JPH01278333A - 表皮付き発泡体の製造方法 - Google Patents
表皮付き発泡体の製造方法Info
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- JPH01278333A JPH01278333A JP63108542A JP10854288A JPH01278333A JP H01278333 A JPH01278333 A JP H01278333A JP 63108542 A JP63108542 A JP 63108542A JP 10854288 A JP10854288 A JP 10854288A JP H01278333 A JPH01278333 A JP H01278333A
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Landscapes
- Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、表皮付き発泡体の製造方法に関する。この
発明により製造される発泡体は、例えば車両用の制振防
音シートにおける防音層として好適なものである(特開
昭62−251131号公報等参照)。
発明により製造される発泡体は、例えば車両用の制振防
音シートにおける防音層として好適なものである(特開
昭62−251131号公報等参照)。
〈従来の技術と
発明が解決しようとする課題〉
従来より、発泡体内へ水等の浸入を防止するために、発
泡体の表面を表皮で被覆することが行なわれていた。か
かる表皮付き発泡体は、以下のようにして形成されてい
た。
泡体の表面を表皮で被覆することが行なわれていた。か
かる表皮付き発泡体は、以下のようにして形成されてい
た。
予め発泡体を形成しておいて、例えば、■その表面へシ
ートを貼着したり、■その表面へ反応性塗料等を塗布し
て塗膜(−表皮)を形成することによる。
ートを貼着したり、■その表面へ反応性塗料等を塗布し
て塗膜(−表皮)を形成することによる。
しかしながら、このようにして表皮付き発泡体を形成す
ることには、手間がかかり、発泡体の連続製造工程に不
向きであった。
ることには、手間がかかり、発泡体の連続製造工程に不
向きであった。
また、スラッシュ成形等により表皮を予め形成しておい
て、その後発泡体部分を注入成形して表皮付き発泡体を
製造することも行なわれていた。
て、その後発泡体部分を注入成形して表皮付き発泡体を
製造することも行なわれていた。
しかしかかる製造方法では、成形用金型等の設備コスト
が嵩むことになる。
が嵩むことになる。
く課題を解決するための手段〉
この発明は、上記aaを解決することを目的としてなさ
れたものであり、(1)放射線架橋可能なポリマーを含
んだ発泡性配合物で発泡体成形材を準備する工程と、(
2)発泡体成形材の表面へ放射線を照射し、該表面の一
部又は全部に表皮を形成する工程と、(3)発泡体成形
材を発泡させる工程と、を順次経ることを特徴とする表
皮付き発泡体の製造方法である。
れたものであり、(1)放射線架橋可能なポリマーを含
んだ発泡性配合物で発泡体成形材を準備する工程と、(
2)発泡体成形材の表面へ放射線を照射し、該表面の一
部又は全部に表皮を形成する工程と、(3)発泡体成形
材を発泡させる工程と、を順次経ることを特徴とする表
皮付き発泡体の製造方法である。
〈手段の詳細な説明〉
以下、上記手段について詳細に説明をする。
(1)放射線架橋可能なポリマーを含んだ発泡性配合物
で発泡体成形材を準備する工程。
で発泡体成形材を準備する工程。
放射線架橋可能なポリマーとして、側鎖又は末端基に不
飽和結合を有するポリマーを用いることができる0例え
ば、1.2−ポリブタジェンを挙げることができる。
飽和結合を有するポリマーを用いることができる0例え
ば、1.2−ポリブタジェンを挙げることができる。
なお、この表皮は、発泡体成形材が発泡するときに膨張
するため、このポリマーをゴム系とすることが好ましい
。
するため、このポリマーをゴム系とすることが好ましい
。
放射線の増感剤は、放射線を照射する時に、架橋反応が
発泡体成形材の内部まで進行しないように、必要に応じ
て、添加される。
