JPH01275303A - 廃棄物収集装置の投入装置 - Google Patents

廃棄物収集装置の投入装置

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JPH01275303A
JPH01275303A JP10222988A JP10222988A JPH01275303A JP H01275303 A JPH01275303 A JP H01275303A JP 10222988 A JP10222988 A JP 10222988A JP 10222988 A JP10222988 A JP 10222988A JP H01275303 A JPH01275303 A JP H01275303A
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transport pipe
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一平 渡辺
Kunio Yamashiro
山城 邦夫
Hiroshi Shimada
嶋田 寛
Teruhiko Miyauchi
宮内 輝彦
Takamasa Kikuchi
菊地 孝真
Shinichi Ozaki
慎一 尾崎
Yoichiro Tsutsui
陽一郎 筒井
Shozo Maruo
丸尾 昇三
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、建物内で発生する廃棄物を所定位置に収集す
る廃棄物収集装置において、前記廃棄物を下方へ輸送す
る垂直輸送管に複数設けられる廃棄物収集装置の投入装
置に関するものである。
「従来の技術」 従来、マンションビル等の建物において発生する廃棄物
は、各居住者がそれぞれプラスチック製の袋またはバケ
ツ等に保管し、規定の廃棄物収集日に、階下の廃棄物集
積所まで人力で運搬する方法が採られている。また、ダ
ストシュートと呼ばれる装置が用いられることもある。
このダストシュートは、建物内を上下に貫通して設けら
れ、各階に投入口を有する縦穴構造である。ダストシュ
ートを使用する際は、前記同様に各居住者が廃棄物をプ
ラスチック製の袋またはバケツ等の容器に保管し、この
廃棄物を袋のまま、あるいは容器から出してダストシュ
ート内に投棄する。この廃棄物は階下に落下し、集積さ
れるものである。
「発明が解決しようとする課題」 しかしながら、以上に示したような従来の廃棄物収集方
法では、種々の問題があった。
すなわち、前記第1の従来方法によった場合には、以下
の問題がある。
(1)  快適な居住空間を確保する要請が高まる中で
、廃棄物を室内に保管することは、美観上、衛生上好ま
しくない。すなわち、腐敗、臭気の発生あるいは汚染等
の恐れがある。
(2)廃棄物を廃棄することができる日時が制限される
ため、それまでは廃棄物を各戸で保管する必要がある。
したがって、保管場所を確保するために、居住スペース
が制約を受ける。
(3)廃棄物収集の日時が限定されるために、居住者に
とっては、廃棄物を投棄する時間が制限され不便である
(4)廃棄物の集積位置は、廃棄物収集車が容易に接近
することができるよう等の理由により、建物の入口付近
に設けられるのが一般的である。ところが、この最も人
通りの多い廃棄物集積位置において、袋に収容された廃
棄物が散乱することが多いために、不衛生であるととも
に、美観上も好ましくない。
(5)特に高層化建物の場合には、各戸から廃棄物集積
位置までの距離が増大し、廃棄物の運搬作業は大きな労
力を要する。
また、前記第2の従来方法、すなわち、ダストシュート
によった場合には、以下の問題がある。
(1)  ダストシュート内または階下の集積位置で廃
棄物が散乱しやすく、汚染、悪臭等の原因となる。
(2)  ダストシュート内を落下する廃棄物によって
生じる騒音が問題となる。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、建物内の
各所で生じる廃棄物の運搬距離を短縮し得て廃棄物投棄
の労力を低減することができ、しかも、各所から投棄さ
れた各廃棄物を所定位置まで円滑に搬送することのでき
る廃棄物処理装置の投入装置を提供することを目的とし
ている。
「課題を解決するための手段」 本発明は、建物内の廃棄物を廃棄物容器に収容した状態
