JPH01279271A - 電流値セットアップ機能を備えた記録装置 - Google Patents

電流値セットアップ機能を備えた記録装置

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JPH01279271A
JPH01279271A JP63109794A JP10979488A JPH01279271A JP H01279271 A JPH01279271 A JP H01279271A JP 63109794 A JP63109794 A JP 63109794A JP 10979488 A JP10979488 A JP 10979488A JP H01279271 A JPH01279271 A JP H01279271A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電源ON時に各コロトロンの電流値コントロー
ルを行うようにした記録装置に係わり、特に複数のコロ
トロンの電流値の合わせ込みを同時並行的に行うことに
より、合わせ込みの時間を大幅に短縮すると共に、コピ
ー質の向上を図ることができる電流値セットアツプ機能
を備えた記録装置に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、複写機やファクシミリ等の記録装置は高画質、多
機能化、高信幀性等進歩がめざましく、各方面に普及さ
れている。しかし、ユーザーからのニーズは多樟で、さ
らに高画質、多機能化、高信幀であると共に低コスト化
、低消費エネルギー化の要請に答える必要がある。この
ような性能の記録装置を実現するために、機械の環境変
化や感材および現像剤の特性変化等があっても長時間に
わたってコピー質の低下を防止することができるように
するためにゼログラフィーの各部の状態をセンサーで検
出し、この情報に基づき帯電装置、露光装置、現像バイ
アス、トナーディスペンス等の出力を補正し、常に最良
のコピー条件を維持するようにプロセスコントロールが
行われている。
〔発明が解決すべき課題〕
ところで、従来、ブタツクコロトロン(DTC)、ブリ
トランスファコロトロン(PTC)等の各コロトロンに
ついては、コロトロンと高圧電源それぞれ単独で定電圧
、定電流制御を行い、その調整は工場出荷時とかトラブ
ル時にサービスマン等がチエツクを行い、再調整を行っ
ていた。しかしながら、感材は時間と共にその特性が変
化するため、高画質を維持するためには使用の度毎に各
コロトロンの電流値を制御する必要があり、その場合、
従来のように各コロトロン、高圧電源回路単独の制御で
は合わせ込みに時間がかかり、例えば、マニュアルで調
整する場合は、1出力数分かかってしまう。またCPU
を使った自動セットアップの場合、系の反応時間が20
0〜300m5ecかかるので、1出力10ステツプと
して調整時間が3程度度、AC,DC出力のある場合は
その3倍艇の9秒、コロトロンが4本あれば切り替え時
間等考慮すれば5倍の45秒程度かかってしまい、その
短縮化が望まれていた。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、セットア
ップ時の電流値の合わせ込み時間を大幅に短縮すること
ができ、感光体や現像剤、その他消耗品の特性変化に応
じた電流値を常に得ることができる電流値セットアツプ
機能を備えた記録装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明の電流値セットアップ機能を備えた記
録装置は、第1図に示すように複数のコロトロンと、各
コロトロン011〜O1nへの電流値検出信号が入力さ
れ、最適電流値を演算して各コロトロンへの電流値を変
更する演算処理制御手段03とからなり、さらにコロト
ロンへの電流値をモニターする電流値モニター部、演算
処理制御手段からのリモートに応じた′ri流をコlコ
トロンへ出力する出力部からなる高圧電源手段を有して
いる。各コロトロンの?llt流値の合わせ込みは、各
コロトロンの電流値目標値テーブルを参照して時分υI
的に交互に並行して行い、特に交流成分同士、直流成分
同士を時分割的に交互に並行して行っている。この合わ
せ込みは、ステップ状にリモートを変更し、モニター値
を基準値に対して所定範囲内に合わせ込むことにより行
い、リモート値としては、デジタル値以外にもD/A変
換された直流値、またはパルス幅変調された値を使用し
、モニター値が基準値に対して所定範囲内に入った最初
の値を次回セットアツプの初期値として不揮発性メモリ
に記憶するようにして合わせ込みの迅速化を図ゲでいる
。また電流値セットアップは一定時間行い、一定時間内
にモニター値を所定範囲に合わせ込みできない場合は、
最終のリモート値を使用し、自己診断モードで通常モー
ド時のセットアツプI%了時の各コロトロンのリモート
に対するモニター値を表示可能である。また電流値セッ
トア・、ブモードへは、セットアツプ時の感光体クリー
ニング終了により自動的に遷移するようにしており、ま
た電流値の合わせ込みを行う電流値モジュールは、ベル
トホール回数判断部を有し、データ通知サービスにより
ベルトホールを所定回数検知したことを認識すると電流
値セットアツプ処理を行い、電流値の合わせ込みを行う
電流値モジュールは、電流値上ノドアンプ処理が終了す
ると、その情報を他のモジュールが参照可能なデータ登
録サービスへ通知している。
〔作用〕
本発明はパワーONしてスタンバイ状態になり、スター
トボタンを押してベルト1周のマシンクロック数を求め
るためにベルト5周駆動し、同時にベルトクリーニング
を行ってセットアツプ状態になった時に行われる。そし
て、3種類の電流値、即ちDTCの交流成分、PTCの
交流成分および直流成分の合わせ込みを行い、そのうち
、DTClPTCの交流成分を時分割で同時並行で合わ
せ込み、それが済んだ後、PTCの直流成分の合わせ込
みを行う。このようにDTCとPTCの交流成分を同時
並行して合わせ込むため、合わせ込む時間を大幅に短縮
でき、また、セットアツプモード中に3種類の電流値を
合わせ込むため、感光体や現像剤、その他消耗品の特性
、劣化に応じた電流値を常に得ることができ、長期間に
わたって高画質を維持することができる。また、パワー
ONの後最初のスタートで1回だけ行われるセットアッ
プモードの時間短縮になるので、ユーザーを待たせる時
間が減少し、マシンの機能アップにつながる。なお、D
TCの直流成分、トランスファコロトロン(TC)の電
流値もAC成分同様に交互に合わせ込むのが望ましいが
、これらの値は画質にそれほど影響を与えないので、一
定値を出力するようにしてもよい。
〔実施例] 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
且久 この実施例では複写機を記録装置の一例として説明する
。説明に先立って、本実施例の説明についての目次を示
す。なお、以下の説明において、(I)、(II)は本
発明が適用される複写機の全体構成の概要を説明する項
であって、その構成の中で本発明の詳細な説明する項が
(IIT)項である。
(1)装置の概要 (r−1)装置構成 (T−2)システムの機能・特徴 (1−3)複写機の電気制御システムの構成(1−4)
シリアル通信方式 (1−5)ステート分割 (n)具体的な各部の構成 (U−1)光学系 (U−2)ユーザーインターフェース (11−3)用紙搬送系 (II−4)原稿自動送り装置 (IT−5)ソータ (III)ベルト廻り (I[1−1)ベルト廻りの概要 (I[1−2)イメージングモジュール(Ill−3)
マーキング系 (I[1−4)ベル)lりの各要素の説明(III−5
)電流値セットアップ(本発明の要部) 一〇ロー及πq且翌 (+−1)装置構成 第2図は本発明が適用される複写機の全体構成の1例を
示す図である。
本発明が通用される複写機は、ベースマシンlに対して
幾つかの付加装置が装備可能になったものであり、基本
構成となるベースマシンlは、上面に原稿を載置するプ
ラテンガラス2が配置され、その下方に光学系3、マー
キング系5の各装置が配置されている。他方、ベースマ
シン1には、上段トレイ6−1、中段トレイ6−2、下
段トレイ6−3が取り付けられ、これら各給紙トレイは
全て前面に引き出セるようになっており、繰作性の向上
と複写機の配置スペースの節約が図られると共に、ベー
スマシン1に対して出っ張らないスソキリとしたデザイ
ンの複写機が実現されている。
また、給紙トレイ内の用紙を搬送するための用紙搬送系
7には、インバータ9.10およびデユーブレックスト
レイ11が配置されている。さらに、ベースマシンl上
には、CRTデイスプレィからなるユーザインターフェ
イス12が取付けられると共に、プラテンガラス2の上
にDADF (デユーブレックスオートドキュメントフ
ィーダ:自動両面原稿送り装置)13が取り付けられる
。また、ユーザインターフェース12は、スタンドタイ
プであり、その下側にカード装置が取り付は可能となっ
ている。
次に、ベースマシン1の付加装置を挙げる。DADF1
3の代わりにRDH(リサイクルドキュメントハンドラ
ー:原稿を元のフィード状態に戻し原稿送りを自動的に
繰り返す装置)15或いは通常のADF (オートドキ
ュメントフィーダ:自動原稿送り装M)、エディタパッ
ド(座標入力装置)付プラテン、プラテンカバーのいず
れかを取付けることも可能である。また、用紙搬送系7
の供給側には、MSI (マルチシートインサータ:手
差しトレイ)16およびHCF(ハイキャパシティフィ
ーダ:大容量トレイ)17を取付けることが可能であり
、用紙搬送系7の排出側には、1台ないし複数台のソー
タ19が配設可能である。
なお、DADF13を配置した場合には、シンプルキャ
ッチトレイ20或いはソータ19が取付可能であり、ま
た、RDH15を取付けた場合には、コピーされた11
11&IIを交互に重ねてゆくオフセントキャッチトレ
イ21、コピーされたl&F111Jiをステープルで
とめるフィニッシャ22が取付可能であり、さらに、紙
折iM能を有するフォールダ23が取付可能である。
(1−2) シスfム(D機tm・*rh(A)機能 本発明は、ユーザのニーズに対応した多種多彩な機能を
備えつつ複写業務の人口から出口までを全自動化すると
共に、上記ユーザインターフェイス12においては、機
能の選択、実行条件の選択およびその他のメニュー等の
表示をCRTデイスプレィで行い、誰もが簡単に操作で
きることを大きな特徴としている。
その主要な機能として、CRTデイスプレィ上で表示画
面を切換えることにより、基本コピー、応用コピーおよ
び専門コピーの各モードに類別して、それぞれのモード
で機能選択や実行条件の設定等のメニューを表示すると
共に、キー人力により画面のカスケードを移動させて機
能を選択指定したり、実行条件データを入力可能にして
いる。
本発明が適用される複写機の機能としては、主要機能、
自動機能、付加機能、表示機能、ダイアグ機能等がある
主要機能では、用紙サイズがA6〜A2.86〜B3ま
での定形は勿論、定形外で使用でき、先に説明したよう
に3段の内蔵トレイを有している。
また、7段階の固定倍イシと2%祭りののIf:′r!
倍4X調整及び99%〜lot%の間で0.15%刻み
の微調整ができる。さらに、固定7段階及び写真モード
での濃度選択機能、両面機能、1mm〜16mmの範囲
での左右単独とじ代設定機能、ピリング機能等がある。
自動機能では、自動的に原稿サイズに合わせて行う用紙
選択、用紙指定状態で行う倍唱選択、濃度コントロール
、パワーオン後のフユーザレディで行うスタート、コピ
ーが終了して一定時間後に行うクリアとパワーセーブ等
の機能がある。
付加機能では、合成コピー、υ1り込み、予熱モード、
設定枚数のクリア、オートモードへのオールクリア、機
能を説明するインフォメーション、Icカーとを使用す
るためのPキー、設定枚数を制限するマキシマム四ツク
原積戻しやDADFを使用するフルジョブリカバリー、
ジャム部以外の用紙を排紙するパージ、ぶちけしなしの
全面コピー、原稿の部分コピーや部分削除を行うエディ
タ、1個ずつジョブを呼び出し処理するジョブプロゲラ
14.0拭をコピーの間に1枚ずつ挿入する台紙、ブッ
クものに利用する中消し/枠消し等がある。
表示機能では、CRTデイスプレィ等を用い、ジャム表
示、用紙残量表示、トナー残量表示、回収トナー満杯表
示、フユーザが温まるの待ち時間表示、機能選択矛盾や
マシンの状態に関する情報をオペレータに提供するメツ
セージ表示等のvQ能がある。
また、ダイアグ機能として、NVRAMの初期化、入力
チエツク、出力チエツク、ジャム回数や用紙フィード枚
数等のヒスドリフアイル、マーキングや感材ベルトまわ
りのプロセスコードに用いる初期値の合わせ込み、レジ
ゲートオンタイミングの調整、コンフィギユレーション
の設定等の機能がある。
さらには、オプションとして、先に説明したようなMS
 r、HCF、セカンドデベのカラー(赤、青、緑、茶
)、エディター等が適宜装備可能になっている。
(B)特徴 上記機能を備える本発明のシステム全体として下記の特
徴を有している。
(イ)省電力化の達成 1.5kVAでハイスピード、高性能の複写機を実現し
ている。そのため、各動作モードにおける1、5kVA
実現のためのコントロール方式を決定し、また、目標値
を設定するための機能別電力配分を決定している。また
、エネルギー伝達経路の確定のためのエネルギー系統表
の作成、エネルギー系統による管理、検証を行うように
している。
(ロ)低コスト化 高額部品を内製化し技術改善および標準化を図ると共に
、画材ライフのハード側からの改存、トナー消費の低減
により画材費の低減化を図っている。
(ハ)信v性の向上 部品故障の低減及び長寿命化を図り、各パラメータのイ
ン/アウト条件を明確化し、設計不具合の低減化し、1
00kCVノーメンシナンスの実現を図っている。
(ニ)高画質の達成 本装置においてはトナー粒子にフェライトからなるマイ
クロキャリアを使用して精細にし、また反発磁界により
現像する方式を採用している。また感光体としては有機
感材を何層にも塗って形成した高感度汎色有機感材ベル
トを採用し、さらに七ノドポイントを駆使したビクトリ
アルモードにより中間jjツを表現できるようにしてい
る。これらのことによりジェネレーション・コピーの改
善、黒点低減化を図り、従来にない高画質を達成してい
る。
(ホ)操作性の改善 原稿をセットしコピー枚数を人力するだけでスタートキ
ーのは作により所定のモードでコピーを実行する全自動
モードを有すると共に、基本コピー、応用コピー、専門
コピーに分割した画面によるコピーモードの設定を含め
、多様なモード設定をユーザの要求に応じて選択できる
ようにしている。これらのユーザインターフェースは、
CRTデイスプレィとその周囲に画面と対応して配置し
た少数のキー及びLEDにより行い、見易い表示メニュ
ーと簡単な操作でモート設定を可能にしている。また、
不揮発性メモリやICカードにコピーモードやその実行
条件等を予め記憶しておくことにより、所定の操作の自
動化を可能にしている。
(C)差別化の例 本発明が適用される複写機は、ICカードに格納された
プログラムにより複写機の機能を左右することができる
。従って、ICカードに13納されるプログラムをカー
ド単位で変化させることで、複写機の使用に対する差別
化が可能になる。これについて、分かり易い例を幾つか
挙げて説明する。
第1の例として、雑居ビルに複数の会社が共同使用する
複写機が備えられていたり、一つの会社内や工場内であ
っても異なった部門間で共同使用する複写機が備えられ
ている場合を説明する。後者の共同使用は、予算管理上
で必要となるものであり、従来ではコピーライザ等の機
器を用いて各部門の使用管理を行っていた。
このチ復万機は、第2図で示したヘースマシン1にIC
カード装置、DADF13、ソーク19、tJ! +2
、供給トレイ(6−1〜6−3)、およびデユーブレッ
クストレイ1】を備えた比較的高度なンステム構成の複
写機であるとする。共同使用打の中には、DADF13
やソータ19を必要とする人あるいは部門もあれば、な
んら付加装置を必要としない大または部門もある。
これら使用態様の異なる複数の大または部門が)M万機
の費用負担を各自のコピーボリュームからだけで決定し
ようとすれば、低ボリュームのコピーしかとらない大ま
たは部門は、各種付加装置が装(lahされた複写機の
導入に反対してしまい、複写機を高度に使用しようとす
る大または部門との間の調整が困難となってしまう。
このような場合には、各人または各部門の使用態様に応
したICカードを用意しておき、高度な機能を望む人あ
るいは部門はど基本的な費用を多くfl、担すると共に
、多くの機能を活用することができるようにしておけば
よい。例えば辰も高度なICカードの所有者は、そのI
CカードをICカード装置にセットした状態で複写機を
動作させることにより、DADF ] 3、ソータ19
、供給トレイ(6−1〜6−3)およびデユープレック
ストレイ11を自在に使用することができ、事務効率も
向上させることができる。これに対してコピー用紙のソ
ーティングを必要としない人は、ソーティングについて
のプログラムを欠<ICカードをセントして、キャッチ
トレイ20のみを使用することで経費を節減することが
できる。
第2の例として、コピー業者がICカートでセルフコピ
ーサービス店を営む場合を説明する。
店の中には、複数台の複写機が配置されており、それぞ
れにI ’Cカード装置22が取りつけられている。客
はサービス態様に応したICカードを請求し、これを自
分の希望する複写機にセットしてセルフサービスでコピ
ーをとる。複写機に不慣れな客は、操作説明の表示n能
をプログラムとして(IIえたICカードを請求し、こ
れをセットすることでU112に各種操作情報の表示を
可能とし、コピー作業を間違いなく実行することができ
る。
DADF I 3の使用の可否や、多色記録の実行の可
否等も貸与するICカードによって決定することができ
、また使用機種の制限も可能となって料金にあった客の
管理が可能になる。更にコピー枚数や使用したコピー用
紙のサイズ等のコピー作業の実態をICカードに書き込
むことができるので、料金の請求が容易になり、常連客
に対するコピー料金の割り引き等の細かなサービスも可
能になる。
第3の例として、特定ユーザ向けのプログラムを格納し
たICカードを用いたサービスについ°ζ説明する。例
えば特許事務所では写真製版により縮小された特許公報
類を検討するときに原寸と同一のコピーをとる必要から
200%という比較的大きな拡大率でコピーをとる仕事
がある。また官庁に提出する図面を作成する際に、その
要請に応えるために元の図面を小刻みに縮小あるいは拡
大する作業が行われる。また、市役所あるいは区役所等
の住民票のコピーを行う部門では、請求の対象外となる
人に関する記載箇所や個人のブライバシを保護するため
に秘密にすべき箇所の画情報を削除するようにして謄本
