JPH04140206A - 高層ビルのごみ容器輸送制御装置 - Google Patents

高層ビルのごみ容器輸送制御装置

Info

Publication number
JPH04140206A
JPH04140206A JP26447590A JP26447590A JPH04140206A JP H04140206 A JPH04140206 A JP H04140206A JP 26447590 A JP26447590 A JP 26447590A JP 26447590 A JP26447590 A JP 26447590A JP H04140206 A JPH04140206 A JP H04140206A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
garbage
container
garbage container
transport pipe
vertical transport
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26447590A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3107811B2 (ja
Inventor
Yonosuke Okabe
岡部 要之助
Takao Sekikawa
関川 隆雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Subaru Corp
Original Assignee
Fuji Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Heavy Industries Ltd filed Critical Fuji Heavy Industries Ltd
Priority to JP02264475A priority Critical patent/JP3107811B2/ja
Publication of JPH04140206A publication Critical patent/JPH04140206A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3107811B2 publication Critical patent/JP3107811B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Refuse Collection And Transfer (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂シート(ポリシート)等の軟質性円
筒状体で梱包したカプセル方式のごみ容器を、垂直輸送
管内を輸送させるようにした高層ビルのごみ容器輸送装
置に関する。
〔従来の技術〕
従来、一般に高層ビルにおいて、マンション等の家庭か
ら排出されるごみは、例えばスーパ等での買物の際に使
用されるビニール袋等のごみ袋の中に詰められ、このご
みの詰まったごみ袋(ビニール袋)を直径約500順程
度に形成された垂直輸送管(ダストシュート)の内部に
この投入口から投入し該垂直輸送管に沿って落下させる
ことにより集められていた。
しかしながら、マンション等が高層化するにつれて、重
力落下のためにごみを詰めたビニール袋等のごみ袋の落
下速度が次第に速くなり、ごみ袋が落下中に垂直輸送管
の壁面に衝突したり、地上面底部に衝突したりして破れ
てしまうことがある。
このように、ごみ袋が破れて12まうと、垂直輸送管の
内部が汚染され、悪臭やゴキブリの発生源になってしま
う等、衛生面で問題となってしまう。
これらの問題を解消するため、ごみを一定のごみ容器(
カプセル)に入れ、このカプセルの外径と垂直輸送管(
ダストシュート)の内径との隙間を一定の小面積となし
、更にカプセルの重量や垂直輸送管内の圧力を測定して
、重力と空気抵抗をバランスさせる制御を行ったり、垂
直輸送管内に空気上昇区域を形成し、この空気上昇区域
間の上昇空気流速を該空気上昇区域よりも上方で検出し
たごみ容器の落下速度に対応させて制御することにより
、カプセル(ごみ容器)の落下速度を一定にさせてこれ
を地上底部に軟着陸させるようにしたもの、更には垂直
輸送管の下端付近に上方の径より小さくした減速管を備
えたもの等が種々開発されている(例えば、特公昭60
−286号、特開昭63−252804号、特開昭63
160904号等参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来例においては、ごみ容器の降下
速度が速くなると、減速区間に突入する際の衝撃か大き
くなってしまい、また減速区間が降下速度に対して不十
分であると、ごみ容器が垂直輸送管下端部に配置された
密閉底蓋に衝突して破損しごみか飛散してしまう等の問
