JPH01287077A - 3−オキソ−1,4−ベンゾチアジン誘導体 - Google Patents

3−オキソ−1,4−ベンゾチアジン誘導体

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JPH01287077A
JPH01287077A JP63117683A JP11768388A JPH01287077A JP H01287077 A JPH01287077 A JP H01287077A JP 63117683 A JP63117683 A JP 63117683A JP 11768388 A JP11768388 A JP 11768388A JP H01287077 A JPH01287077 A JP H01287077A
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Takakazu Morita
森田 隆和
Tadashi Iso
磯 正
Shiro Mita
四郎 三田
Yoichi Kawashima
洋一 河嶋
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明化合物は活性酸素消去作用、脂質過酸化物生成抑
制作用を有し、炎症、循環器系疾患等の活性酸素の関与
する疾患の治療に有用である。
「従来技術」 活性酸素は細胞膜を構成する脂質と反応して傷害を与え
、脂質過酸化物を生成するといわれており9種々の病気
を引き起す因子となる事が知られており9例えば、炎症
の増悪の因子となったり、動脈硬化を引きおこす因子と
なったり。
心筋や脳細胞の壊死の要因となったりする事が報告され
ている。
活性酸素を消去し得る化合物として酵素蛋白であるS 
OD (auperoxide d ismutase
 )が知られているが、他に実際の治療薬としてはほと
んど知られていないのが現状である。
「発明が解決しようとする課題および課題を解決する為
の手段」 活性酸素消去作用や脂質過酸化物生成抑制作用を有する
化合物は、活性酸素に起因する種々の病気を治療する有
用な薬物となシ得るが、SOD以外はとんど知られてい
ないのが現状である。しかしながら、SODは酵素蛋白
であシ、安定性、経ロ投与した場合の吸収性に問題があ
り、それらの欠点をなくシ、効果も優れた薬物の開発が
望まれていた。
本発明者等は、活性酸素消去作用、脂質過酸化物生成抑
制作用を有する化合物を種々検討した結果1本発明のベ
ンゾチアジン誘導体が優れた効果を有する事を見い出し
た。
「発明の開示」 本発明は一般式〔I〕で表わされる化合物およびその塩
類に関する。
〔式中。
R1、R2、R8およびR9は同一かまたは異なって水
素原子または低級アルキル基を示す。
R3はヒドロキシ基、ハロゲン原子、シアノ基。
低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基。
低級アルキルアミノ基、フェニルオキシ基または級アル
カノイル基、フェニルカルボニル基、低級アルキルスル
ホニル基またはフェニルスルホニル基で保護されていて
もよく、さらに該フェニルカルボニル基おヨヒフェニル
スルホニル基ノフェニル環は低級アルキル基、低級アル
コキシ基、ヒドロキシ基または低級アルキレンジオキシ
基から選択される1個または複数の基で置換されていて
もよい(以下の6基の定義におけるヒドロキシ基とは、
特記なき限シ上記と同義)。
R’ 、 R’ 、 R’ 、 R1’ 、 R”オ!
ヒR”J−カi タは異なって、水素原子、アルキル基
、アルケニル基。
低級アルコキシカルボニル基、カルボキシル基。
ルキル基およびアルケニル基はヒドロキシ基、ハロゲン
原子、低級ア/I/コキシ基、シアノ基、カルボキシル
基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルキルアミノ
基、フェニルオキシ基。
れる1個または複数の基で置換されていてもよく。
上記のフェニル基およびフェニルオキシ基のフェニル環
はさらに低級アルキル基、低級アルコキシ基、低級アル
キレンジオキシ基、ヒドロキシ基またはハロゲン原子か
ら選択される1個または複数の基で置換されていてもよ
い。
さらに R4とR″、RaとR7、RIGとHl 1が
それぞれ一緒になってピロリジンまたはピペリジン環を
形成してもよく、それらの環はlり12で置換されてい
てもよい。
を形成してもよい。
R12は水素原子、低級アルキル基、低級アルカノイル
基またはフェニルカルボニル基を示シ、該低級アルキル
基および低級アルカノイル基は1個または複数のフェニ
ル基で置換されていてもよい。
上記のフェニルカルボニル基のフェニル環およびフェニ
ル基はヒドロキシ基、低級アルキル基、低級アルキレン
ジオキシ基または低級アルコキシ基から選択される1個
または複数の基で型間されていてもよい。
Aは低級アルキレン基または低級アルケニレン基を示し
、それらの基はヒドロキシ基、低級アルキル基または低
級アルコキシ基から選択される1個または複数の基で置
換されていてもよく、さらに該低級アルキル基はヒドロ
キシ基または低級アルコキシ基から選択される1個また
はa数の基で置換されていてもよい。上記のヒドロキシ
基は前ループが複数あってもよい。
R13およびR14は同一かまたは異なって水素原子ま
たは低級アルキル基を示す。
mはOまたは1を示す。
nはOまたは1を示す。
pは4または5を示す。以下同じ。〕 上記で規定した基をさらに詳しく説明すると。
