JPH01273939A - 自動換気装置 - Google Patents

自動換気装置

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JPH01273939A
JPH01273939A JP10251388A JP10251388A JPH01273939A JP H01273939 A JPH01273939 A JP H01273939A JP 10251388 A JP10251388 A JP 10251388A JP 10251388 A JP10251388 A JP 10251388A JP H01273939 A JPH01273939 A JP H01273939A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動換気装置に係り、特に調理開始を判定して
換気扇を自動的忙駆動し、調理中に発生する熱気と、煙
、臭い、ガスなどの汚染空気とを検出し、この検出値罠
よって換気扇の換気値(風量)を自動制御する自動換気
装置の制御系に関する。
〔従来の技術〕
従来の自動換気装置として、実開昭62−95216号
公報に記載のように炎を紫外線の有無により検出して換
気扇を一定時間駆動するものがある。また、特開昭!M
−142555号公報に記載のようにセンサの出力信号
を長時間記憶して新たな出力信号と比較することにより
、センサの出力信号の変化分を検出して換気扇を駆動す
るものがある。さらに、実開昭62−67154号公報
に記載のように温度センサの出力信号と気体センサの出
力信号とを比較して大きい制御量の方(高速回転側)で
換気扇を駆動するものがある。
なお、センサの出力信号を長時間記憶して新たな出力信
号と比較し、センサの出力信号の変化分によって自動制
御する技術については、特開昭54−2526号公報、
特開昭52−59347号公報などに記載されている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前記した従来技術は、ガスコンロなどのa4埋器具(加
熱装m)の使用中に生じた、調理品の煮こぼれなどに起
因する炎の立ち消えや11埋品の過熱などに起因する発
火事故(火災)などに対して早急に対処できるような配
慮がなされておらず、機能的な課題を有している。
本発明の目的は、調理の開始とほぼ同時に動作を開始で
き、調理時に発生する熱気や煙、臭い、ガスなどの汚染
空気を検出して排出でき、そして炎の立ち消えや炎災な
どの異常事態に早急に対処すべく換気量分切換えること
ができる自動換気装置を提供すること忙ある。さらに、
異常事態の発生時に警報表示を行なう自動換気装置を提
供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的は、炎から放射される紫外線を検出する紫外
線センサ(紫外線検出管)と、汚染空気を検出するガス
センf(還元性気体センサ)と、熱気を検出する温度セ
ンサと、汚染空気を排出することが可能なファンと、こ
のファンを駆動するファンモータと、紫外線センサの出
力信号のレベルが第1の所定値より低下し、かつガスセ
ンサの出力変化のレベルが第2の所定値より増加した時
に、換気量を最大とすべくファンモータを制御するとと
もに、紫外線センサの出力信号のレベルが第3の所定値
より増加し、かつ温度センサの出力変化のレベルが第4
の所定値より増加した時に、換気量をゼロとすべくファ
ンモータを制御する制御回路を投げることKより、達成
される。
〔作用〕
紫外線センサはガスコンロなどの調理器具の炎から放射
される紫外線を検出し、紫外線の強度のレベル例応じた
紫外線検出信号を制御回路に出力する。ガスセンサは汚
染空気を検出し、その濃度のレベルに応じたガス検出信
号を制御回路に出力する。温度センサは熱気の温度を検
