JPH01276595A - ウエブの除電ローラ - Google Patents
ウエブの除電ローラInfo
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- JPH01276595A JPH01276595A JP63107207A JP10720788A JPH01276595A JP H01276595 A JPH01276595 A JP H01276595A JP 63107207 A JP63107207 A JP 63107207A JP 10720788 A JP10720788 A JP 10720788A JP H01276595 A JPH01276595 A JP H01276595A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05F—STATIC ELECTRICITY; NATURALLY-OCCURRING ELECTRICITY
- H05F3/00—Carrying-off electrostatic charges
- H05F3/06—Carrying-off electrostatic charges by means of ionising radiation
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01T—SPARK GAPS; OVERVOLTAGE ARRESTERS USING SPARK GAPS; SPARKING PLUGS; CORONA DEVICES; GENERATING IONS TO BE INTRODUCED INTO NON-ENCLOSED GASES
- H01T19/00—Devices providing for corona discharge
- H01T19/04—Devices providing for corona discharge having pointed electrodes
Landscapes
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Toxicology (AREA)
- Elimination Of Static Electricity (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はウェブの除電ローラに係り、特に紙、プラスチ
ックシート等からなるウェブ表面の静電気を除去するウ
ェブの除電ローラに関する。
ックシート等からなるウェブ表面の静電気を除去するウ
ェブの除電ローラに関する。
最近、各種プラスチック等のウェブの製造工程、加工工
程では製品の取扱いのスピードが益々上がり、静電気は
より発生しやすい状況になっている。
程では製品の取扱いのスピードが益々上がり、静電気は
より発生しやすい状況になっている。
この静電気が各工程で種々の障害を起こすことは良く知
られている。この発生した帯電電荷は一定値を超えると
、ウェブと搬送ローラ或いはその他の物体間で火花放電
を生じることになる。このような放電現象の発生は、極
めて大きな問題となっている。特に写真感光材料製造に
ふける写真乳剤の塗布、乾燥工程においては、製品とな
り得ないという問題がある。
られている。この発生した帯電電荷は一定値を超えると
、ウェブと搬送ローラ或いはその他の物体間で火花放電
を生じることになる。このような放電現象の発生は、極
めて大きな問題となっている。特に写真感光材料製造に
ふける写真乳剤の塗布、乾燥工程においては、製品とな
り得ないという問題がある。
写真用印画紙等には表面が疎水性になるものがある。即
ち、印画紙は重合体フィルム及び重合体が表面にコーテ
ィングされ表面が疎水性になっている。しかし、印画紙
は、写真乳化剤特にゼラチンハロゲン化銀の乳化剤を付
加させるため、表面を親水性にする必要がある。このた
め重合体がコーティングされた印画紙は表面に強いコロ
ナ放電がかけられ活性化して親水性にしている。
ち、印画紙は重合体フィルム及び重合体が表面にコーテ
ィングされ表面が疎水性になっている。しかし、印画紙
は、写真乳化剤特にゼラチンハロゲン化銀の乳化剤を付
加させるため、表面を親水性にする必要がある。このた
め重合体がコーティングされた印画紙は表面に強いコロ
ナ放電がかけられ活性化して親水性にしている。
しかし、このようなコロナ放電後、重合体表面には静電
気がむらになって帯電する。このため、乳化剤を均一に
コーティングすることができない。
気がむらになって帯電する。このため、乳化剤を均一に
コーティングすることができない。
そこで、印画紙は乳化剤をコーティングする前に表面の
静電気が除去されるか、又は均一に帯電することが必要
である。そこで、このような疎水性の印画紙等には種々
の除電方法が行われている。
静電気が除去されるか、又は均一に帯電することが必要
である。そこで、このような疎水性の印画紙等には種々
の除電方法が行われている。
