JPH01289265A - 基板の分割方法 - Google Patents

基板の分割方法

Info

Publication number
JPH01289265A
JPH01289265A JP63119480A JP11948088A JPH01289265A JP H01289265 A JPH01289265 A JP H01289265A JP 63119480 A JP63119480 A JP 63119480A JP 11948088 A JP11948088 A JP 11948088A JP H01289265 A JPH01289265 A JP H01289265A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
groove
etching
executed
dividing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63119480A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinji Tanigawara
谷川原 進二
Junji Manaka
順二 間中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Seiki Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Seiki Co Ltd
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Seiki Co Ltd, Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Seiki Co Ltd
Priority to JP63119480A priority Critical patent/JPH01289265A/ja
Publication of JPH01289265A publication Critical patent/JPH01289265A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dicing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は基板の分割方法に関し、詳しくは、IC微細加
工技術により空間部を有した微少構造が複数個基板又は
基板上に形成されたものを、その微少構造の数に応じて
良好にカッティングを行なう基板(特にシリコン基板)
の分割方法に関する。
[従来技術] シリコンを用いた微少構造物(微細加工構造物)の製造
は、シリコン基板を材料としこれにIC微細加工技術(
プレーナー技術)を応用して複数個の所望の同−又は異
なった微少構造を形成せしめ、しかる後、ダイシング・
ソーによってチップ状に分割することが一般に行なわれ
ている。
前記のチップ化されたシリコン微細加工構造物はいろい
ろな形態のものが作製され各分野で採用されている。そ
の一つに、特開昭61−191953号公報に記載され
ているようなダイヤワラム型、片持ち梁型或いはブリッ
ジ構造型など空間部を形成したガス検出装置が知られて
いる。こうした形態を呈したシリコン微細加工構造物は
ガス検出装置への応用のみならず例えば圧力センサ、赤
外線センサ、加速度センサ、ガス流量計又はマスフロー
コントローラのセンサなどにも応用しうるものである。
ところで、こうした微細加工構造物は取敢えず基板上に
複数個形成し、これを分割してつくられているのが一般
的である。
第3図、第4図及び第5図は基板又は基板上に空間部を
有するシリコン微細加工構造物が複数個形成され、これ
らをチップ化する従来の方法の概略を示した二側である
第4図の方法(ダイヤモンドスクライバ−8で線入れを
行ないブレーキングする方法)は、(イ)シリコン基板
11上に上部層12のパターニングを完成させた後、(
ロ)シリコンエツチングによる架橋構造(空洞○)を形
成し、(ハ)チップ化するためにダイヤモンドスクライ
バ−8により線入れを行ない、次いで(ニ)ブレーキン
グを行なって切断するというものであるが、この方法で
はブレーキングを行なった際往々にして架橋121に亀
裂(C)が発生するという好ましくない事態が発生する
第5図の方法(ダイシング・ソーDを用いて切り離す方
法)は架橋形成後ダイシングを行なうものであるが、こ
の方法では冷却しながら切削をするため切削破片(f)
により架橋に亀裂(C)を生じさせる欠点がある。
第6図の方法(予めダイシングして切り離した後エツチ
ングする方法)は(イ)エッチング工程前既にチップご
とに切り離れされているため取扱いにくく、従って、(
ロ)バラツキを少ないように後にエツチングするのが困
難である。図中、El及びE2はチップごとにエツチン
グされたところがばらついている状態を示している。
なお、第4図から第6図までの説明は、架橋構造を有す
るシリコン微細加工品を例にとっているが、必ずしもそ
うした構造のものに限らず。
空間部を有するシリコン微細構造に共通していえること
である。
[目   的] 本発明は空間部を有するIC微細加工構造物を弱い力で
チップに分割する方法を提供するものである。
[構  成] IC微細加工技術により空間部を有して形成される微少
構造を複数個備えた備えた基板を二以上に分割する方法
において、エツチングによる前記空間部の形成に先立っ
て分割すべき個所に予め溝を設けておき、次いで、エツ
チングを行ない前記の空間部を形成せしめるとともに溝
を深くした後、その深溝の位置で切断することを特徴と
している。
ちなみに本発明者らはシリコンウェハにIC微細加工技
術を用いて複数個形成された片持ち梁、ブリッジダイヤ
フラムなどの微細構造物をチップに分割するのに、チッ
プ化する前の微細構造物の製造工程の順序に工夫をこら
すことで、その分割を弱い力で行ないうろことを確めた
。本発明方法はこれに基づいてなされたものである。