で所定位置に収集する廃棄物収集装置において前記廃棄
物容器を下方へ輸送する垂直輸送管に複数設けられてい
る廃棄物収集装置の投入装置であって、前記垂直輸送管
の側部に水平な引き込み管が連結され、この引き込み管
内に前記廃棄物容器を押し込んで前記垂直輸送管内に投
入する押し込みユニットが設けられ、前記引き込み管の
上部に前記廃棄物容器を一時的に貯蔵する筒体が少なく
とも一つ以上直列に連結され、その最上部に位置する筒
体の上端部と最下部に位置する筒体の下端部と各筒体の
連結部とにそれぞれ水平移動により開閉する開閉弁が設
けられ、前記最下部の筒体の上端部および下端部に最下
部の筒体を気密するエアタイトチューブが設けられてい
るものである。
「作用 」 本発明の廃棄物収集装置の投入装置を使用する場合には
、予め、全ての開閉弁を閉鎖しておくと共に全てのエア
タイトチューブを膨らませて最下部の筒体の上端部およ
び下端部を気密しておく。
そして、このようにした状態で、最上部に位置する筒体
の上端部の開閉弁の上に廃棄物容器を置き、次いでその
開閉弁を水平に移動させる。このようにすると、前記廃
棄物容器が最上部に位置する筒体より次段の筒体内に落
下するが、この場合、予め前記次段の筒体の下端部が開
閉弁によって閉鎖されていると共に最下部の筒体がエア
タイトチューブによっぞ気密されているため、前記廃棄
物容器はその下方の空気を圧縮しながらゆっくりと落下
していき、前記次段の筒体の下端部に位置する開閉弁の
上に着底してその筒体内に収容される。
そして、このようにした後、この廃棄物容器が収容され
た筒体の上端部の開閉弁を閉鎖する。このようにして最
下部の筒体の上方に隣接する筒体に達すると、次に、前
記廃棄物容器が収容された筒体の下端部に位置するエア
タイトチューブの空気を抜き、次いでその下端部の開閉
弁を移動させることにより前記廃棄物容器を落下させて
最下部の筒体内に収容した後、この廃棄物容器が収容さ
れた筒体の上端部の開閉弁を閉鎖すると共にエアタイト
チューブによってその筒体の上端部を気密し、前記廃棄
物容器を最下部に位置する筒体内に収容する。なお、こ
の場合、各筒体内に収容された廃棄物容器をその下の筒
体内に収容した後、その上の筒体内に次の廃棄物容器を
直ぐに収容することができるため、各筒体内にそれぞれ
廃棄物容器を収容することによって、複数の廃棄物容器
を投入装置内に一時的に貯蔵することができる。
そして、前記最下部の筒体内に収容された廃棄物容器を
垂直輸送管内に投入する際には、前記筒体の下端部のエ
アタイトチューブの空気を抜き、次いでその下端部の開
閉弁を開放する。このようにすると、前記廃棄物容器は
、下方に落下するが、廃棄物容器の上方の空間が負圧に
なるため、上向きの吸引力を受けてゆっくりと落下し、
引き込み管内に収容される。このようにした後、この廃
棄物容器を押し込みユニットによって垂直輸送管側へ向
けて水平方向へ押し込み、垂直輸送管内に投入する。こ
の際、エアタイトチューブは、いずれか一方が必ず膨ら
んで気密を保持しているため、垂直管内の空気が漏洩す
ることがない。
「実施例」 以下、本発明の投入装置を適用した廃棄物収集装置の一
実施例を第3図を参照して説明する。
この実施例の廃棄物収集装置lは、高層建物の各階に設
けられて廃棄物容器2が投入される投入装置3・・・と
、これら投入装置3・・・を連通するように設けられた
垂直輸送管4と、この垂直輸送管4の下端部と連結して
概略水平面内に敷設された水平輸送管5と、この水平輸
送管5の廃棄物集積位置に隣接する一端に接続された貯
留機6と、前記水平面内の前記一端の近傍に接続された
分離機7と、この分離機7を介して水平輸送管5に接続
された送風機8とから構成されている。
前記廃棄物容器2は、第3図に示すように、倒立円錐台
状の容器本体2aとこの容器本体2aの上端開口部に開
閉自在に固定される蓋体2bとから構成されたものであ
って、好ましくは、古紙等の安価でかつ可燃性の材料か
ら構成して使い捨て可能な構成としたものである。この
廃棄物容器2は、その容器本体2aを各戸に置いてその
中に廃棄物を収容するものであるが、該容器本体2aが
廃棄物で一杯になったときには、蓋体2bを容器本体2
aに固定することによって廃棄物容器2を密封し、この
状態で投入装置3から投棄されるものである。
前記輸送管4は、下端部近傍を除く部分にわたって同一
の内径を有する中空円筒状であり、その内径は、前記廃
