JPH01284923A - 全加算回路 - Google Patents

全加算回路

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JPH01284923A
JPH01284923A JP11555088A JP11555088A JPH01284923A JP H01284923 A JPH01284923 A JP H01284923A JP 11555088 A JP11555088 A JP 11555088A JP 11555088 A JP11555088 A JP 11555088A JP H01284923 A JPH01284923 A JP H01284923A
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Kazuhiro Sakashita
和広 坂下
Yoshiki Tsujihashi
良樹 辻橋
Takeshi Hashizume
毅 橋爪
Shuichi Kato
周一 加藤
Takashi Oya
大矢 隆司
Yukihiko Shimazu
之彦 島津
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、高速で動作し、かつ各入力端子から各出力
端子までの信号伝搬遅延時間のバラツキの少ない全加算
回路に関するものである。
〔従来の技術〕
第5図は特開昭61−70636号公報に示された従来
の全加算回路を示す図である。この図において、Aは被
加数信号、Bは加数信号の否定信号、Cinは桁上げ入
力信号、T01〜TG5は伝達ゲート回路、INVl、
INV2.INV3.INV4a、INV4bは反転増
幅回路、GKIは桁上げ信号発生回路、1,3,5,7
.9は端子、101は信号線である。
端子1には被加数信号A、端子3には加数信号否定信号
B、端子5には桁上げ入力信号Cinが入力される。被
加数信号Aと加数信号の否定信号Bが伝達ゲート回路T
GI、TG2および反転増幅回路rNV1.INV2か
らなる回路に入力され否定排他的論理和(以下XNOR
と略す)が取られる。被加数信号Aと加数信号の否定信
号百のXNOR信号と端子5に入力される桁上げ入力信
号Cinが伝達ゲート回路TG3.TG4および反転増
幅回路INV3.INV4aからなる回路に入力されて
排他的論理和(以下XORと略す)が取られ、これが端
子7に和信号Sとして出力される。桁上げ入力信号C4
nは、反転増幅回路INV4bにおいて反転信号となり
、被加数信号Aと加数信号の否定信号BOXNOR信号
と反転増幅回路INV3により作られた被加数信号Aと
加数信号の否定信号BのXNOR信号の否定信号により
開閉される伝達ゲート回路TG5に入力される。この伝
達ゲート回路TG5が閉ざされたときには、端子1およ
び3に入力される被加数信号Aおよび加数信号の否定信
号Bにより、桁上げ信号発生回路GKIにおいて桁上げ
信号が作られる。
伝達ゲート回路TG5を通過してきた桁上げ入力信号C
inの否定信号、あるいは桁上げ信号発生回路GKIに
おいて発生した桁上げ信号は、端子9に桁上げ出力信号
COとして出力される。
次に、例えば端子1および端子5に入力される加数信号
Aおよび桁上げ入力信号Cinが一定とし端子3に入力
される加数信号の否定信号Bの変化により和信号Sが変
化する場合を考える。
加数信号の否定信号Bが反転増幅回路1NV2に入力さ
れて加数信号Bとされ、加数信号の否定信号Bとともに
伝達ゲート回路TGIおよびTe3のゲートに入力され
るので、加数信号の否定信号Bの変化は反転増幅回路I
NV2を通過する時間だけ遅れて伝達ゲート回路TGI
およびTe3の開閉の状態を変化させる。伝達ゲート回
路TG1およびTe3の開閉の状態の変化により信号線
101の信号が変化し、この信号線101の信号は反転
増幅回路INV3に入力されて否定信号とされ、信号線
101の信号とともに伝達ゲート回路TG3およびTe
4のゲートに入力されるので、信号線101の変化は反
転増幅回路INV3を通過する時間だけ遅れて伝達ゲー
ト回路TG3およびTe4の開閉の状態を変化させる。
そして、伝達ゲート回路TG3およびTe4の開閉の状
態の変化により和信号Sが変化する。
次にこの全加算回路をキャリーセーブアダ一方式の並列
乗算器内のAND加算回路に利用する場合を説明する。
第6図はキャリーセーブアダ一方式による4bitX4
bitの並列乗算器回路の一例である。図において、X
O,Xi、X2.X3はそれぞれ乗数Xの0.1.2.