例えば、帯電ウェブとの摩擦帯電により正電荷を帯びる
材料と、負電荷を帯びる材料とを交互に組合わせてなる
除電ローラにより、ウェブを転接しながら除電する除電
方法が当山願人より開示されている(特開昭62−13
1500公報)。
材料と、負電荷を帯びる材料とを交互に組合わせてなる
除電ローラにより、ウェブを転接しながら除電する除電
方法が当山願人より開示されている(特開昭62−13
1500公報)。
また、その他の除電方法には塗布に先立つ支持体の搬送
経路中に加熱ゾーンを設け、支持体に熱風を吹きつけて
加熱する方法、赤外線加熱ゾーン、或いはマイクロ波加
熱オーブンを設け、その中にウェブを通して輻射、又は
誘導的に加熱する方法、更にはウェブと接触する搬送ロ
ーラを電熱によって加熱するか、或いは熱風又は蒸気を
通して加熱する方法等の種々の方法が包含される(特開
昭54−54020号公報)。
経路中に加熱ゾーンを設け、支持体に熱風を吹きつけて
加熱する方法、赤外線加熱ゾーン、或いはマイクロ波加
熱オーブンを設け、その中にウェブを通して輻射、又は
誘導的に加熱する方法、更にはウェブと接触する搬送ロ
ーラを電熱によって加熱するか、或いは熱風又は蒸気を
通して加熱する方法等の種々の方法が包含される(特開
昭54−54020号公報)。
更に、コロナ放電を利用したコロナ放電式除電器により
正、負のイオンを発生させ、それによってフィルムの電
荷を除去するものがある。
正、負のイオンを発生させ、それによってフィルムの電
荷を除去するものがある。
第6図は特公昭49−37841号公報に記載されてい
る電極ローラを用いて印画紙表面のコロナ放電を除去す
る工程図である。第6図に示すようにコロナ放電処理或
いは除電処理が行われるウェブ50は、ロール52から
供給される。ウェブ50は電極ローラ54、ローラ56
.58、電極ローラ60及び送出しローラ62に転接さ
れ高速度で搬送されて処理される。
る電極ローラを用いて印画紙表面のコロナ放電を除去す
る工程図である。第6図に示すようにコロナ放電処理或
いは除電処理が行われるウェブ50は、ロール52から
供給される。ウェブ50は電極ローラ54、ローラ56
.58、電極ローラ60及び送出しローラ62に転接さ
れ高速度で搬送されて処理される。
電極ローラ54の本体55は導電材で構成され回転シャ
フト64は接地されている。電極ローラ54の上方には
電源66に接続された放電極68が設けられ、放電極6
8と電極ローラ54との間にはコロナ放電が行われる。
フト64は接地されている。電極ローラ54の上方には
電源66に接続された放電極68が設けられ、放電極6
8と電極ローラ54との間にはコロナ放電が行われる。
後段の電極ローラ60の本体61は導電材で構成されそ
の回転シャフト69は電源71に接続され500乃至5
0.000ボルトの電圧がかけられる。
の回転シャフト69は電源71に接続され500乃至5
0.000ボルトの電圧がかけられる。
it電極ローラ下方にはナイフ状の電極73が設けられ
ナイフ状の電極73は接地されている。これにより電極
ローラ60とナイフ状電極73の間には所定の電圧が印
加される。
ナイフ状の電極73は接地されている。これにより電極
ローラ60とナイフ状電極73の間には所定の電圧が印
加される。
このような構成においてウェブ50は15乃至180m
/+min (50乃至600fpm)又はそれ以上
の速さで電極ローラ54及び電極ローラ60に転接され
て送り出される。ウェブ50が電極ローラ54に転接さ
れた時コロナ放電によって表面が親水性に活性化処理さ
れる。
/+min (50乃至600fpm)又はそれ以上
の速さで電極ローラ54及び電極ローラ60に転接され
て送り出される。ウェブ50が電極ローラ54に転接さ
れた時コロナ放電によって表面が親水性に活性化処理さ
れる。
又、ウェブ50が電極ローラ60に転接された時表面の
静電気のむらが均一に除去される。従って、このような
処理を行うことによって後段において写真乳化剤のコー
ティングがされる。
静電気のむらが均一に除去される。従って、このような
処理を行うことによって後段において写真乳化剤のコー
ティングがされる。
しかしながら、従来のコロナ放電による除電方法では、
ナイフ状電極73と電極ローラ60との間にのみ電圧が
印加され、ウェブが中和処理される時間が短い。この為
ウェブ50の搬送スピードが速くなるとコロナ放電によ
るイオンの中和供給量が間に合わなくなり十分にウェブ
表面の除電を出来なくなる。
ナイフ状電極73と電極ローラ60との間にのみ電圧が
印加され、ウェブが中和処理される時間が短い。この為
ウェブ50の搬送スピードが速くなるとコロナ放電によ
るイオンの中和供給量が間に合わなくなり十分にウェブ
表面の除電を出来なくなる。
本発明はこのような事情に鑑みて成されたもので、ウェ
ブ等が高速搬送された場合でも、ウェブ表面の除電が確
実にできるウェブの除電ローラを提供することを目的と
している。
ブ等が高速搬送された場合でも、ウェブ表面の除電が確
実にできるウェブの除電ローラを提供することを目的と
