JPH01273115A - 位置決め制御装置 - Google Patents

位置決め制御装置

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JPH01273115A
JPH01273115A JP10022088A JP10022088A JPH01273115A JP H01273115 A JPH01273115 A JP H01273115A JP 10022088 A JP10022088 A JP 10022088A JP 10022088 A JP10022088 A JP 10022088A JP H01273115 A JPH01273115 A JP H01273115A
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JP
Japan
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target position
movable body
speed
correction value
counter
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JP10022088A
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Riichi Sakai
利一 酒井
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [a業上の利用分計] 本発明は、ステップアンドリピート型露光装置やICボ
ンダー等の半導体製造装置、産業用ロボットおよびNC
工作機械等における可動体の位置決め制御装置に関する
[従来の技術] 第5図は、従来の位置決め制御装置の制御回路の構成を
示すブロック図である。同図において、1 (la、l
b)は速度関数発生器で、1aは第7図の区間a−Cに
相当する速度曲線を作るための立上げ速度関数発生器、
1bは第7図の区間C〜dに相当する速度曲線を作るた
めの立下げ速度関数発生器である。2は速度指令値を速
度指令電圧に変換するD/A変換器、3は真の目標位置
設定器、4は可動体10の現在位置と目標位置との差(
現在位置偏差)を出力する位置偏差カウンタ、5は位置
偏差カウンタ4の出力値を電圧に変換するD/A変換器
、6は速度制御モードと位置制御モードとを切り換える
アナログスイッチ、7はサーボアンプである増幅器、8
は可動体10を駆動するモータ、9はタコジェネレータ
等のモータ速度検出器、10はスライドテーブル等の可
動体、11はロータリイエンコーダ、リニアスケールま
たはレーザ測長器等の位置検出器、12は可動体10の
現在位置を記憶するための現在位置カウンタ、13は可
動体10の実際の速度を現在位置から求めるための速度
変換器、14は可動体10の位置決め目標位置を仮の目
標位置から真の目標位置へ切り換える基準となる速度(
切換速度)を設定する速度設定器、15は可動体10の
実速度と上記切換速度とを比較する比較器、16は仮の
目標位置と真の目標位置とを切り換えるスイッチ、17
は仮の目標位置を決めるための補正値カウンタ、18は
仮の目標位置設定器、19はスイッチ6を切り換えると
きの位置偏差である切換位置を設定する位置設定器、2
0はこの切換位置のデータと偏差カウンタ4のデータ(
現在位置偏差)とを比較する比較器、21は速度制御か
ら位置制御にモードを切り換えたときの現在位置をラッ
チするラッチカウンタ、22は可動体の速度が位置制御
モードに切り換えた後最初に切換速度設定器14に設定
されているデータ(例えば零)に等しくなった位置をラ
ッチするラッチカウンタ、23は速度関数発生器1のモ
ードを切り換えるスイッチ、24は速度立下げ位置設定
器、25は立下げ位置と偏差カウンタ4のデータとを比
較する比較器である。
なお、補正値カウンタ17および切換位置設定器19は
、電源投入後始めて位置決め動作をするとき、および最
高速度または速度関数等の条件を変えたときはクリアさ
れる。真の目標位置設定器3、切換速度設定器14およ
び切換位置設定器19のそれぞれの値は、オペレータの
入力操作またはこの制御回路が適用される主装置からの
指令により適宜設定または変更することができる。
次に同図の制御回路の作用を説明する。同図の回路にお
いて、まず、オペレータの操作または上記主装置からの
指令により真の目標位置設定器3に真の目標位置が設定
され、かつ、補正値カウンタ17に零が設定される。こ
れにより、仮の目標位置設定器18には真の目標位置設
定器3と同じデータが記憶される。さらにスイッチ6は
D/A変換器2に、スイッチ16は仮の目標位置設定器
18に、スイッチ23は立上げ速度関数発生器1aにそ