や抄本を作成する。
このように使用者(ユーザ)によっては、複写機を特殊
な使用B様で利用する要求がある。このような要求にす
べて満足するように複写機の機能を設定すると、コンソ
ールパネルが複雑となり、また複写機内部のROMが大
型化してしまう。そこで特定ユーザ別にICカードを用
、ぎし、これをセントさせることでそのユーザに最も適
する機能を持った複写機を実現することができる。
例えば特許事務所の例では、専用のICカードを購入す
ることで、固定倍率として通常の数種類の縮倍率の他に
200%の縮倍率を節単に選択できるようになる。また
微調整を必要とする範囲で例えば1%刻みで縮倍率を設
定することができるようになる。更に住民票の発行部門
では、テンキー等のキーを操作することによって液晶表
示部等のデイスプレィに住民票の種類や削除すべき欄や
項目を指示することができるようになり、この後スター
トボタンを押すことでオリジナルの所望の範囲のみがコ
ピーされたり、必要な部分のみが編集されて記録される
ようになる。
(1−3)複写機の電気系制御システムの構成第3図は
本発明が適用される複写機のサブシステムの構成を示す
図、第4図はCPUによるハード構成を示す図である。
本発明が適用される複写機のシステムは、第3図に示す
ようにメイン基板31上のSQMC;Rサブシステム3
2、CHMサブシステム33.1MMサブシステム34
、マーキングサブシステム35からなる4つのサブシス
テムと、その周りのU/lサブシステム36、INPU
Tサブシステム37.0UTPUTサブシステム38、
OPTサブシステム39、置サブシステム40からなる
5つのサブシステムとによる9つのサブシステムで構成
している。そして、SQMGRサブシステム32に対し
て、CHMサブシステム33及びTMMサブシステム3
4は、SQMGRサブシステム32と共に第4図に示す
メインCPU41下にあるソフトウェアで実行されてい
るので、通信が不要なサブシステム間インターフェース
(実線表示)で接続されている。しかし、その他のサブ
システムは、メインCPU41とは別個のCPU下のソ
フトウェアで実行されているので、シリアル通信インタ
ーフェース(点線表示)で接続されている。次にこれら
のサブシステムを節単に説明する。
SQMC;Rサブシステム32は、U/Iサブシステム
36からコピーモードの設定情報を受信し、効率よくコ
ピー作業が実施できるように各サブシステム間の同期を
とりながら、各サブシステムに作業指示を発行すると共
に、各サブシステムの状態を常時監視し、異常発生時に
は速やかな状況判断処理を行うシーケンスマネージャー
である。
CHMサブシステム33は、用紙収納トレイやデユープ
レックストレイ、手差しトレイの制御、コピー用紙のフ
ィード制御ル、コピー用紙のパージ動作の制御を行うサ
ブシステムである。
rMMサブシステム34は、感材ヘルド」二のパネル分
υ1、感材ベルトの走行/停止の制御’fH、メインモ
ータの制御その他感材ベルト周りの制御を行うサグシス
テムである。
マーキングサブシステム35は、コロトロンや露光ラン
プ、現像機、感材ベルトの電位、トナー・濃度の制御を
行うサブシステムである。
U/Tサブシステム36は、ユーザインターフェースの
全ての制御、マシンの状態表示、コピーモード決定等の
ジョブ管理、ジジブリカバリーを行うサブシステムであ
る。
INPUTサブシステム37は、原稿の自動送り(DA
DF)や原稿の半自動送り(SADF)、大型サイズ(
A2)の原稿送り(LDC) 、コンピュータフオーム
原稿の送り(CFF)、原稿の2枚自動送り(2−UP
)の制御、原稿の操り返し自動送り(RDH)の制御、
原稿サイズの検知を行うサブシステムである。
0UTPUTサブシステム37は、ソーターやフィニッ
シャ−を制御し、コピーをソーティングやスタッキング
、ノンソーティングの各モードにより出力したり、緻じ
込み出力するサブシステムである。
OFTサブシステム39は、原1+% ’ftb光時の
スキャン、レンズ移動、シャッター、PrS/N0N−
PISの制御を行い、また、LDCモード時のキャリッ
ジ移動を行うサブシステムである。
IELサブシステム40は、窓材ベルト上の不要像の消
し込み、像に対する先端・後端の消し込み、編集モード
に応じた像の消し込みを行うサブシステムである。
上記システムは、第4図に示す7個のCPUを核として
構成され、ベースマシン1とこれを取す巻く付加装置等
の組み合わせに柔軟に対応することを可能にしている。
ここで、メインCPU41が、ベースマシンlのメイン
基板上にあってSQMGRサブシステム32、CHMサ
ブシステム33.1MMサブシステム34のソフトを含
み、シリアルバス53を介して各CPU42〜47と接
続される。これらのCPU42〜47は、第3図に示す
ビリアル通信インターフェースで接続された各サブシス
テムと1対1で対応している。シリアル通信は、100
m5ecを1通信サイクルとして所定のタイミングに従
ってメインCPU41と他の各CP[J42〜47との
間で行われる。そのため、機構的に厳密なタイミングが
要求され、シリアル通信のタイミングに合わせることが
できない信号については、それぞれのCPUに、!1り
込みボー1−(INTE子信号)が設けられシリアルハ
ス53とは別のホットラインにより割り込み処理される
。すなわち、例えば64cpm(A4LEF) 、30
9mm/s e cO)プoセススピードでコピー動作
をさせ、レジゲートのコントロール精度等を±1mmに
設定すると、−F記の如き100m5ecの通信サイク
ルでは処理できないジョブが発生する。このようなジョ
ブの実行を保証するためにホットラインが必要となる。
従って、この複写機では、各種の付加装置を取りつける
ことができるのに対応して、ソフトウェアについてもこ
れら各付加装置に対応したシステム構成を採用すること
ができるようになっている。
このような構成を採用した理由の1つは、(1)これら
の付加装置すべての動作制御プログラムを仮にベースマ
シン1に用意させるとすれば、このために必要とするメ
モリの容壇が膨大になってしまうことによる。また、(
11)将来新しい付加装置を開発したり、現在の付加装
置の改良を行った場合に、ベースマシンl内のROM 
(リード・オンリ・メモリ)の交換や増設を行うことな
く、これらの付加装置を活用することができるようにす
るためである。
このため、ベースマシン1には、複写機の基本部分を制
御するための基本記憶領域と、ICカードから本発明の
機能情報と共に取り込まれたプログラムを記憶する付加
記憶領域が存在する。付加記憶領域には、DADF13
の制御プログラム、U112の制御プログラム等の各種
プログラムが格納されるようになっている。そして、ベ
ースマシン1に所定の付加装置を取りつけた状態でIC
カードをICカード装置22にセットすると、U112
を通してコピー作業に必要なプログラムが読み出され、
付加記憶装置にロードされるようになっている。このロ
ードされたプログラムは、基本記憶領域に言き込まれた
プログラムと共働して、あるいはこのプログラムに対し
て優先的な地位をもってコピー作業の制御を行う。ここ
で使用されるメモリは電池によってバンクアップされた
ランダム・アクセス・メモリから構成される不揮発性メ
モリである。もちろん、ICカード、(■気カード、フ
ロッピーディスク等の他の記憶媒体も不揮発性メモリと
して使用することができる。この複写機ではオペレータ
による操作の負担を軽減するために、画像の濃度や倍率
の設定等をプリセットすることかできるようになってお
り、このプリセットされた値を不揮発性メモリに記憶す
るようになっている。
(1−4)シリアル通信方式 第5図はシリアル通信の転送データ構成と伝送タイミン
グを示す図、第6図は1通信サイクルにおける相互の通
信間隔を示すタイムシヤードである。
メインCPU41と各CPU(42〜47)との間で行
われるシリアル通信では、それぞれ第5図(a)に示す
ようなデータ量が割り当てられる。同図(a)において
、例えばUlの場合にはメインCPU41からの送信デ
ータTXが7バイト、受信データRXが15バイトであ
り、そして、次のスレーブすなわちオプティカルCPU
45に対する送信タイミング11  (同図(C))が
26m5であることを示している。この例によると、総
通信量は86バイトとなり、96008PSの通信速度
では約100mSの周期となる。そして、データ長は、
同図(ロ)に示すようにヘングー、コマンド、そしてデ
ータから構成している。同図(a)による最大データ長
による送受信を対象とすると、全体の通信サイクルは、
第6図に示すようになる。ここでは、96008PSの
通信速度から、1バイトの送信に饗する時間を1.2m
Sとし、スレーブが受信終了してから送信を開始するま
での時間を1msとし、その結果、100mSを1通信
サイクルとしている。
(1−5)ステート分割 第7図はメインシステムのステート分割を示す図である
ステート分割はパワーONからコピー動作、及びコピー
動作終了後の状態をいくつかに分割してそれぞれのステ
ートで行うジョブを決めておき、各ステートでのジョブ
を全て終了しなければ次のステートに移行しないように
してコントロールの能率と正確さを期するようにするた
めのもので、各ステートに対応してフラグを決めておき
、各ザブシステムはこのフラグを参照することによりメ
インシステムがどのステートにいるか分かり、自分が何
をすべきか判断する。また各サブシステムもステート分
割されていてそれぞれ各ステートに対応して同様にフラ
グを決めており、メインシステムはこのフラグを参照し
て各サブシステムのステートを把握し管理している。
先ず、パワーオンするとプロセッサーイニシャライズの
状態になり、ダイアグモードかユーザーモード(コピー
モード)かが判断される。ダイアグモードはサービスマ
ンが修理用等に使用するモードで、NVMに設定された
条件に基づいて種々の試験を行う。
ユーザーモードにおけるイニシャライズ状態においては
NVMの内容により初期設定を行う。例えば、キャリッ
ジをホームの位置、レンズを倍率100%の位置にセッ
トしたり、また各サブシステムにイニシャライズの指令
を行う。イニシャライズが終了するとスタンバイに遷移
する。
スタンバイは全てのサブシステムが初期設定を終了し、
スタートボタンが押されるまでのステートであり、全自
動画面で「おまちください」の表示を行う。そしてコル
クランプを点灯して所定時間フユーザ−空回転を行い、
フユーザ−が所定のコントロール温度に達するとUlI
がメツセージで「コピーできます」を表示する。このス
タンバイ状態は、パワーON1回目では数10秒程度の
時間である。
セットアツプはスタートボタンか押されて起動がかけら
れたコピーの前準備状態であり、メインモータ、ソータ
ーモータが駆動され、感材ベルトの■。。7等の定数の
合わせ込みを行う。またADFモータがONL、1枚目
の原稿送り出しがスタートし、1枚目の原稿がレジゲー
トに到達して原稿サイズが検知されてAPMSモードで
はトレイ、倍率の決定がなされ、ADFFit、稿がプ
ラテンに敷き込まれる。そして、ADF2枚目の原稿が
レジゲートまで送り出され、サイクルアップに遷移する
サイクルアップはベルトを幾つかのピッチに分割してパ
ネル管理を行い、最初のパネルがゲットパークポイント
へくるまでのステートである。即ち、コピーモードに応
してピンチを決定し、オプチカル・サブシステム6二倍
率を知らせてレンズ移動を行わせる。そして、CHMサ
ブシステム、1MMサブシステムにコピーモードを通知
し、倍率セントが認識されると、倍率と用紙サイズによ
りスキャン長が決定されてオプチカル・サブシステムに
知らせる。そして、マーキング・サブシステムにコピー
モードを通知し、マーキング・サブシステムの立ち上げ
が終了すると、IMMサブシステムでピンチによって決
まるパネルL/Eをチエツクし、最初のコピーパネルが
見つかり、ゲットパークポイントに到達するとゲットパ
ークレディとなってサイクルに入る。
サイクルはコピー動作中の状態で、ADC(Autoa
+atic  Density  Control) 
、 AE (AutoiaLic  Exposure
 ) % DDP:]ントロール等を行いながらコピー
動作を繰り返し行う。そしてR/L−カウント枚数にな
ると原稿交換を行い、これを所定原稿枚数だけ行うとコ
インシデンス信号が出てサイクルダウンに入る。
サイクルダウンは、キャリッジスキャン、用紙フィード
等を終了し、コピー動作の後始末を行うステートであり
各コロトロン、゛現像機等をOFFし、最後に使用した
パネルの次のパネルがストップパーク位置に停止するよ
うにパネル管理して特定のパネルだけが使用されて疲労
を生じないようにする。
このサイクルダウンからは通常スタンバイに戻るが、プ
ラテンモードでコピーしていた場合に再度スタートキー
を押ずリスタートの場合にはセットアツプに戻る。また
セットアツプ、サイクルアンプからでもジャム発生等の
サイクルダウン要因が発生するとサイクルダウンに遷移
する。
パージはジャムが発生した場合のステートで原因ジャム
用紙を取り除くと他の用紙は自動的に排出される。通常
、ジャムが発生するとどのようなステートからでもサイ
クルダウン→スタンバイ→バージと遷移する。そしてパ
ージエンドによりスタンバイまたはセットアツプに遷移
するが、再度ジャムが発生するとサイクルダウンへ’1
2 移する。
ベルトダウンはタッキングポイントよりトレイ側でジャ
ムが発生したような場合に生じ、ベルトクラッチを切る
ことによりヘルド駆動が停止される状態で、ベルトより
先の用紙はυト出することができる。
ハードダウンはインターロックが開けられて危険な状態
になったり、マシーンクロックフェイルが発生して制御
不能になったような状態で、24■電源供給が遮断され
る。
そして、これらベルトダウン、ハードダウン要因が除去
されるとスタンバイに遷移する。
(I+−1)光学系 第8図(a)は光学系の概略側面図、第8図(b)は平
面図、(c)は(b)のX−X方向側面図である。本実
施例の走査露光装置3は、像を感材4の移動速度よりも
速い速度で感材上に露光するPIS (プリセツション
・イ゛メージング・システム)方式を採用すると共に、
第2走査系Bを固定し、第1走査系Aを独立して移動可
能にする方式を採用している。すなわち、第1走査系A
は、露光ランプ102および第1ミラー103を有する
第1キヤリツジ101と、第2ミラー106および第3
ミラー107を有する第2キヤリツジ105から構成さ
れ、プラテンガラス2上に13iiされた原稿を走査す
る。一方、第2走査系Bは、第4ミラー110および第
5ミラー111を有する第3キヤリツジ109と、第6
ミラー113を有する第4キヤリツジ112から構成さ
れている。
また、第3ミラー107と第4ミラー110の光軸上に
はレンズ108が配置され、倍率に応じてレンズモータ
により移動されるが、走査露光中は固定される。
これら第1走査系Aおよび第2走査系Bは、直流サーボ
モータであるキャリッジモータ114により駆動される
。キャリッジモータ114の出力軸115の両側に伝達
軸116.117が配設され、出力軸115に固定され
たタイミングプーリ115aと伝達軸116.117に
固定されたタイミングプーリ116a、117a間にタ
イミングヘル)119a、119bが張設されている。
また、伝達軸116にはキャプスタンプーリ116bが
固定されこれに対向して配置される従動ローラ120a
、120b間には、第1のワイヤーケーブル121aが
たすき状に張設され、該ワイヤーケーブル121aには
、前記第1キヤリツジ101が固定されると共に、ワイ
ヤーケーブル12.1aは、第2キヤリツジ105に設
けられた減速プーリ122aに巻回されており、キャリ
ッジモータ114を図示矢印方向に回転させた場合には
、第1キ+リッジ1. OIが速度vIで図示矢印方向
に移動すると共に、第2キヤリツジ105が速度v1/
2で同方向に移動するようにしている。
また、伝達軸117に固定されたタイミングプーリ11
7bとこれに対向して配置される伝達軸123のタイミ
ングプーリ123a間には、タイミングベル)119c
が張設され、伝達軸123のキャプスタンプーリ123
bとこれに対向して配置される従動ローラ120c間に
第2のワイヤーケーブル121bが張設されている。該
ワイヤーケーブル121bには、前記第4キヤリツジ1
12が固定されると共に、ワイヤーケーブル121bは
、第3キヤリツジ109に設けられた減速プーリ122
bに巻回されており、キャリッジモータ114を図示矢
印方向に回転させた場合には、第4キヤリツジ112が
速度■zで図示矢印方向に移動すると共に、第3キヤリ
ツジ109が速度V t / 2で同方向に移動するよ
うにしている。
さらに、第8図(b)に示すように、伝達軸117には
、タイミングプーリ117aの回転をタイミングプーリ
117bに伝達させるためのPISクラッチ125(電
磁クラッチ)が設けられていて、x5pisクラッチ1
25の通電がオフになるとこれを係合させ、回転軸11
5の回転が伝達軸117.123に伝達される。また、
PISクラッチ125に通電されこれが解放すると伝達
軸117.123には回転軸1150回転が伝達されな
いように構成されている。また、第8図(C)に示すよ
うに、タイミングプーリ116aの側面には、係合突起
126aが設けられ、LDCロックソレノイド127の
オンにより係合片126bが係合突起126aに係合し
て、伝達軸116を固定しすなわち第1走査系Aを固定
し、LDCロックスイッチ129をオンさせるようにし
ている。さらに、タイミングプーリ123aの側面には
、保合突起130aが設けられ、PISロツタソレノイ
ド131のオンにより係合片130bが係合突起130
aに係合して、伝達軸123を固定しすなわち第2走査
系Bを固定しPISロックスイ・ノチ132をオンさせ
るようにしている。
以上のように構成した走査露光装置おいては、PISク
ラッチ125の保合解放によりPIS(プリセツション
・イメージングシステム)モードとN0N−Pusモー
ドの露光方式が選択される。PrSモードは、例えば倍
率が65%以上の時にPTSクラッチ125を係合させ
て第2走査系Bを速度■2で移動させることにより、ベ
ルト状感光体4の露光点を窓材と逆方向に移動させ、光
学系の走査速度■1をプロセススピード■、より相対的
に速くして単位時間当たりのコピー枚数を増大させる。
このとき、倍率をMとするとv1=V、X3.5/(3
,5M−1)であり、M−L Vr−308,9mm/
sとするとV、=432.5mm/sとなる。また、■
2はタイミングプーリ117b、123aの径により決
まり■t −(1/3〜l/4)Vl となっている。
一方、N0N−PrSモードにおいては、縮小時におけ
る走査系の速度の増大および照明パワーの増大を防止し
消費電力を抑制するために、例えば64%以下の場合に
は、PISクラッチ125を解放させると共にPrSロ
