JPH01278074A - Mis型トランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

Mis型トランジスタおよびその製造方法

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JPH01278074A
JPH01278074A JP10814288A JP10814288A JPH01278074A JP H01278074 A JPH01278074 A JP H01278074A JP 10814288 A JP10814288 A JP 10814288A JP 10814288 A JP10814288 A JP 10814288A JP H01278074 A JPH01278074 A JP H01278074A
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JP
Japan
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semiconductor substrate
region
gate electrode
drain
transistor
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JP10814288A
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Inventor
Katsuhiro Tsukamoto
塚本 克博
Masahiro Shimizu
雅裕 清水
Masahide Inuishi
犬石 昌秀
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L29/00Semiconductor devices specially adapted for rectifying, amplifying, oscillating or switching and having potential barriers; Capacitors or resistors having potential barriers, e.g. a PN-junction depletion layer or carrier concentration layer; Details of semiconductor bodies or of electrodes thereof ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/66Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor
    • H01L29/68Types of semiconductor device ; Multistep manufacturing processes therefor controllable by only the electric current supplied, or only the electric potential applied, to an electrode which does not carry the current to be rectified, amplified or switched
    • H01L29/76Unipolar devices, e.g. field effect transistors
    • H01L29/772Field effect transistors
    • H01L29/78Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate
    • H01L29/7833Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with lightly doped drain or source extension, e.g. LDD MOSFET's; DDD MOSFET's
    • H01L29/7836Field effect transistors with field effect produced by an insulated gate with lightly doped drain or source extension, e.g. LDD MOSFET's; DDD MOSFET's with a significant overlap between the lightly doped extension and the gate electrode