れぞれ切り換えられ、立上げ速度関数発生器1aがトリ
ガされることにより、速度制御が開始される。
速度制御モードにおいては、立上げ速度関数発生器1a
によりモータ8を駆動する。モータ8によって可動体1
0が移動するに従い、偏差カウンタ4のデータ値が減少
してゆき、これが立下げ位置設定器24のデータ値と等
しくなった時、比較器25によりトリガ信号が出され、
スイッチ23が立下げ速度関数発生器1bの方に切り換
わり、立下げ速度曲線(第7図の区間c z d )に
沿った指令が立下げ速度関数発生器1bにより出力され
る。以上の操作により、可動体10は、第7図の区間a
 z dの速度曲線に従って8勤する。実際には可動体
10の速度は可動体10の慣性の影響により、第6図の
B−* b−* c−hdのように変化する。切換位置
設定器19のデータ値と偏差カウンタ4のデータ値とが
等しくなる時刻tdにおいて、比較器20よりトリガ信
号が出力され、アナログスイッチ6がD/A変換器5の
方に切り換えられることにより速度制御モードから位置
制御モードに切り換わる。これと同時に、可動体10の
第6図の現在位置Xdがラッチカウンタ21に記憶され
る。
位置制御モードに切り換わった後、可動体10は慣性を
持つために、第6図の真の目標位置Xgを通り過ぎてし
まう。Xgを通り過ぎてから速度変換器13によって可
動体10の速度をモニタするとともに、切換速度設定器
14に設定されているデータ(実際には零)と比較し、
可動体10の速度と切換速度設定器14のデータとが等
しくなった時、つまり、第2図の時刻tfに比較器15
からトリガ信号が出力される。このトリガ信号により、
可動体10の現在位置がラッチカウンタ22に記憶され
る。さらにラッチカウンタ21のデータつまり時刻td
における位置Xdとラッチカウンタ22のデータつまり
時刻tfにおける位置Xfどの差λ1が、補正値カウン
タ17に記憶される。また、この時、スイッチ16は真
の目標位置3の方に切り換えられ、時刻teにおいて第
1回目の位置決めが終了する。
第2回目以降の位置決めは、以下のようになる。初めに
、真の目標位置設定器3に真の目標位置が設定されると
ともに、そのデータと補正値カウンタ17のデータ(第
1回目の補正値データ)11との差が仮の目標位置設定
器18に設定される。つまり第6図のXg’  (”X
g−Jlt )が仮の目標位置設定器18に設定される
速度制御モード時の動作は第1回目のときと全く同じで
ある。ただし、仮の目標位置が第6図のxgからXg′
に変化していることにより、実際に可動体10の位置お
よび速度は第6図の2点鎖線のようになる。つまり、可
動体10の速度および制御モードの切換点はa−*b→
C′→d′ となる。
そして、時刻td’ において速度制御モードから位置
制御モードに切り換わると、第1回目と同様にラッチカ
ウンタ21に時刻td’ における位置が記憶される。
可動体10は慣性のために仮の目標位置xg’ を通り
過ぎる0通り過ぎた後、速度変換器13によって可動体
10の速度をモニタし、切換速度設定器14のデータと
等しくなった時に、比較器15からトリガ信号が発生す
る。このトリガ信号により、第1回目と同様に、スイッ
チ16は真の目標位置設定器3の方に切り換えられると
ともに、可動体10の現在位置がラッチカウンタ22に
記憶され、補正値カウンタ17に補正値(ラッチカウン
タ22とラッチカウンタ21との差12)が記憶される
。このとき、可動体10はほぼ真の目標位置に位置して
おり、かつ、可動体10の速度は零のため、位置決め完
了までの時間が短縮される。
以上の位置決め動作を繰り返すことにより、最終的に可
動体10はa→b−4C′→d′→f′→e′で位置決
め完了することができるようになる。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、上記従来例では、補正値は速度指令から
位置指令に切換っな時の位置偏差Xdと、位置指令に切
り換つた後の行き過ぎ量Xfとの差として、動作するた
め、位置決め時間が、まだ長いという欠点があった。
本発明は上記従来技術の欠点に鑑みなされたものであっ
て、位置決めに要する時間を更に短縮させた位置決め制
御装置の提供を目的とする。
[問題点を解決するための手段および作用]前記目的を
達成するため本発明では可動体が停止すべき目標位置を
最初に通過した後の該目標位置からの行き過ぎ量を補正
値としている。
真の目標位置から補正値を差引いた値を仮の目標位置と
して真の目標位置を最初に通過するまで可動体を制御す
る。
[実施例] 以下、図面を用いて本発明の詳細な説明する。なお、従
来例と共通または対応する部分については同一の符号で
表す。
第1図は、本発明の一実施例に係る位置決め制御装置の
