JPH01277026A - 帰還形パルス幅変調方式a/d変換器 - Google Patents

帰還形パルス幅変調方式a/d変換器

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JPH01277026A
JPH01277026A JP10657088A JP10657088A JPH01277026A JP H01277026 A JPH01277026 A JP H01277026A JP 10657088 A JP10657088 A JP 10657088A JP 10657088 A JP10657088 A JP 10657088A JP H01277026 A JPH01277026 A JP H01277026A
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孝 桑原
Yasunari Yamane
山根 康徳
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Yokogawa Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、帰還形パルス幅変調方式A/D変換器に関す
るものであり、詳しくは分解能の改善に関するものであ
る。
(従来の技術) A/D変換器の一種に、帰還形パルス幅変調方式A/D
変換器がある。
第6図はこのようなA/D変換器の一例を示す構成説明
図である。第6図において、1は被変換アナログ入力信
号Vχの入力端子、2は矩形波信号発生器であり、これ
ら入力端子1および矩形波信号発生器2の出力端子は積
分器3の入力端子に接続されている。4はコンパレータ
であり、積分器3の出力信号IN’I”と接地電位とを
比較する。
このコンパレータ4の出力端子はフリップフロップ6の
データ端子に接続されている。5はカウントクロック発
生器であり、その出力端子はフリップフロップ6のクロ
ック端子に接続されるとともにアンドゲート9の第3の
入力端子に接続されている。フリップフロップ6はコン
パレータ4の出力信号PWMをカウントクロックCLK
に同期させるものであり、その出力信号はアンドゲート
9の第3の入力端子に加えられるとともに切換スイッチ
回路8に切換駆動信号FBとして加えられている。切換
スイッチ回路8の一方の固定接点aには基準電圧源子■
sの陽極側が接続され、他方の固定接点には基準電圧源
−Vsの負極側が接続され、可動接点は積分器3の入力
端子に接続されている。なお、基準電圧源子Vsの負極
側および基準電圧源−Vsの陽極側はそれぞれ接地−電
位点に接続されている。7は制御信号発生器であり、そ
の出力端子はアンドゲート9の第1の入力端子に接続さ
れている。この制御信号発生器7の出力信号CTI、の
周期は、矩形波信号発生器2の出力信号Ecの周期の少
なくとも2倍に設定される。10Iはアンドゲート9か
ら出力されるタロツクパルスCLKをカウントするカウ
ンタである。
第7図は、このような回路の動作を説明するためのタイ
ミングチャートである。第7図において、(ア)は矩形
波信号発生器2から出力される矩形波信号ECを示し、
(イ)は積分器3の出力信号INTを示し、(つ)はフ
リップフロップ6の出力信号を示し、(1)はカウント
クロック発生器5の出力パルスCLKを示し、(オ)は
制御信号発生器7の出力パルスCTLを示し、(力)は
オアゲート9の出力信号OUTを示している。
矩形波信号発生器2の出力レベルは例えばHレベルで+
5V、Lレベルで一5vになるように設定され、基準電
圧源子Vs 、−vsの出力レベルも例えば+5V、−
5Vになるように設定されている。積分器3の入力抵抗
に着目すると、矩形波信号発生器2から入力される電流
が各基準電圧源子v、、−Vsから入力される電流の例
えば2゜5倍になるように設定されている。また、被変
換アナログ入力信号Vχとの関係は、被変換アナログ入
力信号Vχから積分器3に入力される電流の最大値が各
基準電圧源子Vs、−Vsから入力される電流と等しく
なるように設定されている。
矩形波信号Ecが立ち上がる時刻t、において切換スイ
ッチ回路8の可動接点は基準電圧源+VS側の固定接点
aに切換接続され、制御信号発生器7の出力信号CTL
も立ち上がる。この状態では、積分器3には被変換アナ
ログ入力信号Vχ。