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はMtszトランジスタの構造およびその製造
方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第6図はTSANG等により TEEE Transa
cti。
n Electron Devices VOL、ED
−291982に発表されている短チヤネルトランジス
タのドレイン部の電界を緩和するドレイン・ソース構造
を有するLiQhtly Doped Drain  
(以下LDDと略す)MOSトランジスタの構造を示す
断面図である。
第6図において、P型に浅くドープされたP−半導体基
板1の主面内にN型に深くドープされたN゛ソース領域
2とN+ドレイン領域3が形成されている。N+ソース
領域2およびN+ドレイン領域3にそれぞれ隣接して、
不純物濃度が1017/ C1113から1018/C
m3.’l−グーのN型に浅くドープされたN−拡散領
域4.5が形成されている。
またN−拡散領域4,5の間のP−半導体基板1の主面
付近をチャネル領域6とする。
チャネル領域6の上側に、ゲー]・酸化膜7を介して、
ポリシリコンから成るゲート電極8が設けられる。ゲー
ト電極8の側壁に接してゲート酸化Wi7から続く酸化
膜で形成されるサイドウオール9が設けられる。N−拡
散領域4.5のチャネル領域6側の端は、ゲート電極8
の端の直下からそれぞれチャネル領域6の内側の方に数
100人入った位置にある。
第7図は第6図に示す従来のNチャネルLDDMOSト
ランジスタの製造方法を示す工程断面図である。第7図
(a)において、P−半導体基板1の主面上に酸化膜と
ポリシリコンを順次積層し、その後異方性エツチングに
よってゲート酸化膜7とゲート電極8を形成する。次に
第7図(b)において、リンまたはヒソ等のN型不純物
をゲート電極8をマスクとしてP−半導体基板1にドー
ズm1013/Cm2オーダーのイオン注入を行う。次
に第7図(c)において、CV D (Chemica
l Vapor Peposition)法により酸化
ll1110を形成する。そして第7図(d)において
、酸化膜10を異方性エツチングにより、ゲート電WA
8の側壁部だ1プをサイドウオール9として残し、他の
部分を除去する。
その後、ゲート電極8とサイドウオール9をマスクとし
て、P−半導体基板1に高濃度のN型不純物を注入する
。次に第7図(e)において、第7図(b)および(d
)で注入したN型不純物のイオンを熱処理によって拡散
し最終的に図のような構造を得る。
次に、LDD構造の原理について説明する。第8図(a
)、 (b)はそれぞれ、五極管領域、三極管領域での
100MOSトランジスタの動作状態を示す構成図であ
る。P−半導体基板1およびN+ソース領域2はGND
電位(Ov)に接地されている。N+ドレイン領域3に
は電源電圧、例えば5Vが印加される。またゲート電極
8にはグー1〜電圧V。が与えられる。
また、PN接合部には空乏層11が存在する。
空乏層の幅Wは次式(1)で与えられる。
・・・(1) 式(1)において、NAはアクセプタ濃度、N、はドナ
ー濃度、■ は逆バイアス電圧、■、はPH接合の拡散
電位、ε、は半導体の誘電率、qは電荷mである。
式(1)において、N型の不純物濃度N、の方がP型の
不純物濃度NAよりも著しく高い場合はNまた、N型の
不純物濃度N。とP型の不純物濃度N がほぼ笠しい場
合はND二NAとして下記近似式(3)を得る。
N+ドレイン領域3だけでトレインを構成した場合、チ
ャネル領域6のドレイン端での空乏層の幅Wは式(2)
で与えられる。またLDD!¥!MOSトランジスタの
ようにN−拡散領域5を設けた場合、空乏層の幅Wは式
(3)で与えられる。逆バイアス電圧V、が同じなら、
N−拡散領域5を設けたLDD型MOSトランジスタの
方が、幅Wが大きくなりその部分にかかる電Wは小さく
なる。そのためドレインとチャネル領域間で起こる高電
界によるブレークダウンなどが起こりにくくなる。
このようにして微細化に伴うドレイン耐圧の低下という
問題をLDD構造により解決している。
次に動作について説明する。ドレイン電圧V。
がゲート電圧v6より大きい時、トランジスタは第8図
