JPH01272543A - ロジウム―トリシクロホスフィン触媒系を使用する水性ホルムアルデヒドのヒドロホルミル化法 - Google Patents

ロジウム―トリシクロホスフィン触媒系を使用する水性ホルムアルデヒドのヒドロホルミル化法

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JPH01272543A
JPH01272543A JP1048669A JP4866989A JPH01272543A JP H01272543 A JPH01272543 A JP H01272543A JP 1048669 A JP1048669 A JP 1048669A JP 4866989 A JP4866989 A JP 4866989A JP H01272543 A JPH01272543 A JP H01272543A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、グリコールアルデヒドの製造のための方法及
び随伴する触媒に関し、更に詳細には、ロジウム−ホス
フィンコンプレックス触媒の存在下水性ホルムアルデヒ
ド、一酸化炭素及び水素の反応からのグリコールアルデ
ヒドの製造に関する。
(従来の技術) グリコールアルデヒドは、多くの有機反応において価値
ある中間体であり、接触水素添加反応によるエチレング
リコールの生産における中間体として特に有用である。
エチレングリコールは、広範囲の用途をもつ、例えば、
冷却剤又は凍結防止剤、ポリエステル生産のための単量
体、溶媒、並びに商業用化学品の生産のための中間体と
して価値ある商業用化学品である。
種々の触媒の存在下高温及び超大気圧におけるホルムア
ルデヒドの一酸化炭素及び水素との反応は、周知の反応
であり、メタノール、並びに比較的少量のポリヒドロキ
シ化合物(これらは、次に適当な分離操作によって分離
することができる)と共に1グリコールアルデヒドを生
じる。例えば、米国特許i2,451,333号は、コ
バルト触媒上ホルムアルデヒド、一酸化炭素及び水素を
反応させてエチレングリコールを得ることを記載する。
米国特許第492Q753号は、コントロールされた反
応条件下にコバルト触媒の存在下ホルムアルデヒド、一
酸化炭素及び水素の反応によるグリコールアルデヒドの
生産を開示する;しかじ、この方法は、比較的低収量の
生成物を生じる。ヨーロッパ%許第002.908号は
、ロジウム−トリフェニルホスフィンリガンド触媒の存
在下、三級アミド溶媒中、ホルムアルデヒドの一酸化炭
素及び水素との反応からのグリコールアルデヒドの生産
法を記載する。
ヨーロッパ特許出願82/20Q27Z1は、強いプロ
トン酸、三級アミド触媒及びトリアリールホスフィンと
共に、ロジウムか又はコバルト含有触媒プレカーサーの
存在下ホルムアルデヒド、水素及び−酸化炭素を反応さ
せることを特徴とするグリコールアルデヒドの製法を記
載する。
米国特許第420Q765号は、好適な触媒促進剤とし
てトリフェニルホスフィンを使用する、三級アミド溶媒
中−酸化炭素とのコンプレックス配合状態のロジウムの
触媒量の存在下にホルムアルデヒド、−酸化炭素、並び
に水素を反応させることを含むグリコールアルデヒドの
製法を記iする。このホスフィン含有触媒は、トリフェ
ニルホスフィン以外の適当なホスフィンリガンドを用い
ることによって製造することができる。このような適当
なホスフィンリガンドのうちにトリシクロヘキシルホス
フィンが含まれる。
この特許中開示されている方法中側用されるホルムアル
デヒド源は、この技術において普通使用されるものが典
型であり、パラホルムアルデヒド、メチラール、ホルマ
リン溶液及びポリオキシメチレン類である。パラホルム
アルデヒドは、それを用いて最もよい結果が得られるの
で好適である。N−メチルピロリジン−2−オンのよう
