JPH01277746A - 半導体センサ - Google Patents
半導体センサInfo
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- JPH01277746A JPH01277746A JP10846088A JP10846088A JPH01277746A JP H01277746 A JPH01277746 A JP H01277746A JP 10846088 A JP10846088 A JP 10846088A JP 10846088 A JP10846088 A JP 10846088A JP H01277746 A JPH01277746 A JP H01277746A
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Electric Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は、例えば湿α等の外的要因によって誘電率や
導電率等の電気的特性に変化の生じる感応体を備えた感
応部と、その電気的特性の変化を電気信号の変化として
取出すMOSFETとを右する半導体センサに関する。
導電率等の電気的特性に変化の生じる感応体を備えた感
応部と、その電気的特性の変化を電気信号の変化として
取出すMOSFETとを右する半導体センサに関する。
(従来の技術)
検出しようとする湿度等の外的要因との物理的又は化学
的な相互作用によって誘電率や導゛眉率等の電気的特性
に変化を生じる感応体を用いた感応部とMOSFETと
を組合わせて、感応体の電気的特性の変化をMOSFE
Tの出力信号により検出するようにした半導体センサが
製作されている。
的な相互作用によって誘電率や導゛眉率等の電気的特性
に変化を生じる感応体を用いた感応部とMOSFETと
を組合わせて、感応体の電気的特性の変化をMOSFE
Tの出力信号により検出するようにした半導体センサが
製作されている。
このような従来の半導体センサとしては、例えば、$1
半導体基板の主面に、その基Wr域とは異なる導電形の
ソース領域及びドレイン領域を離隔して形成し、また、
半導体基板の主面上には、素子の安定性を高めるため、
窒化シリコン膜を表層とした酸化シリコン膜との2層構
造からなる絶縁膜を形成し、その絶縁股上にゲート電極
をJ口ねた第1の感応部電極を形成し、さらに、この第
1の感応都電極上に感応体及び第2の感応部雷神を順次
積層して、感応部とMOSFETとを一体的に組合わけ
たものがある(特開昭60−194345号公報、同6
1−14555号公報)。
半導体基板の主面に、その基Wr域とは異なる導電形の
ソース領域及びドレイン領域を離隔して形成し、また、
半導体基板の主面上には、素子の安定性を高めるため、
窒化シリコン膜を表層とした酸化シリコン膜との2層構
造からなる絶縁膜を形成し、その絶縁股上にゲート電極
をJ口ねた第1の感応部電極を形成し、さらに、この第
1の感応都電極上に感応体及び第2の感応部雷神を順次
積層して、感応部とMOSFETとを一体的に組合わけ
たものがある(特開昭60−194345号公報、同6
1−14555号公報)。
そして、被検知物である湿度等の外的要因が感応体に吸
収され、その誘電率の変化、即ち、第1、第2の感応都
電極間の静電容最の変化が、第2の感応部電極に加えら
れた適宜の交流信号等を介してMOSFETから電気信
号の変化として出力されて湿度等が検出される。このと
き、ゲート電極を兼ねた第1の感応部電極には、MOS
FETの動作点を決めるための適宜値の直流バイアス電
圧が加えられるようになっている。
収され、その誘電率の変化、即ち、第1、第2の感応都
電極間の静電容最の変化が、第2の感応部電極に加えら
れた適宜の交流信号等を介してMOSFETから電気信
号の変化として出力されて湿度等が検出される。このと
き、ゲート電極を兼ねた第1の感応部電極には、MOS
FETの動作点を決めるための適宜値の直流バイアス電
圧が加えられるようになっている。
また、このような湿度等の検出時において、絶縁膜を構
成している窒化シリコン膜が、外部雰囲気の湿度や不純
物に対するパッシベーション膜として作用し、MOSF
ETの安定性が得られている。
成している窒化シリコン膜が、外部雰囲気の湿度や不純
