JPH04303303A - 高層ビルのごみ容器輸送装置 - Google Patents

高層ビルのごみ容器輸送装置

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JPH04303303A
JPH04303303A JP3091349A JP9134991A JPH04303303A JP H04303303 A JPH04303303 A JP H04303303A JP 3091349 A JP3091349 A JP 3091349A JP 9134991 A JP9134991 A JP 9134991A JP H04303303 A JPH04303303 A JP H04303303A
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JP
Japan
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garbage
garbage container
container
transport pipe
vertical transport
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Application number
JP3091349A
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English (en)
Inventor
Yonosuke Okabe
岡 部 要之助
Takao Sekikawa
関 川 隆 雄
Tadashi Suzuki
鈴 木   正
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Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65FGATHERING OR REMOVAL OF DOMESTIC OR LIKE REFUSE
    • B65F1/00Refuse receptacles; Accessories therefor
    • B65F1/0093Refuse receptacles; Accessories therefor specially adapted for collecting refuse from arrangements in buildings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B1/00Packaging fluent solid material, e.g. powders, granular or loose fibrous material, loose masses of small articles, in individual containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, or jars
    • B65B1/28Controlling escape of air or dust from containers or receptacles during filling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B9/00Enclosing successive articles, or quantities of material, e.g. liquids or semiliquids, in flat, folded, or tubular webs of flexible sheet material; Subdividing filled flexible tubes to form packages
    • B65B9/10Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs
    • B65B9/15Enclosing successive articles, or quantities of material, in preformed tubular webs, or in webs formed into tubes around filling nozzles, e.g. extruded tubular webs the preformed tubular webs being stored on filling nozzles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、合成樹脂シート(ポリ
シート)等の軟質性円筒状体で梱包したカプセル方式の
ごみ容器を、垂直輸送管内を輸送させるようにした高層
ビルのごみ容器輸送装置、特にこの輸送装置に使用され
るごみ容器に改良を加えた高層ビルのごみ容器輸送装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のごみ容器輸送装置として、出願
人は先に図5乃至図7に示すようなものを提案した(例
えば、特願平2−102227号、特願平2−2709
72号等参照)。
【0003】即ち、建築物の各階から投入されたごみ容
