がOFFからON状態
となり、これにより中空ピストン34が後進端にあるこ
と即ち爪14が中心側移動端にあって被加工物を把握し
ていないことを検出するようになっている。
トンスリーブ35の先端より僅か前方に位置され、中空
ピストン34が後進端に摺動されるとピストンスリーブ
35の先端が近接スイッチ54の検出部54aの対向位
置に入り込んで近接スイッチ54がOFFからON状態
となり、これにより中空ピストン34が後進端にあるこ
と即ち爪14が中心側移動端にあって被加工物を把握し
ていないことを検出するようになっている。
従って上記近接スイッチ53.54の検出状態がON、
ON又はOFF 、OFF状態にあることを知ることに
よって爪14が被加工物を把握していないことを電気的
に検出することができ、この検出信号によって工作機械
を運転不能状態にすることができる。
ON又はOFF 、OFF状態にあることを知ることに
よって爪14が被加工物を把握していないことを電気的
に検出することができ、この検出信号によって工作機械
を運転不能状態にすることができる。
また近接スイッチ53゜540検出状態がON、OFF
状態にあることを知ることによって爪14が被加工物を
把握していることを電気的に検出することができ、この
検出信号によって工作機械を運転可能状態にすることが
できる。
状態にあることを知ることによって爪14が被加工物を
把握していることを電気的に検出することができ、この
検出信号によって工作機械を運転可能状態にすることが
できる。
次に上記機力式中空チャック1を工作機械に使用する場
合には、先ず供給環37を機台38に取付け、その後チ
ャック本体2の後面をスピンドル10の前面に当て付け
、このチャック本体2をスピンドル10にチャック取付
ボルト27によって直接取付ける。
合には、先ず供給環37を機台38に取付け、その後チ
ャック本体2の後面をスピンドル10の前面に当て付け
、このチャック本体2をスピンドル10にチャック取付
ボルト27によって直接取付ける。
次に被加工物を3つの把握爪18(開放位置に位置され
ている)間の中央部に位置させる。
ている)間の中央部に位置させる。
この場合チャック本体2およびスピンドル10の中央部
には貫通孔3 、10aが夫々設けてあり、しかもこれ
らの貫通孔3.10a内には爪14を作動させる為の部
材や爪14の動きを検出する為の部材が何ら配設されて
いないので、これらの貫通孔3.10a内を被加工物の
為に最大限有効に利用することができ、これにより比較
的大きな径の被加工物を貫通孔3 、10a内に通すこ
とができる。
には貫通孔3 、10aが夫々設けてあり、しかもこれ
らの貫通孔3.10a内には爪14を作動させる為の部
材や爪14の動きを検出する為の部材が何ら配設されて
いないので、これらの貫通孔3.10a内を被加工物の
為に最大限有効に利用することができ、これにより比較
的大きな径の被加工物を貫通孔3 、10a内に通すこ
とができる。
次に供給環37の一方の供給ポート45bに作動流体を
供給する。
供給する。
この作動流体は通路50を通って環状溝42に入り、環
状パツキン44を突条33a 、33bに圧着させて作
動流体の洩れを防止し、その後この環状パツキン44の
透孔44aから通路51を通ってパイロットチェックバ
ルブ48を作動させ、然る後通路52を通って前側シリ
ンダー室29bに入り、中空ピストン34を後側シリン
ダー室り9a内の作動流体を排出させつつ後方へ摺動さ
せる。
状パツキン44を突条33a 、33bに圧着させて作
動流体の洩れを防止し、その後この環状パツキン44の
透孔44aから通路51を通ってパイロットチェックバ
ルブ48を作動させ、然る後通路52を通って前側シリ
ンダー室29bに入り、中空ピストン34を後側シリン
ダー室り9a内の作動流体を排出させつつ後方へ摺動さ
せる。
この中空ピストン34の後方への摺動によって3本のド
ローバー24を後方へ摺動させ、これらのドローバ−2
4カ楔フロック23を後方へ摺動させる。
ローバー24を後方へ摺動させ、これらのドローバ−2
4カ楔フロック23を後方へ摺動させる。
従って各親爪15は型装着溝4内を中心′側へ摺動され
、これにより各把握爪18が上記被加工物の周面に当接
してこの被加工物を把握する。
、これにより各把握爪18が上記被加工物の周面に当接
してこの被加工物を把握する。
この場合、上記各楔ブロンク23は摺動溝6の半径方向
外側の摺動面6aを隙間のない状態で夫々摺動されるの
で、冬瓜14を回転中心から等距離の位置に正確に保つ
ことができ、これにより加工精度を高く保つことができ
る。
外側の摺動面6aを隙間のない状態で夫々摺動されるの
で、冬瓜14を回転中心から等距離の位置に正確に保つ
ことができ、これにより加工精度を高く保つことができ
る。
一方、上記のように把握爪18が被加工物を把握する位