以下に、本発明方法を添付の図面に従がいながら更に詳
細に説明する。
第1図及び第2図は本発明方法の代表的な二側の概略を
表わしている。
第1図に示した方法から説明を進めると、(イ)基板1
1上に上部層12のパターニングを完了させる(この工
程は第3図(イ)と異ならない)。
ここでは適宜上基板11にはSiを用いることにする。
上部層12には5in2.SnO2,Ptなどが用いら
れる。(ロ)切断しようとする個所にダイシング溝13
を形成する。この溝13の深さは一概に決められないが
、例えば、基板11の厚さ(d工)が約0.4mくらい
のものでは溝13の深さ(d2)は0.1〜0;2++
n<らいが適当である。溝13の幅Wはd2の2〜3倍
くらいの範囲であるが0.1nn以下が適当である。(
ハ)この状態でエツチング(エツチングは基板11のみ
である)を行なうと空洞0が形成されるとともに溝13
は幅が拡がった先鋭な形状のもの131となる。
ここで用いられるエツチング液は、5i(100)基板
を用いV型溝31の壁面が(111)面になるように方
法を設定することを配慮して、異方性エツチング液(エ
チレンジアミンとカテコールと水との混合水溶液、 N
aOH水溶液、KOH水溶液など)の約60〜90℃に
加熱したものの使用が望ましい。
エツチングは、前記のごとく、d□斗0.4mmでd2
=0.1〜0.2rm<らいのものでは、溝13の深さ
方向に約0.1nnエツチングされる程度が適当である
。このため、深溝131の残り厚さ(d3)は約0.1
mm程度となる。もっとも、d、の値は基板の直径、厚
さ、チップ面積、エツチングの条件等を違えることによ
ってd 3=Q、Q5〜0.3mm程度であってもかま
わない。
最後に、(ニ)ブレーキングを行えば基板をV型構成部
から切放すことができ個々のチップ1が得られる。ブレ
ーキングに要する力が架橋構造を破壊する程大きくない
ことは勿論である。
一方、第2図は基板11の裏面側(上部層12の反対側
)にV型溝131を形成し、ブレーキングを行なって基
板11を分割しダイヤフラム型のチップ1を得る方法を
(イ)(ロ)(ハ)(ニ)の工程順に表わしたものであ
る。この方法では、エツチング時に上部層12の表面及
び基板11の裏面で非腐食部を保護膜(例えばSi基板
を用い、NaOHなどのアルカリ性水溶液でエツチング
する場合は、耐アルカリ性のMo、Cr、Ni膜若しく
はフォトレジスト等の樹脂膜)14でカバーしておく(
ロ)のが好ましい。保護層14は最終的にはMo、Ni
ならば硝酸、Crならば硝酸第2セリウムアンモニウム
、樹脂ならばレジスト剥離剤、アセトン、テトラヒドロ
フランなどの有機溶剤で選択的に溶解除去される。
第3図は特開昭61−191953号公報に記載されて
いるガス検知装置の製造に本発明方法を応用した例であ
る。
ここでは基板11にシリコンが使用されている。
また、上部層12は二酸化シリコン121、金属層12
2、二酸化シリコン層123及び酸化スズ層124から
構成されており、酸化スズ層124はコンタクトホール
によって金属層122に接触している。
金属層122はAu、Pt、Cu、Niなど良導電性で
あればかまわないが、二酸化シリコン層121及び12
3との接着性及び密着性などを考えるとチタン/金又は
プラチナ/チタンの三層構成からなっているのが望まし
い。
これまで゛の説明では、基板11にシリコンを用い、得
られるチップは架橋構造又はダイヤフラム構造について
述べてきたが、これらに限定されないことは言までもな
い1例えば基板11にNi。
Cr 、 Cu 、ステンレスなどが採用されてもよく
、そうした金属が用いられた場合にはそれらに適したエ
ツチング液が使用される。また、微細加工構造が片持ち
梁型であってもよく、その場合にも既述の方法が採用さ
れる。
[効  果コ 本発明方法によれば、空間部を有するタイプ(ダイヤフ
ラム型、片持ち梁型、ブリッジ型など)の微細加工構造
物を、各チップに不都合を生じさせることなく、容易に
分割することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明方法を説明するための二側の
概略図である。 第3図は本発明方法をチップ化されるガス検出装置の製
造に適用した例である。 第4図、第5図及び第6図は従来のチップ化の方法の三
個を示したものである。 1・・・チ ッ プ   11・・・基 板12・・・
上 部 層   13・・・溝14・・・保抗層 12
1・・・架橋 131・・・深 溝    O・・・空 洞特許出願人
株式会社リコー外1名 第2図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、IC微細加工技術により空間部を有して形成される
    微少構造を複数個備えた基板を二以上に分割するのに際
    して、エッチングによる前記空間部の形成に先立って分
    割すべき個所に予め溝を設けておき、次いで、エッチン
    グを行ない前記の空間部を形成せしめるとともに溝を深
    くした後、その深溝の位置で切断することを特徴とする
    基板の分割方法。
JP63119480A 1988-05-17 1988-05-17 基板の分割方法 Pending JPH01289265A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63119480A JPH01289265A (ja) 1988-05-17 1988-05-17 基板の分割方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63119480A JPH01289265A (ja) 1988-05-17 1988-05-17 基板の分割方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01289265A true JPH01289265A (ja) 1989-11-21