制御回路の構成を示すブロック図である。同図において
、1 (la、lb)は速度関数発生器で、1aは第7
図の区間a A−cに相当する速度曲線を作るための立
上げ速度関数発生器、1bは第7図の区間c z dに
相当する速度曲線を作るための立下げ速度関数発生器で
ある。2は速度指令値を速度指令電圧に変換するD/A
変換器、3は真の目標位置設定器、4は可動体1oの現
在位置と目標位置との差(現在位置偏差)を出力する位
置偏差カウンタ、5は位置偏差カウンタ4の出力値を電
圧に変換するD/A変換器、6は速度制御モードと位置
制御モードとを切り換えるアナログスイッチ、7はサー
ボアンプである増幅器、8は可動体10を駆動するモー
タ、9はタコジェネレータ等のモータ速度検出器、1o
はスライドテーブル等の可動体、11はロータリイエン
コーダ、リニアスケールまたはレーザ測長器等の位置検
出器、12は可動体10の現在位置を記憶するための現
在位置カウンタ、13は可動体1゜の実際の速度を現在
位置から求めるための速度変換器、14は可動体10の
位置決め目標位置を仮の目標位置から真の目標位置へ切
り換える基準となる速度(切換速度)を設定する速度設
定器、15は可動体10の実速度と上記切換速度とを比
較する比較器、16は仮の目標位置と真の目標位置とを
切り換えるスイッチ、17は仮の目標位置を決めるため
の補正値カウンタ、18は仮の目標位置設定器、19は
スイッチ6を切り換えるときの位置偏差である切換位置
を設定する位置設定器、20はこの切換位置のデータと
偏差カウンタ4のデータ(現在位置偏差)とを比較する
比較器、22は可動体の速度が位置制御モードに切り換
えた後最初に切換速度設定器14に設定されているデー
タ(例えば零)に等しくなった位置をラッチするラッチ
カウンタ、23は速度関数発生器1のモードを切り換え
るスイッチ、24は速度立下げ位置設定器、25は立下
げ位置と偏差カウンタ4のデータとを比較する比較器で
ある。
なお、補正値カウンタ17および切換位置設定器19は
、電源投入後初めて位置決め動作をするとき、および最
高速度または速度関数等の条件を変えたときはクリアさ
れる。真の目標位置設定器3、切換速度設定器14およ
び切換位置設定器19のそれぞれの値は、オペレータの
入力操作またはこの制御回路が適用される主装置からの
指令により適宜設定または変更することができる。
次に同図の制御回路の作用を説明する。同図の回路にお
いて、まず、オペレータの操作または上記主装置からの
指令により真の目標位置設定器3に真の目標位置が設定
され、かつ、補正値カウンタ17に零が設定される。こ
れにより、仮の目標位置設定器18には真の目標位置設
定器3と同じデータが記憶される。さらにスイッチ6は
D/A変換器2に、スイッチ16は仮の目標位置設定器
18に、スイッチ23は立下げ速度関数発生器1aにそ
れぞれ切り換えられ、立上げ速度関数発生器1aがトリ
ガされることにより、速度制御が開始される。
速度制御モードにおいては、立上げ速度関数発生器1a
によりモータ8を駆動する。モータ8によって可動体1
0が移動するに従い、偏差カウンタ4のデータ値が減少
してゆき、これが立下げ位置設定器24のデータ値と等
しくなフた時、比較器25によりトリガ信号が出され、
スイッチ23が立下げ速度関数発生器1bの方に切り換
わり、立下げ速度曲線(第7図の区間c−d )に沿っ
た指令が立下げ速度関数発生器1bにより出力される。
以上の操作により、可動体10は、第7図の区間a w
 dの速度曲線に従って移動する。実際には可動体10
の速度は可動体10の慣性の影響により、第2図のB 
−x l) −+ c−* dのように変化する。切換
位置設定器19のデータ値と偏差カウンタ4のデータ値
とが等しくなる時刻tdにおいて、比較器20よりトリ
ガ信号が出力され、アナログスイッチ6がD/A変換器
5の方に切り換えられることにより速度制御モードから
位置制御モードに切り換わる。
位置制御モードに切り換わった後、可動体10は慣性を
持つために、第2図の真の目標位置Xgを通り過ぎてし
まう。Xgを通り過ぎてから速度変換器13によって可
動体10の速度をモニタするとともに、切換速度設定器
14に設定されているデータ(実際には零)と比較し、
可動体10の速度と切換速度設定器14のデータとが等
しくなった時、つまり、第2図の時刻tfに比較器15
からトリガ信号が出力される。このトリガ信号により、
可動体10の現在位置がラッチカウンタ22に記憶され
る。さらに真の目標位置Xgとラッチカウンタ22のデ
ータつまり時刻tfにおける位置Xfどの差JZ、が、
補正値カウンタ17に記憶される。また、この時、スイ
ッチ16は真の目標位置3の方に切り換えられ、時刻t
eにおいて第1回目の位置決めが終了する。