ックソレノイドをオンさせることにより、第2走査系B
を固定し露光点を固定してスキャンし、駆動系の負荷お
よび原稿照明パワーの増大を回避し、1,5KVAの実
現に寄与するものである。
上記レンズ10Bは、第9図(a)に示すように、プラ
テンガラス2の下方に配設されるレンズキャリッジ13
5に固定された支持軸13Gに摺動可能に取付けられて
いる。レンズ108はワイヤー(図示せず)によりレン
ズモータ2137に連結されており、該レンズモータZ
137の回転によりレンズ108を支持軸136に沿っ
てX方向(図で縦方向)に移動させて倍率を変化させる
また、レンズキャリッジ135は、ヘース側の支持軸1
39に摺動可能に取付けられると共に、ワイヤー(図示
せず)によりレンズモータX140に連結されており、
レンズモータX 1400)回転によりレンズキャリッ
ジ135を支持fII1139に沿って、X方向(図で
横方向)に移動させて倍率を変化させる。これらレンズ
モータ137.140は4相のステンビングモータであ
る。レンズキャリッジ135が移動するとき、レンズキ
ャリッジ135に設けられた小歯車142は、レンズカ
ム143の雲型面に沿って回転しこれにより大歯車14
4が回転しワイヤーケーブル145を介して第2走査系
の取付基台146を移動させる。従って、レンズモータ
x140の回転によりレンズ108と第1走査系Aおよ
び第2走査系Bの距離を所定の倍率に対して設定可能に
なる。
また、第9図(b)に示すように、レンズ108の1個
面にはレンズシャッタ!47がリンク機構148により
開閉口−在に設けられ、シャッタソレノイド149のオ
ンオフにより、イメージスキャン中はレンズシャッタ1
47が開となり、イメージスキャンが終了すると閉とな
る。レンズシャッタ147により遮光する目的は、ベル
ト感材上にDDI’バッチ、ADCパッチを形成するこ
とと、PISモード時において第2走査系Bがリターン
するときの像の泊込を防止することである。
第10図は光学系のサブシステムの概要を示すブロック
構成図を示している。オプティカルCPU45は、メイ
ンCPU41とシリアル通信およびホットラインにより
接続され、メインCPU41から送信されるコピーモー
ドにより感材上に潜像を形成するために、各キャリッジ
、レンズ等のコントロールを行っている。制御用電源1
52は、ロジック用(5V)、アナログ用(±15v)
、ソレノイド、クラッチ用(24V)からなり、モータ
用電源153は38Vで構成される。
キャリッジレジセンサ155は、第1ミラー101のレ
ジスト位置に対応するように配置され、第1走査系Aに
取付けられたアクチュエータがキャリッジレジセンサ1
55を踏み外すと信号を出力する。この信号はオプティ
カルCPU45に送られレジストレーションを行うため
の位置或いはタイミングを決定したり、第1走査系Aの
リターン時におけるホーム位1fPを決定するようにな
っている。また、キャリッジの位置を検出するために第
1ホームセンサ156 a、第2ホームセンサ156b
が設けられており、第1ホームセンサ156aは、レジ
スト位置と第1走査系Aの停止位置との間の所定位置に
配置され、第1走査系Aの位置を検出し信号を出力して
いる。また、第2ホームセンサ156bは第2走査系の
位置を検出し信号を出力している。
ロータリエンコーダ157は、1個の発光素子に対して
2個の受光素子を有しキャリッジモータ114の回転角
に応じて180’位相のずれたA相、B相のパルス信号
を出力するタイプのものであり、例えば、200パルス
/回転で第1走査系のタイミングプーリの軸ピッチが0
.1571mm/パルスに設計されている。偏倍用ソレ
ノイド159は、CPU45の制御により偏倍レンズ(
図示せず)を垂直方向に移動させ、その結果を偏倍スイ
ッチ161のオンオフ動作で確認している。レンズホー
ムセンサ161.162は、レンズXモータ140およ
びレンズXモータ137のホーム位置を検出するセンサ
である。LDCロツタソレノイド127は、CPU45
の制御により第1走査系Aを所定位置に固定するもので
、その結果をLDCロツタスイッチ129により確認し
ている。PISロックソレノイド131は、N0N−P
ISモード時にPISクラッチ125が解放されたとき
に、第2走査系Bを固定するもので、その結果をPIS
ロックスイッチ132で確認している。PISクラッチ
125は、通電時にクラッチを解放させ非通電時にクラ
ッチを係合させるタイプのもので、PISモード時の消
費電力を低減させ1.5KVAの実現に寄与している。
第11図(a)、(b)は光学系のスキャンサイクルの
制御を示し、本制御は第1走査系Aを指定された倍率、
スキャン長で走査するもので、ホットラインよりスキャ
ンスタート信号を受信すると起動する。メインより受信
したスキャン長データから、レジセンサの割り込みから
スキャン終了までのエンコーダクロックのカウント数で
あるイメージ・スキャンカウントが演算される。先ず、
倍率に対応した基準クロックデータを設定した後、ステ
ップ■でキャリッジモータをスキャン方向(CW)に回
転させ、スキャン時の加速制御を行う(ステップ■)。
次いでステップ■においてPLL(位相制御)モードに
セットし、ステップ■でレジセンサがオフの割り込み信
号があれば、イメージスキャンを開始しエンコーダクロ
ツタのカウント数が上記スキャン長に相当する値以上に
なると(ステップ■)、PLLモードを解除して速度モ
ードにセットし、キャリッジモータをリターン方向(C
CW)に回転させる。次いで、ステップ■においてCW
からCCW(逆転信号)への割り込みがあるか否かが判
断され、あればリターン時の加速制御を行い(ステップ
■)、エンコーダのカウント数が予め設定されたブレー
キ開始点に到れば(ステップ[相])、リターン時の減
速制御を行い(ステップ■)、再度逆転信号があればキ
ャリッジモータを停止する(ステップ@)。また、(b
)に示すように、シャッタをオン(開)するカウント数
を設定し、エンコーダのクロック数がシャッタオンカウ
ント以上になればシャッタを開き、エンコーダのクロッ
ク数がシャッタオフカウント以上になればてシャッタを
閉じてイメージスキャンを終了する。
(n−2)ユーザインターフェース(U/I)(II−
2−1)ユーザインターフェースの特徴第12図はデイ
スプレィを用いたユーザインターフェースの取り付は状
態を示す回、第13図はデイスプレィを用いたユーザイ
ンターフェースの外観を示す図である。
従来のユーザインターフェースは、キーやLED、?&
晶表示器を配置したコンソールパネルが主流を占め、例
えばバックリットタイプやメソセージ表示付きのもの等
がある。バッタリットタイプのコンソールパネルは、予
め所定の位置に固定メソセージが配置された表示板を背
後からランプ等で選択的に照明することによって、その
部分を読めるようにしたものであり、メツセージ表示付
きのコンソールパネルは、例えば液晶表示素子から構成
され、表示面積を大きくすることなく様々なメツセージ
を随時表示するようにしたものである。
これらのコンソールパネルにおいて、そのいずれを採用
するかは、複写機のシステム構成の複雑さや操作性等を
考慮して複写機毎に決定されている。
(A)取付位置の特徴 本発明は、ユーザインターフェースとして先に述べた如
き従来のコンソールパネルを採用するのではなく、スタ
ンドタイプのデイスプレィを採用することを特徴として
いる。デイスプレィを採用すると、第12図(a)に示
すように複写機本体(ベースマシン)1の上方へ立体的
に取り付けることができるため、特に、ユーザインター
フェース12を第12図(b)に示すように複写機本体
1の右奥隅に配置するごとによって、ユーザインターフ
ェース12を考慮することなく複写機のサイズを設計す
ることができ、装置のコンパクト化を図ることができる
。また、複写機において、プラテンの高さすなわち装置
の高さは、原稿をセントするのに程よい腰の高さになる
ように設計され、この高さが装置としての高さを規制し
ている。従来のコンソールパネルは、先に述べたように
この高さと同じ上面に取り付けられ、目から結構層れた
距離に機能選択や実行条件設定のための操作部及び表示
部が配置されることになる。その点、本発明のユーザイ
ンターフェース12では、第12図(C)に示すように
プラテンより高い位置、すなわち目の高さに近くなるた
め、見易くなると共にその位置がオペレータにとって下
方でなく前方で、且つ右側になり操作もし易いものとな
る。しかも、デイスプレィの取り付は高さを目の高さに
近づけることによって、その下側をユーザインターフェ
ースの制御基板やカード装置24の取り付はスペースと
しても有効に活用できる。従って、カード装置24を取
り付けるための構造的な変更が不要となり、全く外観を
変えることなくカード装置24を付加装備でき、同時に
デイスプレィの取り付は位置、高さを見易いものとする
ことができる。また、デイスプレィは、所定の角度で固
定してもよいが、角度を変えることができるようにして
もよいことは勿論である。このように、プラテンの手前
側に平面的に取り付ける従来のコンソールパネルと違っ
て、その正面の向きを節単に変えることができるので、
第12図(C)に示すようにデイスプレィの画面をオペ
レータの目線に合わせて若干上向きで且つ第12図[有
])に示すように左向き、つまり中央上方(オペレータ
の目の方向)へ向けることによって、さらに見易く操作
性のよいユーザインターフェース12を提供することが
できる。このような構成の採用によって、特に、コンパ
クトな装置では、オペレータが装置の中央部にいて、移
動することなく原稿セット、ユーザインターフェースの
操作を行うことができる。
(B)画面上での特徴 一方、デイスプレィを採用する場合においても、多機能
化に対応した情報を提供するにはそれだけ情報が多くな
るため、単純に考えると広い表示面積が必要となり、コ
ンパクト化に対応することが難しくなるという側面を持
っている。コンパクトなサイズのデイスプレィを採用す
ると、必要な情報を全て1画面により提供することは表
示密度の問題だけでなく、オペレータにとって見易い、
判りやすい画面を提供するということからも難しくなる
。そこで、コンパクトなサイズであっても判りやずく表
示するために種々の工夫を行っている。
例えば本発明のユーザインターフェースでは、コピーモ
ードで類別して表示画面を切り換えるようにし、それぞ
れのモードで機能選択や実行条件の設定等のメニューを
表示すると共に、キー人力により画面のカスケード(カ
ーソル)を移動させ選択肢を指定したり実行条件データ
を入力できるようにしている。また、メニューの選択肢
によってはその詳細項目をポツプアップ表示(重ね表示
やウィンドウ表示)して表示内容の拡充を図っている。
その結果、選択可能な機能や設定条件が多くても、表示
画面をスッキリさせることができ、操作性を向上させる
ことができる。このように本発明では、画面の分割構成
、各画面での領域分割、輝度調整やグレイ表示その他の
表示態様の手法で工夫し、さらには、操作キーとLED
とをうまく組み合わせることにより操作部を面素な構成
にし、デイスプレィの表示制御や表示内容、操作入力を
多様化且つ筒素化し、装置のコンパクト化と多機能化を
併せ実現するための問題を解決している。
CRTデイスプレィを用いて構成したユーザインターフ
ェースの外観を示したのが第13図である。この例では
、CRTデイスプレィ301の下側と右側の正面にキー
/LEDボードを配置している0両面の構成として選択
モード画面では、その画面を複数の領域に分割しその1
つとして選択領域を設け、さらにその選択領域を縦に分
割しそれぞれをカスケード領域として選択設定できるよ
うにしている。そこで、キー/LEDボードでは、縦に
分割した画面の選択領域の下側にカスケードの選択設定
のためのカスケードキー319−1〜319−5を配置
し、選択モード画面を切り換えるためのモード選択キー
308〜310その他のキー(302〜304.306
.307.315〜318)及びLED(305,31
1〜314)は右側に配置する構成を採用している。
(n−2−2)表示画面の構成 画面としては、コピーモードを選択するための選択モー
ド両面、コピーモードの設定状態を確認するためのレビ
ュー画面、標準のモードでコヒーを実行するための全自
動画面、多機能化したコピーモードについて説明画面を
提供するインフォメーション画面、ジャムが発生したと
きにその位置を適切に表示するジャム画面等により構成
している。
(A)選択モード画面 第14図は選択モード画面を説明するための図である。
選択モード画面としては、第14図(a)〜(C)に示
す基本コピー、応用コピー、専門コピーの3ii!li
i面が設定され、モード選択キー308〜310の操作
によってCRTデイスプレィに切り換え表示される。こ
れらの画面のうち、最も一般によく用いられる機能を類
別してグループ化したのが基本コピー画面であり、その
次によく用いられる機能を類別してグループ化したのが
応用コピー画面であり、残りの特殊な専門的機能を類別
してグループ化したのが専門コピー画面である。
各選択モード画面は、基本的に上から2行で構成するメ
ツセージ領域A、3行で構成する設定状態表示領域B、
9行で構成する選択領域Cに区分して使用される。メツ
セージ領域Aには、コピー実行条件に矛盾があるときの
Jコードメツセージ、サービスマンに連絡が必要なハー
ド的な故障のときのJコードメソセージ、オペレータに
種々の注意を促すCコードメソセージ等が表示される。
このうち1.Jコードメソセージは、各カスケードの設
定内容によるコピー実行条件の組み合わせチエツクテー
ブルを備え、スタートキー318が操作されると、テー
ブルを参照してチエツクを行いコピーモードに矛盾があ
る場合に出力される。設定状態表示領域Bには、他モー
ドの選択状態、例えば基本コピー画面に対して応用コピ
ーと専門コピーの選択状態が表示される。この選択状態
の表示では、選択領域Cのカスケードの状態がデフォル
ト(再下段)以外である場合にそのカスケードが表示さ
れる。選択領域Cには、上段にカスケード名が表示され
、各カスケード領域の最下段がデフオルHJI域、それ
より上の領域がデフォルト以外の領域となっていて、カ
スケードキーの操作によって5つのカスケード領域で個
別に2!沢できるようになっている。従って、選択操作
しない場合には、デフオル) LfT域が選択され、す
べてデフォルトの状態が全自動コピーのモードとなる。
また、選択領域は、!15つに分2;11されたカスケ
ード領域に対応する下方のカスケードキー319−1〜
319−5で選択設定が行われる。なお、メツセージ領
域Aの右側はセットカウントとメイドカウントを表示す
るカウント部として、また、設定状態表示領域Bの下1
行はトナーボトル満杯、トナー補給等のメンテナンス情
報部として用いる。以下に各選択モード画面のカスケー
ド領域の内容を説明する。
(イ)基本コピー 基本コピー画面は、第14図(a)に示すように「用紙
トレイ」、「縮小/拡大」、「両面コピー」、「コピー
濃度」、「ソーター」のカスケードからなる。
「用紙トレイ」では、自動がデフォルトになっていて、
この場合には、原稿サイズと同じ用紙を収容したトレイ
が自動的に選択される。カスケードキーの操作によりデ
フォルト以外の領域を使って手差しトレイや大容量トレ
イ、上段トレイ、中段トレイ、下段トレイのいずれかを
選択できる。
なお、各トレイの欄には図示のように収容されている用
紙を判別しやすいようにその用紙サイズ、種類及びアイ
コン(絵文字)が表示される。用紙は、長手方向に送り
込む設定と、長手方向と直角方向に送り込む設定がある
「縮小/拡大」は、等倍がデフォルトになっていて、カ
スケードキーの操作により自動、固定/任意が選択でき
る。自動では、選択されている用紙サイズに合わせて倍
率を自動的に設定し、コピーする。倍率(85倍率)は
、50%から200%まで任意に1%刻みで設定するこ
とができ、固定/任意では、カスケードキーの操作によ
り其体的な設定対象となる内容がポツプアップ画面によ
り表示され、50.7%、70%、81%、100%、
121%、141%、200%の7段階設定からなる固
定倍率を選択することができると共に、1%ずつ連続的
に変化する任意倍率を選択設定することができる。
「両面コピー」は、片面がデフォルトになっていて、デ
フォルト以外として原稿→コピーとの関係において両面
→片面、両面→両面、片面→両面が選択できる。例えば
両面→片面は、両面原稿に対して片面コピーを行うもの
であり、片面→両面は、片面層・稿を両面コピーにする
ものである0両面コピーをとる場合には、最初の面にコ
ピーが行われたコピー用紙がデユープレックストレイに
まず収容される。次にこのデユーブレックストレイから
コピー用紙が再び送り出され、■面にコピーが行われる
「コピー濃度」は、自動がデフォルトになっていて、デ
フォルト以外として7段階の濃度設定ができ、また写真
モードでも7段階の濃度設定ができる。この内容の設定
はポンプアップ画面により行われる。
「ソーター」は、コピー受けがデフォルトになっていて
、デフォルト以外として丁合いとスタッりがノA沢でき
る。T合いは、ソーターの各ビンにコピー用紙を仕分け
するモードであり、スタックモードは、コピー用紙を順
に堆積するモードである。
(ロ)応用コピー 応用コピー画面は、第14図[有])に示すように「特
殊原稿」、「とじしろ」、「カラー」、「合紙」、「排
出面」のカスケードからなる。
「特殊原稿」は、A2/83等の大型原稿をコピーする
機能(LDC)、コンビ二一夕の連帳出力の原稿につい
て孔をカウントして1頁ずつコピーする機能(CFF;
コンピュータフオームフィーダ)、同一サイズの2枚の
原稿を1枚の用紙にコピーする二丁掛機能(2−UP)
をデフォルト以外で選択することができる。
「とじしろ」は、コピーの右端部または左端部に1mm
−16mmの範囲で“綴代”を設定するものであり、右
とじ、左とじ、綴代の長さをデフォルト以外で設定する
ことができる。
「カラー」は、黒がデフォルトになっていて、デフォル
ト以外で赤を選択できる。
「合紙」は、OHPコピーの際に中間に白紙を挟みこむ
機能であり、デフォルト以外で選択できる。
「排出面」は、おもて面とうら面のいずれかを強制的に
指定して排紙させるようにデフォルト以外で選択できる
(ハ)専門コピー 専門コピー画面は、第14図(C)に示すように「ジョ
ブメモリー」、「編集/合成」、「等倍微調整」、「わ
く消し」のカスケードからなる。
「ジョブメモリー」は、カードを使用するベージプログ
ラムであって、複数のジョブを登録しておき、それを呼
び出してスタートキーを押すことによって自動的にコピ
ーを行うようにするものであって、その呼び出しと登録
がデフォルト以外で選択できる。
「編集/合成」は、編集機能と合成機能をデフォルト以
外で選択できる0編集機能は、エディタ等を用いて編集
のためのデータを人力するための機能であり、さらにこ