3ビツト目の入力信号、YO。
Yl、Y2.Y3はそれぞれ被乗数Y(7)0.1゜2
.3ビー/ )目の入力信号、ZO,Zl、Z2゜Z3
.Z4.Z5.Z6.Z7は数値積Z(7)0゜1.2
,3,4,5.6.7ビツト目の出力信号である。50
は全加算器回路の1つの入力端子に論理積回路を接続し
たAND加算回路で、図において明らかなように、対応
する乗数Xと被乗数Yの各ビットの論理積とそれ以前の
AND加算回路が実行したAND加算加算信号S外上げ
信号COとの全加算演算を実行し、AND加算加算信号
S桁上げ信号COを出力する。60は、半加算回路の1
つの入力に論理積回路を接続したAND半加算回路で、
70は論理積回路である。80は3ビツトの全加算器回
路で、AO,AI、A2.BO。
Bl、B2はそれぞれ加数Aと被加数Bの0,1゜2ビ
ツト目の入力信号、SO,Sl、S2は和信号Sの0.
1.2ビツト目の出力信号、COは桁上げ出力信号であ
る。
第7図にAND加算回路50の一例を示す。図において
、X、Yは1ビツトの乗数と被乗数入力信号、A、Bは
加算入力信号、so、coは数値和出力信号と桁上げ出
力信号である。51は論理積回路、52は全加算回路で
ある。
以上のような並列乗算回路において乗数Xと被乗数Yの
各ビットはマトリクス状に配置されたAND加算回路の
対応するAND加算回路において論理積をとられ(各ビ
ットの部分積生成)、順次出力方向へ向かって加算され
ることにより、各部分積の総和がとられ、結果として、
積出力Zには乗数Xと被乗数Yの数値積演算結果が出力
される。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のような従来の全加算回路では、その内部において
否定信号を作り出しているので、否定信号を作り出す時
間が加算を遅らせるという問題点があった。
また、従来の全加算回路は桁上げ入力信号C4nから和
出力信号S2桁上げ出力信号COまでの信号伝達経路に
比較し、加算入力信号A、被加算入力信号Bから和出力
信号S1桁上げ出力信号COまでの信号伝達経路のほう
が多数の素子段数を有することから、桁上げ入力信号C
inからの信号伝搬遅延に比較し、加算入力信号A、被
加算入力信号Bからの信号伝搬遅延が大きくなる。
一方、第6図に示すような並列乗算回路の高速化を考慮
すると、並列乗算回路内のAND加算回路の加算入力信
号Aと被加算入力信号Bから出力信号co、soへの信
号伝搬遅延を一様でかつ高速にすることが重要である。
従って、従来の全加算回路をAND加算回路に用いると
、全加算回路の桁上げ入力信号Cinからの高速な動作
は活かされず、むしろ加算入力信号A、Bからの低速な
動作に律則され、乗算器全体の速度が低下するという問
題点もある。
この発明はかかる問題点を解決するためになされたもの
で、各入力信号から各出力信号までの伝搬遅延時間を高
速化しかつ一様にし、高速な並列乗算回路に適した全加
算回路を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕 この発明に係る全加算回路は、相補的な加数信号対およ
び相補的な被加数信号対を入力として第1の排他的論理
和信号と第1の否定排他的論理和信号を出力する第1の
回路(以下単に第1の回路と呼ぶ)と、第1の排他的論
理和信号および第1の否定排他的論理和信号と相補的な
桁上げ入力信号対を入力として相補的な和信号対として
の第2の排他的論理和信号と第2の否定排他的論理和信
号を出力する第2の回路(以下単に第2の回路と呼ぶ)
と、相補的な桁上げ入力信号対をそれぞれ第1の排他的
論理和信号と第1の否定排他的論理和信号の少なくとも
1つを用いて通過および遮断させる第1および第2のゲ
ート回路(以下単に第1のゲート第2のゲート回路と呼
ぶ)と、これらの第1および第2のゲート回路が遮断状
態にあるときに加数信号対および被加数信号対により桁
上げ発生信号及び桁上げ抹消信号を発生する桁上げ信号
発生回路および桁上げ信号抹消回路とから構成し、前記
第2の回路の入力端子のうち、第2の回路内のMOS)