な、水性反応溶媒中ホルムアルデヒドの溶液のような溶
媒中ホルムアルデヒドのMMも開示されている。ホルム
アルデヒドのグリコールアルデヒドへのヒドロホルミル
化に関係スル技術ハ、得られる改善された収量に鑑みて
ホルムアルデヒド源としてパラホルムアルデヒドを使用
することを好適としている。
ホルムアルデヒド源として水性ホルムアルデヒドの使用
は、十分なグリコールアルデヒドへの変換及び選択性を
生じていない。更に、水性ホルムアルデヒドのヒドロホ
ルミル化は、ロジウム触媒の不活化、並びに高分子量高
沸点砂糖様副生物を生成するホルムアルデヒドその他の
アルデヒドとのグリコールアルデヒドの過剰の縮合を招
いている。この縮合は、高温程、又塩基性声質中程きび
しくなるアルドール型反応である。
経済的には、グリコールアルデヒドへのホルムアルデヒ
ドのヒドロホルミル化においてホルムアルデヒド源とし
て水性ホルムアルデヒドを利用すれば好適である。かく
して、十分な選択性で、又先行技術の反応系中付随する
不利な触媒の不活化及び砂糖副生物の生成なしに1水性
ホルムアルデヒドのヒドロホルミル化がグリコールアル
デヒドを得るようにする反応系を提供することが本発明
の主な目的である。
(発明の開示) 前記及びその他の目的は、本発明によって達成され、そ
の面の1つは、水性ホルムアルデヒドを選択的にヒドロ
ホルミル化することによってグリコールアルデヒドを選
択的に得る方法であり、この方法は、特定のトリ有機ホ
スフィンリガンドが使用されるトリ有機ホスフィンリガ
ンド安定化ロジウム触媒の存在下に水性ホルムアルデヒ
ドを一酸化炭素及び水素とヒドロホルミル化帯において
接触させることを特徴とする。このロジウムコンプレッ
クス触媒は、実験式RhHm(CO)nLp (式中“
Rh”″はロジウムであり、“H′″は水素であり、”
co″は一酸化炭素であり、“L″はトリ有機ホスフィ
ンリガンドであり、又式中mは0. 1又は3であり、
nは1〜3であり、pは1又は2であり、mX n及び
pの合計は3〜6であり、該トリ有機ホスフィンリガン
ドは、トリシクロアルキルホスフィン類を含む、トリア
ルキルホスフィン類よりなる群から選択され、シクロア
ルキル基を含む、3つのアルキルの各々は、同一か又は
異なっており、各々が1〜10の炭素原子を含有し、又
該トリ有機ホスフィンリガンドは、159〜171度の
範囲のテーパ角度を有する)を有する。
グリコールアルデヒドを得るロジウムコンプレックス触
媒の存在下のホルムアルデヒドのヒドロホルミル化は周
知であり、それに関係する大量の先行技術がある。本発
明中の説明は、所望の高い選択性及び高い変換を達成す
るために守られるべき方法の限度及び触媒の限度に主に
限定される。換言すれば、本発明中別示しないかぎり、
常用のヒドロホルミル化条件及び操作を利用してよい。
本発明中使用する場合のホルムアルデヒド源は水性ホル
ムアルデヒドである。水性ホルムアルデヒドは、典型的
には当該技術においてホルムアルデヒドの37〜50%
水溶液よりなるホルマリンとして知られている。
先行技術の方法においては、グリコールアルデヒドへの
水性ホルムアルデヒドのヒドロホルミル化は、容易には
成功しなかった。前に説明したとおり、グリコールアル
デヒドへの収量及び選択性は、ホルムアルデヒド源とし
てパラホルムアルデヒドを利用して達成されるものより
実質的に低かった。触媒の不活化及び砂糖様副生物の生
成も、ロジウム−トリ有機ホスフィンコンプレックス触
媒の存在下の水性ホルムアルデヒドの不利な結果であっ
た。しかし、本発明は、特定のロジウム−ホスフィンリ
ガンド触媒コンプレックスを利用することによりC80
%より大きいグリコールアルデヒド選択性で水性ホルム
アルデヒドをグリコールアルデヒドにヒドロホルミル化
することができ、この触媒コンプレックスは、当該技術
