JPH0128335B2 - - Google Patents

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JPH0128335B2
JPH0128335B2 JP55173178A JP17317880A JPH0128335B2 JP H0128335 B2 JPH0128335 B2 JP H0128335B2 JP 55173178 A JP55173178 A JP 55173178A JP 17317880 A JP17317880 A JP 17317880A JP H0128335 B2 JPH0128335 B2 JP H0128335B2
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JP
Japan
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measured
circuit
solder
wetting
area
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JP55173178A
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Toshihiro Shima
Yoichiro Maehara
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Toshiba Corp
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N13/00Investigating surface or boundary effects, e.g. wetting power; Investigating diffusion effects; Analysing materials by determining surface, boundary, or diffusion effects
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    • G01N13/00Investigating surface or boundary effects, e.g. wetting power; Investigating diffusion effects; Analysing materials by determining surface, boundary, or diffusion effects
    • G01N13/02Investigating surface tension of liquids
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Pathology (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、はんだ付け評価方法に関する。
電気機器などにおいては、製造工程中に部材を
印刷線板(以下部材という)にはんだ付けする作
業があり、これら部材には前もつてはんだ付けが
行なわれやすいように、普通表面処理が施され
る。しかしながらこのような被はんだ付け物は、
工程中あるいは手触による汚れ等を生じ、一定品
質のはんだ付けを行なうことが困難である。しか
し、このような部材のはんだ付けについては、は
んだ付け不良のない信頼性の高いものであること
が必要であり、そのため、予め種種の方法でその
はんだ付け性が評価され、はんだ付け工程での修
正率低減の努力がなされている。
それらの方法の内、表面張力法ならびにぬれ面
積比率法によつてはんだ付け性をそれぞれ評価す
る方法について以下に述べる。
第1図に表面張力法によつてはんだ付け性を評
価する装置を示す。第1図のは検出装置で、2
ははんだ付け性を評価するため、部材を所定の測
定長さに切断したもの(以下被測定部材という)、
4は溶融はんだ3の入れられたはんだ槽、5は一
端で被測定部材2を懸吊し、他端が固定されたス
プリング、6は前記検出装置に接続された増幅
回路、7はこの増幅回路6に接続された記録装置
である。前記検出装置は被測定部材2のはんだ
付け性を測定する差動トランス8からなり、その
検出子9が前記スプリング5に懸吊され、この検
出子9に被測定部材2がつり下げられるものであ
る。
このような装置で、はんだ付け性を測定するに
は、被測定部材2をはんだ槽内の溶融はんだ3中
に一定速度で所定深さまで浸漬する。このとき被
測定部材2には、はじめはんだのぬれ作用が生じ
ないため、はんだの表面張力によつて上向きの