出し、温度のレベルに応じた′Im度検出信号を制御回
路に出力する。
制御回路は、着火にともなう紫外線の発生を紫外線検出
信号から得て調理の開始を瞬時に判定し、ファンモータ
(およびファンンをKtJJする。また制御回路は、ガ
ス検出信号のレベル変化と温度検出4g号のレベル変化
とを用いて、汚染空気および熱気の有無と濃さを判定し
、汚染空気の濃度上昇と熱気の温度上昇に応じてファン
モータを駆動する。さら圧制御回路は紫外線検出信号が
第1の所定値より低下し、かつガス検出信号のレベル変
化が第2の所定値より増加した時に、炎の立ち消えが発
生したと判定し、紫外線検出信号が第3の所定値より増
加し、かつ温度検出信号のレベル変化が第4の所定値よ
り増加した時忙、炎災などの事故が発生したと判定して
、それぞれに応じてファンモータを制御する。
それによって、ファンモータおよびファンは、調理の開
始とほぼ同時に動作を開始し、熱気や汚染空気のレベル
に応じて動作し、異常事態に早急に対応して換気tを切
換えるので、機能が向上する。
さらに、制御回路は異常事態の発生時に、警報器に信号
を送るので、警報器は警報表示を行なう。
それによって、使用者は事故の拡大を未然に防ぐことが
可能になる。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
第2図は本発明の自動換気装置における構造図の一例で
ある。第2図(a)は自動換気装置の本体セの前面カバ
ー29を取りはずし、さらに、一部分を切り欠いた正面
図である。また、第2図(/l)は自動換気装置の本体
20の一部分を切り欠いた側面図である。なお、図示し
た自動換気装置はaM]埋場所の上部、天井付近に設置
されるものである。
第2図において、1は汚染された空気(以後、汚染空気
と呼ぶ)を慣用するガスセンサ、2は熱気を検出する温
度センサ、3はガスコンロ(図示せず)の炎から放射さ
れる紫外線を検出する紫外線検出管(紫外線センf)、
24は汚染空気を排出するファン、25はファン24を
駆動するファンモータである。以後、ファン24とファ
ンモータ25を合わせて換気扇と呼ぶ。
また、26は汚染空気から油のミスト等の粒子成分を捕
捉除去するグリスフィルター、27は換気扇を収納する
ランプハクスである。29は汚染空気の捕捉効率を上げ
るために設けられた前面カバー、60は天井面(図示せ
ず)K残留した、汚染空気を換気扇(24,25)に導
く幕板、31はファン24によって吸入された、汚染空
気を外部に排出するための排気口である。
本体20の下方に設置されたガスコンロで着火が行なわ
れ、炎が発生すると、紫外線検出管6は炎から放射され
る紫外線を検出して、その有無の信号(および強度レベ
ルの信号)を制御回路27に供給する。制御回路27は
、紫外線検出管6からの信号を受けて、換気扇(24,
25)を駆動する。
この結果、ガスコンロの炎によって生じた熱気、煙など
の汚染空気は、上方に設直された自動換気装置の本体2
0へと導かれる。そして王に、汚染空気は前面カバー2
9によって集められ、グリスフィルター26を通ってフ
ァン24に吸入される。このとき、グリスフィルター2
6によって粒子成分を捕捉除去された汚染空気の一部は
、ガスセンサ(還元性気体センサ)1と温度センf2の
設置箇所を通ってからファン24に吸入される。
温度センサ2は汚染空気の温度を検出して、その温度の
レベルの信号を制御回路27に供給する。
同様に1ガスセン4)′1は汚染空気中の煙、臭い、ガ
スなどを検出し、そのレベルに応じた信号を制御回路2
7に供給する。制御回路27は温度センf2とガスセン
f1から供給された信号から汚染空気を検知して換気f
i (24,25)を引続き駆動する。ファン24によ
って吸入された汚染空気は、排気口31から外部に排出
される。
なお、図示のごとく、ガスセンf1および温度センf2
