JPH0127848Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127848Y2 JPH0127848Y2 JP1982149661U JP14966182U JPH0127848Y2 JP H0127848 Y2 JPH0127848 Y2 JP H0127848Y2 JP 1982149661 U JP1982149661 U JP 1982149661U JP 14966182 U JP14966182 U JP 14966182U JP H0127848 Y2 JPH0127848 Y2 JP H0127848Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- filter
- cover
- welded
- synthetic resin
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は内燃機関に用いられるオイルフイルタ
に関する。
に関する。
自動変速機のオイルフイルタはオイル中の金属
粉を除去する為に自動変速機のオイルパン内に配
設されるが、設置場所によつてオイルフイルタの
形状は異なる。オイル中に浸漬配置されるオイル
フイルタとしては、第１図に示すオイル吸出パイ
プ２１を有する中空の扁平にした打抜き鉄板２２
の周りに、不織布等の濾過材２３を配設したもの
や、特開昭54−75674号公報に示されるように、
扁平なケースの一方の基壁に複数の支持ボスを設
け、ケースの周壁のフレームに支持された断面が
長方形の細長いリブを前記支持ボスに設けるとと
もに、リブの上端にフイルタ媒体を溶着したもの
が知られている。他方オイルに浸漬しない場所に
配置されるオイルフイルタは、第２図にように空
気を吸い込まないようカバー３１とボデー３２か
ら成るケーシング内に上下のリテーナ３３に挾持
された過材３４が収納されている。このオイル
フイルタ３０のカバー３１は、金属製の偏平な直
方体形状でオイル出口３５を上部平面に有し、下
方開放面の全周にフランジ部３６が形成されてい
る。ボデー３２は金属製の長方形板状で、オイル
出口３７を設けてある。リテーナ３３は打ち抜き
鉄板から成り、カバー２１よりいくらか小さな直
方体形状で、過材３４は目の細かな金網から成
つており、リテーナ３３と過材３４はカバー３
１とボデー３２とに挾持されている。
粉を除去する為に自動変速機のオイルパン内に配
設されるが、設置場所によつてオイルフイルタの
形状は異なる。オイル中に浸漬配置されるオイル
フイルタとしては、第１図に示すオイル吸出パイ
プ２１を有する中空の扁平にした打抜き鉄板２２
の周りに、不織布等の濾過材２３を配設したもの
や、特開昭54−75674号公報に示されるように、
扁平なケースの一方の基壁に複数の支持ボスを設
け、ケースの周壁のフレームに支持された断面が
長方形の細長いリブを前記支持ボスに設けるとと
もに、リブの上端にフイルタ媒体を溶着したもの
が知られている。他方オイルに浸漬しない場所に
配置されるオイルフイルタは、第２図にように空
気を吸い込まないようカバー３１とボデー３２か
ら成るケーシング内に上下のリテーナ３３に挾持
された過材３４が収納されている。このオイル
フイルタ３０のカバー３１は、金属製の偏平な直
方体形状でオイル出口３５を上部平面に有し、下
方開放面の全周にフランジ部３６が形成されてい
る。ボデー３２は金属製の長方形板状で、オイル
出口３７を設けてある。リテーナ３３は打ち抜き
鉄板から成り、カバー２１よりいくらか小さな直
方体形状で、過材３４は目の細かな金網から成
つており、リテーナ３３と過材３４はカバー３
１とボデー３２とに挾持されている。
オイル中に浸漬されるオイルフイルタでは、車
両が傾くにつれ液面も傾きフイルタの一部が空中
に飛びだし、空気を吐出油に混在させてポンプの
空回りによる騒音を発生させてしまう。
両が傾くにつれ液面も傾きフイルタの一部が空中
に飛びだし、空気を吐出油に混在させてポンプの
空回りによる騒音を発生させてしまう。
また吸い込みを止めた場合、吐出側から戻るオ
イルによつて支持されていない過材側に圧力が
加わり、蓄積された疲労で過材が溶着された個
所から破損したり、溶着個所で生じた溶着バリが
剥れてクリーンサイドに入つてしまうという問題
点がある。オイルに浸漬されないオイルフイルタ
では配管が複雑になり、またリテーナによつて濾
過面積が減少してしまうという問題点がある。本
考案は、オイル中に浸漬されるオイルフイルタで
ありながら、オイル外に配設したフイルタのよう
に空気が混入されず、濾過材を溶着しないで上下
の支持部の間で支持させて破損を防ぐようにした
ものである。
イルによつて支持されていない過材側に圧力が
加わり、蓄積された疲労で過材が溶着された個