低級アルキル(基)とはメチル、エチル、プロピル。
イソプロピル、t−ブチル、ヘキシル等の炭素数1〜6
個のアルキル(基)を示し、低級アルカノイル基とはホ
ルミル、アセチル、グロバノイル、イソプロパノイル、
ヘキサノイル等の炭素数1〜6個のアルカノイル基を示
し、低級アルコキシ(基)とはメトキシ、エトキシ、プ
ロポキシ、イソプロポキシ、ヘキシルオキシ等の炭素数
1〜6個のアルコキシ(基)を示し、低級アルキレンジ
オキシ基とはメチレンジオキシ、プロピレンジオキシ、
ヘキシレンジオキシ等の炭素数1〜6個のアルキレンジ
オキシ基を示し、低級アルキレン基とはメチレン、エチ
レン、フロピレン、イソプロピレン。
ヘキシレン等の炭素数1〜6個のアルキレン基を示し、
低級アルケニレン基とは、二重結合を少なくとも1個有
する炭素数1アロ個のアルケニレン基を示し、低級と限
定されていないアルキル基とは炭素数1〜20個のアル
キル基を示し、低級と限定されていないアルケニル基と
は二重結合を少なくとも1個有する炭素数2〜20個の
アルケニル基を示す。(上記で説明した各グループは直
鎖および分校のものを含む。)また、ハロゲン原子とは
フッ素、塩素、臭素またはヨウ素を示す。
本発明化合物は活性酸素消去作用、脂質過酸化物生成抑
制作用を有し、炎症、循環器系疾患等の活性酸素の関与
する疾患の治療に有用である。
一般に活性酸素と称せられる0;・、H20□。
OH・、10□ 等の反応性の高い酸素種は、細胞膜を
構成する脂質と反応して傷害を与え、脂質過酸化物を生
成することが知られている。炎症巣においてはここに集
積する白血球、マクロファージから産生される活性酸素
により前述の脂質膜傷害。
リソシーム酵素の放出あるいは血管透過性の先進等が引
き起こされる。これらはさらに炎症を増悪させる因子と
なっている。また近年、活性酸素による血管内皮の損傷
が動脈硬化症の引き金となることが明らかにされ、(最
新医学39巻、7゜1368 (1984)、八木国夫
ら)損傷部位における血小板の凝集、付着へと発展する
。血小板の凝集を抑制する物質としてプロスタグランジ
ンI2(プロスタサイクリン)があるが、脂質過酸化物
はこのプロスタグランジンI2(プロスタサイクリン)
の生成を阻害することも明らか釦なっている。
さらには脂質過酸化物は動脈硬化巣に出現する泡末細胞
の形成を促進し、またコラーゲンを変性させる等の事実
が知られている。これらのことから脂質過酸化物は動脈
硬化の発症、進展に深く関与しているといえる。この他
、冠あるいは脳動脈の障害によって心筋あるいは脳細胞
への血液の供給が途絶え、いったん虚血状態に陥った後
血流が再開されると、その際発生する活性酸素による傷
害のため、心筋あるいは脳細胸が壊死に至ることが明ら
かになっている。(実験医学4巻、12.43(198
6)八木国夫ら、同、48阿部康二ら)以上述べた事実
から考えて、活性酸素を消去する物質あるいは脂質過酸
化物の生成を抑制する物質は炎症性疾患、循環器系疾患
の有効な治療薬あるいは予防薬となりうる。
上述のような活性酸素、とシわけO;・を消去しうる化
合物としてはSODがよく知られており。
実際に臨床応用も試みられ成果を上げている。(フリー
ラジカルの臨床1巻(1987)犬柳善彦ら。
最新医学14巻、1.55(1985)丹羽靭負)この
SODの他には治療薬としての活性酸素消去剤あるいは
脂質過酸化物生成抑制剤はほとんど知られておらず、か
つSODは酵素蛋白であることから安定性、経口投与に
よる吸収の悪さ等の問題があシ局所投与あるいは静脈内
投与によっていた。
本発明者らはこれらの点を解決し、安定で経口投与可能
な合成低分子化合物を見い出すべく種々の検討を行った
結果2本発明化合物が優れた活性酸素消去活性、脂質過
酸化物生成抑制活性を有することを見い出した。
本発明化合物は例えば以下に示す方法により製造する事
ができる。
法の一例を示す。
[I[)     (III)       〔lV]
上記反志は1通常塩基性条件下で行々い、溶媒。
反応温度等の条件には特に制限はなく、原料等の性質に
応じて適宜選択できる。
式〔■〕で表わされる化合物は、必要に応じて常法によ
!J−OH基を低級アルカノイルオキシ基。
フェニルカルボニルオキシ基、フェニルスルホニルオキ
シ基または低級アルキルスルホニルオキシ基に導く事が
できる。さらに、前記フェニルスルホニルオキシ基また
は低級アルキルスルホニルオキシ基は常法により特許請
求の範囲に示す他の各種化合物にも導くことができる。
R4またはR5が−OH基を含む場合も上記と同様。上
記の6基がシアノ基を含む場合、常法により低級アルコ
キシカルボニル基、カルボキシル基へと導く事ができる
また R4またはtが適当な保護基で採掘されている一
〇H基を有する場合は、必要に応じて常法により保δ基
をはずす事ができる。
れる化合物を反応させる事により、−C−R’が−c−
ALK−oHで表わされる化合物を得ることがH 物に、 R’−Co −L (Lは)・ロゲン原子また
は低級アルコキシ基を示す。)または(R’ −CO+
20を反応させて得ることができる。
〔v )      [10c■〕 〔■〕 上記反応は12通常塩基性条件下で行ない2式1で表わ
される化合物は単離しても、しなくてもよい。また2式
〔■〕の一〇H基を適尚な基に変換した後化合物〔■に
導いてもよい。
以下、A)法と同様にして特許請求の範囲に示す各種化
合物にも導く事ができる。
遣方法の一例を示す。
〔x〕
〔式中、Alkは低級アルキル基を示す。〕ルート(a
)はwittig反応と、ルート(b)はHorner