題があり、短時間に大量のごみ容器を垂直輸送管内を降
下させて収集することが困難であった。
しかも、ごみの中には重量が重く、かつ衝撃に弱い空き
ビン等があり、垂直輸送管内の圧力を検知してごみ容器
の減速度を一律に決定したのでは、この空きビン等の破
損に繋がってしまうといった問題点があった。
本発明は上記に鑑み、ごみ容器の垂直輸送管内内の降下
速度を可能な限り速くしてごみの収集速度を速めるとと
もに、垂直輸送管の下部において、ごみ容器を効果的に
減速させて空きビン等の破損も確実に防止できるように
したものを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明に係る高層ビルのごみ
容器輸送制御装置は、建築物の各階から投入された円筒
状ごみ容器を下方に導く垂直輸送管と、この垂直輸送管
に連結されて必要階に設けられたごみ投入装置と、前記
垂直輸送管内の圧力を検知して該垂直輸送管の下部に設
けた排気バルブからの排気量を制御するごみ容器降下制
御装置とを備えた高層ビルのごみ容器輸送制御装置にお
いて、前記垂直輸送管を、ごみ容器を自由落下させる高
速降下区間と、前記ごみ容器降下制御装置を介してごみ
容器の降下速度を制御する第1減速区間と、下部を密封
してごみ容器の降下速度を最大減速させる密封第2減速
区間とに区分けしたものである。
〔作 用〕
上記のように構成した本発明によれば、ごみ容器は垂直
輸送管の高速降下区間はごみ容器降下制御装置の全ての
排気バルブを全開した状態で最大速度で落下し、第1減
速区間に達した時に、ごみ容器降下制御装置を介し排気
バルブの開閉によって最適な速度に制御され、このよう
に減速した状態で衝撃なく密封第2減速区間に到達する
。すると、この密封第2減速区間では、下部が密封され
てごみ容器に対し最大限の減速効果が得られ、これによ
って空きビン等でも破損することがない底部に軟着陸可
能な速度まで減速させることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第3図に示すように、高層ビルの各階を貫いてごみ容器
(カプセル)2を落下輸送するための垂直輸送管(ダス
トシュート)1が設けられ、各階のフロアには、この垂
直輸送管1を横切ってごみ投入装置3か設置されている
この垂直輸送管1は、上記ごみ投入装置3から投入され
たごみ容器2を落下させるためのものであり、この下端
には、開閉シリンダ4を介して垂直輸送管1を横切るよ
うに突出自在な底蓋5が配置され、この底蓋5によって
垂直輸送管1の下端が密封されるよう構成されている。
更に、この垂直輸送管1は、底蓋5の下方において、シ
ュート6に連通され、このシュート6の下端に貯留槽7
が接続されて、ごみはこの各貯留槽7内に溜められた後
、この貯留槽7が一杯になると、塵芥収集車8に積込ま
れて運ばれるようなされている。
上記ごみ投入装置3は、第4図に示すように、前面に開
閉自在なシャッタ9を備えた投入箱10と、この投入箱
10の上部に取付けられ下端に圧縮板12を連結した上
下方向に移動する圧縮シリンダ11と、自動クリップ装
置13と、この自動クリップ装置13の直下方に配置さ
れた補助筒14と、この補助筒14と連結棒15で一体
に連結され上記垂直輸送管1の一部をなす上記補助筒1
4とほぼ同じ形状の中間筒16と、上記補助筒14及び
中間筒16を一体に水平方向に移動させる筒移動用シリ
ンダ(図示せず)とから主に構成されている。
この中間筒16は、通常は垂直輸送管1の一部をなし、
即ち上方に位置する垂直輸送管1と下方に位置する垂直
輸送管1とをこの中間筒16で連通させ、筒移動シリン
ダを作動させた時に補助筒14か垂直輸送管1の一部を
なす、即ち上方に位置する垂直輸送管1と下方に位置す
る垂直輸送管1とをこの中間筒14て連通させるような
されている。
なお、この中間筒16の上下両端部にはフランジ16a
が、更に垂直輸送管1にもフランジ1aが夫々設けられ
、ここにパツキン(図示せず)を介装することにより、
垂直輸送管1内か密封される。
上記投入箱10は、この内部の所定位置にごみカート1
8を位置させることによって、このごみカート18の内
部に収集したごみを、ごみ容器2ごと補助筒14及び中
間筒16等を備えた移動装置]7を介して垂直輸送管1
に投入するだめのものであり、このごみカート18は、
第5図に示すように構成されている。
即ち、このごみカート18は、手押しハンドル19と中
空枠状のフレーム20とからなり、このフレーム20の
4隅には、走行用車輪21か回転自在に支承されている
。更に、上記フレーム20の内部には、上下に連通ずる
円筒状のごみ受22か固着されているとともに、このご
み受22の外周部にポリシートカセット23か着脱自在
に装着されている。
このポリシートカセット23は、内部に筒形合成樹脂シ
ート(筒形ポリシート)24を重ね合わせて折畳んだ状