置まで親爪15を摺動させるト、中空ピストン34のピ
ストンスリーブ35は近接スイッチ53の検出部53a
の対向位置に入り込んだ後後進端に到るまでの中間位置
で停止され、このとき近接スイッチ53.54はON。
置まで親爪15を摺動させるト、中空ピストン34のピ
ストンスリーブ35は近接スイッチ53の検出部53a
の対向位置に入り込んだ後後進端に到るまでの中間位置
で停止され、このとき近接スイッチ53.54はON。
OFF状態となって爪14が被加工物を把握しているこ
とを検出しい工作機械を運転可能状態にする。
とを検出しい工作機械を運転可能状態にする。
ところが何らかの原因例えば被加工物の自動交換装置の
故障等によって把握爪18が被加工物を把握しなかった
場合には、中空ピストン34のピストンスリーブ35が
第4図に仮想線にて示す後進端位置まで後方へ摺動され
て近接スイッチ54の検出部54aの対向位置に入り込
み、近接スイッチ53.54がON、ON状態となって
爪14が被加工物を把握していないことを検出し1工作
機械を運転不能状態にする。
故障等によって把握爪18が被加工物を把握しなかった
場合には、中空ピストン34のピストンスリーブ35が
第4図に仮想線にて示す後進端位置まで後方へ摺動され
て近接スイッチ54の検出部54aの対向位置に入り込
み、近接スイッチ53.54がON、ON状態となって
爪14が被加工物を把握していないことを検出し1工作
機械を運転不能状態にする。
従って、爪14が被加工物を把握していない状態で次の
加工作業を行うよう・な無駄を省くことができ、作業の
信頼性を高めることができて無人運転を行う場合に特に
有効である。
加工作業を行うよう・な無駄を省くことができ、作業の
信頼性を高めることができて無人運転を行う場合に特に
有効である。
次に上記近接スイッチ53.54の信号により被加工物
の把握の確認を行った後、上記供給ポー)45bへの作
動流体の供給が停止されるが、前側シリンダー室29b
内に供給された作動流体はパイロットチェックバルブ4
8によって逆流が阻止される為、作動流体の供給が停止
された後も爪14による被加工物の把握状態は保持され
る。
の把握の確認を行った後、上記供給ポー)45bへの作
動流体の供給が停止されるが、前側シリンダー室29b
内に供給された作動流体はパイロットチェックバルブ4
8によって逆流が阻止される為、作動流体の供給が停止
された後も爪14による被加工物の把握状態は保持され
る。
また作動流体の供給が停止されると、環状パツキン44
は自体の弾性により復元してチャック本体2の突条33
a 、33bから離れて非接触状態となる。
は自体の弾性により復元してチャック本体2の突条33
a 、33bから離れて非接触状態となる。
その後スピンドル10を回転させて機力式中空チャック
1および被加工物を回転させ、この状態で被加工物の加
工を行う。
1および被加工物を回転させ、この状態で被加工物の加
工を行う。
この場合機力式中空チャンク1はチャック本体2がチャ
ック取付ボルト27によってスピンドル10に直接取付
けられているので、チャック本体2にシリンダーを備え
ているものであっても機力式中空チャツク1全体の剛性
を高くすることができて被加工物の把握を安定させるこ
とができ、また重作業に耐えることもできる。
ック取付ボルト27によってスピンドル10に直接取付
けられているので、チャック本体2にシリンダーを備え
ているものであっても機力式中空チャツク1全体の剛性
を高くすることができて被加工物の把握を安定させるこ
とができ、また重作業に耐えることもできる。
被加工物の加工が完了した後はスピンドル100回転を
停止させ、然る後今度は他方の供給ポー)45aに作動
流体を供給する。
停止させ、然る後今度は他方の供給ポー)45aに作動
流体を供給する。
この作動流体は通路46を通って環状溝41内に入り、
環状パツキン43を突条32a。
環状パツキン43を突条32a。
32bに圧着させた後送孔43a1通路47を通ってパ
イロットチェックバルブ48を作動させ、その後通路4
8、環状凹部34b1連通孔36を通って後側シリンダ
ー室り9a内に入り、中空ピストン34を前側シリンダ
ー室29b内の作動流体を排出させつつ前方へ摺動させ
る。
イロットチェックバルブ48を作動させ、その後通路4
8、環状凹部34b1連通孔36を通って後側シリンダ
ー室り9a内に入り、中空ピストン34を前側シリンダ
ー室29b内の作動流体を排出させつつ前方へ摺動させ
る。
この中空ピストン35の前方への摺動により冬瓜14は
ドローバ−24や僕ブロック23を介して半径外方向へ
摺動されて被加工物の把握を開放し、元の開放位置に復
帰される。
ドローバ−24や僕ブロック23を介して半径外方向へ
摺動されて被加工物の把握を開放し、元の開放位置に復
帰される。
一方、このように爪14が開放位置に復帰されると、ピ