力、すなわち被測定部材2を押し上げる方向の力
が作用する(以下この力を浮力という)。その後
時間が経過するにつれてぬれが生じて、はんだ3
と被測定部材2との接触角が減少し、接触角が90
度以下となつてメニスカスが凹から凸になり、表
面張力は下向きの力(以下この力をぬれ力とい
う)に変る。この上向きおよび下向きの力の垂直
分力を差動トランス8で検出し、増幅回路6を介
して記録装置7に入力する。この記録装置7で
は、第2図に示すような表面が行われる。すなわ
ち縦軸に電圧(mV)、横軸に時間(t)をとつ
て示すと、はんだの被測定部材2への作用が示さ
れ、一連のぬれ過程を描いた曲線(以下これをぬ
れモードという)が得られる。図中H1は浮力の
最大値、H2はぬれ力の最大値、t1点は接触角が
90゜となる時間である。これらから、最大ぬれ力
H2に達するまでの最短ぬれ時間t2、あるいは接
触角が90゜になるまでの時間t1が小さい程、なら
びに浮力H1が小さいほどはんだのぬれ性は良好
となることから、通常これらの値の大小ではんだ
のぬれ性を判定評価している。
一方、はんだぬれ面積比率による評価法として
は、JIS規格等に規定された外観検査によるはん
だ付け性の評価方法がよく使われている。この方
法では、被測定部材をはんだ槽内の溶融はんだ中
に浸漬し、所定時間浸漬したのちはんだ槽から取
り出し、被測定部材の表面に付着したはんだの面
積を約10倍の拡大鏡で肉眼判定することによつ
て、はんだのぬれ面積比率を測定し、そのはんだ
ぬれ面積の大小で評価するものである。たとえば
JIS規格では、はんだのぬれていない部分の面積
は25%以下と規定されている。
しかしながらこれらの方法には次のような欠点
がある。前者の方法では、ぬれ力の最大値H2
あるいはぬれが最大に到達する時間t2等の単一的
な評価であるため、浮力の大きさ、ぬれモードの
違い、ぬれ勾配の大小など各はんだぬれ因子が無
視されるため、一連のはんだぬれ過程の全ぼうを
表わした評価尺度とはならず、しかもぬれモード
自体も第3図に示すように同一試料、同一形状、
同一表面処理のものであつても、同図A,B,
C,Dのように変化するため、最大のぬれ力H2
あるいは最短のぬれ時間t2の測定だけでは大きな
ばらつきを生ずる。したがつてこのような単一的
な評価法でのはんだぬれ性の評価は十分なものと
はいえない。またはんだ付けにおけるぬれ性はは
んだ付けそのものを示しているのではなく、はん
だ付け性を表わす一つの尺度としての必要条件を
示しているにすぎない。すなわちぬれ性評価とし
ての表面張力法は、妥当な方法といえるが、絶対
条件として必要なろう付け性を評価する方法とし
ては原理的にどん感なものとならざるを得なく、
適切な方法とはいえない。
一方後者の方法では、被測定部材のはんだ付け
を的確に表わしているが、測定者固人による視覚
判定したため、個人差による主観的な判断により
測定誤差が大きくなる欠点がある。
すなわち表面張力法ははんだ付け性の最も大き
な必要条件であるはんだ付けのぬれ性をあらわ
し、ぬれ面積比率法ははんだ付けそのものをあら
わしていると見てよい。したがつてこれら2つの
評価方法とその結果は当然異なつたものになる。
1例として黄銅のはだん付けについて述べる
と、表面張力法によるぬれ性は非常に大きな値と
なり良好な結果を得るが、ぬれ面積比率法によれ
ば、黄銅中に含まれる脱亜鉛の影響でピンホール
やはんだはじきの多い悪い評価結果となる。この
ようにはんだ付けの評価については、評価法が異
ると相反する結果を得ることがしばしばある。
本発明はこれらの点にかんがみなされたもので
あつて、被測定部材のはんだ付け性を適切に評価
するために、表面張力法とぬれ面積比率法の長所
をかね合せたはんだ付け評価方法を提供するもの
である。
すなわち溶融はんだ中に被測定部材を一定時間
浸漬してこの被測定部材に作用する浮力およびぬ
れ力を測定し、この浮力およびぬれ力の測定結果
から被測定部材に対するぬれモードのぬれ力側の
面積A1およびぬれモードの浮力側の面積A2の差
ΔA=A1−A2を算出するとともに、被測定部材に
対するぬれ面積比率を測定して、被測定部材のは
んだ中に浸漬された全面積mとはんだがはじかれ
た面積nとからぬれ面積比率係数K=(m−
n)/mを算出して、このΔAとKとの積ΔA×
Kによりはんだ付けを評価することにより、表面
張力法とぬれ面積比率法の長所をかね合せたはん
だ付け評価方法としたものである。
以下、本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
第4図に本発明に係るはんだ付け評価装置の構
成を示す。11は差動トランスを利用した検出装
置にして、検出子12の一端がスプリング13に
