JPH0128020Y2 - - Google Patents

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JPH0128020Y2
JPH0128020Y2 JP93785U JP93785U JPH0128020Y2 JP H0128020 Y2 JPH0128020 Y2 JP H0128020Y2 JP 93785 U JP93785 U JP 93785U JP 93785 U JP93785 U JP 93785U JP H0128020 Y2 JPH0128020 Y2 JP H0128020Y2
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JP
Japan
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plate
plates
case
retaining
fastener
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JP93785U
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、プラスチツク・ケース、特に、フロ
ツピー・デイスク用のプラスチツク・ケースに関
するものである。
従来の技術 近年、コンピユータや、ワードプロセツサなど
の普及に伴い、記憶媒体であるフロツピー・デイ
スクの用途が多様化され、従来の数人のグループ
による共用から、個人が所有する個人使用への傾
向が益々増加している。すなわち、従来の書類や
データなどの資料の代わりに、今後はフロツピ
ー・デイスクを所持して行動する機会が多くな
り、そのために、携帯が便利であり且つ耐久性が
あり、しかも、ちりや、ほこりを防止することが
可能である、いわゆる、ハンデイー・タイプのフ
ロツピー・デイスク用保護ケースの需要が増えて
きている。
既に、このような需要を満たすために種々のフ
ロツピー・デイスク用保護ケースが市販されてい
るが、現在市販されているものは、特に、各1枚
のフロツピー・デイスクを収容した薄い厚さの、
ほぼ正方形状の1対のケース部分を、それらの対
向する一つの側辺においてヒンジ状に相互に開閉
自在に連結し、この側辺に対向する他の側辺の近
くに留め具を配置し、両方のケース部分をこの留
め具により閉塞状態に維持する形式のものが主流
となつているが、従来公知のこの形式のものに
は、例えば、留め具が適切ではなく、そのため
に、ケースのすきまからちりや、ほこりが入りや
すく(例えば、添付図面の第8図参照)、また、
留め具が外部に突出しているものも多く(例え
ば、同第9図参照)、そのために、多数のフロツ
ピー・デイスク用保護ケースを集合的にフアイリ
ングする場合に不都合を来たすなど、多くの問題
点が残されている。なお、第8及び9図におい
て、A1,A2はケース部分、Bはヒンジ部分、C
は留め具をそれぞれ示すものであるが、第8図に
おいては、ケース部分A1,A2のヒンジ部分Bと
反対側の側辺の間にすきまGが生じていること
が、また、第9図においては、留め具C自体がケ
ース部分A1の上面から突出していることが、そ
れぞれ、現されている。
考案が解決しようとする問題点 そこで、本考案は、従来市販されているものに
おける種々の問題点を解決し、携帯が便利であ
り、留め具などが外部に突出することなく、しか
も、ちりや、ほこりが侵入することのない改良さ
れた新規なプラスチツク・ケース、特に、フロツ
ピー・デイスク用保護ケースを得ることを、その
目的とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案は、この目的を達成するために、プラス
チツク・シートを素材とし、ほぼ正方形状の平面
輪郭を有している1対の表板の対向する側辺を背
板によつて相互に接続し、他の側辺には、これら
の側辺からある間隔を置いてそれぞれに平行に形
成された折り畳み線を介して保持板をそれぞれ一
体に構成し、これらの保持板をそれらの側辺並び
に折り畳み線に沿つて折り畳むことにより、表示
と、その周辺に、それと、保持板との間に形成さ
れるある厚さの平行なすきまとから成る2個のケ
ース部分が構成されるようになつているプラスチ
ツク・ケースにおいて、表板の背板と反対側の側
辺に形成された各保持板に、一方のものには、留
め具の先端部に突起部を有している留め部材を表
板と反対方向に突出するように設けると共に他方
のものには、両方のケース部分が相互に重ねられ
た状態とされた時に、突起部を受け入れるための
留め具の受け穴をあけて成るプラスチツク・ケー
スを特徴とするものである。
実施例 以下、本考案によるプラスチツク・ケースを2
枚のフロツピー・デイスクを収容するための保護
ケースとして実施した場合のその1実施例を示す
添付図面の第1〜7図に基づいて説明する。
まず、第1図は、このプラスチツク・ケース3
0の素材の展開図を示すものであるが、この素材
は、図に示すように、適当な厚さを有するPP(ポ
リプロピレン)、PE(ポリエチレン)、PS(ポリス