に既知であるが、水性ホルムアルデヒドのヒドロホルミ
ル孔中使用するために特定しては示唆されておらず、又
グリコールアルデヒドへの高い選択性を生じる外に、ホ
ルムアルデヒド反応剤によって不活化されず、認められ
る水準の砂糖副生物の生成を招かないという発見を基に
する。
本発明において利用される触媒は、実験式:%式%(1
) (式中“Rh”はロジウムであり # Hmは水素であ
り、“CO′″は一酸化炭素であり &+L″はトリ有
機ホスフィンリガンドであり、又式中mは0,1又は3
であり、nはO〜3であり、pは1又は2であり、mX
n及びpの合計は3〜6である)のロジウムコンプレッ
クス触媒である。トリ有機ホスフィンリガンドは、トリ
シクロアルキルホスフィン類を含む、トリアルキルホス
フィン類〔ただし3つのアルキル(シクロアルキルを含
む)基の各々は、同一か又は異なっており(好適には同
一)、各々が1〜10の炭素原子を有する〕よりなる群
から選択されなければならない。
このトリ有機ホスフィンリガンドは、テーパ角度(co
neangle )が159〜171度の範曲内にある
ものでなければならない。
先行技術が上に示されたロジウムコンプレックス触媒の
一般的なりラスを開示しているが、先行技術は、一般に
上に述べた理由からパラホルムアルデヒドからのグリコ
ールアルデヒドの製造に関するものであり、先行技術は
、グリコールアルデヒドへの高い変換速度、高い選択性
及び良好な触媒の安定性の組合せが得られる、水性ホル
ムアルデヒドからグリコールアルデヒドを得るため触媒
を選ぶ方法を教示していない。当該技術者は、高い選択
性及び高い変換がバッチ操作において必要とされるすべ
てであること;しかし、連続操作条件下に生成物が得ら
れる商業的方法においては良好な触媒安定性も絶対に必
要であることを認識する。本発明者は予期に反して、グ
リコールアルデヒドへの高い選択性、高い変換速度及び
良好な安定性の3つの品質を持つためには、トリアルキ
ルホスフィンが159〜171度の範囲内のテーパ角度
を有さなければならないことを発見した。
テーパ角度は、ホスフィンの立体的性質の尺度である。
テーパ角度のきわめて徹底的な討論を次の刊行物中に見
出すことができる:チャドリツクA、)−ルマン、[有
機金属化学及び均質触媒における燐リガンドの立体効果
」、313〜348頁。「テーパ角度」についての本明
細書及び特許請求の範囲におけるすべての参照がトール
マンの論文中利用され、そのままトールマンの論文中測
定されている。トールマンの論文申述べられているとお
り、テーパ角度は、−殻内にいって、燐原子に連結され
ているアルキル又はシクロアルキル基のすべてを含有す
る円すい(cone)(ホスフィンリガンド中特定され
た点において頂点をもつ)の最も小さい角度である。
適当なテーパ角度を有する適当なトリアルキルホスフィ
ン類及びトリシクロアルキルホスフィン類を表1に示す
表1 トリシクロへキシルホスフィン    170トリ−二
級−ブチルホスフィン    160トリーイソプロピ
ルホスフイン    160本発明中使用するのに特に
好適なホスフィンはトリシクロヘキシルホスフィンでア
ル。
次の表2は、テーパ角が適当な範囲内にないので本発明
に対して適当でない種々のトリ有機ホスフィン、並びに
それらの夫々のテーパ角度を示す。又、これらホスフィ
ン類のうち2つ、ジー三級−ブチルフェニルホスフィン
及びトリベンジルホスフィンは、それらのテーパ角度が
所望の範囲内にあるが、アリール基を含むので、本発明
の範囲内ではなく、触媒として満足ではない。
表2 シー三級−7’チルフエニルホス7(ン   170ト
リベンジルホスフイン        165トリ−三
級−ブチルホスフィン     182トリメチルホス
フイン         118トリーn−ブチルホス
フィン      132トリイソブチルホスフィン 
