JPH01277296A - 音声合成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は音声を発生させる音声合成装置に関するもので
ある。

従来の技術 従来、この種の音声合成を利用した装置は、教育システ
ム、産業用ロボット、車載用製品、家電品などの分野に
おいて、報知機能、警報等に利用されている。

一方、低価格の音声合成装置では１時計や音声メモなど
に電池を電源として使用したものが実用化されている。

かかる電池を電源とした装置は小型で、しかも。

音圧レベルも小さいことから乾電池によって装置の全て
の動作を行っており１例えば、第４図に示す如く２はＲ
ＯＭで、ディジタル処理した音声データを記憶させてな
るものである。１は音声合成ＬＳＩで、前記のＲＯＭ　
２から引出した前記の音声データを読込み、かつ９組立
てて合成された音声’６Ｄ△変換を行ってアナログ信号
を出力する機能を有するものである。３は操作スイッチ
で、音声合成を行う時に前記の音声合成ＬＳＩ　１に操
作信号を入力するものである。４及び５は夫々フィルタ
及びアンプで、フィルタ４は前記の音声合成ＬＳＩ　１
を介して出力するアナログ信号に含まれた高周波信号の
ノイズを排除するものであり、また、アンプ５はフィル
タ４を介して高周波信号のノイズを排除した高周波信号
を増幅するものである。６はスピーカで、フィルタ４及
びアンプ５を介して増幅された信号を音声として発音す
るものである。７は乾電池による電源で、これらの音声
合成ＬＳ１１゜ＲＯＭ　２１フィルタ４．アンプ５及び
スピーカ６などの一切の動作の電源となるものである。

かかる構成の装置を用いて音声を発生させる場合、まず
、操作スイッチ６によって音声合成ＬＳ１１に操作信号
を入力する。この操作信号を入力した音声合成ＬＳＩ　
１は、その信号を受けてＲＯＭ　２から引出した前記の
音声データを読込み、音声合成を行い、　Ｄ／Ａ変換を
行ったアナログ信号を出力する。この時、出力されたア
ナログ信号はディジタル信号から変換されたものである
ため高周波ノイズを多く含んでいるので、フィルタ４を
介してノイズを排除し、更に、アンプ５によって前記の
信号出力を増幅し、この増幅した信号を音声としてスピ
ーカ６から発音する。

発明が解決しようとする課題 しかるにかかる装置にあっては装置の使用回数がかさな
ると電池７の出力電圧が低下してしまい。

この低下した電池７の出力電圧が装置の動作保証電圧値
以下になった場合、突然１発音の停止などによって音声
合成機能を失ってしまうことが多く。

電池交換までの間、装置は使用出来なくなるなどの不都
合が生じる欠点があった。

課題を解決するための手段 本発明は上記の欠点を除くためになされたものであり、
ディジタル処理した通常音声データと警報音声データと
を記憶させた音声データＲＯＭと。

ＲＯＭから引出した前記の夫々の音声データを組立る音
声合成ＬＳＩと、外部からの操作によってＲＯＭ及び音
声合成ＬＳＩを制御する制御素子と、制御素子へ音声合
成指示信号を入力する操作スイッチと。

制御素子等への電源を供給する電池等を備えてなシ、ま
た電池の電圧低下を検出するとともにこの検出した結果
を前記の制御素子に入力する電圧低下検出素子を備え、
更に制御素子は、電圧低下検出素子からの出力信号の入
力中前記の操作スイッチが操作された場合に電池の出力
電圧を一定値以下と判断された場合、音声合成時間中に
電圧低下を報知する別の音声データ信号を出力する機能
を有する様にしたものである。

作用 このようにしたことにより、電圧低下検出素子からの出
力が前記の制御素子に入力中に制御素子に音声合成指示
信号が入力された場合、制御素子は電池の出力電圧が一
定値（以下、装置の動作保証電圧値）以下であると判断
した場合、音声合成ＬＳＩを介して音声データＲＯＭに
格納された警報音声データを呼出して音声合成を行い１
通常音声合成時とは異なる別の音声をスピーカから発生
し。