−Emmon+s反応として一般に知られている反応で
それらに通常用いられる条件で式CXJで表わす化合物
を合成する事ができる。
以下、 A)法と同様にして特許請求の範囲に示す各種
化合物にも導くことができる。
本発明化合物は酸または塩基と塩を形成することができ
る。医薬として許容される塩の例として。
塩酸、硫酸、リン酸等の無機酸との塩、乳酸、マレイン
酸、フマル酸、シュウ酸、クエン酸、メタンスルホン酸
、安息香酸、p−)ルエンスルホン酸等の有機酸との塩
、ナトリウム、カリウム、カルシウム等のアルカリ金属
またはアルカリ土金属との塩、アンモニウム塩、ジエチ
ルアミン、トリエタノールアミン等の有機アミンとの塩
があげられる。本発明化合物には立体異性体が存在する
が。
それらはいずれも本発明に包含される。
本発明化合物は経口でも非経口でも投与することができ
る。剤型としては1錠剤、カプセル剤。
顆粒剤、散剤、坐剤、注射剤2点眼剤等があげられる。
投与量は症状、性別1年齢、剤型等により適宜選択でき
るが通常1日1〜5.0009を1回または数回に分は
投与することができる。
薬理試験 本発明化合物の効果を調べる一例として、脂質過酸化物
生成抑制作用を検討した。
脂質過酸化物の生成には活性酸素が深く関与しているこ
とが知られておシ(最新医学39巻、7゜1368 (
1984)’)、それゆえ本発明化合物の効果を検討す
るのに好適である。
(実験法) 被験化合物を含有する0、04M1Jス緩衝液(0,0
9MのKCIを含む、pH7,4)中でラット肝ミクロ
ゾームをADP(2mM)、Fe  (16μM)およ
びアスコルビン酸(0、5mM )と反応(37℃。
15分)させ、生成した脂質過酸化物をTBA法(Bi
ochem、Med、、 15 、212 (1976
)、八木等)によシ定毫した。
(結果) 脂質過酸化物の生成を50%抑制する濃度を求めた(■
C3o)。
本発明化合物の一例として、2−C(3,5−ジー t
art、 −7’チル−4−ヒドロキシフェニル)ヒド
ロキシメチル)−3,4−ジヒドロ−4−メチル−3−
オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン(化合物A)、
および(Z)−2−(3,5−ジーtert。
−ブチル−4−ヒドロキシベンジリチン)−3,4−ジ
ヒドロ−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベン
ゾチアジン(化合物B)を用いた結果を以上記の結果は
2本発明化合物の優れた効果を裏付けるものである。
「実施例」 実施例1 2−C(3,5−ジーtert、−ブチルー4−ヒドロ
キシフェニル)ヒドロキシメチル) −3、4−ジヒド
ロ−4−メチル−3−オキソ−2H−1、4−ベンゾチ
アジン ジイソプロビルアミン(3,50t/)のm水THF(
251nり溶液を一70℃に冷却し、n−ブチルリチウ
ム(15,3m7’、1.6Mヘキサン溶液)、3゜4
−ジヒドロ−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−
ベンゾチアジン(2,009)の無水THF(151R
1)溶液2次いで3,5−ジーtert、−ブチルー4
−ヒドロキシベンズアルデヒド(2,62P)の無水T
HF (15rnり懸濁液を撹拌しながら頴次滴下する
。滴下終了後室温にもどし、さらに2時間撹拌する。反
応液を飽和塩化アンモニウム水溶液にあけ、減圧濃縮し
た後、酢酸エチルで抽出する。有機層を水洗、硫酸マグ
ネシウムで乾燥後。
減圧濃縮し得られた油状物をシリカゲルカラムクロマト
で分離精製し標記化合物のスレオ体0.772およびエ
リスジ体0.877を得る。
スレオ体 mp 128〜130℃(ヘキサン−ベンセン)IR(
KBr、閏−1):3292.2904,1621TL
C(シリカゲル、以下同じ。):Rfo、30(ベンゼ
ン:酢酸エチル=5 : 1 )エリスロ体 mp180〜182℃(ヘキサン−酢酸エチル)IR(
KBr、cm−”):3472,3264,1632T
LC: Rf O,17(ベンゼン:酢酸エチル=5:
1)実施例1と同様にして以下の化合物を得る。
・3.4−ジヒドロ−2−(1,2: 3.4−ジー〇
−インプロピリデン−α−D−ガラクトピラノース−6
−イル)−4−メチル−3−オキンー2に−1,4−ベ
ンゾチアジン(4種の異性体を単離。それぞれA、B、
CおよびD型として以下疋物性を示す。) A型 mp214〜215℃(ヘキサン−酢酸エチル)IR(
KBr、cm−”):3532,1646,1365T
LC:Rf  O,43(ベンゼン:酢酸エチル=3 
: 1 )B壓 IR(neat、cIn−”): 3440.1643
,1364TLC: Rf  O,37(ベンゼン:酢
酸エチル=3:1)C型 mp160〜162℃(ヘキサン−ベンゼン)IR(K
Br、m−’):3452.1654,1362TLC
:Rf  O,27(ベンゼン:酢酸エチル=3 : 
1 )D型 m9200〜201℃(ヘキサン−ベンゼン)IR(K
Br、cm−”):3468.1656,1350TL
C:Rf  O,20(ベンゼン:酢酸エチル=3:1
)・2−(1−ベンゾイル−4−ヒドロキシピペリジン
−4−イル)−3,4−ジヒドロ−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジンmp166〜16
7℃(酢酸エチル−メタノール)IR(KBr、am−
”):3304.1594・3.4−ジヒドロ−2−(
