JPH0127772Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0127772Y2 JPH0127772Y2 JP1981149663U JP14966381U JPH0127772Y2 JP H0127772 Y2 JPH0127772 Y2 JP H0127772Y2 JP 1981149663 U JP1981149663 U JP 1981149663U JP 14966381 U JP14966381 U JP 14966381U JP H0127772 Y2 JPH0127772 Y2 JP H0127772Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boiling
- impression material
- temperature
- indicator lamp
- control circuit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009835 boiling Methods 0.000 claims description 24
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 24
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 14
- 238000004321 preservation Methods 0.000 claims description 5
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 235000014676 Phragmites communis Nutrition 0.000 description 1
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 1
- 239000002978 dental impression material Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 239000007787 solid Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は歯科用の印象材の加熱装置に関し、比
較的低い温度にて保持する保存状態と該保存状態
より高いボイリング温度を一定時間制御する時限
回路を備え、夫々の状態を正確に表示するもので
ある。
較的低い温度にて保持する保存状態と該保存状態
より高いボイリング温度を一定時間制御する時限
回路を備え、夫々の状態を正確に表示するもので
ある。
一般に印象材は棒状でビニール袋で密封されて
おり常温では固型となつている。ところが、患者
の歯形をとる使用時には短時間で急激に加熱して
も適度に柔らかくならず、外側は軟化しているに
も拘わらず中心側は硬化状態のままとなり実用的
でない。このため使用前には比較的低い温度にて
加熱して保存しておき、使用時には短時間ボイリ
ングして溶解し印象材全体を柔らかくする方法が
とられている。しかし乍ら前述のボイリング時間
は単に大まかな時間の目安で行つているために時
間を誤まれば極度に柔らかくなり使用時にその硬
化時間が長くなつたり所定の歯形を得ることがで
きないと共に逆に十分に柔らかくなつていない場
合は所定の歯形を得ることが出来ない欠点があつ
た。又、保存状態及びボイリング状態の夫々の状
態が不明のため、使用時に困惑を生ずる欠点があ
つた。
おり常温では固型となつている。ところが、患者
の歯形をとる使用時には短時間で急激に加熱して
も適度に柔らかくならず、外側は軟化しているに
も拘わらず中心側は硬化状態のままとなり実用的
でない。このため使用前には比較的低い温度にて
加熱して保存しておき、使用時には短時間ボイリ
ングして溶解し印象材全体を柔らかくする方法が
とられている。しかし乍ら前述のボイリング時間
は単に大まかな時間の目安で行つているために時
間を誤まれば極度に柔らかくなり使用時にその硬
化時間が長くなつたり所定の歯形を得ることがで
きないと共に逆に十分に柔らかくなつていない場
合は所定の歯形を得ることが出来ない欠点があつ
た。又、保存状態及びボイリング状態の夫々の状
態が不明のため、使用時に困惑を生ずる欠点があ
つた。
本考案は上記欠点を改良したもので以下図面に
ついて説明する。1は箱型のケース、2は該ケー
ス内に装着した加熱槽、3は前記加熱槽2の外側
壁に密着して設けたヒーター、4は該ヒーターに
直列接続したトライアツクなどの双方向性半導体
制御素子等のスイツチング素子(以下トライアツ
クと称す)、5は前記加熱槽2の外側壁に密着し
て設けた感熱素子(図示せず)により前記ヒータ
ー3を通電制御する温度制御回路で、前記加熱槽
2内を比較的低い温度(約65度)に保持する状態
(保存状態)と高い温度(約100度)にしてボイリ
ングを行なう状態(ボイル状態)の2つの設定温
度を有している。6は前記加熱槽2の外側壁に密
着して取付けられボイリング温度付近(約95度)
でONするサーマルリードスイツチの様な感熱素
子、7は時限回路で該感熱素子のON動作に基づ
き計時作動し出力信号Aによつて前記温度制御回
路5の設定温度を高くして一定時間(約10分間)
のボイリングを行なうと共に同時に出力信号Bを
取り出している。8は前記時限回路7の出力信号
BによつてONする後述するリレーの駆動用トラ
