JPH01272729A - 強化用繊維の吸引付着方法 - Google Patents

強化用繊維の吸引付着方法

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JPH01272729A
JPH01272729A JP63102022A JP10202288A JPH01272729A JP H01272729 A JPH01272729 A JP H01272729A JP 63102022 A JP63102022 A JP 63102022A JP 10202288 A JP10202288 A JP 10202288A JP H01272729 A JPH01272729 A JP H01272729A
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Japan
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binder
fiber layer
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suction
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JP63102022A
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Yasuo Tabata
田畑 泰雄
Hitoshi Karasawa
均 唐沢
Hiromitsu Suganuma
菅沼 広光
Toyoichi Tsutsumi
堤 豊一
Takahiro Suenaga
末永 高広
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は繊維を含んだ溶液を吸引することで、通気性支
持体表面に繊維層を付着せしめる方法に関する。
(従来の技術) 繊維強化金属(FRM)を製造するには、従来 −から
筒状等をなす通気性繊維成形体に金属溶湯を含浸せしめ
るようにしている。そして前記繊維成形体を作る方法と
しては特開昭62−170441号に開示される方法が
知られている。
この方法はシェル砂からなる通気性筒状支持体(成形型
)を強化用繊維及び無機バインダーを含む水溶液中に浸
漬し、筒状支持体の内方から上記溶液を吸引し、筒状支
持体の外側面に強化用繊維とバインダーとからlる繊維
層を付着形成し、次いで、この繊維層に対しラバープレ
ス等によって水分除去及び密度調整を施し、この後乾燥
及び焼成を行うとともに支持体を崩壊せしめて繊維成形
体を得るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来方法にあっては、強化用繊維及びバインダ
ーの双方を含んだ水溶液中に支持体を浸漬して吸引する
ようにしているため、繊維の付着が不均一になったり濃
度管理が難しいという問題があったが、この問題は、吸
引を2段階、つまり最初の吸引は強化用繊維のみを含ん
だ水溶液中に支持体を浸漬して吸引し、支持体の表面に
水を含んだ繊維層を付着形成し、次の吸引では繊維層を
形成した支持体をバインダーを含む水溶液に浸漬して吸
引し、繊維層中の水分をバインダー溶液にて置換する方
法によって解決されることを本出願人は見い出した。
しかしながら上記の方法において、繊維層中の水とバイ
ンダー溶液とを置換すると、繊維層中の水によってバイ
ンダー溶液全体が希釈される。そこで濃いバインダー溶
液を補給しなければならないが、これを繰り返してゆく
と結局バインダー溶液の全体量が増加し、最終的には余
剰のバインダー溶液を棄てなけれならず、材料の無駄に
なりコストアップにつながる。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決すべく本発明は、繊維成形体を得るため
の吸引を、繊維水溶液中に支持体浸漬して行う吸引とバ
インダー水溶液中に支持体を浸漬して行う吸引とに分け
て行い、更に繊維層中の水分を吸引することで希釈され
たバインダー溶液を濾過膜を通して元の濃度に戻して再
利用するようにした。
(作用) 支持体の表面に形成された繊維層中の水をバインダー溶
液に置換することで、繊維層中にあった水で繊維層を通
過してくるバインダー溶液が希釈されるが、このバイン
ダー溶液は濾過膜によって再び元の濃度とされて置換槽
に戻される。
(実施例) 以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
ここで第1図は最初の吸引工程に用いる装置の概略図、
第2図は引続いて行う吸引工程に用いる装置の概略図で
ある。
最初の吸引工程に用いる装置は槽1内に強化用繊維を含
む水溶液2を溝している。また槽1内には下方から吸引
バイブ3を臨ませ、この吸引バイブ3をシリンダユニッ
ト4によって昇降動せしめるとともに吸引バイブ3はフ
レキシブルチューブ5を介して吸引ポンプ6につながり
、更に水溶液2を攪拌すべく槽1はモータ7によって回
転可能とされている 以上の装置によってシェル砂等からなる通気性筒状支持
体8の外周面に繊維層を形成するには、先ずホルダー9
に筒状支持体8を保持し、一方吸引パイブ3を上昇せし
めてその上端を水溶液2の液面よりも高く位置させ、こ
の吸引バイブ3の上端に前記ホルダー9下端に形成した