物に対するパッシベーション膜として作用し、MOSF
ETの安定性が得られている。
(発明が解決しようとする課題)
従来の半導体センサは、窒化シリコン膜を表層とした酸
化シリコン膜との2層構造からなる絶縁膜上に、MOS
FETのゲート電極を兼ねた第1の感応部電極が形成さ
れていたため、パッシベーション作用を高める等の目的
で窒化シリコン膜が厚く形成されると、ゲート絶縁膜が
厚く形成されたことになって、MOSFETの相互コン
ダクタンスgmが下り、検出感度が低下してしまう。
化シリコン膜との2層構造からなる絶縁膜上に、MOS
FETのゲート電極を兼ねた第1の感応部電極が形成さ
れていたため、パッシベーション作用を高める等の目的
で窒化シリコン膜が厚く形成されると、ゲート絶縁膜が
厚く形成されたことになって、MOSFETの相互コン
ダクタンスgmが下り、検出感度が低下してしまう。
また、窒化シリコン膜は、通常、CVD法によって形成
されるが、このCVDでは、製造条件により、その膜質
の化学量論比、稠密度及び膜厚等の変動が生じ易い。こ
のため、MOSFETに特性変動が生じて、センサ素子
間での特性のばらつきが生じ易い。さらに、第1の感応
部電極には、直流バイアス電圧が加えられるが、感応体
は、一般に直流電界に弱いので、その直流バイアス電圧
による直流電界が感応体に加わらないように、何らかの
手段を講じる必要があるという問題があった。
されるが、このCVDでは、製造条件により、その膜質
の化学量論比、稠密度及び膜厚等の変動が生じ易い。こ
のため、MOSFETに特性変動が生じて、センサ素子
間での特性のばらつきが生じ易い。さらに、第1の感応
部電極には、直流バイアス電圧が加えられるが、感応体
は、一般に直流電界に弱いので、その直流バイアス電圧
による直流電界が感応体に加わらないように、何らかの
手段を講じる必要があるという問題があった。
この発明は上記事情に基づいてなされたもので、検出感
度が高く、センサ素子間での特性が安定してばらつきが
少な(、さらに感応体には直流電界が加わらないように
した半導体センサを提供することを目的とする。
度が高く、センサ素子間での特性が安定してばらつきが
少な(、さらに感応体には直流電界が加わらないように
した半導体センサを提供することを目的とする。
[発明の構成1
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決するために、第1の発明は、対向形成し
た1対の感応部電極の間に被検知物との物理的又は化学
的な相互作用により電気的特性が変化する感応体が設け
られた感応部と、該感応部と一体的に形成され前記1対
の感応部電極における一方の感応部電極と絶縁膜を介し
て対向するゲート電極を備えたMOSFETとを有する
ことを要旨とする。
た1対の感応部電極の間に被検知物との物理的又は化学
的な相互作用により電気的特性が変化する感応体が設け
られた感応部と、該感応部と一体的に形成され前記1対
の感応部電極における一方の感応部電極と絶縁膜を介し
て対向するゲート電極を備えたMOSFETとを有する
ことを要旨とする。
第2の発明は、対向形成した1対の感応部電極の間に被
検知物との物理的又は化学的な相互作用により電気的特
性が変化する感応体が設けられた感応部と、該感応部と
一体的に形成され前記1対の感応部電極における一方の
感応部電極と絶れ膜を介して対向するゲート電極を備え
たMOSFETと、該MOSFET部に形成された電極
部を一方のコンデンサ電極とし前記ゲート電極の延設部
を他方のコンデンサ電極として構成され、当該−方のコ
ンデンサ電極が前記一方の感応部電極に接続されたコン
デンサとを有することを要旨とする。
検知物との物理的又は化学的な相互作用により電気的特
性が変化する感応体が設けられた感応部と、該感応部と
一体的に形成され前記1対の感応部電極における一方の
感応部電極と絶れ膜を介して対向するゲート電極を備え
たMOSFETと、該MOSFET部に形成された電極
部を一方のコンデンサ電極とし前記ゲート電極の延設部
を他方のコンデンサ電極として構成され、当該−方のコ
ンデンサ電極が前記一方の感応部電極に接続されたコン
デンサとを有することを要旨とする。
また、第3の発明は、対向形成した1対の感応部電極の
間に被検知物との物理的又は化学的な相互作用により電