の中でポツプアップ西面により部分カラー、部分写真、
部分削除、マーキングカラーの機能を選択することがで
きる0部分カラーは、指定した領域のみカラー1色でコ
ピーし、残りの部分は黒色でコピーする。部分写真は、
指定した領域に写真をコピーし、部分削除は、指定した
領域をコピーしないようにする。マーキングカラーは、
マーキングを行う領域を指定すると、−例としてはその
部分にカラーの薄い色を重ねて記録し、あたかもマーキ
ングを行ったような効果を得るものである。
合成機能は、デユープレックストレイを使用し2枚の原
稿から1枚のコピーを行う機能であり、シート合成と並
列合成がある。シート合成は、第1の原稿と第2の原稿
の双方全体を1枚の用紙に重ねて記録する機能であり、
第1の原稿と第2の原稿についてそれぞれ異なった色で
コピーを行うことも可能である。他方、並列合成は、第
1の原稿の全体に第2の原稿の全体をくっつけた形で1
枚の用紙に合成コピーを作成する機能である。
「等倍微調整」は、99%〜101%の倍率で0.15
%の刻みで設定するものであり、この機能をデフォルト
以外で選択できる。
「わく消し」は、原稿の周辺部分の画情報についてはコ
ピーを行わず、あたかも画情報の周辺に枠”を設定した
ようにするものであり、わく消しを2.5mmで行う標
準をデフォルトとし、任窟の寸法の設定とわく消しをし
ない全面コピーモードをデフォルト以外で選択できる。
(B)その他の画面 第15図は選択モード画面以外の画面の例を示す図であ
る。
(イ)レビュー画面 レビュー画面は、3つに分割された上記の各選択モード
画面で選択されているコピーモードの状態を表示するも
のであって、第15図0))に示すように各選択モード
画面のカスケードの設定状態を1画面に表示するもので
ある。このレビュー画面では、選択項目すなわちカスケ
ード名とそのとき選択されているモードすなわち選択肢
を表示し、選択されているモードがデフォルトの場合に
は例えばグレイバックで、デフォルト以外の場合には通
常の輝度を背景にした反転表示を採用している。
(ロ)全自動画面 全自動画面は、第15図(a)に示すような画面で、パ
ワーオンされたときや予熱モードで予熱キー306が操
作されたとき或いはオールクリアキー316が操作され
たときに表示され、各選択モード画面のカスケードがす
べてデフォルトに設定されている状態の画面である。こ
の画面では、その七示のとおりプラテン上に原稿をセン
トし、テンキーによりコピー枚数を設定してスタートキ
ー318を押すと、原稿と同じサイズの用紙が選択され
て設定枚数のコピーが実行される。
(ハ)インフォメーションM面 インフォメーション両面は、第15図(C)に示すよう
なコピーモードのそれぞれについてコピーのとり方等の
説明両面を提供するための画面であり、インフォメーシ
ョンキ−302の操作によって表示され、この画面で表
示されたインフォメーションコードをテンキーから人力
することによって説明画面が表示される。
(ニ)ジャム画面 ジャム直面は、第15図(d)に示すようにコピー実行
中に表示されていた画面の上に重ねて表示され、元の画
面の輝度を1ランクずつ落とすことによってジャム表示
の内容が鮮明になるようにしている。
(C)表示態様 本発明は、第14図及び第15図により説明したように
複数の画面に分割して切り換え表示することによって、
その時々における余分な情報を少なくLlii!面の情
報を簡素化し、これらのレイアウトの表示領域やその入
力設定状態等に応じて表示態様を変えることによってア
クセントのある見易く判り易い画面を構成している。例
えば選択モード画面では、先に説明したようにメソセー
ジ領域(カウント領域を含む)と設定状態表示領域(メ
ンテナンス情報領域を含む)と選択領域に分割している
が、それぞれの領域の表示態様を変えている。例えばカ
ウント部を含むメツセージ領域では、バンクを黒にして
メツセージの文字列のみを高輝度表示にし、バッタリッ
ドタイプのコンソールパネルと同じような表現を採用し
ている。また、設定状態表示領域では、背景を網目表示
、すなわちドツトを成る所定の均等な密度で明暗表示し
、カスケード名の表示部分を反転表示(文字を暗、背景
を明表示)にしている。すなわち、この表示は、各カス
ケード名をカードイメージで表現したものである。さら
に設定状態表示領域の下1行は、トナーボトルの満杯や
トナー補給等のメンテナンス情報領域として使用される
が、この情報は、設定状態表示情報とはその性格が異な
るので、その違いが明瞭に認識できるようになるため、
メツセージ領域と同様の表示態様を採用している。
そして、選択領域では、周囲を綱目表示にし、カスケー
ド表示領域全体を輝度の低いグレイ表示にして選択肢や
カスケード名を反転表示している。
さらに、この表示に加えて設定された選択肢の領域のバ
ックを高輝度表示(反転表示)とし、また、例えば基本
コピー両面において用紙トレイのカスケードで用紙切れ
となったトレイの選択肢はバックを黒にして文字を高輝
度表示としている。
また、第15図(a)に示す全自動画面では、表示領域
の背景を暗い網目表示にし、「原稿セット」等の各操作
指示を表示した領域を明るい網目表示にすると共にその
境界を縁取りして表示の明瞭性を向上させ見易くしてい
る。このように背景の表示態様は、適宜自由に変更して
組み合わせることができることは勿論である。
特に、バックを高輝度(ペーパーホワイトによる通常の
輝度)表示或いは輝度を落としたグレイ階調表示、所定
の明暗ドツト密度による表示等の領域の境界について、
図示のように縁取りをすることによって視覚的に立体感
を持たせ、カードのイメージを与えている。このように
各領域の背景の表示態様を変えつつ縁取り表示を行うこ
とによって、オペレータにとって各領域の表示内容を明
瞭に区別でき、見易い画面を提供している。また、文字
の表示においても、反転表示やブリンク表示することに
よって、表示情報毎にそれぞれ特徴のある注意をユーザ
に喚起できるようにしている。
また、上記のように文字列におけるバックとその文字の
輝度の変化を工夫するだけでなく、本発明は、選択肢や
カスケード名その他の文字列に対してアイコン(絵文字
)を付加しよりイメージ的に特徴付けした表示態様を採
用している点でも特徴がある。例えば基本コピー画面で
は、カスケード名「縮小/拡大」、「両面コピー」、「
コピー濃度」、「ソーター」のそれぞれ頭に付加したも
の、また「用紙トレイJの選択肢で、下段、中段、上段
の用紙サイズの後ろに付加したものがそれである。この
アイコンは、文字列だけにより情報のアクセントが薄ま
るのを別の面からすなわちイメージにより視覚的にユー
ザに情報を伝達するものであり、情報の内容によっては
文字列よりも正確且つ直観的に必要な情報をユーザに伝
達できるという点で大きなメリットがある。
(n−2−3)キー/LEDボード ユーザインターフェースは、第13図に示すようにCR
Tデイスプレィとキー/LEDボードにより構成される
が、本発明では、特にCRTデイスプレィの画面を使っ
て選択肢の表示及びその設定を行うように構成している
ため、キー/LEDボードにおけるキー及びLEDO数
を最小限に抑えるように工夫している。
画面切り換えのためのモード選択キー308〜310と
、各カスケード領域の選択のためのカスケードキー31
9−1〜319−5による8つのキーで機能の選択、設
定をできるようにしている。
従って、モード選択キー308〜310を操作して基本
コピー画面、応用コピー画面、専門コピー画面のいずれ
かを選択すると、その後はカスケードキー319−1〜
319−5の操作以外、テンキー307による数値入力
だけで全ての機能を選択し、所望の機能によるコピーを
実行させることができる。カスケードキー319−1〜
319−5は、それぞれのカスケード領域で設定カーソ
ルを上下させて機能を選択設定するため、上方への移動
キーと下方への移動キーがペアになったものである。こ
のように選択モードの画面は、3つの中からモード選択
キー308〜310によって選択されその1つが表示さ
れるだけであるので、その画面がどのモード選択キー3
08〜310によって選択されているのかを表示するの
にLED311〜313が用いられる。つまり、モード
選択キー308〜310を操作して選択モードの画面を
表示させると、そのモード選択キー308〜310に対
応するLED311〜313が点灯する。
多くの機能を備えると、ユーザにとってはその全ての機
能を覚え、使いこなすことが容易ではなくなる。そこで
、コピーモードのそれぞれについてコピーのとり方の説
明画面を捷供するのにインフォメーションキ−302が
用いられる。このインフォメーションIa、能は、次の
ようにして実行される。まず、インフォメーションキー
302が操作されると第15図(C)に示すようなイン
フォメーションインデックス画面でインフォメーション
コードの一覧表を表示する。この画面に措定されたイン
フォメーションコードをテンキー307により選択入力
すると、そのコードに対応するインフォメーシランポッ
プアップ画面に移行し、そこでコピーモードの説明画面
を表示する。
また、上記のように選択モードの画面が3つに分割され
、3つの画面で定義される各種の機能の選択設定が行わ
れるため、他の画面も含めた全体の設定状態を確認でき
るようにすることも要求される。そこで、このような全
画面の設定状態を確認するのにレビエーキ−303が用
いられる。
デュアルランゲージキー304は、表示画面の言語を切
り換えるキーである。国際化に伴って種々の異なる言語
を使用するユーザが装置を共有する場合も多い、このよ
うな環境においても、言語の障害をなくすために例えば
日本語と英語の2言語により表示データ及びフォントメ
モリを用意し、デュアルランゲージキー304の操作に
よって表示データ及びフォントメモリを切り換えること
によって、日本語と英語を自由に切り換えて表示画面を
出力できるようにする。なお、2言語に限らずさらに?
j[数の言語を容易し、デュアルランゲージキ−304
の操作によって所定の順序で言語を切り換えるようにし
てもよい。
予熱キー306は、非使用状態における消費電力の節約
と非使用状態からコピー動作への迅速な移行を可能にす
るために予熱モードを設定するものであり、この予熱キ
ー306の操作によって予熱モードと全自動モードとの
切り換えを行う、従って、そのいずれの状態にあるかを
表示するものとしてLED305が使用される。
オールクリアキー316は、複写機をクリアすなわち各
選択モード画面のデフォルトに設定した全自動モードと
するもであり、全自動画面を表示する。これは第15図
(a)に示すようにオペレータに現在のコピーモードが
全自動のモードであることを伝える画面の内容になって
いる。
割り込みキー315は、連続コピーを行っているときで
、他の緊急コピーをとる必要があるときに使用されるキ
ーであり、割り込みの処理が終了した際には元のコピー
作業に戻すための割り込みの解除も行われる。LED3
14は、この割り込みキー315が割り込み状態にある
か解除された状態にあるかを表示するものである。
ストップキー317は、コピー作業を途中で停止すると
きや、コピー枚数の設定時やソーターのビンの設定時に
使用する。
スタートキー318は、機能選択及びその実行条件が終
了しコピー作業を開始させるときに毘作するものである
(II−2−4)ユーザインターフェースの制御システ
ム構成 第16図はユーザインターフェースのハードウェア構成
を示す図、第17図はユーザインターフェースのソフト
ウェア構成を示す図である。
(A)ハードウェア構成 U/J用CPU46を備えたユーザインターフェースの
システムは、ハードウェアとして第16図に示すように
基本的にCRT7j仮331とCRTデイスプレィ30
1とキー/LEDボード333より構成される。そして
、CRT基板331は、全体を統括制御するU/T用C
PU46、CRTデイスプレィ301を制御するCRT
コントローラ335、キー/LEDボード333を制御
するキーボード/デイスプレィコントローラ336を備
え、さらに、メモリとして上記の各プログラムを格納す
るプログラムメモリ(ROM)337、フレームデータ
を格納するフレームメモリ(ROM)338、一部は不
揮発性メモリとして構成され各テーブルや表示制御デー
タ等を格納すると共に作業領域として使用されるRAM
339.2&ll(7)V−RAM (ビデオ用RAM
)340、キャラクタジェネレータ342等を有してい
る。
CRTデイスプレィ301は、例えば9インチサイズの
ものを用い、ペーパーホワイトの表示色、ノングレアの
表面処理を施したものが用いられる。
このサイズの画面を使って、160mm (H) Xl
 10mm (V)の表示領域に総ドツト数480×2
40、ドツトピッチ0.33mmX0.46mm、タイ
ル(キャラクタ)のドツト構成を8×16にすると、タ
イル数は60X’15になる。そこで、漢字やかなを1
6ドツト×16ドツト、英数字や記号を・8ドツト×1
6ドツトで表示すると、漢字やかなでは、2つのタイル
を使って30×15文字の表示が可能になる。また、タ
イル単位で通常輝度、グレー1、グレー2、黒レベルの
4階調で指定し、リバースやブリンク等の表示も行う。
このような表示の入力信号タイミングは、ドツト周波数
r4を10MHz、480X240とすると、64μs
を水平同期信号の周期で48 II Sの間ビデオデー
タを処理し、16.90m5の垂直同期信号の周期で1
5.36m5の間ビデオデータを処理されることになる
キーボード/デイスプレィコントローラ336は、U/
I用CPU46に人力しているクロック発生器346の
出力をカウンタ347で1/4に分周して2.7648
MHzにしたクロックを入力し、さらにプリスケーラに
より1/27に分周して102 k Hzにすることに
より4.98m5のキー/LEDスキャンタイムを作り
出している。
このスキャンタイムは、長ずざると人力検知に長い時間
を要することになるためオペレータによるキー操作時間
が短いときに入力データの取り込みがなされなくなると
いう問題が生じ、逆にあまり短くするとCPUの動作頻
度が多くなりスループットを落とすことになる。従って
、これらの状況を勘案した最適のスキャンタイムを選択
する必要がある。
(B)ソフトウェア構成 ユーザインターフェースのソフトウェア構成ハ、第17
図に示すようにI10管理やタスク管理、通信プロトコ
ルの機能を存するモニターと、キー人力管理、画面出力
管理の機能を有するビデオコントローラと、ジョブの管
理、制御、選択の判定、モード決定等の機能を有するジ
ョブコントローラからなる。そして、キー人力に関して
は、ビデオコントローラでキーの物理的情報を処理し、
ジョブコントローラでモードを認識して受付条件のチエ
ツクを行いジョブのコントロールを行う。画面表示では
、ジョブコントローラでマシンの状態情報や選択モード
情報等により画面制御を行ってビデオコントローラにイ
ンターフェースコマンドを発行することによって、ビデ
オコントローラでそのコマンドを実行し画面の編集、描
画を行う。なお、以下で説明するキー変化検出部362
、その他のデータの処理や生成、コントロールを行うブ
ロックは、それぞれ一定のプログラム単位(モジュール
)で示したものであり、これらの構成単位は説明の便宜
上まとめたものであって、さらにあるものはその中を複
数のモジュールで構成したり、或いは複数のモジュール
をまとめて構成するのもあることは勿論である。
ビデオコントローラにおいて、キー変化検出部362は
、物理キーテーブル361によりモニターから渡される
物理キーの情報について二重押しチエツクやキ一連続押
し状態検知を行うものである。キー変換部363は、こ
のようにして検知された現在押状態の物理キーを論理キ
ー(論理的情報)に変換するものであり、その論理キー
(カーレントキー)のキー受付条件のチエツクをジョブ
コントローラに依願する。変換テーブル364は、この
物理キーから論理キーへの変換の際にキー変換部363
が参照するものであり、例えばカスケードキーは同じ物
理キーであっても画面によって論理的情報は異なるので
、表示制御データ367の表示画面情報により物理キー
から論理キーへの変換が制御される。
画面切り換え部368は、ジョブコントローラからキー
受付信号と論理キーを受け、或いはビデオコントローラ
内で直接キー変換部363から論理キーを受けて、論理
キーが基本コピー画面や応用コピー画面を呼び出し、或
いはカスケードの移動によってポツプアップ画面を展開
するような単なる画面切り換えキーで、モード更新やス
テート更新のないキーの場合には表示制御データ367
を当該画面番号に表示西面の番号を更新する。そのため
、画面切り換え部368では、テーブルとしてポツプア
ンプ画面を展開する論理キーを記憶し、当該論理キーが
操作され且つ750m5ec以内に他のキー人力がなか
った場合には、ポツプアンプ画面を展開するように表示
制御データ367の更新を行う、この処理は、ある選択
肢の選択過程において一時的にカスケードキーの操作に
よってポツプアップ画面を展開する選択肢が選択される
場合があり、このような場合にもポツプアップ画面が一
々展開されるのを防止するために行うものである。従っ
て、ポンプアップ画面を展開する論理キーであっても7
50m5ec以内に他のキー人力があった場合には、−
時的なキー人力として無視されるごとになる。また、ジ
ャムの発生等のステートの更新、カスケードの移動その
他のコピーモードの更新、メソセージやカウント値の更
新の場合には、表示制御部369がジョブコントローラ
からインターフェースコマンドを受けて解析し、表示制
御データ367の更新を行う。
表示制御データ367は、表示する画面番号や西面内の
表示変数情報等、各画面の表示を制御するデータを持ち
、ダイアログデータ370は、各画面の基本フレーム、
各フレームの表示データ、表示データのうち変数データ
の参照アドレス(表示変数情報を格納した表示制御デー
タ367のアドレス)を持つ階N溝造のデータベースで
ある。
ダイアログ需集部366は、表示制御データ367の表
示する画面番号をもとに表示する両面の基本フレーム、
表示データをダイアログデータ370から読み出し、さ
らに変数データについては表示制御データ367の表示
変数情報に従って表示データを決定して画面を編集しV
−RAM365に表示画面を)f再展開する。
ジョブコントローラにおいて、キー管理部14は、ステ
ートテーブル371を参照して論理キーが今受付可能な
状態か否かをチエツクするものであり、受は付は可であ
ればその後750m5ec経過するまで他のキー情報が
入力されないことを条件としてキー情報を確定しキーコ
ントロール部375に送る。キーコントロール部375
は、キーの受付処理を行ってコピーモード378の更新
、モードチエツクやコピー実行コマンドの発行を行い、
マシン状態を把握して表示管理部377に表示制御情報
を渡すことによって表示制御を行うものである。コピー