      143トリフエニルホスフイン     
   145トリフエニルホスフアイト       
128ヒドロホルミル化反応は、好適には極性の材料を
溶解する溶媒中で実施される。適当な溶媒は、多糧多様
のものを包含し、アミド窒素の各水素が炭化水素基によ
って置換されているN−置換アミド類、例えば、l−メ
チルピロリジン−2−オン、N、N−ジメチルアセトア
ミド、N、N−ジエチルアセトアミド、N−メチルピペ
リドン、L5−ジメチルピロリドン−2−オン、1−ベ
ンジルピロリジン−2−オン、N、N−ジメチルプロピ
オンアミド、ヘキサメチル―酸トリアξド及び類似のこ
の種のアミド;アセトニトリル、ベンゾニトリル、プロ
ピオニトリル等のようなニトリル;テトラヒドロフラン
、ジオキサン及びテトラヒドロピランのような環状エー
テル:ジエチルエーテル、L2−ジメトキシベンゼン、
アルキレングリコール類及びポリアルキレングリコール
類のアルキルエーテル、例エバ、エチレングリコール、
プロピレングリコール及びジ、トリー及びテトラアルキ
レングリコール類;アセトン、メチルイソブチルケトン
、並びにシクロヘキサノンのようなケトン;酢酸エチル
、プロピオン酸エチル及びラウリン酸メチルのようなエ
ステル;ブチロラクトン及びバレロラクトンのような有
機カルボン酸のラクトン酢酸、プロピオン酸及びカプロ
ン酸のような有機酸;並びにメタノール、エタノール、
プロパツール、2−エチルヘキサノール等のようなアル
カノール;並びにそれらの混合物によって例示される。
これらの溶媒の多くは媒質中非反応性であり、一方他の
ものはリガンドとして機能することができる。選択され
る溶媒は、好適には反応条件下液体であるべきである。
ロジウムは、いずれの常法によっても反応帯中に導入す
ることができる。例えば、有機酸のロジウム塩を液相に
おいてリガンドと配合し、次に反応帯生合成ガスにかけ
ることができる。別法として、触媒は、ヘキサロジウム
へキサデカカルボニルのような、ロジウムの一酸化炭素
コンプレックスから、これをリガンドと加熱することに
よって製造することができる。又、かつ選択される方法
は、触媒プレカーサーとしてアセチルアセトネートリガ
ンドを用いて生成するロジウムジカルボニルコンプレッ
クスのようなロジウムコンプレックスを反応帯中に導入
し、次にトリ有機ホスフィンリガンドを別に反応帯に導
入することである。類似の触媒な生成する一般法は、ヘ
ンIJ−R,メナベースに1984年11月20日に発
行された米国特許第4484006号;ノルマン・ハリ
スらに1981年9月1日に発行された米国特許第42
87.370号;並び1c1971年8月18日に公告
されたマルコム・ジョーン・ローレンンンらの英国特許
明細書1,243,189のような種々の文献に開示さ
れ、討論されている。類似の触媒について他の参考文献
は、Bエルらによる論文、TetrahedronLe
tters、1968.3261−3266頁;モレル
らに1981年4月7日に発行された米国特許第426
Q828号:チンカーらに1981年5月19日に発行
された米国特許4263688号;バーマンらに198
1年5月24日に発行された米国特許4253214号
;フランクB。
ブースに1976年6月22日に発行された米国特許第
396a192号;モンサンド・ケミカル・カンパニー
に1983年6月1日公告されたヨーロッパ特許出願公
告0−080−449−At ;スローらに1966年
5月8日に発行された米国特許第323c4566号;
並びにデニスらに1984年11月13日に発行された
米国特許第襦482,749号にある。
本発明中使用するのに好適な触媒は、アセチルアセトネ
ートリガンドによって形成されるロジウムジカルボニル
コンプレックスのような、ベータージケトンとのロジウ