は、長期間にわたって検知性能を維持し、信頼性を保つ
ようにグリスフィルター26の後方に設直しである。ま
た、紫外線検出管3は同様の理由からグリスフィルター
26の後方に設置され、かつ、ガスコンロに対向する回
収外を密閉構造としたクース21に収納されている。ま
た、本体20には警報器(異常報知装m)が設けである
が、第2図では図示と説明を省いている。
次に、本発明の自動換気装置kKおける制御系の構成を
、第1図のブロック図を用いて説明する。
第1図において、1〜3はそれぞれ第2図記載のセンサ
であって、特に、3はパルス発生器(図示せず)を内蔵
した紫外線検出管であって、入射した紫外線の強度を単
位時間当りのパルス数に置換して出力するものである。
7はマイクロコンビ=h−タ(以後、マイコンと略す)
、4はマイコン7によってリセットされた後に紫外線検
出管3が出力するパルスをカウントし、カウント値をマ
イコン7に供給するパルスカクンタである。
また、5はガスセンf1の出力と温度センf2の出力と
を、マイコン7からの切換15号に応じて、切換えて出
力するマルチプレクf(アナログスイッチ)である。6
はマルチプレクサ5の出力をディジタル信号に変換し、
このディジタル信号をマイコン7に供給するA/D変換
器である。8はマイコン7によってデータを記録され、
このデータを読取られるRAM (ランダムアクセスメ
モリ)である。9は予め記憶した定数データをマイコン
7によって読取られるROM (リードオンリメモリ)
である。
さらに、10はマイコン7の出力信号に応じて、ファン
モータ25の回転数を制御するモータ制御回路である。
第2図のファン24はファンモータ250回転数が変わ
ることKより、換気肴を変える。12はランプやブザー
などからなる訃報器である。なお、第2図で説明した制
御回路27は、マイコン7、パルスカウンタ4、マルチ
プレクf5.A/D変換器6、RAM8、ROM9およ
びモータ制御回路10から構成されるものである。
次に、第3図〜第7図のフローチャートを用いて、第1
図および第2図に示した本芙施例の制御系の動作を説明
する。
第3図および第4図は、マイコン7のアルゴリズムを示
す図である。今、使用者によって本発明の自動襄気装置
と電源とが接続されたとする。この電源投入と同時忙マ
イコン7は動作を開始する。
この時点を第3図の5TA)1.T2Oとして示す。こ
の後、マイコン7はパルスカウンタ4をリセットし【紫
外線検出の準備をする(ステップ41)。
そしてマイコン7は、マルチブレフナ5を制御して、ガ
スセン+1の出力信号および温度センサ2の出力信号を
それぞれA/D変換器6を介して読取る(ステップ42
)。マイコン7は読み収ったガスセン+1の出力信号を
、ガスセンサ出力(濃度)基準値SENφとしてR,A
M 8 K記憶させる。
同様に、温度センサ2の出力信号を、温度基準値THφ
としてRAM8に記憶させる(ステップ43)。
その後、前記したステップ41と同優に、再度ガスセン
f1の出力信号および温度センサ2の出力信号を読取る
。この時のガスセンサ1の出力信号はガスH1としてR
AM8に記憶さ東る(ステップ44)。
そして、マイコン7はガスセンサ出力基準値SENφと
ガスセンサ出力値8EN1の出力比SCを、5EN1/
SENφにより算出する。この比SCも几AM8に記憶
される。さらに、温度測定値TH1と温度基準値THφ
との温度差TCを、THl−THnにより算醜する。こ
の温度差TCをマイコン7はRAM8に記憶させる(ス
テップ45)。
次に、所定の時間TM5が経過したかどうかを判定する
(ステップ46)。ここで、時間TM3は紫外線を検出
するタイミングの周期を示す。この時間TM3が経過し
ているとき釦は、ステップ47に示すように、マイコン
7はパルスカウンタ4をリセットする。
次に、パルスカウンタ4の出力を読取り、この読取った
