JPH01275028A - 開封容易な合成樹脂容器 - Google Patents

開封容易な合成樹脂容器

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Publication number
JPH01275028A
JPH01275028A JP63105048A JP10504888A JPH01275028A JP H01275028 A JPH01275028 A JP H01275028A JP 63105048 A JP63105048 A JP 63105048A JP 10504888 A JP10504888 A JP 10504888A JP H01275028 A JPH01275028 A JP H01275028A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
synthetic resin
sheet
rice cake
molding die
Prior art date
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Pending
Application number
JP63105048A
Other languages
English (en)
Inventor
Jiro Yamada
二郎 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANPURASUTO MIKASA KK
Original Assignee
SANPURASUTO MIKASA KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SANPURASUTO MIKASA KK filed Critical SANPURASUTO MIKASA KK
Priority to JP63105048A priority Critical patent/JPH01275028A/ja
Publication of JPH01275028A publication Critical patent/JPH01275028A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、開封容易な合成樹脂容器に関し、特に、鏡餅
等を密閉するため好適な合成樹脂容器に関する。
文末り吸濾 鏡餅が合成樹脂シートから成形された容器に充填されて
版売されるようになってから約10年が経過した。
この合成樹脂容器は、鏡餅をカビ、ヒビ割れ等から保護
して餅の鮮度を維持する効果を有し、社会に対して大き
く貢献するものであった。
即ち、鏡餅製造メーカーはシーズンよりも早目に生産で
き、流通業者は製品をスト−7りすることができ、消費
者は形の良いまま長く神仏に供えることができるように
なった。
発明が解決しようとする課題 かかる鏡餅は、一般には、予め上下二段からなる鏡餅の
形に成形された合成樹脂容器中に軟らかい餅を充填し、
該容器の底部を合成樹脂フィルム等で密閉して製造され
る。
御供えの目的が終って鏡餅を食するときは、−般には底
部の合成樹脂フィルムを取り去り、合成樹脂容器から鏡
餅を取り出すことになる。
しかし、一般に鏡餅の上段部の最大径は上段部と下段部
との間のくびれ部の直径よりも大きいため、鏡餅を合成
樹脂容器から取り出すことは容易でない。
一般には主婦が料理するので、包丁を使用して合成樹脂
容器を切断して鏡餅を取り出す場合が多い、しかし、合
成樹脂容器の側面は硬くて厚いものであり、しかも、餅
そのものが固くなっているため、合成樹脂容器を切断す
るのに大変時間がかかり、怪我の原因にもなる。
又、ハサミを使用して合成樹脂を切断しようとしても、
餅が容器の内側面近くまで充填されているので、容器だ
けを切るようにハサミを入れるのに困難を要する。
又、合成樹脂容器とともに餅を沸騰水に入れて軟らかく
した後、容器から押出す方法もあるが、時間がかかるだ
けでなく鏡餅の形がくずれてしまう。
課題を解決するための手段 広範には、本発明は、合成樹脂シートに延伸を笑えつつ
これを成形することによって樹脂の分子配列を一方向に
整列させてなる合成樹脂容器を構成し、この延伸の方向
に沿って容器を引っ張ることによって容器が分子配列方
向に引き裂けて行き内容物を容易に取り出すことができ
る技術を提供するものである。
本発明において、合成樹脂シートは延伸を付与できるも
のであれば特に限定されないが、例えば、ポリプロピレ
ン、ポリエチレン、ポリスチレン笠のシートが挙げられ
る。
本発明において、延伸方向は容器を切り裂くことが可能
であれば、特に限定されない。
以下、図面を参照して、本発明をさらに詳細に説明する
第1図は本発明の合成樹脂容器の一旦体例を示すもので
あり、鏡餅用の合成樹脂容器として形成されている。
この鏡餅用6泰1は、−L段部11、下段部12及び下
段部12の開1:)13(第2図に細線で示す)に沿っ
て設けられた矩形のフランジ部14とからなり、該容器
の中に餅を充填した後。
フランジ14に合成樹脂製透明フィルム16を熱シール
して餅を容器内に密閉している。
該容器lの側面には、その底部から頂部に向って延伸が
与えられており、フランジ部14を延伸方向に平行に切
込んでフラップ15を形成し、フラップ15を上方に引
っ張ることで延伸方向に沿って容器1の側面を容易に切
り裂くことができる。
第2図は第1図の容器1の底面図であり、透明フィルム
16をフランジ部14に熱シールした状態を示している
。該フィルム16には容器の開口周縁に沿って切取り線
17が描かれており、又、フランジ部14には延伸が与