矩形波信号子Ecおよび基準電圧源子VSのそれぞれに
関連した電流が入力され、積分器3の出力信号IN’l
’は最大傾斜で減少して時刻t2で零レベルになる。積
分器3の出力信号IN’I’が零レベルになるとコンパ
レータ4の出力信号は反転し、フリップフロップ6の出
力信号もHレベルになる。
フリップフロップ6の出力信号がHレベルになることに
より切換スイッチ回路8の可動接点は基準電圧源−VS
側の固定接点すに切換接続される。
これにより、積分器3には被変換アナログ入力信号Vχ
、矩形波信号十Ecおよび基準電圧源−VSのそれぞれ
に関連した電流が入力され、積分器3の出力信号IN’
[’は最大傾斜よりも緩い傾斜で減少する。また、フリ
ップフロップ6の出力信号がHレベルになることにより
アンドゲート9が開かれ、カウントクロック発生器5の
出力パルスCL、 Kはカウンタ10に加えられてカウ
ントされることになる。矩形波信号Ecは立ち上がり時
刻t1から一定の時間T/2が経過した時刻t3で立ち
下がる。これにより、積分器3には被変換アナログ入力
信号Vχ、矩形波信号−ECおよび基準電圧源−Vsの
それぞれに関連した電流が入力されて積分器3の出力信
号IN’l”は反転し、最大傾斜で増加して時刻t4で
零レベルになる。積分器3の出力信号INTが零レベル
になるとコンパレータ4の出力信号は再び反転してフリ
ップフロッグ6の出力信号はLレベルになる。フリップ
フロップ6の出力信号がLレベルになることにより切換
スイッチ回路8の可動接点は基準電圧源+Vs側の固定
接点すに切換接続される。この状態では、積分器3には
被変換アナログ入力信号Vχ、矩形波信号−Ecおよび
基準電圧源十Vsのそれぞれに関連した電流が入力され
、積分器3の出力信号INTは最大傾斜よりも緩い傾斜
で増加する。また、フリップフロップ6の出力信号がL
レベルになることによりアンドゲート9は閉じられ、カ
ウンタ10はカウントクロック発生器5から出力される
タロツクパルスCLKのカウントを中断してカウント値
を保持する。矩形波信号Ecは立ち下がり時刻1コから
一定の時間T/2が経過した時刻t5で立ち上がる。以
下、同様の動作を時刻t6で制御信号CTLが立ち下が
るまでの間繰り返す、第7図では、制御信号CTLは矩
形波信号ECの2周期間Hレベルが保たれている。
これにより、カウンタ10は、矩形波信号Ecの2周期
間の積分によるパルス幅信号PWMの時間に関連したク
ロックパルスCLKをカウントする。従って、被変換ア
ナログ入力信号Vχが零の時とフルスケールの時におけ
るカウンタ10のカウント値を予め校正しておくことに
より、カウンタ10のカウント値から未知の被変換アナ
ログ入力信号Vχの値を求めることができる。
(発明が解決しようとする問題点) ところで、このように構成されるA/D変換器の分解能
はカウンタ10に加えられるクロックパルスCLKの周
波数と制御信号C’T’ Lにより制御されるカウンタ
10のカウント時間によって決定される。すなわち、従
来の構成では、カウンタ10に加えられるクロックパル
スCLKの周波数を高くし、カウンタ10のカウント時
間を長くすることにより測定分解能を高めることができ
る。
しかし、クロックパルスCLKの周波数を高くしな場合
には回路素子としてクロックパルスの周波数に応じて高
速素子を用いなければならず、コストが高くなってしま
う。
また、カウント時間を長くすると測定時間が長くなり、
高速測定が行えなくなる。
本発明は、このような点に着目したものであり、その目
的は、比較的低速の回路素子を用いながら −比較的短
時間で高分解能の測定が行える帰還形パルス幅変調方式
A/D変換器を提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本発明の帰還形パルス幅変調方式A/D変換器は、 矩形波信号発生手段と、 正負一対の基準電圧源と、 この基準電圧源の出力を選択的に送出するスイッチ回路
と、 前記矩形波信号、前記スイッチ回路を介して送出される
基準電圧源の出力信号および被変換アナログ入力信号を
加算して積分する積分器と、この積分器の出力信号と接
地電位を比較するコンパレータと、 前記矩形波信号の周期よりも短い周期を有し矩形波信号
に同期したn相(nは2以上)のカウントクロックパル
スを出力するカウントクロックパルス発生手段と、 前記コンパレータの出力信号と各カウントクロックパル