している。
本発明は前記目的を達成するために、外周面がウェブと
転接し、電源に通電又はアース接地される電極としての
回転円筒体と、前記円筒体内に挿入されコロナ放電によ
る荷電粒子を円筒体に向けて放射する放電極とから構成
され、前記円筒体の内周面を絶縁物で形成し、前記荷電
粒子を円筒体の外周面に放出するための複数の貫通孔を
円筒体に形成することに特徴がある。
転接し、電源に通電又はアース接地される電極としての
回転円筒体と、前記円筒体内に挿入されコロナ放電によ
る荷電粒子を円筒体に向けて放射する放電極とから構成
され、前記円筒体の内周面を絶縁物で形成し、前記荷電
粒子を円筒体の外周面に放出するための複数の貫通孔を
円筒体に形成することに特徴がある。
本発明に係るウェブの除電ローラによれば、放電極から
コロナ放電の荷電粒子は円筒体内から放射状に放出され
、絶縁物で形成した円筒体の内周面に取り込まれずに、
円筒体に形成された複数の貫通孔を通って円筒体の外周
面に放出される。この為、転接ウェブは、その表面が放
出された荷電粒子によって除電される。
コロナ放電の荷電粒子は円筒体内から放射状に放出され
、絶縁物で形成した円筒体の内周面に取り込まれずに、
円筒体に形成された複数の貫通孔を通って円筒体の外周
面に放出される。この為、転接ウェブは、その表面が放
出された荷電粒子によって除電される。
そして、ウェブの除電される時間は、円筒体を中心にそ
の外周面全体に荷電層が飽和状態で形成されるため従来
より長くなる。また、ウェブの円筒体への巻回量、即ち
、ウェブが円筒体外周面と接触する量によってウェブの
静電気の調整時間が変化する。従って、ウェブが高速搬
送される場合には、ウェブと円筒体との転接接触量を多
くしてウェブ表面の静電気の除電を確実にすることがで
きる。
の外周面全体に荷電層が飽和状態で形成されるため従来
より長くなる。また、ウェブの円筒体への巻回量、即ち
、ウェブが円筒体外周面と接触する量によってウェブの
静電気の調整時間が変化する。従って、ウェブが高速搬
送される場合には、ウェブと円筒体との転接接触量を多
くしてウェブ表面の静電気の除電を確実にすることがで
きる。
以下添付図面に従って本発明に係るウェブの除電ローラ
の好ましい実施例を詳説する。
の好ましい実施例を詳説する。
第1図は本発明に係るウェブの除電ローラの斜視図であ
る。第1図に示すように本発明に係るウェブの除電ロー
ラ10は第6図で示した電極ローラ60の位置に配せら
れるものである。
る。第1図に示すように本発明に係るウェブの除電ロー
ラ10は第6図で示した電極ローラ60の位置に配せら
れるものである。
第1図及び第2図に示すウェブの除電ローラ10は円筒
状に形成されたローラ本体12からなり、ローラ本体1
2の外周面には高速でウェブ14が転接する。ローラ本
体12は導電性材で形成され、回転シャフト16.17
に両端から支持され、回転シャフト16.17は軸受1
8.18に回転可能に支持される。軸受18にはアース
接地される電線20が接続され、ローラ本体12は回転
シャフト16、軸受18及び電線20を介してアース接
地され電極として作用する。
状に形成されたローラ本体12からなり、ローラ本体1
2の外周面には高速でウェブ14が転接する。ローラ本
体12は導電性材で形成され、回転シャフト16.17
に両端から支持され、回転シャフト16.17は軸受1
8.18に回転可能に支持される。軸受18にはアース
接地される電線20が接続され、ローラ本体12は回転
シャフト16、軸受18及び電線20を介してアース接
地され電極として作用する。
第2図に示すように回転シャフト16は円筒材で形成さ
れ、回転シャフト16及びローラ本体12内には放電極
22が挿通される。放電極22は挿通バー24と、挿通
バー24の外周面に突設された複数の放電針26.26
・・・とから構成される。
れ、回転シャフト16及びローラ本体12内には放電極
22が挿通される。放電極22は挿通バー24と、挿通
バー24の外周面に突設された複数の放電針26.26
・・・とから構成される。
挿通バー24はガラス大エポキシ材から形成され、第1
図に示すケーブル28を介して変圧器30に接続される
。また、挿通バー24の先端は支持キャップ32に支持
され、支持キャップ32はシャフト17に取付けられて
いる。尚、挿通バー24は支持キャップ等に固定しても
よいが、回転可能に設けてもよい。
図に示すケーブル28を介して変圧器30に接続される
。また、挿通バー24の先端は支持キャップ32に支持
され、支持キャップ32はシャフト17に取付けられて
いる。尚、挿通バー24は支持キャップ等に固定しても
よいが、回転可能に設けてもよい。
放電針26はタングステン材から形成され、ローラ本体
12の内周面に向けて放射状に設けられている。放電針
26の長さは3乃至25順範囲が好ましく、ローラ本体
12の内周面との好ましい距離は3乃至30闘の範囲で
ある。
12の内周面に向けて放射状に設けられている。放電針
26の長さは3乃至25順範囲が好ましく、ローラ本体
