JPH01271714A - ジェリー充填型光ファイバケーブル - Google Patents

ジェリー充填型光ファイバケーブル

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Publication number
JPH01271714A
JPH01271714A JP63102077A JP10207788A JPH01271714A JP H01271714 A JPH01271714 A JP H01271714A JP 63102077 A JP63102077 A JP 63102077A JP 10207788 A JP10207788 A JP 10207788A JP H01271714 A JPH01271714 A JP H01271714A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
jelly
layers
layer
fiber cable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63102077A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Hondo
本道 博敏
Masanori Okubo
大久保 正紀
Yasuhiro Kamikura
上倉 康弘
Hidetoshi Yasui
英俊 安井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Publication of JPH01271714A publication Critical patent/JPH01271714A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はジェリー充填型光ファイバケーブルに関するも
のであり、特に、接続箇所におけるジェリー拭き取り作
業を容易にしたものである。
(従来技術) ジェリー充填型光ファイバケーブルとしては従来から各
種構造のものがある。その−例として第6図のようなも
のがある。これは中心抗張力体Aの外側のスペーサBの
溝C内に1.テープ状の光ファイバ心線りとジェリーE
とを充填し、同スペーサBの他の溝F内に銅導体絶縁心
線Gを収納し、その外側に押巻き層Hを設け、更にその
外側にケーブルシースエを設けてなるものである。
第6図のジェリー充填型光ファイバケーブルは非ガス保
守対応として有用であり、一般に良く使用されている。
この光ファイバケーブルは布設や保守時などに接続され
ることがある。この場合、押巻き層H、ケーブルシース
Iを剥離して内部の光ファイバ心線りを引き出し、更に
同心線りの被覆を剥離して内部の光ファイバJを露出し
、その裸の光ファイバJを接続する。
この光ファイバJの接続方法としては従来は、放電によ
り融着する方法とコネクタにより接続する方法とがある
。前者の接続方法では光ファイバ心線りの表面に付着し
ているジェリーを十分に拭き取らないと、融着機に光フ
ァイバ心線をセットする際にうまくセットできなかった
り、融着機の接触部分が汚れたりすることがある。場合
によっては融着時の放電条件が狂・う原因にもなる。こ
のため接続に当ってはジェリーを十分に拭き取らなけれ
ばならないという面倒があった。
後者の接続方法でも、光ファイバJにジェリーが付着す
ると接続がうまくできないので、ジェリーの拭き取りは
不可欠である。
(従来技術の問題点) 上記のように従来のジェリー充填型光ファイバケーブル
ではジェリーの拭き取り作業が面倒であり、そのため作
業性が損なわれ、工事費用が高くなるという問題があっ
た。
また、ジェリーの拭き取りには一般に石油系の溶剤やア
ルコールなどが使用されているが、それらの溶剤は火気
のある場所で使用すると危険であるため、使用可能な場
所が制約され、また人体に不快感や悪影響を与えるとい
う問題もあった。
(発明の目的) 大発明の目的は、光ファイバ心線の外周に付着している
ジェリーを溶剤で拭き取らなくとも除去できるようにし
た光ファイバケーブルを提供することにある。    
(問題点を解決す、るための手段) 本発明のジェリー充填型光ファイバケーブルは、第1図
のように単心の光ファイバ心線1が集合され、又は第2
図のように複数心のテープ状の光ファイバ心線1が溝付
きスペーサ2の溝3内に収納され、その光ファイバ心線
lの外周にジェリー4が充填され、その外側に外部被覆
層5が設けられてなるジェリー充填型光ファイバケーブ
ルにおいて、前記光ファイバ心線lは光ファイバ6を二
以上の被覆層で被覆し、同被覆層のうち最も外側のジャ
ケット層7とその内側の内部被覆層8との間にクリアラ
ンス9を設けて両層7と8を非密着構造としたことを特
徴とするものである。
(作用) 本発明の光ファイバケーブルは、光ファイバ心線lのジ
ャケット層7とその内側の内部被覆層8との間にクリア
ランス9を設けて両層7と8を非密着構造としであるの
で、ジャケット層7を輪切りにして同層7を長平方向に
しごくと同層7がさや状に引き抜かれる。このためジャ
ケット層7の表面に付着しているジェリーが同層7と共
にそっくり除去されるので、内部被覆層8や剥き出され
る光ファイバ6にはジェリーがほとんど付着しない。
(実施例) 第1図、第2図は本発明のジェリー充填型光ファイバケ
ーブルの異なる実施例である。第1図のジェリー充填型
光ファイバケーブルは第3図のように構成された光ファ
イバ心線1を抗張力体被覆10の外周にジェリー4と共
に集合したものであり、第2図のジェリー充填型光ファ
イバケーブルは第4図のように構成されたテープ状の光
ファイ/へ心線lをスペーサ2のスロット3内にジェリ
ー4と共に収納したものである。なお第1図、第2図の
11は中心抗張力体、5は外部被覆層である。この外部
被覆層5は押巻き層12とケーブルシース13とから構
成されている。
第1図のジェリー充填型光ファイバケーブルの光ファイ
バ心線1は第3図のように構成されている。この光ファ
イバ心線lは光ファイバ6に一次。
被覆層14と二次被覆層又はバッファ被覆層(内部被覆
層)8とを設け、その外周にジャケット層7を設け、こ
のジャケット層7と内部被覆層8との間にクリアランス
9を設けて両層7と8を非密着状態にしたものである。
第3図の光ファイバ心線lの一例としては、外径125
#Lmの光ファイバ6に、外径が0.25mmφとなる