棄物容器2の外形よりも大きい。垂直輸送管4は、その
下端部では上部に比較して直径が小さくなっており、下
端部近傍の内径は、廃棄物容器2の外形よりもわずかに
大きいのみである。したがって、廃棄物容器2が垂直輸
送管4内に収容された場合には、両者の間にわずかの隙
間が生ずる。前記水平輸送管5も垂直輸送管4と同様の
一定の内径を有するものである。
前記投入装置3は、第1図に示すように、垂直輸送室4
の側部に引き込み管313か連結され、この引き込み管
313の上部にその内径が前記廃棄物容器2の外形より
もわずかに大きい筒体307が連結され、この筒体30
7の上部にこの筒体307と同様な内径の筒体303が
連結されているものであって、前記筒体303の上部に
第1室320が形成されると共に、前記筒体303内が
第2室321とされ、前記筒体307内が第3室322
とされ、前記引き込み管313内が第4室323とされ
ているものである。
前記第1室320には、この第1室320を外部に開放
して廃棄物容器2を投棄させる開閉自在なドア300が
設けられている。前記筒体303の上部には、前記第1
室320と第2室321とを仕切る第1フラツプ弁30
1およびこの第1フラツプ弁301を開閉させる第1フ
ラツプ弁駆動ユニツト302が設けられ、前記筒体30
7の上部には、前記第2室321と第3室322とを仕
切る第2フラツプ弁305およびこの第2フラツプ弁3
05を開閉させる第2フラツプ弁駆動ユニツト306が
設けられ、前記筒体307の下部には、前記第3室32
2と第4室323とを仕切る第3フラツプ弁309およ
びこの第3フラツプ弁309を開閉させる第3フラツプ
弁駆動ユニツト310が設けられている。そして、面記
引き込み管313内には、この引き込み管313内の廃
棄物容器2を押し込み板312で押して垂直輸送官4内
に投入する押し込みユニット311が設けられている。
前記第1フラツプ弁3011第2フラツプ弁305、お
よび第3フラツプ弁309は、第2図に示すように、扇
形に形成されると共に筒体の内径に合致する円形の開口
部324が形成されている板状のものであって、その上
下面で前記筒体303.307の上端または下端を閉鎖
すると共に、前記第1ないし第3フラツプ弁駆動ユニツ
ト302.306.310により回転させたときに前記
開口部324が前記筒体303.307の上端または下
端を開放し得るように構成されているものである。そし
て、前記第2フラツプ弁305の上部には、この第2フ
ラツプ弁305を閉鎖したときに前記第2室321と第
3室322とを気密するエアタイトチューブ304が設
けられ、前記第3フラツプ弁309には、この第3フラ
ツプ弁309を閉鎖したときに前記第3室322と第4
室323とを気密するエアタイトチューブ308が設け
られている。
また、前記第1室320には形状センサ314.315
.316が設けられており、前記第2室321、第3室
322、および第4室323には、フォトセンサ317
.318.319が設けられている。
そして、このように構成された投入装置3は、使用者が
所持しているパーソナルキーを挿入することによって作
動が開始されるものである。
なお、この投入装置3では、筒体を二個連結してこれら
の筒体内などに廃棄物容器2を貯蔵するように構成され
ているが、この発明の投入装置においては、−個以上の
筒体を連結して構成しても差し支えなく、数多くの筒体
を連結した場合には、より多くの廃棄物容器2を貯蔵す
ることができる。
次に、この投入装置3の動作を第4図のフローチャート
に基づいて説明する。
まず、投入装置3にパーソナルキーを挿入し、続いてド
ア300を開けて廃棄物容器2を第1室320内に投棄
し、ドア300を閉める。このとき、第1フラツプ弁3
0!は開口の無い部分で、第1室320の底部を塞いで
いる (閉塞位置)。
第1室320に面して設けられた形状センサ314.3
15.316は、第1室320内の物体の形状を確認す
ることによって廃棄物容器2が投棄されたことを検出す
る。投入装置3内に物体が投棄されたならば、形状セン
サはその物体に関する信号を制御装置に伝達し、該制御
装置は、当該物体が廃棄物容器2であるか否か(センサ
315およびセンサ316による)、さらに、蓋体2a
が正常に固定されているか否か(センサ314による)
を判断する。もし、この時投棄された物体が正常でない
ことを発見したなら、制御装置は、投入装置3にその旨