(a)のように三極管領域での動作状態を示す。三極管
領域ではチャネル領域6に形成された反転層(図中斜線
部)の他に、チャネル領域6のドレイン側に高抵抗の空
乏層が現れる。この空乏層の他にソース側およびドレイ
ン側のN−拡散領域4,5がチャネル領域6以外の寄生
抵抗となり、ドレイン電流の低下を招く。
またドレイン電圧■、がゲート電圧■。より充分小さい
時、]−ランジスタは第8図(b)のように三極管領域
での動作状態を示す。三極管領域では、チャネル領域6
に反転層(図中斜線部)がほぼ−様に形成され、チャネ
ル領域6での抵抗は小さいが、ソース側およびドレイン
側のN−拡散領域4゜5が寄生抵抗となり、やはりドレ
イン電流を低下させトランジスタの電流駆動能力を下げ
る。
(発明が解決しようとする課題〕 従来のしDDMOSトランジスタは以上のように構成さ
れているので、構造的にN−拡散領域4゜5が寄生抵抗
となり、ドレイン電流が減少しトランジスタの電流駆動
能力が落ちるという問題があった。
また、ドレイン付近の電界によって熱平衡状態より大き
いエネルギーを有するホットキャリヤが発生する。この
ホットキャリヤは、ドレイン側のN−拡散領域5付近で
発生し、その一部はドレイン側のサイドウオール9の下
部に注入される。サイドウオール9下部の酸化膜内のエ
ネルギー単位にトラップされたこのキャリヤによる電界
のため、N−拡散領域5の表面付近が空乏化される。こ
のため、閾値が高くなったり、動作状態になってもこの
N−拡散領域5の高抵抗部分のためコンダクタンスが小
さくなったりして、さらにドレイン特性が劣化し実用に
耐える素子の寿命が短くなるという信頼性上の問題点が
あった。′ この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、従来同様にMIS型トランジスタのドレイン
電界を緩和し耐圧を高くすることができるとともに、加
えてトランジスタの三極管。
三極管領域での電流駆動能力を落とさず、またトレイン
特性の劣化を軽減することによって、素子の寿命を大幅
に改善できるMIS型トランジスタおよびその′!l造
方法を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係るMIS型トランジスタは、第1導電型の
半導体基板と、前記半導体基板の主面内に、所定間隔を
おいて形成された前記半導体基板と反対導電型の第1お
よび第2の領域と、前記半導体基板主面内に前記第1お
よび第2の領域に隣接してその間に形成された、前記第
1および第2の領域と比較して不純物濃度が低く同じ導
電型の第3および第4の領域と、前記第3.第4の領域
およびその間の前記半導体基板主面上に形成された絶縁
膜と、前記第3.第4の領域およびその間の前記半導体
基板主面の上側に、前記絶縁膜を介して形成された第1
のゲート電極と、前記第3゜第4の領域の間の前記半導
体基板主面の上方に相当する前記第1のゲート電極上に
形成された第2のゲート電極とを備えたものである。
またこの発明に係るMIS型トランジスタの製造方法は
、第1導電型の半導体基板の主面上に第1の絶縁膜を形
成する工程と、前記第1の絶縁膜上に第1のゲート電極
となる第1の導電膜を形成する工程と、前記第1の導電
股上に第2のゲート電極となる第2の導電膜を形成し、
さらにその上にレジストを塗布しこれをパターン化する
工程と、前記パターン化されたレジストをマスクとして
、前記レジストの幅より狭くなるように、前記第2の導
電膜にエツチングを行う工程と、前記パターン化された
レジストをマスクとして、前記レジストの幅と等しくな
るように、前記第1の導電膜にエツチングを行う工程と
、前記レジストの幅と等しくなるようにエツチングされ
た第1の導電膜をマスクとして、前記半導体基板に前記
半導体基板と反対導電型の不純物の導入を行う工程と、
前記レジストの幅より狭くなるようにエツチングされた
第2の導電膜をマスクとして、前記半導体基板に比較的
低濃度に前記半導体基板と反対導電型の不純物の導入を
行う工程とを含むものである。
〔作用〕
この発明におけるMIS型トランジスタのゲート電極は
、ソースおよびドレインの一部となる比較的低濃度の領
域の上部にも設けられるので、動作時において、この比
較的低濃度の部分の抵抗を小さくする。また絶縁膜中に
注入されたホットキャリヤによる電界も緩和する。
(実施例) 以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図は、この発明の一実施例であるLDDMO8トランジ