器(カプセル)2を下方に導く垂直輸送管(ダクトシュ
ート)1が高層ビルの各階を貫いて設けられ、この垂直
輸送管1の内径よりやや小さな外径の軟質性円筒状部材
から連続的に形成されるごみ容器2を垂直輸送管1内に
投入するごみ投入装置3が必要階に設置されている。ま
た前記垂直輸送管1の下端には、開閉シリンダ4を介し
て閉塞自在な底蓋5が配置されているとともに、この底
蓋5の上方には、開閉自在な空気排出装置6と、垂直輸
送管1内の圧力を検知する圧力検知手段7とが設けられ
、この検知手段7の検知信号により前記空気排出装置6
の開閉量を制御してごみ容器2の落下速度を制御する。 前記垂直輸送管1は、底蓋5の下方において、シュート
8に連通され、このシュート8の下端に貯留槽9が接続
されて、ごみはこの貯留槽9内に溜められた後、塵芥収
集車10に積込まれて運ばれるようなされている。
【0004】前記ごみ投入装置3は、図6に示すように
、前面に開閉自在なシャッタ11を備えた投入箱12と
、この投入箱12の上部に取付けられ下端に圧縮板13
を連結した上下方向に移動する圧縮シリンダ14と、自
動結束装置15と、この自動結束装置15の直下方に配
置された補助筒16と、この補助筒16と連結棒17で
一体に連結され前記垂直輸送管1の一部をなす前記補助
筒16とほぼ同じ形状の中間筒18と、前記補助筒16
及び中間筒18を一体に水平方向に移動させる筒移動用
シリンダ(図示せず)とから主に構成されている。
【0005】なお、前記中間筒18の上下両端部にはフ
ランジ18aが、垂直輸送管1にもフランジ1aが夫々
設けられ、ここにパッキン(図示せず)を介装すること
により、垂直輸送管1が密封される。また、ごみの投入
動作を制御するための投入制御盤19が設けられている
【0006】前記投入箱12は、この内部の所定位置に
ごみカート20を位置させることによって、このごみカ
ート20の内部に収集したごみをごみ容器2ごと垂直輸
送管1内に投入するためのものであり、このごみカート
20は、図7に示すように構成されている。
【0007】即ち、このごみカート20は、手押しハン
ドル21と中空枠状のフレーム22とからなり、このフ
レーム22の四隅には、走行用車輪23が回転自在に支
承されている。更に、前記フレーム22の内部には、上
下に連通する円筒状のごみ受24が固着されているとと
もに、このごみ受24の外周部にポリシートカセット2
5が着脱自在に装着されている。
【0008】このポリシートカセット25は、内部に軟
質性円筒状部材としての筒形合成樹脂シート(筒形ポリ
シート)26を重ね合わせて折り畳んだ状態で収納した
ものであり、このポリシート26の上部は、ここから引
き出され、端部を結束して閉塞させた状態でごみ受24
の内部に配置される。このポリシート26は、更に上方
を結束し切断分離することにより、上下両端部が結束に
より閉塞されたポリシート26から分離された軟質性円
筒状体のごみ容器2を形成するものである。また、前記
ごみ受24の下端開口部には、ここを閉塞自在なスライ
ド蓋27が配置されている。
【0009】これにより、ごみを収集したごみカート2
0をごみ投入装置3内に搬入して所定の位置にセットし
た後、手動または自動でごみ受24の底部のスライド蓋
27を開放する。そして、圧縮シリンダ14を作動させ
ることにより、ごみを圧縮しながらポリシート26を下
方の補助筒16内に押し下げる。この状態で、自動結束
装置15により、ポリシート26をA点及びB点で結束
させた後、この中央部のC点で切断して内部にごみを積
込んで密封させたごみ容器2を形成する。そして、筒移
動シリンダを介して補助筒16を垂直輸送管1の一部を
なす中間管18が位置する位置まで移動させ、これによ
って上方に位置する垂直輸送管1と下方に位置する垂直
輸送管1とをこの補助筒16で連通させて、この内部に
位置する密封されたごみ容器1を垂直輸送管1内を落下
させるようなされていた。
【0010】また、このような連続した軟質性円筒状体
からごみ容器を形成する方法のほかに、より簡易な方法
として、あらかじめ軟質性円筒状部材の底部を密封して
形成した単体の袋状体にごみを詰めた後、袋の上部のみ
を結束することでごみ容器を作成し、これを垂直輸送管
に投入して降下させる方法もある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ここに、上記従来例に
おいては、ポリシート(軟質性円筒状部材)26から連
続的に形成されるごみ容器2内に積込まれるごみが、図
8及び図9に示すように、ある大きさ以下で均一なごみ
30aの場合、ごみ容器2はほぼ円筒状の形状をなして
垂直輸送管1内を落下し、ごみ容器2と垂直輸送管1と
の隙間31aがほぼ一定の小面積となって、この隙間を
通過する空気の抵抗によりごみ容器2の重量にかかわり
なく、ごみ容器2をある一定の速度に制御して地上に軟
着陸させることができる。
【0012】しかし、ごみ容器2内に積込まれるごみが
、図10及び図11に示すように、例えば新聞紙等を束
ねたもの等、非円筒形の大きなブロック状のごみ30b
の場合、ごみ容器2は円筒状に形成されず、従ってこれ
を垂直輸送管1内を降下させると、ごみ容器2と垂直輸
送管1との隙間31bの面積がかなり大きくなり、この