えられている方向を表示する矢印18.18′が描かれ
ている。
餅を取り出す際には、まず、切取り線17に沿ってハサ
ミ等でフィルムを切除する。そして、矢印18又は18
′の方向に沿ってフランジ14の中央部にハサミ等で切
込みを入れてフラップ15を形成する。その後、該フラ
ップ15を延伸方向に上方に力強く引っ張ることによっ
て容易に容器を切り裂いて餅をそのまま取り出すことが
できる。
尚、合成樹脂容器の延伸方向は外見上は解らないので、
その方向を第2図のように矢印18゜18′(fB線で
示す)等によって容器に表示しておくことは使用者にと
って極めて有用である。又、このような延伸方向の表示
はフィルム16に印刷してもよく、更には、消費者が間
違いなく楽に開封できるようにフィルムに開封方法を記
・威してもよい。
次に、本発明の合成樹脂容器の製造方法を例示する。
まず、厚さ0.55mm〜1.2ffi1程度の樹脂シ
ートを遠赤外線ヒーター等により加熱し、該シートが加
熱によりドロータウンする直前まで行う。この時点では
、シート温度は一般成形温度以下であり、即ち、ソート
は引張強度を有している。
第3図に示すように、このシート31を周囲からクラン
プした状態で(第3図矢印参照)金型32とプラグアシ
スト型33との間に設置した後、第4図に示すように、
プラグアシスト型33を金型32内に押込んでシー)3
1を強烈に延ばして延伸を与える。その後、第5図に示
すように、プラグアシスト型33の空気孔34゜34″
から圧縮空気を吐出し3気圧〜5気圧(3kg/cm2
〜5 kg/craりにてシートを金型側に押し付は密
着させ、同時に金型32内空気を排気孔36から外部に
排出させる。そして、金型32の冷却水導管35に冷水
を供給して金型31を急冷することによって成形品31
を得る。
■ 本発明によれば、合成樹脂シートが引張強度を有する時
点で延伸成形を行うことにより高分子に方向性を与え、
その直後、金型冷却によりその高分子の方向を一定の状
態で固定せしめるので、この方向性を成形品に維持させ
ることができる。
したがって、本発明によれば、この方向性と同一方向に
ハサミ等で切れ目を入れるだけで切れ目を容易に延長さ
せることができ、これにより簡単に容器を切り裂くこと
ができる。
X漣夕 厚さ0.55mmのポリプロピレンシートを用意し、0
′S3〜5図に示す装置を使用して鏡餅用の合成樹脂容
器を製造した。このシートはダイがら押出成形された後
、巻き取り方向(長手方向)に予め若干の延伸が付与さ
れたものであった。
このシートを遠赤外線ヒーターによって135〜140
℃(シート温度)まで加熱した。
この時、このシートは未だ引っ張り強度を有している状
態であった。尚、ポリプロピレンシートの一般成形温度
は160〜165℃である。
その後、このシートを第3図に示すように金型32とプ
ラグアシスト型33との間に設置し、第4図に示すよう
に、上記温度を保ったままプラグアシスト型33を上昇
させてシートを伸ばしながら金型32内に押込んだ。
そして、第5図に示すように、プラグアシスト型33の
空気孔34 、34 ’から約4kg/cm2の圧縮空
気を吐出させ、同時に金型32内の空気を排出してシー
トを金型内面に密着させた後、冷水を冷却水導管35に
導き成形品を急冷した。
この成形品を金型から取り出し、矩形の7ランジを有す
る鏡餅用の容器を得た。
矩形フランジの2辺に、それぞれ、シートの巻き取り方
向に並行する切れ目をハサミで入れてフラップ61を形
成し、シートの巻き取り方向に直行する切れ目をハサミ
で入れてフラップ62を形成し、両フラップをそれぞれ
容器の上方に向って力強く引っ張った。
第6図に示すように、フラップ61は容器の底部から上
方までほぼ平行して切れ目が延長した。
又、フラップ62の切れ目は容器上方で互いに収束した
このことから、上記容器の側面には、6塁底部から頂部
に向って延伸が加えられてポリプロピレン分子に方向性
が付与されたと理解できる。特にシートの巻き取り方向
には、予めシートの巻き取り方向に付与されていた延伸
とプラグアシスト型によって付与された延伸とによって
十分な方向性が与えられたと理解できる。
発明の効果 本発明によれば、延伸によって分子に方向性が与えられ
た合成樹脂容器が得られる。この方向性が与えられた容
器に対してハサミ等によって方向性と同一方向に切れ目
を入れてこれを引っ張って切れ目を延長させる賽により
、容器を簡単に切り裂いて内容物を容易に増り出すこと
が可能となる。
本発明により、消費者も簡単に容器を開封することがで
きて怪我等の心配がなくなり、製造会版売者も消費者の
立場に立った製品を提供でき、安心して版売することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にしたがって成形した鏡餅用容器を内部
に鏡餅を充填した状態で示す斜視図であり、第2図は第
1図の容器の底面図であり、第3図、第4図及び第5図
は本発明の製造方法を示すatl15断面図であり、第
5図は本発明の実施例の結果を示す斜視図である。 尚1図面中、 l・・・鏡餅用容器、11・・・上段部、12・・・下
段部、13・・・開口、14・・・フランジ部、15・
・・フラップ、16・・・透明フィルム、17・・・切
取り線、18.18′・・・延伸方向表示、31・・・
合成樹脂シート、32・・・金型、33・・・プラグア
シスト型、34 、34 ′・・・空気孔、35・・・
冷却水導管、36・・・排気孔、61・・・巻き取り方
向並行フラップ、62・・・巻き取り方向直行フラップ
である。 代理人 三 宅 正 夫 他1名 第1図 第2図 第3図 スら 第4図 第 5 図 +3kg/cm21 第6図 手糸売辛甫正書(方式) 昭和63年7月27日