紫外線測定値PCをRAM8に記憶させる(ステップ4
8)。ここで、この紫外線測定値PCが予め定めた設定
値N以上のときは、紫外線検出管5がガスコンロの炎か
ら放射される紫外線を検出し、この検出結果にもとづい
たパルス出力をパルスカウンタ4へ出力したことを示し
ている。
なお、マイコン7は、ガスコンロが点火(着火)された
時点をもって調理の開始時点とみなし、処理を進める。
紫外線測定値PCが設定値N未満であれば、マイコン7
はガスコンロが未使用状態にあるものと判定する(第4
図ステップ55)。
ガスコンロが未使用状態の場合には、換気扇が停止して
いるかどうか、すなわち、マイコン7がファンモータ2
5を、モータ制御回路1oを介して、停止させている状
態かどうかを判定する(第4図ステップ56)。換気扇
が停止しているときにはステップ57へ、換気、贋が駆
動されているときにはステップ58へ処理は移行する。
ステップ57では、調理忙よって生じる熱気、煙、臭い
、ガスなどの有無を判定する。具体的には、ステップ4
5で算出した出力比SCと、予めROM9に記憶させた
出力比基準値SCDとを比較する。
また、温度差TCと、予め几OM9に記憶させた温度差
基準値THD1とを比較する。ここで、SC<SCDか
つTC≦THD1であれば、熱気、煙、臭い、ガスなど
の発生はないと判定し、ステップ59の処理(基準値の
更新)へ移行する。
一方、このSCくSCDかつTC≦T)iDlという条
件を満足しないときには、調理によって熱気、煙、臭い
、ガスなどが発生したと判定し、ステップ58の判定処
理へ移行する。ステップ58では出力比SCと出力比基
準値SCDを比較する。また、予めROM9に記憶させ
た温度差T’Cと温度差基準値THD2を比較する。
比較の結果、SC≧SCDまたはTC≧T HD2であ
るならば、マイコン7は換気扇を駆動する(ステップ6
0)。比較の結果が前記の条件を満たさなければ、換気
扇を所定(指定)時間だけ駆動する(ステップ61)。
ステップ59〜ステツプ61に図示した処理のいずれか
、すなわち、基準値の更新、換気扇の駆動または換気扇
の指定時間駆動のいずれかの処理を終了した後は、gg
3図のステップ44へ戻り、ステップ44以Fの処理金
繰り返す。
次に、第3図のフローチャートを用いて、第4図ステッ
プ59の基準値の更新について説明する。
基準値の更新(ステップ59)は、調理以外の環境変化
に起因する誤動作を防止するための処理である。更新処
理の周期は、ステップ62に示すように、予め定めた時
間TM1で決まる。時間TMIが経過すると、マイコン
7はRAM8に記憶させたガスセンサ出力値5ENIを
、ガスセンサ出力基準値SENφとして設定し直し、新
たなSENφをRAM8に記憶させる。
同様に、マイコン7は温度測定値THIを、新たな温度
基準値THφとしてRAM8に記憶させる(ステップ6
3)。このよう忙、基準値の更新(第4図ステップ59
)ではガスセンサ出力基準値5EN−と、温度基準値T
H−の更新が行なわれる。
このように、制御を行なうための基準値SENφ。
THφを更新することは、各セン+ (L2 )が検出
する長周期の入力信号を除去できる点でメリットを有す
る。
次て、第6図のフローチャートを用いて、第4図ステッ
プ60の換気扇の駆動について説明する。
まず、ガスセンサ出力基準値SENφをもとにした出力
比SCに応じて、換気量(風量)を決定するため値、す
なわち換気扇の制御fFstを算出する(ステップ64
)。また、温度差TCに応じて、同様に換気扇の制御量
FSZを算出する(ステップ65)。なお、これらの制
御量FSt、F82は、ファン24およびファンモータ
25の仕様とモータ制御回路10の制御機能とをもとく
して、予め設定した設計式または実験式によって算出さ
れる。
マイコン7は、このようにして算出した制御量FS1と
制御量FS2とを比較する(ステップ66)。
