JPH01275670A - 塗膜の硬化性を改良する方法 - Google Patents

塗膜の硬化性を改良する方法

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JPH01275670A
JPH01275670A JP10533488A JP10533488A JPH01275670A JP H01275670 A JPH01275670 A JP H01275670A JP 10533488 A JP10533488 A JP 10533488A JP 10533488 A JP10533488 A JP 10533488A JP H01275670 A JPH01275670 A JP H01275670A
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JP
Japan
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coating
reaction accelerator
paint
coating film
organic solvent
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Pending
Application number
JP10533488A
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English (en)
Inventor
Chikanori Mori
森 慎典
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Kansai Paint Co Ltd
Original Assignee
Kansai Paint Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (#業上の利用分野) 本発明はインシアネート硬化型合成樹脂塗料の硬化性を
改良する方法に関し、特に自動車補修用上塗り塗料とし
て有用な方法である。
(従来の技術及びその課題) 従来、自動車の補修塗装は、自動車にすでに熱で損傷を
受けやすいプラスチック部品等が取り付けられているた
め、焼付けは自然乾轡か又は補修部分だけ赤外線をスポ
ット照射させて乾燥する方法が通常とられている。この
次め補修塗装で使用 、される、特に上塗り塗料は速乾
性が要求されると共に、自動車上塗りとして高度の仕上
り性及び耐久性が要求される、このようなことから、基
体樹脂としてアクリル系ポリオール樹脂、架橋剤としφ てポリイソシアネート化合物なビヒ成分とするイソシア
ネート硬化型合成樹脂塗料を反応促進剤の存在下で硬化
させる方法が塗装コストは高くなるが多くの利点を有す
ることから使用頻度も高くなってきた。
該塗料に反応促進剤を存在させて硬化させる方法として
、通常、エナメルペース中に予め反応促進剤を添加する
方法とエナメルベース、硬化剤およびシンナーを混合し
て塗装する直前に反応促進剤を添加する方法が取られて
いたが、これらの方法には、次の問題点があり九。
上記エナメルペース中に予め反応促進剤を添加する方法
では、夏季の可使時同が作業性に悪影響の出ない@囲で
反応促進剤を添加すると反応促進剤の効果が必要とされ
る冬季に十分発揮されずに硬化性に劣る塗膜が形成され
る、ま友、冬季に硬化性の優れた塗膜を形成させるのに
必要な麓の硬化促進剤を配合すると、夏季において塗料
の可使時間が短かくなって、塗装作業性に劣るという欠
点があシ、−年間を通じて硬化性と塗装作業性の両者を
満足させることは困簿である。
i九、一方、塗装置前に反応促進剤を添加する方法では
、添加は、計量器を使用せずIF’sで入れるケースが
多い九めに添加量の過不足が生じやすい。
このために添加量が多くなると、可使時間が短くなって
、スプレー作業性が悪くなり、また形成される塗膜に肌
アレ等を生じ、仕上υ性がytくなるという欠点があり
、他方、恣加普が少なくなると反応促進効果が少なくな
る等の欠点がある。
本発明は、イソシアネート硬化型合成樹脂塗料の硬化性