スを入力としてコンパレータの出力信号をそれぞれのカ
ウントクロックパルスに同期させるとともに、これら同
期化された信号に従って前記積分器に入力される電流の
平均値が零になるように前記スイッチ回路を駆動する同
期化手段と、少なくとも前記矩形波信号の2倍の周期を
有し矩形波信号に同期した制御信号を出力する制御信号
発生手段と、 カウントクロックパルスの各相の系統毎に設けられ、そ
れぞれに対応した相のカウントクロックパルス、対応し
た相の同期化された信号および制御信号が入力される複
数n個のゲートと、これら各ゲートから出力されるカウ
ントクロツクパルスをカウントする複数n個のカウンタ
、とで構成されたことを特徴とする。
(実施例) 、以下、図面を用いて本発明の実施例を詳細に説明する
第1図は本発明の一実施例を示す構成説明図であり、第
6図と同一部分には同一符号を付けている。第1図にお
いて、11はアンドゲート、12はナントゲートであり
、それぞれの一方の入力端子にはカウントクロックパル
ス5の出力信号CLKが入力され、他方の入力端子はH
レベルにプルアップされている。これらゲート11.1
2からは位相が180°ずれたクロックパルスCLK。
CLK−が出力されることになる。13.14はフリッ
プフロップであり、各データ端子りにはそれぞれコンパ
レータ4の出力信号PWMが入力されている。フリップ
フロップ13のクロック端子にはアンドゲート11から
出力されるクロックパルスCLKが入力され、フリップ
フロップ14のタロツク端子にはナントゲート12から
出力されるクロックパルスCLK−が入力されている。
15はノアゲート、16はナントゲートであり、それぞ
れの一方の入力端子にはフリップフロップ13の出力信
号Aが入力され、他方の入力端子にはフリップフロップ
14の出力信号Bが入力されている。ノアゲート15の
出力信号Xはフリップフロップ17のクロック端子に入
力され、ナントゲート16の出力信号Yはフリップフロ
ップ17のクリア端子に入力されている。フリップフロ
ップ17のデータ端子はHレベルにプルアップされ、出
力信号はスイッチ回路8に切換スイッチ回路8に切換駆
動信号FBとして加えられている。18゜20はアンド
ゲートであり、それぞれの第1の入力端子には制御信号
発生器7の出力信号CT Lが加えられている。アンド
ゲート18の第2の入力端子にはフリップフロップ13
の出力信号Aが加えられ、第3の入力端子にはアンドゲ
ート11の出力信号CLKが加えられ、出力端子にはカ
ウンタ19が接続されている。アンドゲート20の第2
の入力端子にはフリップフロップ14の出力信号Bが加
えられ、第3の入力端子にはナントゲート12の出力信
号CLK−が加えられ、出力端子にはカウンタ21が接
続されている。
第2図および第3図はこのような回路の動作を説明する
ためのタイミングチャートであり、第2図はカウンタ1
9,21のカウント値が等しい場合を示し、第3図はカ
ウンタ19.21のカウント値が異なる場合を示してい
る。第2図および第3図において、(ア)はコンパレー
タ4の出力信号PWMを示し、(イ)はアンドゲート1
1の出力信号CLKを示し、(つ)はナントゲート12
の出力信号CLK−を示し、(1)はフリップフロップ
13の出力信号Aを示し、(オ)はフリップフロップ1
4の出力信号Bを示し、(力)はノアゲート15の出力
信号Xを示し、(キ)はナントゲート16の出力信号Y
を示し、(り)はフリップフロップ17の出力信号FB
を示している。
まず、第2図について説明する。アンドゲート11の出
力信号CLKとナントゲート12の出力信号CLK−の
位相は180°異なっている。フリップフロップ13は
コンパレータ4の出力信号PWMを時刻t1で立ち下が
った後の時刻1コにおけるクロックパルスCLKの最初
の立ち上がりに同期させて出力信号Aとして送出し、フ
リップフロップ14は同じコンパレータ4の出力信号P
WMをクロックパルスCLKの立ち上がりよりも1/2
周期早い時刻t2で立ち上がるクロックパルスCLK−
に同期させて出力信号Bとして送出する。フリップフロ
ップ13の出力信号Aはコンパレータ4の出力信号PW
Mが時刻t4で反転した後の時刻t6におけるクロック
パルスCLKの最初の立ち上がりに同期して反転し、フ
リップフロップ14の出力信号Bはコンパレータ4の出