ムコンプレックスよりなるプレカーサーを利用して製造
された上の式Iのものである。コンプレックスを生成す
るために利用されるベータージケトンは、一般に入手可
能なもののいずれであってもよい。適当なベータージケ
トンは、アセチルアセトン、ジベンゾイルメタン、ベン
ゾイルアセトン、ジフリパロイルメタン、3−アルキル
−a4−ペンタンジオン、並びに2−アセチルシクロヘ
キサノンを包含する。
好適にはベータージケトンは、炭素、水素及び酸素のみ
からなり、エチレン系及びアセチレン系不飽和を含まな
い。
特に好適なベータージケトンはアセチルアセトンである
ヒドロホルミル化反応において用いられる触媒の量は、
決定的ではないように思われ、かなり変動してよい。勿
論、少なくとも触媒として有効な量が使用されるべきで
ある。
一般に、合理的な反応速度を与えるのに有効な触媒の量
で十分である。反応媒質リットルあたりaジウムα00
1モルの少量が十分であり得るが、一方0.1モルより
多い量は、反応の速度に実質的に影響しないように見え
る。大ていの目的のためには、触媒の有効好適量は、リ
ットルあたり約0、002〜約0.025モルの範囲で
ある。
グリコールアルデヒドについての選択性及び反応の速度
は、ホスフィンリガンドの量対ロジウムの量の比に相対
的に変化するように見える。一般に、l:1を超えるま
でロジウムに対するホスフィンリガンドの量を増大させ
ると反応の速度が著しく増大し、一方間時にグリコール
アルデヒドの選択性が低下することが見出されている。
過剰のホスフィンを使用して得られるホルムアルデヒド
のヒドロホルミル化の速度及びグリコールアルデヒドの
選択性は、反応媒質中に酸を組み入れることKよって緩
和することができる。かクシて、トリシクロヘキシルホ
スフィン対ロジウムの比4:1を有する触媒に燐酸を添
加することKよって、ホルムアルデヒドのヒドロホルミ
ル化速度の実’X 的な低下がおこるが、グリコールア
ルデヒドの選択性は、1:1の比から得られるグリコー
ルアルデヒドの選択性に近ずくことができることが見出
されている。広い範囲の高温及び超大気圧が操作可能で
あるという点で、反応条件は過度に決定的ではない。生
産装置の実際上の限度が、反応を実施する温度及び圧力
の選択を大いに決定する。かくして、利用可能な生産系
を使用して、選択される高温は少なくとも約75℃であ
るべきであり、約200℃までの範囲、又それ以上であ
ることができる。大ていの目的のためには、好適な操作
温度は、約75℃〜約125℃の範囲である。反応温度
が100℃から150℃に上昇すると、その結果メタノ
ール及びエチレングリコールへの選択性が増大すること
が見出されている。かくして、水素添加の径路は、15
0℃においてきわめて好ましいように見える。このこと
は、100℃のような比較的低温において選択的に得ら
れたグリコールアルデヒドは、比較的高温におい【他の
反応器中同じ触媒系を用いてその場で水素添加すること
ができることを示唆する。超大気圧は、少なくとも約1
0気圧であるべきであり、生産装置によって達成できる
ほとんどいかなる圧力までの範囲であることができる。
極度に高い圧力の装置は全く高価であるので、約500
気圧までの圧力が示唆される。最も望ましくは、特に前
述した好適な温度範囲を用いる時には、約100〜約4
00気圧の範囲であるべきである。しかし、全圧力を約
225気圧から約100気圧に低下させる結果として、
グリコールアルデヒドの選択性はわずかに低下すること
が見出されている。全圧力を500psig(31気圧
)に下げると、その結果としてグリコールアルデヒド選
択性が実質的に低下する。
反応圧力は、反応器中に含有される全圧力ガス、即ち、
一酸化炭素及び水素、かつ存在する場合には、窒素のよ
うないずれかの不活性希釈ガスを表わす。いずれのガス
系におけるのと同じく、全圧力は、成分ガスの分圧の合