第2回目以降の位置決めは、以下のようになる。
初めに、真の目標位置設定器3に真の目標位置が設定さ
れるとともに、そのデータと補正値カウンタ17のデー
タ(第1回目の補正値データ)nlとの差が仮の目標位
置設定器18に設定される。つまり第2図のXg’  
(=Xg−j!+ )が仮の目標位置設定器18に設定
される。
速度制御モード時の動作は第1回目のときと全く同じで
ある。ただし、仮の目標位置が第2図のXgからXg′
に変化していることにより、実際に可動体10の位置お
よび速度は第2図の2点鎖線のようになる。つまり、可
動体10の速度および制御モードの切換点はa4b→C
′−d′ となる。
そして、時刻td’ において速度制御モードから位置
制御モードに切り換わる。可動体10は慣性のために仮
の目標位置Xg′を通り通ぎる。通り過ぎた後、速度変
換器13によって可動体10の速度をモニタし、切換速
度設定器14のデータと等しくなった時に、比較器15
からトリガ信号が発生する。このトリガ信号により、第
1回目と同様に、スイッチ16は真の目標位置設定器3
の方に切り換えられるとともに、可動体10の現在位置
がラッチカウンタ22に記憶される。それと同時に、補
正値カウンタには、ラッチカウンタ22と真の目標値と
の差1□と1回目の位置決め動作より得られた補正値l
lとの和が、2回目の位置決め動作の補正値として、補
正値カウンタ17に設定される。このとき可動体10は
、はぼ真の目標位置に位置しており、かつ可動体10の
速度は零のため、位置決め完了までの時間がta→t 
b−et c’ →t d’ −et f’ −et 
e’  と短縮される。
3回目以降の位置決め動作による補正値は、各位置決め
回数毎に出てくる補正量の和となる。つまり、i回目の
位置決め動作による補正値は1゜十λ2+・・・・・・
+xi となる。この補正値は位置決め回数毎に収束す
るため、最終的に可動体10はa−+b−*c’−d’
→f′で位置決めを完了することができるようになる。
第3図は計算器を使用した本発明の他の実施例を示す。
同図において、27はマイクロコンピュータまたはミニ
コンピユータ等の中央演算装置(CPU)、28はRO
MやRλM等のメモリ装置、29は計算器のバス、26
は指令を出すためのD/A変換器である。
ここでは、第1図の0.1,3.4,13.〜25で示
されるブロックの機能が、計算機のソフト処理に置き換
えられている。
次に、第4図のフローチャートを参照しながら第3図の
制御回路の作用を説明する。
位置決め動作において、CPU27は、まず、ステップ
1で目標位置xgの計算をする。目標位置は、現在位置
と移動距離との和で、最終的には可動体10を位置決め
したい位置である。
電源投入後の初期駆動または設定条件の変更時にはステ
ップ2からステップ3へ進み、補正値を零とし、立下げ
位置偏差を所定の値に設定する。
次にCPU27は仮の目標位置を計算する(ステップ4
)。仮の目標位置は目標位置Xgと補正値との差である
次に、加速時速度関数を、ある一定時間毎にD/A変換
器26に出力することにより、可動体10を移動させ、
最大速度になるまで加速させる(ステップ5)。上記加
速時速度関数が最大速度指令値になったら、可動体10
が減速開始位置に達するのを待つ。減速開始位置に達し
たかどうかは、可動体10の現在位置を現在位置カウン
タ12の計数値から読み取って仮の目標位置との差をC
PU27で計算し、その計算値と立下げ位置偏差とを比
較することを繰り返すことによフて判定する(ステップ
6.7)。
上記比較の結果、計算値が立下げ位置偏差より小さいか
、または等しくなったら、減速開始位置に達したものと
判断してステップ8へ移り、減速データをある一定時間
毎にD/A変換器26に出力する。全ての減速データを
出力し終えたなら、制御モードを位置制御モードに切り
換える。(ステップ9)。
次に現在位置カウンタ12から可動体10の現在位置X
Iを読み取りつつ、Xlとその1回前に現在位置カウン
タ12から読み取った可動体10の現在位置X2との比
較を繰り返し、Xl−X2≦0になるのを待つ(ステッ
プto、11)。
X 1− X 2≦Oになったなら、仮の目標位置から
真の目標位置xgに目標位置を切り換え(ステップ12
)、その時の可動体10の現在位置Xfを読み取って記
憶しくステップ13)、位置制御を続行する(ステップ
14)。
位置決めが終了(ステップ15)した後、補正値1= 
(Xf−Xg+1)をCPU27で計算しくステップ1
6)、位置決め動作を終了する。
上記補正値は以上説明した位置決め動作を繰り返すこと
によって収束して安定する。
以上説明したように、制御モードの切換位置からの行き
過ぎ位置量を補正値として、仮の目標位置を決定するこ
とによって、可動体の慣性による目標位置からの行き過