12の内周面との好ましい距離は3乃至30闘の範囲で
ある。
また、ローラ本体12の肉厚はできる限り薄いものが良
く、■乃至6順とされる。ローラ本体12の内周面には
絶縁性のポリカーボネート被膜34が形成される。ポリ
カーボネートの被膜34は、予めポリカーボネートをロ
ーラ本体12の内周径と合うパイプ状のものに形成して
、ローラ本体12の内周面に密着させて形成してもよい
。更に、ローラ本体12には複数の円形状の貫通孔36
.36が一様に整列されて形成され、貫通孔36.36
からは放電針26.26・・・から放出される荷電粒子
が通過する。貫通孔開口率は5乃至50%が好ましい。
く、■乃至6順とされる。ローラ本体12の内周面には
絶縁性のポリカーボネート被膜34が形成される。ポリ
カーボネートの被膜34は、予めポリカーボネートをロ
ーラ本体12の内周径と合うパイプ状のものに形成して
、ローラ本体12の内周面に密着させて形成してもよい
。更に、ローラ本体12には複数の円形状の貫通孔36
.36が一様に整列されて形成され、貫通孔36.36
からは放電針26.26・・・から放出される荷電粒子
が通過する。貫通孔開口率は5乃至50%が好ましい。
尚、この貫通孔36は放電極22の放電針26と対向す
る位置に合わせて形成してもよい。
る位置に合わせて形成してもよい。
前記の如く構成されたウェブの除電ローラによれば、ロ
ーラ本体12にはウェブ14が高速で転接する。また、
ウェブ14が転接される時、ローラ本体12内の放電極
22には変圧器30を介して高電圧が印加される。この
高電圧の印加により放電針26からコロナ放電による荷
電粒子がローラ本体12に向けて放射状に放出される。
ーラ本体12にはウェブ14が高速で転接する。また、
ウェブ14が転接される時、ローラ本体12内の放電極
22には変圧器30を介して高電圧が印加される。この
高電圧の印加により放電針26からコロナ放電による荷
電粒子がローラ本体12に向けて放射状に放出される。
荷電粒子はアース電極であるローラ本体12の内周面の
ポリカーボネート被膜34に吸収されずに、第3図に示
すように貫通孔36.36・・・を通ってローラ本体1
2の外周面に放出される。放出された荷電粒子はローラ
本体12の外周面で荷電層を形成する。このため転接ウ
ェブ14はローラ本体12の外周面の荷電層によりその
表面が除電されて送りだされる。
ポリカーボネート被膜34に吸収されずに、第3図に示
すように貫通孔36.36・・・を通ってローラ本体1
2の外周面に放出される。放出された荷電粒子はローラ
本体12の外周面で荷電層を形成する。このため転接ウ
ェブ14はローラ本体12の外周面の荷電層によりその
表面が除電されて送りだされる。
この場合、ローラ本体12の外周面全体には内部放電極
22による荷電層が飽和状態で形成されるため、転接ウ
ェブ140表面が除電を受ける時間が長くなる。また、
除電期間はウェブ14のローラ本体12の巻回量、即ち
ウェブ14がローラ本体12の外周面と接触する量によ
って決定され、ウェブ14が高速搬送される場合には、
ウェブ14とローラ本体12との転接接触量を多くして
、ウェブ14表面の除電を確実にすることができる。
22による荷電層が飽和状態で形成されるため、転接ウ
ェブ140表面が除電を受ける時間が長くなる。また、
除電期間はウェブ14のローラ本体12の巻回量、即ち
ウェブ14がローラ本体12の外周面と接触する量によ
って決定され、ウェブ14が高速搬送される場合には、
ウェブ14とローラ本体12との転接接触量を多くして
、ウェブ14表面の除電を確実にすることができる。
尚、従来のものにおいては放電極は電極ローラの外部に
設けら、荷電層はローラの一部の外周面であり、静電気
の調整期間が短く、ウェブの巻回量等によって処理期間
の変更ができなかった。
設けら、荷電層はローラの一部の外周面であり、静電気
の調整期間が短く、ウェブの巻回量等によって処理期間
の変更ができなかった。
前記実施例において、放電針26からコロナ放電によっ
て荷電される粒子は正又は負荷電どちらでもよい。
て荷電される粒子は正又は負荷電どちらでもよい。
前記実施例においてはローラ本体12に円形状の貫通孔
36を設けたが、これに限るものではなく、第4図に示
すようにローラ電極本体12に長孔40.40・・・を
設けてもよい。また、スリット状の開口等を設けてもよ
い。また、第5図に示すようにローラ本体120貫通孔
42.42・・・は楕円形状であってもよい。これらの
ものについては円形状のものと同様に十分な効果がえら
れる。
36を設けたが、これに限るものではなく、第4図に示
すようにローラ電極本体12に長孔40.40・・・を
設けてもよい。また、スリット状の開口等を設けてもよ
い。また、第5図に示すようにローラ本体120貫通孔
42.42・・・は楕円形状であってもよい。これらの
ものについては円形状のものと同様に十分な効果がえら
れる。
次に本発明に係るウェブの除電ローラを使用して実際に
ウェブ表面の除電を行った実験を以下に示す。ローラ本