ランジスタのソース端子に接続されている入力端子対に
前記相補的な桁上げ入力信号対を、MOSトランジスタ
のゲート端子に接続されている入力端子対に第1の回路
の出力信号対をそれぞれ入力させたものである。
〔作用〕
この発明においては、第1の回路では相補的な加数信号
対および相補的な被加数信号対の排他的論理和および否
定排他的論理和が第1の排他的論理和信号および第1の
否定排他的論理和信号として出力され、第2の回路では
相補的な和信号対となる第1の排他的論理和信号および
第1の否定排他的論理和信号と相補的な桁上げ入力信号
対の排他的論理和および否定排他的論理和が第2の排他
的論理和信号および第2の否定排他的論理和信号として
出力される。
また、第1および第2のゲート回路は、第1の排他的論
理和信号と第1の否定排他的論理和信号の少なくとも1
つにより相補的な桁上げ入力信号対の通過および遮断を
行い、この遮断時には桁上げ信号発生回路および桁上げ
信号抹消回路から桁上げ発生信号および桁上げ抹消信号
が発生される。
さらに、第2の回路の入力端子と相補的な桁上げ入力信
号対と第1の回路の出力信号対との接続関係を上述のよ
うに限定したことにより、加数入力信号対B、Bと被加
数入力信号対A、Aを駆動する前段の回路の電気的な負
荷量は、相補的な桁上げ入力信号対Cin、Cinを駆
動する前段の回路の電気的負荷量に比較し、低減されて
いる。
〔実施例〕
第1図はこの発明の一実施例による全加算回路を示す。
図において、第5図と同一符号は同、一部分を示し、A
は被加数信号、Bは加数信号、Cinは桁上げ入力信号
、Sは和出力信号、COは桁上げ出力信号A、B、C,
S、Coはそれぞれの信号と相補的な否定信号、2. 
4. 6. 8. 10は端子、11.12はXORお
よびXNORを作る第1および第2の回路、13〜15
はレベル保証回路、16〜19は反転増幅回路、20.
21は第1および第2のゲート回路としての伝達ゲート
回路、22.23は桁上げ信号抹消回路および桁上げ信
号発生回路、201〜206は信号線である。また、電
源電位vceを論理“1”とし、接地電位GNDを論理
“0”とする。
端子1,2にはそれぞれ相補的な被加数信号対としての
被加数信号Aおよびその否定信号Aが入力され、端子3
.4にはそれぞれ相補的な加数信号対としての加数信号
Bおよびその否定信号Bが入力される。被加数信号対A
、 Aと加数信号対B。
Bが第1の回路11に入力されることにより、信号線2
01には被加数信号Aと加数信号Bの第1のXNOR信
号が、信号線202には被加数信号Aと加数信号Bの第
1のXOR信号が現れる。これらの信号線に“1″レベ
ルを保証するレベル保証回路13が接続される。この第
1の回路11に入力される(A、A)、  (B、B)
と出力される(第1のXOR,第12のXN0R)の関
係を表すと第2図のようになる。
ここで、第1および第2の回路11.12は第1図から
明らかなように、第1.第2.第3.第4のMO3型ト
ランジスタQ1〜Q4からなり、第1および第2のMO
3型トランジスタQl、Q2のソースがともにその第1
の入力端子(3)に接続され、第3および第4のMO3
型トランジスタQ3、Q4のソースがともにその第2の
入力端子(4)に接続され、第1および第4のMO3型
トランジスタQl、Q4のゲートがともにその第3の入
力端子(1)に接続され、第2および第3のMO3型ト
ランジスタQ2.Q3のゲートがともにその第4の入力
端子(2)に接続されている。
また信号線201からの第1のXNOR信号および信号
線202からの第1のXOR信号はそれぞれ第2の回路
12に含まれるMOS)ランジスタQ5〜Q8のゲート
に接続されている第2の回路12の第3.第4の入力端
子に接続され、端子5.6に入力されている桁上げ入力
信号対Cin。
Cinは第2の回路12に含まれるM OS )ランジ
スタQ5〜Q8のソースに接続されている第2のXNO
R,XOR回路12の第1.第2の入力端子に接続され
ている。
レベル保証回路13〜15は2つのPMO3型O3ンジ
スタからなり、ソースはともに電源電位VCCにつなが