ストンスリーブ35は前進端に移動されてその先端が近
接スイッチ53の検出部53aと対向する位置から外れ
るので、近接スイッチ53.54がOFF、OFF状態
となって爪14による被加工物の把握が開放されたこと
を検出して把握開放の信号を発信する。
ストンスリーブ35は前進端に移動されてその先端が近
接スイッチ53の検出部53aと対向する位置から外れ
るので、近接スイッチ53.54がOFF、OFF状態
となって爪14による被加工物の把握が開放されたこと
を検出して把握開放の信号を発信する。
ところが、作動流体供給機構等の故障によって爪14が
開放位置に復帰されない場合にはピストンスリーブ35
の先端が近接スイッチ53よりも前方へ移動されること
がなく、近接スイッチ53.54はON、OFF状態の
ままとなって把握開放の検出信号を発しない。
開放位置に復帰されない場合にはピストンスリーブ35
の先端が近接スイッチ53よりも前方へ移動されること
がなく、近接スイッチ53.54はON、OFF状態の
ままとなって把握開放の検出信号を発しない。
従って、近接スイッチ53゜54の信号状態によって爪
14による被加工物の把握の開放を電気的に検出して確
認することができ、この確認のもとで次工程である被加
工物の自動交換等を行うことにより被加工物又は爪14
と交換装置との干渉による機械の損傷等を防止すること
ができる。
14による被加工物の把握の開放を電気的に検出して確
認することができ、この確認のもとで次工程である被加
工物の自動交換等を行うことにより被加工物又は爪14
と交換装置との干渉による機械の損傷等を防止すること
ができる。
次に上記把握開放の確認を行った後供給ポート45aへ
の作動流体の供給が停止されるが、パイロットチェック
バルブ48の働きにより冬瓜14は開放状態に保持され
、また環状パツキン43は突条32a 、32bから離
れて非接触状態となり、以上により一連の作動が完了す
る。
の作動流体の供給が停止されるが、パイロットチェック
バルブ48の働きにより冬瓜14は開放状態に保持され
、また環状パツキン43は突条32a 、32bから離
れて非接触状態となり、以上により一連の作動が完了す
る。
なお上記機力式中空チャック1においては必要に応じて
親爪15の内側端面に副把握爪22を第6図、第7図に
示すように取付ボルト21によつて取付けることができ
、こうすることによって被加工物をスピンドル端面に近
い位置にて把握することができ、把握の安定性を向上さ
せることができる。
親爪15の内側端面に副把握爪22を第6図、第7図に
示すように取付ボルト21によつて取付けることができ
、こうすることによって被加工物をスピンドル端面に近
い位置にて把握することができ、把握の安定性を向上さ
せることができる。
次に第8図は本願の異なる実施例を示すもので、作動流
体供給環37eをチャック本体2eの大径部2ae外周
側に配設し、シリンダ一本体28eの後方に形成された
空間に近接スイッチ53e。
体供給環37eをチャック本体2eの大径部2ae外周
側に配設し、シリンダ一本体28eの後方に形成された
空間に近接スイッチ53e。
54eを配設したものである。
61は近接スイッチ53e 、54eを保持する保持具
で、機台38に固定されている。
で、機台38に固定されている。
なお上記実施例と同一構成と考えられる部分には対応す
る部分と同一の符号にアルファベントのeを付して重複
説明を省略する。
る部分と同一の符号にアルファベントのeを付して重複
説明を省略する。
なお上記実施例にBいては近接スイッチがピストンスリ
ーブの前進端と後進端を夫々検出するようにしているが
、一方の近接スイッチを前後方向の位置調整可能に配設
して被加工物の把握時におけるピストンスリーブの位置
と前進端とを検出し、被加工物の正確な把握と把握の開
放との確認を行うようにしても良い。
ーブの前進端と後進端を夫々検出するようにしているが
、一方の近接スイッチを前後方向の位置調整可能に配設
して被加工物の把握時におけるピストンスリーブの位置
と前進端とを検出し、被加工物の正確な把握と把握の開
放との確認を行うようにしても良い。
またチャック本体のチャンク取付部にカムロックスタン
ドを取付け、このカムロックスタンドを用いてチャック
本体をスピンドルに取付けるようにしても良い。
ドを取付け、このカムロックスタンドを用いてチャック
本体をスピンドルに取付けるようにしても良い。
また近接スイッチは1つ又は3つ以上設けて検出するよ
うにしても良い。
うにしても良い。
以上のように本発明にあっては、チャック本体のスピン
ドル等へのチャック取付部よりも外周側にシリンダー室
を設け、このシリンダi室内に嵌装した中空ピストンの
ピストンスリーブをシリンダ一本体の後方へ突出させ、
このピストンスリーブの先端部の位置を近接スイッチに
よって検出し得るようにしたので、爪を動かして被加工