発泡体成形材の内部まで進行しないように、必要に応じ
て、添加される。
発泡性配合物には、アゾカルボンアミド、ジニトロソペ
ンタメチレンテトラミン等の一般的な発泡剤、並びに尿
素等の一般的な発泡助剤が配合されている。
ンタメチレンテトラミン等の一般的な発泡剤、並びに尿
素等の一般的な発泡助剤が配合されている。
発泡体成形材の形状は特に限定されないが、放射線を照
射した後しおいても、発泡体成形材の内部を未架橋状態
としておくために、その厚さを1)以上とすることが好
ましい、照射量を均一にするため、表面を平滑とするこ
と(凹凸部を形成しないこと)が好ましい、これにより
、表皮の厚みも均一になる。
射した後しおいても、発泡体成形材の内部を未架橋状態
としておくために、その厚さを1)以上とすることが好
ましい、照射量を均一にするため、表面を平滑とするこ
と(凹凸部を形成しないこと)が好ましい、これにより
、表皮の厚みも均一になる。
(2)発泡体成形材の表面へ放射線を照射し、該表面の
一部又は全部に表皮を形成する工程放射線は、1.2−
ポリブタジェンを架橋するための紫外線等、架橋反応を
起こすポリマーの特性に応じて適宜選択される。
一部又は全部に表皮を形成する工程放射線は、1.2−
ポリブタジェンを架橋するための紫外線等、架橋反応を
起こすポリマーの特性に応じて適宜選択される。
放射線の放射源には、ランプ等が用いられる。
放射線の照射量は、形成すべき表皮の厚みに対応して適
宜法められる。
宜法められる。
そして、かかる放射線は発泡体成形材表面の一部又は全
部に照射される。放射線を発泡体成形材表面へ部分的に
照射するのは、例えば、発泡体を他の部材へ当接させる
ことにより、当該当接面へ表皮を形成する必要がなくな
ることがあるからである(第2実施例参照)。
部に照射される。放射線を発泡体成形材表面へ部分的に
照射するのは、例えば、発泡体を他の部材へ当接させる
ことにより、当該当接面へ表皮を形成する必要がなくな
ることがあるからである(第2実施例参照)。
(3)発泡体成形材を発泡させる工程。
この工程は、上記工程により表皮が形成された発泡体成
形材を加熱することにより行なう、加熱の方式には、熱
空気等がある。
形材を加熱することにより行なう、加熱の方式には、熱
空気等がある。
加熱の条件は、ポリマー、発泡剤等に対応して、適宜決
定される。
定される。
〈実施例〉
以下、この発明の実施例について説明をする。
第1実施例(m1図参照)
下記配合の発泡性配合物でシート状(厚さ;2゜5 a
m、口; 15G +1+1X 150 w+g+)の
発泡体成形材1を形成する。
m、口; 15G +1+1X 150 w+g+)の
発泡体成形材1を形成する。
発泡性配合物(重量部)
1.2−ポリブタジェン ・・・100亜鉛華
・・・ 5ステアリン酸 ・・
・ 2炭酸カルシウム ・・・150プロセ
ス油 ・・・ 50カーボンブラツク
・・・ 10イオウ ・−1,5 加硫促進剤 ・−2,5 発泡剤 ・・・ 10発泡助剤
・・・10 なお、かかる配合において、紫外線増感剤を添加するこ
とは好ましくない、架橋反応が発泡体成形材の内部まで
進行するおそれがあるからであるそして、この発泡体形
成材1の全表面へ、アイグラフィック(株)製の紫外線
ランプを用し)て紫外線を照射した( 25 J /
C1@2) *発泡体成形材1の形成材料のうち紫外線
が照射された部分、即ち全表面で架橋反応が起る。モし
て、厚さ略150μmの表皮3が、発泡体形成材1の表
面全体に形成された。
・・・ 5ステアリン酸 ・・
・ 2炭酸カルシウム ・・・150プロセ
ス油 ・・・ 50カーボンブラツク
・・・ 10イオウ ・−1,5 加硫促進剤 ・−2,5 発泡剤 ・・・ 10発泡助剤
・・・10 なお、かかる配合において、紫外線増感剤を添加するこ
とは好ましくない、架橋反応が発泡体成形材の内部まで
進行するおそれがあるからであるそして、この発泡体形
成材1の全表面へ、アイグラフィック(株)製の紫外線
ランプを用し)て紫外線を照射した( 25 J /
C1@2) *発泡体成形材1の形成材料のうち紫外線
が照射された部分、即ち全表面で架橋反応が起る。モし
て、厚さ略150μmの表皮3が、発泡体形成材1の表
面全体に形成された。