気的特性が変化する感応体が設(プられた感応部と、前
記1対の感応部電極における一方の感応部電極と絶縁膜
を介してゲート電極が対向されこの一方の感応部電極、
絶縁膜及びゲート電極で形成された第1のコンデンサで
前記感応部に接続されたMOSFETと、前記第1のコ
ンデンサに並列接続された第2のコンデンサとを有する
ことを要旨とする。
間に被検知物との物理的又は化学的な相互作用により電
気的特性が変化する感応体が設(プられた感応部と、前
記1対の感応部電極における一方の感応部電極と絶縁膜
を介してゲート電極が対向されこの一方の感応部電極、
絶縁膜及びゲート電極で形成された第1のコンデンサで
前記感応部に接続されたMOSFETと、前記第1のコ
ンデンサに並列接続された第2のコンデンサとを有する
ことを要旨とする。
(作用)
第1の発明では、ゲート電極が、感応部電極とは別途に
、感応部と絶縁膜を介して形成され、MOSFETの相
互コンダクタンスgmが高められるとともに、センサ素
子間での特性が安定化されてばらつきが少なくされる。
、感応部と絶縁膜を介して形成され、MOSFETの相
互コンダクタンスgmが高められるとともに、センサ素
子間での特性が安定化されてばらつきが少なくされる。
検出動作時には感応部における上部側の感応部電極に適
宜の交流信号が加えられ、MOSFETの動作点を決め
る直流バイアス電圧は、ゲート電極に加えられる。そし
て、被検知物である湿度等の外的要因が感応体に吸収さ
れ、その誘電率の変化、即ち、1対の感応都電極間の静
電容量の変化が、上記の交流信号を介してMOSFET
から電気信号の変化として出力されて、その湿度等が検
出される。このとき、MOSFETは相互コンダクタン
スgmが高められているので、高検出感度が得られ、ま
た、直流バイアス電圧による直流電界が感応体に加わる
ことが防止される。
宜の交流信号が加えられ、MOSFETの動作点を決め
る直流バイアス電圧は、ゲート電極に加えられる。そし
て、被検知物である湿度等の外的要因が感応体に吸収さ
れ、その誘電率の変化、即ち、1対の感応都電極間の静
電容量の変化が、上記の交流信号を介してMOSFET
から電気信号の変化として出力されて、その湿度等が検
出される。このとき、MOSFETは相互コンダクタン
スgmが高められているので、高検出感度が得られ、ま
た、直流バイアス電圧による直流電界が感応体に加わる
ことが防止される。
第2、第3の発明では、感応部における一方の感応部電
極、絶縁膜及びゲート電極で構成される第1のコンデン
サに、第2のコンデンサが並列接続されて、感応部及び
MOSFET間の結合容kが増大される。従って、検出
感度が−U高められ、また、MOSFETのパッシベー
ション膜として作用Jる絶縁膜が厚くされても、上記結
合容量の低下、云換えれば検出感度の低下が防止される
。
極、絶縁膜及びゲート電極で構成される第1のコンデン
サに、第2のコンデンサが並列接続されて、感応部及び
MOSFET間の結合容kが増大される。従って、検出
感度が−U高められ、また、MOSFETのパッシベー
ション膜として作用Jる絶縁膜が厚くされても、上記結
合容量の低下、云換えれば検出感度の低下が防止される
。
(実施例)
以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は、この発明の一実施例を示す図で
ある。
ある。
まず、半導体センサの構成を説明すると、第1図及び第
2図中、1はp形のSi半導体基板であり、その主面に
は、n+ソース領域2及びn+ドレイン領域3が適宜間
隔をおいて形成されている。
2図中、1はp形のSi半導体基板であり、その主面に
は、n+ソース領域2及びn+ドレイン領域3が適宜間
隔をおいて形成されている。
また、半導体基板1の主面上には、ゲート絶縁膜4とな
る酸化シリコン膜が熱酸化により形成され、n+ソース
領1f22とn+ドレイン領域3との間における基板領
域(以下、基板領域というときも半導体基板と同一の符
号1を用いる)1上には、当該基板領域1の表面層にチ
ャネルを誘起させるためのAu膜からなるゲート電極5
がゲート絶縁膜4を介して形成されてnチャネルのMO
S F E 第20が構成されている。さらに、MO8
FET20の表面には、パッシベーション川絶縁膜とし
ての窒化シリコン膜6が適宜の厚さに厚く形成され、ゲ