を表示させ、該物体を取り除いて、蓋体2aを正常に固
定するなどの処置を施した後、再度投棄することを促す
該物体が正常であることが確認されたならば、制御装置
は、投入装置3に投入が可能な状態にあることを表示し
、パーソナルキーのロックを解除する。この時初めてパ
ーソナルキーを抜き取ることが可能となるので、これ以
上投棄すべき廃棄物容器2がなければ、パーソナルキー
を抜き取って人手による作業は完了する。
制御装置は、次に、第1フラツプ弁301を水平面内で
およそ60度回転させ、第1フラツプ弁301の開口部
324を筒体303と同軸位置に移動させる (開放位
置)。この動作により第1室320と第2室321とは
連通ずる。この時、第2フラツプ弁305は第2室32
1の底部を塞いでおり、エアタイトチューブ304は膨
らんだ状態で、筒体303の下端と第2フラツプ弁30
5との隙間を閉鎖している。廃棄物容器2は、第1室3
20から第2室321へ自重によって落下する。しかし
、第2室321は、密閉空間を形成しているので、廃棄
物容器2は、下方の空気を圧縮しながら下降することに
なり、ゆっくりと下降する。廃棄物容器2が第2室32
1内に着底したならば、フォトセンサ317は、そのこ
とを検出する。
次に、エアタイトチューブ304の空気を抜き、該エア
タイトチューブ304と第2フラツプ弁305との間に
隙間を形成するとともに、第1フラツプ弁301を前記
閉鎖位置に戻した後、第2フラツプ弁305を水平面内
で移動させ開放位置に設定する。この動作で、廃棄物容
器2は、前記同様にゆっくりと落下し、第3室322の
底部に着底する。この時、第3フラツプ弁309および
エアタイトチューブ308が第3室322の底部を閉じ
て、閉塞空間を形成していることは、前記同様である。
廃棄物容器2が、第3室322内に収まったことがフォ
トセンサ318によって確認されたなら、第2フラツプ
弁305およびエアタイトチューブ304で第3室32
2の上部空間を気密すると共に、押し込ユニット311
を作動させて押し込み板312を第3室322の下方よ
りも図中左側まで移動させる。しかる後に、エアタイト
チューブ308の空気を抜き、第3フラツプ弁309を
開放位置に移動させる。この動作によって、廃棄物容器
2は、下方に落下するが、廃棄物容器2の上方の空間が
負圧になるので、上向きの吸引力を受けゆっくりと落下
する。
廃棄物容器2が第4室323内に着底したなら、フォト
センサ319がこれを検出し、押し込みユニット311
を作動させて押し込み板312を図中右方に移動さ仕、
廃棄物容器2を垂直輸送管4内に投入する。投入後、押
し込ユニット311は、押し込み板312を右方の位置
に維持して次の作動を待つ。押し込み板312は、右方
の位置にある時には、垂直輸送管4の壁面と一体となっ
て円筒状の内壁面を形成する形状である。したがって、
垂直輸送管4の内面に凹凸がないので、廃棄物容器2が
落下する時に、押し込み仮312の近傍で騒音を発する
ようなことが無い。
以上のようにして廃棄物を収集した場合には、廃棄物の
投棄を随時行なうことができ、投棄された廃棄物容器2
は、自動的に、円滑に、かつ騒音を発することなく下方
に集積される。その上、前記投入装置3においては、複
数の廃棄物容器2を一時的に貯蔵することができると共
に、この貯蔵状態では、廃棄物容器2を目隠しすること
ができるため、美観を損なうことがない。また、廃棄物
容器2を投棄する第1室320が垂直輸送管4と離れて
いるため、垂直輸送管4の内部を落下する廃棄物容器2
の落下音を低減するのに有効に作用−している。そして
、前記のような操作を繰り返して行なうことにより、建
物内の各所で投棄される廃棄物を貯留機6に集積するこ
とができる。また、上記廃棄物の収集過程を通じて、廃
棄物は廃棄物容器2に収容されて扱われるために、輸送
管等の設備を汚すことがなく、全体を通じて臭気の問題
らなく、衛生的で美観上ら優れている。
以上に説明した投入装置3内の制御信号の流れを示した
ものが、第5図である。
廃棄物を投入しようとする場合には、投入装置3に設け
られた読み取り装置に所定のパーソナルキーを挿入する
。所定のパーソナルキーが挿入された場合には、投入口
のロックがはずれるので、ドア300を開けて、例えば
紙カプセルなどから構成されている廃棄物容器2を投入
する。
以降の動作は、すべて投入装置3毎に設けられたローカ