バイブ挿通孔を嵌合する。
次いで、吸引バイブ3を下降させ、支持体8をホルダー
9ごと水溶液2内に浸漬せしめ、吸引ポンプ6を駆動し
て支持体8の内方から水溶液2を支持体8を通して吸引
し、支持体8の外側面に繊維層10を付着形成する。尚
吸引ポンプ6によって吸引した水溶液は再び槽1内に戻
す。
以上の如くして形成した繊維層10中の水とバインダー
水溶液とを第2図に示す装置によって吸引置換するので
あるが、以下にこの装置について述べる。
この装置は槽11内に無機バインダーを含む水溶液12
を満し、このバインダー水溶液12を補給槽14から槽
11内に供給するようにしている。また槽11内には前
記同様昇降可能な吸引バイブ13を下方から挿入し、こ
の吸引バイブ13をフレキシブルチューブ15を介して
吸引ポンプ16につなげている。
また吸引ポンプ16の下流側には2基の濃縮槽17.1
7を設け、これら濃縮槽17内のバインダー水溶液の濃
度を濃度計18でもって測定し、また濃縮槽17の下流
側にはバインダー水溶液の濃度を高める濾過膜19を設
け、この濾過膜19によって濃縮されたバインダー液を
循環ポンプ20によって濃縮槽17内に戻し、濾液は濾
液槽21内には貯溜し、この濾液を用いて逆洗ポンプ2
2によって濾過膜19の洗浄を行うようにしている。
以上の構成からなる装置を用いて、支持体8の表面に形
成した繊維層10中の水をバインダー水溶液12に置換
せしめるには、前記吸引バイブ3を水溶液2より上方ま
で上昇せしめ、吸引パイプ3から支持体8をホルダー9
ごと外す。
次いで、外側面に繊維層10を形成した支持体8をホル
ダー9ごと吸引バイブ13の上端にバイブ挿通孔を介し
てセットする。尚この場合吸引パイプ13の上端はバイ
ンダー水溶液12の液面より上昇せしめておく。
次いで、吸引バイブ13を下降させ、支持体8をホルダ
ー9ごとバインダー水溶液12内に浸漬せしめ、吸引ポ
ンプ16を駆動して支持体8の内方からバインダー水溶
液12を支持体8及び繊維層10を通して吸引し、繊維
層10中の水とバインダー水溶液12とを置換する。
一方、繊維層10を通して吸引されたバインダー水溶液
は繊維層10中の水によって希釈されている。この希釈
されたバインダー水溶液はいずれか一方の濃縮槽17に
供給される。またこの間、他方の濃縮槽17と濾過膜1
9との間ではバインダー水溶液が循環して濃度を高め、
所定の濃度となったならば補給[14に戻し、この補給
禮14から槽11内に供給される。このように濃縮槽1
7を2基設ければ連続運転が可能となる。
(発明の効果) 以上に説明した如く本発明によれば、支持体の表面に繊
維成形体となる素材を付着するにあたり、先ず繊維のみ
を含む水溶液を吸引して繊維層を形成し、次いでこの繊
維層中の水とバインダー水溶液と置換するようにしたの
で、均一な厚みの繊維層を得ることができ、且つ濃度管
理も容易となる。
更に繊維層中の水によって希釈したバインダー水溶液は
濃縮して再利用するようにしたので無駄がなくコストダ
ウンにつながる。
【図面の簡単な説明】
第1図は支持体表面に繊維層を形成する装置の概略図、
第2図は繊維層中の水とバインダー水溶液とを置換する
装置の概略図である。 尚、図面中1.11は槽、2は繊維を含む水溶液、3.
13は吸引バイブ、8は通気性筒状支持体、9はホルダ
ー、10は繊維層、12はバインダー水溶液、17は濃
縮層、19は濾過膜である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 強化用繊維を含む水溶液中に通気性支持体を浸漬し、こ
    の支持体の一面側から前記水溶液を吸引して支持体の他
    面側に水を含んだ強化用繊維層を付着形成し、次いで前
    記支持体をバインダーを含む水溶液中に浸漬し、この支
    持体の一面側からバインダー水溶液を吸引して前記強化
    用繊維層中の水とバインダー溶液とを置換せしめ、更に
    強化用繊維層から吸引した希釈バインダー溶液は濾過膜
    を通して濃縮した後再利用するようにしたことを特徴と
    する強化用繊維の吸引付着方法。
JP63102022A 1988-04-25 1988-04-25 強化用繊維の吸引付着方法 Expired - Lifetime JP2561316B2 (ja)

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JPH01272729A true JPH01272729A (ja) 1989-10-31
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06238684A (ja) * 1993-02-12 1994-08-30 Tomoegawa Paper Co Ltd フッ素系繊維成形体の製造方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH06238684A (ja) * 1993-02-12 1994-08-30 Tomoegawa Paper Co Ltd フッ素系繊維成形体の製造方法

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JP2561316B2 (ja) 1996-12-04

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