ンジスター、9は該トランジスターに直列接続し
たリレーで、交流電源に接続した常開接点10を
設けている。11,12は前記リレー9と常開接
点10間に直列に挿入したダイオードと制限抵
抗、13は印象材(H.C)の保存状態を表示する
LED等の保存表示ランプで、抵抗14とダイオ
ード15を直列に介して前記ヒーター3に並列接
続している。16は前記常開接点10とダイオー
ド11との接続部より抵抗17及びダイオード1
5を介してヒーター3の一端に接続したボイル表
示ランプで、前記時限回路7の計時作動中即ちリ
レー9が動作し、常開接点10がONした期間の
み点灯する。19はコレクターとエミツターを前
記保存表示ランプ13に並列接続しベースをボイ
ル表示ランプ16側の一端に接続した前記保存表
示ランプ13の表示制御用トランジスター、20
は前記リレー9の常開接点10に並列接続したボ
イルスイツチ18は前記ボイル表示ランプ16側
に接続した前記ボイル表示ランプ16の誤表示防
止用のダイオードである。
ついて説明する。1は箱型のケース、2は該ケー
ス内に装着した加熱槽、3は前記加熱槽2の外側
壁に密着して設けたヒーター、4は該ヒーターに
直列接続したトライアツクなどの双方向性半導体
制御素子等のスイツチング素子(以下トライアツ
クと称す)、5は前記加熱槽2の外側壁に密着し
て設けた感熱素子(図示せず)により前記ヒータ
ー3を通電制御する温度制御回路で、前記加熱槽
2内を比較的低い温度(約65度)に保持する状態
(保存状態)と高い温度(約100度)にしてボイリ
ングを行なう状態(ボイル状態)の2つの設定温
度を有している。6は前記加熱槽2の外側壁に密
着して取付けられボイリング温度付近(約95度)
でONするサーマルリードスイツチの様な感熱素
子、7は時限回路で該感熱素子のON動作に基づ
き計時作動し出力信号Aによつて前記温度制御回
路5の設定温度を高くして一定時間(約10分間)
のボイリングを行なうと共に同時に出力信号Bを
取り出している。8は前記時限回路7の出力信号
BによつてONする後述するリレーの駆動用トラ
ンジスター、9は該トランジスターに直列接続し
たリレーで、交流電源に接続した常開接点10を
設けている。11,12は前記リレー9と常開接
点10間に直列に挿入したダイオードと制限抵
抗、13は印象材(H.C)の保存状態を表示する
LED等の保存表示ランプで、抵抗14とダイオ
ード15を直列に介して前記ヒーター3に並列接
続している。16は前記常開接点10とダイオー
ド11との接続部より抵抗17及びダイオード1
5を介してヒーター3の一端に接続したボイル表
示ランプで、前記時限回路7の計時作動中即ちリ
レー9が動作し、常開接点10がONした期間の
み点灯する。19はコレクターとエミツターを前
記保存表示ランプ13に並列接続しベースをボイ
ル表示ランプ16側の一端に接続した前記保存表
示ランプ13の表示制御用トランジスター、20
は前記リレー9の常開接点10に並列接続したボ
イルスイツチ18は前記ボイル表示ランプ16側
に接続した前記ボイル表示ランプ16の誤表示防
止用のダイオードである。
次に動作について述べると初めに加熱槽2内に
適量の水を入れると共に印象材(H.C)を収納す
る。そして、交流電源を接続すると温度制御回路
5によりトライアツク4をONせしめて比較的低
い温度により加熱槽2内の水及び印象材(H.C)
を加熱する。この時、保存表示ランプ13は抵抗
14、ダイオード15を介して点灯する。そして
感熱素子によつて低い温度を保持せしめ印象材
(H.C)の略全体を柔らかくする。
適量の水を入れると共に印象材(H.C)を収納す
る。そして、交流電源を接続すると温度制御回路
5によりトライアツク4をONせしめて比較的低
い温度により加熱槽2内の水及び印象材(H.C)
を加熱する。この時、保存表示ランプ13は抵抗
14、ダイオード15を介して点灯する。そして
感熱素子によつて低い温度を保持せしめ印象材
(H.C)の略全体を柔らかくする。
而して、印象材(H.C)の使用時において、ボ
イルスイツチ20をONにすると、時限回路7に
電圧が印加され出力信号Bによつて駆動用トラン
ジスター8をONにしリレー9を駆動せしめて常
開接点10をONにし自己保持を行なうと共に出
力信号Aによつて温度制御回路5の設定温度を高
くしヒーター3を略全通電状態としボイリング状
態を早くする。一方、常開接点10のON動作に
伴ないダイオード15、抵抗13を介してボイル
表示ランプ16が点灯すると共に表示制御用トラ
ンジスター19をONにし保存表示ランプ13を
OFFにする。
イルスイツチ20をONにすると、時限回路7に
電圧が印加され出力信号Bによつて駆動用トラン
ジスター8をONにしリレー9を駆動せしめて常
開接点10をONにし自己保持を行なうと共に出
力信号Aによつて温度制御回路5の設定温度を高
くしヒーター3を略全通電状態としボイリング状
態を早くする。一方、常開接点10のON動作に
伴ないダイオード15、抵抗13を介してボイル
表示ランプ16が点灯すると共に表示制御用トラ
ンジスター19をONにし保存表示ランプ13を
OFFにする。
やがて、ボイリング温度付近に達すると感熱素
子6がONし時限回路7が計時動作を開始し約1
0分間ボイリング状態を継続せしめる。約10分間
経過すると、夫々の出力信号A,Bの信号は停止
しリレー9がOFFして常開接点10がOFFしボ
イル表示ランプ16が消灯し保存表示ランプ13
が点灯し、温度制御回路5は通常の低い温度の設