ル制御装置によって制御されている。すなわち、前記形
状センサ314.315.316の検出信号は、ローカ
ル制御装置に送られ、この検出信号に基づいて、ローカ
ル制御装置は、各弁駆動ユニット302.306.31
0を作動させ、各フラップ弁301,305.309を
開閉する。
また、制御装置は、同様に、空圧ユニットあるいは押し
込みユニット311を駆動してエアタイトチューブ30
4.308を作動させる。
以上は、それぞれの投入装置3において廃棄物容器2の
搬送およびその制御が行なわれる様子を説明したもので
ある。しかし、前記投入装置3は、一般に、建物内に複
数個設置されているものである。したがって、望ましく
は、これらの複数の投入装置3は、全体として制御され
、建物全体を通じて廃棄物の搬送が円滑に、効率良く、
特に閉塞などの事故を発生させないように行なわれるこ
とが望ましい。
以下に、前記制御手段によって、複数の投入装置3を制
御する方法の一例について第6図のフローチャートを参
照して説明する。
まず、制御手段が内蔵するプログラムが作動を開始する
と (ステップl)、垂直輸送管4に連結される1番か
らN番までの投入装置3に、廃棄物容器2が保持されて
いるか否かを調査する (ステップ2)。いずれの投入
装置3にも廃棄物容器2が存在しない場合には、プログ
ラムは、投入装置3に対して作動指示を発しない。いず
れかの投入装置3内に廃棄物容器2が支持されている場
合には、プログラムはステップ3に移行し、廃棄物容器
2が存在する投入装置3のうち最下階にあるもののみを
作動状態に置き、それ以外の投入装置3については、垂
直輸送管4内に廃棄物容器2を投入することを禁止する
 (ステップ4)。そして、前記選択された投入装置3
から廃棄物容器2を、垂直輸送管4内に投入させる (
ステップ5)。
垂直輸送管4内には、最も下階に位置する投入装置3よ
りもさらに下方に、光電センサからなる廃棄物容器通過
センサが設けられている。プログラムは、前記の廃棄物
容器2を投入した後、所定の時間内に該センサが廃棄物
容器2の通過を検出した場合にはステップ7に移行し、
そうでない場合には、異常ルーチンにジャンプする (
ステップ8)。 ステップ7では、前記選択された投入
装置3以外の投入装置3内に収容されている廃棄物容器
2の個数を調べ、もし、いずれかの投入装置3が満杯に
なっていればステップ9へ、そうでない場合にはステッ
プlOへ移行する。ステップ9では、前記満杯になって
いる投入装置3を選択し、ステップ3に戻ってその満杯
の投入装置3から廃棄物容器2の投入を行なう。この際
、満杯の投入装置3が複数個存在した場合には、それら
の投入装置3のうちで最下階のらのを選択する。
また、ステップ10では、当該投入装置3内に廃棄物容
器2がまだ残っているかどうかを調査し、残っていれば
ステップ11に移行し、残っていない場合には、ステッ
プ12へと移行する。
以上説明したように、投棄された廃棄物容器2は、垂直
輸送管4内に順次投入される。ところが、前記垂直輸送
管4の内部を落下してくる廃棄物容器2は、その下端部
では落下速度が過大になり、壁面に激突し、破損すると
ともに廃棄物を周囲に散乱させる恐れがある。しかし、
垂直輸送管4の内径が投入された廃棄物容器2との間に
ごく僅かの隙間しか生じないような寸法に構成されてい
るため、廃棄物容器2の落下に伴って、その下方の空気
が圧縮されて廃棄物容器2に減速力を与え、これによっ
て廃棄物容器2の落下速度が一定値以下となる。したが
って、上記の問題は解決されている。
さらに、廃棄物容器2の落下速度を詳細に制御するため
に以下に示すような制御装置を設けても良い。
すなわち、第3図に示すように、垂直輸送管4の下端部
に圧力計415と制御手段416と垂直輸送管4よりも
内径が小さい減速管411a、411b、411cとそ
れぞれの減速管に設けられた開閉弁410a、410b
、410cとを有し、圧力計415が測定した垂直輸送
管4内の圧力に基づいてそれぞれの開閉弁410a、4
10b、410cの開度を調節し、そのことによって廃
棄物容器2の落下速度を調節する制御装置である。この
制御装置416には、さらに、前記減速管410a、4
10b、410cと垂直輸送管4の上部を連通させる連
通管409を設けても良い。この場合、廃棄物容器2が
連通管409と垂直輸送管4が連通ずる位置を通過する
と、廃棄物容器2の下方の空気は、連通管409を通っ