そして、大きい方の値の制御量を用いて、モータ制御回
路10を動作させる(ステップ67またはステップ68
)。このような駆動方法によれば、汚染空気の温度と気
体成分(濃度)のそれぞれに対して最適な換気量を割当
てることができるというメリットがある。
次に、第7図のフローチャートを用いて、第4図ステッ
プ61の換気扇の指定時間駆動について説明する。
この換気扇の指定時間駆動は、換気扇が駆動されたこと
によって、駆動開始時点よりも汚染空気の汚染の程度が
減少したときに、残留する汚染空気を十分忙排出するた
めの処理である。具体的には、換気扇が駆動された場合
に、所定時間TM2だけ駆動を強制的に持続させるもの
である。
第7図において、ステップ70からステップ74までの
処理は第6図の換気扇の駆動の処理(ステップ64から
ステップ68まで)と同様である。所定時間TM2を経
過すると、マイコン7はモータ制御回路10を用いて換
気扇を停止させる(ステップ75)。
そして、第3図ステップ63と同様にして、ガスセンサ
出力基準値5EN−と温度基準値TH−を更新する(ス
テップ76)。
本実施例の自動換気装置を実際に駆動させた場合の特性
図を第8図〜第11図に示し、詳細に説明する。
第8図は、ガスコンロを用いて:尭き魚調理を行なった
場合の動作を表わす特性図である。横軸は時間tを示し
、縦軸はガスセンサ出力値8EN1および温度測定値T
H1を示す。第8図において。
実線はガスセンサ出力値5ENIを示し、−点鎖線は温
度測定値TH1を示す。また図中に二点鎖線で出力比基
準値8CDと温度差基準値THD1゜THD2の設定位
置を併記した。
時点ttaは基準値の更新(第4図ステップ59)が行
なわれた時点を示す。この時点t+oでは、ガスコンロ
がまだ点火されていないために、オ外線検出管3の出力
をカウントするパルスカウンタ4のカウント値PCは0
である。ガスコンロの点火が時点titで行なわれると
、紫外線検出管3はガスコンロの炎から放射される紫外
線を検出して、パルスカウンタ4に紫外線の放射強度に
対応したパルスを供給する。
パルスカウンタ4は紫外線検出管5の出力をカウントす
る。このカウント値PCが第4図ステップ55に示した
条件(PC−N)を満足するので、マイコン7はステッ
プ58の判別処理を行なう。第8図の時点11+では、
まだ、ガスセンf1と温度セン+2の出力変化が小さく
、SC≧SCDまたはTe3:THD2の条件を満足し
ないために、第4図ステップ61に記載した換気扇の指
定時間駆動を行なう。ここで、ガスコンロの点火から換
気扇が駆動されるまでの時間はごく短時間である。
その後、ガスコンロ点火時の生ガスの漏れに起因して、
ガスセンサ出力値8EN1は上昇する。
やがて、時点hz Kなると第4図ステップ58の条件
、つまりSC≧SCDを満足する。この結果、マイコン
7は第4図ステップ60に記載した換気扇の駆動を行な
う。ガスコンロの使用中にはカウント値PCはPC≧N
の関係を保つ。
一方、魚を焼くことにより生ずる煙、臭い、ガスなどの
気体の成分をガスセンf1は検出する。
このため、第8図の時点t1zから時点tt4に示すよ
うにガスセンサ出力値5EN1は増加する。この場合に
は、出力比SCの値に応じて換気扇の換気藍(風量)が
自動的に制御される。同時に、調理時間の経過にともな
ってガスコンロによって生じる熱気の温度も上昇してい
る。この熱気の温度を温度センサ2は検出する。
このため第8図の時点t12から時点ttiに示すよう
に温度測定値TH1は増加する。時点tziになると、
第4図ステップ58の条件、つまりTC≧THD2を満
足する。この結果、マイコン7は第6図に示したように
、制御1Fs1と制御tFs2の内、大きい方の制御量
を用いて換気扇の換気址(風量)を制御する。
調理が終了し、ガスコンロの消火が時点t+4で行なわ