ようにシリコン樹脂あるいはUV樹脂の一次被覆層14
を施し、その外周にナイロンを押出して内部被覆R8を
施して外径0.9mmφに仕上げた。更に同一押出しラ
インにおいてプラスチックをパイプ状に押出して0.0
5mm厚のジャケット層7を構成すると共に幅が0.1
mmのクリアランス9を設けて、L、Lmmの光ファイ
バ心線lとした。
このとき、ジャケット層7の肉厚を1mm以上にすると
、低温領域において生じるジャケット層7の温度縮みが
、内部の光ファイバ6に曲げを与えるので問題がある。
この問題はクリアランス9が0.3mm以上の場合も同
様である。このためジャケット層7の肉厚とクリアラン
ス9の幅とをプラスした寸法は内部被覆層8の厚さに対
して十分に薄いことが望まれる。
第2図のジェリー充填型光ファイバケーブルの光ファイ
バ心線1は第4図のように構成されている。この光ファ
イバ心線1は光ファイバ6の外周に一次被覆層14を形
成した光ファイバ素線15を一列に配列し、その外周に
UV樹脂による内部被覆層8を設けてテープ状に一体化
し、その外側にプラスチックをバイブ状に押出してジャ
ケット層7を形成すると共にクリアランス9を設けたも
のである。この場合、ジャケット層7の肉厚とクリアラ
ンス9との幅をプラスした寸法を内部被覆層8の厚に対
し十分薄くした。ちなみにテープ状の光ファイバ心線1
の寸法は厚さが0.4mm、幅が1.2mmである。ま
た、ジャケット層7の厚さは0.6mm、クリアランス
9の幅は1.4mmである。
第5図は本発明のジェリー充填型光ファイバケーブルに
おける光ファイバ心alの他の実施例である。これは外
径が125pmの光フフイ・バ6の外周にUV樹脂によ
り内部被覆層8を設けて外径Q、25mmφとし、それ
にシリコンオイル(#型剤)を塗布し、更にその外周に
UV樹脂により0.02mm厚のジャケット層7を設け
ると共にクリアランス9を形成して外径0.3mmφと
したものである。
以上のように構成された本発明のジェリー充填型光ファ
イバケーブルについて接続実験を行なった。この場合、
工具として、光ファイバ心線lのジャケット層7を輪切
りにしてから同層7をしごいて長平方向に引張るもの、
及び光ファイバテープ心線1のジャケット層7の上下を
切断し、同層7を長平方向にしごくものを準備した。
作業手順として、先ず、接続される光ファイバ心線1の
外周に付着しているジェリーを布等で大まかに拭き取る
。このとき溶剤は使用しない。
次に、前記工具を用いてジャケット層7を取除く。この
場合、第3図、第4図の光ファイバ心線lの場合は50
mmの長さで十分にジャケット層7が取除かれ、第5図
の光ファイバ心線1の場合は40mmの長さでジャケッ
ト層7が取除かれた。この場合、内部被覆層8の表面に
は全くジェリーが付着していなかった。
(発明の効果) 本発明のジェリー充填型光ファイバケーブルは次のよう
な効果がある。
(1)光ファイバ心線1のジャケット層7をさや状に引
き抜くことができるので、ジャケット層7の除去が容易
である。
(2)ジャケット層7をさや状に引き抜くと、その外周
に付着しているジェリーが同層7と共にそっくり除去さ
れるので、ジェリーが内部被覆層8や裸の光ファイバ6
に付着することがほとんどない。このため接続作業が容
易になり、作業能率が向上する。
(3)ジェリーを拭き取るための溶剤が不要であるため
、爆発や人体への悪影響の心配もなく安全である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は本発明のジェリー充填型光ファイバケ
ーブルの異なる実施例の断面図、第3図〜第5図は同ケ
ーブルに使用されるジャケット付光ファイバ心線の異な
る例の断面図、第6図は従来のジェリー充填型光ファイ
バケーブルの断面図である。 1は光ファイバ心線  2は溝付きスペーサ3は溝  
      4はジェリー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 光ファイバ心線1が集合され又は溝付きスペーサ2の溝
    3内に収納され、その光ファイバ心線1の外周にジェリ
    ー4が充填され、その外側に外部被覆層5が設けられて
    なるジェリー充填型光ファイバケーブルにおいて、前記
    光ファイバ心線1は光ファイバ6を二以上の被覆層で被
    覆し、同被覆層のうち最も外側のジャケット層7とその
    内側の内部被覆層8との間にクリアランス9を設けて両
    層を非密着構造としたことを特徴とするジェリー充填型
    光ファイバケーブル。
JP63102077A 1988-04-25 1988-04-25 ジェリー充填型光ファイバケーブル Pending JPH01271714A (ja)

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JP63102077A JPH01271714A (ja) 1988-04-25 1988-04-25 ジェリー充填型光ファイバケーブル

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ID=14317710

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016163190A1 (ja) * 2015-04-07 2016-10-13 株式会社フジクラ ルースチューブ、ルースチューブ型光ファイバケーブル、ルースチューブの光ファイバテープの単心分離方法、ルースチューブの製造方法、及び、複数の光ファイバの集線方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016163190A1 (ja) * 2015-04-07 2016-10-13 株式会社フジクラ ルースチューブ、ルースチューブ型光ファイバケーブル、ルースチューブの光ファイバテープの単心分離方法、ルースチューブの製造方法、及び、複数の光ファイバの集線方法
JPWO2016163190A1 (ja) * 2015-04-07 2018-02-01 株式会社フジクラ ルースチューブ、ルースチューブ型光ファイバケーブル、ルースチューブの光ファイバテープの単心分離方法、ルースチューブの製造方法、及び、複数の光ファイバの集線方法

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