スタの構造を示す断面図である。
N−拡散領域4.5およびチャネル領域6の上側には、
ゲート酸化膜7を介してゲート電極8aが設けられる。
またチャネル領域6の上方に相当するゲート電極8a上
にはゲート電極8bが設けられる。N−拡散領域4.5
はそれぞれN+ソース領域2.N+ドレイン領域3の周
囲に形成されているが、動作に主に寄与するのは従来と
同様N+ソース領域2.N+トレイン領域3間に存在す
る部分である。その他の構成は第6図に示す従来のLD
DMOSトランジスタと同様である。
第2図は第1図に示すこの発明の一実施例であるNチャ
ネルLDDMOSトランジスタの製造方法を示す工程断
面図である。まず第2図(a)において、P−半導体基
板1上にゲート酸化膜7を形成し、その上に例えばN型
にドープされた多結晶シリコン膜を第1のゲート電極8
aとして形成する。さらにその上に、例えばタングステ
ンシリサイド、モリブデンシリサイドなどの高融点金属
シリサイド膜を第2のゲート電極8bとして形成する。
なお、後工程でP−半導体基板1中に不純物の注入が充
分行えるように、多結晶シリコン膜の厚さは500〜1
500人程度にする。ゲート電極8bの上に通常の写真
製版工程にしたがって、ゲート電極部のパターンを7オ
トレジスト12により形成する。
第2図(b)において、フォトレジスト12をマスクと
して、高融点金属シリサイド膜をエツチングする。この
際等方性エツチングにより、サイドエツチングを行い、
ゲート電極8bとなる高融点金属シリサイド膜のパター
ン幅を、フォトレジスト12のパターン幅より0.2〜
0.5μm程度狭くなるようにする。
第2図(C)において、第2図(b)と同様にフォトレ
ジスト12をマスクとして多結晶シリコン膜をエツチン
グする。この際異方性エツチングにより寸法シフトを少
くし、ゲート電極8aとなる多結晶シリコン膜のパター
ン幅を、フォトレジスト12のパターン幅とほぼ等しく
する。
第2図(d)において、形成されたゲート電極8aとフ
ォトレジスト12をマスクとして、高濃度不純物層形成
のため砒素イオン13を注入する。
なお、先に7オトレジスト12を除去し、ゲート電極8
aがマスクとして作用する程度の注入エネルギーを設定
しイオン注入を行ってもよい。なお注入イオンを図面中
に上記号で表す。
第2図(e)において、フォトレジスト12を除去し、
比較的低濃度の不純物層形成のためリンイオン14を注
入する。リンイオン14の注入エネルギーとして、多結
晶シリコン膜のゲート電極8aは通過するが、高融点金
属シリサイド膜のゲート電極8bとゲート電極8aの重
なった部分は通過しないような値を設定する。例えば、
多結晶シリコン膜の厚さが1000人の場合、リンイオ
ンの注入エネルギーとしては100〜150Kevが適
当な値とななる。またリンイオンの注入量としては、5
×10〜5×1013/cIi程度の設定が、LDD構
造のドレイン電界緩和作用に有効である。なお注入イオ
ンを図面中に一記号で表す。
第2図(「)において、イオン注入された不純物が熱拡
散しない程度の温度と時間を設定し、不純物を活性化さ
せるための熱処理を加える。その結果、比較的不純物濃
度の高いN+ソース領域2およびN+ドレイン領域3と
比較的不純物濃度の低いN−拡散領域4,5が形成され
、最終的に図のような構造を得る。
なお上記実施例ではNチャネルLDDMOSトランジス
タの製造方法について説明したが、基板や注入する不純
物の導電型を逆にすることにより、PチャネルLDDM
O8t−ランジスタら同様にしで作ることができる。
次に動作について説明する。ドレイ電圧V。がゲート電
圧VGより大きい三極管領域においては、主にソース側
に反転層が形成されている。そのためソース側のN−拡
散領域4のゲート酸化膜7付近に、ゲート電極8aから
の電界による電荷蓄積層ができ、この部分の寄生抵抗が
減少する。
また、ドレイン電圧V がゲート電圧■6より充分小さ
い三極管領域においては、ソース側、ドレイン側とも同
じように反転層が形成されている。
そのためゲート電極8aからの電界により、ソース側お
よびドレイン側のN−拡散領域4.5のそれぞれのゲー
ト酸化膜7付近に電荷蓄v1層が形成され、それぞれの
寄生抵抗が減少する。
第3図は、この発明の100MOSトランジスタの三極
管領域でのソース側表面チャネル方向のキャリヤ分布と
不純物濃度の一例を示したグラフである。なお、このグ
ラフはデバイスシュミレータ−による解析によって得ら