計である。本反応においては、水素対−酸化炭素のモル
比は、約1:10〜約10:1の範囲であることができ
、好適な範囲は約1:5〜約5:1であり、反応圧力は
、反応器中これらのガスの圧力を調節することによって
達成することができる。最良の結果のためには、−酸化
炭素対水素のモル比は、−酸化炭素の分圧がグリコール
アルデヒドの生産に好ましい場合には高い価に維持され
る。かくして、グリコールアルデヒドを得るためには、
−酸化炭素の分圧は、通常水素の約3〜約10倍に調節
される。
この種類のいずれの方法とも同じく、本発明の方法は、
回分式、半連続式、並びに連続式操作で実施することが
できる。反応器は、所望の温度及び圧力に耐える材料か
ら構成されるべきであり、反応器の内面は実質的に不活
性である。通常のコントロールは、熱交換器等のような
反応のコントロールが可能であるよ5に与えられる。反
応器は、反応混合物を攪拌するための適当な手段を備え
るべきである;混合は、振動、振とう、攪拌、揺動等の
方法によって誘導することができる。
本発明によって得られる結果は、驚くべきであり、全(
予期に反する。最初に、水性ホルムアルデヒドをヒドロ
ホルミル化することによって実質的なホルムアルデヒド
の変換及びグリコールアルデヒドへの選択性を達成する
ことができる。かくして、80%より大きく、又94チ
の高ささえのグリコールアルデヒド選択性が達成され、
水性ホルムアルデヒド変換は70%より大きい。水性ホ
ルムアルデヒドのヒドロホルミル化に関係するこの顕著
な効果は、利用される触媒コンプレックスに帰せられる
と信じられる。かくして、ホスフィンリガンドが159
〜171°の範囲内のテーパ角度を有するトリ有機ホス
フィンである場合のロジウム−ホスフィンリガンドコン
プレックスは、ホルムアルデヒド源としてパラホルムア
ルデヒドを利用してのみ可能であると考えられる変換速
度及びグリコールアルデヒド選択性を生じる。
次の実施例は、本発明を更に例示する。
本発明を例示するために水性ホルムアルデヒドのヒドロ
ホルミル化を実施した。すべての実施例は、同じホルム
アルデヒド源、触媒及び操作を使用した。
ホルムアルデヒド源として50%ホルムアルデヒド水溶
液を使用した。
触媒系は、Rh触媒(アセチルアセトナ−5−ジカルボ
ニルロジウム、Rh (C02C5H702)、エンゲ
ルハート)及びリガンドトリシクロへキシルホスフィン
よりなっていた。
このRh触媒は、ヒドロホルミル化操作のためそれを使
用する前に再結晶されなければならなかった。この暗赤
色の粉末なn−ヘキサン(10,Orの触媒あた750
0mg)に溶解し、60℃に加熱した。ヂ紙を用い加熱
E斗を通してこの緑色の溶液を濾過した。P液を放冷し
、微細針状結晶を得た。触媒の収量は80%〜85チで
あった。これは、少なくとも2回母液を濃縮することを
包含していた。このリガンドは空気に敏感であり、窒素
下に乾燥バッグ中秤量される。
300−のハステロイ(Hastelloy ) Cオ
ートクレーブに攪拌下火の順序で仕込んだ:Rh触媒、
リガンド、酸緩和剤(使用される場合には)、並びに溶
媒と水性ホルムアルデヒドの溶液。次に反応器を密封し
、窒素で3回パージした。この混合物を75 Orpm
において20分間攪拌した。この溶液を攪拌して後、窒
素を抜き、反応器に実際の反応圧力より11000ps
i低くまで充填した。このことによって加熱される時反
応器の内容は反応圧力の近くまで拡張される。次に反応
器を閉じ、反応温度まで加熱した。
反応器内容が平衡化して後、反応器中に必要量の合成ガ
スを仕込んだ。すべてのホルムアルデヒドがH2/Co
混合物と反応するまで、温度、圧力、並びにガスの吸収
をモニターした。完了時、加熱器を停止し、温度が50
℃になった時反応器を抜気した。この時ガスの試料を集
め、ピペットによって貯蔵びん中に生成物を移した。