れ、双方のゲートは他方のドレインにつながれており、
ドレインはどちらも接続端子に接続されている。
レベル保証回路13〜15の動作を説明すると、一方の
接続端子が接地電位GNDとなると、その接続端子にゲ
ートのつながっているPMO3型O3ンジスタがオン状
態となり、他方の接続端子には電源電位VCCが現れる
。この時、電源電位V、。
が現れた接続端子にゲートのつながっているPMO8型
O8ンジスタはオフ状態となる。すなわち、2つの接続
端子のうち一方が論理“0”となれば他方は必ず論理“
1゛であり、論理“1”は電源電位■。、となる。もし
、レベル保証回路13〜15を付加しない場合、第1の
回路11および第2の回路12はNMO3型O3ンジス
タであるため、VTMをNMO3型O3ンジスタのしき
い値電位とすると、ドレインに出力される論理“1”の
レベルはV−V?、+<V。、しか出力されない(NM
O3型O3ンジスタのソース入力電圧を■とする)。
電源電位VCCに満たない論理“1”は、この信号を受
ける素子において電源電位VCCから接地電位GNDに
直流電流が流れることにより消費電力を増加させたり、
ノイズに対するマージンを低下させたりする。ゆえに、
レベル保証回路13〜15を設けることによって論理“
1”のレベルを電源電位■。、に保証する必要がある。
次に、信号線201からの第1のXNOR信号および信
号線202からの第1のXOR信号と、端子5.6にそ
れぞれ入力される相補的な桁上げ入力信号対としての桁
上げ入力信号Cinおよびその否定信号Cinが第2の
回路12に入力されることにより、信号線203には第
2のXOR信号が、信号線204には第2のXNOR信
号が現れる。ここで入力される(Cin、C1n)、 
 (第1のXNOR,第1のX0R)と出力される(第
2のXOR,第20XNOR)の関係を第3図に表す。
これに“1”レベルを保証するレベル保証回路14が接
続される。信号線203からの第2のXOR信号および
信号vA204からの第2のXNOR信号はそれぞれ反
転増幅回路16.17に接続され、反転増幅回路16.
17の出力はそれぞれ端子7,8に相補的な和信号対で
ある和信号Sおよびその否定信号Sとして出力される。
端子5,6に入力される桁上げ入力信号Cinおよびそ
の否定信号Cinは、信号線201の第1のXNOR信
号および信号線202の第1のXOR信号により同時に
開閉する伝達ゲート回路20.21にも入力される。そ
して、伝達ゲート回路20.21の開閉に従って桁上げ
入力信号Cinおよびその否定信号Cinがそのまま信
号線205.206に現れたり遮断されたりする。桁上
げ入力信号Cinおよびその否定信号Ctnが伝達ゲー
ト回路20.21により遮断されたときには、桁上げ信
号抹消回路22あるいは桁上げ信号発生回路23におい
て、被加数信号対A、Aと加数信号対B、 Bにより桁
上げ発生信号及び桁上げ抹消信号が発生し信号′fa2
05あるいは信号線206に現れる。ここで、被加数信
号Aと加数信号Bにより信号線205および206がど
のような状態になるかを第4図に示す。
信号線205及び206には“1”レベルを保証するレ
ベル保証回路15と反転増幅回路18゜19がそれぞれ
接続され、反転増幅回路18.19の出力はそれぞれ端
子9.10に相補的な桁上げ出力信号対である桁上げ出
力信号COおよびその否定信号COとして出力される。
次に本発明の全加算回路の信号伝搬動作に注目して入力
信号対B、Bから和出力対S、Sへ信号が伝わる場合の
伝搬経路を例に説明する。
B、B信号対を駆動する前段のゲートは、桁上げ信号抹
消回路22あるいは桁上げ信号生成回路23内のMOS
トランジスタのゲート容量1つ分と、第1の回路11内
のMOS)ランジスタを通じて第2の回路12内のMO
3I−ランジスタのゲート容量2つ分と(B信号ではさ
らに、第1と第2のゲート回路20.21のゲート容量
も加算される)、そこまでの配線の寄生容量に蓄えられ
ている電荷と、レベル保証回路13を反転させるための
直流電流とを駆動し、第2の回路12の第3゜第4の入
力端子へ信号を伝える。