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)延伸された部分を有する合成樹脂シートからなる
    合成樹脂容器。
  2. (2)容器底部から頂部に向って延伸された合成樹脂シ
    ートからなる請求項(1)記載の合成樹脂容器。
  3. (3)容器の一側面に強度の延伸が付与されてなる請求
    項(2)記載の合成樹脂容器。
  4. (4)容器又はこれに付加される包装材料に容器の延伸
    方向及び/又は開封方法を表示してなる請求項(1)乃
    至(3)の何れか1項に記載の合成樹脂容器。
  5. (5)合成樹脂シートのシート温度を一般成形温度以下
    に保ちつつ該シートをプラグアシスト型によって金型内
    に押込み延伸を与えた後に急冷する合成樹脂容器の製造
    方法。
  6. (6)合成樹脂シートには予め一方向の延伸が与えられ
    ている請求項(5)記載の製造方法。
JP63105048A 1988-04-27 1988-04-27 開封容易な合成樹脂容器 Pending JPH01275028A (ja)

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JP63105048A JPH01275028A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 開封容易な合成樹脂容器

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JPH01275028A true JPH01275028A (ja) 1989-11-02

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JP63105048A Pending JPH01275028A (ja) 1988-04-27 1988-04-27 開封容易な合成樹脂容器

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JP (1) JPH01275028A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0369673U (ja) * 1989-11-13 1991-07-11
JP2002236902A (ja) * 2001-02-08 2002-08-23 Dainippon Printing Co Ltd 板状枠体付きicキャリアとその製造方法
JP2009083926A (ja) * 2007-10-03 2009-04-23 Bespack Kk 易切開性多層容器

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