れたものである。曲線り。は従来のトランジスタのキャ
リヤ分布1曲線L1はこの発明のトランジスタのキャリ
ヤ分布。
曲線L2はN型不純物濃度1曲線L3はP型不純物濃度
を示す。また、測定条件は以下のとおりである。
ゲート酸化膜7の厚さT。X・・・lQnm拡散領域4
へのイオン注入ドーズ1D −5x 1012cm−2 ドレイン電圧V、・・・5v ゲート電圧V。・・・5■ N−拡散領144の長さWの間、不純物濃度L2Get
 1017/cm3程WIT:アリ、従来(7)100
MOSトランジスタではゲート電圧■。とじて5vを印
加しても、この層の上にゲート電極がないため、表面で
のキャリヤ分布L は1018/cm3程度までしか上
界しなかった。チャネル領域6のキャリヤ分布は101
9/ClR3であり、それより一桁低い分布となるので
、高抵抗として作和しトランジスタの電流駆動能力を下
げる原因となっていた。−方、この発明の実施例による
LDDMoSトランジスタでは、ゲート電極8aがN−
拡散領域4の上部を覆っているため、ゲート電圧■6と
して5■を印加するとこの層の表面のキャリヤ分布し1
は1019/cIR3稈度にまで上昇する。この電荷蓄
積層のキャリヤ分布はチャネル領域6のキャリヤ分布と
ほぼ等しくなるのでN−拡散領域4の寄生抵抗が減少す
る。このようにして、三極管領域でのこのトランジスタ
の電流駆動能力は従来の10DMOSトランジスタに比
べて改善される。なお三極管領域においては、この電荷
蓄積層による寄生抵抗の減少がソース側およびドレイン
側のN−拡散領域4.5で起きるので、やはり電流駆動
能力は改善される。
第4図(a)、 (b)はそれぞれ、従来およびこの発
明による100MOSトランジスタのドレイン特性を示
すグラフである。横軸はドレイン電圧V8、縦軸はドレ
イン電流I 1パラメータはゲート電圧V。である。な
おゲート長しは0.5μm、ゲート幅Wは10μm、ゲ
ート酸化膜7の厚さT。Xは10nmである。例えばド
レイン電圧VD=5■、ゲート電圧VG=5Vにしたの
時のドレイン電流!。を比較すると、第4図(a)では
約3mA。
第4図(b)では約4mAである。第4図(b)に示す
この発明のLDDMO8トランジスタの方が、ドレイン
電流IOの駆動能力においてまさっているのは明白であ
る。
第5図(a)、 (b)はそれぞれ、従来およびこの発
明による100MOSトランジスタのドレイン部での1
秒間あたりのホットキャリヤ生成濃度を示した図である
。ソースからドレインへ向って流れるキャリヤによって
、ドレイン付近では衝突電離による新たなキャリヤが生
成される。その分布を等生成率線で示す。第5図(a)
において、従来のLDDMO8トランジスタではドレイ
ン付近で生成されたホットキャリヤの一部は、酸化膜で
形成されたサイドウオール9の下部に注入される。この
注入キャリヤの電界によってN−拡散領域5の表面が空
乏化され、寄生抵抗が大きくなる。第5図(b)におい
て、この発明のしDDMOSトランジスタでは、サイド
ウオール12の下部のゲート酸化膜7への注入キャリヤ
による電界はその上部を覆っているゲート電極8aの電
界によって緩和される。したがって、N−拡散領域5の
空乏化は緩和され、閾値の変動、寄生抵抗の増加などの
素子の劣化は軽減される。
なお上記実施例では、MOSトランジスタについて述べ
たが、この発明は伯のMIS型トランジスタについても
同様に適用できる。
〔発明の効果〕
以上のようにこの発明によれば、LDDMOSトランジ
スタなどのMISffiトランジスタにおいて、ソース
側およびドレイン側の半導体基板と反対導電型に比較的
低濃度にドープされた領域の上側にもゲート電極を設け
たので、従来同様にMIS型トランジスタのトレイン電
界を緩和し耐圧を高くすることができるとともに、加え
てトランジスタの三極管、三極管領域での電流駆動能力
を落とさず、またドレイン特性の劣化を軽減することに
よって、素子の寿命を大幅に改善できるMIS型トラン
ジスタおよびその%J造方法を得ることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例によるLD[)MOSトラ
ンジスタの構成を示す断面図、第2図(a)〜(f)は
第1図に示すLDDMOSトランジスタの製造方法を示
す工程断面図、第3図は第1図に示すLDDMOSトラ
ンジスタのソース側のキャリヤ分布と不純物濃度を示す
グラフ、第4図(a)。 (b)はそれぞれ、従来およびこの発明のLDDMOS
トランジスタのドレイン特性を示すグラフ、第5図(a