物の把握、開放を行う場合その爪の動きを切削や切削液
の飛散位置から遠(離れた位置で電気的に確実に検出す
ることができて被加工物の把握、開放の確認を行うこと
ができ、数値制御工作機械に使用して作業の信頼性を高
め得る効果がある。
ドル等へのチャック取付部よりも外周側にシリンダー室
を設け、このシリンダi室内に嵌装した中空ピストンの
ピストンスリーブをシリンダ一本体の後方へ突出させ、
このピストンスリーブの先端部の位置を近接スイッチに
よって検出し得るようにしたので、爪を動かして被加工
物の把握、開放を行う場合その爪の動きを切削や切削液
の飛散位置から遠(離れた位置で電気的に確実に検出す
ることができて被加工物の把握、開放の確認を行うこと
ができ、数値制御工作機械に使用して作業の信頼性を高
め得る効果がある。
またチャンク本体にシリンダ一本体を取付けてチャック
本体のチャック取付部より外側にシリンダー室を構成し
ているので、工作機械のスピンドルに取付ける場合にチ
ャック本体をそのスピンドルに直接取付けることができ
てチャンクの剛性を高めることができ、重切削用に使用
し得ると共に被加工物の把握を安定させることができて
加工精度の向上を図り得る効果がある。
本体のチャック取付部より外側にシリンダー室を構成し
ているので、工作機械のスピンドルに取付ける場合にチ
ャック本体をそのスピンドルに直接取付けることができ
てチャンクの剛性を高めることができ、重切削用に使用
し得ると共に被加工物の把握を安定させることができて
加工精度の向上を図り得る効果がある。
しかも中空ピストンのピストンスリーブをチャック本体
とシリンダ一本体間から後方へ突出させて検出するよう
にしているので、チャンクの構造を極めて簡単にするこ
とができて安価に製造し得る実用上の利点がある。
とシリンダ一本体間から後方へ突出させて検出するよう
にしているので、チャンクの構造を極めて簡単にするこ
とができて安価に製造し得る実用上の利点がある。
図面は本願の実施例を示すもので、第1図は一部を省略
して示す機力式中空チャックの正面図、第2図は第1図
の■−■線断面図、第3図は第2図の■−■線拡犬断面
図、第4図は第1図の■−■線拡犬断面図、第5図はト
和−バーと楔ブロックを示す斜視図、第6図は親爪に副
把握爪を取付けた状態を示す断面図、第7図は第6図の
右側面図、第8図は異なる実施例を示す断面図である。 1・・・・・・機力式中空チャック、2・・・・・・チ
ャック本体、8・・・・・・チャンク取付ボルト孔(チ
ャック取付部)、28・・・・・・シリンダ一本体、2
9・・・・・・シリンダー室、34・・・・・仲空ピス
トン、35・・・・・・ピストンスリーブ、53,54
・・・・・・近接スイッチ。
して示す機力式中空チャックの正面図、第2図は第1図
の■−■線断面図、第3図は第2図の■−■線拡犬断面
図、第4図は第1図の■−■線拡犬断面図、第5図はト
和−バーと楔ブロックを示す斜視図、第6図は親爪に副
把握爪を取付けた状態を示す断面図、第7図は第6図の
右側面図、第8図は異なる実施例を示す断面図である。 1・・・・・・機力式中空チャック、2・・・・・・チ
ャック本体、8・・・・・・チャンク取付ボルト孔(チ
ャック取付部)、28・・・・・・シリンダ一本体、2
9・・・・・・シリンダー室、34・・・・・仲空ピス
トン、35・・・・・・ピストンスリーブ、53,54
・・・・・・近接スイッチ。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 工作機械の中空スピンドルに取付けで使用するよう
にした機力式中空チャックにおいて、チャック本体の中
央部に形成した貫通孔の周辺部にチャック本体を中空ス
ピンドルに取付は得るようにしたチャンク取付部を設け
、このチャンク取付部を囲むように環状のシリンダ一本
体を配すると共にこのシリンダ一本体の前端部をチャン
ク本体に固着してチャック取付部の外周側に環状のシリ
ンダー室を形成し、このシリンダー室内に中空ピストン
を回転軸線方向へ摺動自在に嵌合させ、この中空ピスト
ンの後側に突設したピストンスリーブをチャック本体と
シリンダ一本体間の環状空間に摺動自在に嵌合させ、上
記チャック本体に回転軸線方向の挿通孔を設け、この挿
通孔に摺動自在に嵌合させたドローパーを中空ピストン
に連結させ、このドローパーを自体の回転軸線方向への
摺動により爪を作動させるように爪に関係させ、更に上
記ピストンスリーブの位置を検出する近接スイッチをシ
リンター一本体の後方に配設して成ることを特徴とする
機力式中空チャック。 2 近接スイッチをシリンダ一本体の後端面に対向配置
された作動流体供給環に取付けることによってシリンダ