固定されて吊り下げられ、この検出子12の他端
側に被測定部材14が取りつけられる。また溶融
はんだ15を入れて上下に移動できるはんだ槽1
6が前記被測定部材14の直下に配置されてい
る。前記検出装置11には増幅回路17が接続さ
れ、さらにこれに順次接続されたA/D変換回路
18、比較回路19および記憶回路20からなる
演算装置が接続されている。この演算装置の比較
回路19は後記する演算回路に接続されている。
前記検出子12には回転試料用ホルダ(図示せ
ず)が懸垂され、このホルダを回転させるパルス
モータ21が設置されている。このパルスモータ
21には順次駆動回路22、パルス発振器23、
第1の計数回路24が接続され、又そのパルス発
振器23にはスタート回路25が接続されてい
る。又、被測定部材14の表面に対向して、その
表面を照射する光源およびその表面状態を検出す
る光学顕微鏡26と複数個の光導電素子を一列状
に配列してなる一次元フオトセンサと光電変換回
路27とを組みこんだ光学的検出器28とが配設
されている。この光学的検出器28には順次検出
回路29、2値化回路30、ゲート回路31、第
2の計数回路32が接続され、又その検出回路2
9とゲート回路31との間に同期パルス回路37
が配置されて計測装置33が構成されている。又
この計測装置33の計数回路32と前記比較回路
19とは演算回路34に接続され、この演算回路
34にはリーダプリンタ35および表示装置36
がそれぞれ接続されている。なお、前記増幅回路
17には被測定部材に加わるはんだの表面張力の
作用による変位値を描く記録装置38が接続され
ている。
次にこの装置についての作用について述べる。
検出装置11は、はんだの表面張力による被測定
部材14の微小変位を差動トランスによつて電圧
に変換する。その出力電圧は増幅回路17によつ
て増幅され、A/D変換回路18によりアナログ
信号がデジタル信号に変換され、比較回路19に
送出される。そしてその信号はその出力側に接続
された記憶回路20に一旦記憶され、この記憶回
路20から前記比較回路19に適時読み出し、新
たに入力される信号とその大小を比較演算して再
び記憶回路20に記憶される。これら一連の情報
からぬれモードの情報が得られ、リーダプリンタ
35ないし表示装置36に表示することができ
る。
又一方、被測定部材14の表面に対向して配設
された光学顕微鏡26を介して取込まれるはんだ
付け部の像を前記フオトセンサの感光面上に結像
させる。その光学像は前記光源から被測定部材1
4に照射されて反射する反射光の光量の大小に応
じて光電変換される。この光電変換された信号は
検出回路29を介して2値化回路30に送出さ
れ、2値化回路30に設定されているスレシユホ
ールドレベルによりはんだのぬれている所を
「1」、はんだのぬれていない所を「0」とする2
値化信号に変換される。又一方、光電変換された
信号は検出回路29を介してスタート回路25に
送出され、そして、パルス発振器23からパルス
信号を駆動回路22に送出してパルスモータ21
を駆動する。それにより逐次検出装置11と駆動
装置であるパルスモータ21を連動させて測定す
ることができる。そのパルス発振器23の発振パ
ルスは第1の計数回路24によりカウントされ
る。又2植化回路30から送出される信号はゲー
ト回路31を開閉し、その「0」信号により開成
して同期パルス回路37からこのゲート回路31
に送出される同期パルスが第2の計数回路32に
送込まれる。このパルスははんだのぬれていない
所を示す信号であつて、この第2の計数回路32
に送込まれたパルス信号はこの第2の計数回路3
2から演算回路34に送出されて演算処理され、
はんだぬれ面積比率が算出される。そして前記記
憶回路20に記憶されたはんだの表面張力による
ぬれ性の情報と、この光学的検出器28から得ら
れるはんだぬれ面積比率の情報をもとにして、後
記する所定の評価式により演算処理され、その結
果はリーダプリンタ35および表示装置36に記
録表示される。この表示についてリーダプリンタ
35には、たとえば1秒、2秒、…の各時間にお
ける浮力、ぬれ力、ぬれ時間、各モードの面積値
等が記録され、表示装置36にはたとえばぬれモ
ードにおける面積値とはんだのぬれ面積比率係数
との相乗積の値が表示される。又表面張力による
測定と光学系を利用したぬれ面積比率の測定の連
動は前記はんだ槽16が上方にあがり、被測定部
材14が一定時間浸漬されたのちはんだ槽16が
下がり、図示しないリミツトスイツチに触れた直
後、この信号をスタート回路25に入れるように
しておけばよい。
次にこのように構成された装置によつて被測定
部材14のはんだ付け性を評価する方法を説明す
る。被測定部材14を回転試料用ホルダに取付け