態で収納したものであり、このポリシート24の上部は
、ここから引出され、端部をクリップして閉塞させた状
態でごみ受22の内部に配置される。このポリシート2
4は、更に上方をクリップし切断分離することにより、
上下両端部がクリップにより閉塞されてポリシート24
から分離された円筒状のごみ容器2を構成するものであ
る; 上記ごみ受22の下端開口部には、ここを閉塞自在な平
板状のスライド蓋25が配置されている。
そして、ごみカート18を各階に設置されたごみ投入装
置3に搬入し、所定の位置にセットした後、手動または
自動でこのスライド蓋25をスライドさせて、ごみ受2
2の下端開口部を開放させ、これによってごみ受24か
上下に連通ずるようなされている。
上記自動グリップ装置13は、上記ポリシート24の所
定位置でのクリップ及び切断を行うためのものであり、
この自動クリップ装置13でクリップされ切断されてご
み容器2が構成される。即ち、ポリシートカセット24
のごみ受22への装着時は、この端部を手でクリップす
るが、それ以降は、この自動クリップ装置13によって
ポリシート24の切断及びクリップが行なわれてごみ容
器2か構成される。
このポリシート24(ごみ容器2)は、その外径が垂直
輸送管1の内径よりやや小さくなるようなされている。
この自動クリップ装置13の詳細を第6図に示す。
即ち、この自動クリップ装置13は、内部をポリシート
24が通過できるよう略円筒状に形成されているととも
に、半月状の絞り込み部材26か上下2列に亘って、各
列3個設けられ、この各絞り込み部材26は、ピン27
により回転自在に枠体28に枢着されている。
そして、通常は絞り込み部材26は開いた位置に位置し
、エアシリンダ(図示せず)の作動によって、同図に示
すようにポリシート24を絞り込むように内方に閉しる
。この動作の順序は、上方に位置する絞り込み部材26
が先ず先に閉し、少し遅れて下方に位置する絞り込み部
材26が閉じるようなされている。
また、上方に位置する絞り込み部材26の少し下方、及
び下方に位置する絞り込み部材26の少し上方には、半
月状のクリップアーム29か備えられ、この各クリップ
アーム29はピン30を介して回転自在に枠体28に枢
着されている。
このクリップアーム29の先端には、ポリシート24を
クリップするためのクリップ部31か連接されていると
ともに、図示しないエアシリンダによって回動するよう
になされ、上記のように絞り込み部材26によって上下
2か所で絞り込まれた状態で、ポリシート24を点Aと
点Bの2か所でクリップする。この点Bは次のごみ容器
2の下端閉塞を形成するためのクリップ点であり、点A
は上下でクリップされたごみ容器2の上部閉塞のための
クリップ点である。
更に、上記クリップアーム29間のほぼ中央に位置して
、先端にカッタ32を備えたカッタアーム33か配置さ
れ、このカッタ32によって点Aと点Bの中間の点Cで
ポリシート24を切断して、上下に閉鎖されたごみ容器
2をポリシート24から分離する。このカッタアーム3
3も、上記と同様にエアシリンダの作動によってピン3
4を中心に揺動するようなされている。
このようにして、ポリシート24から上下で閉塞され内
部にごみの詰まったごみ容器2を形成するのであるが、
上記のようにポリシート24を先ず上方に位置する絞り
込み部材26で絞り込み、しかる後に下方に位置する絞
り込み部材26で絞り込む二とによって、このごみ容器
2の内部に空気を封し込めるようにすることかできる。
垂直輸送管l内部のごみ容器2が占める面積は、垂直輸
送管1の断面積の約8〜10%程度になるようにポリシ
ート24の形状が定められている。
前記ごみ投入装置3の前面には、ごみ容器2の投入動作
を制御する投入制御盤35が設けられ、この投入制御盤
35には、ごみ容器2の降下モードを切換える切換えス
イッチ36が付設されている。
一方、前記垂直輸送管1は、高速降下区間g1、第1減
速区間Ω 及び密封第2減速区間g3に区分けされ、前
記高速降下区間g1と第1減速区間Ω2との区分は地点
には、光電スイッチ等のごみ容器通過センサ37か設け
られ、また第1減速区間Ω と密封第2減速区間Ω3と
の区分は地点には、第1減速区間Ω2間を通過するごみ
容器2の速度を制御するごみ容器降下制御装置38が配
置され、更に底蓋5のやや上方に位置してごみ容器着地
センサ39が備えられている。
これにより、降下を開始したごみ容器2は、ごみ容器通
過センサ37までの高速降下区域g1では高速で降下し
、通過センサ37を通過して第1減速区域g2に入ると
ごみ容器降下制御装置38によって所定の降下速度まで
減速され、次いで密封第2減速区域g3に入ると更に強
く減速されて、垂直輸送管1の底蓋5に軟着陸し着地セ
ンサ39によってこれか検知される。
一方、ガラスピンのような破損しやすいものを降下する
際には、投入制御盤35の切換えスイッチ36をオンに
することにより、ごみ容器降下制御装置38の制御モー