れると、パルスカウンタ4のカクントイ直PCは0とな
る。また、ガスセンサ出力値5EN1と温度測定値TH
1が下がりはじめる。ガスセンサ出力値5FliN1に
もとづく出力比SCは、時点t+sで第4図ステップ5
8の条件(SC≧5CD)を満たさなくなる。しかしな
がら、以前として温度差TCはステップ58の条件(T
e≧THD2)と満足するために、時点teaまでは温
度差TCに応じた換気扇の駆動(第4図ステップ60)
が行なわれる。
時点t!4をすぎると、第4図ステップ58の条件を(
碕たさなくなるが、第4図ステップ61の換気扇の指定
時間駆動が行なわれる。この換気扇の指定時間駆動九よ
って、残留している熱気と汚染空気が排田される。その
後、指定時間TM2(例えば数分間〜数十分間ンが経過
して時点1+7になると、マイコン7は換気扇を停止さ
せるとともに、基準値の更新を行なう(第7図ステップ
75.76 )。
時点toy以降では、パルスカウンタ4のカウント値P
CはOとなっており、換気扇は停止している。マイコン
7は第4図ステップ57の判定処理を行ない、条件SC
<SCDおよびTC≦THD1を満足することを確認し
て、ステップ590基準値の更新を行なう。この基準値
の更新は第3図ステップ62に示すように時間TM1を
一周期として行なわれる。
次に、ガスコンロによりて湯沸しを行なった場合の動作
を、第9図の特性図を用いて説明する。
なお、第9図の記載方法は第8図と同じである。
第9図において、時点tzoは基準値の更新(第4図ス
テップ59)が行なわれた時点を示す。その後、ガスコ
ンロの点火が時点1g1で行なわれると、紫外線検出管
3はガスコンロの炎から放射される紫外線を検出して、
パルスカウンタ4にパルスヲ供給する。パルスカウンタ
4のカウント値PCが第4図ステップ55に示した条件
(PC≧N)を満足し、マイコン7におけるステップ5
8の判別処理が行なわれる。
第9図の時点txtでは、SC,i:SCDまたはTC
≧THD2の条件を満足しないために、第4図ステップ
61の換気扇の指定時間駆動を行なう。なお、換気扇の
ファンモータ11の駆動は、ガスコンロの点火とほぼ同
時に開始される。その後、ガスコンロ点火時の生ガスの
漏れに起因して、ガスセンサ出力値5BNIは上昇する
やがて、時点tit Kなると第4図ステップ580条
件、つまりSC≧SCDを満足する。この結果、マイコ
ン7は第4図ステップ60に記載した換気扇の駆動を行
なう。油製しの場合には通常、煙、臭い、ガスなどは発
生せず、ガスセンサ出力値BEN1は低下する。そして
1時点ttsでステップ58の条件(SC,!5CD)
を満たさなくなる。
このため、マイコン7はステップ60による換気扇の駆
動から、ステップ61による換気扇の指定時間駆動に動
作を切り換える。一方、ガスコンロによって生じる熱気
の温度が上昇する。なお、この温度上昇は、周囲の空気
の温度上昇も含まれている。そして、指定時間TM2が
経過する前にステップ58の条件、つまりTC≧T H
D 2を満足し、時点tz<で再びステップ60の換気
扇の駆動が行なわれる。
湯が沸き、ガスコンロの消火が時点t2!で行なワレル
ト、パルスカクンタ4のカウント値PCはOとなり、ま
た温度測定値TH1が下がりはじめる。この結果、時点
ttaで第4図ステップ58の条件(TC≧THD2)
を満足しなくなる。そして、。
マイコン7は、ステップ60による換気扇の駆動から、
再度、ステップ61による駆動に動作を切り換える。そ
の後、指定時間TM2が経過して時点t2Fになると、
マイコン7は換気扇を停止させるとともに、基準値の更
新を行なう(第7図ステップ75゜76)。
時点t2F以降では、カウント値PCはOとなっており
、換気扇は停止している。マイコン7は第4図ステップ
57からステップ59へ処理を進め、基準値の更新を行
なう。この結果、本実施例の自動換気装置は時点t20