ることによりパルスモータ21を介して検出子1
2に懸架する。次いではんだ槽16を上方に移動
させて被測定部材14をはんだ槽16内の溶融は
んだ15中に所定深さまで所定時間浸漬する。こ
のとき被測定部材14は最初はぬれ作用が生じな
いためにはんだの表面張力によつて上向きに押し
あげられる。その後、時間の経過とともに被測定
部材14の表面はぬれはじめ、メニスカスの凹か
ら凸の変化により逆に下向きの力が働き、被測定
部材14は表面張力の垂直分力により下に押し下
げられる。この被測定部材14にかかる力の変位
は検出子12の変位にともなつて生じる差動トラ
ンスの電圧変化として検出され、増幅回路17で
増幅される。増幅された検出出力は記録装置38
に送出されると共に、A/D変換回路18に送出
されてA/D変換され、比較回路19を介して記
憶回路20にいつたん記憶される。時間設定につ
いては、所定浸漬時間を予め設定しておき、その
中でデータ呼込み時間を、例えば50msないし
100ms程度にして、呼込ませるようにする。記
憶回路20に記憶されたデータは適時比較回路1
9に読み出され、この回路に新たに入力される信
号とその大小が比較演算され、再び必要な値が記
憶回路20に入力される。ここで例えばぬれモー
ド面積を得るには、各時間(50ms、ないし100
ms)におけるぬれの出力電圧の所定浸漬時間迄
の積和として求めればよい。このようにしてはん
だのぬれ性の測定が行われる。
次ぎに、はんだ槽16を下降させて所定の位置
まで下がると、リミツトスイツチに接触し、その
信号がスタート回路25に送出され、それにより
パルス発振器23から発振するパルスが駆動回路
22に送出され、パルスモータ21が回転をはじ
める。その回転をたとえば1ステツプ当り0.75度
の回転で行うと、被測定部材14もそれと同じよ
うに回転することになる。又、前記パルス発振器
23からのパルスは駆動回路22を介して検出回
路29に送出され、この検出回路29から光電変
換回路27へ走査バルスが送出され、これが被測
定部材14の回転と同期してフオトセンサの光導
電素子に対して1個ずつ順次供給されてゆく。こ
のときに光学的検出器28の光軸上に位置した被
測定部材14の測定部、すなわちはんだ付けされ
た表面は光源からの光によつて照射され、その被
測定部材14の表面からの反射光によりフオトセ
ンサの結像面にはんだ付けされた部分とはんだが
はじかれた部分とによつて異なる濃淡をもつ結像
が得られる。この結像の濃淡の度合によつてフオ
トセンサからは波形状の情報信号が出力される。
このフオトセンサからの出力は検出回路29を介
して2値化回路30に送出され、この2値化回路
ではんだ付けされた部分とはんだがはじかれた部
分とに対応する信号の中間電位に設定されたスレ
シユホールドレベルEで2値化される。その模様
を第5図に示す。この2値化回路30に送られる
信号が第5図aに示す波形であるとすると、これ
が2値化回路30で同図bに示すように「0」、
「1」の2値化信号となる。この2値化された信
号はゲート回路31に送出されゲート回路31を
開閉し、はんだ欠点が検知されたとき、すなわち
「0」信号でゲート回路31を開成する。一方同
期パルス回路37から同図c図に示すパルス信号
を発振させ、これを前記ゲート回路31の開閉に
よつて同図dの信号として第2の計数回路32へ
送出して計数させる。すなわち被測定部材14の
表面のはんだ付けされた部分を「1」信号、はん
だがはじかれた部分を「0」信号として、「1」
および「0」の数が第2の計数回路32によつて
計数される。このようにして被測定部材14の全
周にわたつて1回転で480ステツプのデータが第
2の計数回路32に入力すると、これが演算回路
34へ送出されて、被測定部材14のはんだぬれ
面積比率が求められ、記憶回路20に記憶され
る。
このように被測定部材14を溶融はんだ15中
に浸漬して、先ず表面張力によるぬれモードの面
積を算出するとともに、被測定部材14を取り出
したあと、被測定部材14のぬれ面積比率を算出
する。そのぬれモードの面積の算出は第6図に示
すように、被測定部材14の浸漬開始から微小時
間単位で浮力とぬれ力を求めて浸漬終了までの所
定時間演算して、はんだ15と被測定部材14と
の接触角が90度になつた点を境とするぬれ力側の
面積A1と浮力側の面積A2からそれらの差ΔA=
A1−A2を算出する。
次にはんだ槽16を下げて被測定部材14の表
面のぬれ面積比率の状態を被測定部材14を回転
させて第2の計数回路32に計数された値をもと
にして、はんだ付けされた部分とはんだ付けされ
なかつた部分とのぬれ面積比率を演算する。すな
わちぬれ面積比率係数をK、mをはんだに浸漬さ