ドを切換え、第1減速区域ρ2内におけるごみ容器2の
の降下速度が十分遅くなるような制御を行って、密封第
2減速区域Ω2の突入する際の衝撃をなくし、更に垂直
輸送管1の底蓋5に軟着陸するようなされている。
次に、前記ごみ降下制御装置38の詳細を第1図及び第
2図により詳細に説明する。
ごみ容器2か垂直輸送管1内を降下する場合、ごみ容器
2の下部の垂直輸送管1内には、ごみ容器2の重量に応
じた圧力上昇が生じる。この圧力は、ごみ容器2の降下
速度の終端速度に達した場合、ごみ容器2の重量をこの
断面積で割った値となる。また、ごみ容器2が下部を塞
がれた垂直輸送管1内を降下する場合、ごみ容器2の下
方の垂直輸送管1の空気を外部に排気すると、その排気
量に見合った分だけごみ容器2の降下速度が大きくなる
従って、ごみ容器2の降下時の圧力上昇を圧力センサで
検知し、その大きさに応じてごみ容器2の下方の排気量
を制御してやれば、ごみ容器2の重量に応じた降下速度
の制御が可能となる。
即ち、同図に示すように、垂直輸送管1の前記第1減速
区間p と密封第2減速区間i!3との区分は部には、
3個の圧力スイッチ40−1.40−2.40−3と、
垂直輸送管1内の空気の排気量を調節する計6個の排気
バルブ41−1〜41−6が設けられており、これらと
降下制御盤42等によってごみ容器降下制御装置38が
構成されている。これにより、ごみ容器2が垂直輸送管
1内を落下する際の落下速度を、前記圧力センサ4o−
1〜4o−3で垂直輸送管1内の圧力を検知することに
よって検知し、排気バルブ41−1〜41−6の開放個
数によって、垂直輸送管1内の排気量を制御して、ごみ
容器1の降下速度を制御するようなされている。
以下、この制御例について説明する。
先ず、ごみ容器2の投入時に投入制御盤35のモード切
換えスイッチ36がOFFである場合、ごみ容器2を高
速降下区域g1の間、6個の排気バルブ41−1〜41
−6を全開の状態にして、高速で落下させる。
次に、ごみ容器2が通過センサ37を通過して第1減速
区域g2に入ると、このセンサ37がオントナって、着
地センサ39が作動するまでの間、リレーコイル43を
介してこの常開接点43 a −1゜43 a−2,4
3a−3が閉じ、夫々の動作圧力のレベルを変えた3個
の圧力スイッチ40−1〜4o−3がごみ容器2の重量
に応じて動作し、夫々の圧力スイッチ40−1〜40−
3−1に対応したソレノイド44−1〜44−3を介し
て各1個の排気バルブ41−1〜41−3が閉じる。一
方この間、圧力スイッf40−L〜40−3に対応しな
い他の排気バルブ41−4〜41−4は、リレーコイル
45の常開接点45aが開いたままであるため、開放状
態のままである。
ここで、ごみ容器2の重量が大きければ大きい程、より
多くの圧力スイッチ4o−1〜4o−3が作動して排気
バルブ41−1〜41−3を閉じるため、排気バルブ4
1−1〜41−3から垂直輸送管ユの外へ排出される空
気量が減少する。このため、ごみ容器2の降下速度はよ
り大きく減速されて遅くなる。
このようにして、ごみ容器2は第1減速区間g を通過
することによって、その落下速度を十分に減速した後、
密封第2減速区間II3に入り、垂直輸送管lの下部が
完全に密封された状態で強力な減速を受けてこの底蓋5
に軟着陸する。
また、ガラスビン等の壊れやすいものをカプセル化した
ごみ容器2を垂直輸送管1内を降下させる場合、投入制
御盤35のモード切換えスイッチ36をオンにする。す
ると、リレーコイル45のオンにより、この常開接点4
5gがオンとなる。
そして、ごみ容器2が高速降下区域g にある場合、6
個の排気バルブ41−1〜41−6は全開状態にあり、
通常のモードと同様にごみ容器2は高速で降下する。
次に、ごみ容器2が通過センサ37を通過して第1減速
区間p2に入ると、このセンサ37がオンとなって、着
地センサ39のオンと相俟ってリレーコイル43を介し
てこの常開接点43a−1゜43 a−2,43a−3
が閉じ、この接点43a−3が閉しることによって、圧
力スイッチ4o−1〜40−3に関係しない3個の排気
バルブ41−4〜41−6は、夫々対応するソレノイド
44−4〜44−6を介して閉しられ、ごろ容器2の降
下速度は減速される。
同時に、ごみ容器2の重量に応じて、圧力スイッチ40
−1〜40−3が作動し、対応するソレノイド44−1
〜44−3を介して排気バルブ41−1〜41−3が閉
じて、降下速度を降下物に合わせた速すぎない速度まで
減速する。
このように、このモード、即ち切換えスイッチ36をオ
ンした状態では、第1減速区域g2において、前のモー
ド、即ち切換えスイッチ36をオフにした状態に比べ、
3個の排気バルブ41−4〜41−6が余計に閉じられ
ることになり、ごみ容器2の降下速度はより低く抑えら
れることになる。
従って、密封第2減速区間g3にごみ容器2が達する際