モード378には、基本コピー、応用コピー、専門コピ
ーの各コピー設定情報がセットされる。表示管理部37
7は、キー管理部14又はキーコントロール部375に
よる処理結果を基にインターフェースコマンドをビデオ
コントローラに発行し、インターフェースルーチン(表
示制御部369)を起動させる。ジョブコントロール部
376は、スタートキーの掻作後、マシンの動作情報を
受けてマシン制御のためのコマンドを発行して原稿1枚
に対するコピー動作を実行するための管理を行うもので
ある。コマンドコントロール部373は、本体から送信
されてきた受信コマンドの状態をステート管理部372
及びジョブコントロール部376に通知すると共に、ジ
ョブ実行中はジョブコントロール部376からその実行
のためのコマンドを受けて本体に送信する。
従って、スタートキーが操作され、キーコントロール部
375がコピーモードに対応したコマンドを送信バッフ
ァ380にセットすることによってコピー動作が実行さ
れると、マシンの動作状態のコマンドが逐次受信バッフ
ァ379に受信される。
コマンドコントロール部313よりこのコマンドをジョ
ブコントロール部376に通知することによって所定枚
数のコピーが終了してマシン停止のコマンドが発行され
るまで、1枚ずつコピーが終了する毎に次のコピー実行
のコマンドが発行される。コピー1 作中において、ジ
ャム発生のコマンドを受信すると、コマンドコントロー
ル部373を通してステート管理部372でジャムステ
ートを認識し、ステートテーブル371を更新すると同
時にキーコントロール部375を通して表示管理部37
7からビデオコントローラにジャム画面制御のインター
フェースコマンドを発行する。
(■−3)用紙搬送系 第18図において、用紙トレイとして上段トレイ6−1
.中段トレイ6−2、下段トレイ6−3、そしてデユー
ブレックストレイ11がベースマシン内に装備され、オ
プションによりサイドに大容量トレイ (HCF)17
、手差しトレイ (MS■)16が装備され、各トレイ
には適宜ノーペーパーセンサ、サイズセンサ、およびク
ラッチ等が備えられている。ここで、ノーペーパーセン
サは、供給トレイ内のコピー用紙の有無を検知するため
のセンサであり、サイズセンサはトレイ内に収容されて
いるコピー用紙のサイズを判別するためのセンサである
。また、クラッチは、それぞれの紙送りロールの駆動を
オン・オフ制御するための部品である。このように複数
の供給トレイに同一サイズのコピー用紙をセットできる
ようにすることによって、1つの供給トレイのコピー用
紙がなくなったとき他の供給トレイから同一サイズのコ
ピー用紙を自動的に給送する。
コピー用紙の給送は、専用に設けられたフィードモータ
によって行われ、フィードモータにはステップモータが
使用されている。コピー用紙の給送が正常に行われてい
るかどうかはフィードセンサによって検知される。そし
て、−旦送り出されたコピー用紙の先端を揃えるための
レジストレーション用としてゲートソレノイドが用いら
れる。
このゲートソレノイドは、通常のこの種のソレノイドと
異なり通電時にゲートが開きコピー用紙を通過させるよ
うな制御を行うものである。従って、コピー用紙の到来
しない待機状態ではゲートソレノイドに電源の供給がな
く、ゲートは開いたままとなって消費電力の低減を図っ
ている。そして、コピー用紙が到来するわずか手前の時
点にゲートソレノイドが通電され、通過を阻止するため
にゲートが閉じる。しかる後、所定のタイミングでコピ
ー用紙の搬送を再開する時点で通電を停止しゲートを開
くことになる。このような制御を行うと、コピー用紙の
先端が通過を阻止されている時点でのゲートの位置の変
動が少なくなり、コピー用紙が比較的強い力でゲートに
押し当てられた場合でもその位置決めを正確に行うこと
ができる。
用紙の両面にコピーする両面モードや同一面に複数回コ
ピーする合成モードにより再度コピーする場合には、デ
ユープレックストレイ11ヘスタツクする搬送路に導か
れる。両面モードの場合には、搬送路から直接デユープ
レックストレイ11へスタックされるが、合成モードの
場合には、−旦搬送路から合成モード用インバータ10
へ搬送され、しかる後反転してデユーブレックストレイ
11へに導かれる。なお、搬送路501からソーター等
への排紙出口502とデユープレックストレイll側と
の分岐点にはゲー)503が設けられ、デユープレック
ストレイ11側において合成モード用インバータ10へ
導く分岐点には搬送路を切り換えるためのゲート505
.506が設けられ、さらに、排紙出口502はゲート
507が設けられトリロールインバータ9で反転させる
ことにより、コピーされた面を表側にして排出できるよ
うにしている。
上段トレイ及び中段トレイは、用紙枚数が500枚程1
、A3−B5、リーガル、レター、特B4.11x17
の用紙サイズが収容可能なトレイである。そして、第1
9図に示すようにトレイモータ551を有し、用紙が少
なくなるとトレイ552が傾く構造になっている。セン
サとしては、用紙サイズを検知する3つのペーパーサイ
ズセンサ553〜555、用紙切れを検知するノーペー
パーセンサ556、トレイ高さの調整に使用するサーフ
エースコントロールセンサ557を備えている。また、
トレイの上がりすぎを防止するためのイマニジエンシイ
スイッチ558がある。下段トレイは、用紙枚数が11
00枚程度1上段トレイ及び中段トレイと同様の用紙サ
イズが収納可能なトレイである。
第18図において、デユーブレックストレイは、用紙枚
数が50枚程度、上記各トレイと同じ用紙サイズが収容
可能なトレイであり、用紙の1つの面に複数回のコピー
を行ったり、2つの面に交互にコピーを行う場合にコピ
ー済の用紙を一時的に収容するトレイである。デユーブ
レックストレイ11の入口側搬送路には、フィードロー
ル507、ゲート505が配置され、このゲート505
により合成モードと両面モードに応じた用紙搬送の切り
換え制御を行っている。例えば両面モードの場合には、
上方から搬送されてきた用紙がゲート505によりフィ
ードロール509側に導かれ、合成モードの場合には、
上方から搬送されてきた用紙がゲート505.506に
より一旦合成モード用インバータ10に導かれ、しかる
後反転するとゲート506によりフィードロール510
、デユープレックストレイ11側に導かれる。デユーブ
レックストレイ11に用紙を収納して所定のエツジ位置
まで自由落下させるには、一般に17°〜20°程度の
トレイ傾斜角が必要である。しかし、本発明では、装置
のコンパクト化を図りデユープレックストレイ11を狭
いスペースの中に収納したため、最大で8@の傾斜角し
かとれない。そこで、デユープレックストレイ11には
、第20図に示すようにサイドガイド561とエンドガ
イド562が設けられている。これらサイドガイドとエ
ンドガイドの制御では、用紙サイズが決定されるとその
用紙サイズに対応する位置で停止させる。
大容量トレイ(HCF)は、数十枚のコピー用紙を収容
することのできる供給トレイである。例えば原稿を拡大
したり縮小してコピーをとる必要のない顧客や、コピー
量が少ない顧客は、ベースマシン単体を購入することが
適切な場合が多い。
これに対して、多量のコピーをとる顧客や複雑なコピー
作業を要求する顧客にとってはデューブレツクストレイ
や大容量トレイが必要とされる場合が多い。このような
各種要求を実現する手段として、この複写機システムで
はそれぞれの付加装置を節単に取りつけたり取り外すこ
とができる構造とし、また付加装置の幾つかについては
独立したCPU (中央処理装置)を用意して複数のC
PUによる分散制御を行うことにしている。このことは
、単に顧客の希望する製品が容易に得られるという利点
があるばかりでなく、新たな付加装置の取り付けの可能
性は顧客に対して新たなコピー作業の可能性を教示する
ことになり、オフィスの事務処理の進化を推進させると
いう点でこの複写機システムの購入に大きな魅力を与え
ることになる。
手差しトレイ(MSI)16は、用紙枚数50枚程度、
用紙サイズA2F−A6Fが収容可能なトレイであって
、特に他のトレイに収容できない大きなサイズの用紙を
使うことができるものである。従来のこの種の手差しト
レイは、1枚ずつ手差しを行うので、手差しが行われた
時点でコピー用紙を手差しトレイから優先的に送り出せ
ばよ(、手差しトレイ自体をオペレータが選択する必要
はない。これに対して本発明の手差しトレイ16は拶数
枚のコピー用紙を同時にセットすることができる。従っ
て、コピー用紙のセットをもってその手差しトレイ16
からの給送を行わせると、コピー用紙を複数枚セットし
ている時点でそのフィードが開始される可能性がある。
このような事態を防止するために、手差しトレイ16の
選択を行わせるようにしている。
本発明では、トレイにヌジャーロール513、フィード
ロール512、ティクアウェイロール511を一体に取
り付ける構成を採用することによってコンパクト化を図
っている。用紙先端がティクアウェイロール511にニ
ップされた後、フィードアウトセンサーで先端を検知し
て一時停止させることによって、転写位置を合わせるた
めのプレレジストレーションを行い、フィーダ部での用
紙の送り出しばらつきを吸収している。送り出された用
紙は、アライナ装置515を経て感材ベルト4の転写位
置に給送される。
(II−4)自動原稿送り装置 (DADF)第21図
においてDADF13は、ベースマシンlのプラテンガ
ラス2の上に取りつけられている。このDADF 13
には、原稿601を載置する原稿トレイ602が備えら
れている。原稿トレイ602の原稿送り出し側には、送
出バドル603が配置されており、これにより原稿60
1力月枚ずつ送り出される。送りだされた原稿601は
、第1の駆動ローラ605とその従動ローラ606およ
び第2の駆動ローラ607とその従動ローラ608によ
り円弧状搬送路609に搬送される。
さらに、円弧状搬送路609は、手差し用搬送路610
と合流して水平搬送路611に接続されると共に、円弧
状搬送路609の出口には、第3の[110−ラ612
とその従動ローラ613が設けられている。この第3の
駆動ローラ612は、ソレノイド(図示せず)により上
下に昇降自在になっており、従動ローラ613に対して
接離可能に構成されている。水平搬送路611には、図
示しない駆動モータにより回動される停止ゲート615
が設けられると共に、水平搬送路611から円弧状搬送
路609に向けて反転用搬送路616が接続されている
。反転用搬送路616には、第4の駆動ローラ617が
設けられている。また、水平搬送路611の出口と対向
してプラテンガラス2の上にベルト駆動ローラ619が
設けられ、その従動ローラ620間に張設されたベルト
621を正逆転可能にしている。このヘルl送部の出口
には、第5の駆動ローラ622が設けられ、また、前記
手差し用搬送路610には第6の駆動ローラ623が配
設されている。該駆動ローラ623はベースマシン1の
前後方向(図で紙面と垂直方向)に2個設けられ、同一
サイズの原稿を2枚同時に送ることが可能に構成されて
いる。なお、625は第7の駆動ローラ626により送
出バドル¥03の表面をクリーニングするクリーニング
テープである。
次に第22図をも参照しつつフォトセンサ31〜S1□
につい°ζ説明する。S、は原稿トレイ602上の原稿
601の有無を検出するノーペーパーセンサ、S2は原
稿の通過を検出するティクアウェイセンサ、Si 、S
sは手差し用搬送路610の前後に設けられるフィード
センサ、S、はスキューローラ627により原稿の斜め
送りが補正され停止ゲート615において原稿が所定位
置にあるか否かを検出するレジセンサ、S6〜S、。は
原稿のサイズを検出するベーパサイズセンサ、Sllは
原稿が排出されたか否かを検出する排出センサ、S+Z
はクリーニングテープ625の終端を検出するエンドセ
ンサである。
次に第23図をも参照しつつ上記構成からなるDADF
 13の作用について説明する。(イ)はプラテンモー
ドであり、プラテン2上に原稿601を載置して露光す
るモードである。
(ロ)はシンプレックスモードであり、原稿トレイ60
2には、原稿601をそのコピーされる第1の面が上側
となるようにして積層する。スタートボタンを押すと先
ず、第1の駆動ローラ605および第2の駆動ローラ6
07が回転するが、第3の駆動ローラ612は上方に移
動して従動ローラ613と離れると共に、停止ゲート6
15は下降して水平搬送路611を遮断する。これによ
り原稿601は円弧状搬送路609を通り、停止ゲート
615に押し当てられる(■〜■)。この停止ゲート6
15の位置でスキューローラ627により、原稿はその
端部が水平搬送路611と直角になるように補正される
と共に、センサS6〜S1゜で原稿サイズが検出される
。次いで、第3の駆り10−ラ612が下方に移動して
従動ローラ613と接触すると共に、停止ゲート615
は上昇して水平搬送路611を開き、第3の駆動ローラ
612、ベルト駆動ローラ619および第5の駆動ロー
ラ622が回転し、原稿のコピーされる面が下になって
プラテン2上の所定位置に送られ露光された後、排出さ
れる。なお、手差し用搬送路610から単一原稿を送る
場合にも同様な作用となり、原稿を1枚づつ送る機能に
加え、同一サイズの2枚の原稿を同時に送る機能(2−
UP) 、大型原稿を送る機能(LDC) 、コンピュ
ータ用の連続用紙を送るコンピュータフオームフィーダ
(CCF)機能を有する。
(ハ)はデユープレックスモードであり、原稿の片面を
露光する工程は上記(ロ)の■〜■の工程と同様である
が、片面露光が終了するとベルト駆動ローラ619が逆
転し、かつ、第3の駆動ローラ61.2は上方に移動し
て従動ローラ613と離れると共に、停止ゲート615
は下降し′ζ水平搬送路611を遮断する。従って、原
稿は反転用搬送路616に搬送され、さらに第4の駆動
ローラ617および第2の駆動ローラ607により、円
弧状搬送路609を通り、停止ゲート615に押し当て
られる(■〜■)。次いで、第3の駆動ローラ612が
下方に移動して従動ローラ613と接触すると共に、停
止ゲート615は上昇して水平搬送路611を開き、第
3の駆動ローラ612、ベルト駆動ローラ619および
第5の駆動ローラ622が回転し、原稿の裏面が下にな
ってプラテン2上の所定位置に送られ露光される。両面
の露光が終了すると再びベルト駆動ローラ619が逆転
し、再度反転用搬送路616に搬送され以下同様にして
プラテン2上を通って第5の駆動ローラ622により排
出される(■〜0)。従って排出された原稿は、コピー
される第1の面が下側になって最初に原稿トレイ602
に積層した順番で積層されることになる。
(II−5)ソータ 第24図においてソータ19は、可動台車651上にソ
ータ本体652と20個のビン653を有している。ソ
ータ本体652内には、搬送ベルト655を駆動させる
ベルト駆動ローラ656およびその従動ローラ657が
設けられると共に、チェーン659を駆動させるチェー
ン駆動スプロケット660およびその従動スプロケット
661が設けられている。これらベルト駆動ローラ65
6およびチェーン駆動スプロケット660は1個のソー
タ用モータ658により駆動される。搬送ベルト655
の上部には用紙人口662、用紙出口663および図示
しないソレノイドにより駆動される切換ゲート665が
設けられている。また、チェーン659には、コピー用
紙を各ビンへ切換供給するだめのインデクサ−666が
取付けられている。第25図に示すように、ソータ用モ
ータ658のドライブシャフト671の回転はタイミン
グヘルド672を介してプーリ673に伝達される。該
プーリ673の回転は、ベルト駆動ローラ656に伝達
されると共に、ギヤ11674を介してチェーン駆動ス
プロケット660に伝達される。
次にその作用を第26図により説明する。(イ)はノン
ソートモードを示し、切換ゲート665はノンソートの
位置にあってコピー用紙を最上段の排出トレイに送るも
のである。(ロ)はソートモードを示し、切換ゲート6
65がソート位置に切換えられ、奇数枚目の用紙が上か
ら下のビンに向けて奇数段目のビンに搬送され、偶数枚
目の用紙が下から上のビンに向けて偶数段目のビンに搬
送される。これによりソート時間が短縮される。
(ハ)および(ニ)はスタックモードを示し、(ハ)は
4枚の原稿を原稿毎に4部コピーした例を示し、(ニ)
は1ビン当たりの最大収納枚数を越えた場合であり、例
えば50枚を越えた場合には次の段のビンに収納するよ
うにしている。
ヘルド廻りはイメージング系とマーキング系からなって
いる。
イメージング系は1MMサブシステム34によって管理
され、潜像の書込み、消去を行っている。
マーキング系はマーキングサブシステム35により管理
され、帯電、露光、表面電位検出、現像、転写等を行っ
ている0本発明においては、以下に述べるようにベルト
上のパネル管理、パッチ形成等を行ってコピーの高速化
、高画質化を達成するために、1MMサブシステム34
とマーキングサブシステム35とが互いに協動している
第27図はベルト廻りの概要を示す図である。
ベースマシーンl内には有機感材ベルト4が配置されて
いる。有機感材ベルトは電荷発生層、トランスファ層等
何層にも塗って感材を形成しているので、Seを蒸着し
て感材を形成する感光体ドラムに比して自由度が大きく
、製作が容易になるのでコストを安くすることができ、
またベルト回りのスペースを大きくすることができるの
で、レイアウトがやり易くなるという特徴がある。
一方、ベルトには伸び縮みがあり、またロールも温度差
によって径が変化するので、ベルトのシームから一定の
距離にベルトホールを設けてこれを検出し、またメイン
モータの回転速度に応じたパルスをエンコーダで発生さ
せてマシーンクロックを形成し、−周のマシーンクロッ
クを常時カウントすることにより、ヘルドの伸び縮みに
応じてキャリッジのスタートの基準となるピッチ信号、
レジゲートのタイミングを補正する。
本装置における有機感材ベルト4は長さが1m以上あり
、A4サイズ4枚、A3サイズ3枚が載るようにしてい
るが、ベルトにはシームがあるため常にパネル(ベルト
上に形成される像形成領域)管理をしておかないと定め
たパネルのコピーがとれない。そのため、シームから一
定の距離に設けられたベルトホールを基準にしてパネル
の位置を定め、ユーザーの指定するコピーモード、用紙
サイズに応してベルト上に載るパネル数(ピーチ数)を
決め、またスタートボタンを押して最初にコピーをとる
パネルがロール201の近傍のゲットパークの位置にき
たとき信号を出し、ここからコピーがとれるという合図
をするようにしている。
有機感材ベルト4はチャージコロトロン(帯電器)21
1によって一様に帯電されるようになっており、図の時
計方向に定速駆動されている。そして最初のパネルがレ
ジ(露光箇所)231の一定時間前にきたときピッチ信
号を出し、これを基準としてキャリッジスキャンと用紙
フィードのタイミングがとられる。チャージコロトロン