4−ヒドロキシ−1−メチルピペリジン−4−イル)−
4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジ
ン シェラ酸塩 m9164〜166℃ IR(KBr、m−’):3352.1697.162
2実施例2 3.4−ジヒドロ−2−(1,5−ジヒドロキシペンチ
ル)−4−メチル−3−オキンー2H−1、4−ベンゾ
チアジン リチウム ジインプロピルアミドのTHF溶液(ジイン
プロピルアミン(32,O*e)とn−ブチルリチウム
(168tl’、1.6MTHF溶液)より調製)に−
70℃〜−65℃で撹拌しながら、3゜4−ジヒドロ−
4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジ
ン(19,09)のTHF(60d)溶液をゆっくり滴
下した後1時間撹拌を続ける。次いで同温度に保ちなが
ら、2−ヒドロキシテトラヒドロビラン(11,7y)
のTHF (40d)溶液をゆっくり滴下する。滴下終
了後ゆっくり室温にもどし2反応液を飽和塩化アンモニ
ウム水浴液にあけ、減圧濃縮する。濃縮液を酢酸エチル
で抽出し、飽和食塩水で洗浄、無水硫酸マグネシウムで
乾燥後減圧濃縮する。得られる油状物を分取用高速液体
クロマトを用いて分離精製し、標記化合物のスレオ体1
1.56 yおよびエリモロ体13.329を・得る。
スレオ体 mp72〜73℃(ベンゼン) IR(KBr、am−”):3460,1629M5 
(m/Z ) : 281 (M”)エリモロ体 mp108〜109.5℃(エタノール)IR(KBr
、cm−”):3216.1654MS(m/Z ) 
: 263 (M”−18)実施例3 エリスロー3.4−ジヒドロ−2−(1,5−ジメタン
スルホニルオキシペンチル) −4−)fルー3−オキ
ソ−2H−1,4−ベンゾチアジンエリスロー3.4−
ジヒドロ−2−(1,5−ジヒドロキシペンチル)−4
−メチル−3−オキソ−2H−1,4−べ/ゾ?7ジン
(3,02y)およびトリエチルアミン4.5dを塩化
メチレン(30W1t)に溶解し、水冷下撹拌しながら
メタンスルホニルクロリド(3,20gりを滴下後、1
0分間撹拌する。反応液に塩化メチレン(30W11)
を加え希塩酸次いで水で洗浄後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した後、減圧濃縮して標記化合物4.42yを得
る。
IR(neat、clR−”):1661.1350M
S (m/Z ) : 4 a 7 (M+)TLC:
Rf  O,42(n−ヘキサン:酢酸エチル=1 :
 1)上記と同様にして標記化合物のスレオ体を得る。
スレオ体 IR(neat、cm−’) :1660.1351M
S (m/Z ) : 437 (M+)TLC:Rf
  0.50 (n−ヘキサン:酢酸エチル=1 : 
1)実施例4 エリスロー3.4−ジヒドロ−2−〔1−ヒドロキシ−
5−(p−)ルエンスルホニルオキシ〕ペンチル〕−4
−メチル−3−オキンー2H−1,4−ベンゾチアジン エリスロー3.4−ジヒドは−2−(1,5−ヒドロキ
シペンチル)−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4
−ベンゾチアジン(2,0Oy)およびピリジン(0,
(Jt/)の塩化メチレン(201nl)溶液に。
p−トルエンスルホニル クロ’J )”(1,65y
 )の塩化メチレン(10rnり溶液を滴下した後23
時間還流する。反応液を室温にもどし、塩化メチレンを
加え、希塩酸、飽和重曹水、水の順で洗浄する。有機層
を無水硫酸マグネシウムで乾燥後。
減圧濃縮し得られる油状物をシリカゲルカラムクロマト
で精製し標記化合物2.121を得る。
IR(neat、am−”) : 3407.1655
TLC:Rf  0.24(ベンゼン:酢酸エチル=3
:1)上記と同様にして標記化合物のスレオ体を得る。
スレオ体 IR(neat、cIn−’) :3408.1658
TLC:Rf  0.40(ベンゼン:酢酸エチル=3
 : 1 )実施例5 2−(”1.5−ジシアノペンチル)−3,4−ジヒド
ロ−4−メチル−3−オキノー2H−1,4−ベンゾチ
アジン 3.4−ジヒドロ−2−(1,5−(ジメタンスルホニ
ルオキシ)ペンチル’:1−4−メチルー3−オキソ−
2H−1,4−ベンゾチアジン(0,50y)のDMF
 (10t/)溶液に、シアン化ナトリウム(0,14
y>を加え、室温で15時間撹拌する。
反応液を水にあけ酢酸エチルで抽出する。有機層を水洗
し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮する。得
られる油状物を分取用薄層クロマトを用い精製して標記
化合物0.049を得る。
IR(CHC13溶液、z−”):2250.1664
゜MS(m/Z):300(M++1) 実施例6 3.4−ジヒドロ−2−(1−ヒドロキシ−5−シアノ
ペンチル)−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−
ベンゾチアジン 3.4−ジヒドロ−2−〔1−ヒドロキシ−5−(p−
トルエンスルホニルオキシ)ペンチル〕−↓−メチルー
3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン(1,64
y)のDMF(15d)溶液だ。
シアン化ナトリウム(0,609)を加え室温で18時
間撹拌する。反応液を水にあけ、酢酸エチルで抽出する
