JPH01284185A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、液晶表示体を使用してテレビ映像を映し出す
液晶表示式受像装置に関・し、特に異種放送方式すなわ
ちＮＴＳＣ、パル、セカム等の方式に対応する受像装置
に関する。

〔従来の技術〕

液晶表示体でテレビ映像を映し出す場合に、表示体の大
きさにもよるが、通常のアクティブマトリクス型のもの
では、横の走査線の数は２２０〜２４０本である。これ
はＮＴＳＣの場合で、ノンインタレースを含むＣＲＴ用
の走査線の数に対して、１／２の本数であり、駆動上の
技術的な対応が最も容易である。またパルまたはセカム
方式では２６０〜２８０本が走査線数となる。この理由
は、ｌフレームで、ＮＴＳＣは５２５本、パルおよびセ
カムでは６２５本と方式で走査線数が異なる一方、画面
の縦横比は同一であるためである。

液晶表示体では、走査線数に応じた数の電極を配置する
ので、ＮＴＳＣ用とパルおよびセカム用では表示体は共
通化できないのが実情であった。

〔発明が解決しようとする課！Ｉ！］ 本発明は、ＮＴＳＣ用とパルおよびセカム用の表示体を
共通化し、製造上の効率化を図る目的をもつ、単純に共
通化すると次の問題が生じる。ＮＴＳＣ用のものをパル
・セカム用に使用すると、パル・セカムの画像は縦に伸
びた画像となり、パル・セカム用のものをＮＴＳＣ用に
使用すると。

縦に押しつぶされた画像となり端に帰線消却期間の黒線
が出現する。

本発明は、パル・セカムに対してもＮＴＳＣ用表示体を
使用し、駆動法の対処により、画質を維持して表示する
装置を提供するものである。

さらに本発明は、各種放送方式が同一の受像装置で受像
できる方法の解決手段も提供できるものである。

［課題を解決するための手段］ 本発明は、液晶表示体を使用してテレビ映像を映し出す
装置において、パル方式あるいはセカム方式の放送信号
を用いる場合に、フィールドとフィールド毎の走査線を
計数するカウンタ回路と、一定周期の特定走査期間を識
別するデコーダ回路とを有し、前記特定走査期間につい
て表示体の走査電極の駆動選択を停止する回路を有する
異種放送方式対応液晶表示式受像装置である。

また、前記特定走査期間は、フィールド毎にタイミング
をずらす回路を有することも有効な手段である。

〔作　用〕

周知のように、パル・セカム方式ではｌフレームで６２
５本の走査線であり、ＮＴＳＣ方式では１フレーム５２
５本の走査線である。実使用本数では、パル・セカムが
５７０本、ＮＴＳＣが４８０本程度であり、本数の比と
してはほぼ６対５である。すなわち、ＮＴＳＣ用の走査
線でパル・セカムの表示をするためには、６本に１本を
間引く必要がある。

ところが液晶表示体でＴＶ表示をする場合には、ＣＲＴ
用の走査線を半分にし、第１フイールドと第２フイール
ドで同一走査電極をそれぞれ走査するのが通常である。

これは、駆動の交流周期とインターレースの関係で、フ
リッカ−な防ぐ目的と、小さい表示体に細かい電極分割
が不適当であるためである。この場合に単純には間引く
のは６走査電極に１走査電極分、すなわち１２走査線に
まとめて２走査線を間引くことになる。

これでは画面のずれがピッチが荒くなって画質の劣化を
招くため、次の様な方式を採用する。５本に１本、７本
に１本の間引きを走査電極に行なう、第２図にこの方法
の説明図を示す、左側にパル・セカム方式での正常な走
査法、右側にＮＴＳＣへの対応した走査法を表わす０番
号は便宜的な走査線の順番であり、実線は走査電極の区
分、破線はフィールド毎の区分である。すなわち１番と
２番は同一走査電極に書込まれる。３番走査は間引かれ
、４番と５番が同一走査電極に書込まれる。６番と７番
は同一走査電極に書込まれ、８番は間引かれる。以下、
間引かれるのは１５番、２０番、２７番、３２番・・・
どなる１図かられかるように間引く位置が自然であり、
かつ間引かれた後の走査の組合せも、同一走査電極に偶
数走査と奇数走査が対に対応している。偶奇のフィール
ド毎の間引くタイミングは、ずらして制御することにな
る。