、十分に減速された速度となっているため、密封第2減
速区域g3に突入する際に衝撃的な減速がごみ容器2に
加わることがなく、壊れやすいごみ容器2に対しても、
安定して垂直輸送管1の底蓋5に軟着陸させることがで
きる。
このようにして、モード切換えスイッチ36のオン−オ
フで一般のごみと壊れやすいごみを夫々に応じた落下速
度で降下させることが可能となり、効率的にごみを地上
に収集することができる。
なお、この実施例で示した3個の圧力スイッチ40−1
〜40−3とこれに対応して開閉する3個の排気バルブ
41−1〜41−3、圧力スイッチ40−1〜40−3
に対応しない排気バルブ41−4〜41−6の組合わせ
は、これに限定されるものではなく、また各排気バルブ
の口径、個数及び圧力スイッチの作動圧力設定値等につ
いては、降下物の性状に合わせて任意に選定できること
は勿論である。
これらの降下速度制御動作は、前記降下制御盤42によ
って制御される。
〔発明の効果〕
本発明は上記のような構成であるので、ごみ容器の降下
速度を最大として大量のごみを短時間に地上の所定のご
み貯留場所に移送することができ、しかも第1減速区間
、密封第2減速区間と順次減速させることによって、減
速区間に突入する際の衝撃を小さくするとともに、垂直
輸送管の底部にごみ容器が慰突してごも容器が破損して
しまうことを防止することができる。
しかも、空きビン等の重量が重く、かつ衝撃に弱いごみ
に対しても、その降下速度を破損することなく底部に軟
着陸可能な速度まで確実に減速させることかできるとい
った効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図はごみ容器降下
制御装置の概要図、第2図はシーケンス制御回路図、第
3図は全体構成図、第4図はごみ投入装置の拡大正面図
、第5図はごみカートの側面図、第6図は自動クリップ
装置の概略を示す斜視図である。 1・垂直輸送管、2・・・ごみ容器、3・・・ごみ投入
装置、5・・底蓋、11・・・圧縮シリンダ、13・・
・自動クリップ装置、18・・・ごみカート、22・・
・ごみ受、23・・・ポリシートカセット、24・・・
ポロシート、25・・スライド蓋、29・・・クリップ
アーム、33・・・カッタアーム、35・・・投入制御
盤、36・・・切換えスイッチ、37・・・ごみ容器通
過センサ、38・・・ごみ容器降下制御装置、39・・
・着地センサ、40−1〜40−3・・圧力スイッチ、
41−1〜41−6・・排気バルブ、42・・・降下制
御盤、44−1〜44−6・・・ソレノイド。 渠 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  建築物の各階から投入された円筒状ごみ容器を下方に
    導く垂直輸送管と、この垂直輸送管に連結されて必要階
    に設けられたごみ投入装置と、前記垂直輸送管内の圧力
    を検知して該垂直輸送管の下部に設けた排気バルブから
    の排気量を制御するごみ容器降下制御装置とを備えた高
    層ビルのごみ容器輸送制御装置において、前記垂直輸送
    管を、ごみ容器を自由落下させる高速降下区間と、前記
    ごみ容器降下制御装置を介してごみ容器の降下速度を制
    御する第1減速区間と、下部を密封してごみ容器の降下
    速度を最大減速させる密封第2減速区間とに区分したこ
    とを特徴とする高層ビルのごみ容器輸送制御装置。
JP02264475A 1990-10-02 1990-10-02 高層ビルのごみ容器輸送制御装置 Expired - Fee Related JP3107811B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02264475A JP3107811B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 高層ビルのごみ容器輸送制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02264475A JP3107811B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 高層ビルのごみ容器輸送制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04140206A true JPH04140206A (ja) 1992-05-14
JP3107811B2 JP3107811B2 (ja) 2000-11-13

Family

ID=17403744