における状態と同様の状態になる。
次に、沸とう、煮こぼれ、または凰の吹込みなど忙起因
して、ガスコンロの炎が調理途中で立ち消えした場合の
動作を、第10図の特性図を用いて説明する。なお、第
10図の記載方法は第9図と同じであり、同様に、ガス
コンロによって湯沸しを行なった場合の動作を表わす図
であって、途中でガス炎の立ち消えが生じた時の特性図
である。
第10図において、時点tsoは基準値の更新が行なわ
れた時点を示す。その後、ガスコンロの点火が時点ti
+で行なわれると、紫外線検出管5が点火による紫外線
の発生を検出し、マイコン7が換気扇をモータ制御回路
10を介して駆動する。また、ガスコンロ点火時の生ガ
スの漏れに起因して、ガスセンサ出力値5ENIが上昇
する。
時点tsz Kなると、マイコン7はガスセンサ出力値
5ENIに応じて換気扇の駆動(第4図ステップ60)
を行なう。時点tss〜時点ts4においては、マイコ
ン7は第4図ステップ61による換気扇の指定時間駆動
を行なう。なお、以上の動作は第9図の動作と同様であ
る。
やがて、湯がしだいに沸いて熱気の温度が上昇し、時点
t34において再び第4図ステップ60の換気扇の駆動
が行なわれる。その後、時点tisで湯が激しく沸とう
し、時点tsmで湯が流出してガスコンロの炎の立ち消
えが生じる。この炎の立ち消えと同時に、バルスカクン
タ4のカウント値PCはOとなり、また温度測定値TH
1が下がりはじめる。
一方、ガスセンサ出力値5EN1は、多量の生ガスの発
生に起因して、短時間のうちに大幅に増。
加する。この結果、第3図のステップ49において、P
C<NかつSC≧SCDという条件が満足され、マイコ
ン7は異常事態(立ち消え)が発生したものと判定する
。そして、マイコン7は最大限の制御量を用いてモータ
制御回路10を動作させる(第3図ステップ50)。
このため、発生した生ガスは急速に排出される。
さらに、マイコン7は、警報器12(異常報知装置ii
)に信号を送って、ランプの点滅、ブザーによる警報を
生じさせる(第3図ステップ51)。
次に、過熱などに起因して調理物(天ぷら油)が発火し
た場合の動作を、第11図の特性図を用いて□説明する
第11図においても、第10図の場合と同様に、時点t
iOは基準値の更新が行なわれた時点を示す。その後、
ガスコンロの点火が時点t41で行なわれると、紫外線
検出管5が点火による紫外線の発生を検出し、マイコン
7が換気扇をモータ制御回路10を介して駆動する。ま
た、ガスコンロ点火時の生ガスの漏れに起因して、ガス
センサ出力値5EN1が上昇する。
時点taxになると、マイコン7はガスセンサ出力値5
EN1に応じて換気扇の駆動(第4図ステップ60)を
行なう。時点tas〜時点taaにおいては、マイコン
7は第4図ステップ61による換気扇の指定時間駆動を
行なう。なお、以上の動作は笥10図の動作と同様であ
る。
やがて、天ぷら油の温度が上り、熱気の温度も上昇して
、時点taaにおいて再び第4図ステップ60の換気扇
の駆動が行なわれる。さらに過度の加熱が行なわれ、時
点t411になると、天ぷら油の温度が異常に高くなり
、天ぷら油の臭いも強(なる。
そして、ついに時点ta4において天ぷら油が発火し、
火災が発生する。この火災の発生と同時に、パルスカウ
ンタ4のカクント値PCは急増して、設定値Nよりも極
めて大きい第2の設定値N以上となる。
これより少し遅れて、温度測定値TH1も急増し、温度
差TCは温度差基準i+t T HD 2よりも極めて
大きい第3の温度差基準値THD2以上となは予めRO
M9に記憶された値である。
この結果、第3図ステップ52において、PC≧N′、
TC≧T)]D2という条件が満足され、マイコン7は
異常φ悪(火災発生)が発生したものと判定する。そし
て、マイコン7は換気扇の駆動を停止する(第3図ステ
ップ53)。このため、換気がなされなくなって火災の