を改良することにより塗装作業性、塗膜仕上り外観及び
塗膜性能に優れ次塗料を提供することを目的としてなさ
れ次ものである。
(課題を解決するための手段) 本発明者は、これらの問題点を解消するため鋭意検討を
行なう次。自動車補修用塗料では、通常、各季節(夏形
、冬形、春秋形)によって希釈シンナーを使い分けて使
用するので、該各季節に応じて使用する3種類の希釈シ
ンナー中にそれぞれ適量の促進剤を含有させておくこと
により、即ち、夏季に使用する希釈シンナーには反応促
進剤を少なく、冬季に使用する希釈シンナーには反応促
進剤を多く添加することによって、−年間を通じて反応
促進剤の添加効果を十分に発揮でき、しかも塗装作業性
に優れることを見い出し、本発明を完成するに至り九。
本発明で使用するイソシアネート硬化型合H,樹脂塗料
は、基体樹脂としてポリオール樹脂、架橋剤としてポリ
イソシアネート化合物をビヒクル成分とし、このものに
必要に応じて顔料成分を含有させ次、従来から公知のも
のが使用できる。該ポリオール樹脂としては、例えばア
クリル系ポリオール樹脂、センイ素又はその誘導体変性
アクリル系ポリオール樹脂及びポリエステルポリオール
等が挙げられる。中でも好ましくは塗膜性能、耐候性及
びコストの観点から(変性)アクリル系ポリオール樹脂
である。− また、上記ポリイソシアネート化合物としては、1分子
中に少なくとも2個の遊離イソシアネート基を有する脂
肪族、脂環族及び芳香族等の化合物である。該化合物の
中でも耐候性に優れることから脂肪族及び/又は脂環族
化合物を使用することが好ましい。該化合物としては、
例えばヘキサメチレンジイソシアネート、リジンジイソ
シアネート、ダイマー酸ジイソシアネート、トリメチル
へキサメチレンジイソシアネート等の如き脂肪族ジイソ
シアネート化合物類;例えばトリレンジイソシアネート
の水素添加物、キシリレンジイソシア記ジイソシアネー
ト化合物の重合体及び上記ジイソシアネート化合物をト
リメチノールプロパン等の多価アルコールで変性した3
個以上のインシアネート基を有する化合物等が挙けられ
る。
ま次、顔料成分は、要求される塗膜性能及び色相に応じ
て適宜、公知の顔料(91Jえは無機顔料、金属粉顔料
、有機1料等)から選択して使用できる。
更に、本発明で使用される塗料には、顔料分散剤、流l
F#整剤、可塑剤、有機溶剤、紫外線吸収剤、反応促進
剤等の添加剤が使用できる。お・反応促進剤としては、
上記希釈シンナーに記載と同様の錫化合物、アミン類、
金はドライヤー等の化合物が使用できるが、該引合割合
は、塗装作業性を悪くさせない程度で配合できる。
本発明で使用する反応促進剤としては、イソシアネート
基とヒドロキシル基との反応系において反応促進剤とし
て用いられている化合物であれば、従来公知のものから
適宜選択して使用出来る。該反応促進剤の代表例として
は、例えば、錫化合物(例えばジラウリル酸ジーn−ブ
チル錫、塩化ト5v すn−ブチル鍋、テトナτ−ブチル錫など):アミン類
(例えばトリエチルアミン、トリエチレンジアミン、ヘ
キサメチレンジアミンなど);金属ドライヤー(例えば
す7テン酸亜鉛、ナフテン酸鉛、ナフテン酸コバルトな
ど)があげられるっ希釈シンナーに添加する反応促進剤
の添加量は、希釈シンナー100を置部に対して0.0
01〜5重を部、好ましくは0.(105〜11!針部
である。
添加量が0.00111:置部より少ないと反応を促進
させる効果が少なく耐久性に優れた塗膜が形成されず、
他方、51部量部より冬くなると、可使時間が短かく塗
装作業性が著しく悪化すると共に塗り肌が伐る塗膜とな
り好ましくない。
また、希釈シンナーは、インシアネート硬化型合成樹脂
塗料をスプレー塗装粘度になるまで希釈させる念めの有
機溶剤である。訃有機溶剤は、ヒドロキシル基又はイソ
シアネート基に対して不活性であり、樹脂成分及び反応
促進剤を溶解する、水及びアルコール以外の有tMm剤
である。該有機溶剤としては、例えばエステル系、エー
テル系、ケトン糸、脂肪族炭化水素系、芳香族炭化水素
系等が挙げられる。
以上の如く反応促進剤を含有する有機溶剤で希釈した塗
料は、素地に直接もしくは素地に下塗り又は下塗り及び