ート電極5の形成位置に対応したこの窒化シリコン膜6
の表面部には、AtJ膜からなる第1の感応部電極7、
被検知物との物理的又は化学的な相互作用により電気的
特性が変化する感応体8としてのポリイミド及びAu膜
からなる第2の感応部電極9が順次積層されて感応部1
0が形成されている。11はソース電極、12はドレイ
ン電極、13はゲート引出し電極である。
る酸化シリコン膜が熱酸化により形成され、n+ソース
領1f22とn+ドレイン領域3との間における基板領
域(以下、基板領域というときも半導体基板と同一の符
号1を用いる)1上には、当該基板領域1の表面層にチ
ャネルを誘起させるためのAu膜からなるゲート電極5
がゲート絶縁膜4を介して形成されてnチャネルのMO
S F E 第20が構成されている。さらに、MO8
FET20の表面には、パッシベーション川絶縁膜とし
ての窒化シリコン膜6が適宜の厚さに厚く形成され、ゲ
ート電極5の形成位置に対応したこの窒化シリコン膜6
の表面部には、AtJ膜からなる第1の感応部電極7、
被検知物との物理的又は化学的な相互作用により電気的
特性が変化する感応体8としてのポリイミド及びAu膜
からなる第2の感応部電極9が順次積層されて感応部1
0が形成されている。11はソース電極、12はドレイ
ン電極、13はゲート引出し電極である。
このようにして感応部10とMOS F E T 20
とが一体的に組合わされた半導体センサが構成されてい
る。
とが一体的に組合わされた半導体センサが構成されてい
る。
次いで、製造工程の一例を第3図の(a)〜(1)を用
いて説明プることにより、半導体センサの構成をさらに
詳述する。なお、以下の説明において(a)〜(+)の
各項目記号は、第3図の(a)〜(i)のそれぞれに対
応する。また、第3図の(a)〜(+)における各部材
の形状は、前記第1図及び第2図におけるものと異なる
ように記載されているものがあるが、第3図の(a)〜
(i)は、より具体的な形状を示したものであって半導
体センサとしての構成は、第3図のものと前記第1図及
び第2図のものとは本質的に同じである。
いて説明プることにより、半導体センサの構成をさらに
詳述する。なお、以下の説明において(a)〜(+)の
各項目記号は、第3図の(a)〜(i)のそれぞれに対
応する。また、第3図の(a)〜(+)における各部材
の形状は、前記第1図及び第2図におけるものと異なる
ように記載されているものがあるが、第3図の(a)〜
(i)は、より具体的な形状を示したものであって半導
体センサとしての構成は、第3図のものと前記第1図及
び第2図のものとは本質的に同じである。
(alp形のSi半導体基板1を準備する。
(b)図示省略のマスクを用いて、81半>9 K基板
1の主面にn形不純物をイオン注入し、アニーリングす
ることによりn+ソース領域2及びn“ドレイン領域3
を形成する。
1の主面にn形不純物をイオン注入し、アニーリングす
ることによりn+ソース領域2及びn“ドレイン領域3
を形成する。
(C)ゲート絶縁膜4としての酸化シリコン膜を熱酸化
により所要の厚さに形成し、ざらにn+ソース領域2及
びn+ドレイン領域3の部位には、電極引出し用のコン
タクト孔14a、14bをそれぞれ開口する。
により所要の厚さに形成し、ざらにn+ソース領域2及
びn+ドレイン領域3の部位には、電極引出し用のコン
タクト孔14a、14bをそれぞれ開口する。
(d)AM膜を蒸着してパターニングし、ゲート電極5
、ソース電極11及びドレイン電極12を形成してnチ
ャネルのM OS F E T 20を構成する。
、ソース電極11及びドレイン電極12を形成してnチ
ャネルのM OS F E T 20を構成する。
(e)MO8FET20の表面にCVD法により窒化シ
リコン躾6を所要の厚さに厚く堆積する。
リコン躾6を所要の厚さに厚く堆積する。
(f)窒化シリコン膜6におけるソース電極11及びド
レイン電極12上の部位に電極引出し口15a、15b
をそれぞれ開口する。
レイン電極12上の部位に電極引出し口15a、15b
をそれぞれ開口する。
(g)窒化シリコン膜6の表面部にALI膜を蒸着し、
所要形状にパターニングして第1の感応部電極7を形成
する。
所要形状にパターニングして第1の感応部電極7を形成
する。
(h)Tyft応休8と体てのポリイミドをスピンコー