。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥後減圧濃縮する。得られる油状物をシリカゲルカ
ラムクロマトで精製して標記化合物1.03yを得る。
IR(neat、c!11−”) : 3392.22
36.1642実施例7 3.4−ジヒドロ−2−(1−ヒドロキシ−5−エトキ
シカルボニルペンチル)−4−メチル−3−オキノー2
H−1,4−ベンゾチアジン2−(5−シアノ−1−ヒ
ドロキシペンチル)−3,4−ジヒドロ−4−メチル−
3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン(0,60
y)に塩化水素(7)−1−タ/ −/l/溶液(61
111,11,3A V/V)を加え5時間加熱還流す
る。室温までもどし1反応液に水(30fnりを加え、
塩化メチレンで抽出する。
有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後減
圧濃縮する。得られる油状物をシリカゲルカラムクロマ
トでfff梨し標記化合物のエリス四体o、6oyおよ
びスレオ体0.087を得る。
エリスロ体 mp60〜61℃(エーテル) IR(KBr、cm−’):3272.1719,16
40スレオ体 IR(neat、am−”):3440,1727.1
653実施例8゜ 6−(3,4−ジヒドロ−4−メチル−3−オキソ−2
H−1,4−ベンゾチアジン−2−イリデン)−1,2
: 3.4−ジーO−イソプロピリデン−6−デオキシ
−α−D−ガラクトピラノース3.4−ジヒドロ−2−
(1,2: 3,4−ジー〇−インプロピリデン−α−
D−ガラクトピラノース−6−イル)−4−メチル−3
−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン(0,70y
)の塩化メチレン(5献)溶液に、水冷下撹拌しながら
トリエチルアミ7(0,35rnl’) 、次いでメタ
ンスルホニル クロリド(0,181n1.)を滴下す
る。反応液にトリエチルアミン(1,5d)および塩化
メチレン(2−)を追加し5.5時間還流する。室温ま
でもどした後9反応液に水を加え減圧濃縮し、濃縮液を
塩化メチレンで抽出する。有機層を水で洗浄し。
無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮する。得られる
油状物をシリカゲルカラムクロマトで分離精製し、標記
化合物の(E)一体0.56yおよび(Z)一体0.0
8 yを得る。
(E)一体 IR(neat、cm−’):1647.1068TL
C: Rf  O,76(n−”−キサン:酢酸エチル
=3 : 1)(Z)一体 mp130〜131℃(酢酸エチル−ジイソプロピルエ
ーテル) IR(KBr、cm−’):1654.1067〔α’
:l”−164°(c=1.2.クロロホルム)TLC
: Rf  O,66(n−ヘキサン:酢酸エチル=3
 : 1)実施例8と同様にして以下の化合物を得る。
・(Z)−2−(3,5−ジーtart、−ブチルー4
−ヒドロキシベンジリデン)−3,4−ジヒドロ−3−
オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジンm9134〜1
35℃(酢酸エチル−n−ヘキサン)IR(KBr、c
m−”):asoo、1635・(Z)−3,4−ジヒ
ドロ−2−(5−エトキシカルボニルペンチリデン)−
4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジ
ン IR(neat、ay+−’) :1729.1$48
実施例9 3.4−ジヒドロ−2−へキシリデン−4−メチル−′
3−オΦノー2H−1.4−ベンゾチアジン60チ水素
化ナトリウム(0,189)の無水THF (211t
l)懸濁液K 、3.4−ジヒドロ−4−メチル−3−
オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン(o、s 0 
!! )の無水THF (10d)溶液を水冷下撹拌し
ながら滴下する。30分後反応液にn−ヘキサノール(
0,60d )を水冷下撹拌しながら滴下し2反応液を
水冷下2時間、さらに室温で3時間撹拌した後、水(2
011IりKあけ酢酸エチルで抽出する。有機層を飽和
食塩水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃
縮する。得られる油状物をシリカゲルカラムクロマトで
精製して標記化合物0.28yを得る。
IR(neaLc*−”) : 1634MS (m/
Z ) : 261 (M”)実施例9と同様にして以
下の化合物を得る。
・3.4−ジヒドロ−2−(3,7−シメチルー2,6
−オクタジエニリデン)−4−メチル−3−オキノー2
H−1,4−ベンゾチアジン IR(neat、am−”):1648.1616.1
587・3,4−ジヒドロ−2−(1−メチルピペリジ
ン−4−イリデン)−4−メチル−3−オキノー2H−
1,4−ベンゾチアジン シュウ酸塩mp125〜14
0℃(分解) 実施例10 (Z) −3、4−ジヒドロ−2−(5−メタンスルホ
ニルオキシペンチリデン)−4−メチル−3−オキソ−
2H−1,4−ベンゾチアジン3.4−ジヒドロ−2−
(1,5−ジメタンスルホニルオキシペンチル)−4−
メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン(