)、 (b)はそれぞれ、従来およびこの発明のLDD
MOSトランジスタの高電界ドレイン領域付近でのホッ
トキャリヤ生成I!麿を示した図、第6図は従来のLD
DMOSトランジスタの構成を示す断面図、第7図(a
)〜(e)は第6図に示す従来のLDDMOSトランジ
スタの製造方法を示す工程断面図、第8図(a)、 (
b)はそれぞれ、五極管領域、二極管領域での第6図に
示す従来のLDDMO8トランジスタの動作状態を示す
構成図である。 図において、1はP−半導体基板、2はN+ソース領域
、3はN+ドレイン領域、4.5はN−拡散ffi域、
7はゲート酸化膜、8a、Qbはゲート電極である。 なお、各図中同一符号は同一または相当部分を示す。 代理人   大  岩  増  雄 第1図 2:N4ソース領塙 7:ゲー)腕4L頑 8a、8b: )f−)奄極 第2図 第2図 第3図 L3:P型イ純J■壇崖(ソース → テヤネ」し)W
:N−#lV散雀境e’)+3 第4図 (b) I V/ div 第5図 (a) (b) 第6図 第7図 第7図 (d) 第8図 手続補正書(自発)1.−

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)第1導電型の半導体基板と、 前記半導体基板の主面内に、所定間隔をおいて形成され
    た前記半導体基板と反対導電型の第1および第2の領域
    と、 前記半導体基板主面内に前記第1および第2の領域に隣
    接してその間に形成された、前記第1および第2の領域
    と比較して不純物濃度が低く同じ導電型の第3および第
    4の領域と、 前記第3、第4の領域およびその間の前記半導体基板主
    面上に形成された絶縁膜と、 前記第3、第4の領域およびその間の前記半導体基板主
    面の上側に、前記絶縁膜を介して形成された第1のゲー
    ト電極と、 前記第3、第4の領域の間の前記半導体基板主面の上方
    に相当する前記第1のゲート電極上に形成された第2の
    ゲート電極とを備えたMIS型トランジスタ。
  2. (2)MIS型トランジスタの製造方法であつて、 第1導電型の半導体基板の主面上に第1の絶縁膜を形成
    する工程と、 前記第1の絶縁膜上に第1のゲート電極となる第1の導
    電膜を形成する工程と、 前記第1の導電膜上に第2のゲート電極となる第2の導
    電膜を形成し、さらにその上にレジストを塗布しこれを
    パターン化する工程と、 前記パターン化されたレジストをマスクとして、前記レ
    ジストの幅より狭くなるように、前記第2の導電膜にエ
    ッチングを行う工程と、 前記パターン化されたレジストをマスクとして、前記レ
    ジストの幅と等しくなるように、前記第1の導電膜にエ
    ッチングを行う工程と、 前記レジストの幅と等しくなるようにエッチングされた
    第1の導電膜をマスクとして、前記半導体基板に前記半
    導体基板と反対導電型の不純物の導入を行う工程と、 前記レジストの幅より狭くなるようにエッチングされた
    第2の導電膜をマスクとして、前記半導体基板に比較的
    低濃度に前記半導体基板と反対導電型の不純物の導入を
    行う工程とを含む、MIS型トランジスタの製造方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5241203A (en) * 1991-07-10 1993-08-31 International Business Machines Corporation Inverse T-gate FET transistor with lightly doped source and drain region
EP0683531A3 (en) * 1994-05-16 1996-02-28 Samsung Electronics Co Ltd MOSFET with an LDD structure and its manufacturing method.
JP2007242754A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Oki Electric Ind Co Ltd 半導体装置とその製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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