JPH01279934A - 透湿性樹脂シート及びその製造方法 - Google Patents
透湿性樹脂シート及びその製造方法Info
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- JPH01279934A JPH01279934A JP24657687A JP24657687A JPH01279934A JP H01279934 A JPH01279934 A JP H01279934A JP 24657687 A JP24657687 A JP 24657687A JP 24657687 A JP24657687 A JP 24657687A JP H01279934 A JPH01279934 A JP H01279934A
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Landscapes
- Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
皇呈上二皿里圀団
本発明は、透湿性を有する樹脂シート及びその製造方法
に関する。
に関する。
皿米皇茨王
透湿性を有するシートとしては、従来、種々の構造を有
するものが知られている。例えば、極細長繊維の高密度
織物や、表面にポリウレタンコーティングした繊維シー
ト、ポリテトラフルオロエチレンフィルムと繊維基材と
のラミネート等が知られているが、いずれも高価であっ
て、用途も限られるほか、複雑な或いは高度な製造工程
を必要とする。
するものが知られている。例えば、極細長繊維の高密度
織物や、表面にポリウレタンコーティングした繊維シー
ト、ポリテトラフルオロエチレンフィルムと繊維基材と
のラミネート等が知られているが、いずれも高価であっ
て、用途も限られるほか、複雑な或いは高度な製造工程
を必要とする。
が ゛ しようとする口 占
本発明者は、従来の透湿性樹脂シートとは全く異なる技
術的観点に立脚して、ｉ３湿性樹脂シートを得るべく鋭
意研究した結果、樹脂シートの発泡構造中に吸水性樹脂
粉末を分散させることによって、透湿性にすぐれる樹脂
シートを容易に得ることができることを見出して本発明
に至ったものである。
術的観点に立脚して、ｉ３湿性樹脂シートを得るべく鋭
意研究した結果、樹脂シートの発泡構造中に吸水性樹脂
粉末を分散させることによって、透湿性にすぐれる樹脂
シートを容易に得ることができることを見出して本発明
に至ったものである。
。 占を”するための
本発明による透湿性樹脂シートは、発泡構造を存する熱
可塑性樹脂シート中に微細な吸水性樹脂粉末が分散され
ていることを特徴とし、かかる透湿性樹脂シートは、本
発明に従って、熱可塑性樹脂のゾルに吸水性樹脂粉末を
混合し、発泡させることによって得ることができる。
可塑性樹脂シート中に微細な吸水性樹脂粉末が分散され
ていることを特徴とし、かかる透湿性樹脂シートは、本
発明に従って、熱可塑性樹脂のゾルに吸水性樹脂粉末を
混合し、発泡させることによって得ることができる。
本発明において用いる熱可塑性樹脂は、特に限定される
ものではないが、ポリ塩化ビニルが好ましい。ポリ塩化
ビニル樹脂の発泡シートを得る方法は既に種々知られて
いるが、代表的には、ポリ塩化ビニルのペーストレジン
を用い、これを発泡剤にて発泡させる化学発泡、又はポ
リ塩化ビニルのペーストレジンを機械的に攪拌して発泡
させる機械発泡によることができる。
ものではないが、ポリ塩化ビニルが好ましい。ポリ塩化
ビニル樹脂の発泡シートを得る方法は既に種々知られて
いるが、代表的には、ポリ塩化ビニルのペーストレジン
を用い、これを発泡剤にて発泡させる化学発泡、又はポ
リ塩化ビニルのペーストレジンを機械的に攪拌して発泡
させる機械発泡によることができる。
本発明において用いる吸水性樹脂も、既に知られている
種々のものを用いることができる。このような吸水性樹
脂として、例えば、イソブチレン−無水マレイン酸共重
合体樹脂（例えば、■クラレノのＫＩゲル２０１に−Ｆ
２） 、架橋させたポリアクリル酸ナトリウム（例えば
、荒用化学工業■のアラソーブや、日本触媒化学工業−
のアクアリックＣＡ）等を挙げることができる。
種々のものを用いることができる。このような吸水性樹
脂として、例えば、イソブチレン−無水マレイン酸共重
合体樹脂（例えば、■クラレノのＫＩゲル２０１に−Ｆ
２） 、架橋させたポリアクリル酸ナトリウム（例えば
、荒用化学工業■のアラソーブや、日本触媒化学工業−
のアクアリックＣＡ）等を挙げることができる。
本発明においては、このような吸水性樹脂は、微細な粉
末として、樹脂シート中に分散される。
末として、樹脂シート中に分散される。
その粒径は、乾燥状態で５〜１００μｍであるのが好ま
しい。
しい。
本発明による透湿性樹脂シートは二好適には、ポリ塩化
ビニルのペーストレジン１００重１部に対して上記した
ような吸水性樹脂の粉末１０〜２００重量部を配合し、
更に、所要量の可塑剤、安定剤を配合し、化学発泡によ
る場合は、発泡剤及び整泡剤を加え、このようにして得
られる樹脂混合物を常法に従って発泡させると共に、シ
ートに成形することによって得ることができる。
ビニルのペーストレジン１００重１部に対して上記した
ような吸水性樹脂の粉末１０〜２００重量部を配合し、
更に、所要量の可塑剤、安定剤を配合し、化学発泡によ
る場合は、発泡剤及び整泡剤を加え、このようにして得