7,01y)のDMF(50d)溶液に、水冷下撹拌し
ながらナトリウムメチラー)(5,0m/、28%メタ
ノール溶液)を滴下し、水冷下10分、さらに室温で2
0分撹拌する。反応液に水を加え、酢酸エチルで抽出す
る。有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後減圧濃縮する。得られる油状物をシリカゲルカラムク
ロマトで精製し標記化合物3.232を得る。
IR(neaLc*−’):1646.1348実施例
11 (Z)−3,4−ジヒドロ−2−(5−ヨードペンチリ
デン)−4−メチル−3−オキソ−2I(−1゜4−ベ
ンゾチアジン (Z)−3,4−ジヒドロ−2−(5−メタンスルホニ
ルオキシペンチリデン)−4−メチル−3−オキソ−2
H−1,4−ベンゾチアジン(0,81’)およびヨウ
化ナトリウム(3,009)をアセトン(20d)に加
え30分間還流する。反応液を減圧濃縮し、濃縮液に水
(20m)を加え酢酸エチルで抽出する。有機層を水で
洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮して標記化
合物0.75 yを得る。
IR(neat、cm−”) : 1648.1602
実施例12 (Z) −2−(5−ジエチルアミノペンチリデン)−
3,4−ジヒ、ドロー4−メチルー3−オキソ−2H−
1,4−ベンゾチアジン シュウ酸塩3.4−ジヒドロ
−2−(1,5−ジメタンスルホニルオキシペンチル)
−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチア
ジン(0,77y)、ジエチルアミン(0,70m/ 
)および炭酸カリウム(0,40y )をDMF(51
F11りK加え60℃で20時間撹拌する。反応液に水
を加え、酢酸エチルで抽出・する。有機層を水で洗浄し
、無水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮する。得られ
る油状物をシリカゲルカラムクロマトで精製後、シュウ
酸のエタノール溶液を加え、減圧濃縮して標記化合物0
.23yを得る。
mp122.5〜125℃(エタノール−酢酸エチル)
IR(KBr、cIn−’):2580,1636実施
例13 (Z) −3、4−ジヒドロ−4−メチル−2−〔5−
(3,4−メチレンジオキシフェノキシ)ペンチリデン
ツー3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン 60%水素化ナトリウム(0,049)にセサモール(
0,14y)のTHF(5fldり溶液を加える。
この反応液に3,4−ジヒドロ−2−(1,5−ジメタ
ンスルホニルオキシペンチル)−4−メチル−3−オキ
ソ−2H−1,4−ベンゾチアジン(0,18y)のT
HF(5i)溶液を水冷下撹拌しながら滴下する。反応
液を室温で2時間、さらに還流下20時間撹拌する。室
温までもどした後1反応液を水にあけ減圧濃縮し、酢酸
エチルで抽出する。
有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後減
圧濃縮する。得られる油状物をシリカゲルカラムクロマ
トで精製し標記化合物o、o9yを得る。
IR(neat、c1!1−’):1646.1347
.1184実施例14 3−C5−(3,4−ジヒドロ−4−メチル−3−オキ
ソ−2H−1,4−ベンゾチアジン−2−イリデン)プ
ロピル) −5、6−イングロビリデンアスコルビン酸 5.6−インプロピリデンアスコルビン酸(0,50y
)および災酸カリウA (0,329) ノDMF (
5rte )懸濁液に、3,4−ジヒドロ−2−(5−
ヨードペンチリデン)−4−メチル−3−オキソ−2H
−1,4−ベンゾチアジン(0,86y)を加え室温で
15時間撹拌後校本Ion/)を加え希塩酸でpH4〜
5にし、酢酸エチルで抽出する。有機層を水で洗浄し、
無水仇酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮する。得られる
油状物をシリカゲルカラムクロマトで精製し、標記化合
qIJ(o、32y)を得る。
IR(neat、w−”):3288,1767.16
91゜実施例15 メチル 6−(3,4−ジヒドロ−4−メチル−3−オ
キソ−2H−1,4−ベンゾチアジン−2−イリデン)
−α−D−ガラクトピラノシド6−デオキシ−6−(3
,4−ジヒドロ−4−メチル−3−オキソ−2H−1,
4−ベンゾチアジン−2−イリデン)−1,2: 3,
4−ジー0−インプロピリデン−α−D−ガラクトピラ
ノース(0,48fi! )に塩化水素の無水メタノー
ル溶液(8−92%V/V)を加え50℃で1.5時間
撹拌する。
室温までもどし2反応液に水を加え酢酸エチルで抽出す
る。有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥
後減圧濃縮する。得られる油状物をシリカゲルカラムク
ロマトで精製し、標記化合物(0,30y)を得る。
MS(m/Z ) : 354 (’M’ + 1)実
施例16 (Z) −2−(5−カルボキシペンチリデン)−3,
4−ジヒドロ−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4
−ベンゾチアジン (Z) −2−(5−シアノペンチリデン)−3,4−
ジヒドロ−4−メチル−3−オキソ−2!(−1゜4−
ペンゾチアジ/(0,10y)に、2N水酸化カリウム