チレン)、PVC(塩化ビニル)などのプラスチツ
ク・シートを切断して形成されるものである。す
なわち、収容すべきフロツピー・デイスクの平面
輪郭にほぼ相当するほぼ正方形状の1対の表板
1,2の一つの側辺11,21を対向させ、これら
の側辺11,21は、ある枚数のフロツピー・デイ
スクの厚さに相当する幅を有する帯び状の背板3
によつて相互に側辺11,21を介して接続されて
おり、また、各表板1,2のこれらの側辺11
1に連続している対向する2個の側辺12,13
ないしは22,23の内の一つ12,22には、ある
枚数のフロツピー・デイスクの厚さにほぼ対応す
る方法dだけ、この側辺12,22から間隔を置か
れ且つこれらの側辺に平行に折り畳み線41が設
けられ、これに接続されて、図示のように、対向
する斜辺42を備えた2段の台形状の帯び板状の
形状を有する保持板(天部)4が一体に形成され
ており、他の側辺13,23には、同様に、それか
ら寸法dだけ間隔を置かれ且つそれに平行に折り
畳み線51が設けられ、これに接続されて図に示
すように、対向する斜辺52を有する帯び板状の
形状を有する保持板(底部)5が、一体に形成さ
れている。更に、各表板1,2の残りに側辺14
4には、寸法dよりもプラスチツク・シートの
厚さだけ大きい寸法d1をこの側辺から間隔を置か
れ且つそれに平行に折り畳み線61が設けられ、
これに接続されて図示するように長方形状の保持
板(側部)6が一体に形成されている。このよう
な展開形状を有する素材は、表板1,2の各側辺
2,13,14及び22,23,24並びに各折り畳
み線41,51,61に沿つて各保持板4,5,6
を折り畳み、第2及び3図に示すような状態とな
るように組み立て、保持板(側部)6が保持板
(天部)4及び保持板(底部)5の上に重なり、
このように重なりあつた部分を超音波接着法、接
着剤並びに融着法などの適当な手段によつて強固
に相互に接合し、各表板1,2の内面と、その周
辺に、間に所定枚数のフロツピー・デイスクの厚
さにほぼ相当する寸法dを有する平行なすきまが
残されるように配置されている各保持板4,5,
6とによつて、1対のケース部分A1及びA2が構
成されるようにする。このようにして、ある枚数
のフロツピー・デイスクは、第2図に示すような
開放状態にあるプラスチツク・ケースの各ケース
部分A1,A2内に背板3の部分から、各表板1,
2と、各保持板4,5,6との間に形成された、
厚さdを有するすきま内に挿入することにより、
プラスチツク・ケース内に収容されることとな
り、さらに、各ケース部分A1,A2を、背板3の
部分において折り畳み、相互に重ねることによ
り、第4図の状態となるようにする。ところで、
本考案においては、このようにして、内部にフロ
ツピー・デイスクを収容したプラスチツク・ケー
スが、その表板1,2を背板3の部分において各
側辺11,21に沿つて折り畳み、第4図に示す状
態となるようにした時に、両方の表板1,2が開
放することを確実に防止するために、各保持板
(側部)6には、留め具10が設けられている。
すなわち、この留め具10は、第1及び5図に示
すように、表板1に接続されて形成されている保
持板(側部)6の、背板3の横方向の中心線Y−
Yの上におけるその幅のほぼ中央部において、こ
の保持板6を垂直に貫通する円柱状の幹部111
と、その端部に固着された、この幹部111の直
径よりもやや大きな直径の底面を有するほぼ円す
い状の突起部112とから成る、適当なプラスチ
ツク材料から作られた留め部材11が、その幹部
111の基部を長方形状のある厚さを有する基板
12に一体に形成されて構成されており、この基
板12は、保持板(側部)6の表面に適宜の手段
によつて接着されている。なお、この場合、突起
部112の底面と、保持板6の表面との間のすき
まd2は、ほぼプラスチツク・ケースの素材の厚さ
に相当するようなものとする。
一方、これに対応して、第1及び6図に示すよ
うに、他の表板2に接続されて形成されている保
持板(側部)6の、背板3の横方向の中心線Y−
Yの上において、留め部材11の背板3の縦方向
の中心線X−Xに対して対称的な箇所には、この
留め部材11の突起部112の底面の直径よりも
やや小さな直径r1を有する受け穴13があけられ
ており、また、この保持板6の折り畳み線61と、
受け穴13の中心を通るこの折り畳み線61に平
行な線とを対向する2辺とする、ある長さを有す
るプラスチツク・シート製の長方形状の台板14
が、この保持板6の表面に適宜の手段によつて接
着されている。なお、この台板14の厚さは、ほ
ぼ寸法d1を有するものとし、また、この台板14
には、受け穴13の半径r1よりも、やや大きく且
つ留め部材11の突起部112の底面の半径にほ
ぼ一致するような半径r2を有する半円形状の開口
141があけられている。
このような構成を有している留め部材11と、
受け穴13とが、留め具10を形成しており、一
方の表板1を他方の表板2に対して、背板3の部
分において側辺11,21に沿つて折り畳み、両者
を相互に重ねる時に、一方の保持板(側部)6の
留め部材11の突起部112を、他方の保持板
(側部)6にあけられた受け穴13を押し込むこ