進行が遅く(弱く)なる。さらに、マイコン7は、訃報
器12(異常報知装置)K信号を送って、ランプの点滅
、ブデーによる警報を生じさせる(第3図ステップ54
)。
なお、前記した本発明の自動換気装置に、マイコン7ま
たは警報器12と接続される異常報知用ユニットを組込
み、このユニットを介して外部機器(例えば電話機)を
制御し、炎の立ち消えや火災φ 発生時に外部機器を利用した通報等を行なうこともでき
る。
なお、紫外線センサの出力の変化値を用いて制御しても
安定な動作を行なえる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、調理の開始とほぼ同時に換気扇の駆動
を開始でき、また、熱気や汚染空気を検知して換気扇を
自動制御することができ、さらに、使用される場所の環
境条件に応じて基準を自動設定するので使い勝手を向上
でき、誤動作が生じにく(、そして調理中の炎の立ち消
えや、発火(火災〕などの異常事態に早急に、自動的に
対処でき、しかも警報を行なうことができる自動換気装
置11を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動換気装置の制御系を表
わすブロック図、第2図は本発明の一実施例の自動換気
装置の構造を示す図、第3図〜第7図は第1図記載のマ
イクロコンピュータ7のフローチャートを示す図、第8
図〜第11図は本発明の自動換気装置を駆動させた場合
の特性図である。 1・・・ガス(還元性気体)センサ、2・・・温度セン
サ、3・・・紫外線セン+(紫外線検出管)、4・・・
パルスカウンタ、5・・・マルチブレクチ、6・・・A
/D変y変器8器・・・マイクロコンビエータ、8・・
・RAM。 9・・・ROM、10・・・モータ制御回路、11・・
・ファンモータ、12・・・警報器(異常報知装置)。 (’r  ・、 代理人弁理士  小  川  勝  男  、”・筋 
2Z (a)               (い躬 30 第1 筋 6囚 躬 7閃 時間t t2tptzrk’lu ’1.s 05lu    
   cr7吟関C

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、炎から放射される紫外線を検出する紫外線センサと
    、汚染空気を検出するガスセンサと、熱気を検出する温
    度センサと、汚染空気を排出することが可能なファンと
    、このファンを駆動するファンモータと、それぞれの前
    記センサの出力信号を処理して前記ファンモータを制御
    する制御回路を備えた自動換気装置において、前記紫外
    線センサの出力信号のレベルが第1の所定値より低下し
    、かつ前記ガスセンサの出力信号の変化量が第2の所定
    値より増加した時に、前記ファンによる換気量を最大と
    すべく前記ファンモータを制御するとともに、前記紫外
    線センサの出力信号のレベルが第3の所定値より増加し
    、かつ前記温度センサの出力信号の変化量が第4の所定
    値より増加した時に、前記ファンによる換気量をゼロと
    すべく前記ファンモータを制御する前記制御回路を備え
    たことを特徴とする自動換気装置。 2、前記紫外線センサの出力信号のレベルが第1の所定
    値より低下し、かつ前記ガスセンサの出力信号の変化量
    が第2の所定値より増加した時と、前記紫外線センサの
    出力信号のレベルが第3の所定値より増加し、かつ前記
    温度センサの出力信号の変化量が第4の所定値より増加
    した時との少なくとも一方の時に、警報表示を行なう警
    報器を備えたことを特徴とする請求項1記載の自動換気
    装置。
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