定状態となる。この時点で印象材(H.C)は適度
に溶解しており患者の歯形とりを行なう。
子6がONし時限回路7が計時動作を開始し約1
0分間ボイリング状態を継続せしめる。約10分間
経過すると、夫々の出力信号A,Bの信号は停止
しリレー9がOFFして常開接点10がOFFしボ
イル表示ランプ16が消灯し保存表示ランプ13
が点灯し、温度制御回路5は通常の低い温度の設
定状態となる。この時点で印象材(H.C)は適度
に溶解しており患者の歯形とりを行なう。
もし、この時点で患者に印象材(H.C)の使用
を行なわなかつた場合は前述の様にボイリング状
態から保存状態になることから、次の使用時の準
備状態となる。
を行なわなかつた場合は前述の様にボイリング状
態から保存状態になることから、次の使用時の準
備状態となる。
尚、本考案はスイツチング素子としてトライア
ツクを用いたが、リレー、或いはトランジスター
等であつてもよい。
ツクを用いたが、リレー、或いはトランジスター
等であつてもよい。
以上の様に本考案は印象材を収納する加熱槽
と、印象材を加熱するヒーターと、該ヒーターを
制御する温度制御回路と、該温度制御回路により
前記印象材を所定温度に保存する保存手段と、ス
イツチにより前記温度制御回路の設定温度を高く
し前記印象材を一定時間ボイリングを行なう時限
回路を有したボイル手段と、前記保存手段及びボ
イル手段の夫々の動作状態を表示する保存表示ラ
ンプ及びボイル表示ランプとからなるものである
から、印象材の保存状態及びボイル状態を夫々の
表示ランプによつて表示するため、常に印象材の
温度状態を表示でき誤使用を防止できる。又、ボ
イル状態においては自動的にボイル時間を設定で
き必要以上に印象材を溶解したり或いは十分な溶
解ができないといつたことがなくなる。
と、印象材を加熱するヒーターと、該ヒーターを
制御する温度制御回路と、該温度制御回路により
前記印象材を所定温度に保存する保存手段と、ス
イツチにより前記温度制御回路の設定温度を高く
し前記印象材を一定時間ボイリングを行なう時限
回路を有したボイル手段と、前記保存手段及びボ
イル手段の夫々の動作状態を表示する保存表示ラ
ンプ及びボイル表示ランプとからなるものである
から、印象材の保存状態及びボイル状態を夫々の
表示ランプによつて表示するため、常に印象材の
温度状態を表示でき誤使用を防止できる。又、ボ
イル状態においては自動的にボイル時間を設定で
き必要以上に印象材を溶解したり或いは十分な溶
解ができないといつたことがなくなる。
第1図は本考案の印象材加熱装置の外観斜視
図、第2図は電気回路図である。 2……加熱槽、3……ヒーター、5……温度制
御回路、7……時限回路、13……保存表示ラン
プ、16……ボイル表示ランプ、H.C……印象
材。
図、第2図は電気回路図である。 2……加熱槽、3……ヒーター、5……温度制
御回路、7……時限回路、13……保存表示ラン
プ、16……ボイル表示ランプ、H.C……印象
材。
Claims (1)
- 印象材を収納する加熱槽と、印象材を加熱する
ヒーターと、該ヒーターを制御する温度制御回路
と、該温度制御回路により前記印象材を所定温度
に保持する保存手段と、スイツチにより前記温度
制御回路の設定温度を高くし前記印象材を一定時
間ボイリングを行なう時限回路を有したボイル手
段と、前記保存手段及びボイル手段の夫々の動作
状態を表示する保存表示ランプ及びボイル表示ラ
ンプとからなる印象材加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14966381U JPS5854098U (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 印象材加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14966381U JPS5854098U (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 印象材加熱装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5854098U JPS5854098U (ja) | 1983-04-12 |
JPH0127772Y2 true JPH0127772Y2 (ja) | 1989-08-23 |
Family
ID=29942427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14966381U Granted JPS5854098U (ja) | 1981-10-07 | 1981-10-07 | 印象材加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5854098U (ja) |
-
1981
- 1981-10-07 JP JP14966381U patent/JPS5854098U/ja active Granted
Non-Patent Citations (1)
Title |
---|
IC-POT DX3TYPE=1981 * |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5854098U (ja) | 1983-04-12 |
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