その後、これを熱空気で加熱した。加熱の条件は150
℃×30分である。この加熱作業により、発泡体成形材
1の未架橋部分が発泡して、製品である表皮付き発泡体
5が形成される。
℃×30分である。この加熱作業により、発泡体成形材
1の未架橋部分が発泡して、製品である表皮付き発泡体
5が形成される。
この表皮付き発泡体5の物性を第1表に示した、比較例
は、この実施例において、紫外線の照射を省略した場合
に得られる発泡体の物性である。
は、この実施例において、紫外線の照射を省略した場合
に得られる発泡体の物性である。
第 1 表
なお、この明細書において、発泡倍率は、150℃x3
0分の加熱処理の前後におけるワーク(発泡体成形材と
発泡体)の厚みの変化率から求めた。また、吸水率は、
発泡体を40℃の水中に、130 +u+HHの減圧下
で1h浸漬した後の重量変化率から求めた。
0分の加熱処理の前後におけるワーク(発泡体成形材と
発泡体)の厚みの変化率から求めた。また、吸水率は、
発泡体を40℃の水中に、130 +u+HHの減圧下
で1h浸漬した後の重量変化率から求めた。
第1表から、この実施例の表皮付包発泡体5では、表皮
のない比較例に比して、水が浸入し難くなったことがわ
かる。
のない比較例に比して、水が浸入し難くなったことがわ
かる。
第2実施例(第2図参照)
この実施例では、鋼鉄板11及びアスファルトシート1
3の積層体上へ、更に発泡体形成材1を積層したもので
ある0発泡体形成材1の形成材料及びその形状は前の実
施例と同じである。
3の積層体上へ、更に発泡体形成材1を積層したもので
ある0発泡体形成材1の形成材料及びその形状は前の実
施例と同じである。
そして、かかる発泡体成形材1に対して、上方のみから
前の実施例と同一条件で紫外線を照射した。
前の実施例と同一条件で紫外線を照射した。
その後、やはり前の実施例と同一の条件で加熱をし、得
られた積層体15について、発泡倍率と吸水倍率を測定
した。
られた積層体15について、発泡倍率と吸水倍率を測定
した。
結果を第2表に示した。比較例は、この実施例において
、紫外線の照射を省略した場合に得られる積層体である
。
、紫外線の照射を省略した場合に得られる積層体である
。
第 2 表
第2表より、この実施例でも前の実施例と略同じ結果が
得られたことがわかる。
得られたことがわかる。
この実施例は、車両用制振防音シートを製造する場合に
おいて、下記の如く応用される。
おいて、下記の如く応用される。
第2図において、鋼鉄板11を車両のパネルに見立てる
と、第2図の右端に示された積層体は、車両の製造工程
において、制振防音シートがパネル上面へ形成された状
態となる。
と、第2図の右端に示された積層体は、車両の製造工程
において、制振防音シートがパネル上面へ形成された状
態となる。
そして、従来の工程では、以下のように工程が進む。
■シーラント工程
この工程では、パネルの所定部位ヘシーラントを充填し
て、これを乾燥する。
て、これを乾燥する。
■中塗り工程
この工程では、塗料の中塗りを行ない、乾燥炉へ通す、
このとき発泡体成形材1が発泡して防音層となる。
このとき発泡体成形材1が発泡して防音層となる。
■水研工程
この工程では、車両に所定の水圧でシャワーをあびせて
、上記中塗り工程で形成された塗装膜の表面を研磨する
。このとき、従来の工程では、発泡状態にある防音層へ
水が浸入するおそれがあった。この防音層内に浸入した
水が除去で籾ないと、後に行なう工程の作業が困難にな
る。
、上記中塗り工程で形成された塗装膜の表面を研磨する
。このとき、従来の工程では、発泡状態にある防音層へ
水が浸入するおそれがあった。この防音層内に浸入した
水が除去で籾ないと、後に行なう工程の作業が困難にな
る。
以上説明した一連の工程へこの実施例を応用すると、発
泡体成形材1とアスベストシート13とを予め積層して
おいて、発泡体成形材1へ上面から紫外線を照射して表
皮3を形成する。そして、このように処理された積層体
を車両のパネルへ載せ、■のシーラント工程以下の各工
程を順次行なうこととなる。
泡体成形材1とアスベストシート13とを予め積層して
おいて、発泡体成形材1へ上面から紫外線を照射して表
皮3を形成する。そして、このように処理された積層体
