JPH0128692B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0128692B2 JPH0128692B2 JP10034381A JP10034381A JPH0128692B2 JP H0128692 B2 JPH0128692 B2 JP H0128692B2 JP 10034381 A JP10034381 A JP 10034381A JP 10034381 A JP10034381 A JP 10034381A JP H0128692 B2 JPH0128692 B2 JP H0128692B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plasticization
- time
- mold opening
- injection
- cooling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 14
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 claims description 8
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、射出成形機における樹脂の可塑化
を、型開より型開工程を終り製品の取出し、次回
の成形のためのインサート挿入などの中間処理工
程までの1サイクルの作動時間内において、無駄
なく、かつ他の工程に何等の影響を与えずに行つ
てサイクルの短縮をなさんとする可塑化制御方法
に関するものである。
を、型開より型開工程を終り製品の取出し、次回
の成形のためのインサート挿入などの中間処理工
程までの1サイクルの作動時間内において、無駄
なく、かつ他の工程に何等の影響を与えずに行つ
てサイクルの短縮をなさんとする可塑化制御方法
に関するものである。
従来、射出成形機における可塑化工程は、第1
図で示すように、冷却工程中にこれを設けてこの
可塑化を行うのが通常であつて、この冷却工程の
時間内で可塑化が終了するのが普通である。
図で示すように、冷却工程中にこれを設けてこの
可塑化を行うのが通常であつて、この冷却工程の
時間内で可塑化が終了するのが普通である。
しかし最近の傾向として、1サイクルの短縮、
材料の節約の両面から製品は薄肉化してきてい
る。
材料の節約の両面から製品は薄肉化してきてい
る。
このため冷却効果の上がる金型が増えている。
したがつて、冷却時間が可成り短縮され、可塑化
時間より冷却時間が短くなることが屡々ある。
したがつて、冷却時間が可成り短縮され、可塑化
時間より冷却時間が短くなることが屡々ある。
このような場合は、第2図で示すように、冷却
時間が終り、さらに可塑化時間の終了を持つて型
開工程に移るため、それだけ1サイクルが無駄に
長くなることになる。
時間が終り、さらに可塑化時間の終了を持つて型
開工程に移るため、それだけ1サイクルが無駄に
長くなることになる。
この欠点を解消せんとして型開工程中で可塑化
を行わんとしても、型開工程中で可塑化を同時作
動できるようにするためには、これができるよう
に油圧系統、電気系統を構成して、型開工程と可
塑化工程とを同時に作動させなくてはならない。
これはポンプの圧油吐出量が一定であるため、こ
の一定の吐出量を型開作動と可塑化作動の両方に
分配する必要があり、結局は、型開速度か、可塑
化能力と比例するスクリユ回転数のどちらかを落
とさざるを得なくなつて、これでは矢張り1サイ
クルは短縮されないことになる。またこれを改善
するには、スクリユ回転数を上げて可塑化能力を
大にすればよいが、これはポンプの最大吐出量の
増大を招き、コスト面で高くなつてイニシヤルコ
ストが上がり、また消費電力も大となる。
を行わんとしても、型開工程中で可塑化を同時作
動できるようにするためには、これができるよう
に油圧系統、電気系統を構成して、型開工程と可
塑化工程とを同時に作動させなくてはならない。
これはポンプの圧油吐出量が一定であるため、こ
の一定の吐出量を型開作動と可塑化作動の両方に
分配する必要があり、結局は、型開速度か、可塑
化能力と比例するスクリユ回転数のどちらかを落
とさざるを得なくなつて、これでは矢張り1サイ
クルは短縮されないことになる。またこれを改善
するには、スクリユ回転数を上げて可塑化能力を
大にすればよいが、これはポンプの最大吐出量の
増大を招き、コスト面で高くなつてイニシヤルコ
ストが上がり、また消費電力も大となる。
さらに、スクリユの回転数を、ある数値以上上
げることは、計量の安定性や混練の均一性が崩
れ、製品の品質の安定性に問題がでてくる。
げることは、計量の安定性や混練の均一性が崩
れ、製品の品質の安定性に問題がでてくる。
本発明はこのような問題を解決せんとするもの
であつて、その1サイクルを短縮して、生産性を
上げんとするものである。
であつて、その1サイクルを短縮して、生産性を
上げんとするものである。
これを第3図に基いて説明する。
射出成形の1サイクルは型閉、射出・保圧、冷
却、型開、中間処理の各工程よりなる。
却、型開、中間処理の各工程よりなる。
ここで中間処理工程とは、型開工程を終えて、
成形品を型より落下させたり、これを取出した
り、あるいは次のサイクルの始まる前にインサー
トなどを挿入する工程をいう。
成形品を型より落下させたり、これを取出した
り、あるいは次のサイクルの始まる前にインサー
トなどを挿入する工程をいう。
そして射出・保圧完了の電気信号の出力で冷却
時間設定用タイマーがt0よりt1まで作動し、その
タイマー時間内で第1回目の可塑化を行う。この
タイマーTの満了とともに成形品取り出しのため
に金型が開き型開工程となる。
時間設定用タイマーがt0よりt1まで作動し、その
タイマー時間内で第1回目の可塑化を行う。この
タイマーTの満了とともに成形品取り出しのため