て廃棄物容器2の上方に導かれる。したがって、廃棄物
容器2の下方の圧力が過大になることがなく、廃棄物容
器2は一層円滑にかつ安全に、また、静かに下端部に導
かれる。
ところで、垂直輸送管4内における廃棄物容器2の運動
状態は次式によって表現される。
U f= f(dS 、W) ここに於いて、Ur:廃棄物容器2の落下速度f():
関数であることを表す dS :垂直輸送管4と廃棄物容 器3との断面積の差 W :廃棄物容器2 (廃棄物を 含む)の質量 ここで、このdS  (リリーフ面積)が垂直輸送管4
の断面積のl/10以下であれば、落下速度Ufは、近
時的に廃棄物容器2の総重量の1次関数で表すことがで
きる。また、同様に、特定の断面積を有する廃棄物容器
2に関して、廃棄物容器2の総重量と、垂直輸送管4内
で廃棄物容器2によって圧縮される空気の圧力との間に
は一定の関係がある。したがって、廃棄物容器2が落下
しつつあるときに、該廃棄物容器2の下方の空気圧を測
定することで廃棄物容器の総重量を算定することができ
る。廃棄物容器2の総重量が算定されたならば、リリー
フ面積を調節することで廃棄物容器2の落下速度を制御
することが可能である。
本実施例は、この知見に基づいて実現されたものである
。すなわち、廃棄物容器2が垂直輸送管4内を落下し始
めると、垂直輸送管4の下方の空気圧を測定することで
廃棄物容器2の総重量を算出する。次に、廃棄物容器2
の落下速度を所定の速度に制御するためにリリーフ面積
を制御するわけであるが、この動作は、前記減速管41
1a、41 lb、411cに設けられた開閉弁410
a、410b、410cの開度を調節することによって
行なう。前出の説明に於いて、リリーフ面積dSは、垂
直輸送管4と廃棄物容器2との差であると説明したが、
リリーフ面積は、より一般的には、廃棄物容器2の落下
に伴って排出される空気の流路面積であるので、本実施
例のように垂直輸送管4の下端部に設けられた減速管4
11a、41 lb、411cの開口面積であっても良
い。第3図に示す例によれば、投入装置3から垂直輸送
管4内に投入された廃棄物容器2は、まず、下方の空気
を垂直輸送管4と廃棄物容器2との隙間および減速管4
11a、41 lb、411cから排出しながら落下す
る。ところが、垂直輸送管4の内径はテーパ部417に
於いて縮小されている。したがって、廃棄物容器2がテ
ーパ部417に到達すると、前記隙間と減速管411a
、41 lb、411cの開口面積の合計であるリリー
フ面積が減少するために、より大きな空気抵抗を受ける
ようになる。この時、廃棄物容器2が下方から受ける風
圧が急激に上昇すると廃棄物容器2を破損さ仕る恐れが
ある。前記連通管409は、この破損事故を防止するた
めに設けられたものである。すなわち、廃棄物容器2が
連通管409の上部連通部418よりも下方であって減
速管411a、41 lb、411cよりも上方に位置
するときは、廃棄物容器2が落下することによって連通
管409内を下方から上方へ流れる気流が発生する。こ
の気流は、廃棄物容器2が連通管409の上部連通部4
18よりも上方にあるときには存在しないしのである。
したがって、このことによりリリーフ面積が増大し、垂
直輸送管4の内径が縮小された効果を相殺する。廃棄物
容器2が引き続き落下すると、該廃棄物容器2は、減速
管411a、41 lb、411cを順次通過する。
したがって、廃棄物容器2の落下に伴いリリーフ面積が
次第に縮小し、廃棄物容器2には次第に大きな制動力が
加えられる。廃棄物容器2が減速管411cを通過した
後は、下方の空間が閉鎖空間となるために、リリーフ面
積は垂直輸送管4と廃棄物容器2との隙間の面積だけと
なり、最大の制動力を受ける。
以上に説明したように、廃棄物容器2は垂直輸送管4の
下端部近−傍で漸増する制動力を受けるため、滑らかに
、かつ、確実に制動され、静かに底部に到達する。また
、開閉弁410a、410b、410cによって減速管
411a、41 lb、411cの開口面積を調節する
ことで、制動力の大きさおよび廃棄物容器2の落下速度
を制御することが可能である。さらに該制御を制御装置
によって行なうことによって、自動的に、確実に行なう
ことが可能である。
「発明の効果」 本発明の廃棄物収集装置の投入装置によれば、垂直輸送
管の側部に水平な引き込み管が連結され、この引き込み
管内に前記廃棄物容器を押し込んで前記垂直輸送管内に
