JPH01271470A - 消去性インキ組成物 - Google Patents

消去性インキ組成物

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JPH01271470A
JPH01271470A JP63099682A JP9968288A JPH01271470A JP H01271470 A JPH01271470 A JP H01271470A JP 63099682 A JP63099682 A JP 63099682A JP 9968288 A JP9968288 A JP 9968288A JP H01271470 A JPH01271470 A JP H01271470A
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JP
Japan
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water
ink
pigment
polyoxyethylene
ink composition
Prior art date
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Pending
Application number
JP63099682A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Nakamura
暁夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tombow Pencil Co Ltd
Original Assignee
Tombow Pencil Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tombow Pencil Co Ltd filed Critical Tombow Pencil Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はトレーシングペーパーやケミカルマットなどの
製図用紙や製図用フィルムに製図する一般製図用インキ
及びコンピューターによる自動作画機−プロッター用の
インキに関するものである。
(従来の技術) 従来一般製図用及びプロッター用水性インキの着色剤に
は染料を用いていたが、近年筆跡の耐水性耐光性の向上
のために顔料を用いたインキ(特公昭54−22142
号)が一部用いられている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら染料或は、顔料を用いた一般製図用のイン
キ或は、プロフタ−用インキでトレーシングペーパーに
製図した図面を修正したい場合、消ゴムで消えず修正す
る事は容易でないと言う欠点がある。そこでやむなく一
般製図用には、鉛筆を用いて製図し、図面をtm圧する
とき消ゴムで容易に消す事が出来るが、一定太さの線を
連続して画く事や線の輪郭を鮮明に表わす事は出来ない
このため精度を要する製図には、鉛筆は不適当である。
これとは逆に製図用インキは、カラス口を用いて任意の
太さの線を一定にしかも連続して画く事が出来るほか画
線の輪郭が鮮明に出来るので精度を要する製図には適す
るが、修正の場合は、その個所を消す事は容易ではない
最近コンピューターよる自動作画機−ブロッターの性能
が向上し、精度の高い製図が出来るようになり、しかも
一定幅の線を秒速30〜50(Jと言う速さで描くプロ
ッターの性能に応じられる描画用具が必要となってきた
。その上作画された図面を修正する作業も多く、短時間
で容易に消す事の出来る事が望まれてきた。これらの要
求に応じられる作画用具としては、鉛筆では、ブロック
−の描画速度が速いために鉛筆の芯の磨耗が激しく一定
の幅の線を描く事は出来ないし、又描かれた線の輪郭が
不鮮明である。またインキを用いたときは前記のような
鉛筆の欠点を補う事は出来ても修正の場合消す事は、容
易でない。
そこで前述の如く、近年消字性の製図用インキとしてカ
ーボンブラック或は、黒鉛を用い、分散剤としてポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテルを用いる試みがあ
るが、該インキは、沈降しやすく又長期保存の粘度安定
性にも劣るものである。又作り方としてカーボンブラッ
クの分散液を作り、静置法で細かすぎるものと粗すぎる
ものを分別除去するという煩しさがある。
(課題を解決する為の手段) 各種の顔料と種々の分散剤と水及び水溶性有機溶剤その
他を用いて製図用インキの試作を繰返し、分散剤として
ポリオキシエチレン基を有する高分子分散剤を用いる事
によりトレーシングペーパーに書いた図面を消ゴムで消
し修正する事が出来た。
しかもインキの保存性は良好で粘度の長期安定なインキ
が得られた6本発明の製図用インキは流れがよくプロフ
ターに使用出来るばかりでなく、−般製図の場合でもト
レーシングペーパーに精度の高い製図を鉛筆の代りに使
用する事が出来る。
本発明のインキ組成物に用いる顔料については、黒以外
の顔料については特に制限はなく、通常の顔料水性イン
キ組成物に用いられる無機及び有機顔料の中から任意の
ものを使用することができる。
その使用量は、該組成物全量当り2〜30%、好ましく
は5〜15%の範囲で選ばれる。黒顔料については、一
般に粒子がこまかすぎると消ゴムでの消字性が悪いので
、若干粒子の粗い目のもの一チャンネルカーボンのカー
ボンブラック平均粒子径25mμ程度のものがよい。た
とえばデグサ社のスペシャルブラック4、スペシャルブ
ランク4A、プリンテックスu1ブリンテフクスVなど
が挙げられる。その使用量は、黒以外の顔料の場合とほ
ぼ同じである0以上のカーボンブラックを用いる事によ
って粉砕したインキを静置法によって細かすぎるものを
分別除去するという製造上のわずられしさはなく、唯粉
砕したインキについて遠心機にて未粉砕の粗い粒子をカ
ントすればよい。
本発明インキ組成物に用いるポリオキシエチレン基を有
する高分子分散剤として、スチレンマレイン酸のポリオ
キシエチレンアルキルエーテル付加物(半エステル)の
コーポリマーのアンモニウム塩又は、アミン塩、ポリオ
キシエチレンノニルフェニルエーテルのホルマリン縮金
物などが挙げられる。これらの高分子分散剤は、該組成
物全量当り0.5〜20.0%の範囲で含有される。
また水溶性有機溶剤としては、通常顔料水性インキ組成
物に用いられるもの例えば、水を主成分としてこれにエ
チレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレン
グリコール、メチルセロソルブアセテート、メチルカル