次に、それにより第2の回路12内の各MOSトランジ
スタの導通・非導通が変化し、Cin信号対を駆動して
いる前段の回路が導通した第2の回路12内のMOS)
ランジスタを通して否定回路16と17の入力端子容量
と、そこまでの配線の寄生容量に蓄えられている電荷と
、レベル保証回路14を反転させるための直流電流とを
駆動し、否定回路16と17の入力端子へ信号を伝搬さ
せる。
そして、否定回路16と17はその入力信号をそれぞれ
S、S信号へと伝搬させ、B、S信号からS、S信号へ
の伝搬は達成される。
また入力信号対B、Bから桁上げ出力信号対C01CO
への信号伝搬に関しては、第1および第2のゲート回路
20.21までの経路は和出力信号対S、Sまでと同様
で、伝搬された信号により第1.第2のゲート回路が導
通状態になる。
次にCin信号対を駆動している前段の回路が導通した
第1.第2のゲート回路20.21を通じて否定回路1
8.19の入力端子容量と、それまでの配線の寄生容量
に蓄えられた電荷と、レベル保証回路15を反転させる
ための直流電流を駆動し、信号を否定回路18.19の
入力端子へ伝える。そして否定回路18.19はこの信
号をそれぞれの出力端子9,10へ伝えることにより入
力信号対B、Bから桁上げ出力信号対co、c。
への信号伝搬が達成される。
入力信号対A、 Aからの信号伝搬は、それを駆動して
いる前段の回路が第1の回路内のMo3)ランジスタの
ゲート容量2つ分と、桁上げ信号抹消回路22あるいは
桁上げ信号発生回路23内のMoSトランジスタのゲー
ト容量1つ分と、そこまでの配線の寄生容量を駆動し、
第1の回路内のMo3)ランジスタのゲート入力端子へ
信号を伝搬し、結果として第1の回路内の各トランジス
タの導通、非導通を決めた後に入力信号対B、Bからの
信号伝搬経路と同様のシーケンスで入力信号対A、 A
から各出力信号対s、s、co、coへの信号の伝搬を
達成する。
また、Cin、Cinからの信号伝搬もB、  Bから
の信号伝搬の動作の第2の回路12および第1、第2の
ゲート回路20.21内のMo3I−ランジスタの導通
状態が決定してからのシーケンスと同様である。
このように、本発明の回路では内部において否定信号を
作る必要をなくしたから信号伝搬遅延が少なくなる。ま
たCin信号対と出力信号S対との間に4つのMOSト
ランジスタからなる第2の回路を設け、そのソース、ド
レインパスをCin信号対が通り、そのゲートを入力信
号A、B対からの信号で制御す為ようにしたので、Ci
n信号対を駆動する前段の回路の負荷は重く、一方、入
力信号対B、B、A、Aを駆動する前段の回路の負荷は
軽くなっている。従ってCin信号対がらの信号伝搬遅
延に比し、低速であった入力信号対A、A、B、Bから
の信号伝搬遅延を高速にでき、結果として各入力信号対
と各出力信号対間の信号伝搬遅延を均一化できる。従っ
て高速動作を達成でき、並列乗算器の高速化が達成でき
る。
なお、上記実施例では、第1および第2のゲート回路を
N型MOSトランジスタを用いて構成したが、これはP
型MOsトランジスタあるいはN。
P両方の型のトランジスタを同時に用いて構成してもよ
く、上記と同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
この発明は以上説明したとおり、相補的な加数信号対お
よび相補的な被加数信号対を入力として第1の排他的論
理和信号と第1の否定排他的論理和信号を出力する第1
の回路と、第1の排他的論理和信号および第1の否定排
他的論理和信号と相補的な桁上げ入力信号対を入力とし
て相補的な和信号対としての第2の排他的論理和信号と
第2の否定排他的論理和信号を出力する第2の回路と、
相補的な桁上げ入力信号対をそれぞれ第1の排他的論理
和信号と第1の否定排他的論理和信号との少なくとも1
つを用いて通過および遮断させる第1および第2のゲー
ト回路と、これらの第1および第2のゲート回路が遮断
状態にあるときに加数信号対および被加数信号対より桁
上げ発生信号および桁上げ抹消信号を発生する桁上げ信
号発生回路および桁上げ信号抹消回路とから構成し、内