ド法により塗布しフォトエッヂングによりパターニング
して、第1の感応部電極7上に感応体8を形成する。
ド法により塗布しフォトエッヂングによりパターニング
して、第1の感応部電極7上に感応体8を形成する。
(i)再びAU膜を蒸着し、パターニングして感応体8
上に第2の感応部電極9を形成し、感応部10を構成す
る。そしてこの感応部10とMO8FET20とが一体
的に組合わされた半導体セン号を完成させる。
上に第2の感応部電極9を形成し、感応部10を構成す
る。そしてこの感応部10とMO8FET20とが一体
的に組合わされた半導体セン号を完成させる。
次に、上述のように構成された半導体センサの作用を第
4図を用いて説明づる。
4図を用いて説明づる。
この実施例の半導体センサは、M OS F E T1
0におけるゲート電極5が、感応部10における感応部
電極7とは共用されず、熱酸化で形成された酸化シリコ
ン膜からなるゲート絶縁膜4上に別途に形成されて、M
OSFETの相互コンダクタンスが高められている。
0におけるゲート電極5が、感応部10における感応部
電極7とは共用されず、熱酸化で形成された酸化シリコ
ン膜からなるゲート絶縁膜4上に別途に形成されて、M
OSFETの相互コンダクタンスが高められている。
そして、検出動作時には、第4図に示すように、感応部
10における第2の感応部電極9に、信号発生器18か
ら一定振幅Voの交流信号が加えられ、MO8FET2
0におけるゲート電極5には、その動作点を決めるため
の所要の直流バイアス電圧が加えられる。第4図中、c
oはMO8FET20の入力容量、C1は感応部10に
おける第1の感応部電極7、絶縁膜6及びゲート電極5
で形成された第1のコンデンサ、C3は第1、第2の1
対の感応部電極7.9及び感応体8で形成された感応部
10の容ωであり、感応部10とMO8FET20とは
、第1のコンデンサC1によりコンデンサ結合されてい
る。
10における第2の感応部電極9に、信号発生器18か
ら一定振幅Voの交流信号が加えられ、MO8FET2
0におけるゲート電極5には、その動作点を決めるため
の所要の直流バイアス電圧が加えられる。第4図中、c
oはMO8FET20の入力容量、C1は感応部10に
おける第1の感応部電極7、絶縁膜6及びゲート電極5
で形成された第1のコンデンサ、C3は第1、第2の1
対の感応部電極7.9及び感応体8で形成された感応部
10の容ωであり、感応部10とMO8FET20とは
、第1のコンデンサC1によりコンデンサ結合されてい
る。
このような結合態様により、MO8FET20における
ゲート電極5の電位Voは、結合用の第1のコンデンサ
の容量C1及びMO8FET20の入力音ff1co及
び感応部10の容ff1c3の総和により変化する。
ゲート電極5の電位Voは、結合用の第1のコンデンサ
の容量C1及びMO8FET20の入力音ff1co及
び感応部10の容ff1c3の総和により変化する。
そして、被検知物である湿度等の外的要因が感応体8に
吸収され、そのMl率が変化すると容61C3が変化し
、MO3FETIOのゲート電位VGが変化してこの変
化が電気信号の変化として出力され、湿度等が検出され
る。
吸収され、そのMl率が変化すると容61C3が変化し
、MO3FETIOのゲート電位VGが変化してこの変
化が電気信号の変化として出力され、湿度等が検出され
る。
そして、このような検出動作において、前述のようにM
OS F E T 20は、相互コンダクタンスgmが
高められているので、高検出感度が得られ、また、直流
バイアス電圧による直流電界が感応部10における感応
体8に加わるのか防止される。
OS F E T 20は、相互コンダクタンスgmが
高められているので、高検出感度が得られ、また、直流
バイアス電圧による直流電界が感応部10における感応
体8に加わるのか防止される。
次いで、第5図及び第6図には、この発明の他の実施例
を示す。
を示す。
なお、第5図及び第6図において、前記第1図、第、2
図及び第4図にお番プる部材及び部位等と同一ないし均
等のものは、前記と同一符号を以って示し重複した説明
を省略する。
図及び第4図にお番プる部材及び部位等と同一ないし均
等のものは、前記と同一符号を以って示し重複した説明
を省略する。
この実施例の半導体センυは、MO8FET20におけ