に金型が開き型開工程となる。
型開完了後は、通常成形品突出装置を作動させ
雄金型から成形品を剥離し、取出装置あるいは人
手によつて成形品を機外に排出させたり、次回の
サイクルのためインサートの挿入などの中間処理
工程に移る。
雄金型から成形品を剥離し、取出装置あるいは人
手によつて成形品を機外に排出させたり、次回の
サイクルのためインサートの挿入などの中間処理
工程に移る。
この型開完了からなされる中間処理工程は、小
型機の場合は少くとも2〜3秒、大型機では5〜
6秒を必要とする。そして、この間、射出成形機
は、成形品突出完了後は停止している。
型機の場合は少くとも2〜3秒、大型機では5〜
6秒を必要とする。そして、この間、射出成形機
は、成形品突出完了後は停止している。
そこでこの時間帯を利用し、型開完了(あるい
は突出完了でもよい)の電気信号の出力によつて
第2回目の可塑化を行う。
は突出完了でもよい)の電気信号の出力によつて
第2回目の可塑化を行う。
そして、これを、必要溶融樹脂量を決めるべ
く、予め、設定された計量用リミツトスイツチL
がオンとなるまで続行する。
く、予め、設定された計量用リミツトスイツチL
がオンとなるまで続行する。
本発明は、このように、可塑化時間より冷却時
間の方が短い場合に射出成形機の可塑化を2回に
分けて行うので、第2図と第3図とを比較すれば
明瞭に判るように、可塑化工程を第1回目の可塑
化と第2回目の可塑化の2工程にしたことによつ
て、冷却完了と同時に型開工程が可能となり、型
開時期をずらしたり、型開速度を落とすような必
要がなくなり、サイクルとして何等の無駄がなく
これを短縮することができる。
間の方が短い場合に射出成形機の可塑化を2回に
分けて行うので、第2図と第3図とを比較すれば
明瞭に判るように、可塑化工程を第1回目の可塑
化と第2回目の可塑化の2工程にしたことによつ
て、冷却完了と同時に型開工程が可能となり、型
開時期をずらしたり、型開速度を落とすような必
要がなくなり、サイクルとして何等の無駄がなく
これを短縮することができる。
また、可塑化工程を2工程に分けたことにより
他の工程には何等の影響を与えることもなく、ま
たコスト面からいつても、増設する機器は何もな
く、ただ、インタロツク回路の変更だけですむの
で、極めて有利である。
他の工程には何等の影響を与えることもなく、ま
たコスト面からいつても、増設する機器は何もな
く、ただ、インタロツク回路の変更だけですむの
で、極めて有利である。
そして既設の射出成形機にも容易に改造するこ
とができ、生産性の向上に役立つものである。
とができ、生産性の向上に役立つものである。
第1図は従来方法の型開工程より中間処理工程
までの1サイクルを示す工程図、第2図は同じく
冷却工程が短い場合の1サイクルを示す工程図、
第3図は本発明による1サイクルを示す工程図で
ある。 L…計量用リミツトスイツチ、T…冷却時間設
定用タイマー。
までの1サイクルを示す工程図、第2図は同じく
冷却工程が短い場合の1サイクルを示す工程図、
第3図は本発明による1サイクルを示す工程図で
ある。 L…計量用リミツトスイツチ、T…冷却時間設
定用タイマー。
Claims (1)
- 1 型締、射出・保圧、冷却、型開、中間処理よ
りなる射出成形の1サイクルにおいて、可塑化時
間より冷却時間の方が短い場合に、射出・保圧
後、射出・保圧完了時から作動する冷却時間設定
タイマーが満了するまでの時間に第1回目の可塑
化を行い、さらに型開が完了後の中間処理工程時
間中に第2回目の可塑化を行い、そしてこの2回
目の可塑化は成形に必要な溶融樹脂量を予め設定
した計量リミツトスイツチの作動で終了させる射
出成形機における可塑化制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034381A JPS581538A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 射出成形機における可塑化制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10034381A JPS581538A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 射出成形機における可塑化制御方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS581538A JPS581538A (ja) | 1983-01-06 |
JPH0128692B2 true JPH0128692B2 (ja) | 1989-06-05 |
Family
ID=14271469
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10034381A Granted JPS581538A (ja) | 1981-06-26 | 1981-06-26 | 射出成形機における可塑化制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS581538A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
AU668735B2 (en) * | 1992-12-28 | 1996-05-16 | Ig-Technical Research Inc. | Refractory heat-insulating panel |
-
1981
- 1981-06-26 JP JP10034381A patent/JPS581538A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS581538A (ja) | 1983-01-06 |
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