原料ホルムアルデヒド溶液は、標準湿式化学法によって
分析した。最終生成物は、ガスクロマトグラフィー法に
よって分析した。
例1 上述した操作を使用し、好適な反応条件と考えられるも
のを利用していくつかの実験を実施した。結果を表3に
示す。
表3から判るように、50チ水性ホルムアルデヒドのホ
ルムアルデヒドのヒドロホルミル化は、約100℃の温
度及び3500psigを超える圧力において85%よ
り大きく、又犬ていの場合90%よりさえ大きいグリコ
ールアルデヒド選択性を生じた。水性ホルムアルデヒド
の変換は、50%よりはるかに太き(、又70チより大
きくさえあった。又、試料の大部分の場合、グリコール
アルデヒド、エチレングリコール及びメタノールの責任
は100%であった。本発明が砂糖様副生物の生成なし
に実質的な量の水性ホルムアルデヒドをグリコールアル
デヒドに変換することができることを例示するのでこの
ことは重要である。
例2 この例においては、約500psigから3600ps
igまで反応圧力を変えることによって得られる収量の
差を主に例示するためにヒドロホルミル化実験を実施し
た。反応圧力を下げることKより、グリコールアルデヒ
ドへの選択性は低下することが表4から判る。
例3 反応温度を100から150℃まで変えてホルムアルデ
ヒド変換及びグリコールアルデヒド選択性に対する反応
温度の影響を決定した。約150℃の反応温度がグリコ
ールアルデヒドより実質的に多いエチレングリコール及
びメタノールを生じることが表5において見ることがで
きる。上述したとおり、温度が高い程水素添加反応が優
先することをこのことは示唆する。
例4 この例は、ロジウム−トリフェニルホスフィン触媒の存
在下水性ホルムアルデヒドがヒドロホルミル化された比
較実験を例示する。
表6、実験25〜32において見ることができるように
、反応媒質中水の存在は、本発明の触媒コンプレックス
を使用して見出される選択性に比してグリコールアルデ
ヒドへの反応選択性を大いに低下させた。実験25〜3
2の結果は、表3実験1〜8に例示されている本発明の
触媒を使用する90%付近及びそれよりよいグリコール
アルデヒド選択性と比較することができる。
実験33〜34は又、きわめて少量のホルムアルデヒド
反応剤が使用されたロジウム−トリフェニルボスフィン
に対する水の効果を例示する。かくして、水の含量が増
大するのに従って、グリコールアルデヒドへの選択性の
大きな低下が得られることが判る。
Rh−)!Jフェニルホスフィン触媒ヲイ25   0
.24  84992 9.2672 33.4342
6   0.24  7.8352 1.9588 3
9.17G27   0.24  7.8336 1.
9584 39.16828   0.24  8.7
310 2.0150 40.91529   0.2
4  8.5760 1.9620 39.76230
   0.24  4.6448 1.1294 41
.28631   0.24  7.8448 1.9
612 39.22432   0.24  8.42
45 9.1857 33.14033   0.22
  0.8157 0.8860 45.18334 
 0゜24  0.8733 2.7889 42.1
0835   0.24  08549 9.8920
 34.018吏用する水性ホルムアルデヒドのヒドロ
ホルミル化700  2800  4.0  1002
.0  84    12.3 11.2700  2
800  4.0  1002.0  77.6   
45.’7  5.7700  2800  4.0 
 1005.0  993    8.9  3.85
00  2000  4.0  1002.0  71
.4   51.0  9.8500  2000  
4.0  1002.0  72.6   5′2..