【実　施　例］ 第１図に本発明の実施例の制御回路の一部を示す、この
回路は、走査電極駆動信号としての選択タイミングを定
める。クロック信号ＹＣＬＫと、選択の間引きを定める
インヒビット信号ＹＩＮＨとを形成するものである。

信号ＨＳＹＮＣは水平同期信号、信号ＶＳＹＮＣは垂直
同期信号に相当するものであるが、ここで適当に整形さ
れている信号形として扱う。

６進バイナリカウンタ１１のクロック入力は信号Ｈ５Ｙ
ＮＣであり、リセット入力は信号ＶＳＹＮＣであり、Ｑ
ｏ、Ｑ、％Ｑ２はバイナリ出力である。ゲート回路１２
はカウント２でハイになり、ゲート回路１３はカウント
４でハイになる。

フィールド判定回路１４は信号ＶＳＹＮＣをクロック信
号として、その出力Ｑをハイとローに変化させ、フィー
ルドの偶奇を判別するものである。

Ｑがハイの場合セレクト回路１５の出力はカウント２の
ときハイとなり、ローの場合セレクト回路１５の出力は
カウント４のときハイとなる。

すなわちフレーム中の走査番号３．８．１５．２０．２
７．３２・・・の時に対応してセレクト回路１５の出力
がハイとなる様にできる。

この出力は信号ＹＩＮＨであり、この反転信号と、信号
Ｈ５ＹＮＣを遅延させた信号のアンドをとったものが信
号ＹＳＣＬＫであり、走査電極駆動用のクロック信号と
なる。

遅延回路１６は信号ＹＩＮＨのタイミングに、信号ＨＳ
ＹＮＣを若干遅延させて、合わせるものである。

第３図は走査電極駆動信号の選択タイミングを決めるシ
フトレジスター回路の従来例であり、第４図は本発明の
実施例である。従来例に信号ＹＣＬＫをクロック信号と
して、信号ＶＳＹＮＣをデータ信号として入力した場合
、間引くタイミングでクロックが休止するために該当す
るＱＹｊ’で選択時間が２倍となるので、回路構成とし
て不適当である。ところが実施例では、各選択出力は信
号ＹＩＮＨの反転信号とアンドゲートな通しであるため
、間引くタイミングでの選択時間が非選択に変化し、選
択出力ＱＹｊは適切な賦形となる。

すなわち、第４図のシフトレジスター回路を走査電極駆
動回路に組込むことによって、適度な間引きを実施する
ことができる。これをパル・セカムの場合に適用すれば
、従来ＮＴＳＣ専用であった液晶表示体を使用して、全
く問題のないパル・セカム方式の映像を表示できる。

［発明の効果］ 本発明によれば、パル・セカム方式とＮＴＳＣ方式を同
一表示体で表示することができ、また複雑な変換回路も
必要がない０本方式はＣＲＴに適用不可であるが、簡便
な液晶表示体に最適で、あり携帯性を重視し、汎世界的
に使用するシステムに使用すれば、非常に効果的である
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の制御回路の一部を示す回路図
、第２図は本発明の詳細な説明図である。第３図は従来
例のシフトレジスター回路図である。第４図は本発明の
実施例のシフトレジスター回路図を示す。 １１・・・６進バイナリカウンタ １４・・・フィールド判定回路 １６・・・遅延回路 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社 代理人　弁理士　上　柳　雅　誉（他１名）第１０ １１！ｌ）ル・セカム切片ａ＆　　　　ＮＴＳＣへのＡ
歪力がこ先２０ 第４１シ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）液晶表示体を使用してテレビ映像を映し出す異種
   放送方式対応液晶表示式受像装置において、パル方式あ
   るいはセカム方式の放送信号を用いる場合に、フィール
   ドとフィールド毎の走査線を計数するカウンタ回路と、
   一定周期の特定走査期間を識別するデコーダ回路とを有
   し、前記特定走査期間について表示体の走査電極の駆動
   選択を停止する回路を有することを特徴とする異種放送
   方式対応液晶表示式受像装置。
2. （２）前記特定走査期間は、フィールド毎にタイミング
   をずらす回路を有することを特徴とする請求項１記載の
   異種放送方式対応液晶表示式受像装置。