211によって帯電されたベルト表面は露光箇所231
において露光される。露光箇所231には、ペースマシ
ン1の上面に配置されたプラテンガラス2上に載置され
た原稿の光像が入射される。このために、露光ランプ1
02と、これによって照明された原稿面の反射光を伝達
する複数のミラー101〜113および光学レンズ10
8とが配置されており、このうちミラー101は原稿の
読み取りのためにスキャンされる。またミラー110,
1】1.113は第2の走査光学系を構成し、これはP
 I S (Precession  T mages
can )と呼ばれるもので、プロセススピードを上げ
るのには限界があるため、プロセススピードを上げずに
コピー速度が上げられるように、ベルトの移動方向と反
対方向に第2の走査光学系をスキャンして相対速度を上
げ、最大64枚/min(CPM)を達成するようにし
ている。
露光箇所’231でスリット状に露光された画情報によ
って有機感材ベルト4上には原稿に対応した静電潜像が
形成される。そして、IEL(インターイメージランプ
)215で不要な像や像間のイレーズ、サイドイレーズ
を行った後、静電潜像は、通常黒色トナーの現像装置2
16、またはカラートナーの現像装置217によって現
像されてトナー像が作成される。トナー像は有t11怒
材ベルト4の回転と共に移動し、ブリトランスファコロ
ト’ 7 (転写a) 218、トランスフ1コロトロ
ン220の近傍を通過する。プリトランスファコロトロ
ン2+8は、通常、交流印加によりトナーの電気的付着
力を弱めトナーの移動を容易にするためのものである。
また、ベルトは透明体で形成されているので、転写前に
プリトランスファランプ225(イレーズ用に兼用)で
背面からベルトに光を照射してさらにトナーの電気的付
着力を弱め、転写が行われ易くする。
一方、ベースマシン1の供給トレイに収容されているコ
ピー用紙、あるいは手差しトレイ16に沿って手差しで
送り込まれるコピー用紙は、送りロールによって送り出
され、搬送路501に案内されて有機感材ヘルド4とト
ランスファコロトロン220の間を通過する。用紙送り
は原則的にLEF (Long Edge Feed 
)によって行われ、用紙の先端と露光開始位置とがタッ
キングポイントで一致するようにレジゲートが開閉制御
されてトナー像がコピー用紙上に転写される。そしてブ
タツクコロトロン221、ストリップフィンガ222で
用紙と感材ベルト4とが711がされ、転写後のコピー
用紙はヒートロール232およびプレッシャロール23
3の間を通過して熱定着され、搬送ロール234.23
5の間を通過して図示しない排出トレイ上に排出される
コピー用紙が剥がされた感材ベルト4はプレクリーンコ
ロトロン224によりクリーニングし昌〈され、ランプ
225による背面からの光照射により不要な電荷が消去
され、ブレード226によって不要なトナー、ゴミ等が
掻き落とされる。
なお、ベルト4上にはバッチジェネレータ212により
像間にバッチを形成し、バッチ部の静電電位をESVセ
ンサ214で検出して濃度調整用としている。またベル
ト4には前述したようにホールが開けられており、ベル
トホールセンサ213でこれを検出してベルトスピード
を検出し、プロセススピード制御を行っている。またA
DC(Auto Density  Control)
センサ219で、バッチ部分に載ったトナーからの反射
光量とトナーがない状態における反射光量とを比較して
トナーの付着具合を検出し、またポツプセンサ223で
用紙が剥がれずにベルトに巻きついてしまった場合を検
知している。
第28図は感材ベルト4上のパネル分割の様子を示すも
のである。
ベルト4はシーム部251があるので、ここに像がのら
ないようにしており、シーム部から一定距MI!の位置
にベルトホール252が設けられ、例えば周長1158
a+mの場合でlは70ma+とじている。図の253
.254は感材ベルト面をNピッチ分割したときの先頭
と最後のパネルで、図のBはパネルの間隔、Cはパネル
長、Dはパネルのピッチ長さであり、4ピッチ分割の場
合は289゜5mm、3ピッチ分割の場合は386M、
2ピッチ分割の場合は579閣である。シーム251は
、パネル253のLE (Lead Edge )とパ
ネル254のTE (Tail Edge )との中央
にくるようにA=B/2とする。
なお、パネルのLEは用紙のLEと一致させる必要があ
るが、TEは必ずしも一致せず、バネル通用の最大用紙
TEと一致する。
次にIMM(イメージングモジュール)の機能について
説明する。
第29図は1MMサブシステムの機能の概略を示すブロ
ック構成図である。
1MMサブシステム34の機能を概説すると、I E 
Lサブシステム40とパスラインによるシリアル通信を
行い、高精度のコントロールを行うためにホットライン
により割り込み信号を送って像形成の管理を行うと共に
、マーキングサブシステム35、CII Mサブシステ
ム33に制御信号を送ってベルト廻りのコントロールを
行っている。
また有機感材ヘルド4に開けたホールを検出してメイン
モータの制御を行うと共に、パネルの形成位置を決定し
てパネル管理を行っている。また低温環境の場合にはフ
ユーザ−の空回転を行わせて定着ロールを所定温度に維
持し、迅速なコピーが行えるようにしている。そして、
スタートキーが押されるとセットアツプ状態になり、コ
ピーに先立って■、。1等の定数の合わせ込みを行い、
コピーサイクルに入ると原稿サイズに基づいてイメージ
先端、後端の縁消しを行って必要な像領域を形成する。
またインターイメジ領域にパッチを形成してトナー濃度
調整用のバッチの形成を行っている。さらにジャム要因
、ベルトフェール等のハードダウン要因が検出されると
、ベルトの停止、あるいはシーケンスマネージャと交信
してマシンの停止を行う。
次に1MMサブシステムの人出力信号、及び動作につい
て説明する。
ブラックトナーボトル261、カラートナーボトル26
2におけるトナーの検出信号が入力されてトナー残量が
検出される。
オプチカルレジセンサ155からは1MMサブシステム
からマーキングサブシステムへ出すPGリクエスト信号
、バイアスリクエスト信号、ADCリクエスト信号の基
準となるオプチカルレジ信号が入力される。
プラテン原稿サイズセンサS6〜5i11からは原稿サ
イズが入力され、これと用紙サイズとから置215によ
る消し込み領域が決定される。
ベルトホールセンサ213からはベルトホール信号が入
力され、メインモータ264.265によりプロセスス
ピードの制御を行ってベルトが一周する時間のバラツキ
に対する補正を行っている。
メインモータは2個設けて効率のよい動作点で運転でき
るようにし、負荷の状態に応じてモータのパワーを効率
よく出せるようにし、また電力の有効利用を図ると共に
、停止位置精度を向上させるためにモータによる回生制
動を行っている。またモータは逆転駆動を行うことがで
きる。これはブレードを感材ベルトに密着させてクリー
ニングを行うとブレードの手前側に紙粉やトナーの滓が
溜るのでこれを落とすためである。またモータによるベ
ルト駆動はベルトクラッチ267を介して行っており、
ベルトのみ選択的に停止することができる。このモータ
の回転と同期してエンコーダからパルスを発生させ、こ
れをマシンクロックとして使用してベルトスピードに応
じたマシンクロツタを得ている。
なお、ヘルドホールセンサ213で一定時間ホールが検
出できなかったり、ホールの大きさが変わってしまった
ような場合にはこのことがIMMからシーケンスマネー
ジャに伝えられてマシンは停止される。
また、[MMサブシステムは、IELサブシステム40
とシリアル通信を行うと共に、ホットラインを通じて割
り込み信号を送っており、IELイネーブル信号、IE
Lイメージ信号、ADCパッチ信号、IELブラックバ
ンド信号を送出している。IELイメージ信号で不要な
像の消し込みを行い、ADCパッチ信号でrELサブシ
ステム40により、バッチジェネレータ212で形成さ
れたパッチ領域の形状、面積を規定すると共に、電荷量
を調整して静電電位を500〜600■の一定電位に調
整する。IELブラックバンド信号はブレード22Gに
よりベルト4を損傷しないように、所定間隔毎に像間に
ブラックバンドを形成してトナーを付着させて一種の潤
滑剤の役割りを行わせ、特に白紙に近いような状態のよ
うなトナー品が極めて少ないときコピーの場合でもベル
ト4を損傷しないようにしている。
さらに、IMMはマーキングサブシステム35とはホッ
トラインによる通信を行っており、オプチカルレジ信号
を)i、準にしてバッチ形成要求信号、バイアス要求信
号、ADC要求信号を送出する。
マーキングサブシステム35はこれを受けてバソチジヱ
ネレータ212を駆動してパンチを形成すると共に、E
SVセンサ214を駆動して静電電位を検出し、また現
像機216.217を駆動してトナー画像を形成してい
る。またブリトランスファコロトロン218、トランス
ファコロトロン220、デタンクコロトロン221の駆
動制御を行っている。
IMMからはピッチリセット信号■が送出されており、
これを基準にしてキャリッジのスタートのタイミングを
とるようにしている。
またカラー現像器ユニットが装着されているか否かの検
知信号が人力され、現像器のトナーが黒色かカラーかを
検出している。
C11Mサブシステム33へはIMMからレジゲートト
リガ信号を送ってタッキングポイントで用紙と像の先端
とが一致するように制御すると共に、レジゲートの開く
タイミングを補正する必要がある場合は、その補正量を
算出して送っている。
またブレード226で掻き落としたトナーは回収トナー
ボトル268に回収され、ボトル内のトナー量の検出信
号がIMMに人力され、所定量を超えると警報するよう
にしている。
またIMMはファンモータ263を駆動して異常な温度
上1を防止し、環境温度が許容温度範囲内にあって安定
した画質のコピーが得られるようにしている。
る。
制御の基準となる時間はオプチカルレジセンサ位置であ
る。オプチカルレジセンサオン/オフ信号の所定時間(
T I )後よりIELがオフされる。
すなわちTIまではオンしていて先端消し込みを行い、
T2以後はオンして後端消し込みを行っている。こうし
てIELイメージ信号により像形成が行われ、またレジ
ゲートのタイミングを制f21することでタフキングポ
イントでの用紙の先端と像の先端とを一致させている。
像形成終了後、パッチジェネレータ要求信号(基準時よ
りT5後)によりADCパッチ信号が発生し、インター
イメージにバッチを形成する。またパッチ形成後、バイ
アス要求信号が発せられて(T6後)現像が行われ、そ
の後ADC要求信号が発せられ(T7後)でトナー濃度
の検出が行われる。またブラックバンド信号によりイン
ターイメージにブラックバンドが形成される。
なお、A E (Auto Exposure )スキ
ャン中においては、IELイメージ信号のON10 F
 Fは行わない。
I[12311i 第31図はメインCPUとIELとの接続を示す図であ
る。
IELCPU47はベルト移動方向に対して直角に配置
された2、4m角の189個の発光ダイオードからなる
IEL215を制御して像形成、バッチ形成、電位制御
等売行っている。IELCPU47とメインCPU41
とはシリアル通信が行っているが、メインCPU側でこ
れを担当しているのがメインCPUに搭載されている1
MM34であり、1MM34はシーケンスマネージャ3
2と共にメインCPUに搭載されたモジュールで、シー
ケンスマネージャ32とはソフト上での通信で情報のや
りとりをしている。第31図ではこのモジュールを回路
的存在のように図示したものである。そして置サブシス
テム40とのシリアル通信で、IELイネーブル信号、
IIELイメージ信号、SDCパッチ信号、ブラックバ
ンド信号をホ・7トラインを通して割り込み処理により
送っている。
l」−3マーキング1 、l!I! −3−1マーキング、の1lLJTL乙ん
九All成第32図はマーキング用CPUとシリアル通
信で接続されたメインCPUとの関係を示す図、第33
図はマーキングCPUの各要素との接続構成を示す図、
第34図はマーキング系のソフトウェア構成を示す図で
ある。
(A)ハードウェア構成 メインCPU41は、第32図に示すようにROM32
3、NVRAM (不揮発性メモリ)324、ベースマ
シンとのデータの授受ヲ行つインク7zX321、付加
装置(OPTION)とのデータの授受を行うインター
フェース322を有し、バスがバスアービター326を
介して通信制御回路327に接続され、通信制御回路3
27を通してシリアルの通信ライン上でU/I用CP[
46その他のCPUとの通信を行うように構成されてい
る。ROM323は、先に説明したシーケンスマネージ
ャーやイメージングモジュール、コピーハンドリングモ
ジュール等の各サブシステムを含むプログラムを格納す
るものである。バスアービター326は、システムRA
M325を有し、メインCPU41から他のCPUに送
出するデータ及び他のCPUから受信するデータを保持
し、メインCPU41がシリアル通信のタイミングと非
同期でデータを授受できるようにするものであり、RO
M328は、通信制御回路327によりシリアル通信ラ
インでのデータの送受信を行う通信プログラムを格納す
るものである。なお、通信に関するこれらのバスアービ
ター326や通信制御回路327に関する機能を全てメ
インCPU41で行うように構成してもよい、メインC
PU41におけるシーケンスマネージャーのサブシステ
ムは、シリアル通信により各サブシステムの状態を監視
し、ユーザインターフェースからコピーモードの信号を
受信すると、所定のタイミングで効率よくコピー作業が
実施できるように各サブシステムに作業指示を行う。
マーキングCPU42は、第33図に示すようにメイン
CPU41と共にメインボードに実装されている。図中
、IELの制御、サーボ系を通してのメインモータの制
御、クリーナー760の制御lは1MM34が!■当し
ている。
マーキングCPU42は、露光ランプ用電源703、感
材を帯電させるチャージコロトロン用i源(CCHVP
S)702、現像したトナーの転写を行い易くさせるた
めのプリトランスファコロトロン用電源(PTCHVP
S)904、現像したトナーを転写させるためのトラン
スファコロトo7用型B(TCHVPS)905、感材
から用紙を剥がすための放電を行うブタツクコロ)o:
、’用TialX(DTCHVPS)906、トナーク
ラウドが機内に入るのを防止するためのキャッチアップ
バイアス用電源、現像バイアス電源712.713、感
材をクリーニングするためのプレクリーンコロトロン用
1W[(PCCHVPS)907の制御を行っている。
またブラック用及びカラー用現像R715,716はメ
インモータの動力を利用してマグロールの駆動を行って
おり、この駆動はマーキングCPU42により制御され
るクランチア15.716を介して行っている。またブ
ラック用及びカラー用現像機715.716は選択的に
切り換えて使用し、一方がベルトに接近したとき他方は
ベルトから離れる構成になっており、ベルトとに接近し
て所定の位置にセントされたかどうかをマーキングCP
Uに管理されているセンサで検出している。またマーキ
ングCPU42は、リレーボード902を介して5SR
(ソリッドステートリレー)によりコルツランプの駆動
制御を行うと共に、フユーザ温度をセンサにより検出し
て温度監視している。なお、フユーザのサーモスタット
はオフラインで作動しており、マーキングでの制御は行
っていない、また、マーキングCPU42はFLPS7
03を通してランプ102の駆動電流を制御することに
より露光量制御を行うと共に、露光ランプヒータを駆動
制御′nシ、またリレーボード902を介してイレーズ
/プリトランスファランプ用電源903の駆動制御を行
ってイレーズ/プリトランスファランプを制御している
(B)ソフトウェア構成 第33図はマーキグCPUのソフトウェア構成を示す図
である。
マーキングシステムは、システム初期設定部921、シ
ーケンス制御部922、インターフェースデータハンド
ラー923からなっており、システム初期設定部921
はROM、l?AMのチエツクとNVMチエツクのみを
行っている。シーケンス制御部922は状態制御部92
4と状態分析部925からなり、状態分析部925でど
のステートにいるか、またそのステートにおけるジョブ
は全て終了したか否か分析し、その結果に基づき状態制
御部924で次にどのステートへ移行するかの制御を行
っている。インターフェースデータハンドラー923は
人力信号監視部926、入力データ解析部927、人力
データハンドラー928、出力データハンドラ−929
からなっており、入力信号監視部926はメインシステ
ムからのマーキングシステムに対する通信の監視を行い
、通信割り込みが発生してそれを検知すると、受信バッ
ファを読みに行き、入力データハンドラー928でデー
タの取り込みを行っている。取り込んだデ一りは人力デ
ータ解析部927で解析し、人力データが何を意味し、
何を行わなけれればならないかをJ!を折する。そして
出力データハンドラ−929によりメインシステムに送
信すべきデータを送信バッファを通して送信する。
lTl−3−2能“ 第35図はマーキングシステムの状態遷移を示す図であ
る。
M’lfXオンした状態はパワーオン・イニシャライズ
状態であり、NVMに書き込まれた内容により各種デー
タ及びフラグの初期設定をし、また、■10の入出力時
間設定のためのタイマー処理テーブルの登録を行うと共
に、通常コピーモード、ダイアグモードのどちらが選択
されたかの判断を行う。
ダイアグモードはサービスマンが機械の調整等を行うた
めに設けられたモードで、フェールヒストリー等のチエ
ツク、各種セットアツプを行うモードである。ダイアグ
モードが選択されると、ダイアグスタンバイに移る(■
)。ダイアグスタンバイはP3、P5、PIO等のコー
ド番号を選択し、スタートキーが押されるまでの状態で
ある。
スタートキーを押すとダイアグランの状態になり([相
])、コード番号を読んでP5、PLO等を実行し、各
種調整を行う。終了するとダイアグスタンバイの状態に
戻る(■)。ダイアグモードから通常モードへの復帰は
パワーオフ/オンにより行う。
通常モードが選択されて初期設定が終了すると(■)、
通常モードにおけるスタンバイに移る。
スタンバイの状態はスタートキーが押されるまでの状態
であり、(イ)スタンバイNOT  READYの状態
と、(ロ)スタンバイREADYの状態とがあり、スタ
ンバイN OT  RE A D Y ハ、定着機能の
準備としてフユーザを一定温度に上げると共に、温度分
布を一様にする。この動作が完了すると、スタンバイ 
READYに移す、スタートキーが押されるとアイドル
の状態に移行する(■)、なお、スタンバイNOT  
READYの状態でもスタートキーは受は付けられ、フ
ユーザが一定温度になったときに自動スタートとなる。
