JPH01275329A - 印刷用紙の積上げおよび紙揃え装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、印刷機の紙送り装置に印刷用紙をセットす
るために印刷用紙を揃えて一定高さに積上げることを目
的とする用紙の積上げおよび紙揃え装置に関するもので
ある６ ［従来の技術］ 印刷機の紙送り装置に印刷用紙をセットする場合、印刷
機側の基準面に紙を揃え、がっ、成る一定の高さに紙を
積上げる必要がある。

現在、印刷機への紙積み作業は、印刷機の紙送り装置部
分で作業者が直接印刷機側の基準面に揃えて手作業で紙
を積むか、あるいは、別の場所で紙をガイドに合わせて
揃えて紙積みした後、これをフォークリフト等の運搬手
段により搬送し、印刷機にセ・ソ卜する方法が採られて
いる。

また、専用紙積み紙揃え装置も開発されてはいるが、空
圧と振動装置等を使用した高価なもので機械自体大変大
きなものとなっているのが実情である。

［この発明が解決しようとする課題］ しかし、前記従来技術のうち手作業による方法は、作業
者に対し無理な姿勢での作業を強いることになり、長時
間の作業か続くと腰痛や肩の痛みの原因となるという問
題点がある。

また、専用紙積み紙揃え装置は、機械自体が大型で空圧
や振動装置を必要とするため、大規模の印刷工場には適
しているが、中小印刷工場には不向きであるという問題
点がある。

この発明は上記問題点を解決することを課題とし、手作
業と機械作業とを併用することにより、紙積み２紙揃え
を正確かつ容易に行うことができる簡易な印刷用紙の積
上げおよび紙揃え装置を安価に提供しようとするもので
ある。

［課題を解決するための手段］ この発明は、上記課題解決の手段を提供するものであっ
て、左右の直立支柱１，１に沿って昇降自在のフォーク
２に側面り字型のゲージ３を搭載すると共に、前記フォ
ーク２の上方に位置してその幅方向に移動自在の垂直支
承面を有するサイドゲージ４．・↓を備えて成ることを
特徴とする印刷機用紙の積上げおよび紙揃え装置を発明
要旨とするものである。

［実施例］ 図面に示した実施例により、発明の構成について説明す
る。

図中１，１は床面に直立する左右の直立支柱であって、
フォーク２はこの支柱に沿って昇降自在となっている。

フォーク２の昇降機構は、公知の７オークリフトと同一
であるから説明を省略する。

このフォーク２には、水平下面及び垂直背面を存する側
面り字型のゲージ３が搭載されている。

前記フォーク２の上方に位置してその幅方向に移動自在
の垂直支承面を有するサイドゲージ４゜４が備えられて
いる。

このサイドゲージ４．４は、前記直立支柱１゜１間に水
平方向に設けられたサイドシフトガイドベー５に案内さ
れてパンタグラフ方式により移動自在となっており、用
紙の幅に対応するように左右の垂直支承面の間隔を調整
できるようになっている。

６はＬ字型のゲージ３上に積み上げられた印刷用紙であ
る。

フォーク２は、初期の状態（空荷の際）で床面に対１−
僅かに先玉がりとなるように成る傾斜角度をもってセッ
トされており、用紙を積み上げるに従いその荷重によっ
て次第に撓んで床面に対する傾斜が減少し、規定の高さ
に用紙を積み上げるとほぼ水平になるようになっている
。

Ｕ作用］ 紙積み作業の開始に当たっては、まず、フォーク２を上
昇させＬ字型ゲージ３を持ち上げて積み込み作業に適し
た位置で停止させる。次に、印刷用紙の幅に適合するよ
うにサイドゲージ４，４を左右に移動させてセットする
。

作業者は、用紙の先端をＬ字型ゲージ３の背面（立上が
り部）に合わせ、かつ、左右をサイドゲージ４，４の垂
直支承面に合わせながら印刷用紙の積上げ作業を行う。

この場合、前記したように、予めフォーク２を上昇させ
Ｌ字型ゲージを積み込み作業に適した位置に停止させで
あるので、作業者は無理な姿勢をとることなく、自然な
姿勢で作業することができる。

しかも、初期の状態（空荷の状態）ではフォーク２の先
端が売上がりに傾斜しているので、Ｌ字型ゲージ３も床
面に対し成る角度をもって先−Ｆがりに傾斜することに
なる。

作業者は、この傾きを利用してＬ字型ゲージ３の垂直背
面（立ち上がり部）に容易に紙の先端を揃えることがで
き、印刷用紙の積上げ作業が極めて容易に行われる。

紙が次第に積み上げられ、績み込み位置が上昇して作業
がし難くなったときは、フォーク２を下降させてＬ字型
ゲージ３を作業のし易い位置にまで引き降ろし、常に最
適高さを保って積上げ生業を行うことができる。

順次、印刷用紙が積み上げられるに従い、積上げられた
紙の重量が増えるため、その荷重によりフォーク２が次
第に撓み、床面に対する傾斜角度が小さくなり、規定量
の印刷用紙が成る一定の高さに積み上げられたとき、フ
ォーク２およびＬ型ゲージ３は水平に近くなり作業が終
了する。

このようにして、作業終了時には、規定量の印刷用紙が
ほぼ水平に積み上げられるので、池の運搬装置（フォー
クリフト、ハンドリフト等）により印刷機の給紙装置へ
と搬送することができる。

この場合、積上げられｆＳ紙は、既に基準となる面かＬ
字型ゲージ３およびサイドゲージ４．・ｌによって揃え
られているので、そのまま印刷機にセットすればよい。

なお、上記説明においては、フォーク２の撓みを利用し
て傾斜角度を与えるようにしているが、公知のチルト機
構を用いてもよいことはいうまでもなく、また、フォー
ク２の昇降装置にはサイドゲージ４の下面その他任意の
位置にリミットスイッチまたはセンサを設は所定の位置
で自動的に昇降停止するようにすれば、作業性向上に一
層有効である。

［効果］ この発明によれば、左右の直立支柱１，１に沿って昇降
自在のフォーク２に側面り字型のゲージ３を搭載すると
共に、前記フォーク２の上方に位置してその幅方向に移
動自在の垂直支承面を有するサイドゲージ４，４を備え
て成ることにより、手作業と機械作業とを巧みに併用す
ることができるので、作業者に対し無理な姿勢での作業
を強いることなく、容易に印刷用紙の積上げ作業を達成
でき、空圧や振動装置を必要としない簡便な印刷用紙の
積上げ、祇揃え装置を安価に提供することができる効果
がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施の一例を示す側面図、第２図は背
面図である。 １：直立支柱 ２：フォーク ３：１−字型ゲージ ４：サイドゲージ ５；サイドシフトガイドバー 特許出願人　住友エール株式会社 代理人　弁理士　小　山　総三部 第２図 第１図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １）左右の直立支柱（１，１）に沿って昇降自在のフォ
   ーク（２）に側面Ｌ字型のゲージ（３）を搭載すると共
   に、前記フォーク（２）の上方に位置してその幅方向に
   移動自在の垂直支承面を有するサイドゲージ（４、４）
   を備えて成ることを特徴とする印刷用紙の積上げおよび
   紙揃え装置。