ピトール、エチルカルピトール、ブチルカルピトール、
グリセリン等の多価アルコール或は、それらの誘導体の
中から選ばれた少なくとも1種以上の水溶性有機溶剤を
インキ全量の5〜40%を添加したものが用いられる。
本発明の組成物には、所望に応じ他の界面活性剤−例え
ば顔料の濡れをよくするジアルキルスルホコハク酸ナト
リウム、防腐剤、防かび剤、防銹剤など通常の顔料イン
キ組成物に用いられている添加物を配合する事もできる
本発明の消字性インキ組成物は、上記の構成成分及び配
合よりなり、その製造方法は各種の方法が採用出来る0
例えば上記の各成分を配合しこれをボールミル、ホモミ
キサー、サンドミル、スピードラインミル、ロールミル
等の公知の分散機により混合摩砕する。方゛法が代表的
である。粉砕は経済性を考え、なるぺ(顔料濃度を高い
濃度にして粉砕し粉砕後所定の濃度に薄め、更にこの分
散液を超遠心機にかけ分散させ得なかった粗粒子を除去
する。
(作 用) 分散剤として樹脂状のもの例えばスチレンマレイン酸共
重合体のアンモニウム塩又は、スチレンアクリル酸共重
合体等を用いたインキでは、トレーシングペーパー上に
フィルム状に乾燥して顔料粒子を紙面に固着するので消
ゴムで消しても消去出来ない。しかしポリオキシエチレ
ン基を有する高分子分散剤を用いたインキでは、該分散
剤は油状乃至螺状のものでありトレーシングペーパー上
に固着せず唯載っかっているだけであるので消ゴムで消
した時、消去できる。
(実施例) 以下本発明による消去性インキ組成物を実施例ちついて
説明する。
実施例1 スペシャルブラック4A(デグサ社)       8
部ニッコールSMD−10(日光ケミカル)     
3〃グリセリン            10〃エチレ
ングリコール         20#ニューサイドS
−05(日本合成化学)0.1〃ベンゾトリアゾール 
        0.1〃水            
          58.8 〃上記配合にて黒色の
消字性インキを得た。
比較例1 スペシャルブラック4A(デグサ社)       8
部ディスコ−)N−14(第一工業製薬)    10
.7〃(スチレンマレイン酸共重合体のアンモニウム塩
)グリセリン            10〃エチレン
グリコール         20〃ニューサイドS−
05(日本合成化学)    0.1〃ベンゾトリアゾ
ール         0.1〃水         
             51.1〃実施例1で得た
インキでトレーシングペーパーに書いた字を消ゴムで消
去出来るが、比較例1では、消ゴムで消去出来ない。
実施例2 パーマネントレフFFGR(ヘキスト社)    10
部ディスコールR615(第一工業製薬>    16
.7〃グリセリン            10〃エチ
レングリコール         20〃ニューサイド
5−05(日本合成化学)    0.1〃ベンゾトリ
アゾール         0.1〃ベレフクス OT
P (花王アトラス)      0.2〃水    
                  42.9〃比較
例2 パーマネントレフFFGR(ヘキスト社)    10
部ジョンクリル61J(ジョンソン社)    9.8
〃グリセリン            10〃エチレン
グリコール         20〃ニューサイドS−
05(日本合成化学>    o、i〃ベンゾトリアゾ
ール         0.1〃ベレフクス OTP 
(花王アトラス)      0.2〃水      
                49.8 〃実施例
2で得たインキでトレーシングペーパーに書いた字を消
ゴムで消す事が出来るが比較例2では消す事が出来ない
実施例3 へりオゲンブルーL  6B75F  (BASF) 
        8部ニッコールR1020(日光ケミ
カル)      3〃グリセリン         
    5〃ジエチレングリコール         
5〃エチレングリコール         20〃ニュ
ーサイドS−05(日本合成化学)    0.IIベ
ンゾトリアゾール         0.1〃水   
                   58.8〃上
上記台にて青色の消去性インキを得た。
実施例3で得たインキでトレーシングペーパーに書いた
字を消すことが出来た。
(発明の効果) 分散剤としてポリオキシエチレン基を有する高分子分散
剤をもちいて顔料を分散させた消去性インキを用いる事
によって、経時安定性が良好で、トレシングペーパーに
作図して耐水性、耐光性に優れ、インキのにじみがない
すぐれた画線が得られ、しかも消ゴムで簡単に消去でき
修正が容易である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 顔料とポリオキシエチレン基を有する高分子分散剤と水
    及び水溶性有機溶剤とから少くともなる消去性インキ組
    成物
JP63099682A 1988-04-23 1988-04-23 消去性インキ組成物 Pending JPH01271470A (ja)

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JP63099682A JPH01271470A (ja) 1988-04-23 1988-04-23 消去性インキ組成物

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JP63099682A JPH01271470A (ja) 1988-04-23 1988-04-23 消去性インキ組成物

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5621021A (en) * 1992-02-07 1997-04-15 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Erasable writing ink composition

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59223769A (ja) * 1983-06-02 1984-12-15 Adogaa Kogyo Kk インク組成物

Patent Citations (1)

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JPS59223769A (ja) * 1983-06-02 1984-12-15 Adogaa Kogyo Kk インク組成物

Cited By (1)

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