ぎ量を減少させあるいは無くすことができるため、特に
位置決め時間の短縮を図ることができ、さらに位置決め
精度の向上をも図ることができる。
[実施例の変形例] なお、本発明は上述の2つの実施例に限定されることな
く適宜変形して実施することができる。
例えば上述の実施例においては、立下げ位置偏差および
補正値は目標位置(絶対位置)にかかわらずそれぞれ1
つのデータを設定しているが、それらを目標位置座標の
関数として目標位置ごとに選択して使用できるようにし
てもよいし、または可動体10の全容動領域を数個のブ
ロックに分割し、ブロックごとに補正値を持つように構
成してもよい。
[発明の効果] 以上のように、本発明によると、速度制御モードから位
置制御モードへ切換える方式において、速度制御から位
置制御モードに切換った後最初に可動体の速度が零とな
った位置と真の目標位置と゛の差で補正した仮の目標位
置を算出し、この仮目標位置を使用して位置決めするよ
うにしたため、位置決め精度を向上させ、位置決め時間
を短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例に係る位置決め制御装置の
制御回路の構成を示すブロック図、第2図は、本発明の
一実施例における可動体の位置と速度の変化を示すグラ
フ、 第3図は、本発明の他の実施例を示すブロック図、 第4図は、第3図の装置の動作のアルゴリズムを示すフ
ローチャート、 第5図は、従来の位置決め装置の制御回路を示すブロッ
ク図、 第6図は、従来技術における可動体の位置と速度の変化
を示すグラフ、 第7図は、速度指令曲線の1例を示すグラフである。 1a:立上げ速度関数発生器、 1b:立下げ速度関数発生器、 2 : D/A変換器、 3:真の目標位置設定器、 4:偏差カウンタ、 5 : D/A変換器、 6;アナログスイッチ、 7;増幅器、 8;可動体を駆動するモータ、 9:速度検出器、 10:可動体、 11:位置検出器、 12:現在位置カウンタ、 13:速度変換器、 14:速度設定器、 15:比較器、 16:スイッチ、 17:補正値カウンタ、 18:仮の目標位置設定器、 19:位置設定器、 20;比較器、 21.22:ラッチカウンタ、 23:スイッチ、 24:速度立下げ位置設定器、 25:比較器。 特許出願人   キャノン株式会社 代理人 弁理士   伊 東 哲 也 代理人 弁理士   伊 東 辰 雄 jI2図

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)位置決めすべき可動体と、該可動体を移動させる
    ためのモータと、可動体の目標位置設定回路と、可動体
    の位置検出回路と、前記位置検出回路の検出位置と目標
    位置との差により前記モータを制御するサーボ回路とを
    具備し、前記可動体が停止すべき目標位置を最初に通過
    した後の該目標位置からの行き過ぎ量を検出する回路と
    、該行き過ぎ量を前記目標位置設定回路に補正値として
    入力する補正回路とを具備したことを特徴とする位置決
    め制御装置。
  2. (2)前記目標位置設定回路は真の目標位置設定回路と
    仮の目標位置設定回路からなり、前記補正値を仮の目標
    位置設定回路に入力させることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項記載の位置決め制御装置。
  3. (3)可動体を所定の停止目標位置に移動するに際して
    、先ず可動体を速度制御モードで停止位置近傍まで移動
    させ、次に目標位置に位置制御モードで停止させるサー
    ボ手段を用い、速度制御モードから位置制御モードに切
    換わった後、可動体の速度が最初に零となった時の位置
    と、真の目標位置の差を補正値とすることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項または第2項記載の位置決め制御
    装置。
  4. (4)可動体の移動に先立って、前記補正値を真の目標
    位置から差し引いて仮の目標位置とし、最初に仮の目標
    位置を使用して位置決め動作をさせ、所定のタイミング
    で真の目標位置に切換える位置決め制御において、補正
    値は、前回の位置決め動作において得られた補正値との
    和とすることを特徴とする特許請求の範囲第1項、第2
    項または第3項記載の位置決め制御装置。
JP10022088A 1988-04-25 1988-04-25 位置決め制御装置 Pending JPH01273115A (ja)

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