隙間31bを通過する空気の抵抗がごみ容器2の重量と
バランスする程大きくならないため、ごみ容器2の落下
速度を制御することができず、ごみ容器2は急落下して
しまう。
【0013】また、このような場合、ごみ容器の下部に
空気穴を開けておき、ごみ容器の落下時にこの空気穴か
ら空気を取り入れて、ごみ容器(軟質性円筒状体)を落
下傘のように円筒状に膨らますことで安定して落下させ
るようにしたものも考えられる。しかし、連続した軟質
性円筒状部材に事前に穴を開けておくと、ごみ容器形成
時に穴の位置がずれてしまい、この穴がごみ容器の上部
に位置すると、落下時にごみ容器を膨らませることがで
きなくなってしまうばかりでなく、人手で軟質性円筒状
部材の穴の位置合わせを行いつつごみ容器を形成したり
、投入装置に穴あけ機構を設けて落下直前にごみ容器の
下部に穴を開けるようにすると、操作や機構が複雑にな
ってしまうといった問題点があるのが判った。
【0014】また、自動結束装置を投入装置に設けず別
の場所で、事前にごみ容器を形成する場合には、ごみ容
器を形成した後、下部に穴をあける方法、連続した軟質
性円筒状部材を事前に穴をあけておき、結束と切断をし
てごみ容器を形成する方法、事前に穴のあいた軟質性シ
ート材よりごみ容器を形成する方法等があるが、この場
合においてもごみ容器の下部のみに穴をあけるには、位
置合わせが必要で、その作業が面倒である。
【0015】本発明は上記に鑑み、操作や機構が複雑化
してしまうことなく、ごみ容器内に積込まれるごみが、
例え非円筒形の大きなブロック状のものであっても、ご
み容器の垂直輸送管内の落下速度を確実に且つ安定して
制御することができるようにしたものを提供することを
目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
、本発明に係る高層ビルのごみ容器輸送装置は、建築物
の各階から投入されたごみ容器を下方に導く垂直輸送管
と、この垂直輸送管の内径よりやや小さな外径の軟質性
円筒状体のごみ容器を、垂直輸送管に投入する投入装置
とを備え、前記垂直輸送管の下端に閉塞自在な底蓋を配
置するとともに、この底蓋の上方に開閉自在な空気排出
装置と、垂直輸送管内の圧力を検知する圧力検知手段を
設け、この検知手段の検知信号により前記空気排出装置
の開閉量を制御してごみ容器の落下速度を制御するよう
にした高層ビルのごみ容器輸送装置において、前記ごみ
容器を形成する軟質性円筒状部材の長さ方向に沿って連
続した複数の空気穴をごみ容器の長さ及び半径より短い
間隔で設けたものである。
【0017】また、別案として事前に軟質性の袋状体を
作成する場合においては、同様に軟質性円筒状部材の袋
状体の周囲に袋状体の長さ方向に沿って連続した複数の
空気穴をごみ容器の長さ及び半径より短い間隔で設けた
ものである。
【0018】
【作用】上記のように構成した本発明によれば、軟質性
円筒状部材の一部によって連続的に形成される各ごみ容
器には、必然的に複数の空気穴が備えられることになり
、しかもこの空気穴の数は、ごみ容器の上面よりもその
下方、即ち側面及び下面の方が多くなる。従って、ごみ
容器が垂直輸送管内を落下する際に、この側方及び下面
に位置する空気穴からごみ容器の内部に空気が取入られ
、一部は上面に位置する空気穴から上方に漏れるものの
、内部に流入する空気の量の方が多くなり、これによっ
て、ごみ容器をちょうど落下傘のように円筒状に膨らま
せて、ごみ容器と垂直種層管との隙間を少なくしてごみ
容器の落下速度を制御することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1乃至図3を参照
して説明する。
【0020】図1及び図2は、非円筒形の大きなブロッ
ク状のごみ30bを内部に収納したごみ容器2が垂直輸
送管1内を落下している時の状態を示すもので、同図に
示すように、ごみ容器2の周囲には、この長手方向に沿
って且つ複数列に亙って適当な間隔をおいて複数の空気
穴32が設けられている。
【0021】これにより、ごみ容器2が垂直輸送管1内
を落下する時、ごみ容器2の上面よりもこの下方、即ち
ごみ容器2の側面及び下面に位置する空気穴32の数が
多くなり、この上面より下方に位置する空気穴32から
ごみ容器2の内部に空気が流入する。同時に、ごみ容器
2の上面に位置する空気穴32からは、ごみ容器2の内
部に流入した空気の一部がこの上方に抜けていくことに
なるが、側面および下面にある空気穴32の数の方が多
いため、内部に流入する空気の量の方が多くなり、この
結果、ごみ30bの外側に空気が封入された形となり、
ごみ容器2の内外の圧力差により、ごみ容器2は外側に
膨れ、ちょうど落下傘のように円筒状の形状をなす。
【0022】従って、ごみ容器2は垂直輸送管1の内壁
に沿うような形になるため、ごみ容器2の外縁と垂直輸
送管1の内壁との隙間31aを一定の小面積となすこと
ができ、ここにごみ容器2の落下に伴いごみ容器2の下
方から上方に流れる空気の絞り効果による抵抗(圧力損
失)が生ずることになる。同時に、上記のようにごみ容
器2の上面の空気穴32から上方に抜ける空気において
も、空気穴32による絞り効果による抵抗(圧力損失)
が生じる。
【0023】これらの抵抗は、ごみ容器2の重量ときっ
抗することになり、ごみ容器2の落下速度を自由落下の