投入する押し込みユニットが設けられ、前記引き込み管
の上部に前記廃棄物容器を一時的に貯蔵する筒体が少な
くとも一つ以上直列に連結され、その最上部に位置する
筒体の上端部と最下部に位置する筒体の下端部と各筒体
の連結部とにそれぞれ水平移動により開閉する開閉弁が
設けられ、前記最下部の筒体の上端部および下端部に最
下部の筒体を気密するエアタイトチューブが設けられて
いるので、少なくとも上下に連結されている最下部の筒
体内とその上方にそれぞれ廃棄物容器を収容することに
よって複数の廃棄物容器を一時的に貯蔵しておくことが
できる。そして、その場合、廃棄物容器を外部から隠蔽
した状態で貯蔵することができるので、美観が損なわれ
ることがなく、衛生上も好ましい。また、廃棄物容器を
上方の筒体から下方の筒体へ移す際にその廃棄物容器が
ゆっくりと落下して着底時の衝撃が緩和されるため、廃
棄物容器の破損を防止することができる。したかって、
投入装置内に廃棄物が散乱して投入装置内の衛生状態を
著しく低下させるようなことがなく、投入装置内を常に
清潔に保つことができる。また、前記垂直輸送管に複数
設けられている各投入装置から廃棄物容器を順序良く落
下させていくことによって複数の廃棄物容器の衝突によ
る垂直輸送管の閉塞事故を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は、本発明の投入装置を適用した廃
棄物収集装置の一実施例を示す図であって、第1図は投
入装置の概略構成図、第2図は開閉弁の平面図、第3図
は廃棄物収集装置の概略構成図、第4図、第5図は投入
装置の制御方法を示すフローチャート、第6図は垂直輸
送管に設けられた各投入装置からの廃棄物容器の投入を
制御する制御方法を示すフローチャートである。 l・・・・廃棄物収集装置 2・・・・廃棄物容器 3 ・・・投入装置、 4・・・・垂直輸送管、 301.305.308・・・・開閉弁、303.30
7・・・・筒体、 304.308・・・エアタイトチューブ、311・・
・押し込みユニット、 313・・・・引き込み管。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 建物内の廃棄物を廃棄物容器に収容した状態で所定位置
    に収集する廃棄物収集装置において前記廃棄物容器を下
    方へ輸送する垂直輸送管に複数設けられている廃棄物収
    集装置の投入装置であって、前記垂直輸送管の側部に水
    平な引き込み管が連結され、この引き込み管内に前記廃
    棄物容器を押し込んで前記垂直輸送管内に投入する押し
    込みユニットが設けられ、前記引き込み管の上部に前記
    廃棄物容器を一時的に貯蔵する筒体が少なくとも一つ以
    上直列に連結され、その最上部に位置する筒体の上端部
    と最下部に位置する筒体の下端部と各筒体の連結部とに
    それぞれ水平移動により開閉する開閉弁が設けられ、前
    記最下部の筒体の上端部および下端部に最下部の筒体を
    気密するエアタイトチューブが設けられていることを特
    徴とする廃棄物収集装置の投入装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5678975A (en) * 1994-12-22 1997-10-21 Fuji Jukogyo Kabushiki Kaisha Waste container throw-in system for buildings
KR19980077546A (ko) * 1997-04-21 1998-11-16 한스 스트롬 쓰레기 배출 방법 및 장치
KR20200046385A (ko) * 2018-10-24 2020-05-07 배상대 건설폐기쓰레기 수거용 기둥형 에어 튜브 투기장치

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KR19980077546A (ko) * 1997-04-21 1998-11-16 한스 스트롬 쓰레기 배출 방법 및 장치
KR20200046385A (ko) * 2018-10-24 2020-05-07 배상대 건설폐기쓰레기 수거용 기둥형 에어 튜브 투기장치

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