溶液(2tt’)およびエタノール(4ml’)を加え
、4時間加熱還流する。反応液を酢酸エチルで洗浄し、
水層1c2N塩酸を加え酸性とした後酢酸エチルで抽出
する。有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥後減圧濃縮する。得られる油状物をシリカゲルカラム
クロマトで精製して、標記化合物0.029を得る。
IR(neat、cln−’) : 3048.170
5.1649M5 (meZ ) : 291 (M”
)実施例17 2−(5−シアノペンチリデン)−3,4−ジヒドロ−
4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジ
ン 2−(5−シアノ−1−ヒドロキシペンチル)−3,4
−ジヒドロ−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4−
ベンゾチアジン(1,00y)およびトリエチルアミン
(1,5m/)の塩化メチレン(15m/)溶液に、メ
タンスルホニルクロリド(0,3017+/)の塩化メ
チレン(z、sd)溶液を水冷下撹拌しながら滴下する
。反応液を室温で0.5時間、還流下7時間撹拌する。
室温までもどし9反応液に塩化メチレンを加え、水、希
塩酸、水の順で洗浄し。
熱水硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮する。得られる
油状物をシリカゲルカラムクロマトでf’i#fiし、
標記化合物o、sopを得る。
IR(neat、am−”):2236,1647.1
603実施例17と同様にして以下の化合物を得る。
・2−(5−エトキシカルボニルペンチリデン)−3,
4−ジヒドロ−4−メチル−3−オキソ−2H−1,4
−ベンゾチアジン I R(neat 、 cm−’)  二 1729.
 1648. 1603実施例18 2−アセチル−3,4−ジヒドロ−2,4−ジメチル−
3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジンリチウム 
ジイソプロピルアミド(ジイソプロピルアミン(1,8
,9ml )とn−ブチルリチウム(89,1ttxe
 、 1.5 Mへキサン溶液)より調製)のTLIF
(300献)溶液に、3.4−ジヒドロ−2゜4−ジメ
チル−3−オキソ−2H−1,4−ベンゾチアジン(2
0,0P)のTHF (300me )溶液を窒素気流
中−70℃で撹拌しながら滴下する。
反応液を同温度で30分間撹拌後無水酢酸(29,3−
)を加える。室温にもどし、さらに1時間撹拌後反応液
如水(10d)を加える。反応液を減圧濃縮し、濃縮液
に酢酸エチルおよび水を加える。
有機層を水で洗浄し、無水硫酸マグネシウムで乾燥後減
圧濃縮して析出する結晶をP堆し標記化合物15.65
Pを得る。
mp75〜76°C(イソプロピルエーテル)IR(K
Br、cIn−”):1695.1657,1469゜
1441.1343.747 実施例19 3.4−ジヒドロ−2,4−ジメチル−3−オキソ−2
−(2−プロペニル)−2H−1,4−ベンゾチアジン 水素化す) IJウム(0,36y )に窒素気流中。
t er t、アミルアルコール(8rIll)を加え
80℃。
10分間加熱する。これをメチルトリフェニルホスホニ
ウム プロミド(9,11? )のトルエン(20+y
t/)懸濁液に窒素気流中、撹拌しながら滴下する。反
応液を80℃で30分間撹拌後、2−アセチル−3,4
−ジヒドロ−2,4−ジメチル−3−オキソ−2H−1
,4−ペンゾチアジ/(2,0Oy)のトルエン(8W
11)溶液を加え、さらに80℃で30分間撹拌する。
室温までもどし9反応液に水を加える。有機層を水で洗
浄し、無水硫酸ナトリウムで乾燥後減圧濃縮する。得ら
れる油状物をシリカゲルカラムクロートで精製後減圧蒸
留し121’C(2flHg)の留分を得る。この留分
に少量のn−へキサンを加え析出する結晶を1取し、標
記化合物0.977を得る。
mp 35.8〜36.7℃(n−へキサン)IR(K
Br、cm−’):1654,1469,1440゜1
341.752 実施例19と同様にして以下の化合物を得る。
・3.4−ジヒドロ−2,4−ジメチル−3−オキソ−
2−(2−ブテン−2−イル) −1,4−ベンゾチア
ジン bp121℃(0,9鱈Hg) IR(neat、cm−’) :1663.158 L
 1479 +1444.1346,1282,125
9゜1115.749 ・3.4−ジヒドロ−2,4−ジメチル−2−(2−イ
ブセン−2−イル)−3−オキンー2H−1゜4−ベン
ゾチアジン(2Mの異性体を単離。
各々A型、・B型とする。) A型 mp 29.4〜31.6°C IR(KBr、cm−”): 3420〜3336.2
912゜2848、1655.1584.1466、1
342゜TLC:Rf 0.72 (n−ヘキサン:ベ
ンゼン:酢酸エチル=1:5:2) B型 IR(neat、am−1):3312,2920.2
852゜1655、1586.1466、1343.7
46TLC:Rf 0.68 (n−ヘキサン:ベンゼ
ン:酢酸エチル=1:5:2) ・2−C1−(3,5−ジーtert−ブチルー4−ヒ
ドロキシフェニル)フロベン−2−イル)−3゜4−ジ
辷ドロー2,4−ジメチルー3−オキソ−2H−1,4
−ベンゾチアジン IR(neat、am−”) :1660.1065実
施例20 3.4−ジヒドロ−2,4−ジメチル−2−(4−エト