場合に比べ、著しく低く保つことができる。
【0024】そして、落下中のごみ容器2の下方の垂直
輸送管1内の圧力を図5に示す圧力検出手段7で検知し
、この圧力からごみ容器2の重量を推定することで垂直
輸送管1の下部にある空気排出装置6の開閉量を適宜調
節し、ごみ容器2の下方の空気を適量垂直輸送管1の外
部に放出する。
【0025】即ち、ごみ容器2が軽量で垂直輸送管1内
の圧力があまり高くない場合は、空気排出装置6の開度
を大きくとって、ごみ容器2の下部の空気を多量に抜く
ことでごみ容器2の落下速度を速くなし、ごみ容器2の
重量が大きく圧力が高い場合には、空気排出装置6の開
度を小さくして、ごみ容器2の落下速度を低く保つこと
で、ごみ容器2の重量にかかわりなくこの落下速度を一
定の範囲に制御してシュート底蓋5に軟着陸させること
が可能となる。
【0026】前記ごみ容器2は、図3に示すようなポリ
シート(軟質性円筒状部材)26から連続的に形成され
る。即ち、このポリシート26の周囲には、その長さ方
向に沿って所定のピッチpで、かつ複数列に亙って複数
の空気穴32が設けられている。このピッチpは、ごみ
容器2の長さLよりも短く、且つこの半径よりも短く設
定され、これによってポリシート26を所定の長さで切
断して各ごみ容器2を形成した際に、この周囲に多数の
空気穴32が備えられるようになっている。
【0027】なお、上記ポリシート26に設けられる空
気穴32の位置は、図4(a)に示すよう1条の螺旋状
にしたり、同図(b)に示すように互いに対向する2条
の螺旋状にしたり、同図(c)に示すように襷状にした
り、同図(d)に示すように複数列の各列にピッチpの
段差を設けるようにしたり、同図(e)に示すように1
例だけとすることもできる。
【0028】そして、上記のように構成されたポリシー
ト26を、例えば図7に示すごみカート20に装着して
使用するのであるが、以下この使用例を図5乃至図7を
参照して説明する。
【0029】即ち、所定のピッチpで空気穴32が設け
られたポリシート26を装着したごみカート20内にご
みを収集し、ごみ収集終了後、ごみカート20を各階に
設置されたごみ投入装置3に搬入して所定の位置にセッ
トした後、手動または自動でごみ受24の底部のスライ
ド扉27を開放する。そして、圧縮シリンダ14を作動
させて、ごみを圧縮しながらごみとポリシート26とを
下方の補助筒16内へ押し下げる。次いで、自動結束装
置15により、ポリシート26をA点及びB点で結束さ
せた後、この中央部のC点で切断する。すると、切断さ
れたポリシート26の下側の部分は、ごみを内部に納め
たカプセル状のごみ容器2となる。
【0030】この際、ポリシート26に設けられた空気
穴32は、ごみ容器2の長さLより小さく且つこの半径
より小さい、十分に短いピッチpで開けられているため
、結束時のポリシート26の位置関係に拘りなく、ごみ
容器2には複数の空気穴32が開いている状態となる。 またごみ容器2の各面の面積の関係から、ごみ容器2の
上面に位置する空気穴32の数は、側面および下面に位
置する空気穴32の数の合計より必ず少なくなる。 従って、ごみ容器2を形成する時にポリシート26に設
けられている空気穴32の位置に注意を払う必要が全く
なくなる。
【0031】そして、補助筒16を垂直輸送管1と直結
する位置まで移動させることによりこの内部のごみ容器
2を垂直輸送管1に沿って落下させ、しかる後、補助筒
16を最初の位置に戻すのであるが、これらのごみ容器
投入動作は、投入制御盤19によって制御される。
【0032】ここに、落下を開始したごみ容器2は、上
述のように外側に膨れちょうど落下傘のように円筒状を
なす。従って、垂直輸送管1とごみ容器2との隙間31
aにごみ容器2の下方から上方に流れる空気の絞り効果
による抵抗(圧力損失)が、またごみ容器2の上面の空
気穴32にここを通って上方に抜ける空気による絞り効
果による抵抗(圧力損失)が夫々発生し、この抵抗とご
み容器2の重量とがきっ抗することになり、ごみ容器2
の落下速度を自由落下の場合に比べ著しく低く保つこと
ができる。
【0033】更に、ごみ容器2の下方の垂直輸送管1内
の圧力を圧力検出手段7で検知し、この圧力からごみ容
器2の重量を推定することで垂直輸送管1の下部にある
空気排出装置6の開閉量を適宜調節し、ごみ容器2の下
方の空気を垂直輸送管1の外部に適宜放出することによ
って、ごみ容器2の重量にかかわりなくこの落下速度を
一定の範囲に制御して垂直輸送管底蓋5に軟着陸させる
ことができることになる。
【0034】この時、一般の空気穴の開いていないごみ
容器の落下速度を制御する場合に比べ、ごみ容器の上面
に位置する空気穴から抜ける空気の分だけ、落下速度が
大きくなってしまうが、これに見合った分だけ空気排出
装置6の排気量を減ずる制御を行なうことで、通常と変
わらぬ落下速度で垂直輸送管底蓋5にごみ容器を軟着陸
させることができる。
【0035】このように、予め所定の直径の空気穴32
を長手方向に所定の間隔で連続的に開けたポリシート2
6を使用してごみ容器2を連続的に形成し、かつこのご
み容器2による空気漏れ分を考慮したごみ容器2の下部
の空気排出制御を行なうことにより、ごみ容器2の内部
のごみの形状やポリシート26に設けられている空気穴