力信号PWMが時刻t4で反転した後の時刻t5におけ
るクロックパルスCLK−の最初の立ち上がりに同期し
て反転する。ここで、これら出力信号A、Bのパルス幅
は等しくなる。ノアゲート15からは出力−信号Bが立
ち上がる時刻t2で立ち下がり出力信号Aが立ち下がる
時刻上6で立ち上がる出力信号Xが7リツプフロツプ1
7のクロック端子に送出され、ナントゲート16からは
出力信号Aが立ち上がる時刻t、で立ち下がり出力信号
Bが立ち下がる時刻t5で立ち上がる出力信号Yがフリ
ップフロップ17のクリア端子に送出される。フリップ
フロップ17からは、出力信号Yが立ち下がる時刻t3
で立ち下がり出力信号Xが立ち上がる時刻t6で立ち上
がる出力信号FBがスイッチ回路8に切換駆動信号とし
て帰還される。
ここで、出力信号A、B、FBのパルス幅は等しい。
従って、出力信号Aのパルス幅に対応したカウンタ19
のカウント値と出力信号Bのパルス幅に対応したカウン
タ21のカウント値の加算値を総カウント値とすること
により、従来と同様のクロック周波数およびカウンタ1
9.21のカウント時間でありながら従来に比べて2倍
の分解能が得られる。なお、スイッチ回路8には総カウ
ント値に対応したパルス幅が帰還されることになる。
次に、第3図について、第2図と異なる部分を説明する
。フリップフロップ13の出力信号Aはコンパレータ4
の出力信号PWMが時刻t4で反転した後の時刻t5に
おけるタロツクパルスCLKの最初の立ち上がりに同期
して反転し、ブリップフロップ14の出力信号Bはコン
パレータ4の出力信号PWMが時刻t4で反転した後の
時刻t6におけるクロックパルスCLK−の最初の立ち
上がりに同期して反転する。ここで、出力信号Bのパル
ス幅は出力信号Aのパルス幅よりもクロックの1周期分
長くなる。ノアゲート15からは出力信号Bが立ち上が
る時刻t2で立ち下がり出力信号Bが立ち下がる時刻t
6で立ち上がる出力信号Xがフリップフロップ17のク
ロック端子に送出され、ナントゲート16からは出力信
号Aが立ち上がる時刻1コで立ち下がり出力信号Aが立
ち下がる時刻t5で立ち上がる出力信号Yがフリップフ
ロップ17のクリア端子に送出される。フリップフロッ
プ17からは、出力信号Yが立ち下がる時刻1コで立ち
下がり出力信号Xが立ち上がる時刻t6で立ち上がる出
力信号FBがスイッチ回路8に切換駆動信号として帰還
される。ここで、出力信号FBのパルス幅は、出力信号
Aよりもクロックの1/2周期分長くなり、出力信号B
よりもクロックの1/2周期分短くなっている。
従って、この場合も、出力信号Aのパルス幅に対応した
カウンタ19のカウント値と出力信号Bのパルス幅に対
応したカウンタ21のカウント値の加算値を総カウント
値とすることにより、従来に比べて2倍の分解能が得ら
れる。そして、スイッチ回路8には総カウント値に対応
したパルス幅が帰還されることになる。
このような回路構成素子としては従来回路と同様のクロ
ック周波数に応答できるものであればよく、特別な高速
素子を用いなくてもよい、また、カウンタ19,21の
カウント時間は従来と等しくてよく、測定時間が長くな
ることもない。
第4図は本発明の他の実施例を示す構成説明図であり、
第1図と同一部分には同一符号を付けている。第4図に
おいて、22はフリップフロップであり、23は排他的
オアゲートである。フリッ7’ 70ツブ22のデータ
端子にはコンパレータ4の出力信号PWMが加えられ、
クロック端子にはは排他的オアゲート23の出力信号2
が加えられている。排他的オアゲート23には、フリッ
プフロップ13の出力信号Aおよびフリップフロップ1
4の出力信号Bが加えられている。
第5図はこのような回路の動作を説明するためのタイミ
ングチャートであり、(ア)はコンパレータ4の出力信
号PWMを示し、(イ)はアンドゲート11の出力信号
CL Kを示し、(つ)はナントゲート12の出力信号
CLK−を示し、(工)はフリップフロップ13の出力
信号Aを示し、(オ)はフリップフロップ14の出力信
号Bを示し、(力)は排他的オアゲート23の出力信号
Zを示し、(キ)はフリップフロップ22の出力信号F
Bを示している。
フリップフロップ13.14からは第3図と同様の時間
関係で出力信号A、Bが送出される。排他的オアゲート
23からは出力信号A、Bのいずれか一方がHレベルの
状態に応じた出力信号Zがフリップフロップ22のクロ