スタンバイNOT’  READYの状態とスタンバイ
READYの状態に分けたのはフユーザ−コントロール
をやり易くするためである。
アイドルはスタートキーが押されて100m5ecの時
間であり、ベルト回転と同時に実行する必要がある処理
、例えば現像機バイアスの印加、イレーズ/ブリトラン
ファーランプへの電圧印加を行うためのステートである
と共に、メインシステムからコピー・スタート・コマン
ドを待っている状態であり、メインシステムよりベルト
・スタート停止コマンドを受信するとスタンバイREA
DYへ戻り(■)、メインシステムからのセットアツプ
・リクエスト・コマンドによりセットアツプの状態に移
行する(■)、またメインシステムよりパージ・リクエ
スト・コマンドを受信するとパージの状態に移行する。
このアイドルの状態をおいているのは、各ステートの出
入りをシンプルにしてステートコントロールを容易にす
るためである。
七ノドアンプの状態は、感材上のTALCをクリーニン
グし、各コロトロンの電流値の目標値への合わせ込み、
V DDFの目標値への合わせこみ、露光量のIfl整
等を行う。これらの処理が終了するとアイドルの状態へ
戻り(■)、コピーサイクルへ移行する(■)。
サイクルの状態は、帯電、露光、現像、転写、定着、ク
リーニングをオール・リクエスト・コマンド受信まで繰
り返す。そして、マーキングシステムの立ち下げが終了
し、BIAS、  イレーズ/プリ・トランスファー・
ランプ以外の出力を停止し、スタンバイ・コマンドをメ
インシステムに送信してアイドル状態に移行しく■)、
スタンバイに戻る(■)。
パージへはジャムが発生すると移行し、原因ジャムを取
り除(とそれ以外の既にフィードしてしまった用紙を自
動的に排出するステートであり、P/R(Photo・
Recepter)のベルトのクリーニングを行い、ま
た、パージ・エンド・コマンドによりアイドルの状態へ
移行する(■) アイドルの状態でコピーモード・コマンドを受信すると
サイクルの状態へ移行する(@)。
エマージエンシの状態は、マシンラン中にエマージェン
シジャムが発生したり、フロントインターロックが開け
られたような緊急停止要因が発生すると、あらゆる状態
から遷移し、後処理が必要になるのでマーキングがコン
トロールしているアウトプットを全部OFFするという
ような処理を行う。そして、緊急停止処理が終了すると
スタンバイに移行する(0)。
また、フェールはマシンラン中、スタンバイ中等に関係
なくフェールの条件、例えばフユーザ−のオーバーヒー
ト、サーミスタの断線等が発生すると、すべてのアウト
プットをOFFするステートである。
第36図はチャージコロトロンの制御の概略構成を示す
図である。
有機感材ヘルド4の電位は感光体の疲労、湿度や温度等
の環境条件、チャージコロトロンの汚れ、劣化、感材の
m類等によって変動するが、所定濃度の複写を行うには
D D P (Dark Development P
otential)を目標値に保つ必要がある。
そこで■パワーオン後、1回目のスタートでのみセ、ド
アツブサイクルを実施し、その中で感材ベルトの暗電位
(VDDP)を目標値に合わせ込む。■コントロール中
、ベルト上のVDDPを保持しているインターイメージ
中のVDDPバッチ領域を毎サイクルサンプリングする
ことによりVDDPを目標値に保持する。■チャージコ
ロトロンのOFF時間(9段階)に応じて次のスタート
時にVDDPを減少補正する。■セットアップ時、セッ
トアツプ終了時、コピー中の3種のタイミングでVDD
Pをチエツクし、許容範囲外であればオーブンループモ
ードに遷移させる。
以上の補正を行うために、メイン基板に配置されたマー
キングCPU42へはESVセンサー214で検出した
感材面の電位信号が入力される。
マーキングCPU42では表面電位が基準電位になるよ
うに制御信号を出力し、D/Aコンバータ701でアナ
ログ制御信号に変換して高圧電源702を制御する。そ
の結果、高圧電a7o2からはチャージコロトロン21
1に所定のグリッド電圧が印加されてベルトへの帯電が
行われる。そして、その帯電を再度ESVセンサーでサ
ンプリングして同様にCPU87で制御信号を出す。こ
のことを繰り返すことにより、ベルト上の電位を所定電
位に合わせ込み、この時のリモート値を保持しておく。
なお、基準電位は例えば800vでROMデータとして
保持している。そして、コピーサイクル中には所定のイ
ンターイメージ中にVDDPバソ千領域を形成し、各コ
ピーサイクル中に1凹型位検出を行って、VDDPを目
標値に保持するようにコントロールする。また、チャー
ジコロトロンOFFにより感材ベルトの帯電特性が回復
するが、OFF時間に応じてVDDPを減少補正する。
なお、セットフッ11回目、セットアップ終了時、コピ
ー中の3種のタイミングでVDDPをチエツクし、許容
範囲を外れている場合にはオープンループモードでセッ
トアツプ時の目標チャージコロトロンでコントロールヲ
行つ。
lff−4−3−九学弄ぶ」υ几ユ!」が七二上第37
図はマーキングCPUによる光学系の照明コントロール
を行うための構成を示したものである。
光学系の汚れによる光量の変動、倍率選択による必要光
量の変化、濃度選択による必要光量の変化、ランプ管壁
温度の変化による光量の変動等の原因によって光9i変
動が生じるが、良好な複写を行うためにはこのような変
動を補正する必要がある。
本装置における照明コントロールは、露光ランプの管壁
温度制御と露光it調節の2つの方法で制御を行ってい
る。
ランプ102からの光で直接レンズ10日、ミラー11
0.I IIS 113を介して感材ヘルド4を露光し
、それによる静電電位をESVセンサ214で検出し、
露光量検出信号として、またランプサーミスタ70Gで
管壁温度を検出し、管壁検出信号としてそれぞれマーキ
ングCPU42へ入力している。またM/Cクロック、
ベルトホールセンサ、スキャン終了信号、倍率設定、濃
度設定等のインターフェース信号も入力される。これら
の入力を受けて、マーキングCPU42は、ランプ用電
源703を0N10FFIII御したり、供給電流の制
御を行うと共に、ランプヒーター705の制御を行い、
またクーリングファン263を駆動制御することにより
冷却して光景制御、温度制御を行っている。
ff−4−づLIL毀ツZ上三二酉 第38図はマーキングCPUによる現像機コントロール
を説明する図である。
マーキングCPU42へは、センサ718.719から
現像WJ、216.217のブラックトナー、カラート
ナーの検出信号が入力されている。そしてD/Aコンバ
ータ711からの信号でデベバイアス電源712.71
3を制御してマグロ−ルア21a、721bへの印加電
圧、マグロ−ルア22aへの印加電圧を制御してトナー
現像量を調整すると共に、キャッチアップバイアス電圧
を0N10 F F してデベバイアス電s’yt4か
らキャッチアップロールへの印加電圧を制御してキャリ
アが感材に付着するのを防止するようにしている。
またトナーをベルトへ載せるためにデベクラッチ715
.716の0N10FF@御を行うと共に、デベハウジ
ングをベルトから離すためにリトラクトモータ717の
制御を行っている。
1[1−4−4の 第39図は現像機の概略構成を示す図である。
第39図(イ)に示すように、本発明の複写機において
は、黒色トナー用の第1現像機およびカラートナー用の
第2現像機を有しており、それぞれ第1マグロール、第
2マグロ−ルア21a、722a、721b、722b
を備えている。第1現像機、第2現像機はそれぞれカム
735.736により、ピボット73日、739を中心
に回転可能で、一方がベルトに接している状態では他方
は離れるようになっている。また、各現像機にはキャッ
チアップロール723a、723bが設けられ、トナー
がクラウド状になってマシーン内に拡ttiし、マシー
ン内部を汚したりパッチ領域での光量を落とすことがな
いようにトナーと逆に帯電させて、これを引きつけてし
まうようにしている。
第39図(ロ)に示すように、トナーはトナーボックス
744により、アジテータ745、ディスペンスオーガ
ー746を通して分配され、パイプ747を通してイン
オーガー731に導入されて分配される。これらの駆動
はディスペンスモータ743によって行われている。こ
のトナーはパドル733.734によってマグロール側
に運ばれ、マグロールによってベルト表面に運ばれる。
このときのトナー供給量はトリマー739a、739b
によってUA整され、また、スクレーバ740a、74
0bでマグロール表面の付着トナーはかき落とされる。
111−4−5     洸l七しζト町=上第40図
はAE (Automatic  Exposure 
)の概略を説明するためのものである。
AEモートはU/IでAEモードが選択されたとき、ま
たプラテンモード時はスタートプリントごとに実施し、
DADF、5ADFSLDC,CCF、RDH、バイパ
スモード時はスタートプリントおよび原稿交換ごとに実
施する。ただし原稿は所定位置で停止している必要があ
る。なお、八Eは原稿濃度測定のためのAEプリスキャ
ンを行うモードと行わないモードとがある。
露光ランプ102が原稿を走査すると有機感材ベルト4
上に原稿に対応した潜像電位が形成される。これをES
Vセンサ214で読み取り、指定のタイミングでESV
センサの出力をA/Dコンバータ751から指定回数マ
ーキングCPUに取り込む、取り込んだデータ中、最小
値より原稿濃度を判断し、現像バイアス、光量等をコン
トロールする。
J]= 4−6  り1−−の 廚l成。
第41図はクリーナーの概略を説明するためのものであ
る。
クリーナー760におけるクリーニングブレード761
はクリーナハウジング768内に設けられ、自己保持形
のりトラクトソレノイド765によって駆動され、ベル
ト4に接触したり、離脱するように構成されている。ク
リーニングブレード761で掻き落とされたトナーは、
フィルムシール762で下方への落下が防止されてクリ
ーナハウジング768内に収集され、オーガー764に
よって羊多送されるようになっている。なお、769は
ガイドレール、770はプレクリーンチャージコロトロ
ンである。
lff−4−7ADCの UIJJL 第42図はADCの概略構成を示すものである。
ADCはADCバッチのトナー付着量を検出して基準値
と比較することにより現像器のトナー濃度の過不足を判
定し、用紙サイズと検出時のトナー付着■の大小により
現像器ハウジング内のトナー供給量を制御することによ
り、高濃度のソリッド部の再現性を同上し、かつその維
持性を保証するだめのものである。
ADCを行う場合には光学系をスキャンバックするとぎ
にレンズシャッタ707で光を遮断してバッチ?■域が
消去されないようにしておき、パッチジェネレータで所
定の電位V ABCまで調整してその電位をESVセン
サ214で測定する。測定結果に応じてVkDCVll
。−V CONアが一定になるようにVIIIA!を制
御する。なお、この場合、パンチ部以外の不要な電荷は
置214により除電する。そしてバッチ部が現像器を通
過するときに感材ベルト上にトナー像が形成されるので
、へ〇Cセンサで検出し、これをADC増幅器で増幅し
て光反射出力を電圧値に変換し、マーキング用CPU4
2に堆り込む、一方、ベルト上のクリーンな面の出力は
あらかじめ測定しておく。こうして、V PATCil
÷■cL!AN×200があらかじめ設定した値より大
きいか小さいかを判定し、低い場合はトナーボックス7
81または782のモータを0FFL、高い場合はその
度合と用紙サイズによりモータON時間を設定し、ON
10 F F時間の制御を行う。
1L=l−電−流、1−ム上j5L1−01発lBγ要
W−本発明においては、セットアツプモードの時間短縮
とマシンの機能アップ、消耗品の特性変化に応じて長期
間にわたり高画質を維持することを狙いとして、パワー
ON後に1回だけ行うセットアツプモード中に、DTC
の電流の交流成分、PTCの電流の交流成分と直流成分
の3種類の電流値の合わせ込みを行い、これらを1頭に
合わせ込んでいくと時間がかかるので、各コロトロンの
交流成分、直流成分を同時並行して合わせ込みを行って
いる。DTC,PTCで交流成分と直流成分を使用して
いるのは、AC放電はプラス放電に対してマイナス放電
が強く、直流的にはマイナス側にシフトするので、これ
をDC成分でカバーするためであり、DC値は波形率等
で変わるが、実験的に定めている。
11:」−二土工1流J【LムF乙ムAq装二橋底第4
3図は電流値セットアツプ装置の構成を示す図である。
マーキングCPU42は、感材ベルトに付着したトナー
の電気的付着力を弱めて転写を行い易くするためのPT
C21B、j8材ベルトに付着したトナーを用紙上にト
ランスファさせて転写を行うためのTC220、用紙と
感材ベルトとを剥がずために両者間の電気的吸引力を弱
めさせるためのDTC221に流れる電流値を検出し、
それぞれへのリモートを150m5ec毎にステップ的
に変更し、そのきき流れるif流を検出してNVMに記
憶されている基準値に対して所定範囲内に合わせ込むよ
うにする。
この他、マーキングCPU42は不要電荷を除電すると
共に、転写を行い易くするためにヘルド背面から光を照
射するためのイレーズ/プリトランスファランプ225
、及びクリーニングし易くするためのプレクリーンコロ
トロン224へ(7)(l給電流の制御も行っている。
なお、本実施例ではプレクリーンコロトロン224はオ
ープンコントロールとしているが、他のコロトロンと同
様のg制御法で合わせ込みを行うようにしてもよいこと
は言うまでもない。
ベルトホール信号が入力されているのは、メインノステ
ム側でヘルドホールを所定回数検知したことが検知され
てから電流値のセットアツプを開始するためであり、一
定時間たってもベルトホールを検知しない場合はベルト
フェールにして暴走しないようにするためである。また
オプティカルレジ信号、及びLDCリードエツジ信号は
電流コントロールの基準時間を与えている。
第44図(イ)はチャージコロトロンの高圧電源回路を
示す図である。
電極への印加電圧(V++s )リモートをパルス幅変
調(PWM)コントローラへ加えて所定のデユーティで
高圧回路の一次側をスイッチングすることにより二次側
の出力電圧を制御し、この電圧をピン電極へ印加する。
この電圧により帯電装置のシールド(アース)と感材面
へ電流が流入する。
この感材面への流入電流を電圧として検出してVGRI
Dリモートと比較し、その比較出力で高耐圧タイプのト
ランジスタ等からなるLDRを制御してグリッド電位が
VGRl、、リモートに対応する電位になるように制御
する。そして、高圧回路の二次側出力電圧、即ち帯電装
置への印加電圧をVOLITとして、また感材面へ流れ
る電流をI4としてそれぞれ検出してモニタし、また高
圧回路からのアース側への電流、即ちシールド電流I、
と14とを加算して全電流■7をパルス幅変UR(PW
M)コントローラへフィードバックしてデユーティを変
え、FETでチョッピングすることにより二次側出力電
圧を変え、■、を一定になるように制御している。この
高圧電源回路においてはスイッチングデバイスとしてF
ETを使用してスイッチングロスを低減化している。
B  −ンスフ コロ ロンの   JJLrtPL第
44図(ロ)はトランスファコロトロンの高圧電源回路
を示す図である。
トランスファコロトロンの高圧電源回路の場合も、パル
ス幅変jP](pwM)コントローラとFETを使用し
てスイッチングロスを低減化するようにしている点では
チャージコロトロンの場合と同様であり、コロトロンへ
の全電流値141.lam(。リモートでPWMの基準
のデユーティを得て、FETで高圧回路のトランスの一
次側の電流をチョッピングし、二次側に所定の電圧を得
てコロトロンへ印加している。このときの二次側に流れ
る全電流を検出し、検出したI dyna+mieをP
WMに帰還してデユーティを変え、I dynam+c
 リモートに応じた一定の電流がコロトロンへ流れるよ
うに制御している。
第44図(ハ)はプリトランスファ、ブタツク、プレク
リーン各コロトロンの高圧電源回路を示す図である。
プリトランスファ、ブタツク、プレクリーン各コロトロ
ンモ、パルス幅変11(PWM)コントローラとFET
を使用してスイッチングロスを低減化している点では同
様であり、交流成分(周波数1kHz)と直流成分のリ
モートでPWM変調し、FETで高圧電源回路の一次側
を流れる電流をチョ、ピングし、二次側に所定の電圧を
得、可変直流バイアスを重畳させてコロトロンへ印加し
ている。そして、二次側出力を直流成分と交流成分とに
分離してそれぞれのモニター値を得るようにしている。
一圧電l泗jtP19λ」多:i:」優よゆ邊Jが作第
45図はコピーモードにおける各高圧電源回路の動作を
説明するための図である。
C,C(チャージコロトロン)についてはVDDPをE
SVセンサーで検出し、μP(マイラタロプロセッサ)
でESVセンサの検出した値をサンプリングして取り込
み、PS(パワーサプライ)を制御してチャージコロト
ロンのグリッド電位を制御することによりVDDPコン
トロールを行っている。
EXP (露光)についてはμPによるランプ管壁温度
制御とランプクーリングファンの0N10FF制御を行
い、光量を安定化している。
PTC(ブリトランスファコロトロン)、PTL(プリ
トランスファランプ)ではAC/DC定電圧制御を行っ
て電流値が放TL盪に反映するようにしている。
現像器ではμPでソリッド濃度検出を行ってトナーディ
スベンスモークを制御すると共に、OPTシャッタで形
成されたバッチ傾城の電位をES■センサーで検出し、
この検出値でμPは現像バイアスを制御するとともに、
pcc (プレクリーンコロトロン)の電源を制御して
いる。
TC()ランスファコロトロン)ではシールド電流によ
りI ayam*+ Cを制御して経時劣化、汚れ、環
境依存の補正を行っており、DTC(ブタツクコロトロ
ン)、FCCはそれぞれシールド電流によりDC成分は
I dynamicの制御、AC成分は定電圧制御を行
っている。なお、PCL (プレクリーンランプ)、C
LN(クリーナー)、ERAS已については特に制御は
行っていない7゜第46図は本発明の電流値セットアツ
プのソフトウェア構成を示す図である。
マーキングサブシステムではジョブを複数のモジュール
に分けており、電流値コントロールはそのうちの電流値
コントロールモジュールにより行われる。電流値コント
ロールモジュールはセットアツプに先立つベルトクリー
ニングも行っている。
マーキングシステムは時間管理部827で時間管理しつ
つ、ステート管理部822でジョブテーブル821を参
照しながら現在どのジョブを行うステートにいるかのス
テート管理を行っている。
各ステートには行うべきジョブが割り当てられており、
これをすべて実行してから次のステー1・に移行する。
そしてメインシステムとは送受信バッファ825.82
6を通してシリアル通信し、コマンドコントロール部8