るゲート電極5に延設部5aが形成され、この延設部5
aに対応した半導体基板1の主面にn+拡散層からなる
コンデンサ電極16が形成され、上述の延設部5a及び
このコンデンサ電極16を1対のコンデンサ電極とし、
ゲート絶縁膜4を形成している酸化シリコン膜を誘電体
として第2のコンデンサC2が形成されている。そして
、コンデンサ電極16が接続導体17を介して感応部1
0における第1の感応部電極7に接続されることにより
、第6図の等価回路に示すように、第2のコンデンサC
2が、前述の第1のコンデンサC1に並列接続されてい
る。
るゲート電極5に延設部5aが形成され、この延設部5
aに対応した半導体基板1の主面にn+拡散層からなる
コンデンサ電極16が形成され、上述の延設部5a及び
このコンデンサ電極16を1対のコンデンサ電極とし、
ゲート絶縁膜4を形成している酸化シリコン膜を誘電体
として第2のコンデンサC2が形成されている。そして
、コンデンサ電極16が接続導体17を介して感応部1
0における第1の感応部電極7に接続されることにより
、第6図の等価回路に示すように、第2のコンデンサC
2が、前述の第1のコンデンサC1に並列接続されてい
る。
この実施例の半導体センサは、上述のように構成されて
いるので、感応部10及びMO8FET20間の結合容
量が第2のコンデンサC2の容量分だけ増大し、MO8
FET20のゲート電位の変化が大きくなって、検出感
度が一層高められる。
いるので、感応部10及びMO8FET20間の結合容
量が第2のコンデンサC2の容量分だけ増大し、MO8
FET20のゲート電位の変化が大きくなって、検出感
度が一層高められる。
また、M OS F E T 20のパッシベーション
膜として機能する窒化シリコン膜6が、その機能増大の
ため、厚くされても、結合容量の低下が防止されて高検
出感度が維持される。さらに、容量値を制御し易い熱酸
化による酸化シリコン膜を誘電体とした第2のコンデン
サC2が並列接続されているので、窒化シリコン膜6の
膜特性ないしは厚さの変動に基づくセンサ索子間での特
性のばらつきも一層少なくされる。
膜として機能する窒化シリコン膜6が、その機能増大の
ため、厚くされても、結合容量の低下が防止されて高検
出感度が維持される。さらに、容量値を制御し易い熱酸
化による酸化シリコン膜を誘電体とした第2のコンデン
サC2が並列接続されているので、窒化シリコン膜6の
膜特性ないしは厚さの変動に基づくセンサ索子間での特
性のばらつきも一層少なくされる。
[発明の効果]
以上説明したように、第1の発明によれば、MOSFE
Tのゲート電極が、感応部電極とは別途に、これと絶縁
膜を介して対向する部位に形成され、比較的厚く形成さ
れる絶縁膜がゲート絶縁膜とされていないので、MOS
FETの相互コンダクタンスが高められて高検出感度が
得られ、また、MOSFETの特性が、保護膜として作
用するその絶縁膜の膜質及び厚さ等の影響を受けること
がなくなってセンサ素子間での特性が安定化し、ばらつ
きが顕箸に少なくなる。さらに、一般に直流電界に弱い
感応体に対し、ゲート電極に加えられる直流バイアス電
圧による直流電界の及ぶことを防止することができると
いう利点がある。
Tのゲート電極が、感応部電極とは別途に、これと絶縁
膜を介して対向する部位に形成され、比較的厚く形成さ
れる絶縁膜がゲート絶縁膜とされていないので、MOS
FETの相互コンダクタンスが高められて高検出感度が
得られ、また、MOSFETの特性が、保護膜として作
用するその絶縁膜の膜質及び厚さ等の影響を受けること
がなくなってセンサ素子間での特性が安定化し、ばらつ
きが顕箸に少なくなる。さらに、一般に直流電界に弱い
感応体に対し、ゲート電極に加えられる直流バイアス電
圧による直流電界の及ぶことを防止することができると
いう利点がある。
また、第2、第3の発明によれば、一方の感応部電極、
絶縁膜及びゲート電極で構成される第1のコンデンサに
、第2のコンデンサを並列接続したので、上記第1の発
明の効果に加えて、さらに、感応部及びMOSFET間
の結合容量が増大されて、検出感度を一層高めることが
でき、また、MOSFETの保護膜として作用する絶縁
膜が厚く形成されても、結合容量の低下が防止されて検
出感度を高く維持することができ、さらには、センサ素