られる樹脂混合物を常法に従って発泡させると共に、シ
ートに成形することによって得ることができる。
樹脂シートが発泡構造をもたないときは、このような樹
脂シート中に吸水性樹脂粉末を比較的少量分散させても
、得られるシートは、透湿性を有しない。吸水性樹脂粉
末がそれぞれ独立して樹脂に包囲されており、樹脂シー
トの一面から多面側へ湿気が移動することができないか
らである。しかしながら、本発明に従って、樹脂シート
を発泡構造とし、これに吸水性樹脂粉末を分散させると
きは、一般に樹脂が疎水性であり、吸水性樹脂が親水性
であるところから、吸水性樹脂粉末は、大部分は、発泡
構造を形成する気泡と気泡との接触点に位置することと
なり、樹脂シートの一面から多面側に連通して、気泡と
吸水性樹脂粉末とが相互に接触してなる湿気の通路を構
成し、かくして、樹脂シートは透湿性を有することとな
る。
脂シート中に吸水性樹脂粉末を比較的少量分散させても
、得られるシートは、透湿性を有しない。吸水性樹脂粉
末がそれぞれ独立して樹脂に包囲されており、樹脂シー
トの一面から多面側へ湿気が移動することができないか
らである。しかしながら、本発明に従って、樹脂シート
を発泡構造とし、これに吸水性樹脂粉末を分散させると
きは、一般に樹脂が疎水性であり、吸水性樹脂が親水性
であるところから、吸水性樹脂粉末は、大部分は、発泡
構造を形成する気泡と気泡との接触点に位置することと
なり、樹脂シートの一面から多面側に連通して、気泡と
吸水性樹脂粉末とが相互に接触してなる湿気の通路を構
成し、かくして、樹脂シートは透湿性を有することとな
る。
又里二四玉
以上のように本発明の透湿性樹脂シートは、吸水性樹脂
粉末が分散された発泡構造を有し、すぐれたｉ３ ？Ｗ
性を有する。また、その製造に際しては、比較的少量の
吸水性樹脂粉末を配合した樹脂ゾルを発泡させればよい
ので、低度に且つ容易に製造することができる。
粉末が分散された発泡構造を有し、すぐれたｉ３ ？Ｗ
性を有する。また、その製造に際しては、比較的少量の
吸水性樹脂粉末を配合した樹脂ゾルを発泡させればよい
ので、低度に且つ容易に製造することができる。
裏１桝
以下に実施例を挙げて本発明を説明する。
実施例１
ポリ塩化ビニルペーストレジン（平均重合度１３００）
１００重量部、安定剤＜ｐａ田加工製ＡＢＣ−ＩＹ）３
重量部、整泡剤（アデカ・アーガス製ＢＡＰ−１）、発
泡剤（大塚化学製ＡＺ−Ｆ） ３重量部、ジオクチルフ
タレート９０重量部及び平均粒径４０μｍの吸水性樹脂
粉末（■クラレ製Ｋｌゲル２０１に−Ｆ２）３０重量部
を混合し、常法に従って、シートに成形し、発泡させて
、厚み１００μｍ１セル密度４５個／ｄのシートを得た
。但し、セル密度とは、断面ｌａｄ当りの細孔の数をい
う。
１００重量部、安定剤＜ｐａ田加工製ＡＢＣ−ＩＹ）３
重量部、整泡剤（アデカ・アーガス製ＢＡＰ−１）、発
泡剤（大塚化学製ＡＺ−Ｆ） ３重量部、ジオクチルフ
タレート９０重量部及び平均粒径４０μｍの吸水性樹脂
粉末（■クラレ製Ｋｌゲル２０１に−Ｆ２）３０重量部
を混合し、常法に従って、シートに成形し、発泡させて
、厚み１００μｍ１セル密度４５個／ｄのシートを得た
。但し、セル密度とは、断面ｌａｄ当りの細孔の数をい
う。
この樹脂シートは、約２５００ ｇ／ｒｄ ・２４ｈｒ
の透湿性を示した。
の透湿性を示した。
同様にして、吸水性樹脂粉末の配合量を種々に変えて、
透湿性樹脂シートを得た。吸水性樹脂の配合量と透湿性
との関係を第１図に示す。
透湿性樹脂シートを得た。吸水性樹脂の配合量と透湿性
との関係を第１図に示す。
実施例２
ポリ塩化ビニルペーストレジン（平均重合度１６５０）
１００重量部、安定剤（アデカ・アーガス製Ｆｌ−５４
） ３重量部、ジヘキシルフタレート６０重量部及び
平均粒径３０μｍの吸水性樹脂粉末（日本触媒化学工業
側型アクアリックＣＡ）５０重量部を混合し、機械発泡
させた後、常法に従って、シートに成形し、厚み１００
μｍ、セル密度４５個／ｄのシートを得た。
１００重量部、安定剤（アデカ・アーガス製Ｆｌ−５４
） ３重量部、ジヘキシルフタレート６０重量部及び
平均粒径３０μｍの吸水性樹脂粉末（日本触媒化学工業
側型アクアリックＣＡ）５０重量部を混合し、機械発泡
させた後、常法に従って、シートに成形し、厚み１００
μｍ、セル密度４５個／ｄのシートを得た。
この樹脂シートは、約４０００ ｇｌｒｄ ・２４ｈｒ
の透湿性を示した。
の透湿性を示した。
同様にして、吸水性樹脂粉末の配合量を種々に変えて、
透湿性樹脂シートを得た。吸水性樹脂の配合量と透湿性
との関係を第２図に示す。
透湿性樹脂シートを得た。吸水性樹脂の配合量と透湿性
との関係を第２図に示す。
第１図及び第２図は、本発明による透湿性樹脂シートに
おける吸水性樹脂粉末の配合量と透湿量との関係を示す
グラフである。 第１図 第２図 暖、ｋＡｉｎ４１粕禾４（１４仰）
おける吸水性樹脂粉末の配合量と透湿量との関係を示す
グラフである。 第１図 第２図 暖、ｋＡｉｎ４１粕禾４（１４仰）
Claims (6)
- （１）発泡構造を有する熱可塑性樹脂シート中に微細な
吸水性樹脂粉末が分散されていることを特徴とする透湿
性樹脂シート。 - （２）樹脂がポリ塩化ビニル樹脂であることを特徴とす
る特許請求の範囲第１項記載の透湿性樹脂シート。 - （３）熱可塑性樹脂のゾルに吸水性樹脂粉末を混合し、
発泡させることを特徴とする透湿性樹脂シートの製造方