とにより、この円すい形状を有する突起部112
の円すいの底面は、受け穴13の周辺部が、台板
14の開口141の周辺部分によつて支持されて
いるので、この周辺部を弾性的にたわませ、この
受け穴13を貫通させることができ、いつたん貫
通すると、受け穴13の周辺部の材料が再び弾性
により元の状態に戻ることにより、留め部材11
の突起部112の底面が、保持板(側部)6の裏
面に密着し、この状態に確実に鎖錠されることと
なる。このようにして、表板1,2の周側部分
は、相互にすきま無しに接触し、外部からケース
30の内部に、ちりや、ほこりの侵入することが
完全に阻止されるようになる。逆に、この状態か
ら表板1,2を解放する場合にも、同様に、受け
穴13の周辺の素材の弾性作用により、留め具1
0の突起部112と、受け穴13との間の鎖錠は
容易に開放することができる。
このようにして、本考案によると、表板1,2
に形成されている留め具10を構成している留め
部材11と、受け穴13との間の係合は、両方の
表板1,2が閉じられた状態においても、それら
の間に形成される空間内に収まつているので、従
来のものにおけるように、表板の外部に露出する
ことは無い。
考案の効果 以上のように、本考案によると、2個の表板
が、それぞれ、その内面周辺にそれから間隔を有
して設けられた保持板との間に形成されたすきま
内に、例えば、各1枚のフロツピー・デイスクを
収容するように構成されたプラスチツク・ケース
において、これらの表板を閉塞した場合に、両方
の表板を確実に鎖錠し、しかも、この状態におい
て、留め具が、表板の外部に何ら突出することが
無いので、このようなプラスチツク・ケースを携
行したり、重ねて貯蔵する場合に何らの不都合を
ももたらすことが無いという優れた効果を発揮す
るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の1実施例を、その素材の状
態において示す展開図、第2図は、それをプラス
チツク・ケースとして組み立て状態において示す
展開図、第3図は、第2図の−線による縦断
面図、第4図は、これを背板に沿つてて折り畳
み、相互に重ねた状態においてを示す側面図、第
5及び6図は、第1図の一部分の、それぞれ、
−及び−線による切断拡大図、第7図は、
本考案における留め具の部分の拡大断面図、第8
及び9図は、従来のプラスチツク・ケースの2例
を示す側面図である。 1,2……表板、4,5,6……保持板、41
1,61……折り畳み線、10……留め具、11
……留め部材、112……突起部、12……基板、
13……受け穴、14……台板、141……開口。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 プラスチツク・シートを素材とし、ほぼ正方
    形状の平面輪郭を有している1対の表板1,2
    の対向する側辺11,21を背板3によつて相互
    に接続し、他の側辺12,13,14及び22,2
    ,24には、これらの側辺からある間隔を置い
    てそれぞれに平行に形成された折り畳み線41
    1,61を介して保持板4,5,6をそれぞれ
    一体に構成し、これらの保持板4,5,6を側
    辺12,13,14及び22,23,24並びに折り
    畳み線41,51,61に沿つて折り畳むことに
    より、表板1,2と、これらの表板1,2の周
    辺に、これらの表板1,2と保持板4,5,6
    との間に形成されるある厚さの平行なすきまと
    によつて1対のケース部分A1,A2が背板3に
    より相互に接続されて構成されるようになつて
    いるプラスチツク・ケースにおいて、表板1,
    2の各側辺14,24に一体に形成された各保持
    板6に、一方のものには、先端部に突起部11
    を有している留め具10の留め部材11が表
    板1と反対方向に突出するように設けると共に
    他方のものには、両方のケース部分A1,A2が、
    各表板1,2をそれらの各側辺11,21に沿つ
    て背板3に対して折り畳むことにより相互に重
    なる状態とした時に、突起部112を受け入れ
    るための留め具10の受け穴13をあけて成る
    プラスチツク・ケース。 2 留め具10の留め部材11が、保持板6の表
    面に固着されるようにされた基板12に基部を
    一体に固定された幹部111と、その自由端部
    に形成された突起部112とから成り立つてい
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のプラス
    チツク・ケース。 3 留め具10の受け穴13をあけられた保持板
    6の裏面に台板14が固定され、この台板14
    には、受け穴13の大きさよりも、やや大きな
    開口141が受け穴13を包囲するように設け
    られている実用新案登録請求の範囲第1又は2
    項記載のプラスチツク・ケース。
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