子間での特性のばらつきを一層少なくすることができる
という利点がある。
絶縁膜及びゲート電極で構成される第1のコンデンサに
、第2のコンデンサを並列接続したので、上記第1の発
明の効果に加えて、さらに、感応部及びMOSFET間
の結合容量が増大されて、検出感度を一層高めることが
でき、また、MOSFETの保護膜として作用する絶縁
膜が厚く形成されても、結合容量の低下が防止されて検
出感度を高く維持することができ、さらには、センサ素
子間での特性のばらつきを一層少なくすることができる
という利点がある。
第1図ないし第4図はこの発明に係る半導体センサの一
実施例を示すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1
図のII−I線断面図、第3図は製造工程の一例を示づ
工程図、第4図は等価回路を示す回路図、第5図はこの
発明の伯の実施例を示!li萌記第2図と同様の断面図
、第6図は同上他の実施例の等価回路を示す回路図であ
る。 1:半導体基板、 5:ゲート電極、6:窒化シリ
コン膜(絶縁膜)、 7.9:第1、第2の感応部電極、 8:感応体 10:感応部、 16 : II ンテン”j M極、 20 :MOS
FET。
実施例を示すもので、第1図は縦断面図、第2図は第1
図のII−I線断面図、第3図は製造工程の一例を示づ
工程図、第4図は等価回路を示す回路図、第5図はこの
発明の伯の実施例を示!li萌記第2図と同様の断面図
、第6図は同上他の実施例の等価回路を示す回路図であ
る。 1:半導体基板、 5:ゲート電極、6:窒化シリ
コン膜(絶縁膜)、 7.9:第1、第2の感応部電極、 8:感応体 10:感応部、 16 : II ンテン”j M極、 20 :MOS
FET。
Claims (3)
- (1)対向形成した1対の感応部電極の間に被検知物と
の物理的又は化学的な相互作用により電気的特性が変化
する感応体が設けられた感応部と、該感応部と一体的に
形成され前記1対の感応部電極における一方の感応部電
極と絶縁膜を介して対向するゲート電極を備えたMOS
FETとを有することを特徴とする半導体センサ。 - (2)対向形成した1対の感応部電極の間に被検知物と
の物理的又は化学的な相互作用により電気的特性が変化
する感応体が設けられた感応部と、該感応部と一体的に
形成され前記1対の感応部電極における一方の感応部電
極と絶縁膜を介して対向するゲート電極を備えたMOS
FETと、該MOSFET部に形成された電極部を一方
のコンデンサ電極とし前記ゲート電極の延設部を他方の
コンデンサ電極として構成され、当該一方のコンデンサ
電極が前記一方の感応部電極に接続されたコンデンサと
を有することを特徴とする半導体センサ。 - (3)対向形成した1対の感応部電極の間に被検知物と
の物理的又は化学的な相互作用により電気的特性が変化
する感応体が設けられた感応部と、前記1対の感応部電
極における一方の感応部電極と絶縁膜を介してゲート電
極が対向されこの一方の感応部電極、絶縁膜及びゲート
電極で形成された第1のコンデンサで前記感応部に接続
されたMOSFETと、前記第1のコンデンサに並列接
続された第2のコンデンサとを有することを特徴とする
半導体センサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10846088A JPH01277746A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 半導体センサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10846088A JPH01277746A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 半導体センサ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01277746A true JPH01277746A (ja) | 1989-11-08 |
Family
ID=14485329