3  8.8500  2000  4.0  100
5.0  91.5   36.2  5.5700 
 2800  4.0  100 5、O85,424
,32,370028004,01002,0950,
65,270028004,01002,086100
,52,470027804,01002,097,9
63,35,170028004,01002,098
,439,418,7手続補正書 平成1年3月28日 特許庁長官 吉 1)文 毅 殿 1事件の表示 平成1年特許願第48669号 2発明の名称 3補正をする者 事件との関係   特許出願人 名称  へキスト セラニーズ コーポレーション4代
理人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ヒドロホルミル化条件下にロジウムコンプレックス
    触媒の存在下ホルムアルデヒド、一酸化炭素及び水素を
    反応させてグリコールアルデヒドを生成する方法におい
    て、該ホルムアルデヒド源としてホルムアルデヒド水溶
    液及び該触媒としてトリ有機ホスフィンリガンドとのロ
    ジウムのコンプレックスを使用し、該トリ有機ホスフィ
    ンリガンドがトリアルキルホスフィン類及びトリシクロ
    アルキルホスフィン類(ただし、3つのアルキル及びシ
    クロアルキル基の各々は同一か又は異なつており、各々
    が1〜10の炭素原子を有する)よりなる群から選択さ
    れ、該トリ有機ホスフィンリガンドが159〜171度
    の範囲内のテーパ角度を有していることを特徴とするヒ
    ドロホルミル化法。 2、該ヒドロホルミル化条件が約75℃〜約200℃の
    高温及び約10気圧〜約500気圧の反応圧力を包含す
    る請求項1記載の方法。 3、該温度が約75℃〜約125℃の範囲である請求項
    2記載の方法。 4、該反応圧力が約1,400psig〜約4,000
    psigよりなる請求項2記載の方法。 5、該反応温度が約75℃〜約125℃及び約1,40
    0psig〜約4,000psigの反応圧力よりなる
    請求項2記載の方法。 6、ホスフィンリガンド対ロジウムのモル比が少なくと
    も1:1である請求項2記載の方法。 7、該水性ホルムアルデヒドが水中37〜50%のホル
    ムアルデヒドよりなる請求項2記載の方法。 8、該ホスフィンリガンドがトリシクロヘキシルホスフ
    ィンよりなる請求項1記載の方法。 9、該ホスフィンリガンドがトリシクロヘキシルホスフ
    ィンよりなる請求項7記載の方法。 10、該トリ有機ホスフィンリガンドがトリ−二級−ブ
    チルホスフィンである請求項1記載の方法。 11、該トリ有機ホスフィンリガンドがトリ−イソプロ
    ピルホスフィンである請求項1記載の方法。 12、ヒドロホルミル化条件下にロジウムコンプレック
    ス触媒の存在下ホルムアルデヒド、一酸化炭素及び水素
    を反応させてグリコールアルデヒドを生成する方法にお
    いて、該ホルムアルデヒド源としてホルムアルデヒド水
    溶液及び該触媒としてトリシクロアルキルホスフィンと
    コンプレックス形成したロジウムを使用し、該ヒドロホ
    ルミル化条件が少なくとも約75℃〜約200℃の高温
    及び約10気圧〜約500気圧の反応圧力を含むことを
    特徴とするヒドロホルミル化法。 13、該水性ホルムアルデヒドが水中37〜50%のホ
    ルムアルデヒドよりなる請求項12記載の方法。 14、該温度が約75゜〜約125℃の範囲である請求
    項12記載の方法。 15、該反応圧力が約1,400psig〜約4,00
    0psigよりなる請求項12記載の方法。 16、該反応温度が約75℃〜約125℃、約1,40
    0psig〜約4,000psigの反応圧力よりなる
    請求項12記載の方法。 17、ホスフィンリガンド対ロジウムのモル比が少なく
    とも約1:1である請求項12記載の方法。 18、該ホルムアルデヒド水溶液が水中50%ホルムア
    ルデヒドである請求項12記載の方法。 19、該ホスフィンリガンド対ロジウムのモル比が1:
    1より大きい請求項17記載の方法。 20、該触媒に酸改質剤を添加する請求項19記載の方
    法。 21、該酸改質剤が燐酸である請求項20記載の方法。 22、該反応温度が約75℃〜約125℃及び約1,4
    00psig〜約4,000psigの反応圧力よりな
    る請求項13記載の方法。
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