JPH01282998A - 音響用振動部材 - Google Patents

音響用振動部材

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JPH01282998A
JPH01282998A JP11168688A JP11168688A JPH01282998A JP H01282998 A JPH01282998 A JP H01282998A JP 11168688 A JP11168688 A JP 11168688A JP 11168688 A JP11168688 A JP 11168688A JP H01282998 A JPH01282998 A JP H01282998A
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JP
Japan
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water
diaphragm
printing ink
soluble film
printed
Prior art date
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Pending
Application number
JP11168688A
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English (en)
Inventor
Minoru Ito
実 伊藤
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PIONEER CONE CORP
Pioneer Corp
Original Assignee
PIONEER CONE CORP
Pioneer Electronic Corp
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Publication date
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  • Diaphragms For Electromechanical Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、振動板を前面に露出させるために、この振動
板に対して美的感覚を要求されるスピーカに使用される
振動板等の音響用振動部材に関する。
(従来の技術〕 一般に、スピーカは音圧周波数特性が広い帯域で良好で
あることを要求されるため、このスピーカに使用される
振動に要求される特性としては、低密度で軽量であるこ
と、高ヤング率であること、適度な音響的内部損失を有
していること等が挙げられる。
一方、最近は自動車のドアマウント、屋外での使用、壁
掛は型の増加によって、スピーカの振動板が前面に露呈
され、人目に触れることが多くなり、そのために振動板
の美的感覚を要求されることが多くなって来た。
このような期待にこたえるため、振動板の前面に熱可塑
性フィルムをラミネート接着したり、或いは樹脂塗料を
スプレーして、これを乾燥、硬化させる等の手段によっ
て、振動板の前面の人目に触れる面に着色、光沢を付与
するようにしたものがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述のようなスピーカの振動板においては、人目に触れ
る前面が着色、又は光沢が付与されているだけで、色彩
的な興趣しか生じず、絵画を見る楽しさに欠け、物足り
なさ、変化に欠ける等の欠点があった。
〔発明の目的〕
本発明は、従来の振動板が人目に触れるようなスピーカ
の該振動板のような音響用振動部材の前述のような欠点
を除去し、任意の絵画等をこれに転写して印刷を施すこ
とにより、興趣が豊かで、しかも要求される特性の劣化
のない音響用振動部材を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、前述の目的を達成するための音響用振動部材
に関し、水溶性のフィルムに印刷されている印刷インク
を、この水溶性フィルムを水に浮かべることによって溶
解し、前記印刷インクを水圧によって耐水性を有する振
動板等の振動部材に転写することによって、絵画、写真
等の模様面を形成したことを要旨とするものである。
〔発明の実施例〕
次に、本発明の実施の一例として、コーン型のスピーカ
用振動板について説明する。
この実施例に使用される振動板としては、真空成型、射
出成型、加熱加圧プレス成型等によって成型されたプラ
スチックのような耐水性を有する振動板が使用される。
振動板の材質としては、この他に金属、ゴム、防水処理
を施した紙等、耐水性を有し、振動板としての特性を満
たすものであれば、どんなものでもよい。
そして、この振動板の模様形成面には、脱脂等の転写に
必要な前処理を施しておく。
一方、水溶性フィルムには、耐水性を有する印刷インク
で所要の絵画、写真、模様等を印刷しておき、この印刷
インクを活性化処理する。
次に、この水溶性フィルムを、印刷面を上にして水槽の
上面に浮かべる。
すると、水溶性フィルムが水に溶解され、印刷インクが
印刷された状態で水に浮かんでいる状態となる。
この時、前記の振動板を、その転写しようとする面を下
にして水槽内に、ゆるやかに押し込んで行くと、水槽の
水圧によって振動板の転写面に印刷インクが水に浮かん
だ状態のま\付着し、振動板への印刷インクの転写が行
われる。
その後、印刷インク以外の付着物の溶解除去、及び乾燥
が行われて振動板への印刷の転写が完了するが、必要に
応じてこの転写面へのトップコート及びその乾燥を行っ
て、転写された印刷インクの保護処置を行うものである
このような模様面が形成されている振動板、及び振動板
の中央に貼られるセンターキャップの音響的特性の比較
を行うため、次のような資料を作成した。
資料1 ポリプロピレンのシートW 0.3 mmの成型品に上
記の転写を行った。
資料2 マイカ30重量%添加ポリプロピレンの射出成型による
0、 3 rmn厚の成型品に上記の転写を行った。
資料3 カーボン繊維20重量%添加ポリプロピレンの射出成型
による0、 3 i[11厚の成型品に上記の転写を行
った。
資料4 資料1の転写が行われていないもの 資料5 資料2の転写が行われていないもの 資料6 紙100%のもの 資料7 資料6に防水処理を追加したもの 上記各資料に対し、密度ρ(g/cI11)、ヤング率
E X 10 ” (dyne/cJ) 、内部損失t
an δ×104、伝搬速度Fr77X 10 ’  
(cm / 5ec) 0)各項目について測定した値
を下表に示す。
密度  ヤング率 内部損失 伝搬速度資料1 0.9
1  1.9   8.6   1.4資料2 1.1
2  4.7   6.5   2.0資料3 1.0
9  5.3   6.3   2.2資料4 0.9
0  1.8   9.0   1.4資料5 1.1
1  4.6   6.7   2.0資料6 0.6
0  2.0   5.0   1.8資料7 0.7
0  3.0   4.2   2.1上記の表から、
転写を行っても、資料1,2゜3は音響的な特性におい
て殆んど低下は見られない。
又、この転写を行った振動板、及びセンターキャップは
、資料1,2,3は曲面であるにも拘らず、バット印刷
やシルク印刷では得られない多色の繊細な模様が得られ
た。
従って、任意の絵画、写真、模様を現出することが可能
であり、トップコートを施すことによって希望するよう
な光沢を付与することもできる。
尚、第1図において、1は振動板、2は転写されたイン
ク層、3はトップコート層を示し、第2図は資料2で作
成した口径20cmの振動板とセンターキャップを使用
したスピーカの音圧周波数特性で、その特性は転写のな
いものと比してその劣化は認められないものであった。
〔発明の効果] 本発明は畝上のように、スピーカの振動板、センターキ
ャップ等の人目に触れる音響用振動部材に、模様等を現
出しようとする面が曲面であっても、多色、且つ繊細に
現出できる。
従って、この人目に触れる面に、図柄、模様、絵画、写
真等を描出すれば、音響機器としての楽しさや美観が著
るしく向上できる。
そして、音響用振動部材として要求される特性を劣化さ
せることがないものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の一部の拡大断面図、第2図
はその音圧周波数特性図である。 1・・・振動板、2・・・インク層、3・・・トップコ
ート層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 予じめ印刷を施した水溶性フィルムを水に浮かして水溶
    性フィルムを溶解し、水に浮かんでいる印刷を水圧によ
    り耐水性を有する振動板等の振動部材の表面に付着させ
    て印刷が施されていることを特徴とする音響用振動部材
JP11168688A 1988-05-10 1988-05-10 音響用振動部材 Pending JPH01282998A (ja)

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JP11168688A JPH01282998A (ja) 1988-05-10 1988-05-10 音響用振動部材

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020036151A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 セイコーエプソン株式会社 スピーカー用振動板、スピーカー用振動板製造装置、及び、スピーカー用振動板の製造方法

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JPS62146698A (ja) * 1985-12-20 1987-06-30 凸版印刷株式会社 転写印刷方法
JPS62279999A (ja) * 1986-05-29 1987-12-04 凸版印刷株式会社 転写印刷方法

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