キシ−4−オキソ−2−ブテン−2−イル)−3−オキ
ソ−2H−1,4−ベンゾチアジン水素化ナトリウム(
0,85,P)のベンゼン(5−)懸濁液に案温下ジエ
チルホスホノ酢酸(19,05y)のベンゼン(15m
/)溶液を窒素気流中撹拌しながら滴下し、65〜70
℃で30分間撹拌して調製したものに、2−アセチル−
2,4−ジメチル−3,4−ジヒドロ−3−オキソ−2
H−1,4−ベンゾチアジン(2,009)のベンゼン
(10m/)溶液を加え80℃で3時間N、拌する。反
応液を室温までもどし、ベンゼン−水の混液にあけ、有
機層を分取する。有機層を飽和食塩水で洗浄し、無水硫
酸す) I)ラムで乾燥後減圧濃縮する。得られる油状
物をシリカゲルカラムクロマトで精製後減圧蒸留して1
20〜148℃(0,5mHg )の留分を得る。この
留分に少量のn−ヘキサン°を加え析出する結晶を1取
して標記化合物1.19 yを得る。
mp55.2〜55.8℃(n−へキサン)IR(KB
r、cm−”):1709.1655,1474゜14
41.1347.1211.1175.1154゜「発
明の効果」 本発明は活性酸素消去作用、脂質過酸化物生成抑制作用
を有する化合物を提供できるという優れた効果を示すも
のである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 一般式〔 I 〕で表わされる化合物およびその塩類。 ▲数式、化学式、表等があります▼〔 I 〕 〔式中、 Zは▲数式、化学式、表等があります▼、▲数式、化学
    式、表等があります▼または ▲数式、化学式、表等があります▼を示す。 R^1、R^2、R^8およびR^9は同一かまたは異
    なつて水素原子または低級アルキル基を示す。 R^3はヒドロキシ基、ハロゲン原子、シアノ基、低級
    アルコキシカルボニル基、カルボキシル基、低級アルキ
    ルアミノ基、フェニルオキシ基または▲数式、化学式、
    表等があります▼を示し、該ヒドロキシ基は 低級アルカノイル基、フェニルカルボニル基、低級アル
    キルスルホニル基またはフェニルスルホニル基で保護さ
    れていてもよく、さらに該フェニルカルボニル基および
    フェニルスルホニル基のフェニル環は低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、ヒドロキシ基または低級アルキレン
    ジオキシ基から選択される1個または複数の基で置換さ
    れていてもよい(以下の各基の定義におけるヒドロキシ
    基とは、特記なき限り上記と同義)。 R^4、R^5、R^6、R^7、R^1^0およびR
    ^1^1は同一かまたは異なつて、水素原子、アルキル
    基、アルケニル基、低級アルコキシカルボニル基、カル
    ボキシル基、フェニル基または▲数式、化学式、表等が
    あります▼を示し、 該アルキル基およびアルケニル基はヒドロキシ基、ハロ
    ゲン原子、低級アルコキシ基、シアノ基、カルボキシル
    基、低級アルコキシカルボニル基、低級アルキルアミノ
    基、フェニルオキシ基、 ▲数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学
    式、表等があります▼から選択される1個または複数の
    基で置換されていてもよく、上記のフェニル基およびフ
    ェニルオキシ基のフェニル環はさらに低級アルキル基、
    低級アルコキシ基、低級アルキレンジオキシ基、ヒドロ
    キシ基またはハロゲン原子から選択される1個または複
    数の基で置換されていてもよい。 さらに、R^4とR^5、R^6とR^7、R^1^0
    とR^1^1がそれぞれ一緒になつてピロリジンまたは
    ピペリジン環を形成してもよく、それらの環はR^1^
    2で置換されていてもよい。 また▲数式、化学式、表等があります▼が一つのグルー
    プとなつて、▲数式、化学式、表等があります▼を形成
    してもよい。 R^1^2は水素原子、低級アルキル基、低級アルカノ
    イル基またはフェニルカルボニル基を示し、該低級アル
    キル基および低級アルカノイル基は1個または複数のフ
    ェニル基で置換されていてもよい。 上記のフェニルカルボニル基のフェニル環およびフェニ
    ル基はヒドロキシ基、低級アルキル基、低級アルキレン
    ジオキシ基または低級アルコキシ基から選択される1個
    または複数の基で置換されていてもよい。 Aは低級アルキレン基または低級アルケニレン基を示し
    、それらの基はヒドロキシ基、低級アルキル基または低
    級アルコキシ基から選択される1個または複数の基で置
    換されていてもよく、さらに該低級アルキル基はヒドロ
    キシ基または低級アルコキシ基から選択される1個また
    は複数の基で置換されていてもよい。上記のヒドロキシ
    基は前述の定義の他に、隣接する炭素原子のそれぞれに
    結合している場合は2個の−OH基が▲数式、化学式、
    表等があります▼で保護されていてもよく、▲数式、化
    学式、表等があります▼で保護されたグループが複数あ
    つてもよい。 R^1^3およびR^1^4は同一かまたは異なつて、
    水素原子または低級アルキル基を示す。 mは0または1を示す。 nは0または1を示す。 pは4または5を示す。〕
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