体の開口率を13%とし、ローラ本体12をアース接地
し、その厚みを3市とする。
ウェブ表面の除電を行った実験を以下に示す。ローラ本
体の開口率を13%とし、ローラ本体12をアース接地
し、その厚みを3市とする。
又、放電極22の放電針26を12市とし、放電針26
と円筒状ローラ本体12との距離を8 mmとの条件に
基づいてコロナ放電を行う。
と円筒状ローラ本体12との距離を8 mmとの条件に
基づいてコロナ放電を行う。
ウェブ14には表面抵抗logsR値1〇−目 乃至1
0−1s の帯電し易いプラスチックシートを使用し、
その帯電プラスチックを搬送速度10乃至200m/m
inで搬送させる。
0−1s の帯電し易いプラスチックシートを使用し、
その帯電プラスチックを搬送速度10乃至200m/m
inで搬送させる。
以下の結果、プラスチック表面には±100ボルトの静
電気がみられ、均一な電荷が維持されていた。一方、従
来の除電用のコロナ放電除電器を使用した場合にはプラ
スチック表面には−12乃至+25KVの荷電が見られ
、本発明に係るウェブの除電ローラに比べて数百倍の帯
電が見られた。
電気がみられ、均一な電荷が維持されていた。一方、従
来の除電用のコロナ放電除電器を使用した場合にはプラ
スチック表面には−12乃至+25KVの荷電が見られ
、本発明に係るウェブの除電ローラに比べて数百倍の帯
電が見られた。
以上説明したように本発明に係るウェブの除電ローラに
よれば、円筒体内に放電極を配置して円筒体外周面に荷
電層を形成するようにしたので、転接ウェブの高速搬送
を行った場合にも円筒体の周囲に荷電層が飽和状態で形
成されるため、ウェブの搬送速度に影響されず確実にウ
ェブ表面の静電気が除電される。
よれば、円筒体内に放電極を配置して円筒体外周面に荷
電層を形成するようにしたので、転接ウェブの高速搬送
を行った場合にも円筒体の周囲に荷電層が飽和状態で形
成されるため、ウェブの搬送速度に影響されず確実にウ
ェブ表面の静電気が除電される。
第1図は本発明に係るウェブの除電ローラの斜視図、第
2図は本発明に係るウェブの除電ローラの側断面図、第
3図は本発明に係るウェブの除電ローラでウェブを除電
したときの説明図、第4図及び第5図は本発明に係るウ
ェブの除電ローラの変形例を示した斜視図、第6図は従
来の静電気の調整方法の説明図である。 10・・・ウェブの除電ローラ、 12・・・ローラ
本体、 14・・・転接ウェブ、 16.17・・
・回転シャフト、 18・・・軸受、 22・・・放
電極、 24・・・挿通バー、 26・・・放電針、
30・・・変圧器、34・・・絶縁被膜、 36・・
・貫通孔。
2図は本発明に係るウェブの除電ローラの側断面図、第
3図は本発明に係るウェブの除電ローラでウェブを除電
したときの説明図、第4図及び第5図は本発明に係るウ
ェブの除電ローラの変形例を示した斜視図、第6図は従
来の静電気の調整方法の説明図である。 10・・・ウェブの除電ローラ、 12・・・ローラ
本体、 14・・・転接ウェブ、 16.17・・
・回転シャフト、 18・・・軸受、 22・・・放
電極、 24・・・挿通バー、 26・・・放電針、
30・・・変圧器、34・・・絶縁被膜、 36・・
・貫通孔。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 外周面がウェブと転接し、電源に通電又はアース接地さ
れる電極としての回転円筒体と、 前記円筒体内に挿入されコロナ放電による荷電粒子を円
筒体に向けて放射する放電極とから構成され、 前記円筒体の内周面を絶縁物で形成し、前記荷電粒子を
円筒体の外周面に放出するための複数の貫通孔を円筒体
に形成することを特徴とするウェブの除電ローラ。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63107207A JP2501867B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ウエブの除電ロ―ラ |
US07/343,562 US4999733A (en) | 1988-04-28 | 1989-04-27 | Web electricity removing roller |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63107207A JP2501867B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ウエブの除電ロ―ラ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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JP2501867B2 JP2501867B2 (ja) | 1996-05-29 |
Family
ID=14453197