Family

ID=14762335

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63119480A Pending JPH01289265A (ja) 1988-05-17 1988-05-17 基板の分割方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01289265A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2390225A3 (en) * 2001-12-19 2014-03-12 Micronit Microfluidics B.V. Method of dividing a substrate into a plurality of individual chip parts
AT514681A1 (de) * 2013-08-05 2015-02-15 Vaillant Group Austria Gmbh Verfahren zur Stagnationserkennung und Stagnationvermeidung in Wärmeübertragern

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS509143A (ja) * 1973-05-29 1975-01-30

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS509143A (ja) * 1973-05-29 1975-01-30

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2390225A3 (en) * 2001-12-19 2014-03-12 Micronit Microfluidics B.V. Method of dividing a substrate into a plurality of individual chip parts
AT514681A1 (de) * 2013-08-05 2015-02-15 Vaillant Group Austria Gmbh Verfahren zur Stagnationserkennung und Stagnationvermeidung in Wärmeübertragern
AT514681B1 (de) * 2013-08-05 2015-06-15 Vaillant Group Austria Gmbh Verfahren zur Erkennung und Vermeidung von Sieden in Wärmeübertragern

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6521513B1 (en) Silicon wafer configuration and method for forming same
US5851928A (en) Method of etching a semiconductor substrate
US20020078576A1 (en) Micromachined surgical scalpel
AU781887B2 (en) Production of diaphragms
JPH01289265A (ja) 基板の分割方法
US20020081765A1 (en) Thin Micromachined Structures
US20080230856A1 (en) Intermediate probe structures for atomic force microscopy
JP6007002B2 (ja) 貫通孔形成方法及び貫通孔付きガラス基板
Karam et al. Collective fabrication of microsystems compatible with CMOS through the CMP service
Banks Introduction to microengineering
KR20050047113A (ko) 마이크로 가공된 표면을 선택적으로 덮는 방법
JPH11311627A (ja) マイクロセンサデバイスの製造方法
EP1544865B1 (en) A method for making probes for atomic force microscopy
JP4320892B2 (ja) 接合基板の切断方法
TWI282587B (en) Method of performing double-sided process
JPH1083976A (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP2684220B2 (ja) 微細部品の製造方法
JPH03103400A (ja) 微細部品の製造方法
JPS5847855B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP4359696B2 (ja) 微細構造形成実験方法
JPS588141B2 (ja) 3−5族化合物半導体チップの切出し方法
JPS6083335A (ja) ウエハ−の加工法
JPH05832A (ja) ガラス系素材のエツチング加工方法
JPH11233794A (ja) マイクロセンサデバイスの製造方法
JPH08167723A (ja) 半導体加速度センサの製造方法