中塗り等の@装を順次施した塗膜上に、ソリッドカラー
な上塗り塗料として塗装するか又はメタリック塗料をペ
ースコートとし、更に、このものの上からクリヤー塗料
を上塗り塗料として塗装することができる、 (発明の効果) 本発明は、季節に応じて使用される希釈シンナー中に適
債の反応促進剤を含有させることにより、該#f塗料が
季節による塗装雰囲気温度の変動で硬化性が著しく異な
ることがないのでスプレー塗(実施例) 示す。
実施例ル タンPG−80ホワイトペース(関西ペイント社製、商
品名、ポリオール樹脂固形分50%)とレタンPG−8
0硬化剤(関西ペイント社製、商品名、ポリイソシアネ
ート化合物)とをtt比で10/1に混合し次塗料10
0部に対してレタンPG−80用シ/ナー夏形(関西ペ
イント社製)100部にジラウリル酸ジーn−ブチル銅
化合物0.002部を溶解したシンナーを約35部添加
してスプレー塗装粘度(12秒/フォードカッブナ4)
に調整し、実施例1の希釈塗料を得た。
次に%実施例1の希釈塗料を用いて、下記素地、調整 す180サンドペーパーで研磨した軟鋼板→ラッカー型
りライマーサーフエーサー塗装→乾燥→す320サンド
ペーパー研磨→レタンpc−soホワイトペース塗装 を行なっ次被塗装物に、雰囲気温度35℃の塗装条件で
スプレー塗装し、塗膜形成を行なう友。該希釈塗料の可
使時間、硬化性(テープ可能時間、コンパウンド磨き可
能時間、屋外放置可能時間)及び仕上り外観、(塗り肌
、◎:ユズ肌、オレンジビール等の塗シ肌が駆められな
い、×:ユズ肌、オレンジピール等の塗り肌が著しい。
)の結果を表−2Kまとめて示した。
実施例2〜7 実施例1において、促進剤を含有するシンナーに換えて
表−IK示すシンナー及び促進剤を用い次以外は実施例
1と同様にして製造を行なって、実施例2〜7の希釈塗
料を得た。
得られた実施例2〜7の塗料を用いて、実施例1と同様
の塗装方法で、を−2に記載の雰囲り温度でスプレー塗
装し、塗膜形成を行なった。これらの結果をまとめて表
−2に示し次。
比較例1 レタンPG−8oホワイトベース樹脂固形分100部に
対してジラウリル酸兵−プチル錫0.2部を配合し、更
にこのものに実施例1と同様にし、てレタンPG  8
(1ホワイトベースとレタンPG−80硬化剤を重量比
で10/1になる様に混合した塗料100部に対して表
−1のシンナー35部を添加してスプレー粘度(12秒
/7オードカツプー#4)に調整し、比較例1の塗料を
得た。
次に該塗料を用いて、実施例1と同様の塗装方法で、*
−2VC記載の雰−負温度でスプレー塗装し、塗膜形成
を行なった。
比較例2 実施例3において、シラクリルPδ−ブチル錫を全く使
甲しない以外Fi実施例3と同様にしてスプレー@装し
、塗膜形成を行なった。
これら比V例の結果をオとめて表−2に示し友。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、有機溶剤で希釈したイソシアネート硬化型合成樹脂
    塗料を塗装するに際して、該有機溶剤中に反応促進剤を
    含有せしめることを特徴とする塗膜の硬化性を改良する
    方法。
JP10533488A 1988-04-27 1988-04-27 塗膜の硬化性を改良する方法 Pending JPH01275670A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023203867A1 (ja) * 2022-04-22 2023-10-26 関西ペイント株式会社 水性多液型ポリウレタン塗料組成物

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023203867A1 (ja) * 2022-04-22 2023-10-26 関西ペイント株式会社 水性多液型ポリウレタン塗料組成物
JP2023160702A (ja) * 2022-04-22 2023-11-02 関西ペイント株式会社 水性多液型ポリウレタン塗料組成物

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