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63107207A Expired - Fee Related JP2501867B2 (ja) | 1988-04-28 | 1988-04-28 | ウエブの除電ロ―ラ |
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Country | Link |
---|---|
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016504248A (ja) * | 2012-12-20 | 2016-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 静電気低減ローラー、及びウェブ上の静電気を低減させるための方法 |
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US6475572B2 (en) | 2000-04-06 | 2002-11-05 | 3M Innovative Properties Company | Electrostatically assisted coating method with focused web-borne charges |
US6368675B1 (en) | 2000-04-06 | 2002-04-09 | 3M Innovative Properties Company | Electrostatically assisted coating method and apparatus with focused electrode field |
DE10023939A1 (de) * | 2000-05-17 | 2001-11-22 | Heidelberger Druckmasch Ag | Vorrichtung zum Entfernen elektrischer Ladungen von flachem Material |
CN1623251A (zh) | 2002-03-05 | 2005-06-01 | 日商·胜美达股份有限公司 | 天线线圈 |
NL2007783C2 (en) * | 2011-11-14 | 2013-05-16 | Fuji Seal Europe Bv | Sleeving device and method for arranging tubular sleeves around containers. |
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US3254215A (en) * | 1965-01-18 | 1966-05-31 | Australia Res Lab | Corona discharge apparatus with a rotatable roller electrode having a multiplicity of corona discharge spikes mounted thereon |
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-
1988
- 1988-04-28 JP JP63107207A patent/JP2501867B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-04-27 US US07/343,562 patent/US4999733A/en not_active Expired - Lifetime
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WO2006137351A1 (ja) * | 2005-06-22 | 2006-12-28 | Smc Corporation | 除電装置 |
JP2007005079A (ja) * | 2005-06-22 | 2007-01-11 | Smc Corp | 除電装置 |
JP4640546B2 (ja) * | 2005-06-22 | 2011-03-02 | Smc株式会社 | 除電装置 |
US7920368B2 (en) | 2005-06-22 | 2011-04-05 | Smc Corporation | Static Eliminator |
JP2016504248A (ja) * | 2012-12-20 | 2016-02-12 | スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー | 静電気低減ローラー、及びウェブ上の静電気を低減させるための方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2501867B2 (ja) | 1996-05-29 |
US4999733A (en) | 1991-03-12 |
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