部において否定信号を作る必要をなくし、さらに第2の
回路の入力端子対と第1の回路の出力信号対。
桁上げ入力信号対との接続関係を上述のように限定する
ことによって、高速動作が可能な桁上げ入力信号対Ci
n、Cinを駆動する前段の回路の負荷を重くし、他方
、信号伝搬段数の多い入力信号対B、Bを駆動する前段
の回路の負荷を軽減するように構成したので、桁上げ入
力信号からの信号伝搬遅延に比較し、低速であった入力
信号対人。
A、B、Bからの信号伝搬遅延を高速にでき、結果とし
て各入力信号対と各出力信号対間の信号伝搬遅延を均一
化できるとともに高速動作を達成し、並列乗算器の高速
化を達成できる全加算回路を得られるという効果がある
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例による全加算回路を示す図
、第2図は第1図においてレベル保証回路に入力される
(A、A)、  (B、B)と出力される(第1のXO
R,第1のXN0R)の関係を示す図、第3図は第1図
において第2の回路に入力される(Cin、C4n)+
  (第1のXNOR。 第1のX0R)と、出力される(第2のXOR。 第20XNOR)の関係を示す図、第4図は第1図にお
いて被加数信号と加数信号により信号線がどのような状
態になるかを示す図、第5図は従来の全加算回路を示す
図、第6図はキャリーセーブアダ一方式による4ビツト
×4ビツトの並列乗算回路を示す図、第7図は第6図中
のAND加算回路50の回路図である。 図において、11.12は第1および第2の回路、13
〜15はレベル保証回路、16〜19は反転増幅回路、
20.21は伝達ゲート回路、22は桁上げ信号抹消回
路、23は桁上げ信号発生回路である。 なお図中同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)相補的な加数信号対および相補的な被加数信号対
    を入力として第1の排他的論理和信号と第1の否定排他
    的論理和信号を出力する第1の回路と、 前記第1の排他的論理和信号および前記第1の否定排他
    的論理和信号と相補的な桁上げ入力信号対を入力として
    相補的な和信号対として第2の排他的論理和信号と第2
    の否定排他的論理和信号を出力する第2の回路と、 前記相補的な桁上げ入力信号対をそれぞれ前記第1の排
    他的論理和信号と前記第1の否定排他的論理和信号の少
    なくとも1つを用いて通過および遮断させる第1および
    第2のゲート回路と、これらの第1および第2のゲート
    回路が遮断状態にあるときに前記加数信号対および前記
    被加数信号対により桁上げ発生信号および桁上げ抹消信
    号を発生する桁上げ信号発生回路および桁上げ信号抹消
    回路とから構成され、 前記第1および第2の回路が、第1、第2、第3、第4
    のMOS型トランジスタからなり、第1および第2のM
    OS型トランジスタのソースがともにその第1の入力端
    子に接続され、第3および第4のMOS型トランジスタ
    のソースがともにその第2の入力端子に接続され、第1
    および第4のMOS型トランジスタのゲートがともにそ
    の第3の入力端子に接続され、第2および第3のMOS
    型トランジスタのゲートがともにその第4の入力端子に
    接続され、第1および第3のMOS型トランジスタのド
    レインを否定排他的論理和の出力端子とし、第2および
    第4のMOS型トランジスタのドレインを排他的論理和
    の出力端子とし、前記第2の回路の第1および第2の入
    力端子が対となって該入力端子対に前記相補的な桁上げ
    入力信号対が入力され、前記第2の回路の第3および第
    4の入力端子が対となって該入力端子対に前記第1の回
    路の相補的な第1の排他的論理和信号と第1の否定排他
    的論理和信号の対が入力されていることを特徴とする全
    加算回路。
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