32の位置にかかわらず、ごみ容器2を垂直輸送管1に
沿って安定して落下させることができる。
【0036】また、独立した軟質性円筒状部材の袋状体
を使用する場合においては、あらかじめ軟質性円筒状部
材の底部を密封して形成した単体の袋状体にごみを詰め
た後、袋状体の上部のみを結束することでごみ容器を作
成し、これを自動結束装置を使用しないで垂直輸送管に
投入する。
【0037】あとは上記と同様の方法でごみ容器を垂直
輸送管底蓋に軟着陸させることができる。
【0038】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるので、
ごみ容器内に積み込まれるごみが、たとえ非円筒形の大
きなブロック状のものであっても、落下速度を確実かつ
安定して制御しつつごみ容器を垂直輸送管に沿って降下
させて地上に難着陸させることができる。しかも、ごみ
容器を連続的に形成する軟質性円筒状部材、あるいは袋
状体の材料の軟質性円筒状部材に予め空気穴を設けるだ
けで、空気穴の位置に注意を払う必要がないので、操作
や機構が複雑化してしまうことがないといった効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すごみ容器が垂直輸送管
内を落下している状態の縦断面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】図1における軟質性円筒状部材の斜視図。
【図4】軟質性円筒状部材の夫々異なる他の変形例を示
す斜視図。
【図5】ごみ容器輸送装置の全体構成図。
【図6】ごみ投入装置の拡大正面図。
【図7】ごみカートの側面図。
【図8】従来例を示すごみ容器が垂直輸送管内を落下し
ている状態の縦断面図。
【図9】図8のB−B線断面図。
【図10】従来例を示すごみ容器が垂直輸送管内を落下
している状態の縦断面図。
【図11】図10のC−C線断面図。
【符号の説明】
1  垂直輸送管(ダクトシュート) 2  ごみ容器 3  ごみ投入装置 5  底蓋 6  空気排出装置 7  圧力検知装置 12  投入箱 15  自動結束装置 20  ごみカート 25  ポリシートカセット 26  ポリシート(軟質性円筒状部材)30a,30
b  ごみ 31a,31b  隙間 32  空気穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建築物の各階から投入されたごみ容器を下
    方に導く垂直輸送管と、この垂直輸送管の内径よりやや
    小さな外径の軟質性円筒状体のごみ容器を、垂直輸送管
    に投入する投入装置とを備え、前記垂直輸送管の下端に
    閉塞自在な底蓋を配置するとともに、この底蓋の上方に
    開閉自在な空気排出装置と、垂直輸送管内の圧力を検知
    する圧力検知手段を設け、この検知手段の検知信号によ
    り前記空気排出装置の開閉量を制御してごみ容器の落下
    速度を制御するようにした高層ビルのごみ容器輸送装置
    において、前記ごみ容器を形成する軟質性円筒状部材の
    長さ方向に沿って連続した複数の空気穴をごみ容器の長
    さ及び半径より短い間隔で設けたことを特徴とする高層
    ビルのごみ容器輸送装置。
JP3091349A 1991-03-29 1991-03-29 高層ビルのごみ容器輸送装置 Pending JPH04303303A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3091349A JPH04303303A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 高層ビルのごみ容器輸送装置
US07/777,624 US5155976A (en) 1991-03-29 1991-10-16 Conveyor system of dust containers used in tall buildings

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JP3091349A JPH04303303A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 高層ビルのごみ容器輸送装置

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JPH04303303A true JPH04303303A (ja) 1992-10-27

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ID=14023930

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JP3091349A Pending JPH04303303A (ja) 1991-03-29 1991-03-29 高層ビルのごみ容器輸送装置

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JP (1) JPH04303303A (ja)

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