装置の操作者に電池の交換を促す。

実施例 以下１本発明の一実施例を図面に従って説明する。

実施例の構成を示す第１図において第４図と同一番号を
付した部分は共通部分なので説明を省略する。図におい
て８は電圧低下検出素子で前記の電池７を電源とする装
置の動作保証電圧をチエツクするものである。９はマイ
コンなどよりなる制御素子で、前記のディジタル処理し
た通常音声データと警報音声データとが格納されている
音声データＲＯＭ　２及び音声合成ＬＳＩ　ｉの動作を
制御するものである。また制御素子９は、前記の電圧低
下検出素子８からの出力が入力中に操作スイッチ３によ
って音声合成指示信号が入力された時、電池７の出力電
圧が装置の動作保証電圧値以下に低下したと判断してス
ピーカ６から通常の音声合成とは異なる音声を発生させ
た後９通常の音声合成を行う機能を有している。

かかる構成の装置を用いて音声を発音させる場合、第２
図に示す如く操作スイッチ３を操作して制御素子９に音
声合成指示信号を入力する。この音声合成指示信号が制
御素子９に入力された時。

制御素子９に電圧低下検出素子８からの入力信号が入力
されてなかった場合には制御素子９によって電池７の出
力電圧が装置の動作保証電圧値以上と判断され、制御素
子９は音声合成ＬＳＩ　ｉを介して音声データ几ＯＭ　
２から通常の音声データを読込み、音声合成を行い、　
Ｄ／Ａ変換を行ったアナログ信号を出力する。この出力
されたアナログ信号の高周波ノイズをフィルタ４を介し
て排除し、更に。

アンプ５を介して増幅、スピーカ６から音声を発生する
。

もし、操作スイッチ３を操作して制御素子９に音声合成
指示信号を入力した時に制御素子９に電圧低下検出素子
８からの入力信号が入力中の場合には、制御素子９によ
って電池７の出力電圧が装置の動作保証電圧値以下と判
断され、制御素子９は音声合成ＬＳＩ　１　ｔｌ−介し
て音声データＲＯＭ　２の一部に格納された警報音声の
音声データを読込み。

音声合成°を行い、アンプ５を介してスピーカ６から音
声合成とは異なる警報音声を発生する。

この警報音声の内容は１通常の音声データを読込み、音
声合成を行った音声と異なる種類のものであればなんで
も良い。

操作者はこの警報音声によって電池７を交換した後、操
作スイッチ３を操作すると、前記の如くスピーカ６から
は正常の音声合成による音声を発生する。

また警報音声は、音声合成の途中、若しくは終了後に発
生するようにさせても、同様に警報の役目を果たす。

発明の効果 以上９本発明によると、電圧低下検出素子からの出力が
前記の制御素子に入力中に同制御素子に音声合成指示信
号が入力された場合、制御素子は電池が装置の動作保証
電圧値以下であると判断して音声合成ＬＳＩ　＠介して
音声データＲＯＭに格納された警報音声データを呼出し
て音声合成を行い。

通常音声合成時とは異なる別の警報音声をスピーカから
発生するので、電池の出力電圧低下を予め認識出来るよ
うになって電池の交換時期が明確になυ、電池の出力電
圧が装置の動作保証電圧値以下になった場合でも、突然
９発音の停止などと云う音声合成機能を失ってしまった
υ、電池交換までの間、装置が使用出来なく表るなどの
不都合が生じることのない音声合成装置を提供出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例による音声合成装置のブロッ
ク図、第２図は同音声合成時のフローチャート、第３図
は同音声データＲＯＭの内容を説明するための図、第４
図は従来の同ブロック図である。 １・・・音声合成ＬＳＩ　。 ２・・・音声データＲＯＭ　。 ３・・・操作スイッチ。 ７・・・電池。 ８・・・電圧低下検出素子。 ９・・・制御素子。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ディジタル処理した通常音声データと警報音声データと
   を記憶させた音声データＲＯＭ（２）と、ＲＯＭ（２）
   から引出した前記の夫々の音声データを組立る音声合成
   ＬＳＩ（１）と、外部からの操作によってＲＯＭ（２）
   及び音声合成ＬＳＩ（１）を制御する制御素子（９）と
   、制御素子（９）へ音声合成指示信号を入力する操作ス
   イッチ（３）と、制御素子（９）等への電源を供給する
   電池（７）等を備えてなる音声合成装置において、電池
   （７）の電圧低下を検出するとともに、この検出した結
   果を前記の制御素子（９）に入力する電圧低下検出素子
   （８）を備え、更に制御素子（９）は、電圧低下検出素
   子（８）からの出力信号の入力中前記の操作スイッチ（
   ３）が操作された場合に電池（７）の出力電圧を一定値
   以下と判断された場合、音声合成時間中に電圧低下を報
   知する別の音声データ信号を出力する機能を有すること
   を特徴とする音声合成装置。