法。 - （４）熱可塑性樹脂のゾルがポリ塩化ビニルのペースト
レジンであることを特徴とする特許請求の範囲第３項記
載の透湿性樹脂シートの製造方法。 - （５）熱可塑性樹脂のゾルを化学発泡させることを特徴
とする特許請求の範囲第３項記載の透湿性樹脂シートの
製造方法。 - （６）熱可塑性樹脂のゾルを機械発泡させることを特徴
とする特許請求の範囲第３項記載の透湿性樹脂シートの
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24657687A JPH01279934A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 透湿性樹脂シート及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24657687A JPH01279934A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 透湿性樹脂シート及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01279934A true JPH01279934A (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=17150473
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24657687A Pending JPH01279934A (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | 透湿性樹脂シート及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01279934A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03215531A (ja) * | 1990-01-18 | 1991-09-20 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | 吸湿性及び透湿性に優れたフィルム |
| US5193276A (en) * | 1990-06-19 | 1993-03-16 | Stahlgruber, Otto Bruber GmbH & Co. | Device for cutting of reinforcing elements from a rubber or plastic matrix |
| JP7154458B1 (ja) * | 2021-12-06 | 2022-10-17 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子用流路板、全熱交換素子および全熱交換換気装置 |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5832638A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-25 | Kuraray Co Ltd | 吸水性発泡体 |
| JPS61130350A (ja) * | 1984-11-30 | 1986-06-18 | Nippon Zeon Co Ltd | 機械発泡性プラスチゾル組成物 |
| JPS61138646A (ja) * | 1984-12-10 | 1986-06-26 | Bando Chem Ind Ltd | 硬質ポリ塩化ビニルフォーム成型品の製造方法 |
| JPS61192746A (ja) * | 1985-02-21 | 1986-08-27 | Bando Chem Ind Ltd | 硬質ポリ塩化ビニルフオ−ム成型品の製造方法 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP24657687A patent/JPH01279934A/ja active Pending
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5832638A (ja) * | 1981-08-20 | 1983-02-25 | Kuraray Co Ltd | 吸水性発泡体 |
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| US5193276A (en) * | 1990-06-19 | 1993-03-16 | Stahlgruber, Otto Bruber GmbH & Co. | Device for cutting of reinforcing elements from a rubber or plastic matrix |
| JP7154458B1 (ja) * | 2021-12-06 | 2022-10-17 | 三菱電機株式会社 | 全熱交換素子用流路板、全熱交換素子および全熱交換換気装置 |
| WO2023105552A1 (ja) * | 2021-12-06 | 2023-06-15 | 三菱電機株式会社 | 透湿樹脂シート、全熱交換素子用流路板、全熱交換素子および全熱交換換気装置 |
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