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10846088A Pending JPH01277746A (ja) | 1988-04-30 | 1988-04-30 | 半導体センサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01277746A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006019589A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Denso Corp | 半導体装置 |
JPWO2017081831A1 (ja) * | 2015-11-12 | 2017-11-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光センサ |
WO2018180107A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | ミツミ電機株式会社 | 湿度センサ |
US10276818B2 (en) | 2015-11-12 | 2019-04-30 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Optical sensor |
US10317287B2 (en) | 2015-11-12 | 2019-06-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Optical sensor |
-
1988
- 1988-04-30 JP JP10846088A patent/JPH01277746A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006019589A (ja) * | 2004-07-02 | 2006-01-19 | Denso Corp | 半導体装置 |
JPWO2017081831A1 (ja) * | 2015-11-12 | 2017-11-09 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 光センサ |
US10276818B2 (en) | 2015-11-12 | 2019-04-30 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Optical sensor |
US10317287B2 (en) | 2015-11-12 | 2019-06-11 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Optical sensor |
US10535827B2 (en) | 2015-11-12 | 2020-01-14 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Optical sensor |
US10658430B2 (en) | 2015-11-12 | 2020-05-19 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Photosensor |
US10866142B2 (en) | 2015-11-12 | 2020-12-15 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Optical sensor |
US11228725B2 (en) | 2015-11-12 | 2022-01-18 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Photosensor |
WO2018180107A1 (ja) * | 2017-03-31 | 2018-10-04 | ミツミ電機株式会社 | 湿度センサ |
JP2018173335A (ja) * | 2017-03-31 | 2018-11-08 | ミツミ電機株式会社 | 湿度センサ |
US11435310B2 (en) | 2017-03-31 | 2022-09-06 | Mitsumi Electric Co., Ltd. | Humidity sensor |
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