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02264475A Expired - Fee Related JP3107811B2 (ja) 1990-10-02 1990-10-02 高層ビルのごみ容器輸送制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3107811B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11183306A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Sapporo Breweries Ltd 遮音装置の昇降装置
JP2007238233A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Shin Meiwa Ind Co Ltd ビルのごみ容器輸送装置
CN108689104A (zh) * 2018-05-24 2018-10-23 天津中德应用技术大学 一种电气控制自动化生产定频操作设备

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11183306A (ja) * 1997-12-24 1999-07-09 Sapporo Breweries Ltd 遮音装置の昇降装置
JP2007238233A (ja) * 2006-03-07 2007-09-20 Shin Meiwa Ind Co Ltd ビルのごみ容器輸送装置
CN108689104A (zh) * 2018-05-24 2018-10-23 天津中德应用技术大学 一种电气控制自动化生产定频操作设备
CN108689104B (zh) * 2018-05-24 2023-11-10 天津中德应用技术大学 一种电气控制自动化生产定频操作设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP3107811B2 (ja) 2000-11-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1292717C (en) Bulk bag unloading station
US4995765A (en) Method of collecting wastes and system therefor
US5181619A (en) Apparatus and system for storing and collecting separated solid waste
JPH04303303A (ja) 高層ビルのごみ容器輸送装置
KR20150123819A (ko) 공압식 물질 처리방법 및 장치와 폐기물 용기/분리 장치
JPH04140206A (ja) 高層ビルのごみ容器輸送制御装置
KR20210119442A (ko) 재료 공급 및 이송을 위한 방법 및 장치
CN108584854B (zh) 一种口服液自动化生产及输送系统
EP1820758B1 (en) Apparatus and method for transporting textile
JP2558484Y2 (ja) 高層ビルのごみ容器輸送装置
JP2002332103A (ja) 廃棄物分別収集車
JP2897843B2 (ja) ビルのごみ輸送装置
JP3190498B2 (ja) 高層ビルのごみ処理システムにおけるごみ容器の満量検出装置
JPH07116824B2 (ja) ダストシュート
JP3587921B2 (ja) 高層ビルのごみ容器輸送装置
EP2042455A1 (en) System and method for sorting and/or transporting articles
JPH0466402A (ja) 高層ビルのごみ収集装置
JP2710708B2 (ja) 高層ビルのごみ容器輸送装置用ごみ容器
JPH10167405A (ja) ごみ収集処理システム
JP3587930B2 (ja) 高層ビルのごみ容器輸送装置
JPH03297702A (ja) 高層ビルのごみ容器輸送装置
JP2662620B2 (ja) 廃棄物収集装置の投入装置
CA2287744C (en) Pneumatic apparatus and method for transporting irregularly-shaped objects
JPH03147602A (ja) 高層ビルのゴミ収集装置及びゴミ容器
JPH01275304A (ja) 廃棄物収集装置の投入装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070908

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080908

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090908

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees