JPH0128210Y2 - - Google Patents

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JPH0128210Y2
JPH0128210Y2 JP3436282U JP3436282U JPH0128210Y2 JP H0128210 Y2 JPH0128210 Y2 JP H0128210Y2 JP 3436282 U JP3436282 U JP 3436282U JP 3436282 U JP3436282 U JP 3436282U JP H0128210 Y2 JPH0128210 Y2 JP H0128210Y2
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JP
Japan
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door
temperature fuse
blade
fuse
receiving
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JP3436282U
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JPS59128869U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は火災時に自動閉鎖する常時開放型の防
火扉の温度ヒユーズ付き止め金具の改良に関す
る。
従来、この種の温度ヒユーズ付き止め金具は防
火扉の枠と扉の係合部に熱を感知して作動するラ
ツチとその受け部材をそれぞれ埋め込む型のもの
であり、そのため枠と扉の両方にラツチもしくは
受け部材の埋め込み用の切欠を設ける必要があつ
た。従つて、そのメンテナンスにおいても枠およ
び扉の見込方向で作業しなければならず、特に防
火扉が天井と係合する納りの場合などでは困難な
作業になつていた。
本考案の目的は枠および扉に対する切欠加工を
不要にし、且つ扉の見付方向(正面)から作業を
行ない得るようにした防火扉の温度ヒユーズ付き
止め金具を提供することである。
そのため本考案による防火扉の温度ヒユーズ付
き止め金具の特徴は、温度ヒユーズにより上枠の
ヒユーズ取付座に係止される扉の受け金具を丁番
形式にし、扉の開放時には受け金具の可動の受け
羽根がほぼ垂直状態で前記ヒユーズ取付座に係止
されると共に、閉鎖時には前記受け羽根がほぼ90
度回動して扉の閉鎖を妨げないようにしたことで
ある。
次に本考案の実施例に関し図面を参照のもとに
説明する。第1図および第2図は防火扉の全体を
示すものであつて、1は防火扉の戸袋上枠であ
り、戸袋のない側の上枠1aには煙返し1bがあ
る。2は扉であり、上枠の適当な位置に温度ヒユ
ーズ付き止め金具10が在る。この扉はフロアヒ
ンジまたはドアヒンジ等の自閉機構を有する吊り
装置等により常に閉鎖しようとする力を受けてい
る。止め金具10は温度ヒユーズ11、ヒユーズ
取付座12、および受け金具13から構成され
る。温度ヒユーズ11は火災時の熱によりヒユー
ズが溶けてヒユーズの止め金具がはずれ、扉2を
解放する機能を有する。
ヒユーズ取付座12は戸袋上枠1に設置され、
第3図に示すように、好ましくはL形断面の折曲
板であり、その水平な突出部12aは後述の受け
金具12の受け羽根が90度開いて垂直になつた場
合に当接する長さを有し、他の部分12bは戸袋
上枠1の見付面にビス3等により固定される。こ
の水平突出部12aには、第3図および第4図に
示すように、ビス4などにより、それに平行に温
度ヒユーズ11が設置される。
また受け金具13は二つの部材が互に枢止され
た丁番形式のものであり、一端で軸5を包む曲折
片を有する部分および扉2の表面にビス6により
取付けられた垂直な部分からなる略L形の固定羽
根13aと、端部で軸5を包み且つ前記固定羽根
13aの曲折片が嵌合可能な切欠を中央に有する
曲折部分および他端で温度ヒユーズに係止される
ように両端が切欠かれた板状の部分からなるL形
の受け羽根13bと、前記各羽根の曲折片および
曲折部分を貫通する前記軸5から構成される。こ
のように受け金具13を丁番型にすることによ
り、受け羽根13bを固定羽根に重なるように倒
した時に、それが上枠1aの煙返し1bに当接し
ないようになつている。
取付けの際は受け金具の受け羽根13bを固定
羽根13aに重ねて平行になるように倒し、固定
羽根13aを扉2に固定した後、軸5を介して90
度の角度に開いて受け羽根13bを垂直にし、温
度ヒユーズ11に係合するようにセツトされる。
次に動作について説明すると、扉2は常に閉鎖
しようとする力を受けると共に、受け羽根13b
には固定羽根13aに向つて倒されようとする力
が作用するが、その受け羽根をヒユーズ取付座1
2の水平突出部12aの先端が受け、受け羽根1
3bと固定羽根13aが常に90度の角度になるよ
うに保持する。火災時に温度が上昇して温度ヒユ
ーズ11が切れると、扉2は前述のように閉鎖方
向の力を受けているので、丁番型の受け金具13
の受け羽根13bは温度ヒユーズ11から離脱し
て固定羽根13aに重なり、扉2は閉鎖してい
く。従つて、第5図に見られるように扉2が上枠
1aの所定位置に納まる際に、受け羽根13bは
上枠1aに当つて固定羽根13aに重なるので、
上枠の煙返し1bには当接しない。
なお、扉2を元の戸袋の枠1に復帰させるに
は、切れた温度ヒユーズ11を新たなものと取替
え、受け羽根13bを90度起して垂直にし、温度
ヒユーズ11により係止させればよい。
上記のように本考案によれば、温度ヒユーズ付
き止め金具の部材をビス等により、扉および枠の
所定位置の見付面に固定すればよいため、扉およ
び枠に切欠を設ける必要がなくなり、取付けが容
易であり且つメンテナンス作業も著しく簡単に行
なうことができる。さらに安価なものになり経済
的な利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の温度ヒユーズ付き止め金具を
備えた防火扉の正面図、第2図はその概略平面
図、第3図は第1図の線A−A断面図、第4図は
第3図に示された止め金具の正面図、5図は扉が
閉鎖した際の第1図の線B−B断面図である。 図中、1……戸袋上枠、2……扉、10……止
め金具、11……温度ヒユーズ、12……ヒユー
ズ取付座、12a……水平突出部、13……受け
金具、13a……固定羽根、13b……受け羽
根。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 扉を戸袋上枠に係止する常時開放型の温度ヒ
    ユーズ付き止め金具において、前記扉に固定さ
    れた固定羽根と前記固定羽根の端部に枢止され
    た受け羽根からなる丁番形式の受け金具を含
    み、前記受け羽根はほぼ垂直な状態で前記上枠
    に設けられたヒユーズ取付座に対し温度ヒユー
    ズにより係止されることを特徴とする防火扉の
    温度ヒユーズ付き止め金具。 (2) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の止め金
    具において、前記ヒユーズ取付座はL形断面の
    折曲板からなり、前記温度ヒユーズ取付座の水
    平突出部にビス等により固定される防火扉の温
    度ヒユーズ付き止め金具。 (3) 実用新案登録請求の範囲第1項記載の止め金
    具において、前記受け羽根は前記ヒユーズ取付
    座の水平突出部の先端に当接してほぼ垂直な状
    態に保たれる防火扉の温度ヒユーズ付き止め金
    具。
JP3436282U 1982-03-11 1982-03-11 防火扉の温度ヒユ−ズ付き止め金具 Granted JPS59128869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3436282U JPS59128869U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 防火扉の温度ヒユ−ズ付き止め金具

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JP3436282U JPS59128869U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 防火扉の温度ヒユ−ズ付き止め金具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59128869U JPS59128869U (ja) 1984-08-30
JPH0128210Y2 true JPH0128210Y2 (ja) 1989-08-28

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ID=30165127

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JP3436282U Granted JPS59128869U (ja) 1982-03-11 1982-03-11 防火扉の温度ヒユ−ズ付き止め金具

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JPS59128869U (ja) 1984-08-30

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