JPH0128701Y2 - - Google Patents

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JPH0128701Y2
JPH0128701Y2 JP14647282U JP14647282U JPH0128701Y2 JP H0128701 Y2 JPH0128701 Y2 JP H0128701Y2 JP 14647282 U JP14647282 U JP 14647282U JP 14647282 U JP14647282 U JP 14647282U JP H0128701 Y2 JPH0128701 Y2 JP H0128701Y2
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JP
Japan
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cover
side plate
hanger
upper side
housing
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JP14647282U
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JPS5950470U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (a) 考案の技術分野 本考案は可搬式通信装置を収容する筐体などの
屋外用の筐体構造に係る。
(b) 技術の背景 可搬式通信装置などは屋外に設置して稼動する
のでコンパクトに筐体内に収容され、かつその筐
体構造は防滴構造である。また設置現場で保守調
整の必要があるので、従来は垂直な操作側の前面
に開閉容易なカバが装着されているのが一般であ
る。
しかし前面に開閉するカバーを装着した筐体構
造は、保守調整中の風雨に対してはあまり効果が
ない。
(c) 考案の目的 本考案の目的は、保守調整時の風雨対策の措置
がとられた屋外用の筐体構造を提供することにあ
る。
(d) 考案の構成 この目的を達成するために本考案は、設置した
状態で垂直な一面が開口した箱形の筐体の上部側
板または横側板の前縁に蝶番にて装着されたカバ
ーと、該筐体の上部側板または横側板に並行し引
出し収容された該上部側板または横側板よりも所
望に小さい枠形のカバー保持具と、前記カバーを
開いた状態で該カバーの内側の手前部分に固着さ
れたハンガーとを備え、該カバーを開き、該カバ
ー保持金具を引出し該ハンガーに係止せしめるこ
とにより、前記カバーをほぼ90度開いた状態に保
持するものである。なお横側板にカバーを装着し
た場合には、保管、運搬時に筐体を包むシートカ
バーをカバー保持金具、カバーおよび筐体の上方
より覆うようにする。
(e) 考案の実施例 以下図示実施例を参照して本考案について詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例のイは斜視図、ロは
シートカバーをかぶせた斜視図、第2は他の一実
施例の斜視図である。
第1図において、1は内部に図示してない装置
が収容された箱形の筐体であつて設置した状態で
一方の横側板4の前縁に、蝶番5により浅い箱形
のカバー2が装着されている。6は箱体1の上部
側板3の外形よりも所望に小さい相似形で例えば
丸棒よりなる枠形のカバー保持金具である。それ
ぞれの横側板4、の上部の開口側の内側には対向
して上方に開口したU形のハンガー7が装着して
おり、ハンガー7と同じ高さで奥行方向に、カバ
ー保持金具を支持する図示してない細板状の支持
金具が固着されている。したがつてカバー保持金
具6は横側板4に平行する対向する部材がハンガ
ー7および支持金具上にそれぞれ載置されて、上
部側板3に並行して水平に筐体1内に収容するこ
とが出来、所要に応じて引出し可能である。
カバー2を開いた状態で手前側の内側には、ハ
ンガー7とほぼ同じ高さの位置に上方に開口した
U形のハンガー8が固着されている。カバー2を
開き、カバー保持金具6を筐体1より引出し、手
前側の隅部をハンガー8に係止せしめると、カバ
ー保持金具6は水平状態に支持され、カバー2を
ほば90度開いた状態で保持することが出来る。し
たがつて、風などによりカバー2が回動すること
がなく、装置の保守調整を妨げることが無い。
9は例えば帆布よりなる筐体1を保管時などに
包み、保護するシートカバーで開口側のひも9′
にて筐体1の外周を締着するようになつている。
筐体1を据付け、保守調整時が雨天の場合は、こ
のシートカバー9を、カバー2を開いた状態で、
筐体1の上方より覆うと、カバー保持金具6の蝶
番5の対角線にあたる隅部が、シートカバー9の
対応する隅部を支えるようになり、シートカバー
9はだれることがない。したがつて装置の操作前
に雨があたらない。カバー保持金具6は枠形であ
るので変形することがなく、また筐体1より抜け
落ちるおそれもない。
第2図において、箱形の筐体10の設置した状
態で上部側板12の前縁にはカバー11が装着さ
れている。したがつてカバー11は上開きに開か
れるカバーである。上部側板12および下部側板
の前縁近くの隅部には、U形のハンガー14が開
口側が横側板17方向になるごとく対向して装着
されている。カバー11を開いた状態で手前側の
内側で、ハンガー14に対応した位置に、U形の
ハンガー15が装着されている。
13は横側板17の外形よりも所望に小さい相
似形で、丸棒よりなる枠形のカバー保持具であ
る。カバー保持金具13は、上下の部材がそれぞ
れハンガー14内に挿入されて、横側板17に並
行して、筐体10内に収容されている。
筐体10内の装置を保守調整する場合には、カ
バー11を開き、ついでカバー保持金具13を引
出して、手前側の上部の隅部をハンガー15に係
止せしめると、カバー保持金具13は3箇所の隅
部がハンガー14およびハンガー15にて係止さ
れて倒れることがない。したがつてカバー11は
上部側板12にほぼ並行した90度開いた状態で保
持される。
このようにカバー11が上方に開く構造のもの
は、降雨時でもシートカバーで覆う必要がないと
いうメリツトがある。
(f) 考案の効果 以上説明したように本考案は、操作が簡易で、
かつ構造が簡単なカバー保持金具を有するもの
で、強風などに対してもカバーがばたばたするこ
となく、また降雨に際しても、装置の操作面が濡
れることがないなどといつた実用上すぐれた効果
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のイは斜視図、ロは
シートカバーをかぶせた斜視図、第2図は他の一
実施例の斜視図である。 図中、1,10は筐体、2,11はカバー、1
3,12は上部側板、4,17は横側板、5は蝶
番、6,13はカバー保持金具、7,8,14,
15はハンガー、9はシートカバーを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 設置した状態で垂直な一面が開口した箱形の筐
    体の上部側板または横側板の前縁に蝶番にて装着
    されたカバーと、該筐体の上部側板または横側板
    に並行し、引出し可能に収容された該上部側板ま
    たは横側板よりも所望に小さい枠形のカバー保持
    金具と、前記カバーを開いた状態で該カバーの内
    側の手前部分に固着されたハンガーとを備え、該
    カバー保持金具を引き出し該ハンガーに係止せし
    めることにより、前記カバーをほぼ90度開いた状
    態に保持し得るよう構成されてなることを特徴と
    する屋外用の筐体構造。
JP14647282U 1982-09-28 1982-09-28 屋外用の筐体構造 Granted JPS5950470U (ja)

Priority Applications (1)

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JP14647282U JPS5950470U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 屋外用の筐体構造

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JP14647282U JPS5950470U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 屋外用の筐体構造

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Publication Number Publication Date
JPS5950470U JPS5950470U (ja) 1984-04-03
JPH0128701Y2 true JPH0128701Y2 (ja) 1989-08-31

Family

ID=30326018

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JP14647282U Granted JPS5950470U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 屋外用の筐体構造

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JPS5950470U (ja) 1984-04-03

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