ック信号として送出される、フリップフロップ22は、
コンパレータの出力信号PWMを排他的オアゲート23
の出力信号Zに同期させてスイッチ回路8に切換駆動信
号FBとして帰還させる。ここで、フリップフロップ2
2の出力信号FBのパルス幅は、第3図と同様に、出力
信号Aよりもクロックの1/2周期分長くなり、出力信
号Bよりもクロックの1/2周期分短くなっている。
従って、この場合も、出力信号Aのパルス幅に対応した
カウンタ19のカウント値と出力信号Bのパルス幅に対
応したカウンタ21のカウント値の加算値を総カウント
値とすることにより、従来に比べて2倍の分解能が得ら
れる。そして、スイッチ回路8には総カウント値に対応
したパルス幅が帰還されることになる。
このような回路構成素子も従来回路と同様のクロック周
波数に応答できるものであればよく、特別な高速素子を
用いなくてもよい、また、カウンタ19.21のカウン
ト時間は従来と等しくてよく、測定時間が長くなること
もない。
なお、上記実施例では、いずれもカウントクロック発生
器の出力パルスを2相化する例を示したが、必要に応じ
て3相以上に多相化してもよい。
このように多相化することにより、得ようとする測定分
解能に従来必要とされた回路素子の動作速度条件を相対
的に緩和できて低コスト化を図ることができ、測定時間
を短縮することもできる。
(発明の効果) 以上説明したように、本発明、によれば、比軸的低速の
回路素子を用いながら比較的短時間で高分解能の測定が
行える帰還形パルス幅変調方式A/D変換器が実現でき
、実用上の効果は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図お
よび第3図は第1図の動作を説明するためのタイミング
チャート、第4図は本発明の他の実施例を示す構成説明
図、第5図は第4図の動作を説明するためのタイミング
チャート、第6図は従来の回路の一例を示す構成説明図
、第7図は第6図の動作を説明するためのタイミングチ
ャートである。 1・・・被変換アナログ電圧入力端子、2・・・矩形波
信号発生器、3・・・積分器、4・・・コンパレータ、
5・・・カウントクロック発生器、7・・・制御信号発
生器、11.18.20・・・アンドゲート、12.1
6・・・ナントゲート、13.14.17.22・・・
フリップフロップ、15・・・ノアゲート、19.21
・・・カウンタ、23・・・排他的オアゲート。 第1図 第2図 第3図 第4図 第5図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 矩形波信号発生手段と、 正負一対の基準電圧源と、 この基準電圧源の出力を選択的に送出するスイッチ回路
    と、 前記矩形波信号、前記スイッチ回路を介して送出される
    基準電圧源の出力信号および被変換アナログ入力信号を
    加算して積分する積分器と、この積分器の出力信号と接
    地電位を比較するコンパレータと、 前記矩形波信号の周期よりも短い周期を有し矩形波信号
    に同期したn相(nは2以上)のカウントクロックパル
    スを出力するカウントクロックパルス発生手段と、 前記コンパレータの出力信号と各カウントクロックパル
    スを入力としてコンパレータの出力信号をそれぞれのカ
    ウントクロックパルスに同期させるとともに、これら同
    期化された信号に従つて前記積分器に入力される電流の
    平均値が零になるように前記スイッチ回路を駆動する同
    期化手段と、少なくとも前記矩形波信号の2倍の周期を
    有し矩形波信号に同期した制御信号を出力する制御信号
    発生手段と、 カウントクロックパルスの各相の系統毎に設けられ、そ
    れぞれに対応した相のカウントクロックパルス、対応し
    た相の同期化された信号および制御信号が入力される複
    数n個のゲートと、 これら各ゲートから出力されるカウントクロックパルス
    をカウントする複数n個のカウンタ、とで構成されたこ
    とを特徴とする帰還形パルス幅変調方式A/D変換器。
JP10657088A 1988-04-28 1988-04-28 帰還形パルス幅変調方式a/d変換器 Granted JPH01277026A (ja)

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