所から破損したり、溶着個所で生じた溶着バリが
剥れてクリーンサイドに入つてしまうという問題
点がある。オイルに浸漬されないオイルフイルタ
では配管が複雑になり、またリテーナによつて濾
過面積が減少してしまうという問題点がある。本
考案は、オイル中に浸漬されるオイルフイルタで
ありながら、オイル外に配設したフイルタのよう
に空気が混入されず、濾過材を溶着しないで上下
の支持部の間で支持させて破損を防ぐようにした
ものである。
第３図の自動変速機用オイルフイルタは、カバ
ー２とボデー３とから成るケーシング内に過材
４を収納して成る。カバー２は偏平な直方体形状
をした合成樹脂製で、その上面は平坦で側面にオ
イル出口パイプ５を有し、下方開放面周縁にフラ
ンジ部６が形成されている。カバー２の内部壁面
には小突起からなる上支持部７が多数垂設して一
体に成形されている。この上支持部７の高さはカ
バー２側面の略半分になつている。
ー２とボデー３とから成るケーシング内に過材
４を収納して成る。カバー２は偏平な直方体形状
をした合成樹脂製で、その上面は平坦で側面にオ
イル出口パイプ５を有し、下方開放面周縁にフラ
ンジ部６が形成されている。カバー２の内部壁面
には小突起からなる上支持部７が多数垂設して一
体に成形されている。この上支持部７の高さはカ
バー２側面の略半分になつている。
ボデー３はカバー２のフランジ部６の外周と同
寸法の長方形板状をした合成樹脂製で、入口パイ
プ８が設けてありカバー２の上支持部７と同形状
で対称位置に過材４を支持する下支持部９が一
体に成形されている。過材４はオイル中の細か
な金属粉を除去する為に不織布から成りボデー３
の下支持部９により支持され、その周囲はカバー
２のフランジ部６とボデー３とで挾持されてい
る。カバー２のフランジ部６とボデー３とは溶着
等の手段によつて液密に固着されている。
寸法の長方形板状をした合成樹脂製で、入口パイ
プ８が設けてありカバー２の上支持部７と同形状
で対称位置に過材４を支持する下支持部９が一
体に成形されている。過材４はオイル中の細か
な金属粉を除去する為に不織布から成りボデー３
の下支持部９により支持され、その周囲はカバー
２のフランジ部６とボデー３とで挾持されてい
る。カバー２のフランジ部６とボデー３とは溶着
等の手段によつて液密に固着されている。
このような構成から成る自動変速機用オイルフ
イルタは、オイルパンに溜つているギヤオイルが
図示しないサクシヨンポンプに引かれ、オイルフ
イルタ１の入口パイプ８からハウジング内に流下
し下支持部９の間を通つてボデー３側全域に拡が
り、過材４を通過する際にオイル中の金属粉を
除去する。清浄化されたオイルはカバー２内の上
支持部７間を通り出口パイプ５からオイルポンプ
に流れていく。過材４はオイルが吸われると
き、オイルの流入圧によつて下支持部９の頂部か
ら離れ、上方に持ち上げられるが、多数の上支持
部７に支持され濾過材４が大きくたわむことがな
く、車両が傾いたとしても常にオイル中に浸漬さ
れた入口パイプ８からフイルタ内に入り、吐出す
るオイルに空気が混入されることはない。また濾
過材４に逆圧がかかつたとしても下支持部９で支
持され濾過面積を有効に生かすことになる。
イルタは、オイルパンに溜つているギヤオイルが
図示しないサクシヨンポンプに引かれ、オイルフ
イルタ１の入口パイプ８からハウジング内に流下
し下支持部９の間を通つてボデー３側全域に拡が
り、過材４を通過する際にオイル中の金属粉を
除去する。清浄化されたオイルはカバー２内の上
支持部７間を通り出口パイプ５からオイルポンプ
に流れていく。過材４はオイルが吸われると
き、オイルの流入圧によつて下支持部９の頂部か
ら離れ、上方に持ち上げられるが、多数の上支持
部７に支持され濾過材４が大きくたわむことがな
く、車両が傾いたとしても常にオイル中に浸漬さ
れた入口パイプ８からフイルタ内に入り、吐出す
るオイルに空気が混入されることはない。また濾
過材４に逆圧がかかつたとしても下支持部９で支
持され濾過面積を有効に生かすことになる。
以上のように本考案は、入口パイプを有し内部
壁面には突起からなる所定高さの下支持部が複数
立設された合成樹脂からなるボデーと、出口パイ
プを有し内部壁面には突起からなる所定高さの上
支持部が複数立設された合成樹脂からなるカバー
との周縁に溶着され、前記上支持部と下支持部の
間に溶着されることなしに配設される濾過材を設
けたので、従来のように支持部と濾過材とが溶着
されることなく、従つて溶着バリがクリーンサイ
ドに入り込むことや、溶着個所の材質劣化に加わ
るオイルの圧力による濾過材の破損を生じること
がない。また構成部品が少なくてすみ軽量化に役
立つものである。
壁面には突起からなる所定高さの下支持部が複数
立設された合成樹脂からなるボデーと、出口パイ