れた全面積のカウント数、nをはんだがはじかれ
た面積のカウント数として、K=m−n/mを算出 する。
そしてはんだ付け性の評価としては、この両式
すなわちΔAの数値とKの数値とで判定すればよ
く、その評価値VとしてV=ΔA×Kをリーダプ
リンタ35に記録するとともに表示装置36に表
示する。
そしてこのリーダプリンタ35および表示装置
36に示された評価値と予め実験で決めておいた
設定値とを比べて、設定値よりも大きい値を持て
ば被測定部材14のはんだ付け性は良好であると
判定する。
なお、この一連の操作をリードプリンタで記録
することにより、記録として被測定部材14のは
んだ付けの最初から最後までのぬれ過程に関する
経歴がわかるようになる。
このように本発明によつてはんだ付け性を測定
すると、被測定部材の表面のぬれ性が発生モード
に応じて変化することから、従来のぬれの拡がり
高さや最短ぬれ時間の測定とは異つて、一連のぬ
れ過程のパラメータをすべて含んだぬれモード面
積評価となるため、的確なはんだ付けのぬれ性が
評価できる。しかもフオトセンサを含む光学的検
出器により被測定部材のぬれ面積比率を測定する
ことによつて判定することができるため、従来の
ように個人差による誤差の発生もなく、目視で判
断しかねる程度の欠陥も一定の分解能の中で正確
にしかも精度よく判定評価することができる。そ
してこの双方の値の複合的な評価により信頼性の
高い評価を行なうことができる。又多元的な困難
さをもつはんだ付け性を一定の数値として総合的
に評価ができるため、測定の迅速化と信頼性とが
格段に向上する。したがつてはんだ付けする部材
の特性が的確に把握でき、しかも誰でも容易に操
作できるために、製品の特性の維持向上に大いに
寄与することができる。
なお本発明の装置を用いれば、はんだの表面張
力ばかりでなく、はんだ以外の各種液状金属およ
び各種液体の表面張力を測定することができ、又
はんだのぬれ面積状態の測定だけでなく、めつき
層の表面の観察や金属表面の汚れやピンホールの
検出等種々の測定に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のはんだ付けぬれ性を表面張力に
て測定する装置の概要を示す説明図、第2図は被
測定部材に対するはんだとの浮力、ぬれ力の時間
的経過を示すぬれ曲線図、第3図A,B,C,D
は各種異なるぬれモード状態を示す図、第4図は
本発明の実施例に係るはんだ付け評価装置の構成
を示す図、第5図a,b,c,dははんだ付け状
態の出力波形を2値化、計数化する説明図、第6
図は表面張力法で得られるぬれモードの演算すべ
き面積を表示した図である。 11……ぬれ力検出装置、13……スプリン
グ、14……被測定部材、15……はんだ、16
……はんだ槽、17……増幅回路、18……A/
D変換回路、19……比較回路、20……記憶回
路、21……パルスモータ、22……駆動回路、
23……パルス発振器、24……第1の計数回
路、25……スタート回路、29……検出回路、
30……2値化回路、32……第2の計数回路、
34……演算回路、35……リーダプリンタ、3
6……表示装置、38……記録装置。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 溶融はんだ中に被測定部材を一定時間浸漬し
    てこの被測定部材に作用する浮力およびぬれ力を
    測定し、この浮力およびぬれ力の測定結果から前
    記被測定部材に対するぬれモードのぬれ力側の面
    積A1およびぬれモードの浮力側の面積A2の差ΔA
    =A1−A2を算出するとともに、前記被測定部材
    に対するぬれ面積比率を測定して、前記被測定部
    材のはんだ中に浸漬された全面積mとはんだがは
    じかれた面積nとからぬれ面積比率係数K=(m
    −n)/mを算出して、前記ΔAと前記Kとの積
    ΔA×Kによりはんだ付けを評価することを特徴
    とするはんだ付け評価方法。
JP17317880A 1980-12-10 1980-12-10 Measuring and evaluating device for solderability Granted JPS5797427A (en)

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JPS5582039A (en) * 1978-11-20 1980-06-20 Toshiba Corp Evaluation method of soldering and its unit

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