一本体の後方に配設したことを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の機力式中空チャック。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55166131A JPS5915762B2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 機力式中空チヤツク |
US06/322,251 US4434990A (en) | 1980-11-26 | 1981-11-17 | Fluid-actuated hollow power chuck |
DE19813146719 DE3146719A1 (de) | 1980-11-26 | 1981-11-25 | Fluidbetaetigbares hohles spannfutter |
IT25283/81A IT1142076B (it) | 1980-11-26 | 1981-11-25 | Mandrino cavo motorizzato ad azionamento fluidodinamico |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55166131A JPS5915762B2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 機力式中空チヤツク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5789504A JPS5789504A (en) | 1982-06-03 |
JPS5915762B2 true JPS5915762B2 (ja) | 1984-04-11 |
Family
ID=15825602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55166131A Expired JPS5915762B2 (ja) | 1980-11-26 | 1980-11-26 | 機力式中空チヤツク |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4434990A (ja) |
JP (1) | JPS5915762B2 (ja) |
DE (1) | DE3146719A1 (ja) |
IT (1) | IT1142076B (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE30390T1 (de) * | 1982-11-10 | 1987-11-15 | Roehm Guenter H | Kraftbetaetigtes spannfutter. |
DE3319228A1 (de) * | 1983-05-27 | 1984-11-29 | SMW Schneider & Weißhaupt GmbH, 7996 Meckenbeuren | Druckmittelzufuehrung fuer spannfutter |
US4591171A (en) * | 1984-03-02 | 1986-05-27 | Sheffer Collet Company | Seal for air charging a chuck |
IT1193450B (it) * | 1986-07-16 | 1988-06-22 | Comau Spa | Dispositivo per il cambio automatico di attrezzi di robot industriali |
DE4240959A1 (de) * | 1992-12-05 | 1994-06-09 | Smw Schneider & Weishaupt Gmbh | Spannvorrichtung für ein Spannwerkzeug |
DE202006014427U1 (de) * | 2006-09-20 | 2006-11-30 | Röhm Gmbh | Druckmittelbetätigtes Spannfutter, insbesondere Vorderendfutter |
CN101829794B (zh) * | 2010-05-28 | 2012-08-08 | 中国航天科技集团公司长征机械厂 | 六爪两联动自定心卡盘 |
US10864579B2 (en) * | 2017-07-24 | 2020-12-15 | Kitagawa Iron Works Co., Ltd. | Chuck |
CN111408752B (zh) * | 2020-05-07 | 2024-08-02 | 倍得福机械科技(常州)股份有限公司 | 一种动力缸一体式立式卡盘 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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