プを有し内部壁面には突起からなる所定高さの上
支持部が複数立設された合成樹脂からなるカバー
との周縁に溶着され、前記上支持部と下支持部の
間に溶着されることなしに配設される濾過材を設
けたので、従来のように支持部と濾過材とが溶着
されることなく、従つて溶着バリがクリーンサイ
ドに入り込むことや、溶着個所の材質劣化に加わ
るオイルの圧力による濾過材の破損を生じること
がない。また構成部品が少なくてすみ軽量化に役
立つものである。
第１図、第２図は従来のオイルフイルタの縦断
面図、第３図は本考案のオイルフイルタの縦断面
図である。 ２……カバー、３……ボデー、４……過材、
７……上支持部、９……下支持部。
面図、第３図は本考案のオイルフイルタの縦断面
図である。 ２……カバー、３……ボデー、４……過材、
７……上支持部、９……下支持部。
Claims (1)
- 入口パイプを有し内部壁面には所定高さの突起
状の下支持部が複数立設された合成樹脂からなる
ボデーと、出口パイプを有し内部壁面には所定高
さの突起状の上支持部が複数立設された合成樹脂
からなるカバーとの周縁に溶着され、前記対向す
る上支持部と下支持部の間に溶着することなく支
持される濾過材を配設した自動変速機用オイルフ
イルタ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14966182U JPS5953820U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 自動変速機用オイルフイルタ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14966182U JPS5953820U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 自動変速機用オイルフイルタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5953820U JPS5953820U (ja) | 1984-04-09 |
| JPH0127848Y2 true JPH0127848Y2 (ja) | 1989-08-24 |
Family
ID=30332157
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14966182U Granted JPS5953820U (ja) | 1982-09-30 | 1982-09-30 | 自動変速機用オイルフイルタ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5953820U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2013136848A1 (ja) * | 2012-03-14 | 2013-09-19 | 日本碍子株式会社 | 目封止ハニカム構造体 |
| JP6051091B2 (ja) * | 2013-04-08 | 2016-12-27 | ダイキョーニシカワ株式会社 | オイルストレーナ |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5247372B2 (ja) * | 1974-07-08 | 1977-12-02 | ||
| JPS5775674A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-12 | Akio Jitsukawa | Repeating excerciser of igo partial pawn |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5247372U (ja) * | 1975-10-01 | 1977-04-04 |
-
1982
- 1982-09-30 JP JP14966182U patent/JPS5953820U/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5247372B2 (ja) * | 1974-07-08 | 1977-12-02 | ||
| JPS5775674A (en) * | 1980-10-30 | 1982-05-12 | Akio Jitsukawa | Repeating excerciser of igo partial pawn |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5953820U (ja) | 1984-04-09 |
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