JPH0128693Y2 - - Google Patents

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JPH0128693Y2
JPH0128693Y2 JP7154283U JP7154283U JPH0128693Y2 JP H0128693 Y2 JPH0128693 Y2 JP H0128693Y2 JP 7154283 U JP7154283 U JP 7154283U JP 7154283 U JP7154283 U JP 7154283U JP H0128693 Y2 JPH0128693 Y2 JP H0128693Y2
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JP
Japan
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cover film
cover
joint
flexible circuit
circuit board
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JP7154283U
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English (en)
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JPS59176173U (ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Non-Metallic Protective Coatings For Printed Circuits (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、フレキシブル回路基板の絶縁被覆用
カバーフイルムの継目構造に関する。
フレキシブル回路基板は、屈曲性に優れた薄い
構造であるため、装置内に動作部を含む場合、こ
の動作部と装置本体とを配線する手段として最適
であるり、例えば、プリンターの印字ベツド部と
本体の配線、磁気デイスク装置の読みとり書き込
み用ヘツド部と本体の配線等に用いられる。
通常、上記用途のような可動部を有するフレキ
シブル回路基板の絶縁被覆には、屈曲性の観点よ
り絶縁インクの印刷等は使用せず、ベースフイル
ムと同質同厚よりなるカバーフイルムを用いるの
が一般である。すなわち、導電体である銅箔を断
線又はクラツクから保護するためには、フレキシ
ブル回路基板の断面構造を銅箔を中心に対称とす
ることが望ましく、このような構造にすると、曲
げモーメントに対し銅箔層が中立層となり銅箔へ
の歪みを極小にすることができるためである。
可動部のカバーフイルムは、屈曲性を損わない
ために、上述のような理由からなるべく継目のな
いことが望ましいが、最近フレキシブル回路基板
全体が例えば30〜60cmと長いものも多く、このよ
うな場合は、エツチング等のベースフイルムの収
縮、カバーフイルムをラミネートするプレスの大
きさ等の材料、製造上の都合で、複数枚のカバー
フイルムを継ぎ合わせる構造を採用することが多
い。
従来、このような場合、第4図のように、フレ
キシブル回路基板本体3上に被着したカバーフイ
ルム1,2の一方の端部4を他方の端部に単に重
ね合せて貼り合せていたが、屈曲により、継目が
引張力又は圧縮力を受けると、継目部分の上下カ
バーフイルムの層間で剪断力を生じ、その為カバ
ーフイルムの端部4が剥離してしまう恐れがあつ
た。また、カバーフイルムの重ね合わさつた部分
4は、他の部分に比べて急に厚くなる構造となる
ので、柔軟性を失いこの部分で可動部全体の調子
を損ねて屈曲が滑らかに起こらず屈曲を妨げる等
の不都合を生じていた。
本考案はこのような欠点を克服して屈曲性に優
れたカバーフイルムの継目構造を提供することに
ある。
本考案を図により説明すると、第1図に示すよ
うに継目部分のカバーフイルム1,2の双方の端
部1A,2Aを予め凹凸状に例えばくし形に形成
し、第2図のようにフレキシブル回路基板本体3
上に互いのカバーフイルム1,2の凹凸状の端部
1A,2Aを嵌合した構造に被着するものであ
る。
このような、カバーフイルムの継目構造によれ
ば、屈曲により、継目に引張、圧縮を受けた場
合、カバーフイルム1,2の重なつた部分1A,
2Aでは、剪断力を受けたとしても双方のカバー
フイルム1,2の端部1A,2Aが嵌合し合つて
いるため、その剪断力を緩和するように作用す
る。すなわち、屈曲によりカバーフイルム側が外
側に曲げられた場合、継目の双方のカバーフイル
ムは、継目を境いに互いに反対方向外側にひつぱ
られるようになるが、嵌合部においては互いのカ
バーフイルムが接しておりこの部分で反対方向に
力がかかるためこの引張力を打ち消すように作用
する。同様に、カバーフイルム側が内側に曲げら
れた場合は、継目には圧縮力が働くがこれも嵌合
部により吸収される。
また、本考案による継目構造は、左右対称であ
り、歪みは継目中央部に集中するため、従来の継
目のようにカバーフイルム端に歪みが集中すると
いう不都合を防止できる。更に、継目部におい
て、カバーフイルムの一層部分と2層部の面積と
を半々にできるため、比較的柔軟性があり、屈曲
が滑らかにおこり、従つて歪みを生じにくい。以
上のような理由により、本考案による継目は屈曲
によりカバーフイルムが容易に剥離せず、導体を
確実に保護するものである。
このように本考案によれば、容易にしかも従来
のものとは格段に優れた屈曲特性を有する継目構
造を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるカバーフイルムの継目構
造を示す斜視図、第2図は同ベースフイルム上へ
ラミネート後の斜視図、第3図は第2図のA−
A′線における断面図、第4図は従来のカバーフ
イルム継目構造を示す斜視図である。 1,2……カバーフイルム、1A,2A……凹
凸状端部、3……フレキシブル回路基板本体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のカバーフイルムの端部を重ね合せるよう
    にするフレキシブル回路基板において、重ね合せ
    部分のカバーフイルム双方の端部を凹凸状に形成
    し、フレキシブル回路基板本体上に互いのカバー
    フイルムの上記凹凸部を嵌合して張り合わせるよ
    うに構成したことを特徴とするフレキシブル回路
    基板用カバーフイルムの継目構造。
JP7154283U 1983-05-12 1983-05-12 フレキシブル回路基板用カバ−フイルムの継目構造 Granted JPS59176173U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7154283U JPS59176173U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 フレキシブル回路基板用カバ−フイルムの継目構造

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JP7154283U JPS59176173U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 フレキシブル回路基板用カバ−フイルムの継目構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59176173U JPS59176173U (ja) 1984-11-24
JPH0128693Y2 true JPH0128693Y2 (ja) 1989-08-31

Family

ID=30201687

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7154283U Granted JPS59176173U (ja) 1983-05-12 1983-05-12 フレキシブル回路基板用カバ−フイルムの継目構造

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Publication number Publication date
JPS59176173U (ja) 1984-11-24

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