を車両のパネルへ載せ、■のシーラント工程以下の各工
程を順次行なうこととなる。
これにより、発泡後の防音層の表面が当該表皮3で被覆
される。すると、■の水研工程において、防音層内へ水
の浸入がほとんど無くなる。よって、水研工程以後の工
程の作業は何ら阻害されなくなる。
される。すると、■の水研工程において、防音層内へ水
の浸入がほとんど無くなる。よって、水研工程以後の工
程の作業は何ら阻害されなくなる。
〈発明の効果〉
以上説明したように、この発明の製造方法は、放射線架
橋可能なポリマーを含んだ発泡性配合物で発泡体成形材
を準備する工程と、発泡体成形材の表面へ放射線を照射
し、該表面の一部又は全部に表皮を形成する工程と、発
泡体成形材を発泡させる工程と、を順次縁ることを特徴
とする。
橋可能なポリマーを含んだ発泡性配合物で発泡体成形材
を準備する工程と、発泡体成形材の表面へ放射線を照射
し、該表面の一部又は全部に表皮を形成する工程と、発
泡体成形材を発泡させる工程と、を順次縁ることを特徴
とする。
この製造方法によれば、表皮を形成するための作業とし
て、単に放射線を照射するだけで済み、手間がかからな
い、かかる照射作業は発泡体形成材を搬送するときにも
行なえるので、この発明の製造方法は、表皮付き発泡体
を連続的に製造するのに好適なものとなる。
て、単に放射線を照射するだけで済み、手間がかからな
い、かかる照射作業は発泡体形成材を搬送するときにも
行なえるので、この発明の製造方法は、表皮付き発泡体
を連続的に製造するのに好適なものとなる。
また、放射線を照射するための設備が放射線照射ランプ
等で済むため、その設備コスト(イニシャルコスト十ラ
ンニングコスト)も、はとんど増加しない。
等で済むため、その設備コスト(イニシャルコスト十ラ
ンニングコスト)も、はとんど増加しない。
第1図は第1実施例の製造工程図、
第2図は第2実施例の製造工程図。
1・・・発泡体成形材、
3・・・表皮、
5・・・表皮付き発泡体。
第1!!a
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 放射線架橋可能なポリマーを含んだ発泡性配合物で発泡
体成形材を準備する工程と、 前記発泡体成形材の表面へ放射線を照射し、該表面の一
部又は全部に表皮を形成する工程と、前記発泡体成形材
を発泡させる工程と、 を順次経ることを特徴とする表皮付き発泡体の製造方法
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108542A JPH01278333A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 表皮付き発泡体の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63108542A JPH01278333A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 表皮付き発泡体の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01278333A true JPH01278333A (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14487464
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63108542A Pending JPH01278333A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 表皮付き発泡体の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01278333A (ja) |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP63108542A patent/JPH01278333A/ja active Pending
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