23でコマンドの解析ヲ行い、種々のデータ通知サービ
スを行うが、電流値コントロールモジュール830に対
しては特にデータサービスは行っていない。またメイン
システムからは、ホットラインを通して割り込み端子コ
ントロール部829に割り込み信号が与えられるように
なっている。
電流値モジュール830は、時計機能を有し、タイミン
グ信号を発生させる計時処理部831、DTCとPTC
の出力を交互に並行してサンプリングさせるための並行
サンプリングコントロール処理部832、各リモートに
対するモニター値をサンプリングするためのモニター値
サンプリング処理部833、モニター値と目標値との差
分を演算するための差分演算処理部834、算出した差
分に基づき出力すべきリモートを算出する出力リモート
値演算処理部835、リモートを出力するためのリモー
ト値出力処理部836を有し、ベルトホール回数判断部
839がデータ通知サービスにより所定のベルトホール
回数が検知されたことを確認すると、モニター値サンプ
リング処理部833は計時処理部831から与えられる
所定のタイミングと並行サンプリングコントロール処理
部832からの命令により、PTCとDTCの交流成分
を交互に並行してサンプリングし、サンプリング結果は
差分1lIti′a、処理部834において、目標値テ
ーブル837から読みだした目標値との差を算出する。
そして、出力リモート値演算処理部835よりPTCの
交流成分及びDTCの交流成分リモートがリモート値出
力処理部836に転送され、それぞれD/Aコンバータ
842を介してPTC,DTCに帰還される。そして、
各コロトロンの電流値の交流成分を再度モニターして同
様の処理を行って帰還をかけることにより交流成分の合
わせ込みが行われる。この合わせ込みは150m5毎に
一定のステップ値をアップダウンし、NVMに記憶され
た基準値に対して一定の範囲内に入ったか否かにより行
われる。
各コロトロンの電流の交流成分の合わせ込みが終わると
、次にPTCの直流成分をモニターし、同様にこれの合
わせ込みが行われる。そして、基準値に対して所定範囲
内に合わせ込まれると、電流値セットアツプを終了し、
合わせ込んだ値がNVMに書き込まれる。なお、電流値
セットアップは一定時間しか行わないので、一定時間が
たっても合わせ込みができない場合は最終のリモート値
がNVMに書き込まれ、同時にP3フェールヒストリー
にそのことが記録される。
こうして電流セットアップが終了したことはデータ登録
サービス820に登録され、他のモジュールをこれをみ
るごとによりTL電流値セットアップ終了したことを知
ることができる。
−(」W二=−旦−=二A2つ−Xm  人 せ入 −
第47図は電流値の合わせ込みにおけるリモート初期出
力値を示す図である。
セットアツプ時の電流値合わせ込みに初期出力値を設定
しているのは合わせ込みの時間をできるだけ短縮し、他
のセットアツプモードがキャンセルされたような場合に
もある程度対応できるようにするためである。
TCは両面用か、用紙が長いか短いか(用紙の搬送方向
と直交方向における長さ)によりTL電流値切り替えを
行っており、セットアップ時の初期値としては、ブラッ
ク用現像機の5IDEI(デユープレックス表面側)用
でかつ短い用紙用を用いている。設定値を短い用紙用と
しているのは長い用紙を設定値とするとTCに流す電流
値が太きくなり、パワーを消費するためと共に、大きめ
の電流値を流して放電を行わせることは窓材を疲労させ
るためである。
’  DTCの交流成分のリモート値、PTCの交流成
分のリモート値、PTCの直流成分のリモート値はそれ
ぞれNVMに記憶された初期値を使用し、この値はセッ
トアツプで合わせ込んだ値で逐次更新し、セットアツプ
の時間を短縮するようにしている。DTCの直流成分の
リモート値はブラック用現像機のデユープレックス表面
側用の電流ダイナミック値を設定値としている。
第48図はリモート値の合わせ込み方法を説明するため
の図で、リモート値とモニター値とを示している。
リモート値は150m5毎に一定のワンステップ値ずつ
アップダウンさせ、モニター基準値(実験的に決めた値
をダイアグで持っている)に対してアップ/ダウンのコ
ントロールを行う。この150m5は1回リモートを出
して結果が帰ってくるのに要する時間で、電源の反応時
間、コロトロンの反応時間等を考慮した値である。この
ようにリモート値を変化させると、これに応じて時間遅
れをもって電流のモニター値は図のように変化し、基準
値に対して一定のバンド内、例えば図示するように基準
をOとしたとき±1の範囲に入った時点(図の11)で
合わせ込みは終了し、最初にバンド内に入ったときのリ
モート値がNVMに記憶されて初期値となる。この場合
、ワンステップの値を一定にし、比例制御を用いていな
いのはソフトウェアの構成が複雑になるのを防止すると
共に、比例制御しなくても所定時間内に合わせ込めるた
めである。
第49図は各コロトロンの電流値の合わせ込み処理を説
明するための図で、TCは合わせ込みをしてもそれほど
コピー質に関係がないので一定値を使用している。DT
CとPTCとは電源が共通であるので、時分割で交互に
リモートを変更して並列処理を行う、DTCの交流成分
とPTCの交流成分については、前述したように150
m5周期で、時分割で交互にリモート出力を変更し、そ
のときの′[ニター値との差をとってさらにリモート出
力を変更し、こうして順次合わせ込みが行われる。そし
てモニター値が基準値に対して一定の範囲内に入った時
点でセットアップは終了し、NVMO値はそのときのリ
モート値に更新される。
交流成分の合わせ込みが終了すると、DTCとPTCの
直流成分の合わせ込みを同様に150m5周期で行い、
このリモートの合わせ込みはトータルで18.5秒で終
了する。なお、PTCは、コピー中に用紙サイズが変わ
ったり、現像機が変わったりした場合には電流値の変更
をしているが、セットアップ時はその直流成分について
は、ブラック用現像機の目標値を使って代用しており、
またD’TCは画質への影きはそれほど太き(ないので
、場合ムこよっては一定(直を使用するようにしてもよ
い。なお、直流成分は交流成分に対するバイアス調整の
意味があるので、交流成分を先ず決めてからバイアスを
決めるようにしているが、この順序を逆にして直流成分
を先ず合わせ込み、次に交流成分を合わせ込むようにし
てもよい。
二のように、DTCとPTCのリモート変更を時分割で
並列処理することにより短時間で各コロトロンの電流値
の合わせ込みを行うごとができる。
なお、電流値セットアツプは完全な合わせ込みができな
くても支障は生じないので一定時間、例えば18.5秒
間しか行わず、この間に合わせ込みができない場合には
最終のリモート値をNVMに記録し、同時にP3のフェ
ールヒストリに合わせ込み不良が記録される。
1jL=i二MEJ%童u直人 せ゛ の イミングチ
ミニ上 第50図は電流値コントロールのタイミングチャートを
示す図で、スタートポクンをおしてメインモータをON
l、、、イレーズランプにより最後にチャージをかけて
いた所が必ずイレーズランプを通過する時間5.7秒待
って、電位的なりリーニングが終了し、ベルトホールを
所定回数検知したことをデータサービスで認識すると、
コロトロン電流値セットアツプが開始する。そして、P
TCの初期値による放電の影響がブタツクコロトロンま
で行き、これだけ待てば以後定常的になる500m5待
った後、セットアツプを開始し、前述した18.5秒間
のセットアツプを行ってコロトロン電流値のセットアッ
プは終了する。
本装置における自己診断モード(ダイアグ)には、マー
キングの各サブシステムの全自動311整を行うコード
がP5に設定されており、その一つとして述常モードに
おけるHVPS (高圧電源)関連の各要素の動作状態
、及び自動セットアツプにおけるコロトロン電流値を合
わせ込んだときのリモートに対するモニター値を表示す
ることでHVPSをモニターコントロールするようにし
ている。
第51図はHVPSモニターコントロールのためのダイ
アグコードナンバーと出力を示す図である。
所定のキー操作でダイアグモードに入り、P5、及びコ
ードナンバー83をキー人力することによりP5−83
のモードとなり、画面表示は第52図(イ)の状態とな
る。この状態でスタートキーを押すと、画面表示は第5
2図(ロ)のようになり、PTC−ACがスタートする
。そして、メインモータ、ベルトクラッチ、IEL、C
,C,EL/PTL、現像機バイアス、PTC,DTC
TCがそれぞれONL、その状態でPTC−ACリモー
トに対するモニター値が表示される。サービスマンはど
ういう値に合わせ込まれたかによりPTCの回路が正常
かどうか判断し、例えば何らかの原因でPTCとベルト
との距離が変化して感材への流入電流値が変化したり、
PTCがリークしていたりすると、モニター値に反映さ
れるのでこれをチエツクすることができる。またP5−
84を設定することにより同様に上記各要素がONし、
その状態でPTCの直流成分がモニターされ、P5−8
6を設定することにより同様に上記各要素がONL、そ
の状態でDTCの直流成分がモニターされる。なお、P
5−83.84.86では異常か否かのチエツクができ
るだけでNVMの調整はP6で行うことになる。
また、電流値のセットアツプは一定時間、例えば18.
5秒1rj Lか行われないので、その間に合わせ込み
ができない場合はP3のフェールヒストリに記録される
ことになるので、これをみることにより合わせ込み不良
か否か判別することができる。
またP5−92のコードナンバーを設定することにより
同様に上記各要素がONL、その状態でESVの読取り
が行われる。
(発明の効果〕 以上のように本発明によれば、DTCとPTCの交流成
分を同時並行して合わせ込むため、合わせ込む時間を大
幅に短縮でき、また、セットアップモード中に3種類の
電流値を合わせ込むため、感光体や現像剤、その他消耗
品の特性、劣化に応した電流値を常に得ることができ、
長期間にわたって高画質を維持することができる。また
、パワーONの後最初のスタートで1回だけ行われるセ
ットアップモードの時間短縮になるので、ユーザーを待
たせる時間が凍少し、マシンの機能アップを図ることが
可1毒とtI:る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のADC機能を備えた記録装置の構成を
示す図、第2図は全体の概略構成を示す図、第3図は制
御系のシステム構成を示す図、第4図はCPUのハード
構成を示す図、第5図はシリアル通信の転送データ構成
と伝送タイミングを示す図、第6図は1通信サイクル乙
こおける相互の通信間隔を示すタイムチャートを説明す
るための図、第7図はメインシステムの状態遷移図、第
8図は走査露光装置の構成を示す図、第9図はレンズ駆
動系の構成を示す図、第10図は光学系の制御システム
構成を示す図、第11図は光学系の動作を説明するため
の図、第12図はデイスプレイヲ用いたユーザーインタ
ーフェースの取りつけ状態を示す図、第13図はデイス
プレィを用いたユーザーインタフェースの外観を示す図
、第14図は選択モードを説明するための図、第15図
は選択モード画面以外の画面の例を示す図、第16図は
ユーザーインターフェースのハードウェア構成を示す図
、第17図はユーザーインターフェースのソフトウェア
構成を示す図、第18図は用紙搬送系を説明するための
側面図、第19図は用紙トレイの側面図、第20図はデ
ユープレックストレイの平面図、第21図は原稿自動送
り装置の側面図、第22図はセンサの配置例を示す図、
第23図は原稿自動送りの作用を説明するための図、第
24図はソータの構成を示す側面図、第25図はソータ
の駆動系を示す側面図、第26図はソータの作用を説明
するための図、第27図はヘルド廻りの概要を示す図、
第28図は感材ベルト上のパネル分割の様子を示す図、
第29図はイメージングモジュールの機能を説明するた
めの図、第30図はタイミングチャートを示す図、第3
1図はイメージングモジュールの回路ブロック図、第3
2図はマーキングCPUとシリアル通信で接続されたメ
インCPUとの関係を示す図、第33図はマーキングC
PUと制御要素との接続関係を示す図、第34図はマー
キングCPUのソフトウェア構成を示す図、第35図は
マーキングシステムの状態遷移図、第36図はチャージ
コロトロンのグリッド電位コントロールを説明するため
の図、第37図は光学系の照明コントロールを説明する
ための図、第38図は現像機コントロールを説明するた
めの図、第39図は現像機の[1構成を示す図、第40
図は自動露光量制御を説明するための図、第41図はク
リーナーの概略構成を示す図、第42図はADCの概略
構成を示す図、第43図は電流値セットアツプの装置構
成を示す図、第44図は各コロトロンの高圧電源回路を
示す図、第45図はコピーモードにおける各高圧電源回
路の動作を説明するための図、第46図は本発明の電流
値セットアップのソフトウェア構成を示す図、第47図
は電流値の合わせ込みにおけるリモート初期出力値を示
す図、第48図はリモート値の合わせ込み方法を説明す
るための図、第49図は各コロトロンの電流値の合わせ
込み処理を説明するための図、第50図は電流値コント
ロールのタイミングチャートを示す図、第51図ばHV
 P Sモニターコントロールのためのダイアグコード
ナンバーと出力の関係を示す図、第52図はダイアグモ
ードにおける画面表示の例を示す図である。 011〜01 n−・・コロトロン、021〜02n・
・・HV P S、03・・・演算処理制御手段、04
・・・電流値目欅値テーブル。 出  願  人  富士ゼロ・ノクス株式会社代理人 
弁理士  蛭 川 昌 信(外4名)第2図 第3図 萌4図 第5図 (a) (b) υIよす9uW(RxDatamax1第7図 ベルトダウン 第8 図(b) 第8図(C) 第9 図(a) 第9 図(b) 第10図 レシズー2 ネームL:/1 第11図(θ〕 第11図(b) Sl+1JTTERON’          OFF
字 菓15図(a) 笛15図(I)) 第19区 \ 第20図 FRONTjl 第22図 第23図 (′X”    616 / 第24図 651   66O N26図 (C)            (d)第30図 第31図 −==工≠=璽= 第40図 第41図 専3図 Eii 44  図 (イ) 第44図(ロ)      第44匁(ハ)第45図 第47図 第48図 第49図 第50図 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1.事件の表示 昭和63年特許願第109794号 2、発明の名称 電流値セットアツプ機能を備えた記録
装置 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 住  所 東京都港区赤坂三丁目3番5号名  称 (
549)富士ゼロックス株式会社代表者小林陽太部 4、代理人 5、補正命令の日付  昭和63年 7月 6日発送日
  昭和63年 7月26日 6、補正により増加する請求項の数   な  し式

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数のコロトロンと、各コロトロンへの電流値検
    出信号が入力され、最適電流値を演算して各コロトロン
    への電流値を変更する演算処理制御手段とからなる電流
    値セットアップ機能を備えた記録装置。
  2. (2)コロトロンへの電流値をモニターする電流値モニ
    ター部、演算処理制御手段からのリモートに応じた電流
    をコロトロンへ出力する出力部からなる高圧電源手段を
    有する請求項1記載の電流値セットアップ機能を備えた
    記録装置。
  3. (3)各コロトロンの電流値の合わせ込みは、各コロト
    ロンの電流値目標値テーブルを参照して行う請求項1ま
    たは2記載の電流値セットアップ機能を備えた記録装置
  4. (4)各コロトロンの電流値の合わせ込みを時分割的に
    交互に並行して行う請求項1ないし3のうち何れか1項
    記載の電流値セットアップ機能を備えた記録装置。
  5. (5)各コロトロンの電流値の合わせ込みは、交流成分
    同士、直流成分同士を時分割的に交互に並行して行う請
    求項1ないし4のうち何れか1項記載の電流値セットア
    ップ機能を備えた記録装置。
  6. (6)各コロトロンの電流値の合わせ込みは、ステップ
    状にリモートを変更し、モニター値を基準値に対して所
    定範囲内に合わせ込むことにより行う請求項1ないし5
    のうち何れか1項記載の電流値セットアップ機能を備え
    た記録装置。
  7. (7)各リモート値は、D/A変換された直流値、また
    はパルス幅変調された値である請求項1ないし6のうち
    何れか1項記載の電流値セットアップ機能を備えた記録
    装置。
  8. (8)モニター値が基準値に対して所定範囲内に入った
    最初の値を次回セットアップの初期値として用いるよう
    にした請求項1ないし7のうち何れか1項記載の電流値
    セットアップ機能を備えた記録装置。
  9. (9)電流値セットアップは一定時間行う請求項1ない
    し8のうち何れか1項記載の電流値セットアップ機能を
    備えた記録装置。
  10. (10)一定時間内にモニター値を所定範囲に合わせ込
    みできない場合は、最終のリモート値を使用する請求項
    1ないし9のうち何れか1項記載の電流値セットアップ
    機能を備えた記録装置。
  11. (11)自己診断モードで通常モード時のセットアップ
    終了時の各コロトロンのリモートに対するモニター値を
    表示可能である請求項1ないし10のうち何れか1項記
    載の電流値セットアップ機能を備えた記録装置。
  12. (12)セットアップ時の感光体クリーニング終了によ
    り自動的に電流値セットアップモードへ遷移する請求項
    1ないし11のうち何れか1項記載の電流値セットアッ
    プ機能を備えた記録装置。
  13. (13)電流値の合わせ込みを行う電流値モジュールは
    、ベルトホール回数判断部を有し、データ通知サービス
    によりベルトホールを所定回数検知したことを認識する
    と電流値セットアップ処理を行う請求項1ないし12の
    うち何れか1項記載の電流値セットアップ機能を備えた
    記録装置。
  14. (14)電流値の合わせ込みを行う電流値モジュールは
    、電流値セットアップ処理が終了すると、その情報を他
    のモジュールが参照可能なデータ登録サービスへ通知す
    る請求項1ないし13のいち何れか1項記載の電流値セ
    ットアップ機能を備えた記録装置。
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